JPH0246861A - 感染防止用注射装置 - Google Patents

感染防止用注射装置

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JPH0246861A
JPH0246861A JP63197634A JP19763488A JPH0246861A JP H0246861 A JPH0246861 A JP H0246861A JP 63197634 A JP63197634 A JP 63197634A JP 19763488 A JP19763488 A JP 19763488A JP H0246861 A JPH0246861 A JP H0246861A
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syringe barrel
injection
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Haruo Yoshida
吉田 晴男
Masaichi Kume
正市 粂
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/31Details
    • A61M5/32Needles; Details of needles pertaining to their connection with syringe or hub; Accessories for bringing the needle into, or holding the needle on, the body; Devices for protection of needles
    • A61M5/3205Apparatus for removing or disposing of used needles or syringes, e.g. containers; Means for protection against accidental injuries from used needles
    • A61M5/321Means for protection against accidental injuries by used needles
    • A61M5/3243Means for protection against accidental injuries by used needles being axially-extensible, e.g. protective sleeves coaxially slidable on the syringe barrel
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、注射、採血、輸血等の際における内容物の視
認性を損なうことなく、二次感染の防止に優れる感染防
止用注射装置に関する。
(発明の背景) 周知のように注射器における注射筒は、外筒にピストン
機能の押子(内筒)を入れて構成され、注射、採血、輸
血等の際には、針キャップ(プロテクターともいう)に
被せられた注射針の針基を注射筒の筒先に嵌め込み、そ
の上で、針キャップを外して注射や採血等の医療行為に
使用している。
ところが、使用済みの注射針に医師、看護婦、検査技師
等の医療従事者が不用意に触れたり、或は、誤って手指
に注射針の針先を刺し、それが為、0者や被験者から病
原菌やウィルス等の二次感染という深刻な事態をしばし
ば引き起している。
斯るjlL Bを防止する為に、使用済みの注射針に再
び針キャップを被せてから外し、その侭、注射針を空き
瓶や樹脂容器に入れ、また、注射器など血液の付いた他
の備品は別の容器に入れ、更に、B型肝炎等の組合や被
験者に使用したものは、別の容器に入れる等との分別回
収した上で、粉砕、焼却等の後処理に供するような指導
がなされている。
ところが、注射針に針キャップを被せる行為、それ自体
は本来簡単なことであるが、それを注意深く慎重に行わ
ないと、医療従事者の多忙な時、疲労している時等と重
なると、つい手元が狂って誤って手や指先等に針先を刺
し、却って注射針に針キャップを被せる行為に起因して
誤射を誘発してしまう等、二次感染防止の抜本的な解決
策とはなり得ないものであった。
特に、採血検査を行う場合についてみると、注射器に採
血した血液を試験管や検査用の探面容器に移し換えよう
とする際に、一方の手に容器を持ち、他方の手に注射器
を持って血液を移し換えるに、手元が狂って注射針の針
先を誤って手や指先に刺し、当該血液を注入してしまう
ことがあり、それが為、被験者や患者の血液が医療従事
者に誤射され、斯る場合には、比較的多重の血液が注入
されることになる為、感染後の発病の確率が非常に高い
ものである。
例えば、B型肝炎等のウィルスの保菌者から医療従事者
が採血検査等に起因して誤って感染し、劇症肝炎を発病
して悲惨な死を招く事故が数多く報道されているのみな
らず、更には、AIDS (後天性免疫不全症候群)等
の検査を始めとする、ウィルス感染の危険性に伴う採血
検査の機会や回数も増大する傾向ともなっている。
それ故、医療従事者にとって、注射器の不用意な取り扱
