JPH01254562A - プラスチック製容器の密栓方法 - Google Patents

プラスチック製容器の密栓方法

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JPH01254562A
JPH01254562A JP63073943A JP7394388A JPH01254562A JP H01254562 A JPH01254562 A JP H01254562A JP 63073943 A JP63073943 A JP 63073943A JP 7394388 A JP7394388 A JP 7394388A JP H01254562 A JPH01254562 A JP H01254562A
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JP
Japan
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stopper
container
protrusion
raised part
mouth
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JP63073943A
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Minoru Yoshihara
吉原 稔
Shoichi Watabe
祥一 渡部
Akira Suzuki
明 鈴木
Susumu Kiyokawa
晋 清川
Jiyoukichi Sakaguchi
拯吉 坂口
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Kanto Denka Kogyo Co Ltd
Misato Co Ltd
Original Assignee
Kanto Denka Kogyo Co Ltd
Misato Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプラスチック製容器の密栓方法に間するもので
ある。
〔従来の技術〕
物を容器内に密封して使用に供することは従来より様々
な産業分野で行われている0例えば建築材料関係では熱
媒、蓄熱体等がプラスチック製の容器に密封された形で
、壁あるいは床に布設、あるいは埋め込んで使用される
。また、液体と装飾品とを容器内に密封した形の置物、
文具、玩具も存在する。さらに化学工業においては不安
定な物質の変化、分解を防止するために密封状態にて保
存することは従来よりよく行われているのである。
しかして、従来より栓を用いての密封方法は栓及び容器
の口をネジ切りしてネジ込み式とするか、或いは平滑な
栓と容器の面を接着剤で接着する方法のいずれかが一般
的である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、ネジ込み式では噛み合わせを精密に行うか、適
当なバッキングを介して封をする必要があり、密封に用
する費用が高くなる欠点があり、一方、接着する方法で
は接着剤がペースト状等固型分含有型の場合には栓を容
器に差し込む際に接着剤が押し出され、残った接着剤は
接着面にまだら状に存在するだけになるため充分な接着
力が出ず、また溶剤型の接着剤を使用する場合には栓と
容器との接触圧が充分でないため、栓と容器を溶解して
一体化することができない欠点があるなどしてポリエチ
レン、ポリプロピレン製等のプラスチック製容器では適
切な密栓方法がないのが現状である。
本発明の目的は、栓を用いるプラスチック製容器を簡昌
且つ確実に密封することのできるプラスチック製容器の
密栓方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、プラスチック製容器の口部に栓を嵌合させて
密栓する密栓方法において、上記栓と上記容器のいずれ
か一方の嵌合面側に突起部を設け、上記栓と容器の少な
くともいずれか一方の嵌合面に接着剤を塗布した後、密
栓をすることを特徴とするプラスチック製容器の密栓方
法を提供することにより上記目的を達成したものであ葛
〔作用〕
本発明によれば、例えばプラスチック製容器の口部内周
面または栓の外周面に突起部を設け、栓の外周面または
容器の口部内周面に接着剤を塗布して栓を容器の口部に
嵌合すると、容器の口部は密栓される。
〔実施例〕
以下第1図乃至第10図に示すプラスチック製容器(以
