JPH0126671Y2 - - Google Patents

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JPH0126671Y2
JPH0126671Y2 JP6934284U JP6934284U JPH0126671Y2 JP H0126671 Y2 JPH0126671 Y2 JP H0126671Y2 JP 6934284 U JP6934284 U JP 6934284U JP 6934284 U JP6934284 U JP 6934284U JP H0126671 Y2 JPH0126671 Y2 JP H0126671Y2
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frame
ratchet wheel
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、長尺な織布や不織布、人造皮革等を
紙管に巻取つて行く長尺物の巻取装置に関する。
〔従来の技術〕
第4図に示すように従来の長尺物の巻取装置3
00は、駆動源10によつて一方向に回転駆動さ
れる一対のローラ310,320上において長尺
物Aを紙管aに巻取つて行きロールA′をつくる
ために使用されるもので、巻取り作業中のロール
A′の上下方向の振動を防ぎ且つ均一な密度で巻
取りを行うために機台301に揺動自在に枢支さ
れた押しローラ330で上方より自重でロール
A′をローラ310,320方向に押圧している。
この押しローラ330を上げたり下ろしたりする
ために押しローラ330を枢支しているフレーム
340に手で操作するハンド・レバー350と、
上死点において押しローラ330を保持しておく
支持棒360とが付設されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述の従来の長尺物の巻取装置300において
は、手で押しローラ330を上げ下げしていたた
め、特に女子労働者においては重労働であり又危
険な作業となつていた。又同時に上死点において
は支持棒360のみで押しローラ330を支えて
いるためこれが外れるとローラ310,320上
に激突しローラ310,320,330の破損を
招くことがある外、乱暴にロールA′上におくと
ロールA′を変形させることもある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の長尺物の巻取装置は、駆動手段によつ
て少なくとも一方が回転駆動され長尺物の巻取り
芯の細長の紙管を相互に支持しながら一方向に回
動するように機台に平行に隔設された一対のロー
ラによつて、紙管の振れを両側の案内手段で防ぎ
つつ且つ機台の上部に揺動自在に枢支されたフレ
ーム内に回転自在に枢支された押しローラの自重
で押圧しながら紙管に長尺物を巻取つてロールを
形成して行くもので、前記押しローラを枢支した
フレームが、上方向に旋動させるハンド・レバー
及び若しくはフレームに枢支され上方向及び下方
向に揺動させる連接棒と当該連接棒に連接したア
ームを有し端面外周部において後記ラチエツトホ
イールと一方向の回動において噛合する爪を枢着
したクランクと当該クランクと共軸芯状態に独立
して隣接され一方向の回動において爪と噛合しク
ランクに回転力を伝達するラチエツトホイールと
当該ラチエツトホイールに共軸芯状態に一体化さ
れたウオームホイールと当該ウオームホイールと
噛合し回転軸に連結し機台に軸支されたウオーム
ギアとから成る操作機構を具備したことを特徴と
している。
〔作用〕
押しローラを枢支したフレームに具備されたハ
ンド・レバーは、危急時又は急いで持上げるとき
に役立つ。又操作機構のウオームギアを回転軸を
介して回動することによつて相互に噛合したウオ
ームホイールを回動し次いで一体的に連結された
ラチエツトホイールを回動し爪を介してクランク
を回動することによつて水平になつていたアーム
を上方に回動することによつて連接棒を介してフ
レームを上方向に旋動させる。操作機構のウオー
ムギアを回転軸を介して反対方向に回動すること
によつてウオームホイール及びラチエツトホイー
ルも反対方向に回動し押しローラの自重でクラン
クに枢着された爪は噛合した状態でラチエツトホ
イールに追従して下方向に移動し、フレームを下
方向に旋動させる。ウオーム歯車手段の自動締ま
り作用によつて、任意の揺動角度位置にフレーム
を保持しておくことができると共に、ハンド・レ
バーによつて下方向にフレームを旋動させること
は阻止される。しかし、ラチエツト手段によつて
フレームを上方向に旋動させることは可能であ
る。
〔実施例〕
以下、本考案の長尺物の巻取装置の一実施例を
図面によつて説明する。
第1図は本実施例の長尺物の巻取装置を示す全
体斜視図、第2図は同操作機構を示す部分斜視
図、第3図は本実施例の使用状態を示す説明図、
第4図は従来の長尺物の巻取装置を示す部分斜視
図である。第1図から第3図において、100は
本考案に係る長尺物の巻取装置で、変速制御可能
な駆動源11とスプロケツトホイール12及びチ
エーン13とより成る駆動手段10によつて夫々
端部に止着されたスプロケツトホイール14,1
