JPH01241704A - 電力ケーブル - Google Patents
電力ケーブルInfo
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- JPH01241704A JPH01241704A JP6909588A JP6909588A JPH01241704A JP H01241704 A JPH01241704 A JP H01241704A JP 6909588 A JP6909588 A JP 6909588A JP 6909588 A JP6909588 A JP 6909588A JP H01241704 A JPH01241704 A JP H01241704A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この発明は、架橋ポリエチレン、特にシラン架橋ポリエ
チレン絶縁体上に剥離性の良好な外部半導電層を有する
電カケープルに関する。
チレン絶縁体上に剥離性の良好な外部半導電層を有する
電カケープルに関する。
［従来の技術］
シラン架橋ポリエチレン絶縁ケーブルは、有機過酸化物
を用いた化学架橋ポリエチレン絶縁ケーブルよりも架橋
が容易で生産性か高く、低圧用の架橋ポリエチレン電カ
ケープルとして広く用いられている。最近では６．６ｋ
Ｖクラスの高圧用途への適用も検討されている。ところ
が、この用途においては外部半導電層が押出型で端末加
工特に絶縁体から容易に剥離できる、いわゆるフリース
ドリッピング性が要求されている。従来、化学架橋ポリ
エチレン絶縁ケーブルに用いられている。
を用いた化学架橋ポリエチレン絶縁ケーブルよりも架橋
が容易で生産性か高く、低圧用の架橋ポリエチレン電カ
ケープルとして広く用いられている。最近では６．６ｋ
Ｖクラスの高圧用途への適用も検討されている。ところ
が、この用途においては外部半導電層が押出型で端末加
工特に絶縁体から容易に剥離できる、いわゆるフリース
ドリッピング性が要求されている。従来、化学架橋ポリ
エチレン絶縁ケーブルに用いられている。
エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩素化ポリエチレン等
をベースポリマーとするフリースドリッピング性半導電
層材料をそのままシラン架橋ポリエチレン絶縁体に適用
すると剥離性が高すぎ、殆んど密着性が得られないこと
が分かった。
をベースポリマーとするフリースドリッピング性半導電
層材料をそのままシラン架橋ポリエチレン絶縁体に適用
すると剥離性が高すぎ、殆んど密着性が得られないこと
が分かった。
［発明か解決しようとする課題］
この発明は、このような点に鑑みてなされたもので、良
好な剥離性をもつ外部半導電層を有するシラン架橋ポリ
エチレン絶縁ケーブルを提供することを目的とする。
好な剥離性をもつ外部半導電層を有するシラン架橋ポリ
エチレン絶縁ケーブルを提供することを目的とする。
［課題を解決するための手段および作用］この発明では
、アクリル酸エステルの含有量か１〜４０重量パーセン
トであるエチレン−アクリル酸エステル−不飽和シラン
化合物三元共重合体に導電性付与剤を混和してなる半導
電性組成物か絶縁体上に押出し被覆された’ｉ［カケ−
プルである。この半導′重性組成物は極めて良好な剥離
性を有しているので、良好な剥離性をもつ外部半導電層
を有する架橋ポリエチレン絶縁ケーブルを提供すること
かできる。
、アクリル酸エステルの含有量か１〜４０重量パーセン
トであるエチレン−アクリル酸エステル−不飽和シラン
化合物三元共重合体に導電性付与剤を混和してなる半導
電性組成物か絶縁体上に押出し被覆された’ｉ［カケ−
プルである。この半導′重性組成物は極めて良好な剥離
性を有しているので、良好な剥離性をもつ外部半導電層
を有する架橋ポリエチレン絶縁ケーブルを提供すること
かできる。
［実 施 例］
本件出願の発明者等は、シラン架橋ポリエチレン絶縁ケ
ーブルの外部半一導電層のフリースドリッピング性を鋭
意研究し検討した結果、エチレン−アクリル酸エステル
−不飽和シラン化合物三元共重合体をベースポリマーと
した半導電性組成物をシラン架橋し、絶縁体との間で共
架橋を生じさせることにより良好な剥離性をもつ半導電
性組成物を得ることか可能となることを見出した。
ーブルの外部半一導電層のフリースドリッピング性を鋭
意研究し検討した結果、エチレン−アクリル酸エステル
