JPH0430233Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0430233Y2 JPH0430233Y2 JP1986067964U JP6796486U JPH0430233Y2 JP H0430233 Y2 JPH0430233 Y2 JP H0430233Y2 JP 1986067964 U JP1986067964 U JP 1986067964U JP 6796486 U JP6796486 U JP 6796486U JP H0430233 Y2 JPH0430233 Y2 JP H0430233Y2
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- JP
- Japan
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- carriage
- roller
- reach
- carriage roller
- mast
- Prior art date
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000007115 recruitment Effects 0.000 description 1
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案はリーチ式フオークリフトに関するもの
であり、特に、マストの揺動(がたつき)、すな
わち横方向の水平移動および垂直軸線まわりの回
動の防止に関するものである。
であり、特に、マストの揺動(がたつき)、すな
わち横方向の水平移動および垂直軸線まわりの回
動の防止に関するものである。
従来の技術
リーチ式フオークリフトは、フオークの昇降を
案内するマストがリーチレールに案内されて車体
に対して移動させられるものであり、マストが車
体前方に取り付けられて車両の前後方向に移動さ
せられるリーチフオークリフトと、車体側方に取
り付けられて車両の左右方向に移動させられるサ
イドフオークリフトとがある。
案内するマストがリーチレールに案内されて車体
に対して移動させられるものであり、マストが車
体前方に取り付けられて車両の前後方向に移動さ
せられるリーチフオークリフトと、車体側方に取
り付けられて車両の左右方向に移動させられるサ
イドフオークリフトとがある。
このようなリーチ式フオークリフトにおいて
は、マストの下端部にフオークとは逆向きに延び
出す姿勢でキヤリツジが取り付けられるととも
に、そのキヤリツジのマストに近い基端部とマス
トから遠い自由端部との両外側面にそれぞれ基端
側キヤリツジローラと自由端側キヤリツジローラ
とが水平軸線まわりに回転可能に取り付けられ、
それらキヤリツジローラが車体に設けられた一対
のリーチレールによつて案内されるようになつて
いる。これらリーチレールはそれぞれ、垂直壁と
その上下両端からほぼ水平に延び出た一対のフラ
ンジとを備えて断面形状がコの字形を成し、車体
に互に平行にかつ対向して設けられており、両キ
ヤリツジローラはそれぞれコの字の内側に嵌入さ
せられ、上下両フランジにより案内されるのであ
る。
は、マストの下端部にフオークとは逆向きに延び
出す姿勢でキヤリツジが取り付けられるととも
に、そのキヤリツジのマストに近い基端部とマス
トから遠い自由端部との両外側面にそれぞれ基端
側キヤリツジローラと自由端側キヤリツジローラ
とが水平軸線まわりに回転可能に取り付けられ、
それらキヤリツジローラが車体に設けられた一対
のリーチレールによつて案内されるようになつて
いる。これらリーチレールはそれぞれ、垂直壁と
その上下両端からほぼ水平に延び出た一対のフラ
ンジとを備えて断面形状がコの字形を成し、車体
に互に平行にかつ対向して設けられており、両キ
ヤリツジローラはそれぞれコの字の内側に嵌入さ
せられ、上下両フランジにより案内されるのであ
る。
そして、上記のように構成されたリーチ式フオ
ークリフトにおいては、マストの揺動を防止する
ために、例えば実公昭59−31675号公報に記載さ
れているように、両キヤリツジローラの間に一対
のサイドローラを設けることが行われている。こ
れらサイドローラは、キヤリツジの側壁に螺合さ
れた一対のボルトによつて支持されたブラケツト
に垂直軸線まわりに回転可能に取り付けられると
ともに、リーチレールの垂直壁の内側面に当接さ
せられることにより、マストの揺動を防止するよ
うにされているのであり、上記ボルトを回転操作
してブラケツトをキヤリツジ側壁に直角な向きに
移動させられることにより、サイドローラの垂直
壁に対する位置が調整されるようになつている。
ークリフトにおいては、マストの揺動を防止する
ために、例えば実公昭59−31675号公報に記載さ
れているように、両キヤリツジローラの間に一対
のサイドローラを設けることが行われている。こ
れらサイドローラは、キヤリツジの側壁に螺合さ
れた一対のボルトによつて支持されたブラケツト
に垂直軸線まわりに回転可能に取り付けられると
ともに、リーチレールの垂直壁の内側面に当接さ
せられることにより、マストの揺動を防止するよ
うにされているのであり、上記ボルトを回転操作
してブラケツトをキヤリツジ側壁に直角な向きに
移動させられることにより、サイドローラの垂直
壁に対する位置が調整されるようになつている。
しかしながら、このように基端側キヤリツジロ
ーラと自由端側キヤリツジローラとの間に一対の
サイドローラを設けてマストの揺動を防止するよ
うにした場合、一対のサイドローラの軸間の距離
が十分ではなく、マストの垂直軸線まわりの回動
を十分に防止できないという問題があつた。
ーラと自由端側キヤリツジローラとの間に一対の
