JPH01246277A - ジヒドロベンゾフラン誘導体 - Google Patents

ジヒドロベンゾフラン誘導体

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JPH01246277A
JPH01246277A JP63072816A JP7281688A JPH01246277A JP H01246277 A JPH01246277 A JP H01246277A JP 63072816 A JP63072816 A JP 63072816A JP 7281688 A JP7281688 A JP 7281688A JP H01246277 A JPH01246277 A JP H01246277A
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JP
Japan
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group
hydroxymethyl
dichloro
compound
dihydro
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Pending
Application number
JP63072816A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Takamura
高村 則夫
Kuniyuki Oda
小田 邦幸
Shinichi Kotado
古田土 真一
Isao Yamaguchi
勲 山口
Yoshiaki Akimoto
秋本 芳明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanabe Seiyaku Co Ltd
Original Assignee
Tanabe Seiyaku Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tanabe Seiyaku Co Ltd filed Critical Tanabe Seiyaku Co Ltd
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は利尿作用及び尿酸排泄作用を有する新規ジヒド
ロベンゾフラン誘導体に関する。
(従来技術) 利尿剤は主として腎尿細管に作用し、水分や電解質の再
吸収を抑制し、それらの排泄を促進させる薬剤である。
このような利尿剤としてはクロロサイアザイド、ヒドロ
クロロサイアザイドの如きサイアザイド系利尿剤、フロ
セミド、エタクリン酸の如きループ利尿剤等が知られて
いる。しかしながら、従来用いられてきた利尿剤は一般
に高尿酸血症を合併しやすく、この過剰な尿酸が体内の
組織中に沈着することによって間質性腎炎や痛風等の疾
患を招来することが少なくなかった。そのため水分や電
解質の排泄を促進すると共に、尿酸の排泄をも促進する
利尿剤の開発が望まれていた。
(発明の構成及び効果) 本発明は下記−数式(1)で示されるジヒドロベンゾフ
ラン誘導体及びその塩に関する。
υ (但し、環Aは置換基を有していてもよい5又は6置台
窒素複素単環式基、Xはハロゲン原子、Rはヒドロキシ
メチル基、カルボキシル基又は低級アルコキシカルボニ
ル基を表す。) 本発明のジヒドロベンゾフラン誘導体及びその塩はいず
れも新規化合物であるとともに、優れた利尿作用及び尿
酸排泄促進作用を有する。例えば、−夜絶食させたラッ
トに生理食塩水を経口投与し、その1時間後に検体のカ
ルボキシメチルセルロース懸濁液を経口投与(投与量;
 100 mg/kg)して尿量及び尿酸排泄量を調べ
たところ、本発明の化合物である6、7−ジクロロ−2
,3−ジヒドロ−2−ヒドロキシメチル−5−(1−メ
トキシメチル−5−ピラゾリルカルボニル)ベンゾフラ
