JPH0124061Y2 - - Google Patents

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JPH0124061Y2
JPH0124061Y2 JP3735682U JP3735682U JPH0124061Y2 JP H0124061 Y2 JPH0124061 Y2 JP H0124061Y2 JP 3735682 U JP3735682 U JP 3735682U JP 3735682 U JP3735682 U JP 3735682U JP H0124061 Y2 JPH0124061 Y2 JP H0124061Y2
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JP
Japan
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plate
surface plate
main body
groove
grooves
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JP3735682U
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JPS58140950U (ja
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  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は操作盤等の表面板に関するものであ
る。
〔考案の技術的背景〕
例えばエレベータの乗りかご内操作盤等の表面
板は、豪華さを出すために厚みのある外観のもの
とされており、この表面板としては、一般に第1
図に示すような、裏面に軽量化及び材料節約のた
めの肉ぬすみ溝2と、機器を固定するための締結
部材(例えばボルト)が入る締結部材保持溝3を
有する形状のものが使用されている。なお、図中
1aは表面板の前面板部、1bは側面板部、4は
前記締結部材保持溝3の側壁板であり、前面板部
1aには表示部5及びタツチスイツチ部6等が設
けられている。
ところで、この表面板は、量産化及び低価格化
をはかるために、表面板と同じ断面形状の形材例
えばアルミニウム製の押出し形材あるいは引抜き
形材を所定長さに切断して製作されているが、こ
の形材を切断して製作された表面板は、その端面
に肉ぬすみ溝2及び締結部材保持溝3が開放して
いるため、これら各溝2,3の端部が見えて美観
を損なうし、また各溝2,3に埃が入つて内部機
器に悪影響を及ぼす等の問題をもつている。
そこで、従来は、形材を切断して製作した表面
板本体の端部に各溝2,3の開放端を塞ぐ端板を
取り付けて上記のような問題をなくしている。こ
の表面板としては、第2図に示すように端板7を
表面板本体1の端面に貼り付けたものと、第3図
に示すように端板7を表面板本体1の端部に嵌め
込み接着したものとがある。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、上記第2図に示す表面板は、端
板7の周縁を表面板本体1の前面板部1a及び側
面板部1bの外面と合致させることが美観の面で
必要であるため、端板7の寸法及び貼り付け位置
に高い精度を要求され、そのために端板7の製作
及び貼り付けが面倒であるし、また端板7の周縁
が外部に露出しているために、端板7が剥れるお
それもある。また、第3図に示した表面板は、端
板7を表面板本体1の端部に嵌め込み接着してい
るために端板7が剥れるおそれはないが、この表
面板においても端板7の周縁を表面板本体1の前
面板部1a及び側面板部1bの内面と合致させる
ことが必要であるために端板7の製作が面倒であ
るし、さらに表面板本体1にも、締結部材保持溝
3の側壁板4の端部を前記端板7の板厚分だけ切
り落す加工を施さなければならないために、この
第3図の表面板は第2図に示したものよりもさら
に製作が面倒であるという欠点をもつていた。
〔考案の目的〕
本考案は上記のような実情にかんがみてなされ
たものであつて、その目的とするところは、形材
を所定長さに切断した裏面に複数の溝を有する表
面板本体の溝端部を閉塞して端部の美観を良くす
ると共に溝内への埃の進入を防ぐようにしたもの
でありながら、溝端部の閉塞を簡単に行なえるよ
うにした、製作が容易でしかも閉塞部が剥離する
おそれもない表面板を提供することにある。
〔考案の概要〕
すなわち、本考案は、裏面に複数の溝を有する
表面板本体の溝端部を、この溝内に充填して硬化
させたパテ材で閉塞し、かつこのパテ材の端面を
表面板本体の端面と面一にしたことを特徴とする
ものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を、エレベータの乗り
かご内操作盤の表面板を例にとつて説明する。
第4図において、図中1は裏面に複数の溝2,
3を有する表面板本体、10はこの表面板本体1
の裏面の溝端部を閉塞しているパテ材である。前
記表面板本体1は、例えばアルミニウム製の押出
し形材あるいは引抜き形材を所定長さに切断した
ものであり、この表面板本体1は第1図に示した
表面板と同一の形状のものである。なお、この表
面板本体1については図面に第1図の符号と同符