サイドローラを設けてマストの揺動を防止するよ
うにした場合、一対のサイドローラの軸間の距離
が十分ではなく、マストの垂直軸線まわりの回動
を十分に防止できないという問題があつた。
また、片側に必ず複数個のサイドローラを設け
ねばならず、それらの位置を調節するためには、
ボルトを回転操作してブラケツトを平行移動させ
ることが必要であつて機構が複雑であり、コスト
が高くなるという問題があつた。
ねばならず、それらの位置を調節するためには、
ボルトを回転操作してブラケツトを平行移動させ
ることが必要であつて機構が複雑であり、コスト
が高くなるという問題があつた。
そのため本願の出願人は、マストの揺動をより
確実に防止し、かつ、構造をより簡単にするため
に、自由端側キヤリツジローラを調節機構を介し
て軸心方向の位置調節可能に取り付けるととも
に、基端側キヤリツジローラの近傍にサイドロー
ラを垂直壁に対する位置調節可能に取り付け、そ
れら自由端部キヤリツジローラおよびサイドロー
ラをリーチレールの垂直壁に当接させることによ
りマストの揺動を防止することを試みた。
確実に防止し、かつ、構造をより簡単にするため
に、自由端側キヤリツジローラを調節機構を介し
て軸心方向の位置調節可能に取り付けるととも
に、基端側キヤリツジローラの近傍にサイドロー
ラを垂直壁に対する位置調節可能に取り付け、そ
れら自由端部キヤリツジローラおよびサイドロー
ラをリーチレールの垂直壁に当接させることによ
りマストの揺動を防止することを試みた。
このようにすれば、キヤリツジとリーチレール
の垂直壁との当接部間の距離が長くなり、マスト
の揺動が確実に防止されることとなる。また、自
由端側キヤリツジローラがマストの揺動を防止す
る役割も果たすことにより、サイドローラを1個
のみ設けるだけでよくなるための構造が簡単とな
り、サイドローラ調節機構の構造をサイドローラ
2個設ける場合に比較して簡単にし得ることとな
る。
の垂直壁との当接部間の距離が長くなり、マスト
の揺動が確実に防止されることとなる。また、自
由端側キヤリツジローラがマストの揺動を防止す
る役割も果たすことにより、サイドローラを1個
のみ設けるだけでよくなるための構造が簡単とな
り、サイドローラ調節機構の構造をサイドローラ
2個設ける場合に比較して簡単にし得ることとな
る。
考案が解決しようとする問題点
しかし、これら自由端側キヤリツジローラおよ
びサイドローラの位置調節は、それらローラをリ
ーチレールに嵌めたままの状態で行うため、作業
者にはローラが見えず、調節量を視覚では判断で
きないものであり、ローラと垂直壁との接触感覚
で判断せざるを得ない。この際、サイドローラに
は他部材の重量がかかつていないため軽く、感覚
で調節量がわかるのに対し、自由端側キヤリツジ
ローラにマスト、キヤリツジ等の重量がかかつて
いるため重く、調節操作がしづらい上、感覚では
接触具合を判断し難いという問題があつた。
びサイドローラの位置調節は、それらローラをリ
ーチレールに嵌めたままの状態で行うため、作業
者にはローラが見えず、調節量を視覚では判断で
きないものであり、ローラと垂直壁との接触感覚
で判断せざるを得ない。この際、サイドローラに
は他部材の重量がかかつていないため軽く、感覚
で調節量がわかるのに対し、自由端側キヤリツジ
ローラにマスト、キヤリツジ等の重量がかかつて
いるため重く、調節操作がしづらい上、感覚では
接触具合を判断し難いという問題があつた。
同様の問題は、自由端側キヤリツジローラと共
に、またはそれぞれに代えて基端側キヤリツジロ
ーラを軸方向位置調整可能とした場合にも生ず
る。
に、またはそれぞれに代えて基端側キヤリツジロ
ーラを軸方向位置調整可能とした場合にも生ず
る。
問題点を解決するための手段
本考案は上記の問題を解決するために、前記a
マストと、bキヤリツジと、c自由端側キヤリツ
ジローラおよび基端側キヤリツジローラと、d一
対のリーチレールとを備えたリーチ式フオークリ
フトにおいて、両キヤリツジローラの少なくとも
一方をキヤリツジに、その軸心方向の位置を調節
するキヤリツジローラ調節機構を介して取り付け
るとともに、そのキヤリツジローラの近傍に、キ
ヤリツジをリーチレールに対して微小量上昇させ
ることよりそのキヤリツジローラを前記下側のフ
ランジから浮き上がらせる持上機構を設けたもの
である。
マストと、bキヤリツジと、c自由端側キヤリツ
ジローラおよび基端側キヤリツジローラと、d一
対のリーチレールとを備えたリーチ式フオークリ
フトにおいて、両キヤリツジローラの少なくとも
一方をキヤリツジに、その軸心方向の位置を調節
するキヤリツジローラ調節機構を介して取り付け
るとともに、そのキヤリツジローラの近傍に、キ
ヤリツジをリーチレールに対して微小量上昇させ
ることよりそのキヤリツジローラを前記下側のフ
ランジから浮き上がらせる持上機構を設けたもの
である。
作用および効果
以上のように構成されたリーチ式フオークリフ
トにおいては、基端側キヤリツジローラおよび/
または自由端側キヤリツジローラの軸方向位置を
調節することにより、それらローラをリーチレー
ルの垂直壁に当接させ、マストの揺動を防止する
ことができる。したがつて、サイドローラの一部
または全部を省略することが可能となり、構造が
簡単となつてコストを低減させることができる。
トにおいては、基端側キヤリツジローラおよび/
または自由端側キヤリツジローラの軸方向位置を
調節することにより、それらローラをリーチレー
ルの垂直壁に当接させ、マストの揺動を防止する
ことができる。したがつて、サイドローラの一部
または全部を省略することが可能となり、構造が
簡単となつてコストを低減させることができる。
そして、キヤリツジローラの位置を調節する場
合には、持上機構によりキヤリツジローラを下側