ン、6.7−ジクロロ−2,3−ジヒドロ−5−(1−
メチル−5−ピラゾリルカルボニル)−2−ベンゾフラ
ンカルボン酸等を投与した群は検体非投与群に比べて約
4倍の尿量増加を示し、また6、7−ジクロロ−2,3
−ジヒドロ−5−(4−ピリジルカルボニル)−2−ベ
ンゾフランカルボン酸等を投与した群は検体非投与群に
比べて2倍以上の尿酸排泄量増加を示した。
本発明の有効成分であるジヒドロベンゾフラン誘導体(
I)の具体例としては、−数式(1)において、環Aが
置換基を有していてもよいピラゾリル基、イミダゾリル
基、ピリジル基、チアゾリル基の如き5又は6置台窒素
複素単環式基であり;Xが塩素原子、臭素原子、ヨウ素
原子の如きハロゲン原子であり;Rがヒドロキシメチル
基、カルボキシル基又は低級アルコキシカルボニル基で
ある化合物があげられる。
ここで、含窒素複素単環式基に置換しうる置換基として
は、例えばハロゲン原子、低級アルキル基、フェニル基
の如きアリール基、低級アルコキシ基置換低級アルキル
基、低級アルコキシ低級アルコキシ基置換低級アルキル
基等があげられる。
これらの化合物のうち、好ましい化合物としては、−数
式(1)において、環Aがハロゲン原子、低級アルキル
基、低級アルコキシ基置換低級アルキル基及び低級アル
コキシ−低級アルコキシ基置換低級アルキル基からなる
群から選ばれる基で置換されていてもよいピラゾリル基
、イミダゾリル基、ピリジル基又はチアゾリル基である
化合物があげられる。
より好ましい化合物としては、−数式(1)において環
Aが1−低級アルキルー5−ピラゾリル基、1−(低級
アルコキシ−低級アルキル)−5−ビラゾリル基又はl
−低級アルキルー2−イミダゾリル基、2−ハロゲノ−
5−チアゾリル基又は4−ピリジル基の化合物であり、
このうち更に好ましい化合物としてはXが塩素原子であ
り、Rがヒドロキシメチル基又はカルボキシル基である
化合物があげられる。
また、本発明の上記具体例において、他の好ましい化合
物群は、低級アルキル基及び低級アルコキシ基が炭素数
1〜6、とりわけ炭素数1〜4のアルキル基及びアルコ
キシ基の化合物である。
なお、本発明の化合物(I)は分子内に不斉炭素原子1
個を有するため2種の光学異性体が存在するが、本発明
はこれら2種の光学異性体及びその混合物のいずれをも
包含するものである。
本発明によれば、ジヒドロベンゾフラン誘導体(I)は
、 (A)−数式 (但し、R1は保護されていてもよいヒドロキシメチル
基、カルボキシル基又は低級アルコキシカルボニル基を
表し、環A及びXは前記と同一意味を有する。) で示されるアルコール化合物を酸化して一数式(但し、
R’、環A及びXは前記と同一意味を有する。)で示さ
れる化合物を製し、該化合物(III)において、基R
1が保護されたヒドロキシメチル基である場合には、更
に保護基を除去して製造することができる。
また、目的化合物(1)のうち、−数式(但し、環A及
びXは前記と同一意味を有する。)で示されるアルコー
ル化合物は、 CB)−数式 (但し、環A及びXは前記と同一意味を有する。)で示
されるフェノール化合物をエポキシ化した後、閉環反応
に付すことによって製することもできる。
更に、目的化合物(I)のうち、−数式(但し、環A及
びXは前記と同一意味を有する。)で示されるカルボン
酸化合物は、 (C)ジヒドロベンゾフラン化合物(1−A)を酸化す
ることによって製することもできる。
更にまた、目的化合物(I)のうち、−数式(但し、R
2は低級アルキル基を表し、環A及びXは前記と同一意
味を有する。) で示されるカルボン酸エステル化合物は、CD)カルボ
ン酸化合物(I−B)をエステル化することにより製す
ることもできる。
以下、上記反応を詳細に説明する。
〔A法及びC法〕  アルコール化合Th (n)又は
(1−A)の酸化はの酸化反応は該化合物を酸化剤で処
理することにより実施することができる。
酸化剤としては、例えばクロム酸及び硫酸からなるジョ
