JPH0545192Y2 - - Google Patents

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JPH0545192Y2
JPH0545192Y2 JP1989089644U JP8964489U JPH0545192Y2 JP H0545192 Y2 JPH0545192 Y2 JP H0545192Y2 JP 1989089644 U JP1989089644 U JP 1989089644U JP 8964489 U JP8964489 U JP 8964489U JP H0545192 Y2 JPH0545192 Y2 JP H0545192Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主として海苔を巻いた握り飯の包装
用として使用される握り飯の包装用袋の改良に関
するものである。
〔従来の技術〕 握り飯は行楽その他に持参して、或は間食用と
して極めて重宝なものであるため、近年では製造
工場で多量生産され、各地のスーパマーケツト等
の店舗で広く販売されるに至つている。このよう
な工場生産の握り飯は商品の付加価値を向上させ
るために、握り飯中に各種の副食物を入れている
だけでなく、握り飯の外周に海苔や昆布を巻付け
た、いわゆる海苔巻きと称されるものが増加する
傾向にある。
ところで、このような海苔巻きは工場で予め握
り飯に海苔を巻いた状態で販売すると、製造後、
短時間の内に握り飯の湿気で海苔が湿つて風味が
著しく損なわれてしまうという不都合がある。
このような不都合を解消するために従来では、
例えば実公昭57−10542号公報に開示されている
ように、先端に切除部を具備すると共に、袋部に
三角形状の蓋部を形成した軟質性の合成樹脂材か
らなる逆円錐形状の袋本体を設け、該袋本体と同
素材を用いた同形の中袋を設けると共に、この中
袋の外周面に海苔を巻装して袋本体の袋部に挿入
し、更に中袋の中に飯を盛り込み、蓋部をシール
し、飯食事に袋本体の切除部から中袋を引抜くこ
とによつて、シールしたままで飯に乾燥した海苔
が自動的に巻かれるようにした包装兼備の海苔巻
握飯製造具が提案されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来構成によると、
袋本体及び中袋は共に軟らかくて保形性に乏しい
ものであるため、工場で海苔巻きを製造するに際
して、中袋の外周に海苔を巻付けた状態で、袋本
体の袋部に入れる工程、中袋中に飯を盛り込む工
程等、殆どの製造工程は機械化により連続自動化
することはまず不可能である。このため、上記各
工程は現状では全て手作業により行つている。こ
のため、上記海苔の巻付け工程が製造上のネツク
となつて製造効率が悪く、また、海苔の巻付け作
業等に人手が入るため衛生上の観点からも好まし
いものではなかつた。
また、握り飯を収納する中袋と、この中袋に沿
わせた海苔の外面を包被する袋本体との都合2枚
の袋体が必要となるため、材料費並びに加工費の
節減を図ることが困難であつた。
更に、食事に供する際には袋本体の切除部から
強い引張力で中袋を引抜かなければならないた
め、握り飯を保持するために強い握持力を必要と
し、この握持力により握り飯が変形し、また、中
袋の引抜き操作が不用意であると、乾燥状態の海
苔が破れる危険性があつた。
その上、中袋を引抜いても、海苔巻きは袋本体
に包装されたままの状態であるため、該袋本体の
全部または適宜部分を破棄しないと取出すことが
できない。このため、商品化されたものでは握り
飯の底部付近に対応する袋本体部分に該袋本体を
部分的に切り取るためのミシン目を形成している
が、軟らかい握り飯を手にしてミシン目に沿つて
袋本体の一部を切除することは実際上、可成り面
倒な操作を要する上、ミシン目から進入した湿気
のために袋本体に密着している海苔が比較的短時
