JP2572636Y2 - 電装箱 - Google Patents

電装箱

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JP2572636Y2
JP2572636Y2 JP1992037995U JP3799592U JP2572636Y2 JP 2572636 Y2 JP2572636 Y2 JP 2572636Y2 JP 1992037995 U JP1992037995 U JP 1992037995U JP 3799592 U JP3799592 U JP 3799592U JP 2572636 Y2 JP2572636 Y2 JP 2572636Y2
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JP
Japan
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cover
bottom plate
box
outside
ventilation pipe
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民夫 杉元
良美 下平
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は輸送用冷凍装置等に配備
される電装箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電装箱の1例が図2に示されてい
る。電装箱1の内部には図示しない電装品が収納されて
いる。電装箱1の底板1aには通気口12が穿設され、この
通気口12はその上方にこれと間隔を隔てて配設されたカ
バー13によって覆われている。カバー13は電装箱1の内
部においてその底板1aの上面に取付けられ、カバー13は
その両側で電装箱1の内部に開口する。
【0003】しかして、電装箱1の内部を通気口12を介
して外部と連通させることによって、電装箱1内におけ
る結露を防止し、また、この電装箱1内に水が入り込ん
だ場合には、この水を通気口12から排出する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の電装箱にお
いては、これが車両の下部等に設置されている場合、通
気口12から洗車時の水や雨水及び跳ね水等が電装箱1の
内部に入り、電装箱1の内部に収納されている電装品の
故障をもたらすおそれがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
するために考案されたものであって、その要旨とすると
ころは、電装品が収納される箱体の底板をバーリング加
工することによって上記底板から下方に若干量突出する
通気管を形成し、上記底板の下面に断面コ字形のカバー
の両側の脚部を取り付けることによってこのカバーによ
り上記通気管の先端開口をその内径の1/2以下の間隔
を隔てて下方から覆うとともに上記カバーの両端開口を
上記通気管から離れた個所で外部に連通させたことを特
徴とする電装箱にある。
【0006】
【作用】本考案においては、上記構成を具えているた
め、洗車時の水や雨水等はカバーによって遮られ、も
し、これらが底板とカバーとの間に入り込んだ場合に
も、これが通気管の先端開口から電装箱内へ侵入するの
を阻止することができる。
【0007】
【実施例】本考案の1実施例が図1に示されている。図
1(A) は電装箱の縦断面図、(B)は(A) のX−X線に沿
う断面図である。電装箱の箱体1の底板1aには2つの通
気管2がそれぞれ下方へ突出するように、いわゆるバー
リング加工によって形成されている。この通気管2の先
端開口は所定の間隔Cを隔ててカバー3で覆われてい
る。ここに所定の間隔Cとしては通気管2の内径をDと
したとき、C<D/2となるように設定するのが好まし
い。このカバー3は断面コ字形をなし、その両側の脚部
を底板1aの下面に溶接することによって箱体1の外部に
取り付けられている。そして、このカバー3の両端、即
ち、通気管2と対向する以外の箇所で外部に連通してい
る。
【0008】しかして、通気管2は底板1aから下方へ突
出するとともに所定の間隔Cを隔ててカバー3により覆
われているので、洗車時の水や雨水等はカバー3により
遮られ、これらが底板1aとカバー3との間隔Cに入り込
んだ場合にも、通気管2の先端開口から箱体1内に侵入
することがない。そして、箱体1の内部は通気管2、間
隔C及びカバー3の両端開口を介して外部に連通してい
るので、箱体1内の結露を防止できるとともに仮に箱体
1内に水が入ってもこれは通気管2、間隔C及びカバー
3の両端開口を経て外部に排出される。
【0009】
【考案の効果】本考案においては、電装品が収納される
箱体の底板に通気管を形成し、この通気管の先端開口を
カバーにより覆うとともにカバーの両端開口を外部に連
通させたため、電装品が収納される箱体の内部は通気
管、その先端開口とカバーとの間隔、底板とカバーとの
間及びカバーの両端開口を介して外部に連通するので、
箱体内の結露を防止できるとともに仮に箱体内に水が入
ってもこの水は通気管、その先端開口とカバーとの間
隔、底板とカバーとの間及びカバーの両端開口を経て外
部に排出することができる。また、カバーは断面コ字形
をなし、その両側の脚部が底板の下面に取り付けられ、
かつ、このカバーの両端開口が外部に連通しているた
め、洗車時の水や雨水及び跳ね水等の大部分はカバーに
よって遮ぎることができるので、カバーの両端開口から
カバーと底板との間に入るのを抑制することができる。
そして、カバーの一端開口からカバーと底板との間に水
が入った場合であってもこの水をカバーの他端開口から
外部に流出させることができる。また、通気管は箱体の
底板をバーリング加工することによって形成されて底板
から下方に若干量突出しているため、カバーと底板との
間に水が入り込んでも底板の下面上を伝って流れる水は
通気管の根元のバーリングによる傾斜面に沿って下方に
指向せしめられるので、通気管にその先端開口から流入
することはない。更に、通気管の先端開口はその内径の
1/2以下の間隔を隔ててカバーにより下方から覆わ
れ、かつ、カバーの両端開口は通気管から離れた個所で
外部に連通するので、水がカバーの両端開口から直接通
気管の先端開口に浸入するのを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示し、(A) は電装箱の要部
縦断面図、(B) は(A) のX−X線に沿う断面図である。
【図2】従来の電装箱を示し、(A) は要部縦断面図、
(B) は通気口の斜視図である。
【符号の説明】
1 電装箱 1a 底板 2 通気管 3 カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25B 49/02 560 F25D 29/00 B60R 16/02 610

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電装品が収納される箱体の底板をバーリ
    ング加工することによって上記底板から下方に若干量
    出する通気管を形成し、上記底板の下面に断面コ字形の
    カバーの両側の脚部を取り付けることによってこのカバ
    ーにより上記通気管の先端開口をその内径の1/2以下
    の間隔を隔てて下方から覆うとともに上記カバーの両端
    開口を上記通気管から離れた個所で外部に連通させたこ
    とを特徴とする電装箱。
JP1992037995U 1992-05-11 1992-05-11 電装箱 Expired - Fee Related JP2572636Y2 (ja)

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