ーンズ試薬、二酸化マンガン、無水クロム酸、過マンガ
ン酸カリウム、重クロム酸ピリジニウム塩等の如き金属
酸化剤を好適に用いることができ、A法では更に、無水
酢酸−ジメチルスルホキシド、クロラニル、2,3−ジ
クロロ−5,6−ジシアツベンゾキノン、四酸化二窒素
等を、またC法ではパラジウム触媒存在下の酸素等も用
いることができる。本反応は適当な溶媒(メチレンクロ
リド、クロロホルム、ジメチルスルホキシド等)中冷却
〜加熱下に実施することができる。
A法の反応で用いるアルコール化合物(II)において
、1171が保護されたヒドロキシメチル基である場合
、保護基としては例えば、L−ブチルジメチルシリル基
、トリメチルシリル基の如き低級アルキルシリル基1、
メトキシメチル基、エトキシメチル基の如き低級アルコ
キシ置換低級アルキル基、ベンジル基の如きフェニル低
級アルキル基、テトラヒドロピラニル基等をいずれも適
宜用いることができる。
なお、A法の酸化反応において原料化合物(■)として
R1がヒドロキシメチル基である化合物を用い、酸化剤
としてジョーンズ試薬を使用すれば、−挙に一般式(I
I[)においてR1がカルボキシル基である化合物とす
ることができる。
A法の酸化反応により得られる化合物(I[[)におい
て、R1が保護されたヒドロキシメチル基である場合、
当該保護基の除去は、保護基の種類に応じ酸処理、塩基
処理、加水分解、還元等の常法により実施することがで
きる。
〔B法〕 フェノール化合物(IV)のエポキシ化は該
化合物を酸化剤で処理することにより実施することがで
き、これに続く閉環反応は酸化生成物を加熱することに
よって実施することができる。
本エポキシ化反応において、酸化剤としては、例えばメ
タクロロ過安息香酸、過酢酸、過酸化水素等を適宜使用
することができ、本反応は適当な溶媒(メチレンクロリ
ド、クロロホルム、酢酸等)中塗却下〜加熱下に実施す
ることができる。かくして得られるフェノール化合物(
IV)の了りル基部分が2,3−エポキシプロピル基に
変換された酸化物の閉環反応は溶媒(例えば、トルエン
、キシレン等)中又は無溶媒で加熱下に実施することが
できる。
〔D法〕 ベンゾフランカルボン酸化合物(r−B)の
エステル化は、例えばジアゾ低級アルカン、低級アルカ
ノール又はハロゲン化低級アルキルを用い、脱酸剤(例
えば、水酸化アルカリ金属等)の存在下又は非存在下で
実施することができる。
本反応は溶媒(例えばメタノール、エタノール、ジメチ
ルホルムアミド等)中塗却下〜加熱下に好適に進行する
上記の如くして得られるジヒドロベンゾフラン誘導体(
I)は酸又はアルカリで処理する等の常法によりその塩
とすることができる。
本発明のジヒドロベンゾフラン誘導体(1)及びその塩
は優れた利尿作用及び尿酸排泄促進作用を併せもつとい
う特徴を有するため、うっ血性心不全、種々の浮腫(例
えば、肝臓性、腎炎性、心臓性、妊娠性、リンパ性又は
薬物性浮腫等)、肺水腫、腹水症、胸膜浸出、間質性腎
炎、痛風或いは高尿酸血症等の疾患の治療・予防に使用
することができる。
本発明のジヒドロベンゾフラン誘導体(I)は遊離型或
いはその塩の形のいずれの形でも医薬として使用するこ
とができ、化合物(I)の塩としては、例えばナトリウ
ム塩、カリウム塩の如きアルカリ金属塩、カルシウム塩
の如きアルカリ土類金属塩、塩酸塩、臭化水素酸塩の如
き鉱酸塩、メタンスルホン酸塩、シュウ酸塩の如き有機
酸塩等を好適にあげることができる。
本発明の化合物は、経口的にも非経口的にも投与するこ
とができる。経口的に投与する場合には、そのまま又は
経口投与に適した賦形剤、結合剤、崩壊剤、湿潤剤等の
医薬担体と共に医薬製剤として使用することができる。
このような医薬製剤は錠剤、カプセル剤、顆粒剤の如き
固型剤であってもよく、また溶液、懸濁液、乳液等の如
き液剤であってもよい。一方、非経口投与で用いる場合