間で湿り始めるという問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点を解決する
ためになされたもので、握り飯の包装を全て機械
によつて自動化することが可能であり、また、単
一の袋体で握り飯と海苔とを分包でき、しかも食
事に供するときは、握り飯を握持することなく行
える簡単な操作で、海苔が自動的に握り飯に巻装
されるようにした握り飯の包装用袋を提供するこ
とを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
このような目的を達成するために本考案に係る
握り飯の包装用袋は、実施例の図面に示すよう
に、少なくとも表シート2が延伸フイルムよりな
る2枚の長方形状の可撓性シート状物を重合して
一方の短辺部のみ残して周辺部どうしを不離一体
に接合すると共に、前記延伸フイルムの延伸方向
の一端部が開口した長方形状の袋主体1に形成
し、該袋主体1の延伸フイルムからなる表シート
2の袋主体底部1b寄り側端部に延伸フイルムの
延伸方向に沿つて前記重合部分Hの内端部を残し
て2本の切込み4,4を所定間隔おいて形成する
ことにより両切込み4,4間に未接着部分を設け
た引張片5を形成する一方、前記袋主体1の裏シ
ート3のほぼ中央には前記底部1bから開口部1
aに亙つて厚さの半ばに達する切込みによる直線
状の引裂き線6を形成し、更に、この袋主体1内
に海苔Bを拡げた状態で収納可能とすると共に、
袋主体1を折り返して裏シート3上の底部1b寄
り部分で握り飯包被部7が形成されるように構成
したものである。
〔作用〕
袋主体1の開口部1aから乾燥状態の海苔Bを
収納した後、握り飯包被部7上に予め三角形状等
に成形された握り飯Aを載せ、次いで袋主体1の
前記包被部7周囲部分を長さ方向及び両側の都合
三方から握り飯A上に折り返して、その重合部分
を接着テープ等の適宜な止着手段により止着する
ことにより、乾燥状態の海苔Bが袋主体1の裏シ
ート3を介して握り飯Aと分離包装された袋入り
の海苔巻きを製造することができる。
この製造工程では、握り飯Aの包装等、殆どの
工程について機械による自動化を比較的容易に達
成できる。
上記の包装状態では握り飯Aは全体として一枚
のシート状袋主体1にほぼ間隙なく封入され、し
かも、袋主体1に収納された海苔Bが袋主体1の
裏シート3を介して握り飯Aの外周に巻装される
ことになり、袋本体1の開口部1aは折り返され
てほぼ密封されているので海苔Bが湿気に侵され
にくく、また、袋主体1にはミシン目のような孔
が全く形成されていないので、該袋主体1に包装
された握り飯Aに雑菌等が付着するのを極力防止
できる。
この状態から引張片5を重合物Hから引剥がす
ようにして引つ張ると、延伸フイルムからなる表
シート2が両方の切込み4,4に沿つて切り開か
れ、引張片5の延長部分がテープ状に切除され
て、表シート2が該テープ状切除部分を挟んで分
離される。次いで、袋主体1の適宜両側部分を外
側に軽く引つ張ることにより裏シート3が引裂き
線6に沿つて中央部から両側に分離され、袋主体
1内に収納された海苔Bだけが握り飯Aの表面に
巻付けられた状態で被さり、海苔巻きが作成され
ることになる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。第1図〜第3図において、この実施例に
係る握り飯の包装用袋の袋主体1はOPPフイル
ム等の一軸延伸合成樹脂フイルムよりなる表シー
ト2と、強化ポリエチレンフイルム等の合成樹脂
フイルムよりなる裏シート3とを重合して一辺の
み残して周辺部どうしをヒートシール等の手法を
用いて不離一体に接合することにより、表シート
2の延伸方向の一端部に開口部1aを有する長方
形状の袋体に形成されている。
この袋主体1の底部1b寄り側となる表シート
2の端部のほぼ中央には延伸フイルムの延伸方向
に沿う2本の短い切込み4,4を所定間隔をおい
