JPH01241078A - テープカセット並びにその製造法およびその成形金型 - Google Patents

テープカセット並びにその製造法およびその成形金型

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JPH01241078A
JPH01241078A JP6715888A JP6715888A JPH01241078A JP H01241078 A JPH01241078 A JP H01241078A JP 6715888 A JP6715888 A JP 6715888A JP 6715888 A JP6715888 A JP 6715888A JP H01241078 A JPH01241078 A JP H01241078A
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JP
Japan
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resin
primary
cavity
tape
contact surface
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JP6715888A
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English (en)
Inventor
Takateru Sato
孝輝 佐藤
Kenkichi Akaoka
赤岡 建吉
Hiroshi Kaneda
金田 博志
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、オーディオ、ビデオ等の磁気テープカセット
で、特に磁気テープを収納しうるケースを二層成形、即
ち一次側樹脂と二次側樹脂とで一体成形し、かつケース
の厚さ方向に一次側樹脂と二次側樹脂とが接続又は2層
に重なり合う部分のあるテープカセットおよびその製造
法並びにその製造に用いられる成形金型に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
一般に磁気テープカセットでは、収納されるテープ類を
可視する窓部を形成したものが知られ、この場合、二種
類の樹脂を用いて同時成形する方法、即ち、ケース本体
部を一次側樹脂で形成し、該ケース本体部に設けられる
テープ可視用窓部を二次側樹脂で一体形成することが採
用されている。
従来では、キャビティを形成する一対の金型の一方にス
ライド型部材を摺動自在に配備し、そのスライド型部材
をケース本体部成形時に突出して金型に当接し、樹脂が
一次、二次キャビティを区画し、他のキャビティ側に流
れないようにして一次側樹脂を充填し、さらにスライド
型部材を離れる方向にスライドさせて二次キャビティを
造って二次側樹脂を充填して窓部のあるケースを成形す
ることが知られている。
(発明が解決しようとする課題〕 ところが、この従来法で製造される磁気テープカセット
ケースでは、その外観側に成形時のゲート痕跡があワて
、これをカットしたり割落したりする仕上加工が必要と
なり、作業上煩雑であるばかりでな(、いずれにしても
表面に傷跡となって残るため体裁が悪く、殊に印刷する
必要面に傷跡があると印刷不要となったり、印刷仕上り
が良好にできなくなって問題となる。しかも二種類の樹
脂で成形する際にテープ可視用窓部を透明樹脂でつくる
関係ではゲート痕跡も可視されてしまい、体裁は悪いし
製品生産には回転式2色成形方法を採用せざるを得ない
ために成形サイクルが長くなって生産性を上げられない
と共に、一次側樹脂固化の後に二次側樹脂を充填するた
め、その境界面近傍特に二次側樹脂の注入ゲート近傍で
は一次側樹脂の溶は込み滲み現象が生じて商品価値を低
下させるおそれがあり、透明樹脂の場合には色が敗り拡
がる傾向となって紋となり可視される悪結果となるし、
注入位置の限定で金型での製品の多数個取りが難しく金
型剛性も低くなって製品のバラツキが多くなり、品質管
理上問題であって、さらに従来の製造法で用いられる金
型では金型構造が複雑でキャビティのレイアウトに自由
度がなく、多数のキャビティを配置できなく生産性が悪
いばかりか製品の二層部分における厚み方向にバラツキ
が生じやすく製品寸法の精度が出ないおそれもあるほか
、カセットのデザインとしては、このゲート痕跡並びに
滲み現象を配慮して製作しなければならず、体裁を整え
る余分のデザインを加入したりするなど、すこぶるやっ