い等に基づく小者や被験者からの二次感染事故を引き起
こす危険性が益々高まっており、二次感染のYr効且つ
抜本的な防止策が近時における此種の医療分野における
緊急の課題となっている。
(従来の技術) そこで、断る緊急課題に対応する為に、本発明者は、特
頼昭63−19730号(原出願日、昭和62年8月1
5日)の出願当初の明細書及び図面において、注射筒の
筒先に注射針の針基を着脱自在に取着する注射器におい
て、先ず、第1に、注射筒にガイドされて摺動する透視
貫装で円筒状のスライド部材、言い換えれば、円筒体を
嵌挿し、当該スライド部材の先端部には、注射、採血等
に使用した注射針の針先を臨ま仕る通孔を有する針先カ
バー部を構成してなるスライドタイプの感染防止用注射
装置を提供し、また、第2には、注射器又はそのアダプ
ターの筒先に、注射針を抱持する決着部材を取着し、当
該挟着部材の先端部を開口形成してなる割り型タイプの
感染防止用注射装置を提供した。
また、此種の問題点に対処できる従来技術として、米国
特許第2571653号を始め、特開昭60−8366
8号公報、特開昭62−144666号公報等に示す注
射装置が散見されるが、此等の注射装置の場合も自己の
先行発明の場合と同様に、注射筒に透視貫装の円筒体を
摺動自在に嵌挿支持し、使用済みの注射針を取着した侭
、円筒体を針先へ向かって押し出し、これにて注射針の
針先を含む注射針全体を被覆することで、使用済みの注
射針による医療従事者への二次感染が防止できるように
している。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、此等の場合は、いずれら透視貫装の注射筒に
、透視貫装の円筒体を摺動自在に嵌挿した二重構造とし
ている。
その為、当該円筒体に注射筒が全面被覆された状態で、
円筒体を保持して注射筒への薬液の吸入を行った上で注
射したり、或は、採血が行われることになる。
然しなから、注射、採血等の医療行為に際しては、その
医療従事者が、■、注射や採血等に際して空気混入の有
無の確認、■、血液の逆流(フラッシュバック)の6無
の確認、■、主に、注射の際におけるガラスN(アンプ
ル切断時)、ゴム屑(バイヤル穿刺時、即ち、コアリン
グ現象時)、金属片(針の製造過程からの残存)等の異
物混入の有無の確認、■、同じく薬液の変質の有無や薬
液混合による混濁の確認等が明瞭に目視し確認した上で
、適切な医療行為に使用できる構造、言い換えれば、内
容物の視認性を損なわないことが極めて重要である。
ところが、此種の先行発明や従来技術の場合には、いず
れも注射筒に嵌挿した円筒体を透視貫装の透明体とする
ことで、゛ある程度の視認性を確保しているものの、こ
の程度では注射筒の内部を円筒体を隔てて間接的に目視
するにすぎない為、医療従事者が前記■〜■等の弊害の
発生を看過してしまう余地が認められるものとなってい
る。
例えば、前記■の場合、血管注射のときには、血液の逆
流があることを確認すればよいので、確認できるまで多
量に逆流させればよい。ところが、皮肉注射、皮下注射
及び筋肉注射のときには、いずれも血液の逆流が全くな
いことを確認しなければないので、僅かな逆流を看過し
易い。
従って、その確認が不十分であったり、それが看過され
て医療行為が継続されると、異物が体内の重要臓器に詰
まって患者や被験者の生命にかかる重大な危険を招くこ
ととなる。
また、血液の逆流の確認を看過すると、激痛とともに局
所が変色して局所壊死に陥って重傷となり、その結果、
治療に難渋する等の事態の発生を惹起せしめる。
(問題点を解決するための手段) そこで、本発明では二次感染の防止に止どまらず、内容
物の視認性を何等損なうことなく宵月に機能させること
のできる格段に安全な注射装置でありながら、注射筒又
はそのアダプター部材に対して摺動自在に取着したスラ
イド部材の本体部のンンプル化を追求すると共に、その
操作性の向上や製作コストの軽減等を企図しつつ、−層
効果的で実際的に存用なオープン構造の注射装置として
、注射筒S又はそのアダプター部材Y、〜Y5の筒先4
.34に、注射針Nの針基5を取着する注射器において
、前記注射筒S又はそのアダプター部材Y1〜Y5にガ
イドされて摺動するスライド部材X1〜X12を設け、
当該スライド部材×1〜X+tの先端部には通孔18.
44を有する針先カバー部117、37、55を形成す
ると共に、当該スライド部材X、−X、、をオープン構
造としてなる感染防止用注射装置を始め、多数のスライ
ドタイプとアダプタータイプの実施例手段を開示するこ
とで、此種の技術手段の豊富化と実用化に貢献しようと
したしのである。
(本発明の前提部分) 先ず、本発明の実施例を添付図面に従って説明するに先
立って、その前提部分となる注射器の基本的な構成を説
明する。
Sは円筒状の外筒1と、当該外筒1に摺動自在に嵌挿し
たピストン機能の押子2(内筒ともいう)とからなる注
射筒であって、この注射筒Sがガラス製の場合には、使
用後に洗浄、殺菌して再度使用されるに対し、プラスチ
ック製の場合には使い捨てられる。
3は外筒1の基端部に張り出し形成した鍔部であって、
注射の際には、当該鍔部3を隔てた外筒1部分を人差し
指と中指で挟み着けて使用する。
