JPH07121383B2 - 接着剤滴出容器の打込式滴出ノズル - Google Patents
接着剤滴出容器の打込式滴出ノズルInfo
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- JPH07121383B2 JPH07121383B2 JP5004247A JP424793A JPH07121383B2 JP H07121383 B2 JPH07121383 B2 JP H07121383B2 JP 5004247 A JP5004247 A JP 5004247A JP 424793 A JP424793 A JP 424793A JP H07121383 B2 JPH07121383 B2 JP H07121383B2
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- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C17/00—Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces
- B05C17/002—Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces with feed system for supplying material from an external source; Supply controls therefor
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D47/00—Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
- B65D47/04—Closures with discharging devices other than pumps
- B65D47/06—Closures with discharging devices other than pumps with pouring spouts or tubes; with discharge nozzles or passages
- B65D47/10—Closures with discharging devices other than pumps with pouring spouts or tubes; with discharge nozzles or passages having frangible closures
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、α−シアノアクリレー
ト系瞬間接着剤溶液等の低粘性接着剤溶液を接着対象物
の接着箇所に滴出塗布するのに供せられる接着剤滴出容
器の滴出ノズルに関するものである。
ト系瞬間接着剤溶液等の低粘性接着剤溶液を接着対象物
の接着箇所に滴出塗布するのに供せられる接着剤滴出容
器の滴出ノズルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種従来の接着剤滴出容器は、充填口
の外周表面に雄螺子が螺突され接着剤溶液を内部に充填
するボトル容器と、当該ボトル容器に螺突された雄螺子
に合わせ螺合する雌螺子溝を、中空滴出嘴口を突立した
密封キャップ内面に螺刻成形しかつ当該中空滴出嘴口を
円錐テーパ内外面に形成するねじ込み式滴出ノズルとを
相互に螺着してなり、さらに当該ねじ込み式滴出ノズル
を被嵌取り外し自在な冠帽キャップにて覆う構成になっ
ていた。
の外周表面に雄螺子が螺突され接着剤溶液を内部に充填
するボトル容器と、当該ボトル容器に螺突された雄螺子
に合わせ螺合する雌螺子溝を、中空滴出嘴口を突立した
密封キャップ内面に螺刻成形しかつ当該中空滴出嘴口を
円錐テーパ内外面に形成するねじ込み式滴出ノズルとを
相互に螺着してなり、さらに当該ねじ込み式滴出ノズル
を被嵌取り外し自在な冠帽キャップにて覆う構成になっ
ていた。
【０００３】当該ボトル容器へのねじ込み式滴出ノズル
の取り付け作業は、作業者がボトル容器充填口からボト
ル容器内部に接着剤溶液を充填した後、ねじ込み式滴出
ノズルを当該ボトル容器充填口に手作業で螺着した後、
冠帽キャップを取り付けて行っていた。