かいであり、さらにカセットのデザイン変更には新規の
型を製作する必要が生じて、かつ成品を二色成形や三色
成形により製作するのは、極めて困難を伴うためにデザ
インを変更するのは実際上容易ではなく、デザイン上の
自由度がないなどの問題もあった。
本発明は、これら従来の諸欠点を適確に排除しようとす
るテープカセット並びに製造法およびその成形金型であ
って、カセットの外観面に成形時のゲート痕跡や滲み現
象がなく、体裁上また印刷仕上りをも著しく良好にし、
かつデザインに限定されることなく生産できるのでデザ
イン上の自由度があり、商品価値も高められ、さらに成
形サイクルを短くして生産性を大幅に高めると共に、製
品のバラツキ・を減らし製品寸法の精度を著しく向上で
きるほか、成形金型構造のシンプル化とレイアウトの自
由度を増し、生産性の良好な形態で提供することを目的
としたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、磁気テープなどのテープ類を収納しうるケー
ス本体部を一次側樹脂で形成し、該ケース本体部に設け
られるテープ可視用窓部を二次側樹脂で一体成形するか
、或いはケース本体部にあるテープ可視用意部を一次側
樹脂で形成し、ケース本体部を二次側樹脂で一体成形し
たテープカセットにおいて、一次側樹脂と二次側樹脂と
の境界面に境界接触面と非接触面とを形成し、該非接触
面に樹脂流入用ゲートを開口しうる凹部を形成したこと
を特徴とするテープカセットである。
さらに、このテープカセットの製造法において、一次側
樹脂と二次側樹脂との境界面に境界接触面と非接触面と
を形成するスライドコア又はこれと摺動連設されるスラ
イドコアとで一次キャビティを区画し、この一次キャビ
ティに一次側樹脂を前記非接触面から充填して固化した
のちに、前記スライドコアの少なくとも一つを対設され
た金型より離して二次キャビティを区画しこの二次キャ
ビティに二次側樹脂を充填して前記一次側樹脂成形部材
と二次側樹脂部材とを一体成形することを特徴とするテ
ープカセットの製造法である。
また、この製造法に用いられる成形金型において、キャ
ビティと二次側キャビティとに区!遮断するスライドコ
アを一方の金型に対して移動可能に設け、該スライドコ
アに一次側樹脂の注入ゲートをケース本体部と窓部との
接続面となる鉛直面であって、一次側樹脂と二次側樹脂
との非接触面に開口配備し、該非接触面を持っ凹部が形
成される凸部を前記スライドコアに備えたことを特徴と
する磁気テープカセットの成形金型である。
〔作 用〕
この磁気テープカセットでは一次側樹脂と二次側樹脂と
の境界面に一次側樹脂の流入ゲートを開口したスライド
コアを固定側金型に当接して一次キャビティを区画して
この一次キャビティに一次側樹脂を前記ゲートから充填
して固化したのちに、前記スライドコアを前記固定側金
型より離して二次キャビティを区画し、この二次キャビ
ティに二次側樹脂を充填して二次側樹脂部材を前記一次
側樹脂部材に一体成形するに際し一次側樹脂と二次側樹
脂との境界面に境界接触面と非接触面とを形成し、該非
接触面に樹脂流入用ゲートを開口しうる凹部を形成した
ことでテープカセットのケースを能率よく生産すること
が可能となる。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1〜61別について説明すると、磁
気テープなどのテープ類を収納しうる上ケースhと下ケ
ース1!とからなるケースのケース本体部1を二次側樹
脂R1で形成し、該ケース本体部1に設けられるテープ
可視用窓部2を一次側樹脂R9で一体形成するに際し、
前記一次側樹脂R,と二次側樹脂R富との境界面に一次
側樹脂R1の注入ゲート3のあるスライドコア5.5I
を備えた金型6と固定金型4とを対向して用い、両金型
で形成されるキャビティ内を詳記スライドコア5,5f
で規定され前記固定金型4に当接しT一次キャピティを
区画し、この一次キャビティに一次側樹脂R1を充填固
化して窓部2を形成したのちに、スライドコア5,5I
を前記固定金型4より離して二次キャビティを区画し、
この二次キャビティに二次側樹脂R8を充填してケース
本体部lを前記窓部2に接続一体成形して上ケースh又
は下ケース1.としである、即ち、一次側樹脂R3と二
次側樹脂Rオとの境界面10に一次側樹脂R1の注入ゲ
ート3を開口したスライドコア5を固定側金型4に対し
て鉛直方向に移動して一次側樹脂層、と二次側樹脂R2
との境界面lOに境界接触面10+ と非接触面10.
