JP3983884B2 - 安全注射器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリンジ(注射筒)のすい口にハブとカヌラとからなる注射針を取り付けた医療に使用される注射器で、特に使用済みの注射器においてカヌラを安全な状態に処理できる注射器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の注射器としては、使用済みの注射針を安全な状態に処理する手段として、例えば、特開平1−136665号公報に開示されたものが従来例として周知である。この従来技術においては、使用済み注射針をシリンジから取り外して所定の捨収納容器に収納させるものである。
【0003】
この場合に、使用済み注射針をシリンジから手で取り外すのではなく、捨収納容器の覆板を利用して取り外すものであって、その具体的構成は、容器本体の上部開口部を閉じる覆板に、注射針の基端側フランジが入る広幅部と、フランジが係合する狭幅部とを備えた取り外し用の長孔を設けてあり、その長孔の広幅部から注射針の全体を容器本体内に挿入し、シリンジを全体的に狭幅部側に移動させることにより、フランジを覆板の下面側に当設させ、シリンジを上方に強く引き上げることにより注射針を離脱させて捨収納容器内に取捨させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような処理の仕方であると、捨収納容器を常に携帯して側に置かなければならないため煩わしいこと、注射器の使用後において、医師または看護婦が注射針を捨収納容器の長孔に差し込む際に、誤って捨収納容器を持っている手指に突き刺したりする危険性を含んでおり、更に、差し込んだ注射針及びシリンジを広幅部から狭幅部に移動させる際に、その移動が中途半端な状態であると、力強く引き上げたときに注射針がシリンジから抜けないで、そのままシリンジと一緒に引き抜かれることもあり、その引き抜きの反動で、手指に突き刺さるという危険性も有している。
【0005】
従って、従来の捨収納容器を使用した注射針の回収処理においては、注射器とは別の捨収納容器を持ち運ぶ煩わしさと、その回収操作の中で依然として現存している危険性の回避に解決しなければならない課題を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述のごとき従来の問題に鑑みてなされたもので、シリンジ(1)のすい口(1a)に取付けたハブ(2)にカヌラ(3)を備えた安全注射器において、前記ハブ(2)を偏心した位置に固定した巻き取り軸(5,25)に、当該巻き取り軸(5,25)を回転軸として回転する巻き取り筒体(6,26)を備え、この巻き取り筒体(6,26)に備えた上部壁(11,26a)に設けた小孔(13,27)を前記カヌラ(3)が貫通しており、前記巻き取り軸(5,25)に対して前記巻き取り筒体(6,26)を回転することによって前記カヌラ(3)を、前記巻き取り筒体(6,26)内において前記巻き取り軸(5,25)に巻き付け、かつ前記カヌラ(3)の先端を前記巻き取り筒体(6,26)内に引き込む構成であり、前記巻き取り軸(5,25)に対する前記巻き取り筒体(6,26)の逆回転を防止するための逆回転防止手段として、前記巻き取り筒体の下端部に備えた鋸刃状の凹凸部(6a)と係合する弾性係合部材(16)又は前記凹凸部(6a)に対応する凹凸部(7a)を前記巻き取り軸に備えたフランジ部(7)に備えていることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を図示の実施の形態により更に詳しく説明すると、図1〜7に示した第一の実施の形態において、シリンジ(注射筒)1の先端部に設けたすい口1aにハブ2とカヌラ3とからなる注射針が取り付けられた基本的な構成を有するものである。そして、前記ハブ2にカヌラ3の巻き取り収納手段4を設けたものである。
【0011】
この巻き取り収納手段4は、ハブ2に対して固定された巻き取り軸5と、該巻き取り軸5を回転軸として回転する巻き取り筒体6とから構成されており、巻き取り軸5は、その下端部側において偏芯させた位置に延設部5aが形成され、その延設部5aをハブ2に、例えば接着または接合固定して一体に取り付けるものである。
【0012】