のフランジから浮き上がらせれば、マスト、キヤ
リツジ等の重量は持上機構にかかり、キヤリツジ
ローラにかからなくなるため、調節機構にかかる
のはキヤリツジローラの重量のみであつて軽く、
調節操作そのもののが容易である上、キヤリツジ
ローラとリーチレール垂直壁との接触具合が明瞭
にわかり、キヤリツジローラが見えなくても感覚
で調節量が判断でき、調節操作を正確に行うこと
ができる。
合には、持上機構によりキヤリツジローラを下側
のフランジから浮き上がらせれば、マスト、キヤ
リツジ等の重量は持上機構にかかり、キヤリツジ
ローラにかからなくなるため、調節機構にかかる
のはキヤリツジローラの重量のみであつて軽く、
調節操作そのもののが容易である上、キヤリツジ
ローラとリーチレール垂直壁との接触具合が明瞭
にわかり、キヤリツジローラが見えなくても感覚
で調節量が判断でき、調節操作を正確に行うこと
ができる。
実施例
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第6図は本考案の一実施例であるリーチフオー
クリフトを示す図であり、図において10は車体
である。車体10の前側にはリーチレールとして
の一対のリーチレツグ12(図には片方のみ図
示)が設けられており、このリーチレツグ12に
フオーク14の昇降を案内するマスト16がキヤ
リツジ18を介して移動可能に取り付けられてい
る。フオーク14はマスト16に案内されて昇降
するリフトブラケツト19に車両前方側へ延び出
す状態で取り付けられており、マスト16と共に
移動させられる。20は操向輪を兼ねて車体10
に取り付けられた駆動輪であり、22は、リーチ
レツグ12の先端部の外側に回転自在に取り付け
られた前輪である。
クリフトを示す図であり、図において10は車体
である。車体10の前側にはリーチレールとして
の一対のリーチレツグ12(図には片方のみ図
示)が設けられており、このリーチレツグ12に
フオーク14の昇降を案内するマスト16がキヤ
リツジ18を介して移動可能に取り付けられてい
る。フオーク14はマスト16に案内されて昇降
するリフトブラケツト19に車両前方側へ延び出
す状態で取り付けられており、マスト16と共に
移動させられる。20は操向輪を兼ねて車体10
に取り付けられた駆動輪であり、22は、リーチ
レツグ12の先端部の外側に回転自在に取り付け
られた前輪である。
上記一対のリーチレツグ12はそれぞれ、第5
図に示されるように、垂直壁24と、その上下両
端からほぼ水平に延び出させられた上フランジ2
6および下フランジ28とを備えて断面形状がコ
の字形を成し、互に平行にかつ対向して配設され
ている。また、各リーチレツグ12の垂直壁24
の内側面の上部には、それ内側面から僅かに突出
させられた突条部30がリーチレツグ12の長手
方向に沿つて設けられている。
図に示されるように、垂直壁24と、その上下両
端からほぼ水平に延び出させられた上フランジ2
6および下フランジ28とを備えて断面形状がコ
の字形を成し、互に平行にかつ対向して配設され
ている。また、各リーチレツグ12の垂直壁24
の内側面の上部には、それ内側面から僅かに突出
させられた突条部30がリーチレツグ12の長手
方向に沿つて設けられている。
また、前記キヤリツジ18は、第3図に示され
るように、水平方向に配設された連結板34と、
L字形を成し、連結板34の車両前後方向に延び
る両側縁にそれぞれ固定された側壁36(第7図
参照)とを備えて成り、マスト16の下端部にフ
オーク14とは逆向きに延び出す姿勢で固定され
ている。側壁36は、第3図から明らかなよう
に、連結板34に固定プレート38と、L字形を
成し、プレート38とマスト16との外面に固定
されたプレート40とから成つている。なお、第
3図には、キヤリツジ18およびマスト16の説
明に必要な部分のみが取り出され、他の部分は省
略した状態が示されている。
るように、水平方向に配設された連結板34と、
L字形を成し、連結板34の車両前後方向に延び
る両側縁にそれぞれ固定された側壁36(第7図
参照)とを備えて成り、マスト16の下端部にフ
オーク14とは逆向きに延び出す姿勢で固定され
ている。側壁36は、第3図から明らかなよう
に、連結板34に固定プレート38と、L字形を
成し、プレート38とマスト16との外面に固定
されたプレート40とから成つている。なお、第
3図には、キヤリツジ18およびマスト16の説
明に必要な部分のみが取り出され、他の部分は省
略した状態が示されている。
上記プレート40と38との互に離れた側の各
端部、すなわち側壁36のマスト16に近い基端
部42とマスト16から遠く自由端部44との両
外側面には、それぞれ基端側キヤリツジローラ4
6と自由端側キヤリツジローラ48と水平軸線の
まわりに回転可能に取り付けられている。これら
キヤリツジローラ46,48は、第5図に自由端
側キヤリツジローラ48を代表的に示すように、
リーチレツグ12の上フランジ26と下フランジ
28との間にそれぞれライニング50を介して案
内されるのであるが、基端側キヤリツジローラ4
6はプレート40の位置固定に、かつ、リーチレ
ツグ12に嵌め入れられたとき、その外端面と垂
直壁24との間に隙間が生ずるように取り付けら
れているのに対し、自由端側キヤリツジローラ4
8は、プレート38に軸心方向に位置が調節可能
に取り付けられ、その外端面が前記突条部30に
当接するようにされている。
端部、すなわち側壁36のマスト16に近い基端
部42とマスト16から遠く自由端部44との両
外側面には、それぞれ基端側キヤリツジローラ4
6と自由端側キヤリツジローラ48と水平軸線の
まわりに回転可能に取り付けられている。これら
