JPH065891Y2 - 輪転印刷機のインキロ−ラの交換装置 - Google Patents

輪転印刷機のインキロ−ラの交換装置

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JPH065891Y2
JPH065891Y2 JP1986094536U JP9453686U JPH065891Y2 JP H065891 Y2 JPH065891 Y2 JP H065891Y2 JP 1986094536 U JP1986094536 U JP 1986094536U JP 9453686 U JP9453686 U JP 9453686U JP H065891 Y2 JPH065891 Y2 JP H065891Y2
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JP
Japan
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roller
rail
ink roller
shaft
boss
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JP1986094536U
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English (en)
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JPS63840U (ja
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昭和 瀬尾
光直 三宅
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、輪転印刷機、枚葉印刷機等のインキローラの
取付・取外しに適用される。
〔従来の技術〕
(1)第4図に示すようにインキローラはローラ1とシャ
フト2および3からなり、あらかじめフレームの軸受部
に組みこまれ往復駆動装置4、駆動歯車5が取りつけて
ある。
(2)ローラ1を組み付ける時には、フランジ2aおよび
3aのインロー部2bおよび3bの長さ以上にシャフト
2および3をローラ1よりはなしシャフト2および3の
フランジ2aと3aの面間距離はローラ1が入る間隔と
しなければならない。
(3)第5図及び第6図に示すようにローラ1の表面に傷
がつかないように、ロープ等によりローラ1を吊り上げ
所定の位置(ローラ取付位置)まで手作業で移動させて
いる。
(4)ローラ1とシャフト2および3との位置を合わせな
がら、芯振れを規定値以上に納めてフランジ2a,3aをボ
ルト7で固定している。この時インロー部2bと3bを
利用するが芯合はせは容易でない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
(1)シャフト2には往復駆動装置4が、シャフト3には
駆動用歯車5がついているので、シャフト2および3の
軸方向の移動が容易でなく、時間がかかる。(第4図参
照) (2)インロー2b及び3bはあるが、フランジ2a及び
3aの端面をローラ1の端面に合わせ、ボルト7で固定
するだけなので、芯出し調整が困難である。
(3)ローラ1をロープで吊るため、チェーンブロック又
はクレーンが必要であり玉掛け作業は熟練者でないと危
険である。
(4)従ってローラ1の交換に時間がかかる。
〔問題点を解決するための手段〕
(1)シャフトを軸方向に移動させずにローラを組付け位
置から抜き取ったり入れこんだりする方式とする。
(2)このインキローラ分割型支持装置に併用して本考案
インキローラ交換装置を使用する。
(3)インキローラ交換装置はタンバックルとレールを組
合わせ、レールを傾けられるようにする。
(4)タンバックルにストッパをもうける。
(5)レールを軸方向にうごかせるようにレール支持軸と
レールボスの間にスキマを設ける。
(6)ガイドを設けてローラを組む時の位置合せに使用し
たこと。
〔使用〕
(1)ターンバックルでレールの傾きを自由に調整出来る
ので、ローラを持ち上げたのち、所定位置より取出すこ
とが出来る。特に取出し時レールが水平になっているの
で手で容易にローラをころがせる。
(2)ターンバックルをまわしすぎてもターンバックルの
ネジが外れない。
(3)ローラの停止位置に合わせてレールを軸方向に移動
させることが出来る。
〔実施例〕
第1図にローラ1の両端にボス1aがあり、これを支え
るシャフト2および3にある軸受部を2分割して上部に
あるキャップ2c,3cを外すことにより、シャフト2およ
び3を軸方向に動かさずにローラ1を取出せるような構
造とするとともに第2図に示すインキローラ交換装置の
レール17と押え金具19がはいる溝1b,1b′を設けて
いる。インキローラ交換装置はターンバックルとレール
が主体で、第3図に示すように操作側フレームと駆動側
フレームを結びつけているビームにブラケット11を取
りつけ、これに第2図に示すようにターンバックルを構
成する接続金具12、調整ネジ13、バー14、ストッ
パ15および接続金具16を組みつける。接続金具16
の軸16aはレールのボス17aに嵌り込んでいる。ま
たレール17のボス17bはフレームに固定されたブラ
ケット20にある軸20aに嵌り込み、レール17は軸
20aを中心として回転するようになっているので、バ
ー14で調整ネジ13をまわすとレール17は傾く。ま
た調整ネジ13をまわし過ぎてもストッパ15がついて
いるので調整ネジ13は接続金具12および16より外
れることはない。
第3図に示すように接続金具16とブラケット20の軸
16aと20aにはレール17のボス17aと17bと
の間に、それぞれ、スキマが設けてあり、レール17は
左右方向に移動出来る。ローラ1は回転しながら左右方
向に揺動するので、停止時に左右方向の任意の位置をと
り停止する。このためインキローラ交換装置を、停止し
たローラ1の位置に応じて移動させねばならない。上述
のスキマがこの移動を可能にする。
レール17には押え具19が取付くようになっており
(第2および第3図参照)第1図に示すローラ1にある
溝1b,1b′にはまり込み、ローラ1がレール17を水平
に傾けても転がり出ることはない。
またガイド18はブラケット20の軸20aとボルト2
1とに支えられ、第1図にあるシャフト2および3の軸
2dおよび3dの部分にあてられボルト21を締めて固
