JPH01250623A - 自動変速機のクラッチドラム - Google Patents

自動変速機のクラッチドラム

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JPH01250623A
JPH01250623A JP63075975A JP7597588A JPH01250623A JP H01250623 A JPH01250623 A JP H01250623A JP 63075975 A JP63075975 A JP 63075975A JP 7597588 A JP7597588 A JP 7597588A JP H01250623 A JPH01250623 A JP H01250623A
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JP
Japan
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spline
cylinder
drum
drum body
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JP63075975A
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Toshiharu Yamada
敏治 山田
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JATCO Corp
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  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、自動変速機のクラッチドラムに関するもので
ある。
(ロ)従来の技術 従来の自動変速機のクラッチドラムとしては、rN I
 5SANフルレンジ電子制御オートマチツクトランス
ミツシヨンFULLRANGE  E−AT整備要領書
、RE4ROIA型」昭和62年3月、日産自動車株式
会社発行、の第1−79頁に示されるものがある。これ
を第5図に示す。このクラッチドラム5oは、アウター
ドラム52とインナードラム54とがら構成されている
。インナードラム54はアウタードラム52の内側に電
子ビーム溶接によって一体に接合されている。インナー
ドラム52には、ピストンの外周がはまり合うシリンダ
部54aと、クラッチプレートの外径スプラインがかん
合する内径スプライン部54bと、が一体に形成されて
しかしながら、上記のような従来の自動変速機のクラッ
チドラムには、インナードラム54の複雑な形状を平板
からプレス加工によって形成するので、生産性が悪くま
た材料の歩留りが悪いという問題点がある。また、イン
ナードラム54の電子ビーム溶接の際にはアウタードラ
ム52側から電子ビームを照射する必要があるという問
題点がある。これは、シリンダ部54aを基準としてイ
ンナードラム54を位置決めしておき、電子ビーム溶接
する必要があり、このようなインナードラム54を位置
決めする治具を設置すると、インナードラム54のフラ
ンジ部が内周方向に向いているので、このフランジ部と
アウタードラム52の径方向壁部との溶接の際に、イン
ナードラム54側から電子ビームを照射することができ
なくなるからである。アウタードラム52はインナード
ラム54よりも板圧が厚いため、これを通して電子ビー
ム溶接するためには高出力の電子ビーム溶接機を必要と
し、また大電流を必要とするので運転価格も高くなる。
本発明は、このような問題本発明は、ピストンかん台用
のシリンダ部を形成するための部材と、クラッチプレー
トかん台用の内径スプライン部を形成するための部材と
、を別部材とし、これらをそれぞれドラム本体に溶接す
ることにより上記問題点を解決する。
すなわち、本発明による自動変速機のクラッチドラムは
、クラッチドラム(10)が、ドラム本体(12)と、
シリンダ形成部材(14)と、スプライン形成部材(1
6)と、から構成されており、ドラム本体は、円筒状の
外筒部(12a)と、外筒部よりも小さい径の円筒状の
内周部(12b)と、外筒部の一端側と内筒部の一端側
とを接続する径方向壁部(12c)と、を有するように
一体に成形されたものであり、シリンダ形成部材は、円
筒状部(14a)と、円筒状部の一端から外周方向に伸
びるフランジ部(14b)と、を有するように一体に成
形されたものであり、シリンダ形成部材はこれのフラン
ジ部をドラム本体の径方向壁部内側に密封状態に全周を
溶接されており、スプライン形成部材は、スプラインを
成形した帯状の部材から構成されており、これがドラム
本体の外筒内周部に内接した状態で溶接されている。な
お、かっこ内の符号は後述の実施例の対応する部材を示
す。
(ホ)作用 シリンダ形成部材とスプライン形成部材とは別部材であ
り、スプライン形成部材は平板にスプラインをプレス成
形したものである。従って、スプライン形成部材のプレ
ス加工は容易であり、また材料の歩留りも高くなる。ま
た、シリンダ形成部材はこれのフランジ部を溶接するこ
とによりドラム本体に取り付けられており、フランジ部
はピストンとのかん合部となる円筒状部の外周方向に伸
びているので、円筒状部を位置決めした状態でシリンダ
形成部材側から電子ビーム溶接することができる。従っ
て、電子ビーム溶接機の出力は比較的小さくてよく、消
費電力も減少する。
(へ)実施例 (第1実施例) 第1〜3図に本発明の第1実施例を示す。
クラッチドラム10は、ドラム本体12と、シリンダ形
成部材14と、スプライン形成部材16と、から構成さ
れている。ドラム本体12は、円筒状の外筒部12aと
、円筒状の内筒部12bと、外筒部12aと円筒状の内