−不飽和シラン化合物三元共重合体をベースポリマーと
した半導電性組成物をシラン架橋し、絶縁体との間で共
架橋を生じさせることにより良好な剥離性をもつ半導電
性組成物を得ることか可能となることを見出した。
この発明において、エチレン−アクリル酸エステル−不
飽和シラン三元共重合体は、エチレンとアクリル酸エス
テルと不飽和シラン化合物とをラジカル重合開始剤、連
鎖移動剤等の存在下で共重合したもので、このとき不飽
和シラン化合物とは次式で表わされるものである。
飽和シラン三元共重合体は、エチレンとアクリル酸エス
テルと不飽和シラン化合物とをラジカル重合開始剤、連
鎖移動剤等の存在下で共重合したもので、このとき不飽
和シラン化合物とは次式で表わされるものである。
ＣＨ２＝ Ｃ（Ｒ）ＣＯＯ（ＣＨｚ ）ｘ ・Ｓ
ｉＲ” ’／ （ＯＣＨ３）ｓ−ｙ（ＲはＨまたは
ＣＨ３，Ｒ”はＣＨ，またはＣ，Ｈ，、、ｘは１〜６好
ましくは３〜５゜ｙはＯ〜３好ましくは０である。） また、この発明においてはエチレン−アクリル酸エステ
ル共重合体に不飽和シラン化合物を遊離ラジカル発生剤
の存在下でグラフト共重合したものてあってもよく、こ
のときの不飽和シラン化合物は次式で表わされる。
ｉＲ” ’／ （ＯＣＨ３）ｓ−ｙ（ＲはＨまたは
ＣＨ３，Ｒ”はＣＨ，またはＣ，Ｈ，、、ｘは１〜６好
ましくは３〜５゜ｙはＯ〜３好ましくは０である。） また、この発明においてはエチレン−アクリル酸エステ
ル共重合体に不飽和シラン化合物を遊離ラジカル発生剤
の存在下でグラフト共重合したものてあってもよく、こ
のときの不飽和シラン化合物は次式で表わされる。
ＣＨ２＝ＣＨＳ ｔ （ＯＲ）：１
（ＲはＣＨ３またはＣ２Ｈ５である。）上記三元共重合
体におけるアクリル酸エステルの含有量は１〜４０市量
％であり、１％未満では半導電性組成物としたとき可撓
性を失い脆くなり、４０ｆｉｉ％を越えると絶縁体との
密着か不十分となり適正な剥離力か得られない。
体におけるアクリル酸エステルの含有量は１〜４０市量
％であり、１％未満では半導電性組成物としたとき可撓
性を失い脆くなり、４０ｆｉｉ％を越えると絶縁体との
密着か不十分となり適正な剥離力か得られない。
アクリル酸エステルとしてはメチルアクリレート、エチ
ルアクリレート、プロピルアクリレート、ブチルアクリ
レート、メチルメタアクリレート、エチルメタアクリレ
ートといったものがあげられる。
ルアクリレート、プロピルアクリレート、ブチルアクリ
レート、メチルメタアクリレート、エチルメタアクリレ
ートといったものがあげられる。
また、上記三元共重合体における不飽和シラン化合物の
含有量はＯ，１〜１５重量％、好ましくは０．２〜３重
量％である。
含有量はＯ，１〜１５重量％、好ましくは０．２〜３重
量％である。
この発明て用いる導電性付与剤としてはアセチレンフラ
ック、ファーネスブラック、ケッチエンブラック等の導
電性カーボンブラックが使用できる。
ック、ファーネスブラック、ケッチエンブラック等の導
電性カーボンブラックが使用できる。
また、必要によりその他の添加剤、例えば滑剤、酸化防
止剤、軟化剤等を加えることは一向に差しつかえない。
止剤、軟化剤等を加えることは一向に差しつかえない。
この半導電性組成物の架橋はジブチル錫ジラウレートに
代表されるシラノール縮合触媒を半導電性組成物に加え
、水分の存在下で行なうことかできる。
代表されるシラノール縮合触媒を半導電性組成物に加え
、水分の存在下で行なうことかできる。
次にこの発明の具体的な実施例１〜３および比較例１〜
３を説明する。
３を説明する。
第１表の実施例１〜３および比較例１〜３に示す半導電
性組成物をパンハリミキサで混練し半導電性組成物を得
た。この半導電性組成物を３層間時押出装置を用い導体
径１５０ｍｍ２の銅導体上に０．５ｍｍ厚の内部半導電
層、３ｍｍ厚のシラン架橋ポリエチレン層とともに０．
５ｍｍ厚の外部半導電層として押出してケーブルを作成
し試料とした。このケーブルを水架橋した後、外部半導
電層の剥離性を評価した。
性組成物をパンハリミキサで混練し半導電性組成物を得
た。この半導電性組成物を３層間時押出装置を用い導体
径１５０ｍｍ２の銅導体上に０．５ｍｍ厚の内部半導電
層、３ｍｍ厚のシラン架橋ポリエチレン層とともに０．
５ｍｍ厚の外部半導電層として押出してケーブルを作成
し試料とした。このケーブルを水架橋した後、外部半導
電層の剥離性を評価した。
