JPH01246387A - 銅の電解精製法 - Google Patents
銅の電解精製法Info
- Publication number
- JPH01246387A JPH01246387A JP63071218A JP7121888A JPH01246387A JP H01246387 A JPH01246387 A JP H01246387A JP 63071218 A JP63071218 A JP 63071218A JP 7121888 A JP7121888 A JP 7121888A JP H01246387 A JPH01246387 A JP H01246387A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copper
- sulfuric acid
- electrolytic
- electrolyte
- electrolytic refining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000010949 copper Substances 0.000 title claims abstract description 47
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 38
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 37
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 25
- 238000007670 refining Methods 0.000 title claims description 21
- QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N Sulfuric acid Chemical compound OS(O)(=O)=O QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 32
- XTVVROIMIGLXTD-UHFFFAOYSA-N copper(II) nitrate Chemical compound [Cu+2].[O-][N+]([O-])=O.[O-][N+]([O-])=O XTVVROIMIGLXTD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 11
- 238000005868 electrolysis reaction Methods 0.000 claims abstract description 11
- GRYLNZFGIOXLOG-UHFFFAOYSA-N Nitric acid Chemical compound O[N+]([O-])=O GRYLNZFGIOXLOG-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 10
- 229910017604 nitric acid Inorganic materials 0.000 claims abstract description 10
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 claims abstract 2
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 6
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 claims description 5
- 239000008151 electrolyte solution Substances 0.000 claims description 5
- 229910002651 NO3 Inorganic materials 0.000 claims description 4
- -1 nitrate ions Chemical class 0.000 claims description 4
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 claims 1
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 claims 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 claims 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 abstract description 8
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000004857 zone melting Methods 0.000 abstract 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 210000001787 dendrite Anatomy 0.000 description 4
- JPVYNHNXODAKFH-UHFFFAOYSA-N Cu2+ Chemical compound [Cu+2] JPVYNHNXODAKFH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910001431 copper ion Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910000365 copper sulfate Inorganic materials 0.000 description 3
- BERDEBHAJNAUOM-UHFFFAOYSA-N copper(I) oxide Inorganic materials [Cu]O[Cu] BERDEBHAJNAUOM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- ARUVKPQLZAKDPS-UHFFFAOYSA-L copper(II) sulfate Chemical compound [Cu+2].[O-][S+2]([O-])([O-])[O-] ARUVKPQLZAKDPS-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 3
- KRFJLUBVMFXRPN-UHFFFAOYSA-N cuprous oxide Chemical compound [O-2].[Cu+].[Cu+] KRFJLUBVMFXRPN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 description 3
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 3
- 229940112669 cuprous oxide Drugs 0.000 description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 2
