JPH01253961A - シヨツトキバリア半導体装置 - Google Patents

シヨツトキバリア半導体装置

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JPH01253961A
JPH01253961A JP8264088A JP8264088A JPH01253961A JP H01253961 A JPH01253961 A JP H01253961A JP 8264088 A JP8264088 A JP 8264088A JP 8264088 A JP8264088 A JP 8264088A JP H01253961 A JPH01253961 A JP H01253961A
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titanium oxide
layer
barrier
schottky barrier
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Koji Otsuka
康二 大塚
Hideyuki Ichinosawa
市野沢 秀幸
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Sanken Electric Co Ltd
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Sanken Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高耐圧のショットキバリア半導体装置に関す
る。
〔従来の技術と発BAが解決しようとする課題〕ショッ
トキバリアダイオードは、高速応答性(高速スイッチン
グ特性)の良さ及び低損失である利点を生かして、高周
波整流回路等に広く利用さ九テいる。しかし、ショット
キバリアダイオードは1周辺耐圧(ショットキバリアの
周辺での耐圧)がバルクM圧(ショットキバリアのcI
15での耐圧)に比べて低下する現象が著しく、i%耐
圧化が難しいという問題全有する。
この問題を解決するためにフィールドプレートを設ける
こと、又はガードリングを設けることは。
例えは米国のニス・エム・シイー著の「フイズイクス 
オブ +ミコンダクタ デバイスJ第2版等で知られて
いる。また、フィールドプレートとガードリングの両刀
を使用することも既に行われている。
フィールドプレート構造のショットキバリアダイオード
は、n形半導体領域と、この土く形成されたn形半導体
領域と、このn形半導体領域の土ニ形成されたショット
キバリア形成可能な金属電極c以下バリア金@1m極又
はバリア電極と呼ぶ)と、n形牛導体領域土にバリア金
属電極を包囲するように形成された絶縁層と、この絶縁
層上に設けられ且つバリア金!f4を極に接続さ九たフ
ィールドプレートと、n形半導体領域に接続されたオー
ピック電極とから成る。バリア金属電極とオータック電
極との間に逆電圧を印270すると、バリア金W4を極
とn形半導体領域との間に空乏層が生じるト共Vc、フ
ィールドプレートの下部のn形半導体領域にもフィール
ドプレートの電界効果−よって空乏層が発生し、バリア
金属!極の周辺iK電界が集中することが緩和され、シ
ョットキバリアの周辺耐圧が向上する。しかし、1を界
の集中を良好に緩和し、大幅に耐圧を向上させることは
実際上困難であった。
一万、ガードリング構造のショットキバリアダイオード
は、平面的に見てバリア金属電極の周辺に接続されると
ともにバリア金pAt極を囲むように配置されたp形半
導体領域から成るガードリングを有する。ガードリング
のp形半導体領域はn形半導体領域とpn接合を形成し
、このpn接合に逆電圧が印加されると、ショットキバ
リアの周辺よりも効果的に空乏層が広がる。この結果、