の取り付け作業は、作業者がボトル容器充填口からボト
ル容器内部に接着剤溶液を充填した後、ねじ込み式滴出
ノズルを当該ボトル容器充填口に手作業で螺着した後、
冠帽キャップを取り付けて行っていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のねじ込み式滴出ノズルは、ボトル容器内に例えばα
−シアノアクリレート系瞬間接着剤溶液等の低粘性の接
着剤溶液を充填する場合には、充填後にねじ込み式滴出
ノズルとボトル容器との螺着部分の隙間から当該充填し
た接着剤溶液の漏出が発生し易いため、これを防止する
ために、取り付け作業者はねじ込み式滴出ノズルをボト
ル容器に螺着した後、さらに確実に両者を固く締め付け
緊締する作業が必要であり、このため作業効率が低い欠
点があった。
来のねじ込み式滴出ノズルは、ボトル容器内に例えばα
−シアノアクリレート系瞬間接着剤溶液等の低粘性の接
着剤溶液を充填する場合には、充填後にねじ込み式滴出
ノズルとボトル容器との螺着部分の隙間から当該充填し
た接着剤溶液の漏出が発生し易いため、これを防止する
ために、取り付け作業者はねじ込み式滴出ノズルをボト
ル容器に螺着した後、さらに確実に両者を固く締め付け
緊締する作業が必要であり、このため作業効率が低い欠
点があった。
【０００５】特に非力な作業者にとっては確実な緊締作
業を行うことが困難な為、成形歪みにより寸法精度を高
く取れないことにより生産された全最終製品中に占める
接着剤溶液の漏出が発生する最終製品の割合が高くな
り、結果的に最終製品の歩留まりが低く抑えられる欠点
があった。また、比較的高い硬度を有する素材を用いて
接着剤滴出容器を製作するとこのような隙間が出来易い
為、同様な理由から素材としては不向きであった。
業を行うことが困難な為、成形歪みにより寸法精度を高
く取れないことにより生産された全最終製品中に占める
接着剤溶液の漏出が発生する最終製品の割合が高くな
り、結果的に最終製品の歩留まりが低く抑えられる欠点
があった。また、比較的高い硬度を有する素材を用いて
接着剤滴出容器を製作するとこのような隙間が出来易い
為、同様な理由から素材としては不向きであった。
【０００６】また、ねじ込み式滴出ノズルをボトル容器
に緊締螺着する作業の際、誤って当該ねじ込み式滴出ノ
ズルを中心軸より傾けてねじ込み取り付けると、製品の
使用中に接着剤溶液の漏出が発生することがある。さら
に、ボトル容器若しくはねじ込み式滴出ノズルに螺刻さ
れた螺子溝の加工精度が低い場合あるいは粗悪な素材よ
りなる場合には、ねじ込み式滴出ノズルが傾いて取り付
けられ易く、あるいは締め付けによって容易に螺子溝が
ねじ切れてしまい、見栄えが悪く最終製品の品質の低下
をもたらすのみならず、充填した接着剤溶液がこの取り
付け部分より漏出することもあった。
に緊締螺着する作業の際、誤って当該ねじ込み式滴出ノ
ズルを中心軸より傾けてねじ込み取り付けると、製品の
使用中に接着剤溶液の漏出が発生することがある。さら
に、ボトル容器若しくはねじ込み式滴出ノズルに螺刻さ
れた螺子溝の加工精度が低い場合あるいは粗悪な素材よ
りなる場合には、ねじ込み式滴出ノズルが傾いて取り付
けられ易く、あるいは締め付けによって容易に螺子溝が
ねじ切れてしまい、見栄えが悪く最終製品の品質の低下
をもたらすのみならず、充填した接着剤溶液がこの取り
付け部分より漏出することもあった。
【０００７】ここにおいて、本発明は、前記従来の課題
に鑑み滴出ノズルの取り付けが容易かつ充填した接着剤
溶液の漏出の容易に発生しない接着剤滴出容器の打込式
滴出ノズルを提供せんとするものである。
に鑑み滴出ノズルの取り付けが容易かつ充填した接着剤
溶液の漏出の容易に発生しない接着剤滴出容器の打込式
滴出ノズルを提供せんとするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記課題は、本発明が次
に列挙する新規な特徴的構成手段を採用することにより
達成される。すなわち、本発明の第１の特徴は、低粘性
接着剤溶液を接着対象物の接着箇所に滴出塗布するのに
供せられる接着剤滴出容器の滴出ノズルにおいて、接着
剤溶液を導入する基端部より滴出先端に向かって先細に
成形した中空滴出嘴口と、当該中空滴出嘴口基端部より
軸方向に垂下延在されボトル容器充填口内周面に嵌挿す
る中空筒ガイドと、当該中空滴出嘴口基端部より外方に
