JPH0124809Y2 - - Google Patents

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JPH0124809Y2
JPH0124809Y2 JP12133184U JP12133184U JPH0124809Y2 JP H0124809 Y2 JPH0124809 Y2 JP H0124809Y2 JP 12133184 U JP12133184 U JP 12133184U JP 12133184 U JP12133184 U JP 12133184U JP H0124809 Y2 JPH0124809 Y2 JP H0124809Y2
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JP
Japan
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lamp
cover
lamp body
ribs
space
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JP12133184U
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JPS6154608U (ja
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本願考案は、自動車等の車両のランプカバーに
関し、詳しくは、ランプを収容する空間が確実に
水蜜封止され、しかも、ランプカバーが取付けら
れるランプボデーに亀裂が発生しにくくなるよう
に改善されたものに関する。
【従来の技術】
従来、ランプボデーは、たとえば実開昭54−
105452号公報に示されているように、オレフイン
系エラストマなどで作られたシートパツキング
(ランプボデー)に、灯具本体(ランプカバー)
の周縁が全周にわたつて密着させられるようにね
じで取付けられ、このランプカバーとランプボデ
ーとの密着によつてランプボデーとランプカバー
で区画される内部空間への水、ダスト等の浸入が
防止される。また、従来のランプカバーでは、ラ
ンプカバーの周縁をすべて封止基準面、すなわ
ち、車体の外板形状にならわせるように形成され
ている。このため、ランプカバーをランプボデー
を介して車体にねじ止めしたときに、ランプカバ
ーの周縁のランプボデーに接触する圧力が上記ね
じの近くに集中する一方、ねじから遠い部位では
ランプカバーのランプボデーへの接触面圧が不十
分になり、良好な封止状態が破られ易くなる問題
がある。また、上記ねじの近傍でのランプボデー
への接触圧力が極大化してランプボデーに亀裂が
入り易くなるという問題もある。
【考案が解決しようとする課題】
本願考案は、上記の事情のもとで考え出された
ものであつて、ランプを収納する部分の全周を確
実良好に封止することができるとともに、ランプ
ボデーの一部への圧力の集中を回避してこれに亀
裂が生じる問題を解消することができるランプカ
バーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この考案では、次
の技術的手段を講じている。 すなわち、本願考案の車両用ランプカバーは、
ランプを保持するランプボデーに対して伏せ状に
重合させられるランプカバーの内部空間に、この
空間を横断する一対のシールリブを設けることに
より、このシールリブおよびカバー側壁によつて
囲まれるランプ収容空間を形成するとともに、上
記一対のシールリブに、それぞれねじ挿通孔を貫
通させたボス部を設ける一方、上記ランプ収容空
間を囲む上記一対のシールリブおよびこれに連続
するカバー側壁の上記ランプボデーに接触する端
縁における上記ボス部以外の部位に、断面山形で
細幅の水切りリブを連続的に設け、かつ、上記ボ
ス部の上記ランプボデー側端面を、上記水切りリ
ブを設けた端縁よりわずかに凹入させたことを特
徴とする。
【考案の作用および効果】
まず、本願考案のランプカバーでは、それ自体
の周縁をランプボデーに押し付けて封止を行うの
ではなく、シールリブによつて、ランプカバーの
内部空間のうち、ランプを囲む比較的小さなラン
プ収容空間を規定し、このランプ収容空間を囲む
部分、すなわち、上記シールリブおよびカバー側
壁をランプボデーに押し付けことにより封止を行
うようにしている。したがつて、ランプカバーそ
れ自体は比較的大きなものとしても、実際にラン
プボデーに対して密着させられた封止される範囲
は狭いので、この範囲を囲む部位のランプボデー
に対する押しつけ力の偏りを極力抑制することが
でき、適当なねじ締め付け力によつて良好な封止
が可能となる。 しかも、本願考案では、上記ランプ収容空間を
囲む部位の端縁に、断面山型で細幅の水切りリブ
が連続的に設けられているので、ランプカバーを
ランプボデーにねじで押しつけたとき、水切りリ
ブがランプボデーに適度に食い込み、これによ
り、ランプカバー側のランプ収容空間のランプボ
デーに対する水蜜封止が一層確実なものとなる。 さらに、本願考案では、ねじ付け部位であるボ
ス部をランプカバーの内部空間を横断するシール
リブに設け、しかも、このボス部のランプボス側
端縁をその他の上記水切りリブを設けた端縁に比
して凹入させているから、ねじの至近がランプボ
デーに強力に押着される問題が解消され、しか
も、水蜜封止のためにより重要なカバー側壁部の
端縁のランプボデーに対する押着力を平均的なも
のとすることができ、これにより、本願考案のラ
ンプカバーのランプボデーに対する封止機能をよ
り一層確実かつ安定したものとすることができる
とともに、ランプボデーへの局所的な押着力集中
に起因するランプボデーの亀裂の問題も解消する
ことができる。
【実施例の説明】
以下、本願考案の実施例を図面を参照しつつ具
体的に説明する。なお、実施例は、ライセンスラ
ンプカバー1に本願考案を適用した例である。 第5図に外観を示すように、本例のランプカバ
ー1は、左右方向に細長い蒲鉾形の殻状に形成さ
れ、ランプ(図示略)を保持したランプボデー7
の樹脂製周縁部に伏せ状に重合押圧された状態
で、車体に固定される。 ランプカバー1の内部空間は、上記ランプボデ
ー7に保持されるべき2個のランプの位置と対応
させて、適当な間隔をおいて2室のランプ収容空
間2が設けられる。各ランプ収容空間2は、第6
図に良く表れているように、ランプカバー1の内
側に、ランプボデー7に対して直交状に、かつラ
ンプカバー1を横断するように延びる一対のシー
ルリブ3,3を設け、このシールリブ3,3とカ