バリア金属電極の周辺耐圧を向上させることができる。
しかし、ショットキバリアダイオードとpn接合ダイオ
ードとを並ダ1j配置した構造になるため。
順電圧全印加して順を流を流したときK p n接合部
分において少数キャリアの注入が発生し、ショットキバ
リアダイオードの特長の1つである高速応答性が低下す
る。又、ガードリングとフィールドプレートとの組み合
せ構造も広く利用さr、ているけれども、大幅な高耐圧
化は困難である。
そこで1本発明の目的は、高速応答性を砕保しつつ高耐
圧化が可能なショットキバリア生導体装置を提供するこ
とKある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本発明は、半導体領域と、前
記半導体領域との間にショットキバリアを生じさせるこ
とができるより罠前記半導体頌城上に形成されたバリア
′1r極と、前記バリア電極を包囲するよ’IK前記半
導体領域上に配置され、且つ前記バリア電極に電気的に
接続され、且つ前記バリア電極よりも大きなシート抵抗
を有し、且つ前記半導体領域との間にショットキバリア
を生じさせることができるように形成された第1の薄層
と、前記第1の薄層の、J:に配置され、且つ前記バリ
ア電極よりは大きいが、前記第1の薄層よりは小さいシ
ート抵抗を有し、且つ前記バリア電極に電気的罠接続さ
れた第2の薄層とを備えたショットキバリア牛導体装置
に係わるものである。
〔作 用〕
上記発明において、バリアt@!と半導体領域との間に
逆電圧が印加された時には、バリア電極と半導体領域と
の間のショットキバリアに基づく空乏層と、第1の薄層
と半導体領域との間のショットキバリアに基づく空乏層
とが発生する。第1の薄層はバリア電極全包囲している
ので、バリア電極に第1の薄層が@接している場合には
両空乏層が直接に連続し、ガードリングを含む場合には
これによるpn接合の空乏層を介して連続する。
バリア電極と第1の薄層との両方が半導体領域との間に
ショットキバリアを生成し、旦つ第1の薄層が抵抗体で
あるために薄層の内周側から外周側に向って電位が徐々
に変化する電位勾配が生じる。
この結果、バリア電極の周縁部に電界が集中しないよう
な空乏層の広がりが得られ、耐圧が大116に向上する
第2の薄層は逆[流を低減する作用を有する。
即ち第2の薄層を設けることによって第1の薄層先端部
近傍で起るブレークダウン電圧が高くなり。
ブレークダウンに基づいて第1の薄層に流れる逆電流が
減少する。
〔第1の実施例〕 本発明の第1の実施例に係わるショットキバリアダイオ
ード及びその大造方法を第1図〜第5図を参照して説明
する。
M1図に示すショットキバリアダイオード金製作する際
には、まず、第2図囚に示すよりに、 GaAs (砒
化ガリウム)から成る牛導体基板21を用意する。この
牛導体基板21は厚さ300μm。
不純物濃度7〜3メ10”cm  のn 影領域22の
士に、厚さ10〜20μm、不純物濃度1〜2X 10
”cm  のn影領域26をエピタキシャル成長させた
ものである。
次に、第2図(T3)に示すようにn形GaAsから成
るn形飴域26の上面全体にTi(チタン)薄層24を
真空蒸着で形成し、更にその上面全体にAI(アルεニ
ウム)層25を連続して真空MJNする。
Ti薄j−24の厚さは50A〜2 ODA(0,00
5〜0.02μm)と極薄である。Allm25の厚さ
は約2μmでTi薄層240100倍以上である。史に
、n影領域22の下面にAu (金)−Getゲルマニ
ウム)の合金から成るオーイツタ接触の電極26全真空
蒸看により形成し、その後680℃。
10秒間の熱処理を行う。
次に、第2図0に示すようにフォトエツチングによりA
1層25の一部を除去し、主順電流通路となるショット
キバリア電極に対応させて、um25a’t3Jnさせ
る。更に、フォトエツチングによりTi薄層24をチッ