- NHNBFGGVMKEFGY-UHFFFAOYSA-N Nitrate Chemical compound [O-][N+]([O-])=O NHNBFGGVMKEFGY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-L Sulfate Chemical compound [O-]S([O-])(=O)=O QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- 238000000137 annealing Methods 0.000 description 1
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002659 electrodeposit Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 1
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 description 1
- 239000013014 purified material Substances 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
- 238000009849 vacuum degassing Methods 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Electrolytic Production Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は銅の電解精製法に関し、特に、平滑、かつ、緻
密で純度の高い電着銅を得ることができる銅の電解精製
法に関する。
密で純度の高い電着銅を得ることができる銅の電解精製
法に関する。
従来の銅の電解精製法として、電解液に硫酸銅と硫酸を
主成分とする硫酸銅浴を使用する方法がある。この方法
はコストが安く、しかも管理が容易であるが、木質的に
電解浴中の硫酸イオン(504−)が析出銅中に吸蔵さ
れる可能性があり、それにより電析物を溶融鋳塊化する
際にCu中にSが混入する恐れがある。しかしながら電
解条件を制御することにより現在99.999%の純度
を得ている。銅純度の指標として残留抵抗比RRR(=
室温での比抵抗/4.2°にでの比抵抗)が用いられる
。
主成分とする硫酸銅浴を使用する方法がある。この方法
はコストが安く、しかも管理が容易であるが、木質的に
電解浴中の硫酸イオン(504−)が析出銅中に吸蔵さ
れる可能性があり、それにより電析物を溶融鋳塊化する
際にCu中にSが混入する恐れがある。しかしながら電
解条件を制御することにより現在99.999%の純度
を得ている。銅純度の指標として残留抵抗比RRR(=
室温での比抵抗/4.2°にでの比抵抗)が用いられる
。
近年、需要の増加している99.9999%以上の超高
純度の銅材を得るためには、RRR値が少なくとも70
00以上とする必要がある。硫酸銅浴による精製方法で
は電析物の帯溶精製の回数を増加させることにより、こ
れの要求に対処している。
純度の銅材を得るためには、RRR値が少なくとも70
00以上とする必要がある。硫酸銅浴による精製方法で
は電析物の帯溶精製の回数を増加させることにより、こ
れの要求に対処している。
これらの方法とは別に、99.999%より高い純度の
銅を得る方法としては硝酸銅浴を使用する精製方法が知
られている。硝酸イオン(NOs−)は電析Cu中に吸
蔵されても溶融鋳塊化する際にNはCuに全く固溶しな
いため、純度低下の原因とならず、高純度化に有利な精
製方法である。
銅を得る方法としては硝酸銅浴を使用する精製方法が知
られている。硝酸イオン(NOs−)は電析Cu中に吸
蔵されても溶融鋳塊化する際にNはCuに全く固溶しな
いため、純度低下の原因とならず、高純度化に有利な精
製方法である。
しかし、従来の硝酸銅浴を使用する銅の電解精製法によ
ると、品質および形状的に良好な電析物が得られる電解
条件の範囲が非常に狭く、管理が難しいという不都合が
ある。
ると、品質および形状的に良好な電析物が得られる電解
条件の範囲が非常に狭く、管理が難しいという不都合が
ある。
−例をあげると、硝酸銅浴の電析物は粒状晶になり易く
、また、亜酸化銅(CuzO)も析出し易い。このよう
な結晶の電析物は溶融鋳塊化する前の洗浄に多くの工程
を有する。そのうえ、溶融の際もCu tOに起因する
酸素を除去する真空脱ガス作業を必要とする。この亜酸
化銅が析出する原因としてはpH値の変動が挙げられる
。電解浴は本質的にpH値が変動し易く、一般に電解の
進行につれてpH値が増加する傾向にある。pH値の増
加は、 2CLI” +H1O+ 2e →Cu2O+ 2 H
”の反応により、陰極にCu、0の析出をひきおこし、
Cuの析出が抑制されると考えられる。
、また、亜酸化銅(CuzO)も析出し易い。このよう
な結晶の電析物は溶融鋳塊化する前の洗浄に多くの工程
を有する。そのうえ、溶融の際もCu tOに起因する
酸素を除去する真空脱ガス作業を必要とする。この亜酸
化銅が析出する原因としてはpH値の変動が挙げられる
。電解浴は本質的にpH値が変動し易く、一般に電解の
進行につれてpH値が増加する傾向にある。pH値の増
加は、 2CLI” +H1O+ 2e →Cu2O+ 2 H
”の反応により、陰極にCu、0の析出をひきおこし、
Cuの析出が抑制されると考えられる。
従って、本発明の目的は電解条件の管理を容易にする銅
の電解精製法を提供することである。
の電解精製法を提供することである。
本発明の他の目的は電解浴のpH値の変動を抑えて陰極
にCu、0の析出しないようにする銅の電解精製法を提
供することである。
にCu、0の析出しないようにする銅の電解精製法を提
供することである。
本発明は上記の目的を実現するため、硝酸銅を含む水溶
液に所定量の硫酸を添加したものを電解液とし、更に電
解の進行中に硝酸を連続または間欠的に滴下する銅の電
解精製法を提供する。
液に所定量の硫酸を添加したものを電解液とし、更に電
解の進行中に硝酸を連続または間欠的に滴下する銅の電
解精製法を提供する。
即ち、本発明の銅の電解精製法は、純水中に高純度に精
製した硝酸銅(Cu(NOs)z ・3HzO)を1.
5mol/j2溶解し、これに所定量の硫酸を添加する
ことで硝酸イオン(NOff−)e1度を安定化させ、
さらに電解の進行中において、微量の硝酸を間欠的ある
いは連続的に滴下供給する。
製した硝酸銅(Cu(NOs)z ・3HzO)を1.
5mol/j2溶解し、これに所定量の硫酸を添加する
ことで硝酸イオン(NOff−)e1度を安定化させ、
さらに電解の進行中において、微量の硝酸を間欠的ある
いは連続的に滴下供給する。
被精製材を陽極として陰極に精製材を析出させる電解液
において、硫酸の添加量は、0.2g/ jl!以下で
は硝酸イオンが変化しやすくなり、電析物が樹枚状晶に
なる。20g/ 1以上では電着物への504− イオ
ンの吸蔵により銅純度が次第に低下するので出来る限り
硫酸の添加量を抑えるようにする。この調整液だけでは
電解の進行中にpH値が変動をおこし易いため、これに
20%(重量パーセント)濃度の硝酸を、例えば、0.