下単に「容器」と称す)及び栓を用いた本発明方法につ
いて説明する。
第1図は突起部の形成された栓を用いた場合の実施例を
示す図である。
本実施例では、栓1の直径はr、に設定して形成されて
いる。更に栓1の外周面には突起部1aが2段形成され
ており、突起部1aの反容器側は水平に張り出して形成
され、容器側は漸次縮径されその断面は同図に示す如く
傾斜している。而して突起部1aの高さは外周面を基準
にしてhに設定され、またその幅寸法はlに設定されて
いる。
一方、容器2において密栓をする口部は内径がr2に設
定されている。そして栓1の直径r1、突起部1aの高
さhと容器1の口部の内径12間には下記(1)式に示
す関係が成立している。
r++2h≧r x     (1) 更に、突起部1aにより強い接触圧が集中するようにす
るためには rl+2h、>rt であることがより好ましい。尚、当然のことであるがr
l<rgである必要がある。
また突起部1aの高さhは容器2に使用する材料の強度
によって適宜設定し、差し込みが可能で、かつ突起部1
aにより容器2又は栓lが破損しない大きさに設定する
。高さhは栓1の直径r、の0.5〜10%程度に設定
することが好ましい。
突起部1aを第1図に示す如き形状に成形した場合の利
点は接触圧が線に集中するので接着が強固になり、傾斜
部が容器2に対向しているので差し込み動作が円滑にな
り、また接着剤が外部に押し出されることがない。
接着剤は栓1の突起部1aを有する全周面に亘り塗布し
ても良いが、突起部1aのみ、に塗布してあれば充分で
ある。容器2の口部に栓1を密栓するには、上述の如く
形成された栓lの周面に接着剤を塗布した後、口部に嵌
入する。この際用いる接着剤には固型分を含有したもの
と溶剤型とがあり、固型分を含有した接着剤を使用する
場合には、含有される溶剤を蒸発させると固型分が残っ
て栓1を口部に接着し、密栓する。また、溶剤型の接着
剤を使用する場合には、突起部1aの口部の内周面への
押付力(線当り)で突起部1aが溶解して溶剤1の口部
内周面と一体化して密栓が完了する。尚、使用する接着
剤によっては栓を差し込んだ後、加熱をする必要のある
場合がある。
尚、容器2の形状は特に限定はないが、口部の形状は上
述の如く角のない形状、例えば、円形が好ましい、用い
るプラスチック材料としては硬質塩化ビニール、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート
等があり、現在容器の成形に用いられているあらゆる材
料を用いることができる。
接着剤としては上述の如く固型分含有型と溶剤型のいず
れも使用することができるが、栓1、容器2の材料との
関係によりある程度制限されて、これらが硬質塩化ビニ
ールの場合には、樹脂分含有型と溶剤型のいずれも使用
する上で好ましく、ポリエチレン、ポリプロピレン等の
場合には塩化ゴム、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプ
ロピレン等を使用することが好ましい。
硬化型接着剤、例えばエポキシ樹脂、ポリウレタンは様
々な材料において強固な接着力を示すため、接着剤とし
て特に好ましい。
第2図は第2の実施例に用いる栓を示し、容器は第1図
に示した容器と同様に形成されている。
本実施例に用いる栓1は有底筒状に形成されており、そ
の内周面に突起部1aが2段形成されている。突起部1
aの断面形状は上記第1の実施例と同様に形成されてい
る0本実施例における栓1を容器2の口部に密栓する場
合には、栓1を口部に被せて押下すると口部が栓1内に
嵌入して密栓できるように構成されている0本実施例に
おいては、栓1の内径rl、突起部1aの高さh及び容
器口部の外径「2は第1の実施例に準じた関係に設定さ
れている。
第3図は第3の実施例を示す図で、本実施例では、容器
2の口部外側周面に第1の実施例と同様の突起部2aが
形成され、栓1は第2の実施例における突起部をなくし
た状態に形成されたものである。
第4図は第4の実施例を示す図で、本実施例では、栓1
は容器2の口部に嵌入できる外径に設定した有底筒状に
形成され、且つフランジ部1bを有している。一方、容
器2の口部内周面に第3の実施例におけると同様の断面
形状を呈する突起部2aが2段形成されている。
第5図は第5の実施例を示す図で、本実施例では、栓1
が有底筒状に形成されて、しかも開口側にフランジ部1
bが形成されを底側が図示しない容器2の口部に嵌入す
るように形成されている。
しかも栓1の外周面には上記各実施例と断面形状が同一
