JPH0125970Y2 - - Google Patents

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JPH0125970Y2
JPH0125970Y2 JP1980151376U JP15137680U JPH0125970Y2 JP H0125970 Y2 JPH0125970 Y2 JP H0125970Y2 JP 1980151376 U JP1980151376 U JP 1980151376U JP 15137680 U JP15137680 U JP 15137680U JP H0125970 Y2 JPH0125970 Y2 JP H0125970Y2
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JP
Japan
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display panel
housing
frame
circuit board
side walls
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JP1980151376U
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JPS5774472U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は表示パネルの固定構造に関するもの
である。
例えば電子時計等の小型電子機器の表示装置と
して使用される液晶表示パネルやエレクトロクロ
ミツク表示パネル等は、表示パネルを保持する枠
体(電子時計においては時計モジユールのハウジ
ング)に嵌合され、この枠体に固定されて機器ケ
ース(例えば時計ケース)内に実装されている。
ところで、前記枠体に嵌合された表示パネルを
枠体に対して固定する場合、従来は、枠体の両側
壁上面にパネル押えをビス止めし、このパネル押
えによつて表示パネルの両側縁上面を押えること
により表示パネルを上方に抜け出さないように固
定している。なお表示パネルはその両側の端子配
列部と枠体下部に配置される回路基板との間に圧
縮状態で挾持されるインタコネクタによつて下側
から支持されるから、表示パネルの上面を上方か
ら押えておけば表示パネルは上下にガタつくこと
なく固定される。
しかしながら、上記のような固定構造では、パ
ネル押えを枠体にビス止めしているために、パネ
ル押えの取付け作業が面倒であり、特に電子腕時
計の時計モジユールの場合は使用されるビスが非
常に小さいから、パネル押えの取付け作業が非常
に困難であつた。しかも、上記従来の表示パネル
の固定構造では、パネル押えによつて表示パネル
の上面を押えているだけであるために、枠体に嵌
合された表示パネルが横方向にずれ動くという欠
点ももつている。すなわち、表示パネルは、同一
種のものであつてもその寸法にはある程度のバラ
つきがあるために、前記枠体は最も大きな表示パ
ネルの巾寸法に合わせて設計されている。このた
め、巾寸法の小さな表示パネルを枠体内に嵌合す
ると、枠体の側壁内面と表示パネルの側面との間
にわずかながら隙間ができることになり、そのた
めに表示パネルの上面のみを押圧固定している従
来の固定構造では、表示パネルが枠体内で横方向
にずれ動くことがある。
この考案は上記のような実情にかんがみてなさ
れたものであつて、その目的とするところは、枠
体に嵌合された表示パネルの上面を押えるパネル
押えを枠体と一体に形成することによつて枠体に
対するパネル押えの取付け作業を不要とすると共
に、表示パネルを横方向にずれ動くことのないよ
うに確実に固定することができ、しかも表示パネ
ルの固定作業を簡単に行なうことができる表示パ
ネルの固定構造を提供することにある。
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
第1図及び第2図において、図中1は合成樹脂
製の枠体であり、この実施例では時計モジユール
のハウジングを示している。この枠体1はその両
側壁1a,1aの上端部内面に枠体1の内方に突
出する水平なパネル押え片2,2を一体に形成す
ると共に、前記パネル押え片2,2を形成した両
側壁1a,1aの外面にそれぞれ突起3,3を一
体形成したもので、前記両側壁1a,1aはいず
れもその下部を切落した形状とされており、さら
にこの両側壁1a,1aは枠体内外に弾性変形可
能な弾性壁とされている。なお、前記パネル押え
片2,2はいずれも前記両側壁1a,1aの中間
位置に設けられている。また前記突起3,3は一
方の側壁1aに対しては前記パネル押え片2の両
側位置に形成され、他方の側壁1aにはその中間
位置に形成されており、これら突起3,3は上面
が水平でかつ外側面が上方に向つて外側に傾斜す
る形状とされている。また、4は前記パネル押え
片2,2のうち一方のパネル押え片2に設けられ
た孔であり、表示パネル5は前記枠体1に対して
その下側から挿入嵌合されるか、あるいは前記パ
ネル押え片2の孔4にピンセツト等の工具を引掛
けて枠体側壁1aを外側に弾性変形させることに
より枠体の上側から挿入嵌合されるようになつて
いる。6は前記枠体1の下部に嵌合された回路基
板であり、この回路基板6の両側部は前記枠体1
の両側壁1a,1bの下端面に当接されている。
7は前記回路基板6上に取付けられたLSI、8は
その上に配置された拡散反射板である。
一方、9は前記枠体1の外側に嵌合される導電
金属性の枠体把持具であり、この枠体把持具9は
前記回路基板6の巾よりも狭まい巾の底面9a
と、この底板9aの両側から上向きに折曲形成さ
れた立上り部9b,9bと、この立上り部9b,
9bの上端から外側に向つて斜め下向きに折曲形
成されたフラツプ部9c,9cと、このフラツプ
部9c,9cの先端から内側に向つて斜め上向き
に折曲形成された枠体当接片10,10とからな
るもので、前記枠体当接片10,10は一方のフ
ラツプ部に対してはその両端部に形成され、他方
のフラツプ部に対してはその中間部に形成されて
いる。また、前記各枠体当接片10,10は、そ
れぞれ前記枠体両側壁1a,1aの突起形成位置
に対応させて形成されており、これら各枠体当接
片10,10にはそれぞれ突起3,3に掛止され
る掛止孔11,11が形成されている。前記枠体
当接片10,10は、その先端部において枠体両
側壁1a,1aの外面に弾接状態で当接するもの
で、この枠体当接片10,10は前記枠体両側壁
1a,1aに対してこの側壁1a,1aを内方に
変形させ得る程度の弾接力で当接するようになつ
ている。また、前記フラツプ部9c,9cは、前
記枠体当接片10,10を前記突起3,3に掛止
した状態でその基部において前記回路基板6の下
面に弾接するようになつており、これによつて前
記回路基板6は枠体両側壁1a,1aの下端面に
押圧固定されるようになつている。また、前記枠