、例えば注射剤等として使用することができる。
本発明の目的化合物(I)又はその塩の投与量は、投与
方法、患者の年齢、体重、状態及び疾患の種類によって
も異なるが、通常1日当たり0.1〜300■/kg、
とりわけ0.3〜100■/ kgであるが好ましい。
本発明の原料化合物(II)は、例えば−数式(但し、
X及びR1は前記と同一意味を有する。)(但し、Yは
水素原子又はハロゲン原子を表し、環Aは前記と同一意
味を有する。) で示される含窒素複素単環式化合物とを反応させ、環A
がハロゲン原子で置換された5又は6責合窒素複素単環
式基である場合は、所望により更に接触還元によって脱
ハロゲン化することにより製することができる。
また、本発明の原料化合物(IV)は、例えば−般弐 υ (但し、環A及びXは前記と同一意味を有する。)で示
される化合物とハロゲン化アリルとを反応させた後、加
熱することにより製することができる。
実施例1 (1)  (1−メトキシメチル−5−ピラゾリル)〔
6,7−ジクロロ−2,3−ジヒドロ−2−(t−ブチ
ルジメチルシリルオキシメチル)ベンゾフラン−5−イ
ル〕メタノール8.2g、二酸化マンガン37.7 g
及びメチレンクロリド180dの混合物を室温で4.5
日間攪拌した後、反応液をろ過する。メチレンクロリド
で洗浄し、ろ液と洗液とを合わせ、溶媒を留去すること
により6,7−ジクロロ−2,3−ジヒドロ−2−(t
−ブチルジメチルシリルオキシメチル)−5−(1−メ
トキシ。
メチル−5−ピラゾリルカルボニル)ベンゾフラン6.
87gを油状物として得る。
(2)本品6.81gのメタノール60−溶液に10%
塩酸12−を加え、室温で30分間攪拌する。反応液に
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてp)18〜9と
した後、メタノールを留去する。残査を酢酸エチルで抽
出し、水洗、乾燥後、溶媒を留去する。
残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液;
クロロホルム−酢酸エチル)で精製することにより6,
7−ジクロロ−2,3−ジヒドロ−2−ヒドロキシメチ
ル−5−(1−メトキシメチル−5−ピラゾリルカルボ
ニル)ベンゾフラン4゜45gを得る。
m、p、89〜91℃ Mass軸/e)  : 356  (M”)NMR(
CDC1i)δ; 3.41(s、 3H)、 3.2
−3.5(m+ 2H)。
3.95(m、 2H)、 5.17(m、 18)、
 5.88(s、 2H)、 6.53(d、 1)1
. J=21(z)、 7.20(s、 1)1)、 
7.56(d、 IH,J=2Hz) 実施例2〜14 (1)対応する(ジヒドロベンゾフラン−5−イル)メ
タノール化合物を実施例1−(1)と同様に処理するこ
とにより下記第1表記載の化合物を得る。
第1表 (但し、z’=t−ブチルジメチルシリル基を表す。)
(2)第1表記載の化合物を実施例1−(2)と同様に
処理することにより下記第2表記載の化合物を得る。
第2表 注)実施例2の目的物のNMR(CDCI :I)δ:
1.49(t、 3H,J=711z)、 3.27(
m、 211L 3.90(m、 2B)、 4.66
(q、 2H,J=711z)、 5.09(m、 L
H)。
6.43(d、  IH,J=21(z)、  7.1
7(s、  IH)、  7.46(d、IH,J=2
Hz) 実施例9の目的物のNMR(CDCI りδ;3.29
(m、 2H)、 3.87(m、 2H)、 5.1
3(m、 LH)。
7.45(s、 LH)、 7.74(d、 LH,J
=3Hz)、 8.04(d。
IH,J=3Hz) 実施例11の目的物のNMR(CDCh+D門5o−d
6)δ;3.33(d−1ike、 2H)、 3.7
8(m、 2H)、 5.04(Ill。
1)1)、 7.3Hs、 1)1)、 7.85(s