筒部12bとを接続する径方向壁部12cとをプレス加
工により一体に成形したものである。なお、外筒部12
aの図中右端には切欠き12dが段けられており、これ
により他の部材と一体に回転するように連結可能としで
ある。シリンダ形成部材14は、プレス加工により円筒
状部14aとフランジ部14bとを一体に形成したもの
である。フランジ部14bは円筒状部14aの一端部か
ら外周方向に伸びている。シリンダ形成部材14はドラ
ム本体12の径方向壁部12cの内側に電子ビーム溶接
される。フランジ部14bの電子ビーム溶接は全周にわ
たって行われ、溶接部は密封状態とされる。
スプライン形成部材16は帯状の板材に第2図に示すよ
うにスプラインとなる凹凸を形成し、これをドラム本体
12の外筒12aの内周に沿って設置し、電子ビーム溶
接により接合したものである。スプライン形成部材16
をドラム本体12の外812aの内周に設置した状態で
はスプライン形成部材16は第3図に示すような状態と
なる。
図示してないピストンはドラム本体12の内筒12bと
シリンダ形成部材14の円筒状部14aとの間に形成さ
れるシリンダ部にがん合される。
シリンダ形成部材14のフランジ部14bは密封状態で
全周にわたって電子ビーム溶接されているので、油圧が
漏れることはなくピストンに所定どおりの油圧を作用さ
せることができる。シリンダ形成部材14を電子ビーム
溶接する際には、第1図中右側から電子ビームを照射す
ることができる。すなわち、シリンダ形成部材14の円
筒状部14aの内周側を治具によりてドラム本体12の
内7i412bに位置決めした状態で、電子ビームをフ
ランジ部14bに照射すればよい。従って、板厚の薄い
シリンダ形成部材14側から溶接されるので、電子ビー
ムの出力は比較的小さくてよい。
スプライン形成部材16によって形成されるスプライン
部には図示してないクラッチプレートの外径スプライン
がかん合し、これによりクラッチプレートがドラム本体
12と一体に回転するようにすることができる。スプラ
イン形成部材16は帯状の平板をプレス成形することに
より製造されるので、プレス加工は容易であり、また材
料の歩留りも向上する。
なお、上述のようにシリンダ形成部材14とスプライン
形成部材16とは別部材であるので、ピストンの径を変
更したい場合にはシリンダ形成部材14のみを変更すれ
ば目的を達することができ、ピストン径の異なるクラッ
チドラム10を設定することも容易である。
(第2実施例) 第4図に本発明の第2実施例を示す。この第2実施例は
スプライン形成部材16の一端側に外方に折れ曲ったつ
め部16bを形成したものである。このつめ部16bが
第1図に示したドラム本体12の切欠き12dと同様に
機能する。この第2実施例においても第1実施例と同様
の効果を得ることができる。
(ト)発明の詳細 な説明してきたように、本発明によると、別々の部材で
あるシリンダ形成部材及びスプライン形成部材をそれぞ
れドラム本体に溶接することによりクラッチドラムを構
成するようにしたので、スプライン形成部材の加工が容
易となり歩留りが向上し、またシリンダ形成部材のドラ
ム本体への電子ビーム溶接が容易となるという効果を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す図、第2図は結合前
のスプライン形成部材を示す図、第3図は結合後のスプ
ライン形成部材を示す図、第4図は本発明の第2実施例
を示す図、第5図は従来のクラッチドラムを示す図であ
る。 10・・・クラッチドラム、12・・・ドラム本体、1
2a・・・外筒部、12b・・・内筒部、12c・・・
径方向壁部、14・・・シリンダ形成部材、14a・・
・円筒状部、14b・・・フランジ部、16・・・スプ
ライン形成部材。 特許出願人 日本自動変速機株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ピストンがかん合するシリンダ部と、クラッチプレート
    の外径スプラインがかん合する内径スプライン部と、を
    有する自動変速機のクラッチドラムにおいて、 クラッチドラムが、ドラム本体と、シリンダ形成部材と
    、スプライン形成部材と、から構成されており、 ドラム本体は、円筒状の外筒部と、外筒部よりも小さい
    径の円筒状の内筒部と、外筒部の一端側と内筒部の一端
    側とを接続する径方向壁部と、を有するように一体に成
    形されたものであり、シリンダ形成部材は、円筒状部と
    、円筒状部の一端から外周方向に伸びるフランジ部と、
    を有するように一体に成形されたものであり、シリンダ
    形成部材はこれのフランジ部をドラム本体の径方向壁部
    内側に密封状態に全周を溶接されており、 スプライン成形部材は、スプラインを成形した帯状の部
    材から構成されており、これがドラム本体の外筒内周部
    に内接した状態で溶接されている、 ことを特徴とする自動変速機のクラッチドラム。
JP63075975A 1988-03-31 1988-03-31 自動変速機のクラッチドラム Expired - Fee Related JP2598454B2 (ja)

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JPH08100845A (ja) * 1994-09-29 1996-04-16 Jatco Corp コネクティングシェルの噛み合わせ構造
WO2007122751A1 (ja) * 2006-04-18 2007-11-01 Kabushiki Kaisha F.C.C. 多板クラッチ用クラッチアウタ

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