JPH08140483A - 植物の育成用ポット - Google Patents

植物の育成用ポット

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JPH08140483A
JPH08140483A JP28697394A JP28697394A JPH08140483A JP H08140483 A JPH08140483 A JP H08140483A JP 28697394 A JP28697394 A JP 28697394A JP 28697394 A JP28697394 A JP 28697394A JP H08140483 A JPH08140483 A JP H08140483A
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JP
Japan
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growing
pot
plant
flat plate
plate portion
Prior art date
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Application number
JP28697394A
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English (en)
Inventor
Toshiro Fujiwara
原 俊 郎 藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOHOKU SHIZAI KOGYO KK
Original Assignee
TOHOKU SHIZAI KOGYO KK
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】例えば蘭等の植物を苗床から移して出荷させる
にあたり、一度に多数の苗木を移動させることができ、
しかも蘭等の製品価値を損ねることなく出荷することの
できる植物の育成用ポットを提供する。 【構成】合成樹脂発泡体から形成され、平板部2の四隅
部に脚部3が一体に突設されるとともに、この平板部2
内に植木鉢状の形状を有する植物育成用凹所4を、下方
に並列的に膨出する隔壁体5で区画形成したことを特徴
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は植物の育成用ポットに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、鑑賞用植物として人気を博して
いる蘭を、商業ベースで栽培する場合には、先ず、多量
の苗が苗床で栽培されている。そして、発芽してからあ
る程度成長がすすんだ後には、これらの苗は別々の鉢内
に移し替えられており、以後、出荷に適するまで別々の
鉢内で育成されている。
【0003】ここで、蘭などを出荷の段階まで成長させ
る場合には、苗床で成長させる1月頃に根を十分に成長
させる必要があり、この頃にもし根が十分に成長してい
ないと、植え替えを行う5月以後に植物を十分成長させ
ることができない。また、根の回りに空気が存在する
と、いわゆるエアープルーニ現象で根づきが良いことが
知られている。このような点を考慮して蘭などの栽培に
おいては、最初から大きな鉢に植え替えて成長を促すの
ではなく、苗床から取り出された当初などは、例えば、
素焼きの鉢あるいは合成樹脂などからなる比較的小さな
鉢が使用され、植物の成長に伴って、順次大きい鉢に植
え替えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、苗床で育成
した後の植物を、従来の育成用の鉢を使って苗木を個々
に成長させる場合には、他の場所に移す場合などに、1
つづつ、あるいはケースに複数個収容して移動させてい
る。
【0005】しかしながら、このように個々に移動させ
たり、ケースに移して移動させることは作業性が悪い。
しかも、個々の鉢を使って苗木を出荷の段階まで成長さ
せる場合には、何度も水がそそがれ繰り返し日に当てら
れるので、水抜き孔の近傍が跳ね返り等で汚れてしまっ
たり、あるいは苔が生えだして、出荷する蘭の製品価値
が損われてしまうという問題があった。
【0006】そこで、従来は出荷する段になると、鉢の
周囲に付着した土を落としたり、あるいは苔を落とすな
どの面倒な作業が必要であった。本発明は上記実情に鑑
み、例えば蘭等の植物を苗床から移して出荷させるにあ
たり、一度に多数の苗木を移動させることができ、しか
も鉢等の汚れから蘭等の製品価値を損ねることなく出荷
することのできる植物の育成用ポットを提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る植物の育成用ポットは、合成樹脂発泡体
から形成され、平板部の四隅部に脚部が一体に突設され
るとともに、この平板部内に植木鉢状の形状を有する植
物育成用凹所を、下方に並列的に膨出する隔壁体で区画
形成したことを特徴としている。
【0008】ここで、前記隔壁体に、底から壁に通じる
通気孔を形成することが好ましい。また、前記平板部の
上部に、脚部を係止する突起を形成すると良い。
【0009】
【作用】上記構成による本発明によれば、例えば、植物
の生産者は苗床から取り出した苗木を、個々の鉢内に移