4は外筒1の先端部に形成される筒先であって、当該筒
先4に注射針Nの針基5が嵌め込まれる。
6は押子2の基端部に形成される押盤であって、注射の
際には、当該押盤Bに親指をかけて使用され、また、採
血等の際には、一方の手で外筒1を押さえ、他方の指先
で押盤6を持ち、それを手前側へ引き込むことで採血が
行われる。
7は外筒1の外表面に表示した目盛りであって、薬液の
注入量や採血量を外部観察可能に表示する。
Bは注射針Nの針管、9はその針先である。
Pは注射針Nに被せられている針キャップ(プロテクタ
ーともいう)であって、ディスポーザブルな注射針Nの
場合には、通常、この針キャップPを被り−でから廃棄
処分に供される。
以下、本発明に係る注射装置の数種の実施例を添付図面
に従って順次説明する。
(第1実施例) 先ず、本発明の第1実施例を示す第1図の図A〜図Iに
おいて、10は外筒1の片側に長手方向に沿って凸段(
凹設でも可)した1条のスライドガイドであって、注射
筒Sにおける目盛り7表示のない而に形成され、当該ス
ライドガイド10の基端部と先端部には、凹状の係合部
11.12を形成している。
×1は側面り字状のスライド部材であって、当該スライ
ド部材Xlにおける直線状の本体フレーム13の内側に
は、図りに示すようにスライドガイド10に摺動自在に
嵌め°込まれるコ字状の本体溝14(凸状部でも可)を
設けている。
15はスライド部材X、の基端部に切り込みを入れて付
勢支持したスライドストッパー機能を有する操作取っ手
であって、その内側基端部には、面記の係合部11.1
2と係脱自在と、するストッパー部16を形成している
17はスライド部材X、の先端折曲部に鈎設した針先カ
バー部であって、その外周面を先細テーパー状とし、そ
の中央部に通孔18を開口形成した比較的長さの短い短
筒状又はリング状のカバー構造としており、当該針先カ
バー部17と本体フレーム13で側面り字状のスライド
部材X、が構成される。
19は注射針Nの針先日又は筒先4を閉栓したり、或は
、閉蓋するプラグであって、不使用時には、スライド部
材X1の先端部に形成した正着片20に着脱自在に支持
している。
21はプラグ19の本体部に凹設した筒先4との係合凹
部、22はプラグ19をスライド部材Xの先端部に取着
する連結片、23はスライド部材X、に係止したプラグ
1gの摘みである。
(作 用) 而して、注射や採血等の際には、先ず、図Aの使用前の
状態にある注射筒Sの筒先4に、図Bの想像線に示すよ
うに、予め針キャップPを被せた注射針Nの針基5を嵌
め込み、その上で、針キャップPを外して注射、採血等
の医療行為がなされる。
注射や採血等をした後、直ちにスライド部材Xの操作取
っ手15を押し下げて、スライドガイド10の係合部1
1との係合を解除すると同時に、図Cに示すように当該
スライド部材X1をスライドガイド10に沿って押し下
げてスライド操作すると、操作取っ手15のストッパー
部16が係合部12に係合してスライドストップする。
その上で、スライド部材×1に係止したプラグ19を取
り外し、それを図Eのように針先カバー部17の通孔1
8に嵌め込めば、当該プラグ19に使用済みの注射針N
の針先9が刺し込まれて安全に固定保持される。
また、プラグ19のないスライド部材X1の場合やプラ
グ19を使用しない場合には、図Fに示すように、当初
取り外した針キャップPを、再び通孔18から差し込み
、この状態で注射器を廃棄処分に供するか、或は、通孔
18から差し込んだ針キャップPを指先で捻って、使用
済みの注射針Nを針キャップPに収納した侭引き抜いて
取り外す。
或は、操作取っ手Isを再び操作してスライド部材X1
とスライドガイド10との係合を解除した上で、図■に
示すようにスライド部材x1を注射筒Sの基端部ヘスラ
イドバックさせ、通孔18から外筒1の筒先4にプラグ
19の係合凹部21を嵌め込み、これにて注射筒Sと注
射針Nに分別回収した上で廃棄処分に供するか、再び、
洗浄、殺菌して再利用に供する。
また、採血した後には、図Gに示すように採血容器T、
の先端部に冠着した移し換えキャップKを、通孔18か
ら嵌め込めば、注射針Nの針先9が移し換えキャップK
に刺し込まれ、これにて採血容器T、への安全な血液の
移し換えが行われる。
その為、移し換えキャップには、通孔18に嵌め込むに
も好都合なように、その頭頂部を閉成した凸状筒形態を
呈するキャップ構造としている。
その上で、図E、図F1図1に示すようにプラグ19を
したり、針キャップPを被せたり、或は、針キャップl
)に使用済みの注射針Nを収納した侭、取り外して後処
理に供する。
また、移し換えキャップにのない場合には、使用済みの
注射針Nを針キャップPに収納した侭弓き抜いて取り外
し、その上で、図Hに示すように当該注射筒Sの筒先4
に試験管Ttを臨ませ、採取した血液の移し換えを行う
これは採血した血球を壊さないで移し換えるに有効であ
る。
(第2実施例) 前記の第1実施例の場合には、注射筒Sの長手方向に1
条のスライドガイド10を形成し、当該スライドガイド
10にL字状のスライド部材Xを摺動自在に嵌挿してな
る片持ちタイプについて説明したが、第2図の図A、図
Bに示す第2実施例のスライド部材Xtの場合には、先