5を介して一方向に両方共回転駆動され、長尺物
Aの巻取り芯となる細長の紙管aを相互に支持し
ながら一方向に回動するように機台101上にピ
ローブロツクP,P′によつて水平且つ平行に隔設
された一対のゴムライニングされたローラ110
とクロムメツキされたローラ120とによつて紙
管aの振れを案内手段20で防ぎながら長尺物A
を原反ロールA″から巻取つてロールA′を形成す
るものである。原反ロールA″は光電管Sによつ
て長尺物Aの蛇行を修正すべく制御される架台B
上に軸支されている。紙管aに巻取られたロール
A′はスリツタの回転丸刃によつて輪切りにされ
たテープ等に加工されるものである。長尺物Aを
巻取つてロールA′を形成して行く際、押しロー
ラ130によつて上方からローラ110,120
へ向つてロールA′を押し均一な密度で巻取るよ
うにしてある。押しローラ130はフレーム14
0の手前側にロールA′と圧接した際に追従回転
するように回転自在に枢支されており、機台10
1上部の支腕102,102に揺動自在に枢支さ
れたフレーム140によつて上方の不使用位置と
下方のロールA′上の使用位置との間を揺動する。
フレーム140の上部には手でフレーム140を
上方の不使用位置へ持上げるハンド・レバー15
0が溶着又はビス等の止具で固定されている。一
方ハンドル169を回動することによつてフレー
ム140を上下方向に揺動させる操作機構160
は、フレーム140にピン連結され上方、下方に
揺動させる連接棒161と、当該連接棒161に
同じくピン連結されたアーム162を有し端面外
周部において後記ラチエツトホイール165と一
方向の回動において噛合する爪163を枢着した
クランク164と、当該クランク164と共軸芯
状態に独立して隣接され一方向の回動において爪
163と噛合しクランク164に回転力を伝達す
るラチエツトホイール165と、当該ラチエツト
ホイール165に共軸芯状態に一体化されたウオ
ームホイール166と、当該ウオームホイール1
66と噛合しハンドル169を備えた回転軸16
8に連結し機台101に軸受b,b′によつて軸支
されたウオームギア167とから構成されてい
る。回転軸168は、ハンドル169に替えて可
逆転モータで回動操作するようにしてもよい。本
実施例においては、爪163はラチエツトホイー
ル165の矢視Wの方向の回転において噛合する
ため、右ねじウオームギア167を使用している
とハンドル169を右回転させることによつて連
接棒161を上方向へ押し上げフレーム140を
上方へ旋動させる。ハンドル169を左回転させ
るとラチエツトホイール165は矢視Wと反対方
向に回動し押しローラ130の自重によつて下方
向に付勢された連接棒161は爪163を介して
ラチエツトホイール165に追従して行き、結果
的にフレーム140を下方へ旋動させることにな
る。押しローラ130がロールA′上にのつた下
方位置から、ハンド・レバー150を使用してフ
レーム140を上方に旋動させると連接棒161
はフレーム140の上方への旋動に追従してクラ
ンク164を矢視W方向に回動させるが、爪16
3はラチエツトホイール165の非噛合方向へ空
回りをし、ハンド・レバー150による上方への
旋動を許容する。ハンド・レバー150から手を
離なすと、押しローラ130の自重によつて爪1
63はラチエツトホイール165と噛合し、ウオ
ームホイール166がウオームギア167を駆動
する形になるが、ウオーム歯車手段166,16
7の自動締まり作用によつて阻止され、手を離し
た位置に押しローラ130は保持されることにな
る。
以上の構成の本考案の長尺物の巻取装置100
の使用方法を概説すると、先ずハンド・レバー1
50を押し上げるか又はハンドル169を右回転
することによつて押しローラ130を上方の不使
用位置へ設定し、原反ロールA″より長尺物Aの
先端部をテンシヨンTの間に通し、次いで巻取り
長さ計測器Kが設置されるローラ170の上を通
しクロムメツキローラ120の下半分に沿わして
ローラ110,120間より引き上げ、紙管aを
長尺物Aの走行方向に対して直交するように接着
テープで止める。次いで手で2〜3回ローラ11
0,120の回転方向と反対方向に長尺物Aを巻
取り、これをローラ110,120の上に配置す
る。紙管aに案内棒Gを差込んで案内手段20に
係合させて後、ハンドル169を左回転して押し
ローラ130をロールA′上にのせる以上の運転
前の設定後駆動源11を始動する。巻取りかたさ
はテンシヨンTのセツト及び押しローラ130の
使用によつて調節される。巻取り作業の終了は巻
取り長さ計測器Kによつて一定長さの巻取り終了
後自動的に駆動源11を停止することによつて行
われる。
〔考案の効果〕
以上述べた如く、本考案の長尺物の巻取装置1
00によれば、危急時又は急いで押しローラ13
0を不使用位置へ持上げるときにハンド・レバー
150によつて容易に実施されると共に、ハンド
ル169を介して回転軸168を右回転させると
ウオーム歯車手段166,167によつて楽に且
つ安全にフレーム140を上方へ旋動することが
できる。ハンドル169を左回転させるとラチエ
ツトホイール165は矢視Wと反対方向に回動
し、押しローラ130の自重によつてクランク1
