JPH0123639Y2 - - Google Patents

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JPH0123639Y2
JPH0123639Y2 JP19038183U JP19038183U JPH0123639Y2 JP H0123639 Y2 JPH0123639 Y2 JP H0123639Y2 JP 19038183 U JP19038183 U JP 19038183U JP 19038183 U JP19038183 U JP 19038183U JP H0123639 Y2 JPH0123639 Y2 JP H0123639Y2
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mold
shaft
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pin
positioning
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、金型を自在に交換可能な金型交換用
ダイセツトの改良に関するものである。
第1〜2図に従来の金型交換用ダイセツトを示
す。上本体1と下本体2の幅方向両側には、金型
(不図示)を保持したベースプレート3の位置
(上・下本体上面での)を決定するためのLブロ
ツク4,5及び位置決めピン6とベースプレート
3を固定するためのクランプレバー7が備えられ
ている。位置決めピン6は上・下本体に設けられ
た穴部8の内部に挿入されている。クランプレバ
ー7及び位置決めピン6を操作するためのハンド
ル軸9の軸部にはLブロツク4,5に対応する位
置にギヤ9a,9bが、クランプレバー7に対応
する位置にカム9cが、それぞれ一体的に固着さ
れている。ベースプレート3の位置決め及びその
固定は本体前面のハンドル軸9を不図示のT型レ
ンチ等で矢印方向(第1図)に回すことにより行
うことができる。ハンドル軸9を回すことにより
ギヤ9a,9b及びカム9cが回転を始め、ギヤ
9a,9bが回転すると位置決めピン6が下本体
2(又は上本体1)の穴部8から突出してベース
プレート3に設けられている位置決め穴3a(第
2図a)に挿入され、横方向(第2図aの矢印
A,B方向)又は縦方向の力に対しては大きな抵
抗力を持つことになる。また、カム9cが回転す
ると、該カム9cの凸部(最大半径部分)がクラ
ンプレバー7を第2図bに示す如く矢印C方向へ
接圧し、よつて、クランプレバー7は支点O1
回転中心として回転し、その押圧部7aがベース
プレート3を押圧(第2図bの矢印D方向)する
ことになり、ベースプレート3の垂直方向(上下
動)の動きが押えられる。
また、ベースプレート3を固定する方法として
第3図に示す様な金型締付固定機構10が備えら
れたものもある。これは、各締め付け位置によつ
て半径r1〜r3(r1<r2<r3)の異なるカム11(第
3図b参照)を矢印E方向に一体的に形成された
頭部12によつて回すことにより固定を行うこと
ができる。即ち、カム11が矢印E方向に回転す
ると、カム11の半径が増加し、押え金具13の
カム11との接触面13aが矢印F方向へ押し上
げられる。すると、押え金具13は支点O2を回
転中心として回転し、押え面13bは逆に矢印G
方向へ押し下げられることになり、押え面13b
によつてベースプレート3が固定される。
ところが、金型を固定するためのクランプレバ
ー7、押え金具13はいずれもその一端がカム9
c又は11によつて押圧されることにより、その
押圧力が支点O1,O2を回転中心として他端へ伝
わり、他端に加わる押圧力によつて金型を固定す
る様な機構となつているため、クランプレバー
7、又は押え金具13を配設する大きなスペース
が必要となり、金型交換用ダイセツトが幅方向
(横方向)に大きくなるといつた問題点があつた。
また、第1〜2図に示す金型交換用ダイセツト
においては、金型の位置決めとその固定はハンド
ル軸9を回すことによつてほぼ同時に行うことが
できるが、このような構成の場合、位置決めピン
6がベースプレート3に設けられている位置決め
穴3aに完全に合つていない状態であつたとして
も、その状態のままで金型は金型締付固定機構に
よつて固定されるといつた問題点があつた。そこ
で、位置決めピン6の操作と金型締付固定機構の
操作を別々の操作部材により行う様な構成にした
ものもあるが、この場合には前述の様な問題点
(位置決めが完全に行われていない状態で固定さ
れる)は防止することができるが、各々の操作部
材を配設するための新たなスペースが必要であつ
た。
本考案の目的は、上述した問題点を解決し、小
型化することができると共に、小さなスペースに
て位置決め用及び固定用の操作部材を配設するこ