号を付してその説明を省略する。一方、前記パテ
材10としては、例えばエポキシ系樹脂など、液
状または練状で乾燥させると硬化するものが使用
され、このパテ材10は、表面板本体1の端面と
端部裏面に剥離剤を塗布した当て板(図示せず)
を当接させて肉ぬすみ溝2及び締結部材保持溝3
の端部内に流し込むことにより各溝2,3の端部
内に充填した後、これを所定温度で所定時間乾燥
させて硬化させることによつて、表面板本体1に
固着されている。また、このパテ材10の端面と
裏面は必要に応じて研磨処理することにより平滑
面に仕上げられており、このパテ材10の端面及
び裏面は表面板本体1の端面(前面板部1aと側
面板部1b及び締結部材保持溝側壁板4の端面)
及び裏面(側面板部1bと締結部材保持溝側壁板
4の頂面)と面一とされ、さらにこのパテ材10
の色は表面板本体1と同色となつている。
しかして、この表面板においては、表面板本体
裏面の各溝2,3の端部が前記パテ材10で閉塞
され、かつこのパテ材10の端面が表面板本体1
の端面と面一になつているから、表面板端部の美
観が損なわれることはないし、またパテ材10を
表面板本体1と同色のものとしているから、色彩
的な異和感もない。しかも、この表面板において
は、パテ材10を表面板本体の各溝2,3の端部
内に充填してこれを硬化させるだけの簡単な作業
で各溝2,3の端部を閉塞することができるし、
また各溝2,3内に充填されて硬化されたパテ材
10は各溝2,3内に接着するから、この表面板
の製作は容易であるし、また閉塞部が剥離するお
それもない。
なお、第4図においては一方の端部のみをパテ
材10で閉塞しているが、他方の端部も閉塞する
必要がある場合は同様にして他方の端部もパテ材
10で閉塞すればよい。また、上記実施例ではパ
テ材10を表面板本体1と同色としているが、そ
の代りにパテ材10で閉塞された表面板端面に任
意の色の塗装を施してもよく、またこの塗装に代
えてホツトスタンプ等を施してもよい。さらに上
記実施例では表示板本体1をアルミニウム製とし
ているが、この表示板本体1は合成樹脂製であつ
てもよい。また本考案はエレベータの乗りかご内
操作盤の表面材に限らず他の操作盤類や計器盤類
等の表面板に広く適用することができる。
〔考案の効果〕
本考案の表面板は上記のようなものであるか
ら、形材を所定長さに切断した裏面に複数の溝を
有する表面板本体の溝端部を閉塞して端部美観を
良くすると共に溝内への埃の進入を防ぐようにし
たものでありながら、溝端部の閉塞を簡単に行な
うことができ、従つて製作が容易であるし、また
閉塞部が剥離するおそれもない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はそれぞれ従来の表面板を示す
斜視図、第4図は本考案の一実施例を示す斜視図
である。 1……表面板本体、2……肉ぬすみ溝、3……
締結部材保持溝、10……パテ材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 裏面に複数の溝を有する表面板本体の溝端部
    を、この溝内に充填して硬化させたパテ材で閉
    塞し、かつこのパテ材の端面を表面板本体の端
    面と面一にしたことを特徴とする表面板。 (2) パテ材は表面板本体と同色であることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の表
    面板。
JP3735682U 1982-03-17 1982-03-17 表面板 Granted JPS58140950U (ja)

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JP3735682U JPS58140950U (ja) 1982-03-17 1982-03-17 表面板

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JP3735682U JPS58140950U (ja) 1982-03-17 1982-03-17 表面板

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Publication Number Publication Date
JPS58140950U JPS58140950U (ja) 1983-09-22
JPH0124061Y2 true JPH0124061Y2 (ja) 1989-07-21

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JP3735682U Granted JPS58140950U (ja) 1982-03-17 1982-03-17 表面板

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JP2016016937A (ja) * 2014-07-08 2016-02-01 東芝エレベータ株式会社 リニューアル用操作盤

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JPS58140950U (ja) 1983-09-22

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