とを形成し、該非接触面101に樹脂流入ゲートを開口
しうる凹部9を形成し前記非接触面10gにゲート痕跡
8をつけて二次側樹脂部材を前記一次側樹脂部材に一体
成形してテープカセットとしである。
この場合、前記一次キャビティと二次キャビティとを順
次形成するスライドコア5の移動をケース本体部lの板
厚方向として該板厚の内側面に一次側樹脂のゲニト開口
を位置させて充填するものでゲート痕跡を鉛直面に形成
して該鉛直面に二次側樹脂を接合一体化処理されるのが
よい。例えば前記境界接触面10r及び非接触面10□
が、同一平面にあって、一次側樹脂R1と二次側樹脂R
2との鉛直境界面10であって、前記テープ可視用窓部
外周でケースの厚さ方向に一次側樹脂層と、二次側樹脂
層とが2層に重合しない部分にあり、該二次側樹脂層即
ちケース本体部1に前記凹部9を形成したものである。
また、前記一次側樹脂R1の流入を遮断する仕切部41
のある金型4を用い、前記一次キャビティと二次キャビ
ティとを順次形成するスライドコア5.の移動がケース
本体の板厚方向を2分割するものであって、前記窓部2
の外周でケースの厚さ方向に一次側樹脂層、と二次側樹
脂R8とが2層に重なり合う部分を一体化処理するもの
がよい。
なお、この製造法で用いられるテープカセットの成形金
型においては、キャビティを形成する一対の金型の少な
くとも一方の金型に備えられ、キャビティ内を区画して
一次側樹脂の流入を遮断するスライドコア5,51を固
定側金型4に鉛直方向に接離するように固定側金型6ま
たは可動側金型のいずれか一方の金型に移動可能に備え
て一次キャビティと二次キャビティとを形成するように
構成し、該スライドコア5に一次側樹脂R3の注入ゲー
ト3をケース本体部lと窓部2との接続面となる鉛直面
の境界面10、殊に一次側樹脂と二次側樹脂との非接触
面10よに開口配備し、該非接触面10意を持つ凹部9
が形成される凸部7を前記スライドコア5に備えたもの
を用いるのがよい、即ち、スライドコア5の外周側面で
前記ケース本体部1又は窓部2の板厚内側面の位置に一
次側樹脂R6のゲート開口を備えるか、或いは一次側樹
脂の流入を遮断する仕切部4.とし、一次キャビティ及
び二次キャビティを区画するスライドコア5が、対設金
型面に当接する端面側に凸部7を備え、該凸部7の鉛直
面に前記樹脂注入用のゲートの開口を配備したものを用
いればよい。
また、前記窓部2にハブ穴12を形成する場合にはハブ
穴形成用ビン5t、即ち金型を付設してキャビティを形
成するようにしであるが、前記ケース本体部1の成形に
は不透明又は半透明の二次側樹脂R1で構成し、窓部2
は無色透明又は着色透明な一次側樹脂R1で形成されて
いて、この画部分の成形には一次側樹脂と二次側樹脂と
の着色又は透明度を適宜選んで用いることができる。
この場合、一次側樹脂及び二次側樹脂の樹脂は透明又は
不透明、若しくは着色はいずれでもよく、金型によって
ケース本体部1を成形するが後に成形するかによって選
べばよい。
いずれにしても、前記一次キャビティと二次キャビティ
とを順次形成する金型4に対するスライドコア5.51
の移動が製品ケース本体部1の板厚方向を分割しないで
、或いは2分割するもので、窓部2又はケース本体部l
の成形時に規定位置に保持される位置に前進して当接し
、前記ケース本体部1又は窓部2の成形時にケース本体
部表面位置まで後退させて一次、二次両キャビティを区
画して処理されるものであり、このキャビティを形成す
るに際して、窓部2の周囲に一次側樹脂層と二次側樹脂
層との重合部が形成されるのは選んで処理すればよく、
前記仕切部41がある場合は、ケース本体部1に窪み部
11をっけ、前記スライドコア5.が前記金型4に対し
て接離移動して一次キャビティ及び二次キャビティを区
画するように金型4,6をセットする。ものである。
これらキャビティを形成する一対の金型4.6は例えば