体把持具9の底板9aには、釦型電池12が挿入
される電池嵌合孔13が形成されており、この電
池嵌合孔13の縁部には前記電池12の周面(一
方の電極面)に弾接する電池保持板14,14が
形成され、この電池保持板14,14は電極板と
されている。なお、前記電池12の上面(他方の
電極面)は回路基板6の下面に形成された電極板
(図示せず)に当接されるようになつている。さ
らに、前記底板9aの一端部には、前記枠体1の
一端壁の外面に接する位置合わせ用の立上り板1
5が形成され、前記底板9aの他端部には前記枠
体1の他端壁の外側に立上る接点片16が形成さ
れており、この接点片16は、腕時計ケースの側
部に設けられる押釦スイツチの操作により枠体1
内側に弾性変形して回路基板6の側部に形成され
ている固定接点に接触するようになつている。な
お、第1図において16aは前記枠体1に形成さ
れた前記接点片16に対して逃げとなる切欠部で
ある。
すなわち、前記枠体把持具9は、前記枠体1の
両側壁1a,1aを外側から弾圧状態で把持する
だけでなく、回路基板6の固定部材と電池に接触
する電極板及びスイツチの接点を兼ねているもの
である。
しかして、枠体1に対する表示パネル5の固定
は、前記枠体1内に表示パネル5と回路基板6を
嵌合した後、前記枠体1の下側から前記枠体把持
具9を嵌め込めばよく、前記枠体把持具9の枠体
当接片10,10を枠体1側の突起3,3に掛止
するとフラツプ部9c,9cによつて回路基板6
が枠体両側壁1a,1a下端面に押圧固定され、
さらにインタコネクタ17,17を介して表示パ
ネル5がパネル押え片2,2に押圧固定される。
また前記枠体把持具9を枠体1に嵌合すると、前
記枠体当接片10,10によつて弾性壁である枠
体両側壁1a,1aが内方に押圧され、これによ
つて前記枠体両側壁1a,1aが内側に弾性変形
して表示パネル5を両側から弾接挾持する。従つ
て表示パネル5は上下にもまた横方向にもずれ動
くことなく確実に固定される。
なお、上記実施例では枠体把持具9を回路基板
固定部材や電池12と接触する電極板及びスイツ
チの接点を兼ねるものとしているが、この枠体把
持具9は単に枠体1を把持するだけのものとして
もよく、さらに前記枠体把持具9は枠体1の側方
から嵌合されるものとしてもよい。
この考案は上記のようなものであるから、パネ
ル押えの取付け作業が不要であると共に、枠体に
対して表示パネルを横方向にずれ動くことなく確
実に固定することができ、しかも表示パネルの固
定を枠体の外側に枠体把持具を嵌合するだけの簡
単な作業で行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案の一実施例を示す
分解斜視図及び表示パネル固定状態の縦断面図で
ある。 1……枠体、2……パネル押え片、3……突
起、5……表示パネル、6……回路基板、9……
枠体把持具、10……枠体当接片、11……掛止
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも両側壁に弾性をもたせ且つこの両側
    壁の外側面に掛止突起部が形成されると共に内側
    面にパネル押え部が形成されたハウジングと、こ
    のハウジングの前記パネル押え部の下部に配置さ
    れる液晶表示パネルと、前記ハウジングの下部に
    配置される回路基板と、この回路基板及び前記液
    晶表示パネルの間に配置されるインタコネクタ
    と、前記回路基板の下面に配置され、電池が配置
    される嵌合孔を有する底板部及び該底板部の両側
    から上向きに折曲形成される立上り部が形成され
    且つ前記立上り部の上端から外側に向つて斜め下
    向きに折曲げられるフラツプ部が形成されると共
    に該フラツプ部の先端から内側に向つて斜め上向
    きに折曲げられ前記ハウジングの両側壁の外側面
    に弾接的に当接する当接片が形成され且つ前記当
    接片に前記ハウジングの掛止突起部に掛止される
    掛止孔が形成された金属性の保持部材とを具備
    し、前記金属性の保持部材の前記掛止孔を前記ハ
    ウジングの前記掛止突起部に掛止させて、前記ハ
    ウジングの両側壁を前記当接片の弾接力で内方に
    押圧し前記液晶表示パネルを両側壁間に弾接挾持
    させると共に、前記立上り部の上端を前記回路基
    板に当接し前記ハウジングの下部に前記回路基板
    を押圧させ前記インタコネクタを介して前記液晶
    表示パネルを前記ハウジングのパネル押え部の下
    部に押圧固定してなる表示パネルの固定構造。
JP1980151376U 1980-10-23 1980-10-23 Expired JPH0125970Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980151376U JPH0125970Y2 (ja) 1980-10-23 1980-10-23

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JP1980151376U JPH0125970Y2 (ja) 1980-10-23 1980-10-23

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JPS5774472U JPS5774472U (ja) 1982-05-08
JPH0125970Y2 true JPH0125970Y2 (ja) 1989-08-03

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ID=29510713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980151376U Expired JPH0125970Y2 (ja) 1980-10-23 1980-10-23

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5374896A (en) * 1976-12-15 1978-07-03 Seiko Epson Corp Holding structure of liquid crystal panel

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5374896A (en) * 1976-12-15 1978-07-03 Seiko Epson Corp Holding structure of liquid crystal panel

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JPS5774472U (ja) 1982-05-08

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