なお、剥離試験はケーブルと直角をなす方向に１／２イ
ンチ幅で半導電層をひきはかし、剥離力を求めた。剥離
力は０．５〜４Ｋｇの範囲にあるものを合格とした。
ンチ幅で半導電層をひきはかし、剥離力を求めた。剥離
力は０．５〜４Ｋｇの範囲にあるものを合格とした。
また、半導電層の可撓性は剥離後の半導電層の伸びから
判定し５０％未満を不合格とした。第２表にそれらの結
果を纏めて示した。
判定し５０％未満を不合格とした。第２表にそれらの結
果を纏めて示した。
実施例１，２．３は、この発明の規定通りエチレン−ア
クリル酸メチルー不飽和シラン三元共重合体を用いた例
である。剥離力および可撓性とも問題なく良好な半導電
層といえる。
クリル酸メチルー不飽和シラン三元共重合体を用いた例
である。剥離力および可撓性とも問題なく良好な半導電
層といえる。
これに対し、この発明の範囲外の量のアクリル酸エステ
ルを含むエチレン−アクリル酸メチルー不飽和シラン化
合物三元共重合体を用いた比較例ｌは半導電層の可撓性
か悪く、同じ〈実施例２およびエチレン−酢酸ビニル共
重合体を用いた比較例３のものは′Ａ離力か小さすぎ不
合格である。
ルを含むエチレン−アクリル酸メチルー不飽和シラン化
合物三元共重合体を用いた比較例ｌは半導電層の可撓性
か悪く、同じ〈実施例２およびエチレン−酢酸ビニル共
重合体を用いた比較例３のものは′Ａ離力か小さすぎ不
合格である。
（以下余白）
［発明の効果］
以上説明したとおり、この発明によればシラン架橋ポリ
エチレン絶縁体に対し良好な剥離性をもつ外部半導電層
を有する電カケープルを得ることかでき、その工業的価
ｆ１は著しく高いものである。
エチレン絶縁体に対し良好な剥離性をもつ外部半導電層
を有する電カケープルを得ることかでき、その工業的価
ｆ１は著しく高いものである。
Claims (1)
- アクリル酸エステルの含有量が１〜４０重量パーセント
であるエチレン−アクリル酸エステル−不飽和シラン化
合物三元共重合体に導電性付与剤を混和してなる半導電
性組成物が絶縁体上に押出被覆されていることを特徴と
する電力ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6909588A JPH01241704A (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | 電力ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6909588A JPH01241704A (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | 電力ケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01241704A true JPH01241704A (ja) | 1989-09-26 |
Family
ID=13392706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6909588A Pending JPH01241704A (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | 電力ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01241704A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007509473A (ja) * | 2003-10-24 | 2007-04-12 | ボレアリス テクノロジー オイ | 極性基、加水分解可能なシラン基を有するポリオレフィンを含み、シラノール縮合を含む低電圧送電ケーブル |
-
1988
- 1988-03-23 JP JP6909588A patent/JPH01241704A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007509473A (ja) * | 2003-10-24 | 2007-04-12 | ボレアリス テクノロジー オイ | 極性基、加水分解可能なシラン基を有するポリオレフィンを含み、シラノール縮合を含む低電圧送電ケーブル |
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