雄型、雌型からなり、少なくとも一方の金型6に移動可
能に備えられたスライドコア5゜51で一部キャビティ
と二次キャピテイとを形成するが、前記仕切部41は前
記窓部2の外周面側に突設されるものであって、ケース
本体部lの板厚の約〃の高さに設けられているもので仕
切部41で凹溝II +がケース本体部1と窓部2との
間に形成される形態となり、寸法精度が著しく高められ
るようになっている。
第7図の具体例では、ケース本体部lを先に不透明又は
半透明樹脂で成形し、次いで窓部2を透明樹脂で成形す
るタイプで窓部2の周囲に一次側樹脂と二次側樹脂との
境界面10の非接触面10gにゲート痕跡があって外観
的には可視できず、体裁上良好なスタイルとして製造す
ることが可能である。この場合、前記固定金型4と前記
スライドコア51とに仕切部4+、4+を対向配備して
先行して充填される樹脂の流入を遮断するスライドコア
とし、また対設される一対のスライドコア5s、5sを
接離可能に備えて窓部となる一次側キャビデイを形成す
るようにして製品寸法の精度を高め製品のバラツキを減
らすようにするのがよい。
図中、12はハブ穴、13はシート、14は上下ケース
の結合用ビス、15はガイドローラ、16はローラ軸、
17はシールド板、18はパッド、19はクランプ、2
0は磁気テープ、又はクリーニングテープなどのテープ
、21はハブでテープを巻装して一対備えられ、前記ハ
ブ穴12に回転可能に嵌挿される。
〔発明の効果〕
本発明は、キャビティを区間する金型内にスライドコア
を移動当接して一部キャビティを区画し、この一次キャ
ビティに一次側樹脂を充填固化してケースの一部を形成
したのちに、スライドコアを離して二次キャビティを区
画し、この二次キャビティに二次側樹脂を充填してケー
スとする成形に際し、一次側樹脂と二次側(二1脂との
境界面に境界接触面と非接触面とを形成し、該非接触面
に樹脂流入用ゲートを開口しうる凹部を形成し前記非接
触面にゲート痕跡をつけたことにより樹脂の滲み現象や
混入を防止しさらにテープカセットの外観面に形成時の
ゲート痕跡が見にくい位置にあって体裁上また印刷仕切
りをも著しく良好にし、かつデザインに限定されること
なく生産できるのでデザイン上の自由度があって、商品
価値も高められ、さらに成形サイクルはキャビティの一
部だけをスライドさせるだけでよく、成形サイクルを短
くして生産性を大幅に高めると共に、製品のバラツキを
減らし製品寸法の精度を著しく向上できるほか、成形金
型構造のシンプル化とレイアウトの自由度を増し、生産
性の良好な製法となると共に、この製法に用いられる成
形金型としても、金型製造がシンブルとなるのでキャビ
ティのレイアウトに自由度が増し、多数のキャビティを
配置できるようになって生産性が大幅に高められるし、
一方の金型にはスライドするものがなく、金型の剛性が
あがり、製品寸法の精度も向上できまた製品のバラツキ
も減って製品精度の信頼性を高められ品質管理も容易に
なるなどの実用上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は上ケースの内面を示す平面図、第2図は第1図
1−1線の縦断面図、第3図はケースの分離状態の斜視
図、第4図は組立分離状態の斜視図、第5図A、 B、
 Cは第1図n−n線における成形状態の拡大縦断説明
図、第6図A、 Bは第1図n−n線における成形状態
の拡大縦断説明図、第7図A、B、Cは他の実施例の成
形状態の拡大縦断説明図である。 1・・・ケース本体部、II・・・上ケース、1□・・
・下ケース、2・・・窓部、3・・・ゲート、4.6・
・・金型、5.5..5.・・・スライドコア、41・
・・仕切部、5露・・・ハブ穴形成用ピン、7・・・凸
部、8・・・ゲート痕跡、9・・・凹部、10・・・境
界°面、101・・・境界接触面、lO□・・・非接触
