JPH01250255A - 注射針処理器 - Google Patents

注射針処理器

Info

Publication number
JPH01250255A
JPH01250255A JP63079889A JP7988988A JPH01250255A JP H01250255 A JPH01250255 A JP H01250255A JP 63079889 A JP63079889 A JP 63079889A JP 7988988 A JP7988988 A JP 7988988A JP H01250255 A JPH01250255 A JP H01250255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shearing
needle
hole
storage box
syringe needle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63079889A
Other languages
English (en)
Inventor
Eisuke Imanaga
今永 栄輔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP63079889A priority Critical patent/JPH01250255A/ja
Publication of JPH01250255A publication Critical patent/JPH01250255A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、注射針処理器、更に詳しくは、団用済みの注
射針(以下、単に「注射針」と記す)を安全に処理する
機器、に関するものである。
「従来の技術」 従来より、医療機関に於ける注射針は、衛生の見地から
、 「使い捨て」られていた。−旦使用したものをもう
一度使用するために消毒を行う手間よりも、注射針を使
い捨てにした方が、簡易であり且つ衛生的だからである
しかしながら、これらの注射針を「使い捨て」るために
は、注射器ごと使い捨てる場合を除いて、注射針を使用
した器具(注射器、点滴装置、等)から注射針を取り外
す作業が必要であった。
注射針の取り外し作業は微妙な作業であるので、機械化
することが困難であり、また、仮に機械化することが出
来たとしても大がかりで高価な装置となってしまうこと
が予想される。
よって従来は、人の手によって注射針の取り外しが行わ
れていた。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら注射針は鋭利であるので、その取り外しは
危険である。
不注意或いは不可抗力のミスによる危険は、外傷のみに
とどまらず、血液感染性の伝染病、例えばB型肝炎、後
天性免疫不全症(エイズ)等の病気に感染する虞れがあ
るからである。
従来、上記したような血液感染する病気に対抗する手段
は、注射針を取り外す人の注意力のみに頼っていた。
注射針の取り外しに伴う危険性を減らすためには、最も
危険な針先を切断等によって処理する方法が考えられる
が、その様な方法、或いは装置については、何ら提供さ
れていなかった。
また近年、麻薬常習者等が転用・悪用することを防ぐな
め、使い捨てられる注射針を使用不可能とする処理を行
うことが望まれている。
しかし、上記したような病気に感染する恐れがあるため
、注射針はそのまま捨てられることがほとんどであった
。注射針の転用・悪用を防ぐためには、注射針の切断を
行って、その鋭利な部分をなくしてしまうことが最も合
理的な方法であると考えられるが、注射針の切断を行う
簡易な装置のたぐいは何ら提供されていなかった。
「課題を解決するための手段」 前記したような従来技術の欠点を鑑みた本発明者は、次
のように考えた。
即ち、注射針に於ける最も危険な針先を、人の手に触れ
ることなく切断してしまえば、注射針の取り外し作業に
於ける危険性が減るばかりでなく、注射針の転用・悪用
をしようとしても使用不可能とすることができる。
そこで本発明者は、使用後の注射針の針先に手を触れる
ことなく、注射針の切断を行える装置について鋭意研究
した結果、本発明に至ったものである。
即ち、本発明によれば、 注射針を挿入するための開口部を有する収納箱、収納箱
の内部において開口部の延長線上に位置する剪断刃、剪
断刃に剪断操作をおこなわせるための剪断操作部、から
なる注射針処理器 、が提供される。
本発明を更に詳しく説明する。
剪断力を受ける注射針は直線構造であるので、剪断力を
加える方向は、大きく分けて次の3種類がある。
(1)注射針に垂直な剪断力 (2)注射針に垂直な軸回りの剪断力 (3)注射針に平行な軸回りの剪断力 ここにいう「剪断力」とは、注射針を再使用不可能とす
る切断を行うことが可能な方向からの剪断力であればよ