プの周辺領域から除去し、 AIJ曽25aの下部に位
置するTi薄層24aとこt′L全隣接して包囲するT
i薄層24bを残存させる。Tl薄層24a、24bは
Ti自体は導体であっても極薄の膜であるため、シート
抵抗が20〜400Ω/口の抵抗層となっており、AI
層25aに比べて桁違いに高い抵抗層である。
次に、空気中で300℃、60分間の熱処f!!!を施
″j5これにより、第2図■に示すようにAi層25a
K被覆されていない1゛i薄膚24bは酸化されて第1
のチタン酸化物薄層27となる。AI層253の下部の
Ti薄層24aはAI層25aにマスクさfしているの
で酸化されない。チタン酸化物薄層27はT11層71
24bよりも層厚が増大して概算で75A〜600Aと
なっており、また、シート抵抗が約100M0/口とい
う牛絶縁性の高抵抗層となっており、完全な絶縁物と見
なせる’l’iQ2 (2酸化チタン)にかなり近い状
態となっている。
次に、 AI層25aをエツチングで除去した後。
第2図■に示すようにT1薄層24a、チタン酸化物薄
層27.n影領域26の土面にTi薄1−28を真空蒸
着する。続いて、Tim層2層内8面KAI層29を真
空蒸着する。Ti薄層28及びAI)脅29の層厚はそ
れぞれ1゛i薄漕24及びAI層25の1−厚とほぼ等
しい。
次九、第2図任)に示すようにAllm29の−Sをエ
ツチングで除去し、ショットキバリア電極に対応させて
AI層29aを残存させる。更にフォトエツチングによ
りチップの周辺領域からTi薄層28を除去し、 AI
 N29 aの下iK位置するTi薄層28aとこれを
隣接して包囲するTi薄層28b全残存させる。TiM
Ni*28 a、 28 bσ)シート抵抗はTj薄)
fd24aと同じである6続いて、空気中で275℃、
25分間の熱処理を流子。これにより、第2図Ωに示す
ようにAI層29aに板積されていないTi薄層28b
は酸化されて第2のチタン酸化物−711#30となる
。A1層29aの下部のTi ?専層28aはAI層2
9aにマスクされているため酸化されない。なお、第2
のチタン酸化物#/*i30はTiM層281) (7
)層厚ヨリも増大L−’r75A 〜300λの層厚と
なっており、第1のチタン酸化物薄J曽27とほぼ(ロ
)じ層厚となっている。第2のチタン酸化物薄層60は
第1のチタン酸化物薄J@27よりも酸化の程度を弱め
である。したがって、第2のチタン酸化物薄層60は、
約100M0/口のシート抵抗を有し、1F−絶縁性の
高抵抗層ではあるけれども第1のチタン酸化物薄層27
よりは低抵抗の薄層となっている。第1及び第2のチタ
ン酸化物薄層27.30はそれぞれ完全な絶縁物と見な
せるTiO2よりも酸素が少ないいわゆる酸素プアーな
チタン酸化物′j″10x(xは2より小さい数値)に
なっているものと考えられる。なお、第2のチタン酸化
物薄層60は第10)チタン酸化物薄層27よりも酸素
プアーσ)程度が大きい。
ここで、AIとTMの両方ともGaAsとIJljにシ
ョットキバリアを形成する金属であるので、AI層29
aとAI層29aの下部に位置する2層グ)TI薄I修
28a、24aから成るt@tをバリア砒極ヌはバリア
金14t′@i31と呼ぶこととする6第6図に示すよ
うに2層のチタン酸化物薄層27.30は、< IJア
金属電椿61全包囲するよりに配置されている。2層の
チタン酸化物薄N27.30はバリア金搗[極61に隣
接しており、バリア金属電極61と電気的に接続されて
いる。なお、第2図(Qに示1ように、第1のチタン酸
化物薄層27の外周端と第2のチタン酸化物薄層60の
外周端は一致しておらす、第20)チタン酸化物薄n4
60の外周端の万が第1のチタン酸化物薄層27の外周
端よりもバリア金Mt極3LNに位置する。
続いて、第1図に示すようにチタン酸化物薄層27.3
0全被aする絶縁層62を設けてショットキバリアを有