し替えて栽培するのではなく、この育成用ポット内に集
合させて育成することができる。そして、出荷に際して
も多量の苗木を収容したそのままの荷姿で市場等に提供
することができる。また、個別に出荷する場合には、素
焼き等の新たな鉢に移し替えれば良い。
【0010】これにより、綺麗な見栄えの良い鉢で店頭
に並べることができ、購入者も綺麗な状態で家に持ち帰
ることができる。また、隔壁体に底から壁に通じる通気
孔を形成することにより、水抜きは勿論、根の周囲に空
気を導入することができる。
【0011】さらに、脚部に突起を形成すれば、2つを
重ね合わせたときに、位置ずれを起こすこともない。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図1乃至図5は、本発明の一実施例を示すも
ので、この実施例において、育成用ポット1は、例えば
発泡ポリスチレン、発泡ポリウレタン、発泡ポリ塩化ビ
ニルまたは発泡ポリオレフィン等のような合成樹脂発泡
体を発泡させて構成されている。この発泡倍率は、例え
ば5〜100倍、好ましくは、20〜80倍、更に好ま
しくは、30〜70倍程度である。
【0013】この育成用ポット1は、全体が略矩形ボッ
クス状であるが、一体成形で形成されている。この上板
を構成する平板部2の四隅部には、載置したときの安定
性を図るために、脚部3が突設されている。また、脚部
3と脚部3との間に形成される間隙により、下部内方へ
の風通しが易くなっている。さらに、上記平板部2内
は、植木鉢状の形状を有する植物育成用凹所4が、下方
に膨出する隔壁体5で構成されている。これらの隔壁体
5は並列的に配置されている。
【0014】これら隔壁体5の内部空間は、植物を栽培
するための鉢として使用されるもので、下面に水抜き用
の孔を形成してもよい。なお、この下面の孔は必須のも
のではなく、必要に応じて形成すれば良い。一方、隔壁
体5の周壁には、所定間隔おきに縦方向の通気孔6が形
成されており、この通気孔6を介して隔壁体5の内方へ
外部の空気を導入できるようになっている。なお、この
通気孔6は、底から壁に連続して形成されている。
【0015】また、平板部2の上面隅部には、重ねたと
きの位置決め用として、突起7が形成されている。上記
のように形成された植物の育成用ポット1は、例えば蘭
を栽培する生産者が好ましく用いることができる。
【0016】例えば、蘭を専業に栽培する場合には、先
ず、苗床で大量の苗木が栽培される。そして、ある程度
成長が進んだ苗木は、従来は個別の鉢に植え替えてこの
鉢内で育成していたのに対し、上記のような育成用ポッ
ト1を用意することにより、蘭の育成用および運搬用と
してこのポット1を兼用して用いることができる。
【0017】例えば、苗床から取り出された多数の蘭の
苗木は、ポット1の植物育成用凹所4内に、所定量の土
と共に所定間隔おきに植え込まれる。したがって、この
間隔を確保することにより、蘭の成長の過程においても
苗木同士がぶつかりあうこともない。
【0018】ここで、苗木が植えられる植物育成用凹所
4内には、底から壁に通じる通気孔6が所定間隔おきに
形成されていることから、特に隔壁体5の外周部分に、
外部の空気が積極的に導入されることになる。このよう
に、苗木の根が伸びようとしている部分に水を含んだ土
が存在せずに逆に空気が存在すると、根はこの部分を避
けて水を求めて伸びようとする。したがって、通気孔6
がある場合、苗木の根は周囲に広がらずに、上下方向に
成長することになる。これにより、育成する苗木の根に
成長の妨げとなるような、いわゆる根巻きが生じること
はない。
【0019】したがって、本実施例によれば通気孔6を
形成することにより、育成時にしっかりとした根を成長
させることが可能になる。これにより、育成した苗木を
後に個々の鉢等に植え代えた場合であっても、最初の根
がしっかりしているので根づきが良く、植物を十分に成
長させることができる。
【0020】また、育成のために注がれた水は、下面に
形成された水抜き孔あるいは通気孔6から外方に逃がす
ことができる。このような、通気孔6の数および大きさ
などを適宜設定することにより、排水性を調整すること
も可能である。
【0021】しかも、隔壁体5の底面は脚部3より高い
位置に配置されるので、隔壁体5の内部が不要な水に曝
されることもない。また、このような植物の育成用ポッ
ト1を使用することにより、植え替えた後に、漏斗など
を使って多数の苗木に同時に水を注ぐことができる。し
たがって、苗木を個別に育成する場合の作業効率が良好
である。また、栽培の途中で他の場所に移す場合にも、
そのままの姿勢で一度に多くの苗木を持ち運べるので、
作業効率が良い。さらには、出荷のために運搬する場合
にあっても、従来のように専用の容器を用意しなくて
も、この育成用ポット1のまま出荷に回すことができ
る。しかも、脚部3の高さを出荷時の植物の成長に応じ
て高く形成すれば、図5に示したように、上下に多段に
積み重ねることができるので、嵩張ることもない。
【0022】しかも、上下に積み重ねたときに、上方に
位置する育成用ポット1の脚部3は、その内壁が下方に
位置する育成用ポット1の突起7に係止されるので、2
つの育成用ポット1、1が位置ずれを起こしたりするこ
とはない。また、移送中に横転することを防止すること
ができる。なお、空になった場合の育成用ポット1も同
様に多段に重ね合わせて持ち運ぶことができる。
