JPH0455035Y2 - - Google Patents

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JPH0455035Y2
JPH0455035Y2 JP4238588U JP4238588U JPH0455035Y2 JP H0455035 Y2 JPH0455035 Y2 JP H0455035Y2 JP 4238588 U JP4238588 U JP 4238588U JP 4238588 U JP4238588 U JP 4238588U JP H0455035 Y2 JPH0455035 Y2 JP H0455035Y2
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JP
Japan
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bolt
bracket
cylinder
elastic body
lift cylinder
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JP4238588U
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JPH01147392U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案にフオークリフトのリフトシリンダ支持
構造に関する。
従来の技術 フオークリフトのリフトシリンダは周知のよう
にシリンダ本体の下端をアウタマストの下側部に
固定する一方、ロツド端部をインナマストのアツ
プビームに連結して、このリフトシリンダの伸.
縮作動により、インナマストをアウタマストに沿
つて昇降させるようになつている。また、このリ
フトシリンダはその支持安定性を確保するため
に、シリンダ本体の上側部をアウタマストと一体
のブラケツトに支持するのであるが、このシリン
ダ本体上側部の支持に際しては、シリンダ本体上
端部のロツド貫通部の偏当たりによつえ伸長時の
座屈強度を損なつたり、該ロツド貫通部のシール
部材の偏摩耗が生じることのないように、シール
本体の軸心を正確に出して支持する必要がある。
そこで、従来このシール本体上側部の支持構造と
して、特開昭59−194999号公報に示されているよ
うに、アウタマストと一体のブラケツトに挿通、
固定されてシール本体を抱持するUボルトと、こ
のブラケツトの前記Uボルト挿通部間の中央位置
に螺装され、かつ、先端にシール本体に弾接する
弾性体を有するボルトとにより、シリンダ本体を
略対向する径方向からシリンダ中心に向けて加
圧、支持するようにしたものが知られている。
考案が解決しようとする課題 弾性体がボルトの先端に固着してあるため、経
時変化により弾性体の弾力性が失われたときに
は、ボルトごと交換しなければならず高価につい
てしまう。また、このボルトがブラケツトにリフ
トシリンダ配置側の側面から螺装されているため
に、このボルトの交換に際しては一旦、リフトシ
リンダをマストユニツトから取外さなければ前記
ボルトの脱着スペースが得られず、従つて、小物
部品の交換作業の割には多大な労力と時間とを要
し、作業効率が悪い不具合があつた。そこで、本
考案はボルト全体を交換したり、リフトシリンダ
の取外し作業を伴うことなく弾性体を交換するこ
とができて、作業効率を著しく改善できてコスト
的にも有利なフオークリフトのリフトシリンダ支
持構造を提供するものである。
課題を解決するための手段 アウタマストと一体のブラケツトのUボルト挿
通部間の中央位置に螺装されて、該Uボルトと協
働してリフトシリンダのシリンダ本体上側部を略
対向する径方向からシリンダ中心に向けて加圧、
支持するボルトの先端に設けられた弾性体は、前
記ブラケツトのボルト螺装用のねじ孔よりも小径
に形成してある一方、このボルトの先端には受容
部を凹設してあつて、この受容部に前記弾性体を
嵌装、配置してある。また、前記ボルトは、ブラ
ケツトのリフトシリンダ配置側と反対側の側面よ
り螺合、挿通して固定してある。
作 用 ボルト先端の弾性体の交換に際しては、該ボル
トをブラケツトのリフトシリンダ配置側とは反対
側の側部で弛緩してブラケツトより抜き出す。こ
の時、弾性体はブラケツトのねじ孔に引掛かりを
生じることなくボルトと一体に抜き出すことがで
きる。その後、弾性体をボルト先端の受容部より
抜き取つて新たなものと交換した後、ブラケツト
に螺装する。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面と共に詳述す
る。
第1,2図において、1はアウタマスト2とイ
ンナマスト3とからなるマストユニツト、4はリ
フトシリンダで、シリンダ本体5の下端部をアウ
タマスト2の下側部、具体的にはロアビーム7に
固定してあり、かつ、このリフトシリンダ4のロ
ツド6はインナマスト3のアツパビーム8に連結
してある。前記シリンダ本体4の上側部は、アウ
タマスト2と一体のブラケツト、例えば、アウタ
マスト2の後部レール2a外側面に接合したブラ
ケツト9に挿通、固定されて、シリンダ本体5を
抱持するUボルト10と、該ブラケツト9の前記
Uボルト10挿通部間、即ち、Uボルト挿通孔1
1,11間に形成したねじ孔12に螺装され、か
つ、先端にシリンダ本体5に弾接する弾性体14
を有するボルト13とにより、該シリンダ本体5
を、略対向する径方向からシリンダ中心に向けて
加圧、支持してある。このようなシリンダ本体5
