JPH0126211Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0126211Y2
JPH0126211Y2 JP1983011636U JP1163683U JPH0126211Y2 JP H0126211 Y2 JPH0126211 Y2 JP H0126211Y2 JP 1983011636 U JP1983011636 U JP 1983011636U JP 1163683 U JP1163683 U JP 1163683U JP H0126211 Y2 JPH0126211 Y2 JP H0126211Y2
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JP
Japan
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seedling
box
partition plate
foam sheet
protrusions
Prior art date
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JP1983011636U
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English (en)
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JPS59119148U (ja
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    • Y02P60/216

Landscapes

  • Hydroponics (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は育苗箱に関し、特に、かいわれ・み
つば等を育苗箱にて栽培する場合に、該育苗箱の
内部での保水性を良好にして栽培を容易に行い得
るようにしたものである。
従来より、かいわれ・みつば等の栽培用の容器
としては、全体が発泡体よりなる育苗箱が広く使
用されており、育苗箱の底面に適量の水を供給保
水して、好みの品種の栽培が行われている。
ところで、このような育苗箱にあつてはその底
面が平板状であるために、育苗箱の配置場所がわ
ずかでも傾斜している場合には、育苗箱内に供給
した水を底面に均一に保水することが出来なくな
り、その結果、栽培を良好に行うことが難しいと
いう不便な点があつた。
そこで、この考案は上記のような欠点を解消し
た育苗箱を提案したものであり、その構成として
は育苗箱本体の底面には、適宜間隔を有して縦横
に交差した突条部を連成し、該突条部の上側には
連続気泡を有する発泡シートを敷設し、該発泡シ
ートの上側には育苗箱本体の内部を区割りできる
仕切板を嵌入自在に配置してなることを特徴とし
ている。
以下、この考案を実施態様を示す図に基づいて
説明する。10はこの考案による育苗箱の全体を
示し、20は育苗箱本体であつて、その形状は平
面視で長方形状をなしている。21は育苗箱本体
20の底面であり、22は該底面21の周囲に連
設された適宜高さの側部であつて、例えば発泡ポ
リスチレン等の熱可塑性樹脂の発泡体にて形成さ
れる。
上記の底面21には、若干の高さを有する突条
部23が底面21の幅方向及び長手方向の突条部
23a,23bとして縦横に直角で交差し、しか
も夫々に適宜間隔をもつて達成されており(第3
図参照)、これら突条部23a,23b同士の間
の平面視で角形状の貯水部23cに、適量の水が
常時貯えられるようになつている。
この第1〜3図の実施例においては幅方向及び
長手方向の突条部23a,23bのうち、幅方向
の突条部23aについてはその本数を4本とし、
また形成位置は後述する仕切板26の配置に合わ
せるようにしている。突条部23の断面形状は略
半円状であり、またその高さは幅方向及び長手方
向の突条部23a,23bともに略等しくなつて
いて、仕切板26を載せた場合に安定性が保たれ
るようになつている。
24は、突条部23が形成された底面21の上
側に敷設する連続気泡を有する発泡シートであ
り、この発泡シートについては適当な厚さを有
し、かいわれ・みつば等の栽培品25が突条部2
3同士の間の水を該発泡シート24から吸上げる
ことができるポリウレタンフオーム等のような連
続気泡のシートが好適であつて、大きさとしては
底面21の全体に敷設出来る程度であればよい。
この発泡シート24は栽培品25の根を這い易く
して成長を良好にする利点を有している。
26は仕切板であつて上記発泡シート24の上
に載せて使用されるものであり、幅方向及び長手
方向の組立自在な仕切板部材26a,26bを組
み合わすことにより形成され、この実施例におい
ては幅方向及び長手方向の仕切板部材26a,2
6bを夫々4本及び3本とし、これを任意に組み
合わせて育苗箱本体20の内部を区割り出来るよ
うにしている。
なお、上記の育苗箱本体20を形成するための
発泡体としては、熱可塑性樹脂に発泡剤を加えた
もので、ポリスチレンのほか、ポリエチレン、ポ
リプロピレンなどが好適である。
また上記実施例では、育苗箱本体20の底面2
1の幅方向及び長手方向の突条部23a,23b
を縦横に直角に交差させて角形状の貯水部23c
を形成することとしたが、これは上記のような角
形状に限定されるものではなく円形状、三角形状
その他種々の形状にても実施できる。そして、突
条部23の高さ及び本数については使用場所、又
は栽培品25の種類に応じて適宜変更できる。
上述のように構成されている育苗箱10によれ
ば、育苗箱本体20の底面21に、適宜間隔を有
する突条部23が縦横に交差し、しかも連成され
ているので、育苗箱10の配置場所が仮りに傾斜
している場合においても、栽培に必要な水が底面
21に万遍なく貯えられ、その結果、育苗箱10
内での栽培が育苗箱10の傾斜のために阻害され
るということはなくなる。
また、突条部23が形成されている底面21に
は連続気泡を有する発泡シート24を敷設し、さ
らに該発泡シート24の上側には組立自在な仕切
板26を配置しているので、かいわれ・みつば等
の栽培品25の根は該発泡シート24に沿つて這
い易くなつて成長が良好に行われ、また栽培目的
品に応じて育苗区割りを調整することも容易に実
施可能となるなど、この考案はかいわれ・みつば
等の育苗箱として優れた実用的効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施態様を示すものであり、
第1図は育苗箱の一部切欠斜視図、第2図は幅方
向の断面図、第3図は組み立て前の斜視図であ
る。 10……育苗箱、21……底面、23……突条
部、24……発泡シート、26……仕切板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 育苗箱本体の底面には、適宜間隔を有して縦
    横に交差した突条部を連成し、該突条部の上側
    には連続気泡を有する発泡シートを敷設し、該
    発泡シートの上側には育苗箱本体内部を区割り
    できる仕切板を嵌入自在に配置してなることを
    特徴とする育苗箱。 2 育苗箱本体が熱可塑性樹脂の発泡体にて形成
    されてなる上記実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の育苗箱。 3 発泡シートがポリウレタンフオームにて形成
    されてなる上記実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の育苗箱。 4 仕切板が組立自在な仕切板部材からなる上記
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の育苗箱。
JP1983011636U 1983-01-29 1983-01-29 育苗箱 Granted JPS59119148U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983011636U JPS59119148U (ja) 1983-01-29 1983-01-29 育苗箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983011636U JPS59119148U (ja) 1983-01-29 1983-01-29 育苗箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59119148U JPS59119148U (ja) 1984-08-11
JPH0126211Y2 true JPH0126211Y2 (ja) 1989-08-04

Family

ID=30143062

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JP1983011636U Granted JPS59119148U (ja) 1983-01-29 1983-01-29 育苗箱

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JPS59119148U (ja) 1984-08-11

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