JPH0239217B2 - - Google Patents

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JPH0239217B2
JPH0239217B2 JP57060178A JP6017882A JPH0239217B2 JP H0239217 B2 JPH0239217 B2 JP H0239217B2 JP 57060178 A JP57060178 A JP 57060178A JP 6017882 A JP6017882 A JP 6017882A JP H0239217 B2 JPH0239217 B2 JP H0239217B2
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JP
Japan
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cultivation
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hole
lid
compartment
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Seigo Uchimura
Fumihiro Uchida
Takao Kimura
Masaharu Yamaguchi
Yoshuki Pponda
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Sekisui Kaseihin Kogyo KK
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Sekisui Kaseihin Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は栽培装置に関する。さらに詳しく
は、水耕栽培用として適し、ことに大量生産用と
して適した栽培装置に関する。
栽培液(水や液肥)によつて植物を栽培する水
耕栽培は、通常の土壌を用いない栽培法として知
られ、高級野菜や季節はずれの野菜等を育成する
のに適用されている。通常の水耕栽培法は、栽培
液中に発芽種子や根を浸した状態で成育を行う方
法であり、従来から種々の水耕栽培用苗箱が提案
されている。
しかしこの方法においては、根への空気補給が
不充分となり根腐れを生じ易いという問題点があ
り、従来の栽培容器はかような問題点が充分解消
されたものではなくそのため実際には栽培液を上
下させたり、栽培液中に空気を強制的に混入させ
たりして空気を補給することも行われている。
一方、水耕栽培による大量生産においては、栽
培された植物葉茎部による大量生産においては、
栽培された植物葉茎部の背丈が不揃いとなり易く
見ばえが悪いので、できるだけ均一な背丈を得る
ことが望まれている。
例えば、特開昭57−58829号公報に記載の根揃
いの萠しを製造する方法及び器具では、葉茎の長
さを等しくするために、多孔板とその格子枠錘り
とが用いられている。すなわち、これら多孔板と
格子枠錘りは、萠しの成長中、継続して萠しに被
せられ、一部の萠しが下方より多孔板を押上げて
早く生長しようとするのを押さえて、生長の遅い
萠しを保ち、これをくり返して茎長さを揃えよう
とするものである。もちろん格子枠錘りは、葉茎
の生長を抑制する負荷として用いられるもので、
萠しの種類や栽培条件によつて重量を変える必要
がある。もし栽培箱体内が多数に区画される場合
には、区画部ごとにその錘りが必要となり、作業
性が極めて悪くなると共に栽培コストが上がるこ
とになる。
この発明は、空気補給を特に必要とせず根腐れ
なく水耕栽培ができ、かつ均一な背丈の植物が容
易に得られる、工場等での野菜類の大量生産に好
適に使用できる栽培装置を提供するものである。