05cc/mm 〜0.01cc/mmの割合で間欠的
あるいは連続的に滴下供給してpH値を0.1〜1.5
の範囲に維持する。この場合、pH値が1.5°より大
きいとCuzOが陰極に析出し、pH値が0.1より小
さくなると陰極でのH2ガス発生量が増加するようにな
り、電流効率が著しく低下する。
において、硫酸の添加量は、0.2g/ jl!以下で
は硝酸イオンが変化しやすくなり、電析物が樹枚状晶に
なる。20g/ 1以上では電着物への504− イオ
ンの吸蔵により銅純度が次第に低下するので出来る限り
硫酸の添加量を抑えるようにする。この調整液だけでは
電解の進行中にpH値が変動をおこし易いため、これに
20%(重量パーセント)濃度の硝酸を、例えば、0.
05cc/mm 〜0.01cc/mmの割合で間欠的
あるいは連続的に滴下供給してpH値を0.1〜1.5
の範囲に維持する。この場合、pH値が1.5°より大
きいとCuzOが陰極に析出し、pH値が0.1より小
さくなると陰極でのH2ガス発生量が増加するようにな
り、電流効率が著しく低下する。
以下、本発明の銅の電解精製法を詳細に説明する。
純水中に予め高純度に精製した硝酸銅結晶(CLI(N
O:l)2 ・3HzO)を1.5mol/ lの濃度
に溶解し、これに所定量の硫酸を添加調整した水溶液を
電解液とする。純度99.996%の無酸素銅を陽極と
し、純度99.9993%の銅条(厚さ0.1胴)を陰
極として液温25゛C1電解密度3、OA/dm2で電
解精製を行う。電解進行中はこれに20%(重量パーセ
ント)濃度の硝酸を0.005cc/min〜0.01
cc/minの割合で連続的に滴下供給し、初期のpH
値を維持管理する。電解精製した銅材は真空溶解後、帯
溶精製で直径l0IIT[Ilφの丸棒とし、これを伸
線して直径1.0+nmφの線材とし、550°Cで焼
鈍後、RRR値を測定した。下表は本発明の電解精製法
における電解浴OpH値と電析銅の結晶の状況並びにR
RR値の測定結果である。
O:l)2 ・3HzO)を1.5mol/ lの濃度
に溶解し、これに所定量の硫酸を添加調整した水溶液を
電解液とする。純度99.996%の無酸素銅を陽極と
し、純度99.9993%の銅条(厚さ0.1胴)を陰
極として液温25゛C1電解密度3、OA/dm2で電
解精製を行う。電解進行中はこれに20%(重量パーセ
ント)濃度の硝酸を0.005cc/min〜0.01
cc/minの割合で連続的に滴下供給し、初期のpH
値を維持管理する。電解精製した銅材は真空溶解後、帯
溶精製で直径l0IIT[Ilφの丸棒とし、これを伸
線して直径1.0+nmφの線材とし、550°Cで焼
鈍後、RRR値を測定した。下表は本発明の電解精製法
における電解浴OpH値と電析銅の結晶の状況並びにR
RR値の測定結果である。
電析物の形状(注)
*:樹枝状晶(CuzO)
Δ:柱状品と樹枝状晶混合(CuzO)○:平滑でかつ
緻密 上表から明らかなように、硫酸の添加量が0.2g/I
以下で電解浴のpH値が1.5より大きいと陰極は樹枝
状晶になり、CLIZOが析出しやすくなる。硫酸量が
20g/ 1以上ではI?I?I?値が減少し、純度が
低下する。また、pH値が0.1より小さいと陰極でH
2ガスの発生量が増加し、電流効率が悪くなる。従って
、電解液pH値は1.5〜0.1の範囲が望ましい。ま
た、電解液中の銅イオン濃度は・30g/ Q〜150
g/ lに調整される。ここで、銅イオン濃度30g/
I!、以下では樹枝状晶、銅イオン濃度150g/
1.以上ではこぶ状の結晶が析出するためである。
緻密 上表から明らかなように、硫酸の添加量が0.2g/I
以下で電解浴のpH値が1.5より大きいと陰極は樹枝
状晶になり、CLIZOが析出しやすくなる。硫酸量が
20g/ 1以上ではI?I?I?値が減少し、純度が
低下する。また、pH値が0.1より小さいと陰極でH
2ガスの発生量が増加し、電流効率が悪くなる。従って
、電解液pH値は1.5〜0.1の範囲が望ましい。ま
た、電解液中の銅イオン濃度は・30g/ Q〜150
g/ lに調整される。ここで、銅イオン濃度30g/
I!、以下では樹枝状晶、銅イオン濃度150g/
1.以上ではこぶ状の結晶が析出するためである。
[発明の効果]
以上説明した通り、本発明の銅の電解精製法によれば、
硝酸銅と硫酸を添加調整した水溶液を電解液とし、さら
に電解進行中に微量の硝酸を滴下供給することにより安
定したpH値を維持管理することができる。このため、
電析物の結晶の形状が大幅に改善される。また、工数の
増加による製造コストの上界を伴わずに高純度の銅が得
られる。
硝酸銅と硫酸を添加調整した水溶液を電解液とし、さら
に電解進行中に微量の硝酸を滴下供給することにより安
定したpH値を維持管理することができる。このため、
電析物の結晶の形状が大幅に改善される。また、工数の
増加による製造コストの上界を伴わずに高純度の銅が得
られる。
Claims (4)
- (1)被精製剤として銅を陽極とし、硝酸銅を含む水溶
液を電解液として精製された銅材を陰極に析出させる銅
の電解精製法において、 前記電解液中に硫酸を添加して硝酸イオン濃度を安定化
し、更に、電解の進行中に微量の硝酸を連続または間欠
的に滴下することを特徴とする銅の電解精製法。 - (2)前記電解液は前記硫酸の添加によって硫酸濃度を
0.2g/l〜20g/lに調整され、前記微量の硝酸
を添加することによりpH値を0.1〜1.5に調整さ
れることを特徴とする請求項第1項記載の銅の電解精製