巻き取り軸5は、図3に示したように、基部側に断面台座形状を呈するフランジ部7が一体に形成されると共に、先端側の中央部に突起軸8が形成され、前記フランジ部7の下部に前記延設部5aが一体に突出して形成され、該延設部5aには、前記ハブ2が装着される凹部9とカヌラ3が貫通する小孔10とが一連に設けられている。
【0013】
そして、前記巻き取り筒体6は、その一方の端部、即ち、上部となる端部が上部壁11で塞がれており、その上部壁11の中心位置に所定大きさの軸孔12が設けられると共に、その軸孔12の近傍に前記カヌラ3が貫通する小孔13が設けられている。
【0014】
このように形成された巻き取り筒体6は、前記巻き取り軸5に被せるようにして取り付け、突起軸8を軸孔12に挿通させ、該突起軸8に巻き取り筒体6の外部からビス状の軸止め部材14を、螺着手段等により取り付けることで、巻き取り軸5に対して巻き取り筒体6が回転できるように取り付けられる。
【0015】
また、巻き取り筒体6の回転を更に安定したものとするために、ハブ2に固定または連結される延設部5aに翼状の突出部15を設け、巻き取り筒体6を回転させる時に、この突出部15を他方の手で摘むことで、安定した回転動作を助成させるものである。
【0016】
更に、巻き取り筒体6の回転を一方向に安定させるため、即ち、回転途上で逆回転しないように、逆回転防止手段が適宜位置、例えば、巻き取り筒体6の下部とフランジ部7との間に設けられる。
【0017】
この逆回転防止手段の一例として、図4に示したように、巻き取り筒体6の下端部を鋸歯状の凹凸部6aに形成し、該凹凸部6aと係合する弾性係合部材16をフランジ部7側に設け、これら凹凸部6aと弾性係合部材16との係合によって、巻き取り筒体6が矢印xで示した一方向に安定して回転するものである。なお、弾性係合部材16は、例えば板バネであって適宜のカシメ手段等により複数箇所に設ければ良い。
【0018】
また、逆回転防止手段の他の例を図5に示してある。この他の例においては、使用される材料(樹脂)の材質(弾性)をある程度利用したものであり、鋸歯状の凹凸部6aに対応する鋸歯状の凹凸部7aをフランジ部7側に設け、これら凹凸部6a、7aが僅かな間隙をもって係合するようにし、巻き取り筒体6を矢印xで示した方向に回転させた時に、両凹凸部の山が材料の持つ弾性によって少しづつ変形して、相互に山を乗り越えて一方向にのみ回転するものである。
【0019】
このように構成された巻き取り収納手段4を備えた安全注射器において、使用済み後のカヌラ3の巻き取り操作について、図6〜8に基づいて説明する。例えば、シリンジ1または延設部5aの突出部15を左手で摘み、右手で巻き取り筒体6を摘んで矢印x方向に回転させるようにすることで、巻き取り筒体6が巻き取り軸5を中心にして右回転する。
【0020】
この場合に、カヌラ3は基部側がハブ2に固定されているので、巻き取り筒体6の右回転によって、カヌラ3が巻き取り軸5に巻き付く状態になることから、カヌラ3が必然的に小孔13から順次巻き取り筒体6の内部に引き込まれるようになる。そして、巻き取り筒体6を二回転または三回転させることで、図8に示したように、カヌラ3は巻き取り軸5に二回巻きまたは三回巻きされ、その先端が完全に巻き取り筒体6の内部に引き込まれてしまい、一旦内部に引き込まれてしまうと、巻き取り収納手段4を破壊しない限り、どのように操作しても、カヌラ3の先端は二度と外部に突出することはなく安全である。
【0021】
ところで、巻き取り筒体6の回転操作において、右手で摘んで複数回の回転動作を行うものであるが、特に、カヌラ3自体が剛性の高いもの(針の太いもの)を使用している場合には、その剛性によって回転に対する反作用、即ち巻き取り筒体6に対して逆回転の作用を付与するようになり、各回転毎に巻き取り筒体6から手を離すと、本来ならば逆回転してカヌラ3が再度突出するようになって危険が伴うところである。
【0022】
しかしながら、本発明においては逆回転防止手段が設けられていることから、回転操作の途中で巻き取り筒体6から手を離しても、カヌラ3の剛性による逆回転作用によって逆回転する虞は全くなく、順調に且つ危険を伴わないでカヌラ3を順次巻き取ることが出来るのである。
【0023】