張出した肩部を有しか つ前記ボトル容器充填口嵌合先端
外周面形状に合わせて成形される内周面に断面楔形環状
係止溝を周刻した密封嵌合キャップとを一体成形し、前
記密封嵌合キャップは、中空滴出嘴口基端部を囲繞する
液垂れ止めを肩部上面に環突してなる接着剤滴出容器の
打込式滴出ノズルである。
に列挙する新規な特徴的構成手段を採用することにより
達成される。すなわち、本発明の第１の特徴は、低粘性
接着剤溶液を接着対象物の接着箇所に滴出塗布するのに
供せられる接着剤滴出容器の滴出ノズルにおいて、接着
剤溶液を導入する基端部より滴出先端に向かって先細に
成形した中空滴出嘴口と、当該中空滴出嘴口基端部より
軸方向に垂下延在されボトル容器充填口内周面に嵌挿す
る中空筒ガイドと、当該中空滴出嘴口基端部より外方に
張出した肩部を有しか つ前記ボトル容器充填口嵌合先端
外周面形状に合わせて成形される内周面に断面楔形環状
係止溝を周刻した密封嵌合キャップとを一体成形し、前
記密封嵌合キャップは、中空滴出嘴口基端部を囲繞する
液垂れ止めを肩部上面に環突してなる接着剤滴出容器の
打込式滴出ノズルである。
【０００９】本発明の第２の特徴は、前記第１の特徴に
おける中空滴出嘴口が、所定量の低粘性接着剤溶液を内
部に抱持する定量滴出パイプを先端に一体成形により突
出延在してなる接着剤滴出容器の打込式滴出ノズルであ
る。
おける中空滴出嘴口が、所定量の低粘性接着剤溶液を内
部に抱持する定量滴出パイプを先端に一体成形により突
出延在してなる接着剤滴出容器の打込式滴出ノズルであ
る。
【００１０】本発明の第３の特徴は、前記第１又は第２
の特徴における中空筒ガイドが、軸方向に密封嵌合キャ
ップより長く垂突成形してなる接着剤滴出容器の打込式
滴出ノズルである。
の特徴における中空筒ガイドが、軸方向に密封嵌合キャ
ップより長く垂突成形してなる接着剤滴出容器の打込式
滴出ノズルである。
【００１１】本発明の第４の特徴は、前記第１、第２又
は第３の特徴における中空筒ガイドが下端面を、外向片
流れ傾斜面に成形してなる接着剤滴出容器の打込式滴出
ノズルである。
は第３の特徴における中空筒ガイドが下端面を、外向片
流れ傾斜面に成形してなる接着剤滴出容器の打込式滴出
ノズルである。
【００１２】本発明の第５の特徴は、前記第１、第２、
第３又は第４の特徴における密封嵌合キャップが、下端
にボトル容器充填口中間の厚肉下半部上端外周面に周突
したストッパの打止段部に受止められる座端を成形して
なる接着剤滴出容器の打込式滴出ノズルである。
第３又は第４の特徴における密封嵌合キャップが、下端
にボトル容器充填口中間の厚肉下半部上端外周面に周突
したストッパの打止段部に受止められる座端を成形して
なる接着剤滴出容器の打込式滴出ノズルである。
【００１３】
【作用】本発明は、前記のような手段を講じたので、中
空筒ガイドがボトル容器充填口内周面に密接嵌挿しかつ
密封嵌合キャップがボトル容器充填口嵌合先端外周面か
ら楔合銜え込み包持することにより、ボトル容器を密封
嵌着することが可能となる。
空筒ガイドがボトル容器充填口内周面に密接嵌挿しかつ
密封嵌合キャップがボトル容器充填口嵌合先端外周面か
ら楔合銜え込み包持することにより、ボトル容器を密封
嵌着することが可能となる。
【００１４】また、液垂れ止めを密封嵌合キャップ水平
肩部上面に環突しているので、低粘 性の接着剤溶液を滴
出する際、接着剤溶液が使用者の皮膚等へ付着したりあ
るいは周囲に垂れ落ちるのを防止できる。
肩部上面に環突しているので、低粘 性の接着剤溶液を滴
出する際、接着剤溶液が使用者の皮膚等へ付着したりあ
るいは周囲に垂れ落ちるのを防止できる。
【００１５】さらに、中空筒ガイドを軸方向に密封嵌合
キャップより長く垂突成形した場合は、これがノズル本
体をボトル容器に差し込む際の差し込みガイドとなる。
キャップより長く垂突成形した場合は、これがノズル本
体をボトル容器に差し込む際の差し込みガイドとなる。
【００１６】
【実施例】本発明の実施例を図面につき詳説する。図１
は本実施例の打込式滴出ノズルをボトル容器に打込嵌着
した要部拡大中央縦断正面図、図２（ａ）は本実施例の
打込式滴出ノズルを適用した接着剤滴出容器の正面図、
図２（ｂ）は同・Ｉ−Ｉ’線視断面図、図３は同・冠帽
キャップを外した斜視図である。
は本実施例の打込式滴出ノズルをボトル容器に打込嵌着
