JPH01255521A - シート状成形品の製造方法 - Google Patents

シート状成形品の製造方法

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JPH01255521A
JPH01255521A JP63083074A JP8307488A JPH01255521A JP H01255521 A JPH01255521 A JP H01255521A JP 63083074 A JP63083074 A JP 63083074A JP 8307488 A JP8307488 A JP 8307488A JP H01255521 A JPH01255521 A JP H01255521A
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Noriyasu Sugawara
菅原 教泰
Yoshio Kamiya
神谷 義男
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Achilles Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばVTR用カセットテープの保護ケース
、ブックケースあるいは化粧品の意匠ケースなどの包装
材として用いられるシート状成形品に関する。
〔従来の技術〕
近年、商品の多様化にともない、商品の外装用ケースに
は、識別に必要なブランド名、品質などの文字のほかに
、各種の意匠が印刷され、単に包装、保護の機能にとど
まらず、該ケースが使用者の嗜好あるいは高級品指向の
要望に答えうる形態をとるようになってきた。前述の外
装用ケースには、紙製のものと合成樹脂製のものがある
が、例えばVTR用カセットテープの保護ケース、化粧
品の意匠ケースなどには、その高級品化のために後者の
ものが一般的であり、さらに最近ではブックケースにも
合成樹脂製のものが多用されるようになってきた。そし
て、これら合成樹脂製の外装ケースは、製造コストの面
から合成樹脂のシート状成形品を打ち抜いて組み立てら
れるのが一般的である。
従来のこの種のシート状成形品としては、その良好な加
工性から、例えばポリプロピレンを素材とするものが多
く、例えば第2図に示すような加工順序に従って前述の
外装用ケースが加工される。
第2図において、符号1はエンボスロールなどによって
シイ−ティングされた無地のシート状成形品であり、シ
ート状成形品lはシイ−ティング時に所定の長さに切断
されて大型の長方形状に形成されている。次いで、シー
ト状成形品lは、例えばオフセット印刷によって所定位
置に所定数のブランド名、品種名の識別文字などからな
る意匠表示部2が印刷され、さらに同形状、所定枚数の
小片3に打ち抜かれる。
次いで、各小片3は、それぞれすじ押し、すなわち熱加
工などにより折れ線4を形成する罫線加工が行われる。
そして、折れ線4に従って折り曲げられ、折れ線4を境
にして形成された接合片5が互いに重ね合わされ、必要
個所が超音波加工などにより溶着されてケース6が組み
立てられる。
なお、意匠表示部2が、組み立てられたケース6の所定
位置に位置するように、それぞれシート状成形品1に印
刷されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のシート状成形品にあっ
ては、外装用ケース加工の際に、意匠表示部が別工程で
印刷されるようになっているため、該ケースの製造コス
トが高くなるという問題点があった。すなわち、前述の
一連の加工工程中、印刷工程の占めるコストが最も大き
く、しかも専門の印刷工場で行わねばならないため、移
送コストも上乗せされて外装用ケースの製造コストを増
大させる大きな要因になっていた。
さらに、例えばVTR用カセットテープの保護ケースの
場合には、カセットテープ市場における価格競争が熾烈
であり、カセットテープ自体のコストダウンはもちろん
のこと、保護ケースのコストを極力低減させることがカ
セットテープメーカーの大きな課題となっている。しか
も、一般に合成樹脂製ケースが紙製ケースに比較してコ
スト高であるため、前述の保護ケースのコストダウンは
テープメーカーの渇望するところとなっている。