て形成してあり、これらの切込み4,4間に引張
片5が形成されている。また、表シート2におけ
る引張片5の形成部分は裏シート3とヒートシー
ルせずに、裏シート3とは分離した状態とするこ
とにより、引張片5を容易に摘むことができるよ
うにすると共に、引張片5両側の切込み4,4の
長さを表裏シート2,3のヒートシール部Hの内
端縁よりもやや手前の位置で留めて引張片5の内
端部を裏シート3にヒートシールしておくことに
より、引張片5を手でもつて積極的に引張り操作
しない限り、握り飯の包装時等において引張片5
に僅かな引張力が作用した程度では表シート2が
該切込み4,4から袋主体1の開口部1a側へ引
裂かれることがないようにしてある。
前記袋主体1の裏シート3のほぼ中央には該袋
主体1の底部1bから開口部1aに亙つて直線状
の引裂き線6が形成されている。この引裂き線6
は裏シート3の厚さの半ばまでの切込みを有する
ものであつて、ミシン目のようにシートの内外に
貫通する孔が形成されるものではないので、袋主
体1の内部に開口部1aを除き、引裂き線6の存
在にも拘わらず、裏シート3によつてほぼ完全に
遮断されるものである。この引裂き線6は任意の
加工手段により形成することができるが、中でも
超音波加工機を用いて形成する手法が精度良く、
且つ効率良く製造できる点で好ましい手法であ
る。
このように構成された袋主体1は内部に握り飯
Aの表面に巻かれる海苔Bを拡げた状態で収納し
得る大きさに形成されており、包装する握り飯A
の寸法に対応して任意の寸法とすることができ
る。尚、図示例では長さが約20〜22cm程度、幅
wが約13〜14cm程度としてあり、周囲のヒートシ
ール部Hの幅を約1cm程度取つてある。また、引
張片5の幅sは約1〜1.5cm程度としてある。
更に、袋主体1の裏シート3上の底部1b側半
部は握り飯Aの包装時において、該握り飯Aが載
せられる握り飯包被部7に形成してあり、この握
り飯包被部7に対応する表シート2部分には例え
ば「おにぎり」等の文字や図形を記載した商品名
表示欄8aや袋の開封方向を示す矢印8b,8b
等を印刷し、また、同様に引張片5上にも該引張
片5の操作法を示す「ひく」の文字や引張る方向
を示す矢印8c等を印刷し、更に、表シート2の
長さ方向の中央部には袋の開封方法の説明欄8d
を印刷して、購入者の利用の便に供するようにす
ることが望ましい。
次に、上記構成の包装用袋により握り飯Aと海
苔Bを包装する手順について説明すると、第3図
に示すように、袋主体1の開口部1aから乾燥状
態の海苔Bを収納した後、該袋主体1の裏シート
3に設けた握り飯包被部7上に予め三角形状に成
形された握り飯Aをその底辺が袋主体1の長さ方
向と直交する方向に平行となり、且つ頂部が袋主
体底部1bの中央に位置するように載せる。この
場合、海苔Bは手作業により袋主体1内に挿入す
るが、握り飯Aは袋主体1の裏シート3上に載置
するだけで済むので、自動機により行うことがで
きる。
次いで第4図に示すように、袋主体1の開口部
1a側半部を握り飯Aの表面に沿つて折り返し、
更に、握り飯Aの両側の袋主体1部分を折り返さ
れた開口部1a半部と共に該握り飯Aの斜行辺に
沿つて握り飯Aの上面に重合状に折り重ね、その
重合部分を接着テープ等の適宜な止着手段により
止着することにより、乾燥状態の海苔Bが袋主体
1の裏シート3を介して握り飯Aと分離包装され
た袋入りの海苔巻きを作製できる。
この包装状態において、袋主体1の開口部1a
は第4図から明らかなように、握り飯Aに沿つて
折曲げられた状態で、更に包被部7両側の袋主体
1部分により封止されるので、ほぼ密封状態を保
持して、握り飯Aの製造時から食事に供するまで
の間、袋主体1内の海苔Bの乾燥状態で良好に保
存できる。また、袋主体1にはミシン目等のよう
に包装体の内外に貫通する孔が形成されていない
ので、該袋主体1を通じて握り飯Aに外部の雑菌
が進入することを防止でき、握り飯Aの変質を極
