JPH0126623Y2 - - Google Patents

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JPH0126623Y2
JPH0126623Y2 JP1985101368U JP10136885U JPH0126623Y2 JP H0126623 Y2 JPH0126623 Y2 JP H0126623Y2 JP 1985101368 U JP1985101368 U JP 1985101368U JP 10136885 U JP10136885 U JP 10136885U JP H0126623 Y2 JPH0126623 Y2 JP H0126623Y2
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JP
Japan
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sheet
cut sheet
packaging
cut
packaged
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JP1985101368U
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JPS628960U (ja
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は包装したチーズ等の内容物を取り出し
やすくした包装構造に関する。
(従来の技術) 従来、例えば第10図及び第11図に示すよう
に小さなブロツク状チーズ101は、腐敗や変質
を防ぐため12〜20μのアルミ箔102で包装され
ている。更に中味のチーズ101を取り出しやす
くするため、上記アルミ箔102には幅2〜3mm
のプラスチツクフイルムなどでできたカツトテー
プ103が付けられていた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、中味のチーズ101を取り出すの
に、上記カツトテープ103により包装の一部を
剥がしただけでは簡単に取り出すことができず、
上記カツトテープ103により包装の一部を剥が
した後、更にアルミ箔102の包装も指で破らね
ば取り出すことができなかつた。このことは仲々
厄介なことであり、またアルミ箔102包装を破
る時、中味のチーズ101に指や爪が何回となく
触れることになり不衛生であつた。
本考案はこのような点に鑑みて考案されたもの
であり、その目的とする処は、前記のようにカツ
トテープを剥がした後、更にアルミ箔の包装を指
で何回も破ることなく中味を簡単に取り出すこと
ができる包装構造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を有効に達するため、次のよ
うな構成にしてある。すなわち、被包装物の少な
くとも一つの面形状に略々合致する幅広部分と、
該幅広部分から延びる細幅の裂片とをもつカツト
シートを形成し、このカツトシートを包装用シー
トの内側となる面に貼付けると共に、包装時前記
裂片が外側に位置するごとくした構成としてあ
る。
(作用) 先ず、包装用シートの外側に位置したカツトシ
ートの裂片部分を指で摘んで引き剥がしていく。
このことにより該カツトシートは、細幅な裂片か
ら被包装物の少なくとも一つの面形状に略々合致
した幅広部分へと剥がされていき、包装用シート
及びカツトシートで被われた被包装物の少なくと
も一面が略々完全に開封させる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図に示すように、被包装物1は
本考案に係るカツトシート2付きの包装用シート
3によつて包装されている。今、上記被包装物1
の具体例を六面体からなる四角形状のブロツクチ
ーズとし、一実施例の包装構造を説明する。
第3図に示すように上記カツトシート2は幅広
部分5と裂片6から形成されている。該幅広部分
5は、上記ブロツクチーズ1の一幅広平面4に
略々合致する大きさにしてある。また裂片6は幅
広部分5から延びた細幅なシート部分であり、三
角形状部分8と帯状部分9とから形成されてい
る。該帯状部分9は三角形状部分8の頂部から延
びていて、ブロツクチーズ1をこのカツトシート
2で包装した時、第1図のように包装シート3の
外側に先端が出るようにしてある。
ここでカツトシート2の各寸法関係を第2図、
第3図により説明すると、ブロツクチーズ1の長
辺寸法をa、短辺寸法をb、高さ寸法をcとした
場合、カツトシート2の幅広部分5の幅寸法はb
−βであり、β=1〜5mmである。またこのカツ
トシート2をブロツクチーズ1に包装したとき、
前記帯状部分9の折曲部10から上記幅広部分5
の端部までの寸法は(c+a)−αであり、α=
1〜10mmである。更に帯状部分8の幅寸法は1〜
3mmである。
また該カツトシート2としては、防湿セロフア
ンの両面に塩化ビニールや酢酸ビニールあるいは
酸化ビニリデン等をコーテイングしたものや、ア
ルミ箔の片面に塩化ビニールや酢酸ビニールある
いはポリエステ系や塩ビアクリル等のヒートシー
ラブルな樹脂をコーテイングすると共に、他面に
硝化綿やアクリルあるいはエポキシやポリエステ
ル等の樹脂、またはこれらを混合した樹脂をコー
テイングしたものが用いられている。更にプラス
チツクフイルムの片面にヒートシーラブルな樹脂
をコーテイングしたものであつてもよい。
更に、前記包装用シート3はブロツクチーズ1
全体を被包できるように形成されている。この包
装用シート3に上記カツトシート2を貼付けて、
該シート2が内側になるように包装用シート3と
でブロツクチーズ1を被包する。このカツトシー
ト2はブロツクチーズ1の一幅広平面4、並びに
一短辺側側壁面7と該一幅広平面4と対向する幅
広平面の一部を被包するのであつて、このときカ
ツトシート2の帯状部分9先端は、被包したカツ
トシート2の幅広部分6位置と反対側のブロツク
チーズ1幅広平面に位置し、包装用シート3から
外側に出るようになつている。