かくしてこの発明によれば、底壁と周側壁から
なる箱体内が仕切壁により多数に区画され、且つ
それらの各区画部の底壁に、開通状態に維持さ
れ、常に栽培液が排出できる通孔を設けると共
に、各区画部の底面に、栽培床を載置しうる複数
の平行な線状突条部を設け、更にそれらの複数の
平行な線状突条部を設けた底面に過剰の栽培液を
滞留されないよう上記通孔へ傾斜流路が形成され
てなる本体と、該本体の下部に係合し、上記通孔
より排出される栽培溶液を貯留しうる栽培液貯留
容器と、前記本体の各区画部内に嵌入すべく多数
に分割されて下方に突出すると共に先端下面が略
平らな凸部を一体に有する蓋体とからなり、更に
その凸部の先端下面は、蓋体の嵌入時に、植物の
種子に当接せず、かつその種子が発芽した状態の
芽の最上部の上方近傍に位置してなる植物の栽培
装置が提供される。
更にこの発明の別の観点によれば底壁と周側壁
からなる、箱体内が仕切壁により多数に区画さ
れ、且つそれらの各区画部の底壁に、開通状態に
維持され、常に栽培液が排出できる通孔を設ける
と共に、各区画部内の底面に、栽培床を載置しう
る複数の平行な線状突出部を設け、更にそれらの
複数の平行な線状突出部を設けた底面に過剰の栽
培液を滞留されないよう上記通孔へ傾斜流路が形
成されてなる本体と、該本体の下部に係合し、上
記通孔より排出される栽培溶液を貯留しうる栽培
液貯留容器と、各区画部内に遊嵌すべべく多数に
分割されて下方に突出すると共に下面が略平らで
且つ通気孔を穿設した凸部を一体に有し、本体の
上方開口を閉塞しうる蓋部とからなる栽培装置を
用いて植物を栽培するに際して、前記栽培液貯留
用容器が係合された前記本体の各線状突条部に連
続気泡の合成樹脂多泡体からなる栽培床を載置
し、次いでそれらの栽培床上に植物の種子をま
き、続いて前記蓋体で本体の上方開口を閉塞し、
植物の葉茎部の成長によりその葉茎部の上端が上
記凸部の先端下面にほぼそろつて到着するまで栽
培を行い、その後蓋部を取り除いて、所定期間箱
体の上方開口を解放して栽培を行い、栽培床付植
物を採取することによりなる植物の栽培方法が提
供される。
すなわち、この発明によれば、蓋部の凸部が従
来の多孔板及び錘りとは異なる機能、つまり蓋部
の凸部が葉茎部の成長中ずつとではなく初期のみ
使用されるので、従来のごとき錘りの必要をなく
し、それによつて作業性を良好にし、もちろん栽
培コストを低下させることができる。
なお、葉茎部の成長中初期に葉茎部の高さを揃
えさえすれば、その後は凸部を用いなくても葉茎
部を揃えることができる。
以下添付図面によりこの発明を詳しく説明す
る。
第1〜7図にこの発明の栽培装置の具体例の本
体を示す。図に示すように本体1はポリスチレン
発泡体等の合成樹脂よりなる上面を開口した箱体
であり、基本的に底壁1と周側壁2からなる。箱
体のコーナー部の周側壁には上方へ突出する積重
ね用間隔壁7が一体に形成されており他の同形状
の箱体の底壁リブ8に該間隔壁7の上部一部を外
嵌して積重ねることができる。
箱体内部には、仕切壁3を碁板目状に形成して
多数の区画した区画部4が設けられている。そし
て一辺約6.5cmの正方形状の区画部底面9の四隅
に位置する通孔5がそれぞれ区画部底壁1aに設
けられており、さらに底面9上には後述する栽培
床を阪置しうる複数の線状突条部6が形成されて
いる。線状突条部6が形成される底面は中央部に
かけて第5図や第6図に示されるようにゆるやか
に隆起しており、栽培時に線状突出部間で過剰の
栽培液等が滞留せずに通孔に逃げ易いよう突条部
と共に流路を構成する。かような通孔及び線状突
条部が形成された区画部底面の模式図を第7図に
示す。図中10は隆起部(最大高さは例えば1
mm)を示す。なお、仕切壁3はその断面が台形状
であり、仕切弁3に対向する箱体内側面も同様に
下方に広がる傾斜を有している。そのため、栽培