力抑制することができる。更に、握り飯Aを包み
込むようにして袋主体1を折り返す作業も周知の
比較的簡単な装置により自動化を実現できる。
このようにして包装された海苔巻きを開封して
袋主体1から取出すときは、第5図及び第6図A
に示すように、包装状態において握り飯Aの頂部
に位置する未接着部分である引張片5を引つ張る
と、表シート2の中央部が切込み4,4に沿つて
握り飯Aの上面から底面を経て下面の袋主体開口
部1aまで切り開かれ、第6図Bに示すように、
引張片5の延長部分がテープ状に切除されて、該
表シート2が該テープ状切除部分を挟んで分離さ
れる。
この場合、表シート2は一軸延伸フイルムによ
り形成されているので、引張片5の引始めにやや
力を込めて切込み4,4の端部からヒートシール
部Hの内側辺までの表シート2と裏シート3との
シール部分を引剥がすだけで、その後は引張片5
を通常の力で引つ張れば、表シート2は無理なく
切り開かれる。従つて、表シート2の開封時に
は、握り飯Aは掌上やテーブル面上に載せた状態
で、軽く支えるだけで済むので、握り飯Aが変形
するといつた不都合は生じない。
このようにして表シート2を切り開いた後、第
6図C及び第7図に示すように、袋主体1の両側
ヒートシール部Hを矢印x,xで示すように、外
側に軽く引つ張ることにより、裏シート3が引裂
き線6に沿つて中央部から両側に分離され、これ
によつて、袋主体1が中央から両側に取外され、
該袋主体1内に収納された乾燥状態の新鮮な海苔
Bが握り飯Aの表面に巻付けられた状態で被さつ
て、作り立てと変わらない美味しい海苔巻きが作
成されることになる。
尚、この実施例では、三角形状に形成した握り
飯Aを海苔Bと共に包装する場合について述べた
が、本考案の包装用袋は、従来のように袋内に握
り飯Aを収納するものではなく、袋主体1により
握り飯Aを包み込んで使用されるものであるか
ら、俵形など任意の形状に形成した握り飯Aであ
つても自在に包装できる。また、袋主体1内に海
苔Bに代えて昆布その他の薄片状食品を収納すれ
ば、昆布巻きなど種々の握り飯を作製できること
は勿論のことである。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の握り飯の包装用袋
によるときは、袋主体1は海苔Bを拡げた状態で
収納可能とすると共に、その裏シート3上の底部
1b寄り部分を握り飯包被部7に形成したもので
あつて、袋主体1には海苔Bだけを収納して握り
飯Aは該袋主体1に包み込むようにして使用する
ものであるから、工場で海苔巻きを製造するに際
して、海苔Bを袋主体1内に挿入する作業のみを
手作業で行い、その後工程となる握り飯Aの前記
包被部7への位置決め載置工程、袋主体1を握り
飯Aの表面に折り返して包み込む工程、袋主体1
の折り返し部分を接着テープ等により止着する工
程等は全て自動化装置により人手を介することな
く行うことができるので、従来に比べて製造効率
が格段に向上すると共に、衛生的に製造できる
上、従来のような握り飯Aを入れるための中袋を
必要としないので、材料費並びに加工費を著しく
節減できて経済性に富むものとなつた。
また、袋主体1は少なくとも一方が延伸フイル
ムよりなる2枚の長方形状の可撓性シート状物
2,3を重合して一方の短辺部のみを残して周辺
部どうしを不離一体に接合することにより延伸フ
イルムの延伸方向の一端部が開口した長方形状に
形成されており、該袋主体1の延伸フイルムから
なる表シート2の袋主体底部1b寄り側端部に延
伸フイルムの延伸方向に沿つて前記接合部分の内
端部を残して2本の切込み4,4を所定間隔をお
いて形成することにより両切込み4,4間に引張
片5を形成する一方、前記袋主体1の裏シート3
のほぼ中央に前記底部1bから開口部1aに亙つ
て厚さの半ばに達する切込みによる直線状の引裂
き線6を形成したものであるから、この袋主体1
は偏平な形態を確実に保持して握り飯Aを包装す