キヤリツジローラ46,48は、第5図に自由端
側キヤリツジローラ48を代表的に示すように、
リーチレツグ12の上フランジ26と下フランジ
28との間にそれぞれライニング50を介して案
内されるのであるが、基端側キヤリツジローラ4
6はプレート40の位置固定に、かつ、リーチレ
ツグ12に嵌め入れられたとき、その外端面と垂
直壁24との間に隙間が生ずるように取り付けら
れているのに対し、自由端側キヤリツジローラ4
8は、プレート38に軸心方向に位置が調節可能
に取り付けられ、その外端面が前記突条部30に
当接するようにされている。
プレート38の外側面には、第1図に示される
ように、ボス部材54が固定されており、このボ
ス部材54には、プレート38に形成された貫通
孔56を通つて側壁36の内側からねじ部材58
が螺合されている。ねじ部材58の貫通孔56側
へ突出端部にはロツクナツト60が螺合され、ボ
ス部材54に固定される一方、ボス部材54から
の突出端部には、そのねじ部より大径の頭部62
が設けられている。この頭部62は、有底円筒状
を成し、ボス部材54に嵌合された支持部材64
の底壁の内側面に固定されており、支持部材64
の外側には、ベアリング66を介して自由端側キ
ヤリツジローラ48が軸方向に移動不能かつ回転
可能に嵌合されている。
ように、ボス部材54が固定されており、このボ
ス部材54には、プレート38に形成された貫通
孔56を通つて側壁36の内側からねじ部材58
が螺合されている。ねじ部材58の貫通孔56側
へ突出端部にはロツクナツト60が螺合され、ボ
ス部材54に固定される一方、ボス部材54から
の突出端部には、そのねじ部より大径の頭部62
が設けられている。この頭部62は、有底円筒状
を成し、ボス部材54に嵌合された支持部材64
の底壁の内側面に固定されており、支持部材64
の外側には、ベアリング66を介して自由端側キ
ヤリツジローラ48が軸方向に移動不能かつ回転
可能に嵌合されている。
自由端側キヤリツジローラ48は、ねじ部材5
8にロツクナツト60が螺合されることによりボ
ス部材54に固定されているが、ロツクナツト6
0を緩め、ねじ部材58の貫通孔56に突出する
側の端部に形成された四角穴68に工具を係合し
てねじ部材58を回転させることにより、支持部
材64が軸方向に移動させらるとともに、自由端
側キヤリツジローラ48が軸方向に移動させら
れ、その垂直壁24に対する位置が調節される。
この調節作業はローラ48をリーチレツグ12に
嵌めたままで行い、作業者はキヤリツジローラ4
8の垂直壁24に対する接触具合により調節量を
判断し、ローラ48の外端面が垂直壁24の突条
部30に適切な状態で当接するように調節する。
このように本実施例においては、ボス部材54,
ねじ部材58、支持部材64等がキヤリツジロー
ラ調節機構を構成しているのである。
8にロツクナツト60が螺合されることによりボ
ス部材54に固定されているが、ロツクナツト6
0を緩め、ねじ部材58の貫通孔56に突出する
側の端部に形成された四角穴68に工具を係合し
てねじ部材58を回転させることにより、支持部
材64が軸方向に移動させらるとともに、自由端
側キヤリツジローラ48が軸方向に移動させら
れ、その垂直壁24に対する位置が調節される。
この調節作業はローラ48をリーチレツグ12に
嵌めたままで行い、作業者はキヤリツジローラ4
8の垂直壁24に対する接触具合により調節量を
判断し、ローラ48の外端面が垂直壁24の突条
部30に適切な状態で当接するように調節する。
このように本実施例においては、ボス部材54,
ねじ部材58、支持部材64等がキヤリツジロー
ラ調節機構を構成しているのである。
また、プレート38の自由端側キヤリツジロー
ラ48が取り付けられた部分に隣接する位置に
は、ボス部材70が嵌合固定されている。ボス部
材70はプレート38からリーチレツグ12側に
延び出させられており、その内部には軸部材72
が回転可能に挿通されている。軸部材72の一端
部には大径のフランジ74が形成されるととも
に、他端部が雄ねじ部76とされており、この雄
ねじ部76に螺合されたナツト78とフランジ7
4とによりガス部材70を強く挟むことによつて
軸部材72の回転を防止し得るようにされてい
る。また、雄ねじ部76の端面には工具係合用の
四角部80が形成されている。
ラ48が取り付けられた部分に隣接する位置に
は、ボス部材70が嵌合固定されている。ボス部
材70はプレート38からリーチレツグ12側に
延び出させられており、その内部には軸部材72
が回転可能に挿通されている。軸部材72の一端
部には大径のフランジ74が形成されるととも
に、他端部が雄ねじ部76とされており、この雄
ねじ部76に螺合されたナツト78とフランジ7
4とによりガス部材70を強く挟むことによつて
軸部材72の回転を防止し得るようにされてい
る。また、雄ねじ部76の端面には工具係合用の
四角部80が形成されている。
上記軸部材72のフランジ74が設けられた側
の端面からは、第2図に示されるように、軸部材
72の軸心に対して偏心した軸心を有する偏心軸
部82が突出させられており、この偏心軸部82
にはローラ84が回転可能に取り付けられてい
る。ローラ84は、軸部材72に対して偏心させ
られていることのなるのであり、その外周面の軸
部材72の軸心からの最短距離Aが、第8図に示
されるように、自由端側キヤリツジローラ48が
下フランジ28の内側面86に当接した状態にお
ける軸部材72の軸心と内側面86との距離Bよ
り短く、また、軸部材72の軸心からの最短距離
Cが距離Bより長くなるように設けられている。
偏心軸部82およびローラ84がカム部を、また
ローラ84の外周面がカム面88を構成している
のである。
の端面からは、第2図に示されるように、軸部材