い。従って、(1)及び(2)に記した「垂直」、及び
(3)に記した「平行」は、厳密にこれらに限られるも
のではない。
「作用」 以下、本発明の注射針処理器の操作を経時的に説明する
■ 使用済みの注射器に注射針を装着したまま、注射針
の先端から収納箱の開口部へ挿入し、注射針のチップを
開口部に位置させる。
■ 開口部の延長線上の収納箱内部には剪断刃が位置し
ているので、挿入された注射針の先端側は、剪断刃位置
に達することとなる。
■ この注射針に対して、剪断刃による剪断力を与える
よう連動している剪断操作部を操作し、注射針の先端付
近を切断する。
「実施例」 以下、本発明を実施例によって更に詳しく説明するが、
本発明が以下に記す実施例に限られないことは明らかで
あろう。
以下に、第1図から第3図によって、3つの実施例を示
す。
第1図は注射針に垂直な剪断力を与える注射針処理器、
第2図は注射針に垂直な軸回りの剪断力を与える注射針
処理器、第3図は注射針に平行な軸回りの剪断力を与え
る注射針処理器、を示す断面図である。
以下、詳細に説明する。
(1)注射針に垂直な剪断力による注射針処理器第1図
は、本発明の一実施例を示す断面図である。
第1図に示した実施例は、 直方体形状の収納箱40と、収納箱40内部において注
射針12に対して剪断力を与える剪断機構20とからな
る注射針処理器である。
収納箱40は、その上面に注射針を挿入するための開口
部42を有している。
剪断機tt!420は、剪断刃たる剪断穴24を穿設す
る剪断操作部たる剪断バー21と、同じく剪断刃たる固
定式32を穿設する固定板31とからなる。
また、処理すべき注射針12は、チップ11によって注
射器10の先端に取り付けるよう構成されているものと
する。
収納箱40の上面には、円柱形の凹部としての蓋収納部
48が設置されている。
蓋収納部48には、蓋収納部48と同形状の円柱状の蓋
49が位置させである。
開口部42は、収納箱40の上面から内部に向かって順
次、蓋受は部43、蓋受は部43から下方に向かって直
径を減少しつつ突設させてなる傾斜部44、傾斜部44
の先端であって収納箱40内部空間につながる針受は穴
45、からなっている。
蓋受は部43は、蓋49と同形状の凹部であって、蓋収
納部48から取り外された蓋49を設置されることによ
って収納箱40の内部空間を密閉する。
傾斜部44は、注射針12を挿入した際に、注射針12
の針先を案内する。
更に、収納箱40は、その側板に貫通穴46を有してい
る。
固定板31は、収納箱40の内壁に水平に固定されてい
る板であって、針受は穴45から挿入された注射針12
に剪断力を加える際に注射針12を位置させるための、
針受は穴45の真下に相当する部分に固定式32を有す
る。
従って、固定板31は、針受は穴45から挿入された注
射針12に剪断力を加える際、確実に切断をさせること
ができるための材質、板厚、固定式32の直径等が選択
されていなければならない。
具体的には、注射針の直径の1.5〜3倍の寸法である
固定式32の直径及び板厚を有する鋼板が用いられるが
、これに限られるものではない。
剪断バー21は、貫通穴46に緩装され剪断を行うため
の板状のバー本体22と、バー本体22と一体であって
バー本体22よりも大きな外径の丸棒である握り手23
とから形成されている。
バー本体22の中央1寸近にはそのバー本体22を上下
に貫通する剪断穴24を有しており、その剪断穴24の
直径は、挿入される注射針の直径の1.5〜3倍である
又、剪断バー21は、握り手23の直径よりも小さな直
径を有し縮小が可能であるコイルスプリング25を、握
り手23側に巻装している。
このような剪断バー21は、貫通穴46にバー本体22
の方から収納箱40内部へ挿入されることによって収納
箱40に緩装され、コイルスプリング25及び握り手2
3は、収納箱40の外部に位置する。
剪断バー21は、コイルスプリング25が図示しないス
トッパーによって縮小可能に圧装されることによって、
剪断穴24が固定式32とその中心が一致するように、
貫通穴46に緩装されている。このとき、剪断穴24及
び固定式32は、針受は穴45の真下に位置する。
また、剪断バー21を緩装する貫通穴46における収納
箱40の内側にはパツキン2つがはめ込まれ、収納箱4
0の密閉性を保持している。
収納箱40に緩装された剪断バー21は、握り手23を
バー本体22の方向に押し付けることによって、挿入さ
れた注射針12に対して垂直な剪断力を加え、注射針1
2を切断する。
((1)の作用) 本実施例の使用法を以下に説明する。
■ 注射器10に固定したまま、注射針12を針受は穴
45に挿入する。
■ チップ11が傾斜部44に位置されると、注射針1
2は、剪断刃たる固定式32及び剪断穴24を貫通して
位置された状態となる。
■ 注射針処理器を操作する人は、剪断操作として、収
納箱40を片手で支えながらもう片方の手で剪断操作部
