JPH01252529A - Tl−Ca−Sr−Cu−O系超電導酸化物粉末の製造法 - Google Patents
Tl−Ca−Sr−Cu−O系超電導酸化物粉末の製造法Info
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- JPH01252529A JPH01252529A JP63079785A JP7978588A JPH01252529A JP H01252529 A JPH01252529 A JP H01252529A JP 63079785 A JP63079785 A JP 63079785A JP 7978588 A JP7978588 A JP 7978588A JP H01252529 A JPH01252529 A JP H01252529A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 。
この発明は、炭素含有量が著しく低く、したがって−段
とすぐれた超電導特性を有する超電導セラミックス材の
製造を可能とするT、IJ−Ca−Sr−Cu−0系超
電導酸化物粉末の製造法に関するものである。
とすぐれた超電導特性を有する超電導セラミックス材の
製造を可能とするT、IJ−Ca−Sr−Cu−0系超
電導酸化物粉末の製造法に関するものである。
近年、TO−Ca −Sr −Cu −0系超電導セラ
ミツクス材が提案され、これが、まず、原料粉末として
Tj7酸化物(以下TI!203で示す)、Ca炭酸塩
(以下Ca COaで示す)、Sr炭酸塩(以下S r
COaで示す)、およびCu酸化物(以下CuOで示
す)の粉末を用意し、これら原料粉末を所定の割合に配
合し、混合した後、この混合粉末に、600〜700℃
の範囲内の温度に所定時間保持の焼成処理と粉砕を2〜
3回繰り返し施してTl)−Ca −Sr −Cu −
0系超電導酸化物粉末とし、ついで、この超電導酸化物
粉末を原料粉末として用いて、通常の条件で圧粉体にプ
レス成形した後、焼結することによって製造されること
は良く知られるところである。
ミツクス材が提案され、これが、まず、原料粉末として
Tj7酸化物(以下TI!203で示す)、Ca炭酸塩
(以下Ca COaで示す)、Sr炭酸塩(以下S r
COaで示す)、およびCu酸化物(以下CuOで示
す)の粉末を用意し、これら原料粉末を所定の割合に配
合し、混合した後、この混合粉末に、600〜700℃
の範囲内の温度に所定時間保持の焼成処理と粉砕を2〜
3回繰り返し施してTl)−Ca −Sr −Cu −
0系超電導酸化物粉末とし、ついで、この超電導酸化物
粉末を原料粉末として用いて、通常の条件で圧粉体にプ
レス成形した後、焼結することによって製造されること
は良く知られるところである。
しかし、上記の従来法で製造されたTp −Ca −S
r −Cu −0系超電導酸化物粉末においては、上記
のように焼成を繰り返し行なっても炭素が残留し、例え
ば5回の焼成および粉砕を繰り返し行なっても炭素含有
量を0,5重量%以下に低減することはきわめて困難で
あり、このような炭素含有量の高いTjl −Ca −
Sr −Cu −0系超電導酸化物粉末を原料粉末とし
て用いて超電導セラミックス材を製造した場合、焼結時
に残留炭素が粒界に析出するようになって十分満足する
超電導特性を示さないのが現状である。
r −Cu −0系超電導酸化物粉末においては、上記
のように焼成を繰り返し行なっても炭素が残留し、例え
ば5回の焼成および粉砕を繰り返し行なっても炭素含有
量を0,5重量%以下に低減することはきわめて困難で
あり、このような炭素含有量の高いTjl −Ca −
Sr −Cu −0系超電導酸化物粉末を原料粉末とし
て用いて超電導セラミックス材を製造した場合、焼結時
に残留炭素が粒界に析出するようになって十分満足する
超電導特性を示さないのが現状である。
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、残留炭
素含有量の少ないTI −Ca −Sr −Cu−0系
超電導酸化物粉末を製造すべく研究を行なった結果、ま
ず、原料粉末としてCa COs粉末、S r COa
粉末、およびCuO粉末を用い、これら原料粉末の所定
割合の混合粉末を850〜1050℃の高温で1次焼成
してCaとSrとCuの複合酸化物(以下Ca −Sr
−Cu −0系酸化物という)とすると、このCa
−Sr −Cu −0系酸化物は、上記の通り高温焼成
処理のために炭酸塩の分解が完全に起ることから、はと
んど炭素を含有せず、含有してもわずかであり、ついで
前記Ca −5r −Cu −0系酸化物に所定割合の
1g203粉末を配合し、混合した状態で400〜72
0℃の温度で2次焼成すると、炭素含有量の著しく低い
TfI−Ca −Sr −Cu −0系超電導酸化物粉
末が得られるようになり、これを原料粉末として用いて