72の軸心に対して偏心した軸心を有する偏心軸
部82が突出させられており、この偏心軸部82
にはローラ84が回転可能に取り付けられてい
る。ローラ84は、軸部材72に対して偏心させ
られていることのなるのであり、その外周面の軸
部材72の軸心からの最短距離Aが、第8図に示
されるように、自由端側キヤリツジローラ48が
下フランジ28の内側面86に当接した状態にお
ける軸部材72の軸心と内側面86との距離Bよ
り短く、また、軸部材72の軸心からの最短距離
Cが距離Bより長くなるように設けられている。
偏心軸部82およびローラ84がカム部を、また
ローラ84の外周面がカム面88を構成している
のである。
上記ローラ84は、通常は第8図に示されるよ
うに内側面86から離間させられ、自由端側キヤ
リツジローラ48がフランジ28の内側面に当接
するようにされている。そして、この状態から軸
部材72を回転させれば、第9図に示されるよう
に、カム面88の内側面86に対向する部分の軸
部材72の軸心からの距離が前記距離Aより長い
部分が内側面86に当接し、キヤリツジ18がリ
ーチレツグ12に対して微小量上昇させられ、自
由端側キヤリツジローラ48が内側面86から浮
き上がらされることとなる。本実施例において
は、軸部材72、偏心軸部82、ローラ84等が
持上機構を構成しているのである。なお、第8図
および第9図には、説明をわかり易くするため
に、自由端側キヤリツジローラ48と上下各フラ
ンジ26,28との隙間が拡大して示されてい
る。
うに内側面86から離間させられ、自由端側キヤ
リツジローラ48がフランジ28の内側面に当接
するようにされている。そして、この状態から軸
部材72を回転させれば、第9図に示されるよう
に、カム面88の内側面86に対向する部分の軸
部材72の軸心からの距離が前記距離Aより長い
部分が内側面86に当接し、キヤリツジ18がリ
ーチレツグ12に対して微小量上昇させられ、自
由端側キヤリツジローラ48が内側面86から浮
き上がらされることとなる。本実施例において
は、軸部材72、偏心軸部82、ローラ84等が
持上機構を構成しているのである。なお、第8図
および第9図には、説明をわかり易くするため
に、自由端側キヤリツジローラ48と上下各フラ
ンジ26,28との隙間が拡大して示されてい
る。
さらに、前記プレート40の外側面には、第3
図および第4図に示されているように、ブラケツ
ト100および軸102によつて支持ブラケツト
104が垂直軸線まわりに回動可能に取り付けら
れている。支持ブラケツト104は、断面形状が
矩形のブロツク状を成し、その一端部は前記基端
側キヤリツジローラ46の近傍まで延び出てお
り、その先端部にはサイドローラ106が垂直な
軸108のまわりに回転可能に取り付けられてい
る。支持ブラケツト104の他端部は、前記マス
ト16から外れた位置、すなわち車両左右方向に
おいてマスト16と一直線上に並ばない位置まで
延び出ており、その先端部には、側壁36に設け
られた段付の貫通孔110の挿通されたねじ部材
112が連結されている。ねじ部材112は、そ
の貫通孔110の大径孔部内に位置する端部に、
自由な回転を防止するフリクシヨンリングを備え
たナツト104が螺合されることにより側壁36
に連結される一方、その側壁36から外方へ突出
した端部には、円筒部116がその中心線が垂直
方向に位置するように設けられており、その円筒
部116が支持ブラケツト104に嵌合された垂
直な軸118に回動可能に嵌合されることにより
支持ブラケツト104に連結されているのであ
る。
図および第4図に示されているように、ブラケツ
ト100および軸102によつて支持ブラケツト
104が垂直軸線まわりに回動可能に取り付けら
れている。支持ブラケツト104は、断面形状が
矩形のブロツク状を成し、その一端部は前記基端
側キヤリツジローラ46の近傍まで延び出てお
り、その先端部にはサイドローラ106が垂直な
軸108のまわりに回転可能に取り付けられてい
る。支持ブラケツト104の他端部は、前記マス
ト16から外れた位置、すなわち車両左右方向に
おいてマスト16と一直線上に並ばない位置まで
延び出ており、その先端部には、側壁36に設け
られた段付の貫通孔110の挿通されたねじ部材
112が連結されている。ねじ部材112は、そ
の貫通孔110の大径孔部内に位置する端部に、
自由な回転を防止するフリクシヨンリングを備え
たナツト104が螺合されることにより側壁36
に連結される一方、その側壁36から外方へ突出
した端部には、円筒部116がその中心線が垂直
方向に位置するように設けられており、その円筒
部116が支持ブラケツト104に嵌合された垂
直な軸118に回動可能に嵌合されることにより
支持ブラケツト104に連結されているのであ
る。
サイドローラ106のリーチレツグ12の垂直
壁24から離間する向きの移動は、ナツト114
の側壁36への当接によつて阻止されるのである
が、このナツト114を回転操作することによ
り、支持ブラケツト104が軸102のまわりに
回動させられ、サイドローラ106が垂直壁24
に対して接近・離間させられるのであり、作業者
はサイドローラ106が適切な状態で垂直壁24
に当接するようにナツト114を操作する。この
ような本実施例においては、上記支持ブラケツト
104、ねじ部材112、ナツト114がサイド
ローラ調節機構を構成しているのであり、サイド
ローラ106は自由端側キヤリツジローラ48と
共にキヤリツジ18を車両左右方向において位置
決めし、マスト16の揺動を防止するようにされ
ている。
壁24から離間する向きの移動は、ナツト114
の側壁36への当接によつて阻止されるのである
が、このナツト114を回転操作することによ