また、シート状成形品が、例えばポリプロピレンなどの
印刷インキとの密着性の悪い合成樹脂で形成されている
場合には、意匠表示部の印刷が特にシルクスクリーン印
刷あるいはオフセント印刷によって行われるが、これら
の印刷技術をもってしても、なおインキの密着性が充分
ではなく、流通段階あるいは使用中に印11部が剥がれ
て脱落することが多い、このため、外装用ケースを包装
材とする商品の品質が低下して、ユーザークレームの対
象となるという問題があった。
本発明は、前記従来の技術的課題を背景になされたもの
で、意匠表示部の印刷工程を省略するとともに、印刷部
の剥がれ、脱落を防止して、外装用ケースの製造コスト
を低減し、さらに該ケースを包装材とする商品の商品価
値の低下を解消するシート状成形品を提供することを目
的とする。
c問題点を解決するための手段〕 本発明は、内外両表面のうち少なくともいずれか一方が
粗面仕上げされたシート状成形品であって、前記粗面仕
上げされた表面の定位置に、粗面仕上げの差に基づ(意
匠表示部が形成されたシート状成形品を提供するもので
ある。
〔作用〕
本発明では、シイ−ティング工程でシート状成形品の定
位置の粗面仕上げの差に基づく意匠表示部が形成される
。次いで、該シート状成形品を打ち抜いて折れ線の罫線
加工が行われ、さらに折り曲げ、接合片の接合が行われ
て、前述の意匠表示部がそれぞれ定位置に形成された外
装用ケースが組み立てられる。
本発明では、このように印刷工程なしで意匠表示部が形
成された外装用ケースが組み立てられるので、印刷と同
等の意匠効果を発揮しながら、該ケースの製造コストを
大幅に低減し、さらに印刷部の剥がれ、脱落による該ケ
ースを包装材とする商品の商品価値の低下を未然に解消
するシート状成形品を得ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明するが、本
発明は以下に示す実施例にのみ限定されるものではない
なお、本実施例においては、VTR用カセ7)テープの
保護ケースにおけるシート状成形品を例にとる。
第1図は、本発明の一実施態様を示す図である。
まず、この構成を説明する。
第1図において、符号11は透明なシート状成形品であ
り、シート状成形品11は内、外画表面11a、llb
のうち少なくともいずれか一方、本実施例においては外
表面11bがしぼ模様による粗面仕上げが行われ、内表
面11aは平滑に仕上げられている。
なお、これらの仕上げは、連続的に供給される合成樹脂
、例えばポリプロピレンの溶融物を図示しない一対のエ
ンボスロールによって圧延し、冷却固化するシイ−ティ
ング技術により行われる。
これらのエンボスロールにより、連続的に成形された定
形のシート状成形品11の外表面11bには、定位置に
所定数の意匠表示部12が形成される。すなわち、外表
面11bに当接して圧延する一方のエンボスロール表面
には、しぼ模様を形成する凹凸のない、平滑部が定位置
に所定数だけ設けられており、このためシート状成形品
11の外表面11bに平滑な意匠表示部12を形成する
ことができる。そして、しぼ模様の有無、すなわち粗面
仕上げの差に基づく意匠表示部12がシート状成形品1
1のシイ−ティングと同時に形成されている。
符号13は、シート状成形品11が図示しない打ち抜き
装置により所定枚数、本実施例では6枚に打ち抜かれた
小片であり、小片13はそれぞれ図示しないすじ押し機
械により罫線加工されて折れvA14が形成される。
なお、このようなすし押し機械によらず、前述のエンボ
スロールに罫線形成用凸状を設けておき、意匠表示部1
2の形成と同時に折れ線14を形成させることもできる
。この場合、意匠表示部12と同様に罫線形成用凸状の
位置は、合成樹脂(例えばポリプロピレン)の冷却後の
収縮を考慮し、充分計算されて設計される必要がある。
そして、小片13が折れ線14を境に折り曲げられて接
合片15どうしが互いに重ね合わされ、例えば超音波加
工によって接合されて形成されたVTR用カセットテー
プの保護ケース16が形成される。保護ケース16には
、所定位置に意匠表示部12が位置している。
なお、意匠表示部12が、保護ケース16の所定位置に
位置するように形成されること自体は、従来例の印刷の