る際にも皺や隙間が生じることなく円滑且つ体裁
のよい包装が可能となるものであり、その上、引
張片5は表裏シート状物2,3の接合部分の内端
部を残して表シート2に2本の切込み4,4を入
れることにより設けられているので、この引張片
5を積極的に引張操作しない限り引き裂くことが
できず、従つて、包装時や包装後における不測の
引き裂きを防止することができて、湿気等の浸入
を確実に阻止し得るものである。
また、握り飯と直接接触する裏シート3に設け
られた直線状の引裂き線6は、該裏シート3の厚
さの半ばに達する切込みによつて形成されている
ものであるから、全く隙間等のない湿気遮断面を
形成することができ、従つて、袋主体1内に収納
した海苔Bが外気や握り飯からの湿気に侵される
のを確実に防止できるものであり、また、表シー
ト2を引張片5によつて分離させても、裏シート
3は引裂き線6から引き裂かない限り、握り飯を
包被した状態を維持するから、握り飯が不測に裏
シート3から抜け出る虞れもない。
更に、食用に供するときは引張片5を引つ張る
だけで、延伸フイルムからなる表シート2が両方
の切込み4,4に沿つて無理なく切り開くことが
でき、しかもその後、袋主体1の適宜両側部分を
外側に軽く引つ張るだけで、裏シート3が引裂き
線6に沿つて簡単に両側に分離されるので、至つ
て簡単に開封できる上、従来のように握り飯Aを
強く握持する必要は全くなく、従つて、包装を解
く際に握り飯Aが変形するという不都合が解消さ
れ、また、袋主体1内に収納された海苔Bが破れ
る危険性も極力防止することができる。
このように本考案によれば、海苔巻きの製造を
簡単に行える上、経済性、衛生性に優れ、しかも
容易且つ無理なく開封できる優れた握り飯の包装
用袋を提供できるに至つた。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本考案に係る握り飯の包装用
袋の実施例を示しており、第1図は平面図、第2
図は第1図における切断線−に沿う断面図、
第3図は袋主体内に海苔を挿入する途中状態を示
す斜視図、第4図は袋主体により握り飯を包装す
る途中状態を示す斜視図、第5図は引張片により
表シートを切り開く途中状態を示す斜視図、第6
図A〜Cはそれぞれ袋主体に包装された海苔巻き
を開封する手順を説明する要部断面図、第7図は
裏シートを引裂き線の両側に引裂く途中状態示す
平面図である。 1……袋主体、1a……袋主体の開口部、1b
……袋主体の底部、2……表シート、3……裏シ
ート、4……切込み、5……引張片、6……引裂
き線、7……握り飯包被部、H……重合部分、A
……握り飯、B……海苔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも表シート2が延伸フイルムよりなる
    2枚の長方形状の可撓性シート状物を重合して一
    方の短辺部のみを残して周辺部どうしを不離一体
    に接合すると共に、前記延伸フイルムの延伸方向
    の一端部が開口した長方形状の袋主体1を形成
    し、該袋主体1の延伸フイルムからなる表シート
    2の袋主体底部1b寄り側端部に延伸フイルムの
    延伸方向に沿つて前記接合部分Hの内端部を残し
    て2本の切込み4,4を所定間隔をおいて形成す
    ることにより両切込み4,4間に未接着部分を設
    けた引張片5を形成する一方、前記袋主体1の裏
    シート3のほぼ中央には前記底部1bから開口部
    1aに亘つて厚さの半ばに達する切込みによる直
    線状の引裂き線6を形成し、更に、この袋主体1
    内に海苔Bを拡げた状態で収納可能とすると共
    に、袋主体1を折り返して裏シート3上の底部1
    b寄り部分で握り飯包被部7が形成されるように
    なした握り飯の包装用袋。
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