JPS63279503A - 半導電性組成物 - Google Patents
半導電性組成物Info
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- JPS63279503A JPS63279503A JP11228787A JP11228787A JPS63279503A JP S63279503 A JPS63279503 A JP S63279503A JP 11228787 A JP11228787 A JP 11228787A JP 11228787 A JP11228787 A JP 11228787A JP S63279503 A JPS63279503 A JP S63279503A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はＣｖケーブル等の内部導電層及び外部導電層を
形成するための半導電性組成物の改良に関するものであ
る。
形成するための半導電性組成物の改良に関するものであ
る。
（従来の技術）
従来Ｃｖケーブルの内部導電層及び外部導電層として使
用する半導電性組成物としてはＥＥＡ（エチレン−エチ
ルアクリレート共重合体）、ＥＶＡ （エチレン−ビニ
ルアセテート共重合体）をベース材料とし、これにカー
ボンブラックを配合した混和物を有機過酸化物にて架橋
した組成物が使用されている。然しなからこれらの組成
物はそのベース材料に起因して次の如き問題を生ずるも
のであった。
用する半導電性組成物としてはＥＥＡ（エチレン−エチ
ルアクリレート共重合体）、ＥＶＡ （エチレン−ビニ
ルアセテート共重合体）をベース材料とし、これにカー
ボンブラックを配合した混和物を有機過酸化物にて架橋
した組成物が使用されている。然しなからこれらの組成
物はそのベース材料に起因して次の如き問題を生ずるも
のであった。
（１） Ｅ Ｅ Ａの場合
重合中に焼けが生じ易いため、Ｃｖケーブルの半導電層
として成形すると、この焼けが原因で該層に突起が多く
生じ、外観を著しく阻害するものである。
として成形すると、この焼けが原因で該層に突起が多く
生じ、外観を著しく阻害するものである。
（２） Ｅ Ｖ Ａの場合
耐熱性が悪く、架橋工程中にＥＶＡの分解により発生し
た酢酸により、ケーブルに設けた遮蔽層の銅テープを腐
食させたり或いはＥＶＡ自体の強度が低下して割れ易く
なる。
た酢酸により、ケーブルに設けた遮蔽層の銅テープを腐
食させたり或いはＥＶＡ自体の強度が低下して割れ易く
なる。
（発明が解決しようとする問題点）
本発明はかかる現状に鑑み鋭意研究を行った結果、Ｃ■
ケーブルの導電層として使用した際に、成形表面が平滑
にして、銅テープからなる遮蔽層を腐食することのない
半導電性組成物を開発したものである。
ケーブルの導電層として使用した際に、成形表面が平滑
にして、銅テープからなる遮蔽層を腐食することのない
半導電性組成物を開発したものである。
（問題点を解決するための手段）
本発明はエチレン−メチルメタアクリレート共重合体１
００Ｉｎｆ；Ｉｔ部にカーボンブラック２０〜７０重量
部を添加した混和物を有機過酸化物にて架橋したもので
ある。
００Ｉｎｆ；Ｉｔ部にカーボンブラック２０〜７０重量
部を添加した混和物を有機過酸化物にて架橋したもので
ある。
本発明組成物においてエチレン−メチルメタアクリレー
ト共重合体（Ｅ Ｍ Ｍ Ａ ）はＭＦＲ１〜５００ｇ
／１０ｍ１ｎ、 メチルメタアクリレート（ＭＭＡ）
含量５〜５０ｗｔ％のものが望ましい。
ト共重合体（Ｅ Ｍ Ｍ Ａ ）はＭＦＲ１〜５００ｇ
／１０ｍ１ｎ、 メチルメタアクリレート（ＭＭＡ）
含量５〜５０ｗｔ％のものが望ましい。
ここで、ＭＦＲを１〜５００ ｇ／ １０ｍ１ｎに限定
する理由はＭＦＲが１ｇ／１０ｍ１ｎ未満の場合にはカ
ーボンブラックを添加することにより粘度が大きくなり
押出成形が困難となるためであり、又５００９／ １０
１ｎを超えた場合には成形時に垂れ易くなり押出成形が
困難となるためである。
する理由はＭＦＲが１ｇ／１０ｍ１ｎ未満の場合にはカ
ーボンブラックを添加することにより粘度が大きくなり
押出成形が困難となるためであり、又５００９／ １０
１ｎを超えた場合には成形時に垂れ易くなり押出成形が
困難となるためである。
又ＭＭＡ含量を５〜５０ｗｔ％と限定する理由は５νｔ
％未満の場合にはカーボンブラックを配合することによ
り割れ易くなるためであり、又５０νｔ％を超えた場合
にはＣＶケーブルの半導電層成形時に焼けが多くなり突
起部が多くなるためである。
％未満の場合にはカーボンブラックを配合することによ
り割れ易くなるためであり、又５０νｔ％を超えた場合
にはＣＶケーブルの半導電層成形時に焼けが多くなり突
起部が多くなるためである。
又カーボンブラックの配合量を２０〜７０重量部に限定
する理由は２０重量部未満の場合には導電性が低く半導
電層としての機能を付与することができないためである
。又７０重量部を超えた場合には機械的強度が低下し、
割れ易くなるためである。
する理由は２０重量部未満の場合には導電性が低く半導
電層としての機能を付与することができないためである
。又７０重量部を超えた場合には機械的強度が低下し、
割れ易くなるためである。
なおり−ボンブラックとしてはチャンネルブラック、フ
ァーネスブラック、アセチレンブラック等の何れを使用
してもよい。
ァーネスブラック、アセチレンブラック等の何れを使用
