JPH01261812A - 固体電解コンデンサの製造方法 - Google Patents
固体電解コンデンサの製造方法Info
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- JPH01261812A JPH01261812A JP8892588A JP8892588A JPH01261812A JP H01261812 A JPH01261812 A JP H01261812A JP 8892588 A JP8892588 A JP 8892588A JP 8892588 A JP8892588 A JP 8892588A JP H01261812 A JPH01261812 A JP H01261812A
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Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、固体電解コンデンサの製造方法に関するもの
である。
である。
（従来の技術）
従来の技術に関して、樹脂モールドチップ型タンタル固
体電解コンデンサ（以下、チップタンタルコンデンサと
略す）を例にとり説明する。
体電解コンデンサ（以下、チップタンタルコンデンサと
略す）を例にとり説明する。
一般に、タンタルコンデンサは完成品の電気特性の測定
の前に漏れ電流不良の低減を目的とした再化成が行なわ
れている。しかし、チップタンタルコンデンサの場合、
印刷配線板に実装時に熱ストレスが他のコンデンサに比
較して大きいため、熱ストレスによる短絡不良の発行が
たびたび見られた。これは、半田付は時の急激な温度上
昇により、タンタルコンデンサの絶縁皮膜の微細な欠陥
部が拡大され短絡不良に至るもので、その対策として、
再化成後に空気雰囲気中（気槽）で冷熱衝撃サイクルを
行ない、絶縁皮膜に微細な欠陥をもった製品を予め短絡
させて、そののちの完成検査で除去する方法が用いられ
ていた。
の前に漏れ電流不良の低減を目的とした再化成が行なわ
れている。しかし、チップタンタルコンデンサの場合、
印刷配線板に実装時に熱ストレスが他のコンデンサに比
較して大きいため、熱ストレスによる短絡不良の発行が
たびたび見られた。これは、半田付は時の急激な温度上
昇により、タンタルコンデンサの絶縁皮膜の微細な欠陥
部が拡大され短絡不良に至るもので、その対策として、
再化成後に空気雰囲気中（気槽）で冷熱衝撃サイクルを
行ない、絶縁皮膜に微細な欠陥をもった製品を予め短絡
させて、そののちの完成検査で除去する方法が用いられ
ていた。
（発明が解決しようとする課題）
上記従来の気槽による冷熱［ｒ撃すイクルは、製造工程
において大量の製品を処理しようとすると、第２図に示
すように温度の立ち上りに時間がかかり、事実上目的と
する急激な温度変化を製品に与えることが不可能であっ
た。また、所定の温度にまで達するのに２０〜４０分の
時間が必要なため、数サイクルの冷熱衝撃サイクルを実
施するためには４〜７時間が必要となり、生産性向上の
大きな妨げとなっていた。
において大量の製品を処理しようとすると、第２図に示
すように温度の立ち上りに時間がかかり、事実上目的と
する急激な温度変化を製品に与えることが不可能であっ
た。また、所定の温度にまで達するのに２０〜４０分の
時間が必要なため、数サイクルの冷熱衝撃サイクルを実
施するためには４〜７時間が必要となり、生産性向上の
大きな妨げとなっていた。
本発明の目的は、従来の欠点を解消し、固体電解コンデ
ンサの品質の安定化および生産性の向上をはかった製造
方法を提供することである。
ンサの品質の安定化および生産性の向上をはかった製造
方法を提供することである。
（課題を解決するための手段）
本発明の固体電解コンデンサの製造方法は、冷却した液
体と加熱した液体の中に固体電解コンデンサを交互に浸
漬してスクリーニングしたものである。
体と加熱した液体の中に固体電解コンデンサを交互に浸
漬してスクリーニングしたものである。
（作 用）
本発明は、冷熱衝撃スクリーニングに液体を用いること
により、温度の立ち上りを急激にし、スクリーニング効
果を向上させると共に、スクリーニング時間を短縮する
ものである。
により、温度の立ち上りを急激にし、スクリーニング効
果を向上させると共に、スクリーニング時間を短縮する
ものである。
（実施例）
本発明の一実施例を１６Ｖ、 １０ｕＦのチップタンタ
ルコンデンサを用いて説明する。
ルコンデンサを用いて説明する。
再化成の終了したチップタンタルコンデンサを一３０℃
に冷却したエチレングリコール５０％水溶液に２分間浸
漬する０次に、＋１３０℃に加熱したエチレングリコー
ルに２分間浸漬する。この操作を３回繰り返す、そのの
ち、約８０℃に加熱した水で２分間洗浄する。洗浄後約
１５０℃の熱風で５分間乾燥する。この時のコンデンサ