、 IH)実施例15 (1−メチル−5−ピラゾリル)(6,7−ジクロロ−
2,3−ジヒドロ−2−ヒドロキシメチルベンゾフラン
−5−イル)メタノール100mg、二酸化マンガン7
90mg及びメチレンクロリド5 mlの混合物を室温
で4日間攪拌する。反応液をろ過し、メチレンクロリド
で洗浄後、ろ液と洗液と合わせ、溶媒を留去する。残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液;酢酸
エチル)で精製することにより6.7−ジクロロ−2,
3−ジヒドロ−2−ヒドロキシメチル−5−(1−メチ
ルー5−ビラプリルカルボニル)ベンゾフラン20mg
を得る。
m、p、138〜139℃ M a s s (m/e): 326  (M”)実
施例16〜17 対応する(ジヒドロベンゾフラン−5−イル)メタノー
ル化合物を実施例15と同様に処理することにより下記
第3表記載の化合物を得る。
第3表 実施例18 (1)2.3−ジクロロ−4−(1−メチル−5−ピラ
ゾリルカルボニル)フェノール8.35 g、臭化アリ
ル5.59 g及び炭酸カリウム10.64 gのアセ
トン180i懸濁液を3時間還流する。反応液をろ過し
、ろ液より溶媒を留去する。残香をトルエンに溶解し、
活性炭処理後、溶媒を留去することにより、(2,3−
ジクロロ−4−アリルオキシフェニル)(1−メチル−
5−ピラゾリル)メタノン8.36gを得る。
m、p、118〜119℃ (2)本島8.20gのN、N−ジメチルアニリン8〇
−懸濁液をアルゴン雰囲気下、200℃で25時間攪拌
する。冷却後、反応液にエーテルを加え、5%水酸化ナ
トリウム水溶液で抽出する。抽出液をエーテルで洗浄後
、酢酸でpH5〜6に調整し、クロロホルムで抽出し、
抽出液を水洗、乾燥後溶媒を留去し、残香をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製することにより、6−
アリル−2゜3−ジクロロ−4−(ニーメチル−5−ピ
ラゾリルカルボニル)フェノール5.16gヲ得る。
m、  p、141〜143’C (3)本島5.11gのメチレンクロリド14〇−溶液
にメタクロロ過安息香酸4.24gを加え、室温にて3
日間攪拌する。反応液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
と水で順次洗浄し、乾燥後、溶媒を留去する。残香をア
ルゴン気流下30分間100℃に加熱した後、シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(溶出液;酢酸エチル)で
精製することにより6゜7−ジクロロ−2,3−ジヒド
ロ−2−ヒドロキシメチル−5−(1−メチル−5−ピ
ラゾリルカルボニル)ベンゾフラン3.51 gを得る
本島の物理恒数は実施例15の目的物のそれと一致した
実施例19 6.7−ジクロロ−2,3−ジヒドロ−2−ヒドロキシ
メチル−5−(1−メトキシメチル−5−ビラプリルカ
ルボニル)ベンゾフラン2.62 gのジメチルホルム
アミド40m1溶液に重クロム酸ピリジニウム塩12.
14 gを加え、室温で17.5時間、50℃で7時間
、更に室温で16時間攪拌する。反応液を水中に注ぎ、
酢酸エチルで抽出する。抽出液を水洗した後、10%炭
酸水素ナトリウム水溶液で抽出する。この抽出液を酢酸
エチルで洗浄後、濃塩酸でp)Iを約3に調製し、析出
晶をろ取する。該結晶を水及びエーテルで順次洗浄した
後、減圧下に乾燥することにより6.7−ジクロロ−2
,3−ジヒドロ−5−(1−メトキシメチル−5−ピラ
ゾリルカルボニル)−2−ベンゾフランカルボン酸1.
03gを得る。
m、p、162〜164”C Mass(m/e)  : 370 (M”)NMR(
CDCI:++DMSO−ds)δ; 3.37(s、
 38)、3.3−3.7(m。
2H)、 5.38(t−1ike、 LH)、 5.
