JPH0124730Y2 - - Google Patents

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JPH0124730Y2
JPH0124730Y2 JP6449282U JP6449282U JPH0124730Y2 JP H0124730 Y2 JPH0124730 Y2 JP H0124730Y2 JP 6449282 U JP6449282 U JP 6449282U JP 6449282 U JP6449282 U JP 6449282U JP H0124730 Y2 JPH0124730 Y2 JP H0124730Y2
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JP
Japan
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stereo
recording
signal
signals
monaural
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JP6449282U
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JPS58170009U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はステレオ再生装置におけるステレオ・
モノラル判別回路に関し、複数トラツクを有する
記録媒体がステレオ録音であるか、モノラル録音
であるかを面倒な細工を要さず自動的に判断でき
るようにしたものである。
例えば所謂カラオケ用に使用されている8トラ
ツクカートリツヂテープやカセツトテープには、
2チヤンネルステレオ方式のステレオ録音で作成
された4曲入り8トラツクテープと、モノラル録
音で作成された8曲入り8トラツクテープとがあ
るが、これをステレオ装置で再生する場合、従来
はテープのケースに付された表示等によりそれが
ステレオ録音であるか、モノラル録音であるかを
人為的に判断して、ステレオ装置の切換回路をそ
のテープに対応するステレオ出力又はモノラル出
力になるように手動で切換えなければならず、非
常に面倒であつた。またテープやそのケースに予
め判別表示を付しておき、再生装置側に設けた読
取手段でこれを読取り、切換回路を自動的に切換
えるようにしたものがあるが、この場合テープ側
に判別表示を付す面倒を要し、また判別表示を付
した特別なテープしか自動判別できないという欠
点があつた。
本考案は上記問題点を解消したもので、その特
徴とするところは、複数トラツクを有する記録媒
体を複数の再生ヘツドにより再生できるようした
ステレオ再生装置において、Lチヤンネル側の再
生信号とRチヤンネル側の再生信号との低音部信
号を夫々デジタル信号に変換し、これらデジタル
信号のビツトパターンを比較し、このビツトパタ
ーンに相関関係があるときステレオ録音と判別
し、相関関係がないときモノラル録音と判別する
ようにした点にある。
以下、本考案を図示の実施例に従つて説明する
と、第1図は複数の再生ヘツドを有するステレオ
再生装置に組込んだステレオ・モノラル判別回路
のブロツク図を示し、同図において、F1,F2
ローパスフイルターで、ステレオ再生装置のLチ
ヤンネル側の再生信号a1と、Rチヤンネル側の再
生信号a2とを夫々入力し、その30〜700Hzの低音
部信号b1,b2を取出して出力する。MXはアナロ
グマルチプレクサで、低音部信号b1,b2を入力
し、t(2.0×10-4〜5.0×10-4)秒間毎に出力を低
音部信号b1又は低音部信号b2に順次切換える。S
はサンプルホールド回路で、アナログマルチプレ
クサMXから低音部信号b1,b2をフイルターGを
介して入力し、該低音部信号b1,b2の中から連続
した一対のサンプル信号C1,C2をT(1〜3)秒
間おきに取出して出力する。DはA/D変換器
で、サンプルホールド回路Sからアナログ信号と
して入力したサンプル信号C1,C2を8ビツトの
デジタル信号l1,l2に変換し、その変換したデジ
タル信号l1,l2をマイクロコンピユータCOに出力
する。Mはメモリで、A/D変換器Dが出力する
デジタル信号l1,l2をマイクロコンピユータCOを
介して入力し、それを記憶する。マイクロコンピ
ユータCOは前記アナログマルチプレクサMX、
サンプルホールド回路S及びメモリMを制御する
と共に、A/D変換器D又はメモリMから入力す
るデジタル信号l1,l2を一定期間(10秒間程度)
に亘つて比較し、この間のデジタル信号l1,l2
ビツドパターンに相関関係があれば、ステレオ再
生装置にセツトした8トラツクカートリツヂテー
プやカセツトテープ等の記録媒体をステレオ録音
であると判別し、それを示す判別信号d1を出力
し、相関関係がなければモノラル録音であると判
別し、判別信号d2を出力する。即ち、連続する一
対のデジタル信号l1,l2の上位4桁が何れも同一
であれば判別信号d1を出力し、何れかが異なれば
判別信号d2を出力し、この判断信号d1,d2により
ステレオ再生装置の切換回路Qを前記記録媒体に
対応するステレオ又はモノラル出力に切換える。
上記実施例の構成によれば、ステレオ再生装置