製造した超電導セラミックス材は、炭素含有による超電
導特性の低下がないので、−段と高い臨界電流値(Jc
)と臨界温度(Tc)を示すようになるという知見を得
たのである。
素含有量の少ないTI −Ca −Sr −Cu−0系
超電導酸化物粉末を製造すべく研究を行なった結果、ま
ず、原料粉末としてCa COs粉末、S r COa
粉末、およびCuO粉末を用い、これら原料粉末の所定
割合の混合粉末を850〜1050℃の高温で1次焼成
してCaとSrとCuの複合酸化物(以下Ca −Sr
−Cu −0系酸化物という)とすると、このCa
−Sr −Cu −0系酸化物は、上記の通り高温焼成
処理のために炭酸塩の分解が完全に起ることから、はと
んど炭素を含有せず、含有してもわずかであり、ついで
前記Ca −5r −Cu −0系酸化物に所定割合の
1g203粉末を配合し、混合した状態で400〜72
0℃の温度で2次焼成すると、炭素含有量の著しく低い
TfI−Ca −Sr −Cu −0系超電導酸化物粉
末が得られるようになり、これを原料粉末として用いて
製造した超電導セラミックス材は、炭素含有による超電
導特性の低下がないので、−段と高い臨界電流値(Jc
)と臨界温度(Tc)を示すようになるという知見を得
たのである。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたものであっ
て、 (a) 原料粉末として、T (120a粉末、Ca
COa粉末、S r COs粉末、およびCuO粉末
を用意し、 (b) まず、これら原料粉末のうちのcaco3粉
末、S r COa粉末、およびCuO粉末を所定割合
に配合し、混合した後、850−1050”Cの範囲内
の所定温度で1次焼成して、Ca−5r−Cu−0系酸
化物を形成し、 (C)ツいで、このCa −Sr −Cu −0系酸化
物に、所定割合の1g203粉末を配合し、混合した後
、400〜720℃の範囲内の所定温度で2次焼成する
ことにより炭素含有量の著しく低い、含何しても超電導
特性を損なわないT、Q−Ca−8「〜Cu−0系超電
導酸化物粉末を製造する方法に特徴を有するものである
。
て、 (a) 原料粉末として、T (120a粉末、Ca
COa粉末、S r COs粉末、およびCuO粉末
を用意し、 (b) まず、これら原料粉末のうちのcaco3粉
末、S r COa粉末、およびCuO粉末を所定割合
に配合し、混合した後、850−1050”Cの範囲内
の所定温度で1次焼成して、Ca−5r−Cu−0系酸
化物を形成し、 (C)ツいで、このCa −Sr −Cu −0系酸化
物に、所定割合の1g203粉末を配合し、混合した後
、400〜720℃の範囲内の所定温度で2次焼成する
ことにより炭素含有量の著しく低い、含何しても超電導
特性を損なわないT、Q−Ca−8「〜Cu−0系超電
導酸化物粉末を製造する方法に特徴を有するものである
。
なお、この発明の方法において、1次焼成温度を850
〜1050℃と定めたのは、その温度が850’C未満
では炭酸塩の分解が不十分で、反応後相対的に多量の炭
素が残留するのが避けられず、この多量の炭素残留は最
終的に超電導セラミックス材の特性劣化の原因となるも
のであり、一方その温度、が1050℃を越えるとCu
Oが溶融するようになって均質なCa −Sr −Cu
−0系酸化物の形成が不可能になるという理由による
ものであり、また、2次焼成温度を400〜720℃と
限定したのは、その温度が400℃未満ではT ft
20 aとCa−Sr 〜Cu−0系酸化物との反応が
不十分で、超電導酸化物粉末を形成することができず、
一方その温度が720℃を越えるとT9203が溶融す
るようになり、反応が不均一になって超電導酸化物粉末
の形成ができなくなるという理由にもとづくものである
。
〜1050℃と定めたのは、その温度が850’C未満
では炭酸塩の分解が不十分で、反応後相対的に多量の炭
素が残留するのが避けられず、この多量の炭素残留は最
終的に超電導セラミックス材の特性劣化の原因となるも
のであり、一方その温度、が1050℃を越えるとCu
Oが溶融するようになって均質なCa −Sr −Cu
−0系酸化物の形成が不可能になるという理由による
ものであり、また、2次焼成温度を400〜720℃と
限定したのは、その温度が400℃未満ではT ft
20 aとCa−Sr 〜Cu−0系酸化物との反応が
不十分で、超電導酸化物粉末を形成することができず、
一方その温度が720℃を越えるとT9203が溶融す
るようになり、反応が不均一になって超電導酸化物粉末
の形成ができなくなるという理由にもとづくものである
。
つぎに、この発明の方法を実施例により具体的に説明す
る。
る。
原料粉末として、いずれも7μsの平均粒径を有し、か
つ純度: 99.9%のCa CO3粉末、5rCO粉
末、CuO粉末、およびTp203粉末を用意し、まず