床の出し入れ等の取り扱い上便利である。
上記構成における具体的な寸法は栽培対象によ
つても異なり、特に限定されるものではないが、
例えばかいわれ大根等の栽培用としては、気孔径
約10mm、線状突条部高さ約1〜2mm、幅約4〜5
mm、間隔約4〜5mm、区画部底面の一辺約6〜7
cmとするのが好適である。
栽培を行うに当たつて栽培床が使用される。栽
培床としては保水性及び吸水性に優れかつ育成植
物の直根や根毛が通りうる多孔性の材料であれば
よく、不織布や連続気泡の合成樹脂多泡体などが
種々適用できる。ことに連続気泡の合成樹脂多泡
体としては吸水性の軟質ポリウレタンフオームを
用いるのが好ましい。軟質ポリウレタンフオーム
を用いれば包装容器へのバツク時に嵩づめができ
好適である。最も好ましい軟質ポリウレタンフオ
ームは吸水時に乾燥時の約1.5〜2.5倍の体積まで
膨潤するものであり、栽培液の保持性がよく、か
つ大きな連続気泡径を有するため直根および根毛
の通過を何ら阻害せず栽培床として適するもので
ある。かようなポリウレタンフオームはポリエー
テルポリオール系軟質ポリウレタン樹脂原料に高
吸水性樹脂(例えばサンウエツトIM−300、三洋
化成工業(株)製)を混合したのち、該混合樹脂を高
倍率に発泡させることにより得られる。
第9図及び第10図にこの発明の栽培装置の具
体例の栽培液補給用容器を示す。図に示すように
栽培液補給用容器は、前記本体の底壁リブ8
に外嵌しうる低い周側壁11と底壁12とを備
え、例えばポリエチレン発泡体のごとき合成樹脂
からなる。
一方、第11図及び第12図に同じく具体例の
蓋部を示す。図に示すように、蓋部は前記本体
各区画部4にそれぞれ上方より遊嵌しうる多数
の台状凸部14を一体に備えた平板13からなり
例えばポリエスチレン発泡体のごとき合成樹脂か
らなる。なお、各台状凸部には通気孔15が穿設
されており、使用時の区画部への空気補給の点で
好ましい態様である。かような凸部は遊嵌時に本
体の区画部底面と一定の距離を保たれるべく高
さが調整されている。
以上述べた具体例の本体、容器及び蓋部
の傾斜面を第8図に示す。
かいわれの栽培を例にとつて上記栽培装置の使
用態様を説明する。まず所定の栽培液を含浸させ
た栽培床(含浸時寸法60×60×10mm)を第13図
に示すごとく本体の区画部底面の突条部上に載
置し次いでかいわれの発芽種子17が該栽培床上
に適当数播かれる。そして本体の下部に栽培液
18を貯留した栽培液補給用容器が底壁リブに
外嵌するように係合されると共に、蓋部の凸部
が区画部にそれぞれ遊嵌される。この際容器の
栽培液の液面と本体下部ことに通孔との間隔は約
5〜15mmとするのが適当である。一方、凸部14
の先端面と裁培床16との間隔は約8〜10mmとす
るのが適当である。この間隔が短かすぎると発芽
種子がむれ易く腐りや病斑が生じ易く好ましくな
い。また長すぎると発芽種子同士の持ち上げが生
じると共に植物の背丈調整の効果が不充分であ
る。
かような状態において栽培床16と区画部底面
との間には突起部により線状の空〓が保たれてお
り、かつ該空〓間に滞留する過剰の栽培液は適宜
通孔へ導かれるため、区画部底面は充分な通気性
が保たれると共に適度な湿潤状態が保持される。
発芽種子は栽培液が含浸した栽培床中に第14
図に示すように直根及び根毛を伸ばしついには栽
培床を通過して区画部底面及び通孔部に達する
が、底面においても充分な通気性と適度な湿潤性
によつて根腐れすることなく根茎が成長する。根
茎の一部は通孔を通じて延下し、ついには容器
中の栽培液18中に到達する。第15図に示され
るごとく栽培液中に成長した根茎(直根や根毛)
を通じて毛細管現象により栽培液が栽培床16及
び区画部底面に補給されるため、本体上部からの
栽培液の補給は不要となり、かいわれの伸長がさ
らに続くことになる。