する牛導体チップ即ち電力用ショットキバリアダイオー
ドチップを完成させる。なお、絶縁層62はプラズマC
vD法ヌは光eVD法により形成したシリコン酸化膜が
好適であった。
図示では省略しているが、 AI層29aの土面釦は例
えば1゛i層とAu層とを順次に設け、こt′Lをリー
ド部材に対1°る接続用電極とする。
第3脚は第2図(?)の状態のチッグσ〕平面図である
。このm3図σ)各部の寸法を例示すると、バリア金桟
t&極61の幅aは約910μm、第2のチタン酸化物
燵ffl130の幅すは約140μm、第1のチタン酸
化物薄層27が第2のチタン酸化物薄層60からはみ出
している幅Cは約10μm、第1のチタンば化物薄層2
7の先端とn影領域23の周縁との幅dは約150μm
である。
第4図の曲紐Aは本実施例のショットキバリアダイオー
ドの逆電圧−逆電流特性の1例を示す。
このような特性を示す理由については不明確な点もある
が1次のように考えられる。ショットキバリアダイオー
ドに印加する逆電圧を零ボルトから徐々に高めていくと
、第4図の佃城IK示すよ)にショットキバリアダイオ
ードには極めて倣少な飽和電流13かi九る。この飽和
を流18はバリア金J、Jt極31に基づくwJlのシ
ョットキバリアと。
第1のチタン酸化物薄層27に基づく第2のショットキ
バリアを通って流れる。逆電圧印加回路はアノード電極
となるバリア金属電極31と、カノードmeとなるオー
ビック電極26とに接続さする。第1及び第2のチタン
酸化物薄層27.30には逆電圧印加回路が直接に接続
さt″Lないため。
第1及び第2のチタン酸化物薄#Ik’27.30を通
る電流はバリア金属電極31に流れ込む。ここで。
第1σ)チタン酸化物薄層27は第2のチタン酸化物薄
層30よりも高抵抗の1@どなっているため。
バリア金at極31に向って横方向に流する第2のショ
ットキバリアの飽和電流lSは主として抵抗の小さい第
2のチタン酸化物薄層60を流れる。
逆電出金さらに高めて、100〜150V程度とすると
、第1チタン龜化物薄層27の外周縁近傍の複数の倣少
曽域でブレークダウンがjl、!4図の領域Uに示すよ
うに逆電流が階段状に増加する。このブレークダウンに
伴う逆を流10はS第1のチタン酸化物薄層27の上に
第2のチタン酸化物薄層30が重なっている部分では主
として第1のチタン酸化物薄層27よりも低抵抗l―と
なっている第2のチタン酸化物薄層30を通ってバリア
余端電極31に流れ込む。従来のショットキバリアダイ
オードではこの微少領域でのブレークダウンが引き金と
なって大きな逆電流1oが流れるが。
本発明に従うショットキバリアダイオードでは大きな逆
電流10が流九ない。即ち、第1及び第2のチタン酸化
物薄層27.30はいずれも?f!J抵抗層であるため
、第1及び第2のチタン酸化物薄層27.60の抵抗分
による電流制限が働き、逆電流1oの大きな増大か抑制
される。
逆電流1oが流れることにより、第1のチタン酸化物薄
層27と第2のチタン酸化物薄1−60には電位勾配が
生じる。ここで、逆電流1oは主として第2のチタン酸
化物薄層60を流れるため、’im位勾配は主として第
2のチタン酸化物薄層30によって決定される。頌域口
の終りKなると、第1のチタン酸化物薄層27のバリア
金属電極31KF1する内周側の端部と、バリア金鵡1
!極61から遠い外周側の端部との間の電位差が比II
9的大きくなる。この結果、第1のチタン酸化物薄rm
 27の外周側の端部とオータック電極26との間の′
電位差は、印加する逆電圧全増加させてもあfり増大し
なくなる。このため、第1のチタン酸化物薄層27の外
周縁での新たなブレークダウンは発生しなくなる。しか
し、既に第1のチタン酸化物薄層27の外周側にて発生
したブレークダウンはそのまま維持され、このブレーク
ダウンに基づく逆電流1oが主として第2のチタン酸化