ず、図Bに示すように外筒1の両側の長手方向に2条程
度のスライドガイド10を平行に設け、当該スライドガ
イド10に摺動自在に嵌挿した2本捏度の平行な本体フ
レーム13を矩形枠状に形成し、その先端部には、通孔
18を開口形成した比較的小径で、長さの短い短筒状、
リング状(円弧状でも可)等の針先カバー部17を構成
した両持ちタイプとしている。
24は本体フレーム13の基端部を半弧状に連結する基
端ホルダー部、25は基端ホルダー部24の中央部に切
り込みを入れて付勢支持したスライドストッパーであっ
て、その内側基端部に形成したストッパー部28が、後
記の第3実施例に示すように外筒1の先端部に形成した
凹状の係合部27に付勢係合するようにしている。
これにて基端ホルダー部24と針先カバー部11との間
を連結する本体フレーム13の上下位置を、長手方向に
広く開口28したオープン構造としている。
この両持ちタイプのスライド部材xtの場合には、前記
の第1実施例に示すようなプラグ1gを、その先端部に
図示していないが、プラグ19を適宜位置に止着して第
1実施例の場合と同様な使用に対処することもできる。
また、前記の場合には、基端ホルダー部24を円弧状に
連結したが、それに代えて比較的長さの短い短筒状の基
端ホルダー部24とすることもできる。
(第3実施例) 第3図の図A〜図りに示す第3実施例のスライド部材X
、の場合は、当該スライド部材X3の基端部を比較的長
さの短い短筒状、リング状(円弧状でら可)等の基端ホ
ルダー部24に形成し、当該基端ホルダー部24と先端
部の針先カバー部17とを、比較的狭い板幅の本体フレ
ーム13で連結支持し、その間の本体上方部を長手方向
に広く開口28したオープン構造としている。
29は短筒状の針先カバー部17の後部に一体形成した
円盤状の後部基板、30は後部基板2gの上縁部に凹設
した載置凹部であって、注射筒Sに採取した血液を試験
管T、に移し換える際に、図Cに示すように使用済みの
注射針Nに再び針キャップPを被せて取り外し、その上
で、図りに示すように外筒1の筒先4に試験管Ttを臨
ませ、試験管T、の側面を載置凹部30に安定支持して
移し換えるに好都合としている。
尚、第1実施例の場合には、スライド部材X。
に形成した止着片20にプラグ19を係脱自在に支持し
たが、第3実施例では、針先カバー部17の外側に蝶番
機能の連結片22を介してプラグ19を取着している。
それ以外の構成と作用は、前記の第1実施例や第2実施
例の場合と同様である。
(第4実施例、第5実施例) 第4図、第5図に示すスライド部材X4、X、は、前記
の第3実施例に示すスライド部材x3における本体部の
変形例であって、その内、第4図に示す第4実施例のス
ライド部材X4の場合には、短筒状の基端ホルダー部2
4と先端部の針先カバー部17とを、比較的狭い板幅の
左右2体の本体フレーム13で連結支持し、その間の本
体部の上下位置を長手方向に広く開口28したオープン
構造としている。
また、第5図に示す第5実施例のスライド部材X、の場
合には、短筒状の基端ホルダー部24と先端部の針先カ
バー部17とを、円周上で3分割した比較的狭い板幅の
3体の本体フレーム13で支持し、その間の本体部の三
方向を長手方向に開口28したオープン構造としている
(第6実施例) 次に、第6図の図A〜図Eに示す第6実施例のスライド
部材X6の場合には、当該スライド部材X6の基端上方
部を開口31した円弧状乃至馬蹄形状の基端ホルダー部
24となし、当該基端ホルダー部24を注射筒Sの外周
面に弾力的に付勢支持させて決着自在、且つ、摺動自在
に構成すると共に、針先カバー部17の通孔18の上方
部を開口32して円弧状、馬蹄形状(単なるリング状で
も可)等となし、この針先カバー部17と基端ホルダー
部24とを比較的狭い板幅の本体フレーム13て連結支
持し、その間の本体上方部を長手方向に広く開口28し
たオープン構造としている。
33は外筒1の先端部に形成した凹状の係合部であって
、縮小弾力を帯有する基端ホルダー部24が嵌まり込ん
でスライドストップする。
尚、第6実施例の場合には、針先カバー部17の上方部
が開口32した、U字状乃至馬蹄形状としているが、こ
れは図Eに示すように通孔18から針キャップPを差し
込んで注射針Nに被せ、その上で指先で捻って下方へ引
き出して注射針Nを外すと同時に、それを開口32側へ
振って取り外すに好都合としている。
(第7実施例) 第7図の図A〜図りに示すスライド部材X7は、前記の
第6実施例のスライド部材X8の構成を極限までシンプ
ル化したもので、1本の線材を第6実施例の輪郭線に合
わせて折曲形成した構成としている。
具体的には、先端部の針先カバー部17を1本の線材で
リング状乃至コイル状に捲回し、それを注射針Nの針管
8に沿って長手方向に直線状に延設して本体フレーム1
3を構成した上で、更に、その1本の線材を図示するよ
うに前後2列で円弧状3且つ平行状すに捲回して上方部
を開口31した円弧状乃至馬蹄形状の基端ホルダー部2
4とするか、或は、先端部の針先カバー部17と同様に
、単にコイル状に捲回した基端ホルダー部24に形成し
、当該基端ホルダー部24の付勢弾力や縮小弾力によっ
て外筒1に決着自在、且つ、摺動自在となすと共に、外