した要部拡大中央縦断正面図、図２（ａ）は本実施例の
打込式滴出ノズルを適用した接着剤滴出容器の正面図、
図２（ｂ）は同・Ｉ−Ｉ’線視断面図、図３は同・冠帽
キャップを外した斜視図である。
【００１７】図中、Ａは打込式滴出ノズル、Ｂはボトル
容器、Ｂ１は充填口、Ｂ１ａは内周面、Ｂ１ｂは嵌合先
端、Ｂ１ｂ’は嵌合先端外周面、Ｂｌｃはストッパ、Ｂ
１ｃ’は打止段部、Ｂ１ｄは断面直角三角楔形環状係止
リブ、Ｃは冠帽キャップ、Ｄは接着剤滴出容器、１は中
空滴出嘴口、１ａは基端部、１ｂは滴出嘴口先端、２は
中空円筒ガイド、３は密封嵌合キャップ、３ａは水平肩
部、４は定量滴出パイプ、５は液垂れ止め、６は断面直
角三角楔形環状係止溝、７は座端である。
容器、Ｂ１は充填口、Ｂ１ａは内周面、Ｂ１ｂは嵌合先
端、Ｂ１ｂ’は嵌合先端外周面、Ｂｌｃはストッパ、Ｂ
１ｃ’は打止段部、Ｂ１ｄは断面直角三角楔形環状係止
リブ、Ｃは冠帽キャップ、Ｄは接着剤滴出容器、１は中
空滴出嘴口、１ａは基端部、１ｂは滴出嘴口先端、２は
中空円筒ガイド、３は密封嵌合キャップ、３ａは水平肩
部、４は定量滴出パイプ、５は液垂れ止め、６は断面直
角三角楔形環状係止溝、７は座端である。
【００１８】図１に示す本実施例において打込式滴出ノ
ズルＡは、ボトル容器Ｂに密着嵌挿された状態となって
おり、接着剤溶液を導入する基端部１ａより滴出先端１
ｂに向かって円錐テーパ内外面を有する中空滴出嘴口１
が成形されている。当該中空滴出嘴口１基端部１ａから
は中空円筒ガイド２が軸方向に垂下延在されボトル容器
充填口Ｂ１内周面Ｂ１ａに密接嵌挿されている。
ズルＡは、ボトル容器Ｂに密着嵌挿された状態となって
おり、接着剤溶液を導入する基端部１ａより滴出先端１
ｂに向かって円錐テーパ内外面を有する中空滴出嘴口１
が成形されている。当該中空滴出嘴口１基端部１ａから
は中空円筒ガイド２が軸方向に垂下延在されボトル容器
充填口Ｂ１内周面Ｂ１ａに密接嵌挿されている。
【００１９】当該中空滴出嘴口１基端部１ａより当該ボ
トル容器充填口Ｂ１嵌合先端Ｂ１ｂ外周面Ｂ１ｂ’形状
に合わせて内周面を成形された密封嵌合キャップ３が当
該ボトル容器充填口Ｂ１嵌合先端Ｂ１ｂ外周面Ｂ１ｂ’
に取り付けられている。ボトル容器充填口Ｂ１の下半部
Ｂｌｅ肉厚は嵌合先端Ｂｌｂよりも打込時の機械的強度
を保つため例えば２倍程度の厚肉に成形されている。
トル容器充填口Ｂ１嵌合先端Ｂ１ｂ外周面Ｂ１ｂ’形状
に合わせて内周面を成形された密封嵌合キャップ３が当
該ボトル容器充填口Ｂ１嵌合先端Ｂ１ｂ外周面Ｂ１ｂ’
に取り付けられている。ボトル容器充填口Ｂ１の下半部
Ｂｌｅ肉厚は嵌合先端Ｂｌｂよりも打込時の機械的強度
を保つため例えば２倍程度の厚肉に成形されている。
【００２０】当該中空滴出嘴口１滴出先端１ｂには、所
定量の接着剤溶液を内部に抱持する略中空円筒状の定量
滴出パイプ４が突設延在されており、当該接着剤溶液を
適量毎に滴出可能となっている。封端４ａは最初の使用
に当って図示しないピン等で突き通し破封するものであ
る。
定量の接着剤溶液を内部に抱持する略中空円筒状の定量
滴出パイプ４が突設延在されており、当該接着剤溶液を
適量毎に滴出可能となっている。封端４ａは最初の使用
に当って図示しないピン等で突き通し破封するものであ
る。
【００２１】前記中空円筒ガイド２は、密封嵌合キャッ
プ３の垂下長よりも長く、例えば、５／４〜４／１の範
囲で好ましくは２／１として充填口Ｂ１内周面Ｂ１ａに
挿入されるよう成形され、打込式滴出ノズルＡの強度を
向上させ、かつ十分な挿入長により接着剤溶液の漏出を
防止する。さらに、当該中空円筒ガイド２下端２’は、
外向片流れ傾斜面に成形され、嵌挿作業が容易なように
構成されている。
プ３の垂下長よりも長く、例えば、５／４〜４／１の範
囲で好ましくは２／１として充填口Ｂ１内周面Ｂ１ａに
挿入されるよう成形され、打込式滴出ノズルＡの強度を
向上させ、かつ十分な挿入長により接着剤溶液の漏出を
防止する。さらに、当該中空円筒ガイド２下端２’は、
外向片流れ傾斜面に成形され、嵌挿作業が容易なように
構成されている。
【００２２】前記密封嵌合キャップ３には、前記ボトル
容器充填口Ｂ１嵌合先端Ｂ１ｂ外周面Ｂ１ｂ’に環突さ
れた楔形環状係止リブＢ１ｄと相互に楔合する楔形環状
係止溝６を内周面に環刻するとともに、当該密封嵌合キ
ャップ３水平肩部３ａ上面には、前記中空滴出嘴口１基