一方、根茎の成長と共に上部へと葉茎が成長す
るが、第14図に示すように凸部によつてその背
丈が調整される。約1日程度凸部をこの状態に維
持した後、蓋部を取り外して栽培を続けると成
長したかいわれの背丈は第15図に示されるよう
に非常に均一となる。従つて本願発明は、本体
と容器と栽培床16を用いて行う水耕栽培にお
いて蓋部を一時期使用することによる植物の葉
茎部背丈の調整方法をも提供するものである。
このようにして栽培したかいわれ大根は葉茎部
が約5〜15cmに成長した後、温室内で適宜日光に
当てて緑化作業を行い次いで栽培床ごと区画部か
ら取り出され出荷作業に供される。なお、栽培床
は、突条部の形状に沿つてゆるやかな弓状となつ
ているため、該栽培床を水平状にパツクすると茎
が真直となりかいわれ大根集合体の荷姿も美麗で
ある。また、栽培液を保持した栽培床により包装
後も商品の新鮮さが長期間維持される。
また、緑化作業後に本体の上部より成長抑制
部分を適宜添加することにより成長を抑制でき出
荷調整が可能となつて工場生産上有利である。
ことにこの発明の栽培装置を用いたかいわれ大
根の大量生産の工程としては、第13〜14図の
状態で約1日放置後蓋部を取り除き3〜4日温
室中等で放置した後1〜2日日光にさらして緑化
作業を行い次いで適宜成長抑制成分を加え、取り
出し包装する工程からなる。
この発明の栽培装置は、前記具体例に限定され
ることはない。例えば、気孔の大きさは少なくと
も育生した直根や根毛が通りうる通孔であればよ
いく数も目的栽培植物によつて適宜選択されるも
のである。
一方突条部を設けた底面は、具体例に示すよう
に適宜傾斜させ、該底面上の水分のことに過剰の
栽培液が滞留せずに通孔に至るべく流路を構成す
ることが根腐れ防止の点から好ましい。
一方、容器は少なくとも本体の下部に係合
する形状でにあればよく、容器の下部に更に本
体の間隔壁と嵌合できるリブを設設けてもよく
積み重ねの点で好ましい。
さらに蓋部に設けられる凸部は少なくとも本
体内部又は区画部内に遊嵌でき伸長する植物の葉
茎部高を遊嵌時に一時的均一化しうる形状であれ
ばよく、従つてその先端面が平らなものであり、
栽培床を覆う先端面積を有するものであればよ
い。
また、本体、容器及び蓋部の材質としてはそれ
ぞれ合成樹脂製が適当であり、例えばポリエチレ
ン樹脂、ポリプロピレンン樹脂、スチレン樹脂発
泡体、スチレン−無水マレイン酸共重合樹脂発泡
体、スチレン−エチレン共重合樹脂発泡体等が材
質として好適に用いられる。これらのうち合成樹
脂発泡体を用いれば軽量化が可能になると共に保
温性及び耐衝撃性が上昇するため取り扱い上好ま
しい。さらに機械的特性(耐久性や強度)の点を
考え合わせれば、スチレン−ポリエチレン共重合
樹脂の発泡体を用いるのがより好ましい。
この発明の栽培装置によれば、以上述べたよう
に本体の通孔と突条部の組合せの効果及び容器並
びに蓋体の効果により簡便な操作で根腐れするこ
となく均一な水耕栽培ができると共に、本体の上
部から栽培液を補給(撒布)することなく葉茎部
に栽培液を充分に補給でき、栽培液による葉茎部
の病斑等の障害も起り難い。従つて、水耕栽培し
うる種々の植物、例えば、かいわれ大根、三ツ
葉、せり、芽ねぎ、そばもやし、大豆もやし、小
豆もやし等の栽培に有用であり、根切りすること
なく、栽培製品を直接包装し出荷できる点非常に
有用な栽培装置である。ことに具体例示で示すよ
うに包装容器形状に対応して多数の区画を設けた
場合には取り出し作業及び包装作業が簡便であり
大量生産上有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は、この発明の栽培装置の具
体例の本体をそれぞれ示す平面図、正面図、底面
図及び側面図であり、第5図は第1図のA−A,
B−B間におけるC−C拡大断面図であり第6図