筒1の係合部33に基端ホルダー部24が付勢係合され
るようにしている。
勿論、第7実施例における針先カバー部17を、当該基
端ホルダー部24と同様な円弧状乃至馬蹄形状に捲回形
成することらできる。
(アダプタータイプとする場合の実施例)前記の第1実
施例〜第7実施例に示すスライド部材X1〜X7の場合
には、当該スライド部材X1〜x7を注射筒Sに直接構
成した場合について説明したが、それを注射筒Sと注射
針Nとの間に介在させたり、或は、注射筒Sそれ自体に
格別な構成を付加することなく、間接的に構成するアダ
プタータイプのスライド部材Xの数種の実施例を、第8
図〜第12図に基づいて説明する。
(第8実施例) 先ず、アダプタータイプの第1例を示す第8図A、Hに
おいて、Y、は透視貫装で円筒状のアダプター部材であ
って、その本体部には、注射筒Sの筒先4と同程度の口
径の細管状の管体通路(図示せず)が形成され、その基
端部が注射筒Sの筒先4に着脱自在に嵌着支持される。
34はアダプター1m材Y、の先端部に突設した筒先で
あって、当該筒先34に注射針Nの針基5が着脱自在に
嵌着支持される。
35はアダプター部材Y、の基端部に形成した鍔部、x
llはアダプター部材Y、に摺動自在に嵌挿したアダプ
タータイプのスライド部材であって、その基端部の短筒
状、円弧状等の基端ホルダー部38と、先端部の短筒状
、円弧状等の針先カバー部37とを、上半部を開口3日
したオープン構造とする半弧状の本体フレーム39で連
結支持している。
40は基端ホルダー部36の内壁面に突設したストッパ
ー部、41はアダプター部材Y1の長手方向に形成した
スライドガイドであって、その基端部と先端部に鈎設し
た凹状の係合部42.43に、スライド部材X、のスト
ッパー部40が係合される。44は針先カバー部37に
1140形成した通孔である。
尚、410はアダプター部材Y1にスライド部材x8を
嵌挿して嵌め込むへの凹状のガイド溝である。
(第9実施例) 次に、アダプタータイプの第2例を示す第9図において
、45は円筒状のアダプター部材Y、の先端部に突設し
たストッパー部、46はアダプタータイプのスライド部
材X、の長手方向に形成した半円鍔状のスライドガイド
である。
47はスライドガイド46の基端部の円周方向にに平行
な切り込みを入れたスライドストッパーであって、当該
スライドストッパー47におけるスライドガイド46の
部分に穿設した係合孔4Bにアダプター部材Y、のスト
ッパー部45が係合してスライドストップする。
(第10実施例) また、第10図に示す第3例のアダプター部材Y3の場
合には、その長手方向にスライドガイド49を突設し、
その先端部に係合部50を凹設している。
このアダプタータイプのスライド部材X+oには、長手
方向に凹設してなる角形断面のスライドガイド46が設
けられ、当該スライドガイド46にアダプター部材Y3
のスライドガイド49が嵌挿されろ。
尚、51はスライドガイド46の基端部に設けたスライ
ドストッパーであって、前記の係合部50に係合されて
スライドストップする。
それ以外の構成と作用は、前記の実施例と同様である。
(第11実施例と第12実施例) 前記のアダプタータイプの第1例〜第3例の場合には、
注射筒Sと注射針Nとの間に、アダプタータイプのスラ
イド部材X8〜X、。を嵌挿してなるアダプター部t/
ly +〜Y、を介設したが、第11図の図A1図Bと
第12図に示すアダプタータイプの第11実施例と第1
2実施例の場合には、注射f?isにアダプター部材Y
4を当て嵌めてセットし、当該アダプター部材Y4に対
してアダプタータイプのスライド部材xI12摺動自在
に嵌挿した場合を図示している。
この場合のアダプター部材Y4は、中央部を長手方向に
閏052した本体フレーム53をベースに、その左右両
端部の長手方向に2本程度のスライドガイド54を形成
し、その基端部には、注射筒Sの鍔部3の下半部に嵌め
込む後部受は口55が設けられ、更に、その先端部には
、注射筒Sの筒先4に嵌め込まれる通孔56を有する半
円盤状の前部基板57が設けられている。
5Bはスライドガイド54の基端部に形成した凹状の係
合部であって、半弧状に跨設した爪部材59を注射筒S
の基端上方部から嵌め込み、これにてアダプター部材Y
4を注射筒Sに決着支持せしめる。60は本体フレーム
53の先端底部に穿設した係合孔である。
X、は第2実施例と略同様な構成のアダプタータイプの
スライド部材であって、当該スライド部材X 11にお
ける2本捏度の本体フレーム61の内側には、図Bに示
すようにスライドガイド54に摺動自在に嵌め込まれる
コ字状の本体162を形成している。
63はスライド部材X、の基端部に形成した半弧状の基
端ホルダー部であって、その中央部には、前記の係合孔
60に嵌め込まれて係合するストッパー機能のスライド
ストッパー64を設けている。
65はスライド部材X、の先端部に形成したU字状、馬
蹄形状等の針先カバー部であって、その仮想の通孔44
の上半部を開口68して、前記の第6実施例の場合と同
様に針キャップPを嵌め込み易くしたり、或は、取り外
すに好都合な構成としている。
尚、アダプタータイプの第4例に示すアダプター部材Y
4の場合には、2本のスライドガイド54を設けたが、