、これら原料粉末のうちのCaC0粉末、S r CO
3粉末、およびCu0粉末を用い、これら原料粉末を第
1表に示される配合組成に配合し、ボールミルにて3時
間湿式混合し、乾燥した後、アルミナ容器に入れ、大気
中、第1表に示される温度に5時間保持の条件で1次焼
成を行なってCa −Sr −Cu −0系酸化物を形
成し、ついで、このCa −5r −Cu −0系酸化
物に、同じく第1表に示される割合(全体で100重量
%)のTl203粉末を配合し、ボールミルにて3時間
湿式混合し、乾燥した後、大気中、第1表に示される温
度に10時間保持の条件で2次焼結を行なうことにより
本発明法1〜8および比較法1〜4をそれぞれ実施し、
同じく第1表に示される炭素含有量のT、l! −Ca
−Sr −Cu−0系超電導酸化物粉末(以下超電導
酸化物粉末という)を製造した。
つ純度: 99.9%のCa CO3粉末、5rCO粉
末、CuO粉末、およびTp203粉末を用意し、まず
、これら原料粉末のうちのCaC0粉末、S r CO
3粉末、およびCu0粉末を用い、これら原料粉末を第
1表に示される配合組成に配合し、ボールミルにて3時
間湿式混合し、乾燥した後、アルミナ容器に入れ、大気
中、第1表に示される温度に5時間保持の条件で1次焼
成を行なってCa −Sr −Cu −0系酸化物を形
成し、ついで、このCa −5r −Cu −0系酸化
物に、同じく第1表に示される割合(全体で100重量
%)のTl203粉末を配合し、ボールミルにて3時間
湿式混合し、乾燥した後、大気中、第1表に示される温
度に10時間保持の条件で2次焼結を行なうことにより
本発明法1〜8および比較法1〜4をそれぞれ実施し、
同じく第1表に示される炭素含有量のT、l! −Ca
−Sr −Cu−0系超電導酸化物粉末(以下超電導
酸化物粉末という)を製造した。
なお、比較法1〜4は、いずれも1次または2次焼成温
度がこの発明の範囲から外れた条件で行なったものであ
る。
度がこの発明の範囲から外れた条件で行なったものであ
る。
また、比較の目的で、上記の原料粉末を用い、これら原
料粉末を、重量%で、Ca COa :1668%、S
r COa : 24−8%、Cu O: 20.0
%、i 2Co3 :3g、4%の割合で配合し、5時
間の混合を行なった後、乾燥し、ついで大気中、温度:
680℃に10時間保持後、粉砕を1サイクルとし、こ
れを5サイクル繰り返し行なうことにより従来法を実施
し、同じく第1表に示される炭素含有量の超電導酸化物
粉末を製造した。
料粉末を、重量%で、Ca COa :1668%、S
r COa : 24−8%、Cu O: 20.0
%、i 2Co3 :3g、4%の割合で配合し、5時
間の混合を行なった後、乾燥し、ついで大気中、温度:
680℃に10時間保持後、粉砕を1サイクルとし、こ
れを5サイクル繰り返し行なうことにより従来法を実施
し、同じく第1表に示される炭素含有量の超電導酸化物
粉末を製造した。
ついで、この結果得られた各種の超電導酸化物粉末を原
料粉末として用い、2 ton/cdの圧力で圧粉体に
プレス成形し、ついでこの圧粉体を、大気中、温度:8
50℃に10時間保持の条件で焼結することにより断面
:5m+eX5+am、長さ: 10mmの寸法を有す
る超電導セラミックス材を製造した。
料粉末として用い、2 ton/cdの圧力で圧粉体に
プレス成形し、ついでこの圧粉体を、大気中、温度:8
50℃に10時間保持の条件で焼結することにより断面
:5m+eX5+am、長さ: 10mmの寸法を有す
る超電導セラミックス材を製造した。
また、これらの超電導セラミックス材の臨界電流値(J
c)と臨界温度を測定した。このdIlj定結果も第
1表に示した。
c)と臨界温度を測定した。このdIlj定結果も第
1表に示した。
第1表に示される結果から、本発明法1〜8で製造され
た炭素含仔量の低い超電導酸化物粉末を用いた場合、い
ずれも従来法で製造された炭素含有量の高い超電導酸化
物粉末を用いた場合に比して、−段とすぐれた超電導特
性を有する超電導セラミックス材を製造することができ
、一方、比較法1〜4に見られるように、1次または2
次焼成温度のいずれでも、この発明の範囲から外れると
、超電導酸化物粉末中に相当量の炭素が残留したり、あ
るいは原料粉末としてのCuO粉末やT I 20 a
粉末が溶融して均質な超電導酸化物粉末が得られないこ
とから、これより製造される超電導セラミックス材にす
ぐれた超電導特性を期待することができないことが明ら
かである。
た炭素含仔量の低い超電導酸化物粉末を用いた場合、い
ずれも従来法で製造された炭素含有量の高い超電導酸化
物粉末を用いた場合に比して、−段とすぐれた超電導特
性を有する超電導セラミックス材を製造することができ
、一方、比較法1〜4に見られるように、1次または2
次焼成温度のいずれでも、この発明の範囲から外れると