64に枢着された爪163はラチエツトホイール
165に噛合した状態で追従して行き、フレーム
140を下方向へ旋動させ、楽に且つ安全に押し
ローラ130をロールA′上に設置することがで
きる。又従来は不使用位置迄完全に旋動させなけ
れば支持棒がフレームを支持し得なかつたが、ウ
オーム歯車手段166,167の自動締まり作用
によつて任意の揺動角度位置にフレーム140を
保持しておくことが可能になると共に、ハンド・
レバー150によつてフレーム140を下方向に
旋動させることを阻止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の長尺物の巻取装置の一実施例
を示す全体斜視図、第2図は同操作機構を示す部
分斜視図、第3図は本装置の使用状態を示す説明
図、第4図は従来の長尺物の巻取装置を示す部分
斜視図である。 符号の説明、10……駆動手段、20……案内
手段、100……本考案の長尺物の巻取装置、1
01……機台、110,120……ローラ、13
0……押しローラ、140……フレーム、150
……ハンド・レバー、160……操作機構、16
1……連接棒、162……アーム、163……
爪、164……クランク、165……ラチエツト
ホイール、166……ウオームホイール、167
……ウオームギア、168……回転軸、169…
…ハンドル、A……長尺物、A′……ロール、a
……紙管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 駆動手段10によつて少なくとも一方が回転
    駆動され長尺物Aの巻取り芯の細長の紙管aを
    相互に支持しながら一方向に回動するように機
    台101に平行に隔設された一対のローラ11
    0,120によつて、紙管aの振れを両側の案
    内手段20で防ぎつつ且つ機台101の上部に
    揺動自在に枢支されたフレーム140内に回転
    自在に枢支された押しローラ130の自重で押
    圧しながら紙管aに長尺物Aを巻取つてロール
    A′を形成して行く長尺物の巻取装置100に
    おいて、前記押しローラ130を枢支したフレ
    ーム140が、上方向に旋動させるハンド・レ
    バー150及び若しくはフレーム140に枢支
    され上方向及び下方向に揺動させる連接棒16
    1と当該連接棒161に連接したアーム162
    を有し端面外周部において後記ラチエツトホイ
    ール165と一方向の回動において噛合する爪
    163を枢着したクランク164と当該クラン
    ク164と共軸芯状態に独立して隣接され一方
    向の回動において爪163と噛合しクランク1
    64に回転力を伝達するラチエツトホイール1
    65と当該ラチエツトホイール165に共軸芯
    状態に一体化されたウオームホイール166と
    当該ウオームホイール166と噛合し回転軸1
    68に連結し機台101に軸支されたウオーム
    ギア167とから成る操作機構160を具備し
    たことを特徴とする長尺物の巻取装置。 2 前記ウオームギア167と連結した回転軸1
    68が、手動回転ハンドル169を備えたもの
    である実用新案登録請求の範囲第1項記載の巻
    取装置。 3 前記ウオームギア167と連結した回転軸1
    68が、可逆転モータに連結したものである実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の巻取装置。
JP6934284U 1984-05-11 1984-05-11 長尺物の巻取装置 Granted JPS60180255U (ja)

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JP6934284U JPS60180255U (ja) 1984-05-11 1984-05-11 長尺物の巻取装置

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JPS60180255U JPS60180255U (ja) 1985-11-29
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0613166Y2 (ja) * 1987-05-30 1994-04-06 株式会社ちくし号農機製作所 長尺シ−ト材の巻取装置
JPH0628485Y2 (ja) * 1990-02-08 1994-08-03 矢崎化工株式会社 早戻り型振動フィーダー方式のストック棚装置
JP2013158691A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Mitsubishi Rayon Cleansui Co Ltd 中空糸膜編地ロール製造方法、中空糸膜編地ロール製造装置および中空糸膜編地ロール梱包方法

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JPS60180255U (ja) 1985-11-29

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