第12図に示すアダプター部材Y。
の場合には、スライドタイプの第1実施例の場合と同様
に1本のスライドガイド54で対応すべく前記のアダプ
ター部材Y4からスライドガイド54を1本取り外した
片持ちタイプのアダプター部材Y、としている。
従って、この場合におけるアダプタータイプのスライド
部材Xltは、第1実施例のスライド部材X1の場合と
同様に1本の本体フレーム61で構成している。
(針先カバー部における通孔の口径と指の侵入深さとの
関係について) 最後に、前記の各種スライド部材X1〜X+tにおける
針先カバー部117、37、55における通孔18、4
4の好ましい実用上の口径φと、当該通孔18.44に
臨ませる注射針Nの針先9が、針先カバー部117、3
7、55の先端部からどの程度離れていれば実用上安全
であるかについて考察する。
これは第13図の図Aに示すように適宜厚のプレート6
7に穿設した通孔18、44に成人男女の小指を挿し込
んだ状態と、図Bに示すように同じ(成人男女の小指の
腹を押し当てた状態の両方について実験したところ、第
14図の線A(図Aの場合)、線B(図Bの場合)のよ
うな結果が得られた。
従って、通孔18、44の口径φが10mm以下の範囲
で、然し、指の侵入深さ(プレートの板厚tとその裏側
へ露出した厚みhを加算した数値)が5mm以上、10
mm以下とする奥行きの位置に、使用済みの注射針Nの
針先9が臨ませてあれば、注射針Nが誤射される虞れの
ないコンパクトで安全な二次感染防止用注射装置が得ら
れる。
然ら、通孔18.44から針キャップPを挿し込む使用
例を考慮すれば、当該針キャップPの外径が通常8mm
程度であり、それ以下での実用上のメリットが小さく、
それ故、通孔18.44のL1径φが8〜10mm程度
とすれば、その奥行き(t+h)が5〜10mm程度の
長さ位置に、針先9を臨ませる関係に構成することが好
ましいとの結果が得られた。
(発明の効果) 本発明は、前記のように注射筒S又はそのアダプター部
材Y1〜Y、の筒先4.34に、注射針Nの針基5を取
着する注射器において、前記注射筒S又はそのアダプタ
ー部材Y1〜Y5にガイドされて摺動するスライド部材
X1〜X12を設け、当該スライド部材X、〜X+tの
先端部には通孔18。
44を有する針先カバー部117、37、55を形成す
ると共に、当該スライド部材X、〜Xl!をオープン+
1■造としてなる感染防止用注射装置を始め、多数のス
ライドタイプとアダプタータイプの実施例に居づく諸多
のオープン構造の二次感染防止用注射装置を提供したの
で、本来の技術目的である二次感染の防止に止どまらず
、医療行為の際における内容物の視認性を何等損なうこ
となく安全に機能させることができる装置としての有用
性は頗る著大である。
その上、注射筒又はそのアダプター部材に対して摺動自
在に取着したスライド部材の本体部のシンプル化を可能
ならしめると共に、その操作性の向上や製作コストの軽
減等にも貢献することができ31ニジ る等の諸効果を庸す。
【図面の簡単な説明】
第1図の図A〜図■は、スライドタイプの第1実施例を
示す図であって、その内、図Aはスライド部材の取着状
態を示す全体斜視図、図8は注射針を取着した状態を示
す一部切り欠き正面図、図Cはスライド部材をスライド
させて伸長した使用状態を示す一部切り欠き正面図、図
りは注射筒に形成したスライドガイドと本体フレームと
の嵌挿状態を示す端面図、図Eは使用済みの注射針にプ
ラグを刺し込んだ状態を示す正面図、図Fは同じく針キ
ャップを嵌め込んだ状態を示す正面図、図Gは移し換え
キャップを嵌め込み、当該キャップに注射針を刺通した
状態を示す一部切り欠き正面図、図!(は注射筒の筒先
に試験管を臨ませた状態を示す正面図、図Iは当初位置
に復帰させたスライド部材にプラグを嵌め込んだ状態を
示す正面図である。 第2図の図A、図Bには、スライドタイプの第2実施例
を示す図であって、その内、図Aは矩形枠状のスライド
部材の斜視図、図Bは注射筒のスライドガイドに本体フ
レームを嵌挿した状態を示す端面図である。 第3図の図へ−図りは、スライドタイプの第3実施例を
示す図であって、その内、図Aはスライド部材の斜視図
、図Bは注射筒にスライド部材を取着した側面状態を示
す断面図、図Cは使用済みの注射針に針キャップを被せ
た側面状態を示す断面図、図りは注射筒の筒先に試験管
を臨ませた側面状態を示す断面図である。 第4図と第5図は、スライドタイプの第4実施例と第5
実施例を示す斜視図である。 第6図の図A〜図Eは、スライドタイプの第6実施例を
示す図であって、その内、図Aはスライド部材の斜視図
、図Bは注射筒に取着したスライド部材の伸長状態を示
す斜視図、図Cと図りは使用前後のスライド部材の状態
を示す側面図と背面図、図Eは注射針に被せた針キャッ
プを取り外す状態を示す側面図である。 第7図の図A〜図りは、スライドタイプの第7実施例を
示す図であって、その内、図Aは1本の線材で構成した
スライド部材の斜視図、図Bは注射筒に取着したスライ
ド部材の伸長状態を示す斜視図、図Cと図りは使用前後
のスライド部材の状態を示す側面図と背面図である。 第8図の図A1図Bは、アダプタータイプのスライド部
材の第8実施例を示す図であって、その内、図Aはアダ