は第1図のA−A,B−B間におけるD−D拡大
断面図であり、第7図は本体の区画部底面の具体
例を示す模式図であり、第8図は本体、栽培液補
給用容量及び蓋部の具体例をそれぞれ示す斜視図
であり、第9図及び第10図は、この発明の栽培
装置の栽培液補給用容器の具体例を示す平面図及
び正面図であり、第11図及び第12図は、この
発明の栽培装置の蓋部の具体例を示す平面図及び
正面図であり、第13〜15図はこの発明の栽培
装置の使用状態をそれぞれ説明する第5図相当図
である。 1……底壁、1a……区画部底壁、2……周側
壁、3……仕切壁、4……区画部、5……通孔、
6……線状突条部、7……積重ね用間隔壁、8…
…底壁リブ、9……区画部底面、10……隆起
部、11……周側壁、12……底壁、13……平
板、14……台状凸部、15……通気孔、16…
…栽培床、17……発芽種子、18……栽培液、
……本体、……栽培液補給用容器、……蓋
部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 底壁と周側壁からなる箱体内が仕切壁により
    多数に区画され、且つそれらの各区画部の底壁
    に、開通状態に維持され、常に栽培液が排出でき
    る通孔を設けると共に、各区画部内の底面に、栽
    培床を載置しうる複数の平行な線状突条部を設
    け、更にそれらの複数の平行な線状突条部を設け
    た底面に過剰の栽培液を滞留されないよう上記通
    孔へ傾斜流路が形成されてなる本体と、該本体の
    下部に係合し、上記通孔より排出される栽培溶液
    を貯留しうる栽培液貯留用容器と、前記本体の各
    区画部内に嵌入すべく多数に分割されて下方に突
    出すると共に先端下面が平らな凸部を一体に有す
    る蓋体とからなり、 更にその凸部の先端下面は、蓋体の嵌入時に、
    植物の種子に当接せず、かつその種子が発芽した
    状態の芽の最上部の上方近傍に位置してなる植物
    の栽培装置。 2 箱体の周側壁が、その一部に更に上方へ突出
    する積重ね用間隔壁を具備してなる特許請求の範
    囲第1項に記載の栽培装置。 3 本体、栽培液補給用容器及び蓋部が合成樹脂
    発泡体からなる特許請求の範囲第1〜2項のいず
    れかに記載の栽培装置。 4 底壁と周側壁からなる、箱体内が仕切壁によ
    り多数に区画され、且つそれらの各区画部の底壁
    に、開通状態に維持され、常に栽培液が排出でき
    る通孔を設けると共に、各区画部内の底面に、栽
    培床を載置しうる複数の平行な線状突出部を設
    け、更にそれらの複数の平行な線状突出部を設け
    た底面に過剰の栽培液を滞留されないよう上記通
    孔へ傾斜流路が形成されてなる本体と、該本体の
    下部に係合し、上記通孔より排出される栽培溶液
    を貯留しうる栽培液貯留用容器と、各区画部内に
    遊嵌すべく多数に分割されて下方に突出すると共
    に先端下面が略平らで且つ通気孔を穿設した凸部
    を一体に有し、本体の上方開口を閉塞しうる蓋部
    とからなる栽培装置を用いて植物を栽培するに際
    して、前記栽培液貯留用容器が係合された前記本
    体の各線状突条部に連続気泡の合成樹脂多泡体か
    らなる栽培床を載置し、次いでそれらの栽培床上
    に植物の種子をまき、続いて前記蓋体で本体の上
    方開口を閉塞し、植物の葉茎部の成長によりその
    葉茎部の上端が上記凸部の先端下面にほぼそろつ
    て到着するまで栽培を行い、その後蓋部を取り除
    いて、所定期間箱体の上方開口を解放して栽培を
    行い、栽培床付植物を採取することによりなる植
    物の栽培方法。
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