JPH0124952Y2 - - Google Patents

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JPH0124952Y2
JPH0124952Y2 JP3574982U JP3574982U JPH0124952Y2 JP H0124952 Y2 JPH0124952 Y2 JP H0124952Y2 JP 3574982 U JP3574982 U JP 3574982U JP 3574982 U JP3574982 U JP 3574982U JP H0124952 Y2 JPH0124952 Y2 JP H0124952Y2
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JP
Japan
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case
recess
mounting seat
vehicle
pair
Prior art date
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JP3574982U
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JPS58138379U (ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ケース内に水などが侵入することを
防ぐようにしたケースの防水構造に関する。
このような防水構造を有するケースは、たとえ
ば自動車に搭載された電子回路を収納するために
用いられている。或る先行技術は、第1図に示さ
れる。ケース1は、有底本体2と蓋3とから成
り、本体2の底4には小孔5が形成される。ケー
ス1内には電子回路が収納される。このようなケ
ース1は、たとえばエンジンルームなどに取付け
られる。このような先行技術では、小孔5から外
部の水しぶきなどが侵入する恐れがある。
他の先行技術は第2図に示されている。この先
行技術では、本体2に形成された小孔5を形成す
る接続筒6に、ビニールなどから成る可撓管7が
接続される。このような先行技術では、外部から
の水しぶきなどの侵入は防がれるけれども、経年
変化によつて可撓管7が接続筒6から離脱する恐
れがある。
本考案の目的は、外部からの水しぶきなどの侵
入を簡単な構成で確実に防ぐとともに、保守が容
易であるケースの防水構造を提供することであ
る。
第3図は、本考案の原理図を示す断面図であ
り、第4図は第3図の切断面線−から見た断
面図であり、第5図は第3図および第4図に示さ
れる原理図の平面図である。ケース10は、有底
本体11と蓋12とを含む。本体11の底13に
は、一対の傾斜面14,15、平面16および側
面17,18とから成る凹所19が形成される。
平面16には小孔20が形成される。軸直角断面
が大略的にU字状に形成された流路形成部材21
は、凹所19の側面17,18の延在方向に沿つ
て延びる。この流路形成部材21は、底13の外
周面において取付用フランジ22,23によつて
溶接されて固定される。流路形成部材21は、底
13の凹所19付近において側部24,25と底
部26とによつて空気の流路27を形成する。こ
の流路27は、平面16および小孔20付近にお
いて流路断面積が絞られて、のど28が形成され
る。このようにして小孔20付近においてベンチ
ユリが構成される。流路27は自動車の走行方向
29にほぼ平行となるようにケース10が自動車
に固定される。ケース10内には電子回路などが
収納される。
蓋12は、第5図に明らかなように、本体11
の上部に形成された取付け用爪30によつてパツ
キン31(第6図参照)を介して本体11に水密
的に固定される。
自動車が走行することによつて流路27に空気
が流れ、その際流路27の小孔20付近が負圧気
味になる。そのためケース10内に水しぶきなど
が侵入することが防がれるとともに、たとえ水滴
がケース10内に侵入しても、のど28側に吸い
出されることになる。このようにしてケース10
内の防水効果を図ることができる。凹所19は底
13の残余の部分に比べてくぼんでいるので、ケ
ース10内に水、水滴などがたとえ侵入しても、
その凹所19内に集まり易い。したがつてベンチ
ユリ作用で確実に吸い出されることになるととも
に、電子回路にケース10内に侵入した水、水滴
が付着することが防がれる。
このようにベンチユリ構造を採用することで確
実な防水効果が得られる。しかし、ベンチユリ構
造を採用するために第3図、第4図に示す流路形
成部材21のような別部材を設けたのでは構成が
複雑となりコストが高くなつてしまう。本考案は
簡単な構成でベンチユリ構造を有するケースを実
現しようとするものである。
本考案は、車両に取付けられるケースの防水構
造において、ケースの底面13に外部方向へ突出
する凹所19を形成し、該凹所に小孔20を形成
し、該凹所を挟んで一対の取付け台33,34を
該ケースの底面に固定し、該一対の取付け台を車
両の所定の取付け座35に固定して該凹所を含む
ケースの底面、一対の取付け台および取付け座と
で空気流路管を形成し、該空気流路管が車両の走
行方向とほぼ平行になるよう前記ケースが取付け
座に固定されてなることを特徴とするケースの防
水構造である。
第7図は本考案の実施例の断面図であり、第8
図は第7図の切断面線−から見た断面図であ
る。この実施例において、第4図〜第6図と対応
する部分には同一の参照符を付す。ケース10の
本体11は、凹所19が一対の取付け台33,3
4によつて挟まれる形で車両上の取付け座35た
とえば自動車の天井などに固定される。流路27
は、底13の外周面と取付け台33,34と取付
け座35とによつて規定される。
このように構成すれば取付け台33,34(第
3図の構成でも取付け用に必要)および取付け座
を空気流路用の管として兼用でき、簡単な構成で
ケースベンチユリ構造をもたせることができる。
以上のように本考案によれば、簡単な構成でケ
ース内へ小孔を経て水滴などが流入することが防
がれ、またたとえケース内に水などが侵入しても
外部にただちに吸い出されることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は先行技術の断面図、第2図は他の先行
技術の断面図、第3図は本考案の原理図を示す断
面図、第5図は第3図の切断面線IV―IVから見
た断面図、第5図は第3図および第4図に示され
るケース10の平面図、第6図は第3図のセンシ
ヨン付近の拡大断面図、第7図は本考案の実施
例の断面図、第8図は第7図の切断面積線−か
ら見た断面図である。 10……ケース、11……本体、12……蓋、
13……底、19……凹所、20……小孔、27
……流路、28……のど。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両に取付けられるケースの防水構造におい
    て、ケースの底面13に外部方向へ突出する凹所
    19を形成し、該凹所に小孔20を形成し、該凹
    所を挟んで一対の取付け台33,34を該ケース
    の底面に固定し、該一対の取付け台を車両の所定
    の取付け座35に固定して該凹所を含むケースの
    底面、一対の取付け台および取付け座とで空気流
    路管を形成し、該空気流路管が車両の走行方向と
    ほぼ平行になるよう前記ケースが取付け座に固定
    されてなることを特徴とするケースの防水構造。
JP3574982U 1982-03-12 1982-03-12 ケ−スの防水構造 Granted JPS58138379U (ja)

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JP3574982U JPS58138379U (ja) 1982-03-12 1982-03-12 ケ−スの防水構造

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JP3574982U JPS58138379U (ja) 1982-03-12 1982-03-12 ケ−スの防水構造

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Publication Number Publication Date
JPS58138379U JPS58138379U (ja) 1983-09-17
JPH0124952Y2 true JPH0124952Y2 (ja) 1989-07-27

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ID=30047211

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JP2006254517A (ja) * 2005-03-07 2006-09-21 Furukawa Electric Co Ltd:The 電気接続箱の排水構造

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JPS58138379U (ja) 1983-09-17

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