上側部の基本的な支持構造は前記従来と同様であ
る。ここで、前記弾性体14は前記ブラケツト9
のねじ孔12よりも小径に形成してある。一方、
前記ボルト13の先端には弾性体14の受容部1
5を凹設してある。本実施例では弾性体14にス
ナツプ部16を一体成形してあつて、前記受容部
15としてはこのスナツプ部16を嵌着、係合し
得るように、該スナツプ部16の雌形として形成
してあり、該受容部15にスナツプ部16を嵌
着、係合して、弾性体14をボルト先端に着脱自
在に嵌装、配置してある。このボルト13の後端
にはドライバービツト係合溝17を形成してある
と共に、後端部外周にスパナ係合面18を面取り
形成してあり、前記ブラケツト9のリフトシリン
ダ4配置側とは反対側の側面より、図外のドライ
バー、スパナ等の工具によりねじ孔12に螺合、
挿通し、そして、ロツクナツト19を螺合して固
定してある。20はUボルト10のロツクナツト
である。
以上の実施例構造によれば、Uボルト10とボ
ルト13の締付力は、シリンダ本体5の中心を挟
んで相殺する方向で相対的に作用し、従つて、こ
れらUボルト10とボルト13の負荷調整により
シリンダ本体5に偏荷重が作用することはなく、
シリンダ本体5のブラケツト9側への偏寄を防止
して、該シリンダ本体5を適正に支持することが
できるのである。ここで、経時変化により弾性体
14の弾性力が低下し、その交換の要が生じた場
合には、ロツクナツト19を施緩すると共に、ボ
ルト13を施緩すると、弾性体14はねじ孔12
よりも小径に形成されているため、ブラケツト9
のねじ孔12縁およびねじ孔12内に引掛かりを
生じることなくブラケツト9のリフトシリンダ配
置側と反対側に抜き取ることができる。従つて、
ボルト先端の受容孔15より弾性体15を取り外
して新たなものと交換し、再びねじ孔12に螺
合、挿通してロツクナツト19により固定すれば
よい。
考案の効果 以上のように本考案によれば、ボルトをブラケ
ツトのリフトシリンダ配置側と反対側の側面から
螺合、挿入してあるため、ボルト先端の弾性体の
交換時にはボルトを前記ブラケツトのリフトシリ
ンダ配置側と反対側の側部に抜き出すことができ
て、リフトシリンダの脱着を伴うことがなく、し
かも、弾性体はブラケツトのねじ孔よりも小径に
形成してあるため、引掛かりを生じることなくボ
ルトの抜き出しを容易に行うことができる。ま
た、該弾性体はボルト先端の受容部に嵌装、配置
してあるので、該ボルトへの脱着が容易であるか
ら、弾性体のみを交換するだけでよく、コスト的
にも非常に有利である等の実用上多大な効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部を示す断面
図、第2図は同全体的な斜視図である。 2……アウタマスト、4……リフトシリンダ、
5……シリンダ本体、9……ブラケツト、10…
…Uボルト、12……ねじ孔、13……ボルト、
14……弾性体、15……受容部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アウタマストの下側部に固定したリフトシリン
    ダのシリンダ本体上側部を、アウタマストと一体
    にブラケツトに挿通、固定されてシリンダ本体を
    抱持するUボルトと、該ブラケツトの前記Uボル
    ト挿通部間の中央位置に螺装され、かつ、先端に
    シリンダ本体に弾接する弾性体を有するボルトと
    により、略対向する径方向からシリンダ中心に向
    けて加圧、支持する構造において、前記弾性体を
    ブラケツトのボルト螺装用のねじ孔よりも小径に
    形成する一方、前記ボルトの先端に受容部を凹設
    し、この受容部に前記弾性体を嵌装、配置すると
    共に、該ボルトをブラケツトのリフトシリンダ配
    置側と反対側の側面より螺合、挿通して固定した
    ことを特徴とするフオークリフトのリフトシリン
    ダ支持構造。
JP4238588U 1988-03-30 1988-03-30 Expired JPH0455035Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4238588U JPH0455035Y2 (ja) 1988-03-30 1988-03-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4238588U JPH0455035Y2 (ja) 1988-03-30 1988-03-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01147392U JPH01147392U (ja) 1989-10-12
JPH0455035Y2 true JPH0455035Y2 (ja) 1992-12-24

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ID=31268794

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JP4238588U Expired JPH0455035Y2 (ja) 1988-03-30 1988-03-30

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JPH01147392U (ja) 1989-10-12

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