定させられる。このガイド18はローラ1を組む時の位
置合せになる。
以上のような構造になっているので一人でローラ交換作
業が可能で交換に要する時間が短縮出来る。従来4時間
かかっていたものが2時間以内でできる。
またローラを吊らないですむので危険作業が少ない。ま
た取付、取外し作業が簡単である。即ち、ローラ1を取
外すにはインキローラ交換装置を第2および第3図に示
すようにフレームのビームに装着する。シャフト2又は
3を手廻しして、キャップ2c,3cの合せ面が垂直軸に対
して約62°傾くようにする。ガイド18をシャフト
2,3の部分2d,3dにあててボルト21で固定する。バ
ー14を廻してロール1の溝1b,1b′にレール17が嵌
まるようにレール17を傾ける。次に溝1b,1b′に押え
具19をかぶしてレール17に組みつけ、ローラ1の転
動を防止する。この時レール17の傾きはローラ1に接
する側が下方に下っている。キャップ2c,3cを外し、バ
ー14を廻しレール17のころがり面が水平状態になる
まで上げると、ローラ1はシャフト2,3の支持部より
はずれ、外に出る。
次に押え具19を外しローラ1をころがして外部に取外
す。レール17の上面は水平になっているのでローラ1
を容易に手でころがすことが出来る。組み込むにはレー
ル17の上にのせたローラ1を手でころがしてフレーム
の内部に移動させる。この時レールのころがり面は水平
にしてあるのでバー14を廻わしレール17のローラ1
に当たる側を下げると、ローラ1は軸2,3の中心部に
きて、シャフト2,3にはまる。(シャフト2,3はガ
イド18で所定の位置に合わされる。) 次にキャップ2c,3cを組みつけた後レール17をバー1
4で傾け、レール17を溝1b,1b′より外ずし、インキ
ローラ交換装置を外すと作業が完了する。
〔考案の効果〕
(1)ローラを押えているので、レールを傾けても、ロー
ラが転がり出ないので安全である。
(2)ローラの停止位置が軸方向にずれていても、レール
をローラ位置に合わせることが出来る。
(3)ターンバーによりレールを傾けられるので、楽にロ
ーラを持ち上げたり転がすことができる。
(4)ターンバーには抜け止めがついているので調整ネジ
をまわし過ぎても接続金具より外れることがないので安
全である。
(5)ガイドを設けてローラを組む時の位置合せに使用し
たので位置ぎめが簡単となった。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はインキローラの詳細図面であり、軸が細長
いので3段にわけて表示してある。 第1図(b)は第1図(a)の側面図である。 第2図はインキローラの交換装置を図示し、そのセッテ
ングの状態をも表わしている。第3図(a)はインキロー
ラの交換装置の側面図を示している。 第3図(b)は第3図(a)の側面図である。 第4図は従来のインキローラの詳細を第1図と同様な方
法で図示した。第5図及び第6図はそれぞれ従来のイン
キローラを吊り上げる方法を示した概略図である。 1……ローラ、1a……ボス 1b,1b′……溝、2……操作側のシャフト 2a……フランジ、2b……インロー 2c……キャップ、 2d……操作側シャフトのストッパーの当る部分 3……駆動側のシャフト、3a……フランジ 3b……インロー、3c……キャップ 3d……駆動側シャフトのストッパーの当る部分 4……往復駆動装置、5……駆動歯車 7……ボルト、11……ブラケット 12……接続金具、13……調整ネジ 14……バー、15……ストッパ 16……接続金具、16a……軸 17……レール、17a……ボス 17b……ボス、18……ガイド 19……押え具、20……ブラケット 20a……軸、21……ボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インキローラ両端のボスの根本に環状溝を
    設け、前記ボスとインキローラを支持するシャフトとを
    接続するインロー部を上下に2分割し、端部で前記環状
    溝の下側に着脱可能に係合するレールを傾動及び軸方向
    の移動可能に支持し、前記レールを傾動してインキロー
    ラを同レールに沿って転動、移動させることによりイン
    キローラの交換を行うことを特徴とする輪転印刷機のイ
    ンキローラの交換装置。
JP1986094536U 1986-06-23 1986-06-23 輪転印刷機のインキロ−ラの交換装置 Expired - Lifetime JPH065891Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986094536U JPH065891Y2 (ja) 1986-06-23 1986-06-23 輪転印刷機のインキロ−ラの交換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986094536U JPH065891Y2 (ja) 1986-06-23 1986-06-23 輪転印刷機のインキロ−ラの交換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63840U JPS63840U (ja) 1988-01-06
JPH065891Y2 true JPH065891Y2 (ja) 1994-02-16

Family

ID=30958105

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986094536U Expired - Lifetime JPH065891Y2 (ja) 1986-06-23 1986-06-23 輪転印刷機のインキロ−ラの交換装置

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JP (1) JPH065891Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58168565A (ja) * 1982-03-31 1983-10-04 Dainippon Printing Co Ltd 輪転印刷機の版胴交換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63840U (ja) 1988-01-06

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