【0023】また、植物の育成用ポット1で市場等に出
荷された蘭は、この育成用ポットごとあるいは個別にし
て生花店などの二次業者に販売されることになるが、蘭
を個別に販売する以前に、これら育成用ポット1内に収
容された蘭を、新たな鉢に移し替えると良い。
【0024】この場合、使用される植木鉢としては、素
焼きの鉢あるいは合成樹脂製の鉢など家庭での栽培ある
いは鑑賞用に適した鉢が使用される。これにより、店頭
に並べられた蘭を購入する当時者は、綺麗な鉢に植え替
えられた蘭の中から好むものを自由に選ぶことができ
る。このとき、新たな鉢は汚れが少ないので、蘭の商品
価値が損なわれる虞はない。
【0025】なお、上記実施例では、通気孔6は、八方
向に放射状に拡がるものとして構成したが、この通気孔
6の形状は特に限定されるものではなく、植物育成用凹
所4の大きさあるいは栽培する植物などにより、適宜設
定すれば良い。例えば、図6に示したように、通気孔8
の幅を図2のものに比べて太く形成しても良い。あるい
は、図7に示したように、通気孔9を底面内方にまで一
層長く延ばすこともできる。
【0026】さらに、育成用ポット1の全体の大きさあ
るいは隔壁体5の大きさも、自由に設定することがで
き、育成する植物の適正に合わせて形成すれば良い。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る植
物の育成用ポットによれば、この育成用ポットを用い
て、蘭などの植物を出荷の段階まで育成することができ
る。これにより、この育成用ポットで栽培された植物
を、店頭に並べる以前の期間に新しい素焼きの鉢あるい
は合成樹脂製の鉢などに移し替えれば、店頭などに並べ
るときには、外面等の汚れを落とす面倒な作業を不要あ
るいは簡単に行なわすことができる。しかも、育成の段
階から出荷の段階まで同じ育成用ポットを用いることが
できるので、作業効率が良く、また持ち運びの際に一度
に多数の苗木を移動させることができるので運搬効率が
改善される。
【0028】また、隔壁体に通気孔を形成すれば、外部
空気が積極的に供給されるので、根の発達する方向を規
制することができ、後に植え替えを行なった場合など
に、根づきを良くすることができる。
【0029】さらに、育成用ポットの上部に突起を形成
すれば、2段に重ねた場合であっても、位置づれが生じ
ることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例による植物の育成用ポ
ットを示した斜視図である。
【図2】図2は同実施例による育成用ポットの底面図で
ある。
【図3】図3は同実施例による育成用ポットの側面図で
ある。
【図4】図4は同実施例による育成用ポットの断面図で
ある。
【図5】図5は同実施例による育成用ポットを二段に重
ねたときの斜視図である。
【図6】図6は同実施例で形成した通気孔の変形例を示
す底面図である。
【図7】図7は同実施例で形成した通気孔の他の変形例
を示す底面図である。
【符号の説明】
1 育成用ポット 2 平板部 3 脚部 4 植物育成用凹所 5 隔壁体 6、8、9 通気孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂発泡体から形成され、平板部の四
    隅部に脚部が一体に突設されるとともに、この平板部内
    に植木鉢状の形状を有する植物育成用凹所を、下方に並
    列的に膨出する隔壁体で区画形成したことを特徴とする
    植物の育成用ポット。
  2. 【請求項2】前記隔壁体に、底から壁に通じる通気孔を
    形成したことを特徴とする請求項1に記載の植物の育成
    用ポット。
  3. 【請求項3】前記平板部の上部に脚部を係止する突起を
    形成したことを特徴とする請求項1に記載の植物の育成
    用ポット。
JP28697394A 1994-11-21 1994-11-21 植物の育成用ポット Pending JPH08140483A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100777977B1 (ko) * 2006-05-07 2007-11-28 류승윤 뿌리 관찰용 개폐식 식물재배용기의 제조방법
KR100894143B1 (ko) * 2007-07-19 2009-04-22 대한민국 육묘용기
JP2011055720A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Takemotoen:Kk 直根性樹木の育苗方法、直根性樹木の定植方法およびポット
CN103348882A (zh) * 2013-07-21 2013-10-16 中国农业科学院蔬菜花卉研究所 一种塑料育苗穴盘
CN104365361A (zh) * 2014-11-20 2015-02-25 中国农业科学院农业环境与可持续发展研究所 一种基质所育苗的洗根方法及其应用

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JP2011055720A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Takemotoen:Kk 直根性樹木の育苗方法、直根性樹木の定植方法およびポット
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