物薄層60を通って流f′L続ける。
領域111においては、第1のチタン酸化物薄ノー27
の外周側での新たなブレークダウンが生じないたぬに、
逆電圧の増加に伴って逆′r!i流が徐々に増加するも
のの急増しない期間が続くことになる。
この期間において、第5図に模式的に示す空乏層36が
バリア金m電極61と第1のチタン酸化物¥S層27の
下のn影領域23に生じる。第1のチタン酸化物薄層2
7とn形91域22との間の電位差は、第1のチタン酸
化物薄層27の内周側の端部から外周側の端部に向うに
従って小さくなるので、空乏層36の広がり(垂直方向
の厚さ)も内周側の端部から外周側の端部に向うに従っ
て小さくナル。また、バリア金属を極31から第1のチ
タン酸化物薄層27の外周側の端部にかけてのn影領域
26の表面はショットキバリアとして連続している。こ
tL等の結果、1F界集中を緩和することができるなた
らかな空乏層33が得られ、バリア金稿′tiL極31
の周縁端での電界集中が緩和されている。
逆電圧が約250vになると、バリア金属を極61の周
に端とオータック!!極26との間に臨界1!界強度E
critを越える箇所が生じてブレークダウンが発生す
る。これにより、領域1vに示すように逆電流が急増す
る。
本実施例のショットキバリアダイオードをスイッチング
周波数500 kHzのスイッチングレギュレータの整
流ダイオードとして使用したところ。
ノイズ発生の極めて少ない良好な’!I Vft、h作
がhgさrムた。なお、第1及び第2のチタン酸化物薄
層27.30?I−設けることによるスイッチング速度
(昼速応答性)の低下は醗められなかった。
バリア金Jll1m!極31の外筒部を包囲する第1の
チタン酸化物薄層27に相幽するもののみを設けた場合
でも高耐圧化が達成さfLる。しかし1本発8AK従っ
て第1のチタン酸化物薄層27の±に第2のチタン酸化
物薄層60を設けると、逆電流レベルの小さいショット
キバリアダイオードを実現できる。第4図の曲MABに
1層のチタン酸化物薄層により高耐圧化したショットキ
バリアダイオードの逆電圧−逆電流特性を示す。この曲
線Bと本実施例の曲mAとの比較から明らかなように1
本実施例のショットキバリアダイオードの方が逆電流レ
ベルが小さいことがわかる。
逆電流レベルが小さくなる理由は必すしも明らかではな
いが、第4図から2つの現象が読みとハる。1つは、a
城Iの比較から明らかなよりに。
曲線Aの飽和電流18が曲線Bよりも低減していること
によるものである。こnは、第1のチタン酸化物iv層
27の酸化の度合を強めたことにより第1のチタン酸化
物薄層27に基つ(第2のショットキバリアのバリアハ
イドφBが大きくなり、バリアハイドφBか大きくなる
程飽和電流18が小さくなるという関係が生じているも
のである。もり1つの現象は1曲&LAの領域口が曲i
Bの領域1]より高圧側にシフトしていることKよるも
のである。すなわち、第1のチタン酸化物薄層27の外
周縁近傍(第2のチタン酸化物薄層60の外)′I8d
縁から第1のチタン酸化物薄!#I27の外周縁にかけ
てQ fiJ域を総称している)における耐圧が向上し
ている。したがって、土述の微少領域でのブレークダウ
ンが生じたとき、印加逆電圧が同一レベルで比Mjると
、第1のチタン酸化物薄層27の外周縁近傍での耐圧が
高くなる分、第1及び第2のチタン酸化物薄層27.3
0の内周端と外周端の間の電位差が小さくなる。この電
位差が小さいと。
第2のチタン酸化物薄/130のシート抵抗は第4図[
IEEH11場合と同等になっているので、領域11に
おける逆電流1oが小さくなる。
本実施例の他の効果音★約すると以下のとおりである。
+II  従来のガードリングを有するショットキバリ
アと比較して高耐圧化でき、且つ高速応答性が良い。
(2)従来の絶縁層全弁したフィールドプレート’に!