図9に本発明の第二の実施の形態を示してある。この実施の形態においては、カヌラ3自体の剛性が低いもの(針の細いもの等)の場合に有効なものである。即ち、巻き取り収納手段24は、ハブ2に対して固定される巻き取り軸25と、該巻き取り軸25を回転軸として回転する巻き取り筒体26とから構成されており、巻き取り軸25における下端部の延設部25aを、例えば接着剤等によってハブ2に固定して一体に取り付けるものである。
【0024】
この場合の巻き取り軸25は、図示したように、細径にした上端部25bが巻き取り筒体26の頂部壁26aを貫通して突出し、その突出した上端部25bをカシメることにより、巻き取り筒体26を回転可能に支持する構成である。このカシメ手段としては、例えば、加熱手段、超音波手段または高周波手段等が用いられる。
【0025】
巻き取り筒体26は、その頂部壁26aにカヌラ3が貫通する小孔27が設けられており、下方部分は全面的に開放した状態にある。その解放によって、巻き取り筒体26は巻き取り軸25に対して多少のガタツキが生ずるが、使用後における巻き取り操作にはそれ程大きく影響するものではない。
【0026】
使用前および巻き取り操作直前まで、前記ガタツキを防止するため、および不用意な回転によるカヌラ3の変形を防止するために、誤動作防止手段28が設けられている。
【0027】
この誤動作防止手段28は、例えば、ストッパー用のピン29であり、該ストッパー用のピン29は、巻き取り筒体26を貫通し、その先端が巻き取り軸25に設けた小穴30に摩擦係合状態に嵌合してガタツキと不用意な回転とを防止しているのである。
【0028】
ストッパー用のピン29は、注射器の使用後において、巻き取り筒体26を回転させる直前まで取り付けた状態にしておくので、注射器の使用時においてはガタツキまたは回転が全く生じない安定した状態にあって、操作または治療ミス等が生じないのである。
【0029】
そして、カヌラ3を巻き取る直前にストッパー用のピン29のヘッド29aを摘んで引き抜き、巻き取り軸25と巻き取り筒体26とをフリーの状態にし、巻き取り筒体26を任意の方向に回転させて、前記第一の実施の形態と同様にカヌラ3を巻き取り軸25に巻き付けて巻き取り筒体26内に取り込み、その後においては、カヌラ3の先端が突出することはないのである。
【0030】
更に、第三の実施の形態を図10〜11に示してある。この第三の実施の形態においては、前記第二の実施の形態のものに、逆回転防止手段を付与したものであって、他の構成部分は実質的に同一であるので同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0031】
即ち、巻き取り軸25と巻き取り筒体26との間で、一方向にのみ回転するように、巻き取り軸25の下部にフランジ部31を一体的に形成し、該フランジ部31と接触するように巻き取り筒体26の下部を配設したものである。そして、フランジ部31と巻き取り筒体26の下部との接触部分に相互に係合する鋸歯状の凹凸部26b、31aを設けたものであって、巻き取り筒体26が矢印xで示したように、一方向にのみ回転するものである。
【0032】
そして、この第三の実施の形態における操作は、前記第二の実施の形態と略同じであり、特に、逆回転防止手段を設けることにより巻き取り筒体26の動きがある程度規制されることになり、更に誤動作防止手段28を設けることで、より一層安全性が向上するのである。
【0033】
使用されるカヌラ3としては、通常使用されている種々の針を使用できるが、巻き取りを容易にするために、肉薄針または軟質管針を使用したり、一部または全部が樹脂で形成された針を使用することも可能である。
【0034】
いずれにしても、本発明に係る安全注射器は、注射器自体の先端部にカヌラの巻き取り収納手段を設けたものであって、注射器の使用後にその巻き取り収納手段を直ちに操作することで、カヌラを巻き取って安全な状態に収納することができるのようにしたものである。従って、余分な別体の捨収納容器を持ち歩く必要もないし、また、カヌラの巻き取り操作も危険性が全くなく簡単に行えるようにしたものである。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る安全注射器は、シリンジのハブに注射針を取り付けた注射器であって、該ハブに巻き取り軸と巻き取り筒体とからなるカヌラの巻き取り収納手段を設けた構成としたことにより、注射器の使用後に直ちに巻き取り筒体を回転させて、カヌラを巻き取り軸に巻き取って巻き取り筒体内に収納させることができ、カヌラを収納するための他の捨収納容器等を必要とせずに速やかに且つ危険を伴うことなくカヌラを極めて安全な状態に位置付けすることができるという優れた効果を奏する。