り、支持ブラケツト104が軸102のまわりに
回動させられ、サイドローラ106が垂直壁24
に対して接近・離間させられるのであり、作業者
はサイドローラ106が適切な状態で垂直壁24
に当接するようにナツト114を操作する。この
ような本実施例においては、上記支持ブラケツト
104、ねじ部材112、ナツト114がサイド
ローラ調節機構を構成しているのであり、サイド
ローラ106は自由端側キヤリツジローラ48と
共にキヤリツジ18を車両左右方向において位置
決めし、マスト16の揺動を防止するようにされ
ている。
このように本実施例のリーチフオークリフトに
おいては、自由端側キヤリツジローラ48および
サイドローラ106がリーチレツグ12に当接す
るようにされているのであるが、これらローラ4
8,106の垂直壁24に対する位置の調節はリ
ーチレツグ12に嵌め入れられたままで行われ
る。サイドローラ106の位置調節は、上記のよ
うにナツト114を回動操作することにより行わ
れるのに対し、自由端側キヤリツジローラ48の
位置調節は次のようにして行われる。非調節時に
は、第8図に示されるように、持上機構のローラ
84が下フランジ28の内側面86から離間させ
られ、自由端側キヤリツジローラ48が内側面8
6に当接するようにされている。位置調節時に
は、まず、軸部材72の雄ねじ部76に螺合され
たナツト78を緩めた上、四角部80に工具を係
合して軸部材72を自由端側キヤリツジローラ4
8が内側面86から浮き上がるまで回転させ、ナ
ツト78を締め付けて固定する。そして、この状
態においてキヤリツジローラ調節機構のねじ部材
58を回転させ、自由端側キヤリツジローラ48
を移動させてその位置を調節するのが、この際、
マスト16、キヤリツジ18等の重量はローラ8
4により受けられ、自由端側キヤリツジローラ4
8にはかかつていないため、ねじ部材58にかか
るのはローラ48の重量のみであり、その回転操
作が容易であるとともに、作業者はローラ48が
見えなくてもローラ48と垂直壁24との当接を
明確に知ることができる。したがつて、ローラ4
8の外端面が突条部30に軽く当接するか、また
は僅かに離れた最適の状態に正確に調節すること
ができるのである。
おいては、自由端側キヤリツジローラ48および
サイドローラ106がリーチレツグ12に当接す
るようにされているのであるが、これらローラ4
8,106の垂直壁24に対する位置の調節はリ
ーチレツグ12に嵌め入れられたままで行われ
る。サイドローラ106の位置調節は、上記のよ
うにナツト114を回動操作することにより行わ
れるのに対し、自由端側キヤリツジローラ48の
位置調節は次のようにして行われる。非調節時に
は、第8図に示されるように、持上機構のローラ
84が下フランジ28の内側面86から離間させ
られ、自由端側キヤリツジローラ48が内側面8
6に当接するようにされている。位置調節時に
は、まず、軸部材72の雄ねじ部76に螺合され
たナツト78を緩めた上、四角部80に工具を係
合して軸部材72を自由端側キヤリツジローラ4
8が内側面86から浮き上がるまで回転させ、ナ
ツト78を締め付けて固定する。そして、この状
態においてキヤリツジローラ調節機構のねじ部材
58を回転させ、自由端側キヤリツジローラ48
を移動させてその位置を調節するのが、この際、
マスト16、キヤリツジ18等の重量はローラ8
4により受けられ、自由端側キヤリツジローラ4
8にはかかつていないため、ねじ部材58にかか
るのはローラ48の重量のみであり、その回転操
作が容易であるとともに、作業者はローラ48が
見えなくてもローラ48と垂直壁24との当接を
明確に知ることができる。したがつて、ローラ4
8の外端面が突条部30に軽く当接するか、また
は僅かに離れた最適の状態に正確に調節すること
ができるのである。
また、本リーチフオークリフトにおいては、自
由端側キヤリツジローラ48とサイドローラ10
6とがリーチレツグ12の垂直壁24の内側面に
当接することによつてマスト16の揺動が防止さ
れるようになつており、これらキヤリツジローラ
48とサイドローラ106とは、それぞれ側壁3
6の自由端側と基端側近傍とに設けられてキヤリ
ツジ18を安定した状態で位置決めし得るように
されており、マスト16の揺動が確実に防止され
ることとなる。
由端側キヤリツジローラ48とサイドローラ10
6とがリーチレツグ12の垂直壁24の内側面に
当接することによつてマスト16の揺動が防止さ
れるようになつており、これらキヤリツジローラ
48とサイドローラ106とは、それぞれ側壁3
6の自由端側と基端側近傍とに設けられてキヤリ
ツジ18を安定した状態で位置決めし得るように
されており、マスト16の揺動が確実に防止され
ることとなる。
さらに、本リーチフオークリフトにおいては自
由端側キヤリツジローラ48がサイドローラを兼
ねており、両キヤリツジローラ48の間にはサイ
ドローラ1個設けられているのみであり、そのサ
イドローラ106の位置調節は支持ブラケツト1
04を回動させることにより行うことができ、サ
イドローラ調節機構の構造が簡単であり、調節操
作も容易に行うことができる。
由端側キヤリツジローラ48がサイドローラを兼
ねており、両キヤリツジローラ48の間にはサイ
ドローラ1個設けられているのみであり、そのサ
イドローラ106の位置調節は支持ブラケツト1
04を回動させることにより行うことができ、サ
イドローラ調節機構の構造が簡単であり、調節操
作も容易に行うことができる。
さらにまた、自由端側キヤリツジローラ48
は、フオーク14に荷物が載せられた状態では上
側のランニング50および上フランジ26に沿つ
て転動するのであるが、自由端側キヤリツジロー
ラ48の外端面はこの上フランジ26に近傍に設