面、11・・・窪み部、111・・・凹溝、12・・・
ハブ穴。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁気テープなどのテープ類を収納しうるケース本
    体部を一次側樹脂で形成し、該ケース本体部に設けられ
    るテープ可視用窓部を二次側樹脂で一体成形するか、或
    いはケース本体部にあるテープ可視用窓部を一次側樹脂
    で形成し、ケース本体部を二次側樹脂で一体成形したテ
    ープカセットにおいて、一次側樹脂と二次側樹脂との境
    界面に境界接触面と非接触面とを形成し、該非接触面に
    樹脂流入用ゲートを開口しうる凹部を形成したことを特
    徴とするテープカセット。
  2. (2)前記境界接触面及び非接触面が、同一平面にあっ
    て、一次側樹脂と二次側樹脂との鉛直境界面であって、
    前記テープ可視用窓部外周でケースの厚さ方向に一次側
    樹脂層と、二次側樹脂層とが2層に重合しない部分にあ
    り、該二次側樹脂層に前記凹部を形成したものである請
    求項1記載のテープカセット。
  3. (3)磁気テープなどのテープ類を収納しうるケース本
    体部を一次側樹脂で形成し、該ケース本体部に設けられ
    るテープ可視用窓部を二次側樹脂で一体成形するか、或
    いはケース本体部にあるテープ可視用窓部を一次側樹脂
    で形成し、ケース本体部を二次側樹脂で一体成形するテ
    ープカセットの製造法において、一次側樹脂と二次側樹
    脂との境界面に境界接触面と非接触面とを形成するスラ
    イドコア又はこれと摺動連設されるスライドコアとで一
    次キャビティを区画し、この一次キャビティに一次側樹
    脂を前記非接触面から充填して固化したのちに、前記ス
    ライドコアの少なくとも一つを対設された金型より離し
    て二次キャビティを区画し、この二次キャビティに二次
    側樹脂を充填して前記一次側樹脂成形部材と二次側樹脂
    部材とを一体成形することを特徴とするテープカセット
    の製造法。
  4. (4)前記一次キャビティと二次キャビティとを順次区
    画形成するスライドコアの移動をケース本体部の板厚方
    向即ち、鉛直方向として、この摺動鉛直面に形成される
    前記非接触面から樹脂を注入して一次側樹脂と二次側樹
    脂とを一体化処理されるものである請求項3記載のテー
    プカセットの製造法。
  5. (5)磁気テープなどのテープ類を収納しうるケース本
    体部を一次側樹脂又は二次側樹脂で形成し、該ケース本
    体部に設けられるテープ可視用窓部を二次側樹脂又は一
    次側樹脂で一体形成するテープカセットの成形金型にお
    いて、キャビティと二次側キャビティとに区画遮断する
    スライドコアを一方の金型に対して移動可能に設け、該
    スライドコアに一次側樹脂の注入ゲートをケース本体部
    と窓部との接続面となる鉛直面であって、一次側樹脂と
    二次側樹脂との非接触面に開口配備し、該非接触面を持
    つ凹部が形成される凸部を前記スライドコアに備えたこ
    とを特徴とするテープカセットの成形金型。
  6. (6)前記一次キャビティ及び二次キャビティを区画す
    るスライドコアがその対設金型面に当接する端面側に凸
    部を備え、該凸部の鉛直面に前記樹脂注入用ゲートの開
    口を配備した請求項5記載の成形金型。
JP6715888A 1988-03-23 1988-03-23 テープカセット並びにその製造法およびその成形金型 Pending JPH01241078A (ja)

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