JPS595513Y2 - 溶接ボルト - Google Patents

溶接ボルト

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JPS595513Y2
JPS595513Y2 JP4538779U JP4538779U JPS595513Y2 JP S595513 Y2 JPS595513 Y2 JP S595513Y2 JP 4538779 U JP4538779 U JP 4538779U JP 4538779 U JP4538779 U JP 4538779U JP S595513 Y2 JPS595513 Y2 JP S595513Y2
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JP
Japan
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bolt
protrusion
welding
head
circular
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JP4538779U
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JPS55148885U (ja
Inventor
和徳 遠藤
Original Assignee
自動車機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプロジェクション溶接用の突起、特にボルト軸
を囲む無端状の突起を形威して成る溶接ボルトに関する
この種の溶接ボルトは例えば真空倍力装置に用いられて
いる。
すなわち第1図において、1は真空倍力装置のシェル、
2は図示しないパワーピストンに連動したブツシュロッ
ド、3はこのブツシュロッド2と同心に上記シェルに形
威した凹陥部で、ブツシュロッド2の先端は凹陥部3内
に嵌着したシール材4を貫通してシェル1外に突出して
いる。
そして上記凹陥部3の周囲には複数個所に穴5を穿設し
、各穴5内にシェル1の内側がら溶接ボルト6のボルト
軸6bを貫通させてボルト頭部6aをシェル1に溶接し
ている。
このとき、シェル1内を密封するために、第2図に示す
ように、ボルト頭部6aのボルト軸6b側端面にそのボ
ルト軸6bを囲む断面山形の無端状のプロジェクション
溶接用突起6Cを形成してプロジェクション溶接を行な
っている。
そしてさらに、上記ボルト軸6bをマスターシリンダの
本体7に形威した穴8内に挿通させ、ナツト9を締付け
ることにより真空倍力装置とマスターシリンダとを連結
している。
然して、従来一般には、溶接ボルト6のボルト頭部6a
は第2図の想像線で示すように円形に形成してあり、プ
ロジェクション溶接用突起6Cは同図の想像線で示すよ
うに、上記ボルト軸6bと同心に最も大きくなるように
形成していた。
しがるに従来、真空倍力装置とマスターシリンダとの取
付位置の関係から、ボルト頭部6aの一部が凹陥部3に
干渉するのを避けるために、そのボルト頭部6aの一部
に切欠き部6dを形成することがある。
その場合従来では、円形のボルト頭部の場合と同じ考え
方から、ボルト軸6bを中心とする最大径の円周上に突
起5c(第2図の実線)を形成していた。
しかしながら、そのように突起6Cを形成したときには
、突起6Cとボルト軸6b間の距離が小さくなって応力
の分散がされにくくなり、シェル1の耐疲労性の点で不
利であり、そのためシェル1の板厚を減少できないとい
う欠点があった。
本考案はこのような欠点に鑑み、切欠き部を有する非円
形ボルト頭部に、従来の考え方で形成される最大径の仮
想円に対して、少なくとも一部を上記仮想円より外方に
拡大させた突起を形威し、もって耐疲労性に対して良好
な結果が得られる溶接ボルトを提供するものである。
以下図示実施例について本考案を説明すると、第3図に
おいて、6は切欠き部6dを有する非円形頭部6aとボ
ルト軸6bとを備える溶接ボルトで、上記非円形頭部6
aのボルト軸6b側端面には無端状のプロジェクション
溶接用突起6eを突出形成している。
この突起6eは、上記ボルト軸6bを中心として得られ
る最大径rの仮想円A(従米の突起6C参照)より大径
Rに形成され、かつ、ボルト軸6bから偏心されて形成
されている。
このようにして突起6eを形成した場合には、従来の突
起6Cに比して全長が長いばかりでなくその大部分は突
起6Cより外側位置に形成されることになるため突起6
eとボルト軸6bとの平均的な距離が大きくなって応力
の分散を良好に図ることが可能となり、耐疲労性を向上
させることができる。
次に第4図は、上記突起6eを形成すべき半径Rの円周
B上に対して、更にその外方位置に突起6fを形成した
実施例を示し、本実施例では突起6fを非円形頭部6a
の外周形状に沿わせて形成している。
また第5図は直径方向両側に一対の切欠き部6 d 、
6 dを有する非円形頭部6aに突起6gを形成した実
施例を示し、この突起6gはシャープエツジ部分を形成
することがないように上記非円形頭部6aのほぼ外周形
状に沿わせて形成している。
本実施例における突起6gもその大部分が最大径rの仮
想円Aより外側に形成されていること明らかで゛ある。
なお上記各実施例の溶接ボルトを用いてプロジェクショ
ン溶接を行なった場合には、その溶接によって突起6e
、6f、6gの溶融部分がボルト頭部6aの外周縁から
はみ出ることがある。
第1図のように溶接ボルトを用いる場合には外観上格別
に問題となることはないが、外観が問題とされるような
個所に溶接ボルトを用いる場合には、上記溶融部分がボ
ルト頭部6aの外周縁からはみ出ないように、ボルト頭
部6aの外周縁から所定の溶接代をとった内側位置に各
突起6e、6f、6gを形成すればよい。
その場合においても、上記溶接代は微少量であるので、
各突起の大部分を仮想円Aより外側位置に形成すること
ができる。
以上の説明から理解されるように、本考案の突起は、ボ
ルト軸を中心として得られる最大径の仮想円に対して、
少なくともその突起の一部を上記仮想円より外側位置に
形成したものであるから、応力を分散させて被溶接物の
耐被労性の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は真空倍力装置のシェルとマスターシリンダの本
体とを溶接ボルトにより連結した状態を示す縦断面図、
第2図は従来の溶接ボルトの一例を示す断面図、第3図
は本考案の一実施例を示す断面図、第4図、第5図はそ
れぞれ本考案の他の実施例を示す断面図である。 6:溶接ボルト、6a:非円形ボルト頭部、6b:ボル
ト軸、6d:切欠き部、6e、6f、6g:プロジェク
ション溶接用突起、A:仮想円、r:仮想円の半径。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 非円形ボルト頭部のボルト軸側端面にそのボルト軸を囲
    む無端状のプロジェクション溶接用突起を形成した溶接
    ボルトにおいて、上記プロジェクション溶接用突起の少
    なくとも一部を、上記ボルト軸を中心として得られる最
    大径の仮想円上より、外側位置に形成したことを特徴と
    する溶接ボルト。
JP4538779U 1979-04-06 1979-04-06 溶接ボルト Expired JPS595513Y2 (ja)

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JP4538779U JPS595513Y2 (ja) 1979-04-06 1979-04-06 溶接ボルト

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JP4538779U JPS595513Y2 (ja) 1979-04-06 1979-04-06 溶接ボルト

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Publication Number Publication Date
JPS55148885U JPS55148885U (ja) 1980-10-27
JPS595513Y2 true JPS595513Y2 (ja) 1984-02-18

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