端部１ａを囲繞する液垂れ止め５を環突し、さらに当該
密封嵌合キャップ３下端をボトル容器充填口Ｂ１ストッ
パＢｌｃの打止段部Ｂ１ｃ’に受止められて座止する座
端７を成形している。
容器充填口Ｂ１嵌合先端Ｂ１ｂ外周面Ｂ１ｂ’に環突さ
れた楔形環状係止リブＢ１ｄと相互に楔合する楔形環状
係止溝６を内周面に環刻するとともに、当該密封嵌合キ
ャップ３水平肩部３ａ上面には、前記中空滴出嘴口１基
端部１ａを囲繞する液垂れ止め５を環突し、さらに当該
密封嵌合キャップ３下端をボトル容器充填口Ｂ１ストッ
パＢｌｃの打止段部Ｂ１ｃ’に受止められて座止する座
端７を成形している。
【００２３】本実施例の仕様はこのような具体的実施態
様を呈するので、図２（ａ）乃至図３に示すようにボト
ル容器Ｂ並びに冠帽キャップＣとともに接着剤滴出容器
Ｄを構成することができる。
様を呈するので、図２（ａ）乃至図３に示すようにボト
ル容器Ｂ並びに冠帽キャップＣとともに接着剤滴出容器
Ｄを構成することができる。
【００２４】本実施例の打込式滴出ノズルＡは、ボトル
容器充填口Ｂ１内に中空円筒ガイド２の挿嵌動作の連続
として嵌合先端Ｂｌｂに密封嵌合キャツップ３を被嵌打
ち込む作業の一動作のみで確実な結合を完了することが
可能であり、この作業は、作業者が目測であるいは簡易
な治具を用いることによって容易に行うことが可能であ
る。
容器充填口Ｂ１内に中空円筒ガイド２の挿嵌動作の連続
として嵌合先端Ｂｌｂに密封嵌合キャツップ３を被嵌打
ち込む作業の一動作のみで確実な結合を完了することが
可能であり、この作業は、作業者が目測であるいは簡易
な治具を用いることによって容易に行うことが可能であ
る。
【００２５】楔形環状係止リブＢ１ｄ及び楔形環状係止
溝６はそれぞれ断面直角楔形形状を有しており、嵌挿時
には抵抗が少なく、抜脱時には相互に楔形形状が楔止し
合う。よって、嵌挿作業は容易に行うことが可能であ
り、かつ一旦嵌挿を完了した後には打込式滴出ノズルＡ
の抜け止め保持作用を呈するので容易には抜脱不可能で
あり、前記中空円筒ガイド２とも相俟って高い気密性を
保つ。
溝６はそれぞれ断面直角楔形形状を有しており、嵌挿時
には抵抗が少なく、抜脱時には相互に楔形形状が楔止し
合う。よって、嵌挿作業は容易に行うことが可能であ
り、かつ一旦嵌挿を完了した後には打込式滴出ノズルＡ
の抜け止め保持作用を呈するので容易には抜脱不可能で
あり、前記中空円筒ガイド２とも相俟って高い気密性を
保つ。
【００２６】さらに、密封嵌合キャップ３水平肩部３ａ
上に液垂れ止め５を環突しているので、誤って接着剤溶
液が中空滴出嘴口１外周面を伝い垂れ落ちた場合にも、
当該液垂れ止め５にて液垂れをくい止め、ボトル容器Ｂ
を掴持して使用する使用者の指や手を含む皮膚あるいは
衣服等への付着を未然に防止する。
上に液垂れ止め５を環突しているので、誤って接着剤溶
液が中空滴出嘴口１外周面を伝い垂れ落ちた場合にも、
当該液垂れ止め５にて液垂れをくい止め、ボトル容器Ｂ
を掴持して使用する使用者の指や手を含む皮膚あるいは
衣服等への付着を未然に防止する。
【００２７】また、中空円筒ガイド２を十分長く成形す
ることにより、打込式滴出ノズルＡをボトル容器Ｂに嵌
挿する際に、ボトル容器Ｂ内の急激な圧力上昇による退
避余地空間として当該ボトル容器Ｂに充填した接着剤溶
液のボトル容器充填口Ｂ１と中空円筒ガイド２との間隙
からの飛散を防止する。
ることにより、打込式滴出ノズルＡをボトル容器Ｂに嵌
挿する際に、ボトル容器Ｂ内の急激な圧力上昇による退
避余地空間として当該ボトル容器Ｂに充填した接着剤溶
液のボトル容器充填口Ｂ１と中空円筒ガイド２との間隙
からの飛散を防止する。
【００２８】また、中空円筒ガイド２下端面２’が外向
き片流れ傾斜面に成形されており、取り付け作業時には
嵌挿位置に位置決め誘導する作用を呈するので、当該下
端面２’を水平面に成形した場合と比較して取り付け嵌
挿作業が容易となっている。なお、前記実施例に於いて
ボトル容器Ｂは、内部に接着剤溶液を収容可能かつ打込
式滴出ノズルＡと結合可能な所要形状を有する限りその
形状には制約を受けない。冠帽キャップＣも同様であ
る。また、充填口Ｂｌ，嵌合先端Ｂｌｂ，中空円筒ガイ
ド２，密封嵌合キャップ３，定量滴出パイプ４等は水平
断面円形に限定されず三角，四角，多角，楕円形，異形
でも嵌合先端Ｂｌｂに打込式滴出ノズルＡが密封結合可