たる握り手23を収納箱40の方向へ押し込む。すると
、剪断刃としての剪断穴24は握り千23に連動して、
同じく剪断刃としての固定式32に対してずれる。一方
、針受は穴45及び固定式32によって位置している注
射針12は、注射針12の軸方向には動くことができな
い。
よって注射針12は、固定式32の反握り手23側と剪
断穴24の握り手23側とに挟まれることによって剪断
力を与えられる。
■ 剪断力を与えられた注射針12は切断される。
■ 注射針処理器を操作する人は、収納箱40を片手で
支えながら、握り手23を押し込んだ手を握り手23か
ら静かに離す。
収納箱40の方に押し込まれていた纏り手23はコイル
スプリング23を圧縮しているので、押し込まれていた
力から開放されると、コイルスプリング23の弾発力に
よって元の位置に戻る。
■ 更に処理すべき注射針があるときは、■〜■と同じ
操作を繰り返して行う。
■ 処理した注射針12によって収納箱4oがいっばい
になったら、蓋収納部48に設置されていた蓋49を蓋
受は部43に押し込み、収納箱40を密閉する。
■ その後、この注射針処理器を廃棄する。
((1)のバリエーション) 本実施例に於いては、注射針12の挿入を収納箱40の
上面から行い、剪断機tR20を水平に位置させること
によって、注射針12に対して垂直な剪断力を供給する
注射針処理器を形成した。しかしながら、注射針12の
収納箱40への挿入位置、剪断機構20の位置、収納箱
40の形状等は、これに限られるものではない。
例えば、注射針12の挿入を収納箱40の側面から行い
、剪断機構20を垂直に位置させて、注射針処理器を形
成しても、本実施例の機能に何等変わるところはない。
更に、注射針12に対して垂直な剪断力を供給する注射
針処理器として本実施例を述べてきたが、注射針12を
切断できれば、厳密に「垂直な剪断力」である必要はな
い。
固定板31、及びバー本体22が板状である必要はなく
、握り手23が丸棒状である必要もない。
コイルスプリング25は、縮小可能であるものをバー本
体22に圧縮・巻装させ、圧縮スプリングとして使用し
たが、 コイルスプリング25の両端を、握り手23の収納箱4
0側及び収納箱40の握り手23側に固定した引っ張り
スプリングを採用し、握り手23を収納箱40から引き
離すようにして注射針12に剪断力を与えるように形成
してもよい。
尚、コイルスプリング25は、本実施例の注射針処理器
を連続して使用する際に便利であるよう設けたものであ
るので、なくても構わない。
(2)注射針に垂直な軸回りの剪断力 第2図に示した実施例も、直方体形状の収納箱40と、
収納箱40内部において注射針12に対して剪断力を与
える剪断機構50とを有する注射針処理器である。剪断
機構50は、剪断刃たる剪断穴54を穿設する剪断操作
部たる剪断バー51と、同じく剪断刃たる固定式32を
穿設する固定板31とからなる。前記した実施例との違
いは、剪断バー51の構成の違いのみである。
本実施例に於ける剪断バー51は、順次、バー本体52
、アーム部55、握り手53、によって形成されている
クランク形状を有する棒材である。
バー本体52は剪断穴54を穿設し、アーム部55はク
ランク形状の中間を成し、握り手53はバー本体52よ
りも大きな直径を有する。
更に、バー本体52のアーム部側には、収納箱本体41
の側板に支持され、剪断バー51を回転可能にするため
の回転中心部56を突設しである。
この剪断バー51は、回転中心部56を収納箱本体41
に回転可能に位置させることによって、本実施例の注射
針処理器が形成される。
握り手53がその自重によって下死点に達しているとき
、剪断穴54が固定式32と一致するように剪断バー5
1が緩装されていれば、本実施例の注射針処理器を使用
する際に便利である。
尚、アーム部55の軸方向長さが長ければ、注射針を切
断・処理するために要するトルクが小さくて済むので、
作業が楽になる。
((2)の作用) 本実施例の使用法を以下に説明する。
■ 注射器10に固定したまま、注射針12を針受は穴
45に挿入する。
■ チップ11が傾斜部44に位置されると、注射針1
2は、剪断刃たる固定式32及び剪断穴54を貫通し、
位置した状態となる。
■ 注射針処理器を操作する人は、収納箱40を片手で
支えながら、もう片方の手で剪断操作部の一部たる握り
手53をひと回り回す。すると剪断穴54は、その軸方
向に垂直な軸回りに回転する。
一方、針受は穴45及び固定式32によって位置してい
る注射針12は、注射針12の軸方向には動くことがで
きない。よって剪断穴54の両性表面付近における注射
針12の一部は、剪断穴54の側面に押し付けられなが
ら、剪断穴54と共に回転することとなり、切断される
■ 剪断を終了した剪断バー51は、握り千53の自重
によって元の位置(下死点)に戻る。
■ 更に処理すべき注射針があるときは、■〜■と同じ
操作を繰り返して行う。