84(s、 2H)、 6.50(d。
1、H,J=2Hz)、 7.18(s、 IH)、 
7.54(d、 IH,J=2Hz)実施例20〜33 対応する2−ヒドロキシメチル−ジヒドロベンゾフラン
化合物を実施例19と同様に処理することにより下記第
4表記載の化合物を得る。
第  4  表 注)実施例20の化合物のNMR(DMSO−d6)δ
;1.48(t、 3H,J=7Hz)、 3.58(
m、 2H)、 4.65(q。
2H,J=7Hz)、 5.37(dd、 IH,J=
7Hz、 10Hz)。
6.44(d、 IH,J=2Hz)、 7.20(s
、 18)、 7.46(d。
1)1. J・2Hz) 、実施例21の化合物のNMR(DMSO−d6)δ;
1.55(d、 611. J=6Hz)、 3.55
(m、 2H)、 5.2−5.7(m、 2H)、 
6.39(d、 LH,J=2Hz)、 7.16(s
、 LH)。
7.48(d、 LH,J=2Hz) 実施例24の化合物のNMR(CDCI 3)δ;1.
18(t、 3H,J=7Hz)、 3.61(q、2
H,J=7Hz)。
3.64(m、 2H)、 5.45(m、 LH)、
 5.92(s、 18)。
6.49(d、 IH,J=2Hz)、 7.18(s
、 IH)、 7.56(d。
IH,J=2Hz) 実施例2日の化合物のNMR(DMSO−d6)δ;3
.57(m、 28)、 5.54(dd、 LH,J
=7Hz、 9Hz)。
7.43(s、 IH)、 7.62(m、 2H)、
 8.82(m、 2H)実施例34 6.7−ジクロロ−2,3−ジヒドロ−2−ヒドロキシ
メチル−5−(1−メチル−5−ピラゾリルカルボニル
)ベンゾフラン2.39gのアセトン5〇−溶液に8N
ジョーンズ試薬7−を15〜20℃で5時間を要して徐
々に滴下し、室温で1時間攪拌する。反応液に水冷下イ
ソプロパツール5 mlを滴下した後、ろ過する。ろ液
を濃縮し、残香に水を加えた後、飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液及び10%水酸化ナトリウム水溶液でpH9〜
10に調整する。
この混合物を酢酸エチルで洗浄した後、水層を10%塩
酸でpH2として酢酸エチルで抽出する。抽出液を水洗
、乾燥し、炭素粉末で処理した後、?M縮する。析出晶
をろ取することにより6,7−ジクロロ−2,3−ジヒ
ドロ−5−(1−メチル−5−ピラゾリルカルボニル)
−2−ベンゾフランカルボン酸1.10gを得る。
m、p、195〜197℃ Mass(m/e): 340  (M”)NMR(D
MSO−d6)δ;3.6Hm、 2H)、 4.21
(s、 3H)。
5.55(m、 LH)、 6.59(d、 LH,J
=2Hz)、 7.47(s、 IH)。
7.55(d、 IH,J=2Hz) 実施例35 6.7−ジクロロ−2,3−ジヒドロ−2−ヒドロキシ
メチル−5−(2−ピリジルカルボニル)ベンゾフラン
470mgを実施例34と同様に処理することにより6
,7−ジクロロ−2,3−ジヒドロ−5−(2−ピリジ
ルカルボニル)−2−ベンゾフランカルボン酸241m
gを得る。
m、p、220〜224℃(分解) Mass(m/e): 302  (M”−CI)実施
例36 (1−メチル−5−ピラゾリル)(6,7−ジクロロ−
2,3−ジヒドロ−2−ヒドロキシメチルベンゾフラン
−5−イル)メタノール120mgを実施例34と同様
(但し、ジョーンズ試薬は1.4−を使用した)に処理
することにより6.7−ジクロロ−2,3−ジヒドロ−
5−(1−メチル−5=ビラプリルカルボニル)−2−
ベンゾフランカルボン酸45mgを得る。
本島の物理恒数は実施例34の目的物のそれと一致した
実施例37 6.7−ジクロロ−2,3−ジヒドロ−5−(2−ブロ
モ−5−チアゾリルカルボニル)−2−ベンゾフランカ
ルボン酸0.35 gのメタノール10d溶液にニトロ
ソメチルウレア1gから調製したジアゾメタンのエーテ
ル溶液を加え、室温で30分間撹拌する。反応液を濃縮
し、残香に酢酸エチルを加え、水洗、乾燥後、溶媒を留
去する。残香をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
?容出液;酢酸エチルーヘキサン)にて精製することに
