JPS6342401Y2 - - Google Patents

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JPS6342401Y2
JPS6342401Y2 JP1982197363U JP19736382U JPS6342401Y2 JP S6342401 Y2 JPS6342401 Y2 JP S6342401Y2 JP 1982197363 U JP1982197363 U JP 1982197363U JP 19736382 U JP19736382 U JP 19736382U JP S6342401 Y2 JPS6342401 Y2 JP S6342401Y2
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JP
Japan
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lens
base
trunk
bolt
interior space
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JP1982197363U
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JPS59105542U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車体の後面に取付けてその存在を後
続車等に知らせるテールランプ、オーナメント等
の自動車用表示器具に関するものである。
テールランプ、オーナメント等はベースにレン
ズを内部空間が生じる如く取付けて形成した中空
体を主構成要素としており、その場合、ベースと
レンズをホツトメルト及び熱板溶着によつて完全
にシールするか、あるいはベースとレンズの結合
部の一部に水抜き孔を設け、その他をホツトメル
ト及び熱板溶着によつて固定している。
しかし、完全シールの場合には外気の温度変化
に伴う内部空気の膨脹、収縮によつてベースやレ
ンズに変形を生じることがあり、また水抜き孔を
設けた場合には、呼吸作用があるため変形は生じ
ないが、水抜き孔を通じて水、湿気が内部空間に
入り込み、レンズに曇りが生じる。
本考案は上記の点を考慮してなされたもので、
取付ボルトに溝または貫通孔を設け、このボルト
が内部空間とトランク内に一部露出する取付状態
とすることにより、変形やレンズの曇りを極力防
止できる自動車用表示器具を提供することを目的
とする。
以下、本考案の図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すも
ので、1はベース、2はレンズである。ベース1
とレンズ2はホツトメルト及び熱板溶着によつて
固定しており、その間に内部空間Sを生じさせて
いる。前記ベース1の底面には取付用の脚部1A
とボルトインサート用の突部1Bを形成し、突部
1Bに取付ボルト3の一方の端部を成形時にイン
サートして保持している。また、脚部1Aと突部
1Bの付根部分に空気抜き孔1Cを形成してお
り、脚部1Aと突部1Bの間の空間も内部空間S
となる。
4は前記ボルト3に螺合するナツト、5はガス
ケツト、10は自動車の車体の後面であり、この
内側にトランクルームTが形成されている。
前記ボルト3はその軸部表面にスパイラル溝3
Aが形成してある。この溝3Aは取付状態では車
体10の内外、つまりトランクルームTと表示器
具の内部空間Sに露出するように軸方向に一定長
以上連続している。
このような構造とすると、表示器具を車体10
の後面の所定位置にガスケツト5を介して配置
し、ボルト3にトランクT内からナツト4を螺合
して締付け、固定状態とした場合、第2図に矢印
a1で示す流通路が形成されて、内部空間Sの圧力
上昇時の逃げ場が生じる。しかも、連通先はトラ
ンクT内であるため、水や塵埃、特に水の浸入が
略皆無となり、レンズの曇り発生が防止される。
第3図及び第4図は本考案の他の実施例を示す
もので、取付ボルトをインサート構造とせず、頭
部を有する通常の形状のボルトを取付ボルト6と
した場合である。ただし、この場合にもボルト6
の軸部表面にスパイラル溝6Aを形成しているこ
とは前記実施例と同様である。また、ベース1の
ボルト取付部にはボルト頭部6Bとの間に隙間を
設けて空気抜き孔1C′としている。
このような構造としても、前記実施例と同様に
トランクTと内部空間Sを連通する空気流通路
(矢印a2)が形成され、内部空間Sの圧力上昇時
には内部空気の逃げ道となる。これにより、ベー
ス1やレンズ2の変形が防止され、またレンズの
曇り発生も防止される。
前記各実施例では空気流通路をスパイラル溝と
したが、第5図に示すようにボルト7にその中心
を通る貫通孔7Aを設けてもよい。その場合には
ベース1の空気抜き孔は不要となる。
以上のように本考案によれば、取付ボルトに空
気流通路としての溝または貫通孔を設け、ベース
等とレンズの間の内部空間とトランク内を連通さ
せるようにしたので、外気の温度変化で内圧が上
昇したときには内部空気が流通路を通つてトラン
ク内に移動するようになり、レンズやベースの変
形を防止できる。しかも、連通先がトランク内で
あるため、空気流通路を通じての水の浸入は略皆
無であり、湿気によるレンズの曇りも解消でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図は第1図のA部の拡大図、第3図及び第5図
はそれぞれ本考案の他の実施例を示す縦断面図、
第4図は第3図のB部の拡大図である。 1……ベース、1A……脚部、1B……突部、
1C及び1C′……空気抜き孔、2……レンズ、
3,6及び7……取付ボルト、3A及び6A……
スパイラル溝、4……ナツト、5……ガスケツ
ト、7A……貫通孔、10……車体、S……内部
空間、T……トランク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースに表示面としてのレンズを内部空間が生
    じる如く取付けて形成した中空体を主構成要素と
    して、自動車の車体後面に取付けるテールラン
    プ、オーナメント等の自動車用表示器具におい
    て、車体に取付けるためのボルトに軸方向に一定
    長以上連続する溝または貫通孔を設け、このボル
    トを内部空間とトランク内に露出部分を有する状
    態で中空体と車体に一体化して、内部空間とトラ
    ンクを連通させることを特徴とする自動車用表示
    器具。
JP19736382U 1982-12-29 1982-12-29 自動車用表示器具 Granted JPS59105542U (ja)

Priority Applications (1)

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JP19736382U JPS59105542U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 自動車用表示器具

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JP19736382U JPS59105542U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 自動車用表示器具

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Publication Number Publication Date
JPS59105542U JPS59105542U (ja) 1984-07-16
JPS6342401Y2 true JPS6342401Y2 (ja) 1988-11-07

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ID=30422709

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JP19736382U Granted JPS59105542U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 自動車用表示器具

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Families Citing this family (2)

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JP4541285B2 (ja) * 2005-11-29 2010-09-08 本田技研工業株式会社 車両用灯火装置
JP4607025B2 (ja) * 2006-01-25 2011-01-05 日東電工株式会社 通気構造

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JPS5631403B2 (ja) * 1977-08-11 1981-07-21

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JPS5631403U (ja) * 1979-08-17 1981-03-27
JPS57111638U (ja) * 1980-12-27 1982-07-10
JPS6348002Y2 (ja) * 1981-03-26 1988-12-12

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JPS5631403B2 (ja) * 1977-08-11 1981-07-21

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JPS59105542U (ja) 1984-07-16

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