■ 処理した注射針12によって収納箱40がいっばい
になったら、蓋収納部48に設置されていた蓋49を蓋
受は部43に押し込み、収納箱40を密閉する。
■ その後、この注射針処理器を廃棄する。
((2)のバリエーション) 本実施例に於いては、注射針12の挿入を収納箱40の
上面から行い、剪断機構20を水平に位置させることに
よって、注射針12に対して垂直な剪断力を供給する注
射針処理器を形成した。しかしながら、注射針12の収
納箱40への挿入位置、剪断機構20の位置、収納箱4
0の形状等は、これに限られるものではない。
例えば、注射針12の挿入を収納箱40の側面から行い
、剪断機構20を垂直に位置させて、注射針処理器を形
成しても、本実施例の機能に何等変わるところはない。
更に、注射針12に対して垂直な軸回りの剪断力を供給
する注射針処理器として本実施例を説明し、剪断バー5
1をひと回しすることによって注射針12を切断すると
して説明したが、切断するのにひと回しすることを要す
ものではない。
本実施例に於いては、剪断力は剪断穴54のみで生み出
される。即ち、剪断バー51を回転させる際に、剪断穴
54が注射針を接触している剪断穴54の上面付近と下
面付近とによって、注射針を切断する剪断力が生み出さ
れる。
よって、本実施例に於いては、固定板31は必ずしも必
要なものではない。
(3)注射針に平行な軸回りの剪断力 第3図に示した実施例は、直方体形状の収納箱40と、
収納箱40内部に於いて注射針12に対して剪断力を与
える剪断機構60とからなる注射針処理器である。剪断
機構60は、剪断刃たる剪断穴64を穿設する剪断操作
部たる剪断バー61と、同じく剪断刃たる固定式32を
穿設する固定板31とからなる。前記した2つの実施例
との違いは、剪断バー61の構成の違いのみである。
本実施例の剪断バー61は、板状のバー本体62と、バ
ー本体62と一体であって丸棒状の握り手63とから形
成されている。
バー本体62の握り手63側には、バー本体62をその
軸方向と垂直な軸回りに回転可能であるように支持する
するための回転部65を有する。
バー本体62の中央付近であって、バー本体62を上下
に貫通する剪断穴64を有している。
バー本体62の反握り手63側の端面には、スプリング
66の一端が設置されており、スプリング66の他端は
収納箱40の内壁側面に設置されている。このスプリン
グ66の弾発力によって、剪断穴64と固定式32とが
その中心が一致させるように、剪断バー61は収納箱4
0に設置されている。
尚、剪断バー61において、剪断穴64を回転部65に
近いところに位置させ、握り手63の軸方向長さを長く
すれば、注射針の処理作業に大きな力を要しなくなるこ
とは言うまでもない。
((3)の作用) 本実施例の使用法を以下に説明する。
■ 注射器10の注射針12を針受は穴45に挿入する
■ チップ11が傾斜部44に固定されると、注射針1
2は、剪断刃たる固定穴32及び剪断穴64を貫通して
位置している。
■ 注射針処理器を操作する人は、収納箱40を片手で
支えながら、もう片方の手で剪断操作部たる1屋り手6
3を回転部65を中心に回転させると、剪断穴64は固
定穴31に対してずれる。すると、針受は穴45及び固
定穴32によって位置している注射針12は、注射針1
2の軸方向には動くことができない。よって注射針12
は、固定穴32の下部と剪断穴64の上部とに挟まれる
ことによって剪断力を与えられる。
■ 剪断力を与えられた注射針12は切断される。
■ 注射針処理器を操作する人は、収納箱40を片手で
支えながら、握り手63を回転させた手を握り手63か
ら静かに離す。すると握り手63はスプリング66を伸
長させているので、回転させていた力から開放されると
、スプリング66の弾発力によって元の位置に戻る。
■ 更に処理すべき注射針があるときは、■〜■と同じ
操作を繰り返して行う。
■ 処理した注射針12によって収納箱40がいっばい
になったら、蓋収納部48に設置されていたM49を蓋
受は部43に押し込み、収納箱40を密閉する。
■ その後、この注射針処理器を廃棄する。
((3)のバリエーション) 本実施例に於いては、注射針12の挿入を収納箱40の
上面から行い、剪断機構20を水平に位置させることに
よって、注射針12に対して垂直な剪断力を供給する注
射針処理器を形成した。しかしながら、注射針12の収
納箱40への挿入位置、剪断機構20の位置、収納箱4
0の形状等は、これに限られるものではない。
例えば、注射針12の挿入を収納箱40の側面から行い
、剪断機構20を垂直に位置させて、注射針処理器を形
成しても、本実施例の機能に何等変わるところはない。
本実施例に於いては、注射針12の処理を連続的に行う
のに便利なよう、剪断バー61を元の位置に復帰させる
ため、スプリング66を採用した。
しかし、剪断バー61を元の位置に復帰させるための機
