JPH05504275A - ランセット取扱い物を有する殺菌パッド支持体とランセットとの組合物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ランセット取扱い物を有する殺菌パッド支持体とランセットとの組合物 本発明は本出願人による米国特許番号４．６３５．６３３．１９８７年１月１３ 日発行の「殺菌パッド支持体とランセット」の改良発明である。

指を突き刺し採血することは糖尿病患者によって行われることを含め、種々の目 的のために行われている。買い物の道中や薬屋のような場所において指に突き刺 し採血によるコレストロールの診断のように、患者のオフィスまたは病院でなさ れる種々の異なった診断テストと同様に、糖尿病患者はインシュリンを自己管理 すべきか否かを決めるために日に４回ぶどう糖のレベルを自分で検査しなければ ならない。

本出願人による米国特許Ｎｏ、４．６３５．６３３における発明はこの目的に理 想的に適している。殺菌パッドとランセットとが安価な処分可能な単一の結合ユ ニットに含まれ、殺菌パッドは指の端部を消毒するのに用いられ、ランセットは 血を抜くために指に突き刺すのに用いられる。パッドはまた突き刺し部に保持さ れ、血のしたたりが除去された後の血液凝固時間を手助けする。

今日、世界中に流行する種々の非常に危険で恐ろしい病気のために、処分される ランセットの針に接触する恐れのある者と同様に最終使用者を保護するために非 常に注意か払われなければならない。

現在、米国特許Ｎｏ。４，６３５，６３３に示された型のランセットを処分する のに用いられる方法が２つある。

第１の方法は丸い保護キャップを用いるものであり、この丸い保護キャップは最 初ランセットからはずされ、もとのランセットの部品として成型されるものであ り、汚染した針はこのプラスチック片へ挿入して戻すようにする。丸いプラスチ ック部品は小さく、また、その孔はさらに小さく、かつ、このことを試みようと する者に針は滑りはずれるおそれがあり、この者は指に針を挿入しようとする者 以外の者もあり、二のことを行うことは非常に困難である。

他の方法は使用後汚染した針を保護カバーすることなく幾分大きな容器または屑 入れに廃棄するものである。

この方法は、最初の使用者がただちにこのランセットを捨てない場合には状況を 知らない他人が触ることになるので、非常に危険である。もしこのランセットの 鋭利な先端部か生命を脅かす伝染病患者に挿入されていたならば、ランセントか 一般的な用途の屑入れ容器に処分された場合でさえも、権利放棄者がこのランセ ットの鋭利な先端部に触り非常な危険をともなう恐れがある。

さらに、制度的に使用される場合にランセットは処分に際し十分に保護されるべ きであるという法制定が懸案になっている。

本発明は安価で、処分可能な殺菌パッド支持体とランセットとの組合物に関し、 殺菌パッド支持体とランセットとの組合物は指の端部領域を消毒するのに用いら れ、また血を抜くために指に突き刺すのに用いられ、またパッドは突き刺し部に しっかりと保持されて血のしたたりの除去後の血の凝固時間を手助けする。ラン セットが使用ざらだ後、このランセットは反対にしてそれが最初に保持されてい た円筒部へ再び挿入される。この円筒部は、ランセットを把持し所定の場所に保 持し使用後の針を他人から密閉する手段を内部に備えている。

さらに、ランセットを保持する円筒部に対するランセットの長さおよびランセッ トの位置は、他人が抜き出せないように再挿入したときにこの円筒部をはみ出る 部分かないようにできる。

したがって本発明の目的は殺菌的に保護されたランセットと結合したコンパクト な殺菌パッド支持体を提供することである。

このランセットが使用されるとき支持体の基底部に再挿入されその中にしっかり と保持されるような装置を提供することが本発明の他の目的である。

このランセットが容易に再挿入すると容易には抜くことができないような装置を 提供することが本発明の他の目的である。

本発明の他の目的や効果は以下の一般的な記載を添付′図面を参照して当業者が 読むことにより、より明確になるであろう。

図１は殺菌パッド支持体とランセットとの組合物の斜視図である。

図２はランセット上のカバーを除去した組合物の斜視図である。

図３は図１に示した殺菌パッド支持体とランセットとの組合物の断面図である。

図４は使用後にランセットを反対位置にした殺菌パッド支持体とランセットとの 組合物の断面図である。

図５は殺菌パッド上の保護カバーを除去した図３の平面図である。

図６は突き刺し操作をする位置に装置を準備して使用することを示し、また血が 除かれた後に血の凝固を手助けするための装置の使用を示す。

図７はランセットかその人の指の突き刺し位置へ挿入されることを示す。

図１に特に関係して、支持体１０は使用者が把持しゃすいように複数の凹んだ指 を固定する部分１１−１１が設けられていることを示す。米国特許Ｎｏ、４，６ ３５゜６３３において示されたようなヒギンスのランセット１２は支持体１０に 挿入され摩擦によってそこで保持される。ランセット１２は保護カバー１３を備 え、熱を密閉するフォイル１４は支持体１０の基部を覆い、殺菌剤と殺菌剤を注 入した吸収パッドとを支持体１ｏにおいて蒸発することを防止する。