プター剛材の第1例に第8実施例のスライド部材を嵌挿
した状態を示す斜視図、図Bはそれを注射筒と注射針と
の間に介設した状態を示す分解斜視図である。 第9図と第10図は、アダプタータイプのスライド部材
の第9実施例と第10実施例を示す分解斜視図であって
、その内、第9図はアダプター部材の第2例と第9実施
例のスライド部材を示す斜視図、第10図はアダプター
部材の第3例と第10実施例のスライド部材を示す斜視
図である。 第11図の図A1図Bはアダプタータイプのスライド部
材の第11実施例を示す図であって、その内、図Aは注
射筒に当接する矩形枠状のアダプター部材の第4例と第
11実施例の矩形枠状のスライド部材(第2実施例のス
ライド部材と路間じ)を示す分解斜視図、図Bはその取
着状態の端面図である。 第12図はアダプタータイプのスライド部材の第12実
施例を示す端面図であって、矩形枠状のアダプター部(
オの第4例から片側のスライドガイドを取り外し、これ
を第12実Itiρjの片1′?ちタイプのスライド部
材(第1実施例のスライド部材と路間し)に嵌挿した状
態を示している。 第13図の図A1図Bは小指の侵入状況を実験した状態
を示す図であって、その内、図Aはプレートに穿設した
通孔に小指を挿し込んだ状態を示す図、図Bは小指の腹
を押し当てた状(2)を示す図である。 第14図1;を針先カバー部における通孔の口径と小指
の侵入深さとの関係を示すグラフである。 符   号   表 S 注射筒   N 注射針  P 針キャップ1 外
筒    2 押子   3.35 鍔部4.34 筒
先   5 針基   6 押盤7 目盛り   8 
針管   9 針先X、〜X11  スライド部材 Y1〜Y、アダプター部材 T1、T、採血容器又は試験管 Kf多し換えキャップ 10.41.4B、49.54 スライドガイド11.
12.21.33.42.43.50,5B保合部 3.39.53.61 本体フレーム 4.62 本体溝    15 操作取っ手6.28、
40.45 ストッパー部 7.37、55 針先カバー部 8.44.56 通孔  19 プラグ20 止着片 
      21 係合凹部22 連結片      
 23 摘み24.36.63 基端ホルダー部 25.47.51.64 スライドストッパー28.3
1.32.38、52.86 開口29 後部基板  
    30 載置凹部410  ガイドi7り 55 後部骨は口 59 爪部材 4B、60  係合孔 57 面部基板 67 プレート

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)注射筒S又はそのアダプター部材Y_1〜Y_5
    の筒先4、34に、注射針Nの針基5を取着する注射器
    において、前記注射筒S又はそのアダプター部材Y_1
    〜Y_5にガイドされて摺動するスライド部材X_1〜
    X_1_2を設け、当該スライド部材X_1〜X_1_
    2の先端部には通孔18、44を有する針先カバー部1
    17、37、65を形成すると共に、当該スライド部材
    X_1〜X_1_2をオープン構造としたことを特徴と
    する感染防止用注射装置。
  2. (2)円筒状のスライド部材X_3〜X_5又はアダプ
    タータイプのスライド部材X_■〜X_1_0の本体部
    に1又は2以上の開口28、38を設け、当該スライド
    部材X_3〜X_5又はアダプタータイプのスライド部
    材X_■〜X_1_0の針先カバー部17、37と基端
    ホルダー部24、36とを1又は2以上の本体フレーム
    13、39で連結してなる特許請求の範囲第1項に記載
    の感染防止用注射装置。
  3. (3)スライド部材X_1〜X_1_2に、針先カバー
    部17、37、85の通孔18、44に嵌め込むプラグ
    19を設けてなる特許請求の範囲第1項に記載の感染防
    止用注射装置。
  4. (4)スライド部材X_1〜X_1_2に、針先カバー
    部17、37、65の通孔18、44に差し込み、注射
    針Nの針先9を刺し込むプラグ19を設けてなる特許請
    求の範囲第1項に記載の感染防止用注射装置。
  5. (5)注射筒Sの筒先4に着脱自在に注射針Nの針基5
    を取着する注射器において、注射筒Sの長手方向にスラ
    イドガイド10を設け、当該スライドガイド10にL字
    状のスライド部材X_1を摺動自在に嵌挿支持し、当該
    スライド部材X_1を直線状の本体フレーム13と、そ
    の先端部に鈎設した通孔18を有する比較的長さの短い
    短筒状、リング状、U字状、円弧状等の針先カバー部1
    7とで構成し、スライド部材X_1の本体フレーム13
    には、スライドガイド10に設けた係合部11、12と
    係脱自在とするストッパー部16を有する操作取っ手1
    5又はスライドストッパー25を構成したことを特徴と
    する感染防止用注射装置。
  6. (6)注射筒Sの筒先4に注射針Nの針基5を着脱自在
    に取着する注射器において、注射筒Sの長手方向にスラ