能をもたらすためにはこれに限られるものではない8例
えば、回転部65に渦巻きスプリングを配することによ
って、元の位置に復帰させる機能を達してもよい。
((1)〜(3)の効果) 機構の違いはあるものの、前記した3つの実施例の注射
針処理器は、収納箱と剪断機構とから形成されており、
同様な効果を有する。
■ 収納箱においては、 ・注射針を挿入するための穴は、収納箱内部に向かって
突出しているので、不注意等によって注射針処理器を倒
してしまったときにも、注射針に残っていた残液が流出
する危険が小さい。
・注射針処理器ごと廃棄する際には、閉じ蓋をすれば、
処理済みの注射針及び注射針に残っていた残液に触れる
ことなく、捨て去ることができる。
■ 剪断機構に於いて、 剪断バーを、押し込む(実施例(1))、ひと口しする
(実施例(2))、押す若しくは引く(実施例(3))
、という簡単な操作によって、使用済みの注射針を、人
間の手を介することなく再使用不可能とすることができ
るものである。特に、最も危険な針先に触れるようなこ
となく、注射針を処理できる。
■及び■に示す特徴を有する注射針処理器によれば、 ・切断処理を行う際に注射針から病気に感染する危険も
極めて小さい。
・本実施例の注射針処理器を廃棄する際にも、廃棄を行
うものにとても安全である。
・使用済みの注射針は、切断されているので、拾得悪用
されることもない。
((1)〜(3)のバリエーション) ■ 本実施例に於いては、収納箱の形状を直方体として
説明したが、収納箱の形状に関しては、注射針の残液を
保持することができること、開口部を設けることができ
ること、 剪断刃及び剪断刃の操作を行う剪断操作部とを設置でき
ること、 が可能であるならば、この形状に限られるものではない
■ 本実施例に於いては、収納箱に於ける開口部を収納
箱の上面としたが、収納箱の側面であってもよい。
■ 本実施例に於いては、 「剪断刃」として、剪断穴
と固定穴との組合せをあげて説明したが、これに限られ
るものではない。
例えば、鯖4図に示したように、固定穴及び剪断穴の一
方或いは双方に、U字溝形状の「剪断刃」を採用し、注
射針の切断を行うことは当然に可能である。
■ 本実施例に於いては、剪断操作部として、手動のも
のをあげて説明したが、動力を別に有するもの、例えば
電動式に形成したものであってもよい。
■ 本実施例に於いては、剪断バーと固定板との組合せ
に依って注射針の切断を行うものとして説明したが、 注射針が固定されてさえいれば、剪断力は剪断バーのみ
で生み出される。正確に言えば、注射針と剪断バーとが
相対的に動けば、注射針を切断する剪断力が生み出され
る。
よって、本実施例に於いては、針受は穴45に注射針が
固定できれば、固定板31は必ずしも必要ではない。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明は、簡単な操作によって、
使用済みの注射針を、人間の手に触れることなく再使用
不可能とすることができるものである。特に、最も危険
な針先に触れるようなことなく、注射針を処理できる注
射針処理器を提供した。
よって、 ・処理する際に注射針から病気に感染する危険も極めて
小さい。
・本発明の注射針処理器を廃棄する際、廃棄を行う者に
とっても安全である。
・本発明の注射針処理器によって処理した注射針は、最
も危険な針先が切断されているので、その後注射針を使
用した器具から注射針を取り外す際の危険性を低下させ
ただけにとどまらず、拾得悪用されることもなくなる。
、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は、本発明の実施例を示す断面図であ
る。 第4図は、本発明の実施例に於ける「剪断刃」及び[剪
断操作部」の他の例を示す斜視図である。 10:注射器     11:チップ 12:注射針 20:剪断機構    21;剪断バー22:バー本体
    23:nり手 24:剪断穴     25:コイルスプリング29:
パツキン 31:固定板     32:固定穴 40:収納箱     4に収納箱本体42:挿入部 
    43:蓋固定部44:傾斜部     45:
針受は穴46:貫通穴     49:蓋 50:剪断機m     51:剪断バー52:バー本
体    53:握り手 54:剪断穴     55:アーム部56:回転中心
部 60:剪断機構    61:剪断バー62:バー本体
    63:握り手 64:剪断穴     65:回転部 66:スプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)注射針を挿入するための開口部を有する収納箱、
    収納箱の内部において開口部の延長線上に位置する剪断
    刃、剪断刃に剪断操作をおこなわせるための剪断操作部
    、からなる注射針処理器。