バー側壁6,6で囲まれる空間を、カバー内の他
の空間4,4と区画することにより形成されてい
る。なお、ランプ収容空間2を覆う部分には、透
明のレンズで覆われる透光窓15が設けられてい
る。 そして、各シールリブ3,3の略中央部には、
それぞれ1個のボス部9,9が設けられ、各ボス
部9,9には、その軸心に沿つて各取付けねじ1
0,10を通挿するための挿通孔11,11が貫
通させてある。 一方、上記ランプ収容空間2を囲む一対のシー
ルリブ3,3およびカバー側壁6,6の端縁にお
ける、上記ボス部9,9を除く部位には、第4図
および第6図に良く表れているように、断面山形
で細幅の水切りリブ13が連続的にランプボデー
7に向けて突出形成されている。また、上記ボス
部9,9のランプボス側端面は、第1図および第
2図に良く表れているように、このボス部以外の
上記水切りリブ13が形成される端縁12に対し
てわずかに凹入させてある。 なお、本例において、上記の水切りリブ13
は、第1図および第2図に良く表れているよう
に、その突出量を、上記ボス部9,9から遠ざか
るにしたがつて次第に大きくしてある。 以上の構成を備えるランプカバー1は、ランプ
ボデー7に対して伏せ状に重合され、ボス部9,
9の挿通孔11,11を通したねじ10,10を
車体に締め付けることにより、車体に対して取付
けられる。 本願考案のランプカバー1は、その全周部とラ
ンプボデー7との密着によつて内部空間の封止を
行うのではなく、シールリブ3,3によつて区画
された比較的範囲の狭いランプ収容空間2を、こ
れ囲むシールリブ3,3およびカバー側壁6,6
の端縁をランプボデー7に押着することにより封
止するように構成しているので、各部端縁のラン
プボデー7に対する押着力の偏りを極力抑制する
ことができる。 また、ランプカバー1を固定するべきねじが通
るボス部9,9を除く上記シールリブ3,3およ
びカバー側壁6,6の端縁に、断面山形であつて
細幅の水切りリブ13を設けてあるので、このラ
ンプカバー1をランプボデー7に対して押着した
とき、上記の水切りリブ13がランプボデー7に
食い込み、外部から水、塵等のランプ収容空間2
への浸入を確実に防止することができる。しか
も、本例ではとくに、ねじ10,10によつて部
分的に締着することによりランプカバー1が弾性
変形をすることを踏まえ、上記水切りリブ13の
突出量を上記ボス部9,9から遠ざかるにしたが
つて大きくしてあるので、水切りリブ13のラン
プボデー7への押着および食い込み力を水切りリ
ブ13の長手方向に平均化することができ、より
上記の封止機能が高められる。 さらに、上記ボス部9,9のランプボス側端面
は、水切りリブ13が設けられる端縁12に対し
て凹入させてあるので、ねじ10,10を締め付
けたとき、ねじ10,10の至近が局部的にラン
プボデー7に押着してランプボデー7に亀裂が生
じるといつた事態を回避することができると同時
に、ランプカバー1に適度な弾性変形を惹起させ
て、その復元弾発力によつて上記のように突出量
を異ならせた水切りリブ13のランプボデー7へ
の平均的な押着を助ける。 以上の結果、本願考案の車両用ランプカバーに
よれば、ランプ収容空間の封止が一層確実かつ安
定したものとなるとともに、局部的な押力集中に
起因するランプボデーの破損を効果的に回避する
ことができる。 もちろん、この考案の範囲は上述の実施例に限
定されるものではない。たとえば、実施例はライ
センスランプカバーに本願考案を適用した例であ
るが、その他のランプ、たとえばターンシグナル
ランプやブレーキランプのランプカバーにも本願
考案を適用しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願考案の一例のライセンスランプカ
バーの第5図−線断面に相当する図、第2図
は第1図の−線拡大断面図、第3図は第1図
の−線拡大断面図、第4図は背面図、第5図
は全体斜視図、第6図は背面拡大斜視図である。 1……ライセンスランプカバー、2……ランプ
収容空間、3……シールリブ、6……側壁、7…
…ランプボデー、9……ボス部、10……取付け
ねじ、11……挿通孔、13……水切りリブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ランプを保持するランプボデーに対して伏せ状
    に重合させられるランプカバーの内部空間に、こ
    の空間を横断する一対のシールリブを設けること
    により、このシールリブおよびカバー側壁によつ
    て囲まれるランプ収容空間を形成するとともに、
    上記一対のシールリブに、それぞれねじ挿通孔を
    貫通させたボス部を設ける一方、上記ランプ収容
    空間を囲む上記一対のシールリブおよびこれに連
    続するカバー側壁の上記ランプボデーに接触する
    端縁における上記ボス部以外の部位に、水切りリ
    ブを連続的に設け、かつ、上記ボス部の上記ラン
    プボデー側端面を、上記水切りリブを設けた端縁
    より凹入させたことを特徴とする、車両用ランプ
    カバー。
JP12133184U 1984-08-06 1984-08-06 Expired JPH0124809Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12133184U JPH0124809Y2 (ja) 1984-08-06 1984-08-06

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JP12133184U JPH0124809Y2 (ja) 1984-08-06 1984-08-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6154608U JPS6154608U (ja) 1986-04-12
JPH0124809Y2 true JPH0124809Y2 (ja) 1989-07-26

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JP12133184U Expired JPH0124809Y2 (ja) 1984-08-06 1984-08-06

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JPS6154608U (ja) 1986-04-12

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