けられた突条部30に当接するため、転勤時にお
ける外端面と突条部30との滑りが小さくて済
み、両者の摩擦が小さくて済む。
は、フオーク14に荷物が載せられた状態では上
側のランニング50および上フランジ26に沿つ
て転動するのであるが、自由端側キヤリツジロー
ラ48の外端面はこの上フランジ26に近傍に設
けられた突条部30に当接するため、転勤時にお
ける外端面と突条部30との滑りが小さくて済
み、両者の摩擦が小さくて済む。
なお、上記実施例においては、自由端側キヤリ
ツジローラ48のみが軸心方向の位置調節可能と
されてサイドローラ106と共にキヤリツジ18
の横方向の位置決めを行う役割を果たすようにさ
れていたが、基端側キヤリツジローラ46をも軸
心方向の位置調節可能とし、両キヤリツジローラ
46,48をリーチレツグ12の垂直壁24に当
接させるようにしてもよい。このようにすればサ
イドローラを設けなくてもよくなり、部品点数が
少なくて済み、キヤリツジ側壁周辺の構造が更に
簡単になる。
ツジローラ48のみが軸心方向の位置調節可能と
されてサイドローラ106と共にキヤリツジ18
の横方向の位置決めを行う役割を果たすようにさ
れていたが、基端側キヤリツジローラ46をも軸
心方向の位置調節可能とし、両キヤリツジローラ
46,48をリーチレツグ12の垂直壁24に当
接させるようにしてもよい。このようにすればサ
イドローラを設けなくてもよくなり、部品点数が
少なくて済み、キヤリツジ側壁周辺の構造が更に
簡単になる。
また、上記実施例においては、ローラ84がカ
ム部を構成していたが、ローラに限られず、例え
ば半径が漸変する扇形状の部材を軸部分に固定し
てカム部を構成するなど、そのカム面が、前述の
ようにキヤリツジローラが内側面86に当接した
状態においては内側面86から離間し、また、キ
ヤリツジローラを内側面86から離間させるのに
足るように構成されている部材であれば採用が可
能である。
ム部を構成していたが、ローラに限られず、例え
ば半径が漸変する扇形状の部材を軸部分に固定し
てカム部を構成するなど、そのカム面が、前述の
ようにキヤリツジローラが内側面86に当接した
状態においては内側面86から離間し、また、キ
ヤリツジローラを内側面86から離間させるのに
足るように構成されている部材であれば採用が可
能である。
さらに、持上機構は上記実施例の態様のものに
限られず、例えば、キヤリツジ側壁36にその側
壁36の内側から斜め下向きにボルトを螺合し、
そのボルト回転操作し、ボルトの先端を下フラン
ジ28の内側面86に当接させることによりキヤ
リツジ18を上昇させ、自由端側キヤリツジロー
ラ48を浮き上がらせるようにすることが可能で
ある。
限られず、例えば、キヤリツジ側壁36にその側
壁36の内側から斜め下向きにボルトを螺合し、
そのボルト回転操作し、ボルトの先端を下フラン
ジ28の内側面86に当接させることによりキヤ
リツジ18を上昇させ、自由端側キヤリツジロー
ラ48を浮き上がらせるようにすることが可能で
ある。
その他、いちいち例示することはしないが、キ
ヤリツジローラ調節機構、サイドローラ調節機
構、持上機構等の当業者の知識に基づいて種々の
変形、改良を施した態様で本考案を実施すること
ができる。
ヤリツジローラ調節機構、サイドローラ調節機
構、持上機構等の当業者の知識に基づいて種々の
変形、改良を施した態様で本考案を実施すること
ができる。
第1図は本考案の一実施例であるリーチフオー
クリフトにおける自由端側キヤリツジローラおよ
び持上機構を示す平面断面図であり、第2図はそ
の持上機構を示す側面断面図である。第3図は上
記リーチフオークリフトのキヤリツジを取り出
し、簡略にして示す平面図(一部断面)である。
第4図は上記キヤリツジに取り付けられた支持ブ
ラケツトを取り出して示す正面図である。第5図
はキヤリツジローラがリーチレツグに嵌入させら
れた状態を示す正面図である。第6図は上記リー
チフオークリフトを概略的に示す正面図であり、
第7図はそのフオークリフトにおけるマスト下部
を示す正面図である。第8図は上記フオークリフ
トにおいて自由端側キヤリツジローラがリーチレ
ツグ12の下フランジの内側面に当接した状態を
持上機構のローラと共に示す図であり、第9図は
その自由端側キヤリツジローラが上記内側面から
浮き上がつた状態を示す図である。 12……リーチレツグ、14……フオーク、1
6……マスト、18……キヤリツジ、24……垂
直壁、26……上フランジ、28……下フラン
ジ、30……突条部、36……側壁、42……基
端部、44……自由端側、46……基端側キヤリ
ツジローラ、48……自由端側キヤリツジロー
ラ、54……ボス部材、58……ねじ部材、64
……支持部材、70……ボス部材、72……軸部
材、82……偏心軸部、84……ローラ、86…
…内側面、88……カム面、102……軸、10
4……支持ブラケツト、106……サイドロー
ラ、108……軸、112……ねじ部材、114
……ナツト。
クリフトにおける自由端側キヤリツジローラおよ
び持上機構を示す平面断面図であり、第2図はそ
の持上機構を示す側面断面図である。第3図は上
記リーチフオークリフトのキヤリツジを取り出
し、簡略にして示す平面図(一部断面)である。
第4図は上記キヤリツジに取り付けられた支持ブ
ラケツトを取り出して示す正面図である。第5図
はキヤリツジローラがリーチレツグに嵌入させら
れた状態を示す正面図である。第6図は上記リー
チフオークリフトを概略的に示す正面図であり、
第7図はそのフオークリフトにおけるマスト下部
を示す正面図である。第8図は上記フオークリフ
トにおいて自由端側キヤリツジローラがリーチレ
ツグ12の下フランジの内側面に当接した状態を
持上機構のローラと共に示す図であり、第9図は