してもよい。
又有機過酸化物としては、ジクミルパーオキサイド、１
．３−ビス−（ｔ−ブチルパーオキシ−イソプロピル）
−ベンゼン、２．５−ジメチル−２，５−ジ（ｔ−ブチ
ルパーオキシ）−ヘキサン。
．３−ビス−（ｔ−ブチルパーオキシ−イソプロピル）
−ベンゼン、２．５−ジメチル−２，５−ジ（ｔ−ブチ
ルパーオキシ）−ヘキサン。
２．５−ジメチル−２，５−ジー（ｔ−ブチルパーオキ
シ）−ヘキシン−３，ｔ−ブチルクミルパーオキサイド
等がある。
シ）−ヘキシン−３，ｔ−ブチルクミルパーオキサイド
等がある。
なお、本発明組成物においては、滑剤例えばステアリン
酸、又はその金属塩、パラフィンワックス等、架橋助剤
例えばトリアリルイソシアヌレート、トリメチロールプ
ロパントリメタクリレート。
酸、又はその金属塩、パラフィンワックス等、架橋助剤
例えばトリアリルイソシアヌレート、トリメチロールプ
ロパントリメタクリレート。
及び老化防止剤例えば４．４′−チオビス（３−メチル
−６−ｔ−ブチルフェノール、２，２．４−トリメチル
−ジヒドロキノリン重合物、 Ｎ、 Ｎ゛−ジフェニル
−Ｐフェニレンジアミン、２−メルカプトベンシイシダ
ゾール、ビス［２−メチル−４−（３−ｎ−アルキル（
Ｃ０２又はＣ，４＞チオプロピオニルオキシ’）−５−
ｔ−ブチルフェニル］スルフィドを添加してもよい。
−６−ｔ−ブチルフェノール、２，２．４−トリメチル
−ジヒドロキノリン重合物、 Ｎ、 Ｎ゛−ジフェニル
−Ｐフェニレンジアミン、２−メルカプトベンシイシダ
ゾール、ビス［２−メチル−４−（３−ｎ−アルキル（
Ｃ０２又はＣ，４＞チオプロピオニルオキシ’）−５−
ｔ−ブチルフェニル］スルフィドを添加してもよい。
（実施例）
第１表に示す組成のものを混練してペンクイズした混和
物をＣｖケーブルの内部導電層及び外部導電層に使用し
た。
物をＣｖケーブルの内部導電層及び外部導電層に使用し
た。
即ち１５ｉｕφの撚線導体上に厚さ１ｍ１１の上記混和
物による内部導電層を設け、その引例に厚さ４朋の架橋
ポリマチレン絶縁層、厚さ１日の該混和物による外部導
電層、銅テープによる金属遮蔽層を夫々被覆し、加熱し
て架橋処理を行った後、最外層シースを被覆してＣＶケ
ーブルを得た。
物による内部導電層を設け、その引例に厚さ４朋の架橋
ポリマチレン絶縁層、厚さ１日の該混和物による外部導
電層、銅テープによる金属遮蔽層を夫々被覆し、加熱し
て架橋処理を行った後、最外層シースを被覆してＣＶケ
ーブルを得た。
なお、表中の数値は何れも重量部を表すものである。
このケーブルについてその性能を試験した結果を示すと
第１表に併記した通りである。
第１表に併記した通りである。
なお、表中押出外観はケーブル断面における絶縁層と内
部導電層及び外部導電層との界面状態を目視により観察
したものである。
部導電層及び外部導電層との界面状態を目視により観察
したものである。
又金属遮蔽層を形成する銅テープの変色は架橋処理直後
に外部導電層上に銅テープを直接巻き、温度５０℃、湿
度８０％の条件で１週間放置後に銅テープを巻き戻して
変色状態を観察したものである。
に外部導電層上に銅テープを直接巻き、温度５０℃、湿
度８０％の条件で１週間放置後に銅テープを巻き戻して
変色状態を観察したものである。
又体積抵抗率は導体から剥離せしめた試料を２分割し、
その長手方向に沿って電極間隔１０ｃ１１になるように
電極をセットして室温で測定した。
その長手方向に沿って電極間隔１０ｃ１１になるように
電極をセットして室温で測定した。
第 １ 表
註（１） Ｅ ＭＭ Ａ （ａ）住友化学ＷＤ２０１Ｍ
ＦＲ２３７１０ｍｉｎ、ＭＭＡ１０ｖｔ％（２） 〃
（ｂ）住友化学ＷＨ３０３ＭＰＲ７９７１０ｍ１ｎ、Ｍ
ＭＡ１８ｗｔ％ｆ３） ” （ｃ）住友化学ＷＨ
４０１ＭＦＲ２０９７１０ｍ１ｎ、ＭＭＡ２０ｗｔ％（
４） 〃（ｄ）住友化学ＷＫ５０３ＭＦＲ１５０９７
１０ｍ１ｎ、ＨＭＡ２８ｗｔ％（５）〃（ｅ）住友化学
ＷＫ５０５ ＭＦＲ４５０ｇ／１ｏＩＩｌｉｎ、ＨＭＡ２８ｖｔ％（
６） Ｅ Ｅ Ａ Ｎ Ｕ ０社 Ｎ Ｕ Ｃ−
６１７０ＭＰＲ６ｇ７１０ｍＩｎ、ＥＡＬ８ｗｔ％（７
） Ｅ Ｖ Ａ 三井ポリケミカル社製２５０Ｍ
ＦＲ１５９／１０ｍ１ｎＶＡ２５０ （８）老化防止剤 ４．４−チオビス（３−メチル−６
−１−ブチルフェノール） （９）架橋剤 １．３−ビス（ｔ−ブチルパーオキ
シ−イソプロピル）−ベンザ ン （効果） 以上詳述した如く本発明組成物は、これをＣｖケーブル
の半導電層に使用することにより、平滑性に優れ、且つ
架橋時に酸を発生することがないので銅テープ等の金属
遮蔽層を腐食することのない優れた半導電層を有するＣ
Ｖケーブルを提供することを可能にし、工業的に極めて
有用なものである。
ＦＲ２３７１０ｍｉｎ、ＭＭＡ１０ｖｔ％（２） 〃
（ｂ）住友化学ＷＨ３０３ＭＰＲ７９７１０ｍ１ｎ、Ｍ
ＭＡ１８ｗｔ％ｆ３） ” （ｃ）住友化学ＷＨ
４０１ＭＦＲ２０９７１０ｍ１ｎ、ＭＭＡ２０ｗｔ％（
４） 〃（ｄ）住友化学ＷＫ５０３ＭＦＲ１５０９７
１０ｍ１ｎ、ＨＭＡ２８ｗｔ％（５）〃（ｅ）住友化学
ＷＫ５０５ ＭＦＲ４５０ｇ／１ｏＩＩｌｉｎ、ＨＭＡ２８ｖｔ％（
６） Ｅ Ｅ Ａ Ｎ Ｕ ０社 Ｎ Ｕ Ｃ−
６１７０ＭＰＲ６ｇ７１０ｍＩｎ、ＥＡＬ８ｗｔ％（７
） Ｅ Ｖ Ａ 三井ポリケミカル社製２５０Ｍ
ＦＲ１５９／１０ｍ１ｎＶＡ２５０ （８）老化防止剤 ４．４−チオビス（３−メチル−６