場合と同様である。
また、意匠表示部12は、例えばブランド名のみを表示
し、品質表示は保護ケース15内に収納されるカセット
テープに表示される。
次に、作用を説明する。
第1図において、図示しない一対のエンボスロールによ
って、合成樹脂、例えばポリプロピレンの溶融物が圧延
され、冷却、固化されて外表面11bが粗面仕上げされ
、また内表面11aが平滑に仕上げられた定形のシート
状成形品】1が成形される。同時に、シート状成形品1
1の外表面11bには、定位置に所定数の平滑に仕上げ
られた意匠表示部12が形成される。
次いで、打ち抜き工程で所定枚数、本実施例では6枚の
小片13に打ち抜かれ、小片13にはそれぞれ折れ線1
4がすじ押しされる。
さらに、折れ線14を境に接合片15が内方に折り曲げ
られ、これら接合片15が重ね合わされ、例えば超音波
加工により接合されて、保護ケース16が組み立てられ
る。
このとき、意匠表示部12が、保護ケース16の定位置
に位置し、あたかも無地のシートの定位置に意匠表示部
12が印刷されたような外観を呈し、印刷と同等の意匠
効果を発揮することができる。また、意匠表示部12が
、印刷されたものではないので、流通過程あるいは使用
時の剥がれ、脱落が解消されることはもちろんのこと、
保護ケース16が溶融などの苛酷な条件にさらされない
かぎり意匠表示部12が脱落することはない。
なお、保護ケース16の外面が、シート状成形品11の
外表面11bに相当し、しぼ模様の粗面となり、使用者
が保護ケース15に容易にメモ書きができる便利さが得
られる。
このように、本実施例においては、シイ−ティング工程
でシート状成形品11の定位置に粗面仕上げの差に基づ
く意匠表示部12を形成しているので、保護ケース16
の印刷工程を省略するとともに、印刷部の剥がれ、脱落
を解消することができる。その結果、印刷と同等の意匠
効果を発揮しながら、保護ケース16の製造コストを大
幅に低減し、さらに保護ケース16に収納されるVTR
用カセットテープの商品価値の低下を解消することがで
きる。また、製造の工程を一工程減少することにより、
製品の納期の短縮、さらには流通コストの低減を図るこ
とができる。
なお、本実施例では、外表面11bのみに粗面加工の差
に基づく意匠表示部12を形成させているが、内表面1
1aのみ、あるいは両表面に同様に意匠表示部を形成さ
せることができる。
また、シート状成形品11は、透明なものに限定される
ものでなく、顔料、充填剤などの含有されている不透明
なものであってもよい。
さらに、シート状成形品は、単層に限らず、複数層積層
した多層のものであってもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、シイ−ティング工程でシート状成形品
の定位置に粗面仕上げの差に基づく意匠表示部を形成し
ているので、外装用ケースの印刷工程を省略するととも
に、印刷部の剥がれ、脱落を解消することができる。従
って、印刷と同等の意匠効果を発揮しながら、外装用ケ
ースの製造コストを大幅に低減し、さらに該ケースを包
装材とする商品の商品価値の低下を解消することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わるシート状成形品から外装用ケー
スを製造する工程の一実施例を示す図であり、第2図は
従来のシート状成形品から外装用ケースを製造する工程
を示す図である。 11;シート状成形品 11a;内表面 11b、外表面 12;意匠表示部 特許出願人   アキレス株式会社 代理人 弁理士  白 井 重 隆

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内外両表面のうち少なくともいずれか一方が粗面
    仕上げされたシート状成形品であって、前記粗面仕上げ
    された表面の定位置に、粗面仕上げの差に基づく意匠表
    示部が形成されたシート状成形品。
JP63083074A 1988-04-06 1988-04-06 シ―ト状成形品の製造方法 Expired - Lifetime JP2503577B2 (ja)

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