叙述のようにしてなる包装構造により、被包さ
れた中味のブロツクチーズ1を取り出す場合は、
第1図、第4図並びに第5図に示すように、先ず
包装用シート3から外側に出たカツトシート2の
帯状部分9を指で摘んで引つぱる。このことによ
りカツトシート2を貼付けてある包装用シート3
の貼付け部分は、カツトシート2の裂片5及び幅
広部分5の剥れと共に破られ、中味のブロツクチ
ーズ1の一幅広平面4が略々完全に露出する。最
後に該チーズ1の長辺部側壁を被包した包装用シ
ート3部分を、指で外方(矢印方向)に開くこと
により、中味のブロツクチーズ1を容易に取り出
すことができる。
また他の実施例として、第6図及び第7図に示
すようにカツトシート2をブロツクチーズ1の長
辺部11側に設け、該カツトシート2をブロツク
チーズ1の長辺部11方向に開封できるようにし
てもよい。更にカツトシート2の形状は第8図に
示すように、幅広部分5と裂片6との境部分の外
辺を曲線状に形成してもよく、また第9図に示す
ように、カツトシート2の幅広部分5を端部から
大きく字状に切欠した形状としてもよい。その他
カツトシートを種々形状に設計変更するも自由で
ある。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、被包装物がチーズ以外の加工食品、その他
の物であつてもよい。更にカツトシートは、多面
形状に形成された被包装物のいくつの面を被い、
また剥がせるようにするかは自由である。また被
包装物は少なくとも一平面を有しておれば好都合
であるがこれに限定されるものではなく如何なる
形状、大きさのものであつてもよい。
(効果) 以上のように本考案は、被包装物の少なくとも
一つの面形状に略々合致する幅広部分と、該幅広
部分から延びる細幅の裂片とをもつカツトシート
を形成し、このカツトシートを包装用シートの内
側となる面に貼付けると共に、その細幅裂片の先
端部を包装用シートの外側に突出させてなる包装
構造に係るものであるから、包装用シートから突
出したカツトシートの細幅裂片を指で摘んで剥が
すことにより、この細幅裂片に連なつたカツトシ
ートの幅広部分を連続的に被包装物から剥がすこ
とができ、それと同時にこの幅広部分を内面に貼
付けている包装用シート部分を一体的に剥がすこ
とができてカツトシートで被われた被包装物の少
なくとも一つの面を一度の剥離操作で簡単に露出
させることができるものである。
このように、カツトシートを貼付けている包装
用シート部分を被包装物の一面が略完全に露出さ
せるように剥がすことができるので、包装用シー
トの他の部分を指でいちいち破ることなく、残つ
た包装用シートから被包装物を簡単且つ衛生的に
取り出すことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は被包装物1をカツトシート2及び包装
用シート3に被包した状態を示す斜視図、第2図
は第1図に示す被包した被包装物を逆にした状態
を示す斜視図、第3図はカツトシート2の平面
図、第4図は第1図及び第2図に示す状態からカ
ツトシート2を剥がした斜視図、第5図は第4図
の状態のカツトシート2を更に剥がした状態を示
す斜視図、第6図はカツトシート2を被包装物1
の長辺部側に設けた他の実施例を示す斜視図、第
7図は第6図の実施例のカツトシート2を剥がし
た状態を示す斜視図、第8図は他の実施例のカツ
トシート2の平面図、第9図は別の実施例のカツ
トシート2の平面図、第10図は従来のブロツク
チーズを包装した状態を示す斜視図、第11図は
第10図に示す従来例のカツトテープ部分を剥が
した状態を示す斜視図である。 1……被包装物、2……カツトシート、3……
包装用シート、4……幅広平面、5……幅広部
分、6……裂片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被包装物の少なくとも一つの面形状に略々合致
    する幅広部分と、該幅広部分から延びる細幅の裂
    片とをもつカツトシートを形成し、このカツトシ
    ートを包装用シートの内側となる面に貼付けると
    共に、その細幅裂片の先端部を包装用シートの外
    側に突出させてなる包装構造。
JP1985101368U 1985-07-02 1985-07-02 Expired JPH0126623Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985101368U JPH0126623Y2 (ja) 1985-07-02 1985-07-02

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JP1985101368U JPH0126623Y2 (ja) 1985-07-02 1985-07-02

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Publication Number Publication Date
JPS628960U JPS628960U (ja) 1987-01-20
JPH0126623Y2 true JPH0126623Y2 (ja) 1989-08-09

Family

ID=30972037

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JP1985101368U Expired JPH0126623Y2 (ja) 1985-07-02 1985-07-02

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WO2010064418A1 (ja) 2008-12-02 2010-06-10 森永乳業株式会社 包装材及びこの包装材により固体製品を包装した包装体

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JPS628960U (ja) 1987-01-20

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