    イドガイド10を設け、当該スライドガイド10に矩形
    枠状のスライド部材X_2を摺動自在に嵌挿支持し、当
    該スライド部材X_2を複数の本体フレーム13と、そ
    の基端部に形成した半弧状、円筒状等の基端ホルダー部
    24と、その先端部に形成した比較的長さの短い短筒状
    、U字状等の通孔18を有する針先カバー部17とで構
    成し、スライド部材X_2の基端ホルダー部24には、
    注射筒Sに設けた係合部11、12、27に係止するス
    トッパー部15を有する操作取っ手15又はスライドス
    トッパー25を構成したことを特徴とする感染防止用注
    射装置。
  7. (7)注射筒Sの筒先4に注射針Nの針基Sを着脱自在
    に取着する注射器において、注射筒Sに比較的狭い板幅
    の本体フレーム13をベースとするスライド部材X_3
    〜X_5を摺動自在に嵌挿支持し、当該スライド部材X
    _3〜X_5の本体部を長手方向に広く開口28したオ
    ープン構造とする本体フレーム13と、その基端部に形
    成した比較的長さの短い円弧状又は短筒状の基端ホルダ
    ー部24と、その先端部に形成した比較的長さの短い短
    筒状、リング状等の通孔18を有する針先カバー部17
    とその後部基板29とで構成し、スライド部材X_2の
    基端ホルダー部24には、注射筒Sに設けた係合部11
    、12、27に係止するストッパー部16を有する操作
    取っ手15又はスライドストッパー25を構成したこと
    を特徴とする感染防止用注射装置。
  8. (8)後部基板29に、試験管T_2の載置凹部30を
    設けてなる特許請求の範囲第7項に記載の感染防止用注
    射装置。
  9. (9)注射筒Sの筒先4に注射針Nの針基5を着脱自在
    に取着する注射器において、注射筒Sに比較的狭い板幅
    の本体フレーム13をベースとするスライド部材X_6
    を摺動自在に嵌挿支持し、当該スライド部材X_■の本
    体部を長手方向に広く開口28したオープン構造とする
    本体フレーム13と、その基端部に形成した円弧状、馬
    蹄形状等の基端ホルダー部24と、その先端部に形成し
    た比較的長さの短い短筒状、円弧状、リング状等の通孔
    18を有する針先カバー部17とで構成し、当該スライ
    ド部材X_■の基端ホルダー部24を、注射筒Sの外周
    面に弾力的に付勢支持させて構成したことを特徴とする
    感染防止用注射装置。
  10. (10)針先カバー部17における通孔18の上方部を
    開口32させてなる特許請求の範囲第9項に記載の感染
    防止用注射装置。
  11. (11)注射筒Sの筒先4に注射針Nの針基5を着脱自
    在に取着する注射器において、注射筒Sに摺動自在に嵌
    挿支持したスライド部材X_7を1本の線材で形成し、
    当該スライド部材X_7の先端部の針先カバー部24を
    リング状、コイル状、円弧状等に捲回し、それを注射針
    Nの針管8に沿って長手方向へ直線状に延設して本体フ
    レーム13を形成し、その基端ホルダー部24を前後2
    列で円弧状a且つ平行状bに捲回するか、或は、コイル
    状に捲回形成し、当該基端ホルダー部24を注射筒Sの
    外周面に弾力的に付勢支持させて構成したことを特徴と
    する感染防止用注射装置。
  12. (12)注射筒Sの筒先4に円筒状のアダプター部材Y
    _1〜Y_3を着脱自在に取着し、当該アダプター部材
    Y_1〜Y_3にスライド部材X_1〜X_1_0を摺
    動自在に嵌挿支持し、当該スライド部材X_1〜X_1
    _0を、基端部の短筒状、円弧状等の基端ホルダー部2
    4、36と、先端部の短筒状、円弧状等の針先カバー部
    17、37と、本体フレーム13、39とからオープン
    構造に構成したことを特徴とする感染防止用注射装置。
  13. (13)注射筒Sの筒先4に着脱自在に注射針Nの針基
    5を取着する注射器において、注射筒Sにアダプター部
    材Y_4、Y_5を当て嵌め、当該アダプター部材Y_
    4、Y_5を、長手方向にスライドガイド54を設けた
    本体フレーム53をベースに、その基端部に形成した注
    射筒Sの鍔部3に嵌め込む後部受け口55と、本体フレ
    ーム53を注射筒Sに取着する爪部材59と、本体フレ
    ーム53の先端部に形成した注射筒Sの筒先4に嵌め込
    む前部基板57とから構成し、当該スライドガイド54
    にL字状のスライド部材X_1、X_1_2又は矩形枠
    状のスライド部材X_2、X_1_1を摺動自在に嵌挿
    支持し、当該スライド部材X_1、X_2、X_1_1
    、X_1_2の本体フレーム13、61の先端部には、
    通孔18、44を有する比較的長さの短い短筒状、リン
    グ状、円弧状等の針先カバー部17、55を構成したこ
    とを特徴とする感染防止用注射装置。
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