図２に示すように、保護カバー１３は取り除かれると、ランセット１２の先端点 １５が現われる。

図３に示すように、殺菌剤を注入した吸収パッド１６は支持体１０の窪み部の逆 斜線部分による所定位置に保持されるが、機械的または接着的な他の締め付は物 を用いてもよい。パッド１６は、人の指の端部を適当に洗浄し指の端部に取り付 けることができる大きさになっている。熱を密閉するフォイル１４は支持体１ｏ の基底部に対して基底部の周辺の回りで熱を密閉し、これによってパッド１６中 の殺菌剤が蒸発することを防止する。また、フォイル１４は使用者が指の突き刺 し部を準備したときに容易にむき除かれる。支持体１０は注入型の低濃度のポリ エチレンから作られることが好ましい。

ランセット１２は環状リング１９によって円筒部１８中に支持される。環状リン グ１９は円筒部１８の下方の不使用の開口部２０を残し支持体１０と一体として 作られ、その端部は使用後のランセット１２の先端点１５を受けるのに適する大 きさをした中心に位置する窪み部２１を備えている。

図４に、使用した後にランセット１２か再挿入された支持体４か示されている。

リング１９はランセット１２かりング１９を通過するとき変形するような大きさ を存し、このようにしてランセット１２は把持され、先端点１５か他人に露出さ れないように円筒部１８の所定位置に隠される。ランセット１２の大きさは、先 端点１５が窪み部２１にあるようにランセット１２が円筒部１８へ再挿入された とき先端点と反対のランセット１２の端部か支持体１０の頂部と同じ平面にあり 、したがってランセット１２が支持体１０から引上げることを不可能にし、いか なる他人も使用後のランセットの先端点１５と接触しないようなものであること が好ましい。

図５において、支持体１０の平面図は殺菌パッドとランセントの組み合わせをフ ォイル１４か除かれた状態で示し、殺菌剤を注入した吸収パッドは指の端部と接 触し、ランセットを受けることになる領域を殺菌する。保護カバー１３はねしり とられ、ランセット１２のさらされた鋭（すな先端部１５を残して捨てられる。

これによって、図７に示されるように反対にしてランセット１２の鋭利な先端部 １５が指に挿入できるように、あるいはランセット１２が支持体１０から除かれ て皮膚を刺すための機械的装置を協同して使用されるようになる。血のしたたり が除かれた後、図６に示すように支持体１０は突き刺し位置にしっかりと接触し てパッド１６とともに置かれ、このようにして血の凝固時間を手助けする。好ま しくは、ランセット１２は支持体１０の円筒部１８へ挿入されてその中へ押され 、図４に示すような位置を実現し、ランセットの端部が他人と接触しないように する。

本発明は好適な実施例として記載したが、本発明の思想の真の範囲から離れるこ となく他の変形例も可能である。

国際調査報告

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．基底部を有する部材であって、この部材は空洞の円筒部を有し、この円筒部 の一端は閉じ前記基底部に近接して終端し、前記円筒部の他端は開き前記基底部 の反対の前記部材の端部で終端する部材と、ランセットと、 前記円筒部は前記ランセットを摩擦的に保持する大きさと形状を有し、前記ラン セットは前記円筒部の中に位置するものであり、 前記ランセットはその一端に鋭い先端部とこの先端部の上に取り外し可能なカバ ーとを有し、前記ランセットの前記一端は前記円筒部から所定距離だけ延び、こ れによって前記ランセットは前記円筒部から容易に引き出すことができ、 空洞の前記円筒部は、前記鋭い先端部上の前記カバーがはずされた後、前記ラン セットが前記円筒部へ再挿入され前記鋭い先端部を前記円筒部へ出たときに前記 ランセットを把持する手段を有し、 前記部材は前記基底部に窪み部を有し、前記窪み部に殺菌性流動体を有する吸収 性のパッドと、前記パッドを完全に覆いかつ前記窪み部と協同して前記殺菌性流 動体が外気と接触することを防止する前記基底部上にある取り外し可能なカバー であって、前記パッドから分離でき、これによって前記基底部から取り外された ときに前記パッドが前記窪み部にとどまるようなカバーと、 を備えることを特徴とする殺菌パッドとランセットとの組合物。
2. ２．前記部材は円錐の錐台の形状をし、前記円錐の基底部と前記部材の基底部は 同一の広がりを有することを特徴とする請求項１に記載の殺菌パッドとランセッ トとの組合物。
3. ３．前記円錐の錐台の形状の部材は外面に指を留める切り込み部を備えているこ とを特徴とする請求項２に記載の殺菌パッドとランセットとの組合物。
4. ４．前記ランセットが前記円筒部へ再挿入されるとき前記ランセットを把持する 手段は、前記円筒部の内側へ拡がる環状リングからなることを特徴とする請求項 １に記載の殺菌パッドとランセットとの組合物。
5. ５．前記円筒部は、前記ランセットが前記円筒部へ再挿入されたとき前記ランセ ットの前記鋭い先端部を受けるのに適合する大きさの窪み部を前記円筒部の端部 近辺に備えていることを特徴とする請求項１に記載の殺菌パッドとランセットと の組合物。
6. ６．前記ランセットが前記円筒部へ再挿入され前記ランセットの前記鋭い先端部 が前記円筒部を越えたとき、前記ランセットの前記鋭い先端部と反対にある端部 は前記部材の前記基底部と反対にある端部と同一平面にあることを特徴とする請 求項１に記載の殺菌パッドとランセットとの組合物。