その自由端側キヤリツジローラが上記内側面から
浮き上がつた状態を示す図である。 12……リーチレツグ、14……フオーク、1
6……マスト、18……キヤリツジ、24……垂
直壁、26……上フランジ、28……下フラン
ジ、30……突条部、36……側壁、42……基
端部、44……自由端側、46……基端側キヤリ
ツジローラ、48……自由端側キヤリツジロー
ラ、54……ボス部材、58……ねじ部材、64
……支持部材、70……ボス部材、72……軸部
材、82……偏心軸部、84……ローラ、86…
…内側面、88……カム面、102……軸、10
4……支持ブラケツト、106……サイドロー
ラ、108……軸、112……ねじ部材、114
……ナツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フオークの昇降を案内するマストと、 そのマストの下端部に、そのマストから前記
フオークとは逆向きに延び出す姿勢で取り付け
られたキヤリツジと、 そのキヤリツジの前記マストに近い基端部と
マストから遠い自由端部との両外側面にそれぞ
れ水平軸線のまわりに回転可能に取付けられた
基端側キヤリツジローラおよび自由端側キヤリ
ツジローラと、 それぞれ垂直壁とその上下両端からほぼ水平
に延び出た一対のフランジとを備えて断面形状
がコの字形を成し、互いに平行にかつ対向して
配設されて、前記基端側キヤリツジローラおよ
び自由端側キヤリツジローラを案内する一対の
リーチレールと を備えたリーチ式フオークリフトにおいて、 前記両キヤリツジローラの少なくとも一方を
前記キヤリツジに、その軸心方向の位置を調節
するキヤリツジローラ調節機構を介して取り付
けるとともに、そのキヤリツジローラの近傍
に、前記キヤリツジを前記リーチレールに対し
て微小量上昇させることによりそのキヤリツジ
ローラを前記下側のフランジから浮き上がらせ
る持上機構を設けたことを特徴とするリーチ式
フオークリフト。 (2) 前記持上機構が、前記キヤリツジの側壁に水
平軸線まわりに回転可能かつリーチレール側に
延び出す姿勢で取り付けられた軸部材と、その
軸部材の前記リーチレール側への突出端部に設
けられ、前記軸部材の軸心からの距離が、前記
キヤリツジローラが前記下側のフランジの内側
面に当接した状態における前記軸部材の軸心と
前記内側面との距離より短い距離から長い距離
まで連続して変化するカム面を有するカム部と
を備え、前記軸部材の回転操作に伴つて前記キ
ヤリツジローラを浮き上がらせるものである実
用新案登録請求の範囲第1項記載のリーチ式フ
オークリフト。 (3) 前記キヤリツジローラ調節機構が、前記キヤ
リツジの側壁の外側面に突設されたボス部と、
そのボス部にキヤリツジ側壁の内側から螺合さ
れたねじ部材と、有底円筒状を成し、前記ボス
部に軸方向に移動可能に嵌合されるとともに、
その底壁の内側面において前記ねじ部材のボス
部からの突出端部に固定された支持部材とを備
え、前記自由端側キヤリツジローラがその支持
部材に回転可能かつ軸方向に移動不能に取り付
けられており、前記ねじ部材に回転操作により
自由端側キヤリツジローラの軸方向における位
置が調節される実用新案登録請求の範囲第1項
記載のリーチ式フオークリフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986067964U JPH0430233Y2 (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986067964U JPH0430233Y2 (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62179297U JPS62179297U (ja) | 1987-11-13 |
JPH0430233Y2 true JPH0430233Y2 (ja) | 1992-07-21 |
Family
ID=30907350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986067964U Expired JPH0430233Y2 (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0430233Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5543756B2 (ja) * | 1976-08-16 | 1980-11-07 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5543756U (ja) * | 1978-09-13 | 1980-03-21 | ||
JPS57111793U (ja) * | 1980-12-26 | 1982-07-10 | ||
JPS59146398U (ja) * | 1983-03-18 | 1984-09-29 | 小松フオ−クリフト株式会社 | リ−チフオ−クリフトトラツクにおけるマスト部支え用ロ−ラの調整装置 |
-
1986
- 1986-05-06 JP JP1986067964U patent/JPH0430233Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5543756B2 (ja) * | 1976-08-16 | 1980-11-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62179297U (ja) | 1987-11-13 |
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