、超電導酸化物粉末中に相当量の炭素が残留したり、あ
るいは原料粉末としてのCuO粉末やT I 20 a
粉末が溶融して均質な超電導酸化物粉末が得られないこ
とから、これより製造される超電導セラミックス材にす
ぐれた超電導特性を期待することができないことが明ら
かである。
上述のように、この発明の方法によれば、炭素含有量の
きわめて低い超電導酸化物粉末を製造することができ、
したがってこれより製造された超電導セラミックス材は
すぐれた超電導特性を具備するようになるのである。
きわめて低い超電導酸化物粉末を製造することができ、
したがってこれより製造された超電導セラミックス材は
すぐれた超電導特性を具備するようになるのである。
Claims (1)
- (1)原料粉末として、Tl酸化物、Ca炭酸塩、Sr
炭酸塩、およびCu酸化物の粉末を用意し、まず、これ
ら原料粉末のうちのCa炭酸塩、Sr炭酸塩、およびC
u酸化物の粉末を所定割合に混合した後、850〜10
50℃の範囲内の所定温度で1次焼成して、CaとSr
とCuの複合酸化物を形成し、 ついで、このCaとSrとCuの複合酸化物に、所定割
合のTl酸化物粉末を配合し、混合した後、400〜7
20℃の範囲内の所定温度で2次焼成して、Tl−Ca
−Sr−Cu−O系超電導酸化物を形成することを特徴
とするTl−Ca−Sr−Cu−O系超電導酸化物粉末
の製造法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63079785A JPH01252529A (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | Tl−Ca−Sr−Cu−O系超電導酸化物粉末の製造法 |
US07/445,629 US5236889A (en) | 1988-02-26 | 1989-02-27 | Process for producing bi-ca-sr-cu-o, tl-ca-sr-cu-o and tl-ba-ca-cu-o superconducting ceramics |
DE68920240T DE68920240T2 (de) | 1988-02-26 | 1989-02-27 | VERFAHREN ZUR HERSTELLUNG KERAMISCHER SUPRALEITER AUF BASIS VON Bi-Ca-Sr-Cu-O, Tl-Ca-Sr-Cu-O UND Tl-Ba-Ca-Cu-O. |
PCT/JP1989/000199 WO1989008077A1 (en) | 1988-02-26 | 1989-02-27 | PROCESS FOR PRODUCING SUPERCONDUCTING (Bi, Tl)-Ca-(Sr, Ba)-Cu-O CERAMIC |
KR1019890701968A KR960011344B1 (ko) | 1988-02-26 | 1989-02-27 | Bi-Ca-Sr-Cu-O계. Tl-Ca-Sr-Cu-O계 및 Tl-Ca-Ba-Cu-O계 초전도 세라믹스의 제조방법 |
EP89902822A EP0358777B1 (en) | 1988-02-26 | 1989-02-27 | PROCESS FOR PRODUCING Bi-Ca-Sr-Cu-O, Tl-Ca-Sr-Cu-O AND Tl-Ba-Ca-Cu-O SUPERCONDUCTING CERAMICS |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63079785A JPH01252529A (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | Tl−Ca−Sr−Cu−O系超電導酸化物粉末の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01252529A true JPH01252529A (ja) | 1989-10-09 |
Family
ID=13699864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63079785A Pending JPH01252529A (ja) | 1988-02-26 | 1988-03-31 | Tl−Ca−Sr−Cu−O系超電導酸化物粉末の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01252529A (ja) |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP63079785A patent/JPH01252529A/ja active Pending
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