JPH01253343A - 通信制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） 本発明は、端末と通信回線との間で通信制御を行う通信
制御装置に関する。

（従来の技術） 従来から通信制御装置で回線障害が発生した場合、自局
側から出力されたデータを伝送途中で帰還させて各種の
試験を行うことにより、障害発生箇所の検出が行われて
いる。

この場合のデータ帰還方法としては、たとえばモデムに
おいて送信データを帰還させる方法、通信制御装置とモ
デムとを接続するケーブルに折返し用コネクタなどを取
付けてデータを帰還させる方法、あるいは通信制御装置
内の折返しロジックを用いて帰還させる方法などがある
。

しかしながら、上述したデータ帰還方法は、いずれも自
局側から見て送信データを出力ラインから入力ラインに
折返すだけの方法であるため、障害の発生箇所が入力側
にあるのか出力側にあるのかを容易に判別できないとい
う問題があった。

またオンライン状態のままでは、回線障害の発生は検出
できても、その原因が自局側にあるのが相手局側にある
のかが明確に判別できないという問題があった。

（発明が解決しようとする課題） 本発明は上述した従来の通信制御装置における課題を解
決するためのもので、通信ポートを介して送受信される
各信号をそれぞれ送信元に帰還させることにより、回線
障害箇所を容易にしかもオンライン状態のままで検出す
ることのできる通信制御装置の提供を目的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明の通信制御装置は上記した目的を達成するために
、回線に対する信号送受信用の通信ポートを備えた通信
制御装置において、所定の指令により、通信ポートを介
して送受信される各信号をそれぞれ送信元に帰還させる
信号帰還手段を備えたものである。

（作　用） 本発明の通信制御装置では、信号帰還手段が、所定の指
令により、通信ポートを介して送受信される各信号をそ
れぞれ送信元に帰還させるので、通信回線障害が発生し
た場合に、双方の局においてのデ−タ送受信試験を行う
ことができ、これにより回線障害箇所を容易にしかもオ
ンライン状態のままで検出することが可能となる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図は本発明の一実施例の通信制御装置の構成を説明
するための図である。

同図において、１はファームウェア制御による回線制御
用マイコン、２はデータ入出力用のバ・ソファ、３は入
出力データに対しシリアル／パラレル変換を行うデータ
変換部、４は回線に対してデータの送受信を行うデータ
送受信部、５はデータ送受信部４において送受信される
各信号をある一定の状態において自局側および回線側に
向けて帰還されるためのセレクタ群、６はセレクタ群５
の状態を保持するレジスタ、７はシステムバスである。

第２図はセレクタ５群を介してデータ変換部３とデータ
送受信部４との間で入出力される信号の流れを示す図で
ある。

同図において、１１はＳＤ　（送信データ）信号出力用
のＩＳＤ信号信号シカライン１ａはＳＤ信号出カライン
である。

また１２はＲＤ　（受信データ）信号入力用のＩＩ？Ｄ
信号入信号イカラインａはＲＤ信信号シカラインある。

・　１３はＲ８（送信要求）信号出力用のＩＲ８Ｒ８信
号出力ライン３ａはＲ８信号出力ラインである。

１４はＣＤ　（キャリヤ検出）信号入力用のＩＣＤＣＤ
信号入力ライン４ａはＣＤ信号入力ラインである。

１５はＣ８（送信可）信号入力用の＋（’Ｓ信号人カラ
イン、１５ａはＣ８信号入カラインである。

１６はＥＲ（端末装置レディ）信号出力用のＩＥＲ信号
信号シカライン６ａはＰＲ信信号シカラインある。

１７はＤＲ（データセットレディ）信号入力用のＩＤＲ
信号信号シカライン７ａはＤＲ信号入カラインである。

さらに２１．２２はそれぞれＩＳＯ信号信号シカライン
１１Ｄ信号出カラインｌｌａ、ＩＲＤ信号信号シカライ
ン１２Ｄ信信号シカライン１２ａ対して作用する第１お
よび第２のセレクタである。

２３．２４．２５はそれぞれＩＲ８Ｒ８信号シカライン
１３Ｄ信号出カライン１３ａ、ＩＣＤＣＤ信号シカライ
ン１４Ｄ信号入力ライン１４ａ、ＩＯ２信号人カライン
１５、Ｃ８信号入カライン１５ａに対し作用する第３、
第４、第５のセレクタである。