に8トラツクカートリツヂテープ又はカセツトテ
ープ等の記録媒体をセツトしてスタートスイツチ
を入れると、該記録媒体の前奏部分において第2
図に示すようなLチヤンネル側の低音部信号b1
Rチヤンネル側の低音部信号b2とがアナログマル
チプレクサMXに夫々入力し、サンプルホールド
回路Sに低音部信号b1,b2がt秒間毎に順次入力
する。そしてサンプルホールド回路SからA/D
変換器Dに第2図に示す如く低音部信号b1に対応
するサンプル信号C1と低音部信号b2に対応するサ
ンプル信号C2とが連続した一対のアナログ信号
としてT秒間おきに入力し、A/D変換器Dでは
サンプル信号C1,C2をデジタル変換して8ビツ
トのデジタル信号l1,l2(例えばl1;10110011、
l2;10110010)を得て、このデジタル信号l1,l2
を順次マイクロコンピユータCOに出力する。コ
ンピユータCOは連続する一対のデジタル信号l1
l2の上4桁が一定期間に亘つて総て同一であれ
ば、判別信号d1を出力して切換回路Qを再生装置
がステレオ出力になるように切換え、何れか1つ
でも異なつていれば、判別信号d2を出力して切換
回路Qを再生装置がモノラル出力になるように切
換える。従つて、記録媒体の前奏部分の10秒間程
度で、ステレオ再生装置にセツトした記録媒体が
ステレオ録音かモノラル録音かを何らの面倒を要
さず確実に判別できる。即ちステレオ録音の場
合、当然LチヤンネルとRチヤンネルとの音楽信
号は別々に色々な信号が録音されているが、30〜
700Hzの所謂低音部信号b1,b2についてはLチヤ
ンネルとRチヤンネルとはほとんど同じ信号が録
音されている確率が非常に高く、一方モノラル録
音の場合はLチヤンネル側とRチヤンネル側とは
互いに異なつた曲が録音されており、低音部でも
相関関係はない。従つて、このことを利用してス
テレオ録音かモノラル録音かを確実かつ迅速に判
別できるのである。
尚、現在、カラオケテープは8曲入りテープが
主流であり、切り換え前の初期状態は8曲入りモ
ノラル状態でスタンバイしている。もし何らかの
エラーを生じ、4曲入りステレオテープ再生時に
ステレオ再生に切り換えが行なわれなくても、カ
ラオケで歌う場合、その歌い手に対しては、何ら
の障害もなく使用できる。
本考案によれば、Lチヤンネル側の再生信号と
Rチヤンネル側の再生信号との低音部信号を夫々
デジタル信号に変換し、これらデジタル信号のビ
ツトパターンに相関関係があるときステレオ録音
と判別し、相関関係がないときモノラル録音と判
別するようにしているので、記録媒体がステレオ
録音であるかモノラル録音であるかを、従来のよ
うに人為的に判別したり或いは記録媒体側に判別
表示を付したりする面倒を何ら要さず、自動的に
判別できる。またこのため記録媒体に対応したス
テレオ再生装置の出力の自動切換えが一層容易に
なる等その実用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図は動作説明用の信号波形図である。 F1,F2……ローパスフイルター、MX……アナ
ログマルチプレクサ、S……サンプルホールド回
路、D……A/D変換器、CO……マイクロコン
ピユータ、M……メモリ、Q……切換回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数トラツクを有する記録媒体を複数の再生ヘ
    ツドにより再生できるようにしたステレオ再生装
    置において、Lチヤンネル側の再生信号とRチヤ
    ンネル側の再生信号との低音部信号を夫々デジタ
    ル信号に変換し、これらデジタル信号のビツトパ
    ターンを比較し、このビツトパターンに相関関係
    があるときステレオ録音と判別し、相関関係がな
    いときモノラル録音と判別するようにしたことを
    特徴とするステレオ・モノラル判別回路。
JP6449282U 1982-05-01 1982-05-01 ステレオ・モノラル判別回路 Granted JPS58170009U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6449282U JPS58170009U (ja) 1982-05-01 1982-05-01 ステレオ・モノラル判別回路

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JP6449282U JPS58170009U (ja) 1982-05-01 1982-05-01 ステレオ・モノラル判別回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58170009U JPS58170009U (ja) 1983-11-12
JPH0124730Y2 true JPH0124730Y2 (ja) 1989-07-26

Family

ID=30074518

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JP6449282U Granted JPS58170009U (ja) 1982-05-01 1982-05-01 ステレオ・モノラル判別回路

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