するショットキバリアダイオードと比較して高耐圧が得
られ、且つ特性の熱的不安定性が解消されている。
+31  AI層29aの直下に設けたTi薄層24a
28aの延在部である’l’i4層24b、28bk酸
化させてチタン酸化物#場27,30を得るので。
目的とするナタン酸化物薄島27.30全容易に得るこ
とができる。筐た。バリア金属電極31とチタン酸化物
Wi層27.30の電気的接続を容易且つ確実に溝底で
きる。
〔第2の実施例〕 次に、第6図に示す本発明の第2の実施例に係わるショ
ットキバリアダイオードを説明する。但し、第1図と共
通する部分には同一の符号を付してその説明を省略する
第6図のショットキバリアダイオードは、第1の実施例
のショットキバリアダイオードと同様にバリア金属電極
31の外周に2鳥のナタン酸化物m層27.30がリン
グ状に配置されており、逆電流レベルの小さい高耐圧の
ショットキバリアダイオードを実現している。さらに、
第6図のショットキバリアダイオードはバリア金w41
!L極31が中央に配置された大きな厚みの第1のバリ
ア金属を榛31aと、第1のバリア金属電極31aを包
囲して配置された肉薄の第2のバリア金M電極61bと
から成る。第1のバリア金属1!極31aは31層29
aと31層29aの下部に位rr1する2層のTi薄層
24a、28aから成り、第2のバリア金411i*&
31bは2層の1゛i薄層24c、28cから成ってい
る。1゛監薄24c、28cはそれぞれ1゛i薄層24
a、28aの砥在部分であり、チタン酸化物薄層27.
30はそれぞれ’I”i$層24c。
28cの蝙在部分を酸化することで得ら九ている。
肉薄の第2のバリア金属電極31bを設けることで電界
集中点と応力集中点を分離することができ。
規定耐圧以下の製品の住しる頻度が少なくなり耐圧歩留
りが向上する。
fた。電位勾配を決別する上側のチタン酸化物薄層30
にはリング状の等電位化用Tiwi層37が設けられて
いる。等電位化用TiN層37はTi薄層を酸化させて
チタン酸化物薄RII30を得るさいK、部分的に#!
化を一+!:丁KTi薄層をそのまま残存させて得る。
リング状の等電位化用ゴミ薄層37は導電性が高いので
1等電位分布領域となり得る。
この結果、n影領域23の表面士における平面的に見た
電位分布の不均一性を修正して均一な空乏鳩を形成し、
耐圧歩留りを向上させることができる。
〔変形例〕
本発明は土述の実施例に限定されるものでなく。
例えば次の変形が可能なものである。
fi+  チタン酸化物薄層27のシート抵抗及びチタ
ン酸化物薄層30のシート抵抗は牛導体チップの構造や
サイズによって効果的な範囲が変わるが。
上側のチタン酸化物4/130のシート抵抗は10にΩ
/口〜10000Ω/口、 Wt L、 < ハ50 
MO/口〜200MΩ/口に選ぶべきである。また、下
側のチタン酸化物薄層27のシート抵抗は10MΩ/口
〜iooooMΩ/口、望!シ<は200MΩ/口〜3
00(InlΩ/口に選ぶべきである。
(2)  チタン酸化物薄層27の幅b + cを約1
0μm以上にすることによって耐圧向上の効果が現われ
、30am以上にすることKよってその効果が顕著にな
る。しかし、所定の耐圧が得られる歩留りを高くするた
めKは11001I以上に設計することが一層望ましい
。幅b + cを500μm又はこれよりも太き(設定
しても耐圧向上効果を十分に得ることができる。従って
1幅b + cのJc限はないが1幅b + cを50
0μm以上にしても耐圧の比例的増大を期待することが
できないはかりでなく、苧導体チップが大型化するとい
う問題が任じる。従って* Dmb + cを30〜5
0011mのS囲にすることが望ましい。
+31  Tii!1層24.280MJl!Jは、膜
厚制御、酸化m度、酸化時間等を勘案して2OA以上に
丁べきである。士限については、所定のシート抵抗が得
らnるのであれば制限はないが、1゛i薄層24゜28
を熱酸化してチタン酸化物薄層27.30金得るので、
酸化温度と酸化時間を勘案して300λ以下とすべきで
ある。なお、プラズマ酸化のよ′llな強力な酸化を行
うのであれば、この上限はさらに拡大できる。
f41  ’I’i薄層24.28を酸化してチタン酸
化物薄層27.30を祷るときの酸化温度は500℃以