２６．２７はそれぞれＩＥＲ信号信号シカライン１６Ｅ
Ｒ信号信号シカライン１６ａＤＲ信号信号シカライン１
フＲ信号入カライン１７ｂに対し作用する第６および第
７のセレクタである。

そして以上の第１から第７のセレクタ２１〜２７の状態
（Ａ／Ｂ）はレジスタ６により保持されている。

次に以上のように構成された通信制御装置の動作につい
て説明する。

予めレジスタ６にはセレクタ群５の各セレクト２１〜２
７においてＡ側がセットされている。

ここで、第１および第２のセレクタ２１．２２に関係す
る信号の流れを説明すると、自局側から出力されたＩＳ
Ｄ信号はＩＳＤ信号信号シカライン１１第１のセレクタ
２１、ＳＤ信号出カライン１１ａを経由して回線に出力
される。

また回線から入力されたＲＤ倍信号ＲＤ信信号シカライ
ン１２ａら第２のセレクタ２２、ＩＩ？Ｄ信号入カライ
ン１２を経由してデータ変換部３に入力される。

すなわち、各セレクト２１〜２７においてＡ側がセット
されると、この通信制御装置と回線とのデータ送受信が
可能な状態となる。

この状態において、回線制御用マイコン１はバッファ２
を介してデータ変換部３に対しデータ通信１決められた
各パラメータをセットし、データ送受信の準備を行う。

この後、回線制御用マイコン１はデータ通信要求に応じ
たデータ（パラレルデータ）をデータ変換部３に出力す
る。

データ変換部３に入力されたデータはシリアルデータに
変換され後、セレクタ群５およびデータ送受信部４を介
して回線に出力される。

一方、回線からの信号入力については、上述した動作と
は逆に、回線からの送信データがデータ送受信部４にお
いて受信され、セレクタ群５を経由してデータ変換部３
に入力されることにより、このデータ変換部３において
シリアルからパラレルに変換され、さらにバッファ２を
介して回線制御用マイコン１に入力される。

このようなデータ送受信期間中において、回線制御用マ
イコン１により何らかの異常発生が検出されると、回線
制御用マイコン１は、その異常がどの部分で発生したか
を調査するため、セレクタ群５の状態を保持しているレ
ジスタ６に所定の信号を出力し、各セレクタ２１〜２７
の状態をＢ側にセットする。

ここで、第１および第２のセレクタ２１．２２に関係す
る信号の流れについて説明すると、データ変換部３から
出力されたＩＳＤ信号はＩＳＯ信号信号シカライン１１
第２のセレクタ２２、ＩＲＤ信号信号シカライン１２由
して再びデータ変換部３に帰還される。

また回線側から入力されたＩ？Ｄ信号はＲＤ信号入カラ
イン１２ａから第１のセレクタ２１、ＳＤ信号出カライ
ン１１ａを経由して回線に帰還される。

すなわち、各セレクタ２１〜２７の状態がＢ側にセット
されることにより、データ送受信部４において送受信さ
れた各信号はそれぞれ送信元に向けて帰還される。

これにより、この通信制御装置においてのデータ送受信
の試験と相手局側におけるデータ送受信の試験を共に行
うことが可能となり、障害発生箇所の検出を容易に行う
こと可能となる。

かくしてこの実施例の通信制御装置によれば、各セレク
タ２１〜２７の状態を切換るだけで、オンライン状態の
まま自局側からの送信データおよび相手局側からの受信
データをそれぞれ送信元に帰還させることができるので
、障害発生箇所を容易にかつ明確に検出することができ
る。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明の通信制御装置によれば、通
信ポートを介して送受信される各信号をそれぞれ送信元
に帰還させるので、通信回線障害が発生した場合に、双
方の局においてのデータ送受信試験を行うことができ、
これにより回線障害箇所を容易にしかもオンライン状態
のままで検出することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の通信制御装置の構成を説明
するためのブロック図、第２図１．１第１図におけるセ
レクタの詳細を説明するためのブロック図である。 １・・・回線制御用マイコン、３・・・データ変換部、
４・・・データ送受信部、５・・・セレクタ群、６・・
・レジスタ。 出願人　　　　　株式会社　東芝 代理人　弁理士　須　山　佐　− 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）回線に対する信号送受信用の通信ポートを備えた
   通信制御装置において、所定の指令により、前記通信ポ
   ートを介して送受信される各信号をそれぞれ送信元に帰
   還させる信号帰還手段を備えたことを特徴とする通信制
   御装置。