能であれば一向に構わない。
き片流れ傾斜面に成形されており、取り付け作業時には
嵌挿位置に位置決め誘導する作用を呈するので、当該下
端面２’を水平面に成形した場合と比較して取り付け嵌
挿作業が容易となっている。なお、前記実施例に於いて
ボトル容器Ｂは、内部に接着剤溶液を収容可能かつ打込
式滴出ノズルＡと結合可能な所要形状を有する限りその
形状には制約を受けない。冠帽キャップＣも同様であ
る。また、充填口Ｂｌ，嵌合先端Ｂｌｂ，中空円筒ガイ
ド２，密封嵌合キャップ３，定量滴出パイプ４等は水平
断面円形に限定されず三角，四角，多角，楕円形，異形
でも嵌合先端Ｂｌｂに打込式滴出ノズルＡが密封結合可
能であれば一向に構わない。
【００２９】
【発明の効果】かくして、本発明によれば、接着剤溶液
充填工程に不可欠である滴出ノズルの取り付け作業を、
簡易な治具等を用いることによって一動作で行うことが
可能であり、作業者の作業負担を著しく低減させること
が可能となる。
充填工程に不可欠である滴出ノズルの取り付け作業を、
簡易な治具等を用いることによって一動作で行うことが
可能であり、作業者の作業負担を著しく低減させること
が可能となる。
【００３０】また、取り付けが容易になったことより、
従来手作業で行っていた滴出ノズルの取り付け作業を自
動化することが可能なため、当該取り付け作業に要する
時間の短縮及び作業者の人的コストを削減することがで
き、滴出ノズルの取り付け作業の大幅な効率化及び省力
化を図ることが可能になる。
従来手作業で行っていた滴出ノズルの取り付け作業を自
動化することが可能なため、当該取り付け作業に要する
時間の短縮及び作業者の人的コストを削減することがで
き、滴出ノズルの取り付け作業の大幅な効率化及び省力
化を図ることが可能になる。
【００３１】さらに、中空滴出嘴口先端に定量滴出パイ
プを具備したことにより、接着剤溶液を一定量ずつ滴出
することが容易に可能となり、当該接着剤溶液を誤って
必要量以上滴出することや、これにより接着剤溶液が目
的とする接着箇所以外に付着して汚損することを防止で
きる。
プを具備したことにより、接着剤溶液を一定量ずつ滴出
することが容易に可能となり、当該接着剤溶液を誤って
必要量以上滴出することや、これにより接着剤溶液が目
的とする接着箇所以外に付着して汚損することを防止で
きる。
【００３２】また、十分な嵌挿長さを有する中空円筒ガ
イドを具有したことによって、滴出ノズルとボトル容器
との接続部分の隙間からの接着剤溶液の漏出を防止し得
て、最終製品の歩留まりを向上させることが可能とな
る。
イドを具有したことによって、滴出ノズルとボトル容器
との接続部分の隙間からの接着剤溶液の漏出を防止し得
て、最終製品の歩留まりを向上させることが可能とな
る。
【００３３】さらに、ねじ込み式ノズルの取り付け作業
時あるいはねじ込みノズルの成形加工精度等により発生
しがちであったねじ込みノズルの傾きやボトル容器とね
じ込み式ノズルとの間の間隙が発生しないため、従来の
ねじ込み式ノズルを用いた場合と比較して容易に均一か
つ高い精度を有する最終製品の製造が可能であり、最終
製品の品質を向上させることが可能である。
時あるいはねじ込みノズルの成形加工精度等により発生
しがちであったねじ込みノズルの傾きやボトル容器とね
じ込み式ノズルとの間の間隙が発生しないため、従来の
ねじ込み式ノズルを用いた場合と比較して容易に均一か
つ高い精度を有する最終製品の製造が可能であり、最終
製品の品質を向上させることが可能である。
【００３４】加えて、接着剤滴出容器の素材として、ね
じ込み式滴出ノズルを用いた場合には使用不可能であっ
た比較的高い硬度を有する素材、例えば硬質ポリエチレ
ン樹脂等を使用することができ、接着剤滴出容器の素材
を広範囲から選択できる利点を有する。
じ込み式滴出ノズルを用いた場合には使用不可能であっ
た比較的高い硬度を有する素材、例えば硬質ポリエチレ
ン樹脂等を使用することができ、接着剤滴出容器の素材
を広範囲から選択できる利点を有する。
【００３５】さらに、液垂れ止めを密封嵌合キャップ水
平肩部上面に環突したことにより、低粘性の接着剤溶液
を滴出する場合においても、接着剤溶液が使用者の皮膚
等へ付着したりあるいは垂れ落ちて周囲を汚損すること
を未然に防止可能である。
平肩部上面に環突したことにより、低粘性の接着剤溶液
を滴出する場合においても、接着剤溶液が使用者の皮膚