−１−ブチルフェノール） （９）架橋剤 １．３−ビス（ｔ−ブチルパーオキ
シ−イソプロピル）−ベンザ ン （効果） 以上詳述した如く本発明組成物は、これをＣｖケーブル
の半導電層に使用することにより、平滑性に優れ、且つ
架橋時に酸を発生することがないので銅テープ等の金属
遮蔽層を腐食することのない優れた半導電層を有するＣ
Ｖケーブルを提供することを可能にし、工業的に極めて
有用なものである。
Claims (1)
- エチレン−メチルメタクリレート共重合体１００重量部
にカーボンブラック２０〜７０重量部を添加した混和物
を有機過酸化物にて架橋したことを特徴とする半導電性
組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11228787A JPS63279503A (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 | 半導電性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11228787A JPS63279503A (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 | 半導電性組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63279503A true JPS63279503A (ja) | 1988-11-16 |
Family
ID=14582915
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11228787A Pending JPS63279503A (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 | 半導電性組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63279503A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000025324A1 (en) * | 1998-10-23 | 2000-05-04 | Borealis Technology Oy | Electric cable and a method for the production thereof |
| US6165387A (en) * | 1997-02-04 | 2000-12-26 | Borealis A/S | Composition for electric cables |
| US6180721B1 (en) | 1998-06-12 | 2001-01-30 | Borealis Polymers Oy | Insulating composition for communication cables |
| US6185349B1 (en) | 1998-12-18 | 2001-02-06 | Borealis Polymers Oy | Multimodal polymer composition |
| US6268442B1 (en) | 1997-11-18 | 2001-07-31 | Borealis A/S | Process for the reduction of reactor fouling |
| US6329054B1 (en) | 1995-07-10 | 2001-12-11 | Borealis Polymers Oy | Cable and method for using a cable-sheathing composition including an ethylene polymer mixture |
| US6416860B1 (en) | 1997-10-20 | 2002-07-09 | Borealis A/S | Electric cable and a method and composition for the production thereof |
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Citations (1)
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| JPS6092340A (ja) * | 1983-10-27 | 1985-05-23 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | 半導電性樹脂組成物 |
-
1987
- 1987-05-11 JP JP11228787A patent/JPS63279503A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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| JPS6092340A (ja) * | 1983-10-27 | 1985-05-23 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | 半導電性樹脂組成物 |
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