より、6.7−ジクロロ−2,3−ジヒドロ−5−(2
−ブロモ−5−チアゾリルカルボニル)−2−ベンゾフ
ランカルボン酸メチルエステル0.29gを得る。m、
p、139〜141℃ Mass(m/e): 435  (M″)参考例1 (1)6.7−ジクロロ−2,3−ジヒドロ−2−ヒド
ロキシメチルベンゾフラン5.04gのメチレンクロリ
ド溶液に10℃以下で四塩化チタン21.8 g及びn
−ブトキシジクロロメタン9.03 gを滴下する。こ
の混合物を室温で攪拌した後、濃塩酸及び氷水の混合物
中に注ぎ、有機層を分取する。該有機層を洗浄した後、
炭酸カリウム11.5 gの水溶液及び硫酸水素テトラ
−n−ブチルアンモニウム塩0.31 gを加え、−夜
攪拌する。有機層を分取し、水洗、乾燥後、溶媒を留去
し、残香をイソプロピルエーテルから結晶化することに
より6,7−ジクロロ−5−ホルミル−2,3−ジヒド
ロ−2−ヒドロキシメチルベンゾフラン4.51 gを
得る。
m、p、121.5〜123℃ (2)本島18gのジメチルホルムアミド溶液にイミダ
ゾール10.9g及びt−ブチルジメチルシリルクロリ
ド12.1gを加え、室温で攪拌する。反応液を水に注
ぎ、エーテルで抽出する。抽出液を水洗し、乾燥後、溶
媒を留去することにより6.7−ジクロロ−5−ホルミ
ル−2,3−ジヒドロ−2−1−ブチルジメチルシリル
オキシメチル)ベンゾフラン25.2gを得る。m、p
、39〜40℃(3)1−メトキシメチルピラゾール2
.68 gのテトラヒドロフラン20m1溶液にアルゴ
ン雰囲気下=50“C以下で1.’6Mn−ブチルリチ
ウムーヘキサン溶液15m1を滴下し、−60℃で1時
間攪拌する。この反応液に上記(2)で得た化合物7.
20gのテトラヒドロフラン溶液を同温度で滴下し、−
60℃〜室温で攪拌する。反応液に塩化アンモニウム水
溶液を加えた後、酢酸エチルで抽出する。抽出液を水洗
、乾燥後、溶媒を留去し、残香をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製することにより(1−メトキシメ
チル−5−ピラゾリル) 〔6゜7−ジクロロ−2,3
−ジヒドロ−2−(t−ブチルジメチルシリルオキシメ
チル)ベンゾフラン−5−イル〕メタノール8.29g
をジアステレオマーの混合物として得る。
I  R’max      (cm−’)   ; 
 3 2  b  O(broad)参考例2 ジイソプロピルアミン5.08 gのテトラヒドロフラ
ン溶液及び1.6Mn−ブチルリチウム−ヘキサン溶液
31 、5 rnlから調製したリチウムジイソプロピ
ルアミドの溶液に一57°C以下で2−ブロモピリジン
7.92gのテトラヒドロフラン溶液を滴下し、−60
゛C以下で攪拌する。これに参考例1−(2)で得た化
合物15.09 gのテトラヒドロフラン溶液を滴下し
、−60℃〜室温で攪拌する。反応液を塩化アンモニウ
ム水溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出する。抽出液を水洗
、乾燥後、溶媒を留去し、残香をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製することにより(2−ブロモ−3
−ピリジル)〔6,7−ジクロロ−2,3−ジヒドロ−
2−(t−ブチルジメチルシリルオキシメチル)ベンゾ
フラン−5−イル〕メタノール12.8 gをジアステ
レ第2−の混合物として得る。
参考例3〜16 (1)対応する含窒素複素単環式化合物とジヒドロベン
ゾフラン化合物とを参考例1−(3)又は参考例2と同
様に処理することにより下記第5表記載の化合物を得る
第  5  表 (但し、参考例3〜12においてはz’=t−ブチルジ
メチルシリル基、参考例13〜16においてはZ’=H
を表す。) 参考例17 (2−ブロモ−3−ピリジル)  (6,7−ジクロロ
−2,3−ジヒドロ−2−(t−ブチルジメチルシリル
オキシメチル)ベンゾフラン−5−イル〕メタノール7
.5g、10%パラジウム炭素1.0g、粉末炭酸カリ
ウム4.0g及びメタノールの混合物を常圧上接触還元
した後に濾過する。ろ液と洗液とを合わせて濃縮し、残
香に酢酸エチル及び水を加え、酢酸エチル層を分取する