等へ付着したりあるいは垂れ落ちて周囲を汚損すること
を未然に防止可能である。
【００３６】その上、中空円筒ガイド下端面が外向片流
れ傾斜面に成形されているため、取り付け作業に際して
滴出ノズルの位置決め誘導作用を呈し、作業効率の向上
に寄与することが可能となる等優れた効果を奏する。
れ傾斜面に成形されているため、取り付け作業に際して
滴出ノズルの位置決め誘導作用を呈し、作業効率の向上
に寄与することが可能となる等優れた効果を奏する。
【図１】本発明の実施例の打込式滴出ノズルをボトル容
器に打込嵌着した要部拡大中央縦断正面図である。
器に打込嵌着した要部拡大中央縦断正面図である。
【図２】（ａ）は本実施例の打込式滴出ノズルを適用し
た接着剤滴出容器の正面図、（ｂ）は同・Ｉ−Ｉ’線視
断面図である。
た接着剤滴出容器の正面図、（ｂ）は同・Ｉ−Ｉ’線視
断面図である。
【図３】同・冠帽キャップを外した斜視図である。
Ａ…打込式滴出ノズル Ｂ…ボトル容器 Ｂ１…充填口 Ｂ１ａ…内周面 Ｂ１ｂ…嵌合先端 Ｂ１ｂ’…嵌合先端外周面 Ｂ１ｃ…ストッパ Ｂ１ｃ’…打止段部 Ｂ１ｄ…楔形環状係止リブ Ｃ…冠帽キャップ Ｄ…接着剤滴出容器 １…中空滴出嘴口 １ａ…基端部 １ｂ…滴出嘴口先端 ２…中空円筒ガイド ２’…下端面 ３…密封嵌合キャップ ３ａ…水平肩部 ４…定量滴出パイプ ５…液垂れ止め ６…楔形環状係止溝 ７…座端
Claims (5)
- 【請求項１】低粘性接着剤溶液を接着対象物の接着箇所
に滴出塗布するのに供せられる接着剤滴出容器（Ｄ）の
滴出ノズル（Ａ）において、 接着剤溶液を導入する基端部（１ａ）より滴出先端に向
かって先細に成形した中空滴出嘴口（１）と、 当該中空滴出嘴口（１）基端部（１ａ）より軸方向に垂
下延在されボトル容器（Ｂ）充填口（Ｂ１）内周面（Ｂ
１ａ）に嵌挿する中空筒ガイド（２）と、 当該中空滴出嘴口（１）基端部（１ａ）より外方に張出
した肩部を有しかつ前記ボトル容器（Ｂ）充填口（Ｂ
１）嵌合先端（Ｂ１ｂ）外周面形状に合わせて成形され
る内周面に断面楔形環状係止溝（６）を周刻した密封嵌
合キャップ（３）とを一体成形し、 前記密封嵌合キャップ（３）は、中空滴出嘴口（１）基
端部（１ａ）を囲繞する液垂れ止め（５）を肩部（３
ａ）上面に環突した、 ことを特徴とする接着剤滴出容器の打込式滴出ノズル。 - 【請求項２】中空滴出嘴口（１）は、所定量の低粘性接
着剤溶液を内部に抱持する定量滴出パイプ（４）を先端
に一体成形により突出延在したことを特徴とする請求項
１記載の接着剤滴出容器の打込式滴出ノズル。 - 【請求項３】中空筒ガイド（２）は、軸方向に密封嵌合
キャップ（３）より長く垂突成形したことを特徴とする
請求項１又は２記載の接着剤滴出容器の打込式滴出ノズ
ル。 - 【請求項４】中空筒ガイド（２）は、下端面（２’）
を、外向片流れ傾斜面に成形したことを特徴とする請求
項１、２又は３記載の接着剤滴出容器の打込式滴出ノズ
ル。 - 【請求項５】密封嵌合キャップ（３）は、下端にボトル
容器（Ｂ）充填口（Ｂ１）中間の厚肉下半部（Ｂ１ｅ）
上端の基端外周面に周突したストッパ（Ｂ１ｃ）の打止
段部（Ｂ１ｃ’）に受止められる座端（７）を成形した
ことを特徴とする請求項１、２、３又は４記載の接着剤
滴出容器の打込式滴出ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5004247A JPH07121383B2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 接着剤滴出容器の打込式滴出ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5004247A JPH07121383B2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 接着剤滴出容器の打込式滴出ノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06210235A JPH06210235A (ja) | 1994-08-02 |