の温度変化を第１図に示すが、液槽による温度の立ち上
りは１分間以内であり、すべての作業が約２０分間で終
了する。
に冷却したエチレングリコール５０％水溶液に２分間浸
漬する０次に、＋１３０℃に加熱したエチレングリコー
ルに２分間浸漬する。この操作を３回繰り返す、そのの
ち、約８０℃に加熱した水で２分間洗浄する。洗浄後約
１５０℃の熱風で５分間乾燥する。この時のコンデンサ
の温度変化を第１図に示すが、液槽による温度の立ち上
りは１分間以内であり、すべての作業が約２０分間で終
了する。
また、コンデンサに対し急激な温度変化を与えているた
め、そのスクリーニング効果は非常に大きく、２６０℃
、１０秒間の半田耐熱テストの結果を次表に示すように
、従来品で０．４％の不良発生があったものが、液槽の
スクリーニングの実施により不良発生率が０％となって
いる。
め、そのスクリーニング効果は非常に大きく、２６０℃
、１０秒間の半田耐熱テストの結果を次表に示すように
、従来品で０．４％の不良発生があったものが、液槽の
スクリーニングの実施により不良発生率が０％となって
いる。
表
なお、本実施例では有機溶媒としてエチレングリコール
を用いたが、ｒ−ブチルラクトン・グリセリン・ポリエ
チレングリコール等の低凝固点・高沸点の有機溶媒が使
用できる。また、低温側だけアルコール系有機溶媒を使
用し、高温側にポリカーボネートを使用する等の低温・
高温にそれぞれ別の有機溶媒を使用することも可能であ
る。
を用いたが、ｒ−ブチルラクトン・グリセリン・ポリエ
チレングリコール等の低凝固点・高沸点の有機溶媒が使
用できる。また、低温側だけアルコール系有機溶媒を使
用し、高温側にポリカーボネートを使用する等の低温・
高温にそれぞれ別の有機溶媒を使用することも可能であ
る。
（発明の効果）
本発明によれば、スクリーニングに関する時間が従来の
方法に比較して１／１０ないし１／２０に短縮されると
共に、急激な温度変化を与えることにより、大きなスク
リーニング効果が得られる。
方法に比較して１／１０ないし１／２０に短縮されると
共に、急激な温度変化を与えることにより、大きなスク
リーニング効果が得られる。
第１図は本発明の一実施例による液槽を用いた時のコン
デンサの温度立ち上り時間を示すグラフ、第２図は従来
の気槽を用いた時のコンデンサの温度立ち上り時間を示
すグラフである。 特許出願人 松下電器産業株式会社 第１図 第２図
デンサの温度立ち上り時間を示すグラフ、第２図は従来
の気槽を用いた時のコンデンサの温度立ち上り時間を示
すグラフである。 特許出願人 松下電器産業株式会社 第１図 第２図
Claims (1)
- 冷却した液体と加熱した液体の中に固体電解コンデンサ
を交互に浸漬してスクリーニングすることを特徴とする
固体電解コンデンサの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8892588A JPH01261812A (ja) | 1988-04-13 | 1988-04-13 | 固体電解コンデンサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8892588A JPH01261812A (ja) | 1988-04-13 | 1988-04-13 | 固体電解コンデンサの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01261812A true JPH01261812A (ja) | 1989-10-18 |
Family
ID=13956488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8892588A Pending JPH01261812A (ja) | 1988-04-13 | 1988-04-13 | 固体電解コンデンサの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01261812A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0636976A (ja) * | 1992-07-16 | 1994-02-10 | Elna Co Ltd | 電子部品のスクリーニング方法 |
-
1988
- 1988-04-13 JP JP8892588A patent/JPH01261812A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0636976A (ja) * | 1992-07-16 | 1994-02-10 | Elna Co Ltd | 電子部品のスクリーニング方法 |
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