JP63079889A 1988-03-31 1988-03-31 注射針処理器 Pending JPH01250255A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63079889A JPH01250255A (ja) 1988-03-31 1988-03-31 注射針処理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63079889A JPH01250255A (ja) 1988-03-31 1988-03-31 注射針処理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01250255A true JPH01250255A (ja) 1989-10-05

Family

ID=13702832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63079889A Pending JPH01250255A (ja) 1988-03-31 1988-03-31 注射針処理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01250255A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105477747A (zh) * 2015-12-31 2016-04-13 海杰亚(北京)医疗器械有限公司 一种带有治疗物质的精确定量注射用注射器具
CN109939303A (zh) * 2019-05-07 2019-06-28 济南市第三人民医院 一种自带剪刀的锐器盒

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105477747A (zh) * 2015-12-31 2016-04-13 海杰亚(北京)医疗器械有限公司 一种带有治疗物质的精确定量注射用注射器具
CN105477747B (zh) * 2015-12-31 2018-09-07 海杰亚(北京)医疗器械有限公司 一种带有治疗物质的精确定量注射用注射器具
CN109939303A (zh) * 2019-05-07 2019-06-28 济南市第三人民医院 一种自带剪刀的锐器盒

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5417659A (en) Surgical instrument sharp end foil
US5797885A (en) Apparatus and method for recapping syringe needles
US6792662B2 (en) Needle puller for destroying hypodermic needles
US4798587A (en) Device for removing needles or needle/sheath combinations from hypodermic syringes
JPH05504275A (ja) ランセット取扱い物を有する殺菌パッド支持体とランセットとの組合物
US5047019A (en) Device for the safe removal and disposal of sharps from medical tools
CA1291914C (en) Box for disposing of used injection needles
WO2018050260A1 (en) A casing
JPH02500882A (ja) 容器
JPH01250255A (ja) 注射針処理器
JPH02198556A (ja) 使用済み医療及び外科用器具の分解及び気密貯蔵用モノコック型装置
EP2366417A2 (en) Device for cutting needles for sanitary use
US5933936A (en) Syringe needle safety vise and associated disinfecting apparatus
KR200257319Y1 (ko) 일회용주사기의주사바늘절단기
KR200238184Y1 (ko) 일회용 주사기의 주사바늘 분리수거기
JP3983884B2 (ja) 安全注射器
JP3183799U (ja) 注射器の針部材取り外し器具ユニット
CN214456719U (zh) 新型掰安瓿盒
CN218685569U (zh) 一种利器桶
JPS63216577A (ja) 使用ずみ注射針、採血針等の取外し装置
JP2005199059A (ja) 注射針包装体
JP2990213B1 (ja) 注射針脱離具
JPH0332362Y2 (ja)
JPH11137620A (ja) インスツルメントホルダ
JPH06504684A (ja) 使用済み針の除去と封込めの器具