。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出液と前記の酢酸エチ
ル層とを合わせて、水洗、乾燥後、溶媒を留去すること
により(3−ピリジル)(6,7−ジクロロ−2,3−
ジヒドロ−2−(t−ブチルジメチルシリルオキシメチ
ル)ベンゾフラン−5−イル〕メタノール6.12gを
得る。
参考例18〜19 対応する2−ブロモ−5−チアゾリル体又は3−ブロモ
−4−ピリジル体を参考例17と同様に処理することに
より下記化合物を得る。
(18)(5−チアゾリル)[6,7−ジクロロ−2,
3−ジヒドo−2−(t−ブチルジメチルシリルオキシ
メチル)ベンゾフラン−5−イル)メタノール  (ジ
アステレオマーの混合物)I Rv □、   (cm
−’); 3220 (broad)(19)(4−ピ
リジル”)(6,7−ジクロロ−2,3−ジヒドロ−2
−ヒドロキシメチルベンゾフラン−5−イル〕メタノー
ル(ジアステレオマーの混合物)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、環Aは置換基を有していてもよい5又は6員含
    窒素複素単環式基、Xはハロゲン原子、Rはヒドロキシ
    メチル基、カルボキシル基又は低級アルコキシカルボニ
    ル基を表す。) で示されるジヒドロベンゾフラン誘導体又はその塩。 2、一般式( I )において、環Aがハロゲン原子、低
    級アルキル基、低級アルコキシ基置換低級アルコキシ基
    及び低級アルコキシ低級アルコキシ基置換低級アルキル
    基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよい5
    又は6員含窒素複素単環式基である請求項1記載の化合
    物又はその塩。 3、一般式( I )において環Aが1−低級アルキル−
    5−ピラゾリル基、1−(低級アルコキシ−低級アルキ
    ル)−5−ピラゾリル基、1−低級アルキル−2−イミ
    ダゾリル基、2−ハロゲノ−5−チアゾリル基又は4−
    ピリジル基である請求項1記載の化合物又はその塩。 4、一般式( I )において、Xが塩素原子、Rがヒド
    ロキシメチル基又はカルボキシル基である請求項3記載
    の化合物又はその塩。 5、6,7−ジクロロ−2,3−ジヒドロ−2−ヒドロ
    キシメチル−5−(1−メトキシメチル−5−ピラゾリ
    ルカルボニル)ベンゾフラン又はその塩。 6、6,7−ジクロロ−2,3−ジヒドロ−5−(1−
    メチル−5−ピラゾリルカルボニル)−2−ベンゾフラ
    ンカルボン酸又はその塩。 7、6,7−ジクロロ−2,3−ジヒドロ−5−(4−
    ピリジルカルボニル)−2−ベンゾフランカルボン酸又
    はその塩。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1490048A1 (en) * 2002-03-29 2004-12-29 Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha Pharmaceutical composition for preventing or treating respiratory disease

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1490048A1 (en) * 2002-03-29 2004-12-29 Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha Pharmaceutical composition for preventing or treating respiratory disease
EP1490048A4 (en) * 2002-03-29 2005-06-01 Chugai Pharmaceutical Co Ltd PHARMACEUTICAL COMPOSITION FOR THE PREVENTION OR TREATMENT OF RESPIRATORY DISEASES

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