| JPH07121383B2 true JPH07121383B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=11579217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5004247A Expired - Fee Related JPH07121383B2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 接着剤滴出容器の打込式滴出ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07121383B2 (ja) |
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| KR200328881Y1 (ko) * | 2003-07-07 | 2003-10-01 | 주식회사 동북산업양행 | 식물 영양제용 용기의 캡 |
| KR200412734Y1 (ko) * | 2006-01-06 | 2006-03-31 | 윤상화 | 식물 영양제용 연질 플라스틱 블로우 가공물의 결합체 |
| US8434652B2 (en) * | 2008-03-07 | 2013-05-07 | Henkle Ireland Limited | Cap and nozzle assembly for tubes, containers and packs closed by the assembly |
| KR100971882B1 (ko) * | 2009-12-31 | 2010-07-22 | 김유곤 | 원거리 분무용의 고압 분무기용 노즐 |
| KR101239278B1 (ko) * | 2012-11-12 | 2013-03-06 | 김익순 | 식물 영양제 용기용 캡 |
| JP7371350B2 (ja) * | 2019-05-23 | 2023-10-31 | ブラザー工業株式会社 | キャップ及び液体容器 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61121998A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-09 | 株式会社 フロ−レツクス | 瞬間接着剤用容器 |
| JPH0312679U (ja) * | 1989-06-24 | 1991-02-08 | ||
| JPH0340964B2 (ja) * | 1983-05-27 | 1991-06-20 | ||
| JPH03148474A (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-25 | Sekisui Aikoo Kk | 粘性・ゲル状内容物押出容器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57199082U (ja) * | 1981-06-15 | 1982-12-17 | ||
| JP3040964U (ja) * | 1997-02-26 | 1997-09-05 | 辰己 田脇 | 腹部贅肉落とし健康機具 |
-
1993
- 1993-01-13 JP JP5004247A patent/JPH07121383B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0340964B2 (ja) * | 1983-05-27 | 1991-06-20 | ||
| JPS61121998A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-09 | 株式会社 フロ−レツクス | 瞬間接着剤用容器 |
| JPH0312679U (ja) * | 1989-06-24 | 1991-02-08 | ||
| JPH03148474A (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-25 | Sekisui Aikoo Kk | 粘性・ゲル状内容物押出容器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06210235A (ja) | 1994-08-02 |
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