【0036】
また、カヌラの弾性による回転を防止する逆回転防止手段を設けたこと、および巻き取り軸と巻き取り筒体との間には、巻き取り操作直前まで誤動作しない誤動作防止手段が設けられていることによって、注射器の取り扱い時の不安がなくしかもカヌラの巻き取り操作が簡便で全く危険を伴わないという優れた効果を奏する。
【0037】
更に、シリンジのハブにカヌラの巻き取り収納手段を設けたことによって、注射器の使用後に直ちに巻き取り収納手段を操作することで、カヌラが注射器の先端において簡単に巻き取り収納することができ、他の捨収納容器を一緒に持ち運ぶことなく、カヌラは各注射器毎に安全な状態に収納されて注射器と一緒に廃棄されるのであり、その廃棄においても安全性が高いものとなる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係る安全注射器の要部を略示的に示した斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う拡大断面図である。
【図3】同安全注射器の要部を略示的に示した拡大断面図である。
【図4】同安全注射器における逆回転防止手段の一例を示した要部のみの一部拡大側面図である。
【図5】同安全注射器における逆回転防止手段の他の例を示した要部のみの一部拡大側面図である。
【図6】同安全注射器において、巻き取り筒体を一回転させた状況を示す図3と同様の拡大断面図である。
【図7】同安全注射器において、巻き取り筒体を二回転させた状況を示す図3と同様の拡大断面図である。
【図8】同安全注射器において、巻き取り筒体を三回転させた状況を示す図3と同様の拡大断面図である。
【図9】本発明の第二の実施の形態に係る安全注射器の要部を略示的に示した断面図である。
【図10】本発明の第三の実施の形態に係る安全注射器の要部を略示的に示した斜視図である。
【図11】同実施の形態に係る安全注射器の略示的断面図である。
【符号の説明】
1 シリンジ
1a すい口
2 ハブ
3 カヌラ(針)
4、24 巻き取り収納手段
5、25 巻き取り軸
5a、25a 延設部
6、26 巻き取り筒体
7、31 フランジ部
6a、7a、26b、31a 鋸歯状の凹凸部
8 突起軸
9 凹部
10、13、27 小孔
11 上部壁
12 軸孔
14 軸止め部材
15 翼状の突出部
25b 上端部
26a 頂部壁
28 誤動作防止手段
29 ストッパー用のピン
29a ヘッド
30 小穴

Claims (2)

  1. シリンジ(1)のすい口(1a)に取付けたハブ(2)にカヌラ(3)を備えた安全注射器において、前記ハブ(2)を偏心した位置に固定した巻き取り軸(5,25)に、当該巻き取り軸(5,25)を回転軸として回転する巻き取り筒体(6,26)を備え、この巻き取り筒体(6,26)に備えた上部壁(11,26a)に設けた小孔(13,27)を前記カヌラ(3)が貫通しており、前記巻き取り軸(5,25)に対して前記巻き取り筒体(6,26)を回転することによって前記カヌラ(3)を、前記巻き取り筒体(6,26)内において前記巻き取り軸(5,25)に巻き付け、かつ前記カヌラ(3)の先端を前記巻き取り筒体(6,26)内に引き込む構成であり、前記巻き取り軸(5,25)に対する前記巻き取り筒体(6,26)の逆回転を防止するための逆回転防止手段として、前記巻き取り筒体の下端部に備えた鋸刃状の凹凸部(6a)と係合する弾性係合部材(16)又は前記凹凸部(6a)に対応する凹凸部(7a)を前記巻き取り軸に備えたフランジ部(7)に備えていることを特徴とする安全注射器。
  2. 請求項1に記載の安全注射器において、不用意な回転による前記カヌラ(3)の変形を防止するために、前記巻き取り筒体の誤動作を防止する誤動作防止手段(28)を備えていることを特徴とする安全注射器。
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