の突起部1aが2段形成されている。
第6図は第6の実施例を示す図で、本実施例では、栓l
が有底筒状に形成され、しかも内筒1cが形成されてい
る。更に栓1の外筒内周面と内筒1cの外周面にはそれ
ぞれ突起部1a、laが形成されており、内筒1c外周
面の突起部1aは外筒内周面の突起部1aより稍々容器
側、同図中では稍々下方に偏位して形成されている。而
して容器2の口部を栓1の内筒ICと外筒間に形成され
た空間に嵌入してそれぞれの突起部1a、laで口部の
周壁を挟着するように構成されている。
第7図は第7の実施例を示す図で、本実施例では、栓1
は有底筒状に形成され、突起部1aの断面形状が2辺の
等しい三角形状として形成されたものである。その他は
第1の実施例と同様に構成されている。
第8図は第8の実施例を示す図で、本実施例では第2の
実施例における突起部を第7の実施例におけると同様に
断面形状が三角形として形成されている以外は第2の実
施例と同様に構成されている。
第9図は第9の実施例を示す図で、本実施例では第1〜
第6の実施例における突起部1aと同一断面形状の突起
部1aを栓1の外周面に傾斜させて形成されている以外
は第7の実施例と同様に構成されている。
第10図は第10の実施例を示す図で、本実施例では第
2の実施例における突起部1aを傾斜させている以外は
全て第2の実施例と同様に構成されている。
本発明に使用する容器の口部の形状は円形、角形のいず
れであっても良いが、栓と容器壁との接触圧が平均化す
る円形の方が好ましい。
以上、第2〜第10の実施例における栓l及び容器2に
対して少な(ともいずれかに上述した接着剤を塗布した
後密栓しても、上記第1の実施例と同様の効果を期する
ことができる。
更に上記第1の実施例の栓1及び容器2を用いて本発明
方法を実施した場合における試験例を下記表に示した0
本試験例では栓1の直径rl、突起部2aの高さh1突
起部2aの幅!及び容器2の口部の外径rオを下記表に
示す如く代えて、比較例の試験結果とともに示した。尚
、耐圧テストは、パイプの片側に栓をし、バイブ内部に
空気圧をかけ、水中に密栓部分を入れて、気泡の発生の
有無により漏洩の度合を確認した。
上記表から明らかなように、同じ条件で突起部1aを形
成した場合、突起部1aに接着剤を塗布した試験例1.
2は接着剤を塗布しない比較例1と比べて耐圧力が20
〜30倍あり、密栓の度合が格段に優れていることが判
る。また突起部1aが形成されていない比較例2の場合
、接着剤を用いて密栓しても隙間が形成され、密栓状態
が得られないことが判る。
また、試験例1.2の硬質塩化ビニル樹脂からポリエチ
レンに変えた試験例3においてち密栓に優れていること
が判る。
更にまた試験例4によれば、栓1の直径r1が試験例1
〜3の約2倍になっても密栓度が優れており、容器2の
口部2aの内径がかなり大きくなっても発明方法が有効
であることが判る。
〔発明の効果〕
本発明のプラスチック製容器の密栓方法によれば、密栓
は強固であり、容器を簡易且つ確実に密封することがで
き、加圧下でも密閉状態が保たれ
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はそれぞれ本発明方法に用いる栓と容器
の口部を示す図で、第1図及び第3図はそれぞれ栓が口
部の内側となる場合、第2図及び第4図はそれぞれ栓が
口部の外側となる場合を示す図、第5図〜第10図はそ
れぞれ本発明方法に用いる栓を示す図で、栓に突起部を
設けたものを示す図である。 ■・・・栓      1 a =突起部2・・・容器
     2 a =突起部特許出願人    関東電
化工業株式会社ミ サ ト 株式会社 第5図    第6図 第7図    第8図 上            上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プラスチック製容器の口部に栓を嵌合させて密栓
    する密栓方法において、上記栓と上記容器のいずれか一
    方の嵌合面側に突起部を設け、上記栓と容器の少なくと
    もいずれか一方の嵌合面に接着剤を塗布した後、密栓を
    することを特徴とするプラスチック製容器の密栓方法。
JP63073943A 1988-03-28 1988-03-28 プラスチック製容器の密栓方法 Expired - Lifetime JP2546877B2 (ja)

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