下にすることが望1 L < 、 Au糸の電極を用い
る時は380℃以下とする。酸化温度の下限値について
は、熱酸化法による時では200℃以上とするが、プラ
ズマ酸化による時では室温以下の低温とすることもでき
る。酸化時間は1゛鳳薄24,28の厚さ、酸化温度、
酸化雰囲気によって変わるが、5秒〜2時間の範囲に収
めるのが望ましい。
(5)  チタン酸化物薄層27.30に対応するもの
をチタン酸化物の#N−′Pスパッタリングで形成して
もよい。
(61シート抵抗が高く且つショットキバリアを生成す
る薄層としてチタン酸化物薄層が好適であるが、 1’
a (タンタル)糸材料の酸化物薄層等にすることもで
きる。fた。Ti薄層24,28及びチタン酸化物薄層
27.30はIn ’P Sn等を添加したものであっ
てもよい。
(7)p 形軸城から成るガードリングと組合せること
もできる。第6因の例で説明すれば、Ti薄層42とチ
タン酸化物薄437の境界部分の下部にp影領域を形成
し、第1のバリア金稿電極31aからは離間させる。こ
うすれば第1のバリア金践電極31aよりも高いシート
抵抗を有する第2のバリア金員電極31bの抵抗分によ
ってp形惟域に順を流が流れることが抑制され、高速応
答性の低下は起こらない。高速応答性が問題にならない
とき゛は、第1図のバリア金員電極61の周縁に隣接す
るよ5にガードリングを形成してもよい。ガードリング
を形成したときは、バリア合端電極によるショットキバ
リアとチタン酸化物薄層によるショットキバリアは、ガ
ードリングのpn接合を弁して接続する。
fsl  GaAsの代りにlnP (#化インジウム
)等のU+−V族化合物やシリコンを使用するショット
キバリア半導体装置にも適用可能である。
+91  集積Ia絡路中ショットキバリア半導体装置
を形成する場合には、n影領域23全島状に囲むように
n形飴域22を設けてオーミックta極26をn影領域
23の表面側に設けるプレーナ構造としてもよい。
CI(I  n影領域26.n影領域22をp影領域と
置き換えることもできる。
〔発明の効果〕
土述の如く1本発明によれば、逆電流(漏れ電流)の小
さい高耐圧のショットキバリア半導体装置itを提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係わるショットキバリ
アダイオードを示す断面図。 第2図囚〜(q)は第1図のショットキバリアダイオー
ドを製造工程順に示す断面図。 第3図は第2図(q)の状態を示す平面図。 第4図は第1図のショットキバリアダイオード及びチタ
ン酸化物薄層を単層にしたショットキバリアダイオード
の逆電圧−逆電流特性図。 第5図は空乏層を模式的に示すショットキバリアダイオ
ードの一部拡大断面図。 第6図は第2の実施例のショットキバリアダイオードを
示す断面図である。 22・・・n形頌城、23・・・n影領域、26・・・
オータックt&、27・・・第1のチタン酸化物薄層、
30・・・第2のチタン酸化物薄層、31・・・バリア
金員電極。 代  理  人   高  野  則  次31ハ゛’
17金玉電〉8戸 第3図 第4図 遠電這■)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕 半導体領域と、 前記半導体領域との間にシヨツトキバリアを生じさせる
    ことができるように前記半導体領域上に形成されたバリ
    ア電極と、 前記バリア電極を包囲するように前記半導体領域上に配
    置され、且つ前記バリア電極に電気的に接続され、且つ
    前記バリア電極よりも大きなシート抵抗を有し、且つ前
    記半導体領域との間にシヨツトキバリアを生じさせるこ
    とができるように形成された第1の薄層と、 前記第1の薄層の上に配置され、且つ前記バリア電極よ
    りは大きいが、前記第1の薄層よりは小さいシート抵抗
    を有し、且つ前記バリア電極に電気的に接続された第2
    の薄層と を備えたシヨツトキバリア半導体装置。
JP63082640A 1988-04-04 1988-04-04 シヨツトキバリア半導体装置 Expired - Fee Related JPH0618272B2 (ja)

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