法。 - (3)前記電解液はCuイオン濃度を30g/l〜15
0g/lに調整される請求項第1項記載の銅の電解精製
法。 - (4)被精製材として銅を陽極とし、硝酸銅を含む水溶
液を電解液として精製された銅材を陰極に析出させる銅
の電解精製法において、 前記電解液中に硫酸を添加して硝酸イオン濃度を安定化
し、更に、電解の進行中に微量の硝酸を連続または間欠
的に滴下し、前記陰極に精製された銅を無酸化雰囲気中
で溶解鋳塊し、これを帯溶精製することを特徴とする銅
の電解精製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63071218A JPH01246387A (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | 銅の電解精製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63071218A JPH01246387A (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | 銅の電解精製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01246387A true JPH01246387A (ja) | 1989-10-02 |
Family
ID=13454317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63071218A Pending JPH01246387A (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | 銅の電解精製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01246387A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107974695A (zh) * | 2017-11-17 | 2018-05-01 | 金川集团股份有限公司 | 一种一次电解法生产超高纯铜的方法 |
-
1988
- 1988-03-25 JP JP63071218A patent/JPH01246387A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107974695A (zh) * | 2017-11-17 | 2018-05-01 | 金川集团股份有限公司 | 一种一次电解法生产超高纯铜的方法 |
CN107974695B (zh) * | 2017-11-17 | 2020-01-10 | 金川集团股份有限公司 | 一种一次电解法生产超高纯铜的方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5024737A (en) | Process for producing a reactive metal-magnesium alloy | |
JPH08990B2 (ja) | 超高純度銅の製造方法 | |
CN101392388B (zh) | 一种多金属粗铜的电解方法 | |
JPS6184389A (ja) | 高純度電気銅の製造方法 | |
US2923671A (en) | Copper electrodeposition process and anode for use in same | |
JP4232088B2 (ja) | 高純度電気銅の製造方法 | |
JPH01246387A (ja) | 銅の電解精製法 | |
CN112725841A (zh) | 一种稀土合金材料及其制备方法 | |
JPH0277592A (ja) | 銅の電解精製法 | |
JPH01184295A (ja) | 高純度アルミニウム−リチウム母合金の製造方法 | |
JPH0653949B2 (ja) | 銅の電解精製方法 | |
US2623848A (en) | Process for producing modified electronickel | |
JP2623267B2 (ja) | 低銀品位の高純度電気銅の製造法 | |
GB2343683A (en) | Method for preparation of target material for spattering | |
JPS6133918B2 (ja) | ||
JPH04365889A (ja) | 銅の電解精製方法 | |
JPH089791B2 (ja) | 銅の電解精製法 | |
JP2570076B2 (ja) | 高純度ニッケルの製造方法 | |
Ďurišinová | Factors influencing quality of electrolytic copper powder | |
JPS63307291A (ja) | 高純度銅の製造方法 | |
JPH06306671A (ja) | 金電解方法 | |
JPS5935421B2 (ja) | メッキショット塊用亜鉛基鉄合金及び亜鉛基鉄合金メッキショット塊 | |
US2966407A (en) | Electrolytic recovery of nickel | |
JPS6024198B2 (ja) | 銅メツキ用アノード材の製造方法 | |
JPH08108251A (ja) | 超電導用の銅管材の製造方法 |