とができる金型交換用ダイセツトを提供すること
である。
この目的を達成するために、本考案は、金型締
付固定機構を、金型を押圧固定する押圧部材と、
垂直に配置され、押圧部材とねじ結合する回転軸
と、押圧部材の回転を阻止すると共に、その上下
動を案内する案内部材と、回転軸を回転させるた
めの回転操作部材とから構成し、ピン操作部材
を、回転操作部材と同心状に配置し、以て、位置
決めピンと金型締付固定機構とを互いの操作の邪
魔にならずに、なるべく近ずけたことを特徴とす
る。
以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
第4〜9図は本考案の一実施例を示すもので、
第4図は金型交換用ダイセツトの正面図、第5図
は第4図に示す下本体側の平面図、第6図は金型
締付固定機構を示す一部断面平面図、第7図は第
6図に示すX方向から見た一部断面側面図、第8
図は第6図に示すY方向から見た正面図、第9図
は第6図に示すY方向から見た断面図である。第
1図と同じ部分は同一符号にて表す。上本体1
(又は下本体2)の前面両側には穴14(第6図)
が設けられており、該穴14にはウオームギヤ1
5が一体的に固定された軸16(中心部には通し
穴16aがあけられている)が回転可能に配置さ
れている。また、穴14には軸16の一端16b
を軸支する凸穴部14a及び入口側に軸受け17
がねじ込まれるねじ部14bが備えられている。
中心部に通し穴18aがあけられている六角つま
み18の軸部18bは軸受け17に挿入され、そ
の先端のねじ部18cが軸16の他端に設けられ
たねじ穴16cにねじ込まれる。この時、ねじ部
18c又は軸16のねじ穴16cにはあらかじめ
接着剤等が塗布されており、ねじ部18cが軸1
6のねじ穴16cにねじ込まれることにより六角
つまみ18と軸16とは接着され、一体となる。
六角つまみ18と軸受け17との間及び軸受け1
7と軸16との間にはそれぞれスラストワツシヤ
19,20が挿入されており、これにより六角つ
まみ18は軸受け17に回転可能に取り付けられ
る。
セツトプレート用ガイド21は下本体2(又は
上本体1)の上面両縁側にボルト22によつて固
定されている。ウオームギヤ15と噛み合うよう
な位置にウオームホイル23が配置され、該ウオ
ームホイル23は軸24と一体的に形成されてい
る。軸24の一端は下本体2より突出し、その突
出した部分にはねじ部24a(第9図)が形成さ
れており、セツトプレート25のねじ部25aに
ねじ込まれている。セツトプレート25の下端部
25bはセツトプレート用ガイド21の穴部21
bに嵌合しており、セツトプレート25の垂直平
面はガイド部21aの垂直平面にスライド可能に
接触する。これにより、セツトプレート25の回
転が阻止される。ウオームホイル23が回転する
ことにより軸24も回転し、この回転によつて該
セツトプレート25はセツトプレート用ガイド2
1のガイド部21aに案内されながら上下スライ
ド運動を行う。金型締付固定機構26は前述した
ウオームギヤ15からセツトプレート25によつ
て構成される。
一体的に構成された六角つまみ18と軸16の
中心部にあけられた通し穴18a,16aにはつ
まみハンドル27の軸部27aが挿入される。軸
部27aの先端には位置決めピン28の下部に設
けられたすりわり溝28aに挿入される偏心ピン
29を有する位置決めピン28のスライド用回転
軸30が一体的に形成されており、つまみハンド
ル27が回転すると、軸部27aを介して偏心ピ
ン29が円運動(この時偏心ピン29はすりわり
溝28a内を左右に移動する)し、この円運動が
位置決めピン28へ伝わり、位置決めピン28は
ガイドカラー31に案内されながら上下スライド
運動を行う。ガイドカラー31は下本体2(又は
上本体1)にあけられた穴に嵌合している。スラ
イド用回転軸30には位置決めピン28が本体上
面に突出していない状態(偏心ピン29が最下部
位置)時と位置決めピン28が本体上面に突出し
た状態(偏心ピン29が最上部位置)時にスプリ
ング32の反発力によりボール33がはまり込
み、各状態を保持(つまみハンドル27が自在に
回らない様にするため)するための溝穴30a,
30bが形成されている。
34は上型、35は下型、36は上本体1側に
備えられたガイドポストで、上本体1が下方にス
ライドする時に該ガイドポスト36は下本体2側
に備えられたガイドブツシユ37に嵌合し、これ
によつて上本体1と下本体2は相対運動を行うこ
とができる。
下型35を保持したベースプレート3を下本体
2にセツトする場合には、先ずベースプレート3
を下本体2に乗せ、つまみハンドル27を回す。
すると、軸部27aを介してすりわり溝28aに
挿入された偏心ピン29が円運動をし、この円運
動が位置決めピン28へ伝わり、位置決めピン2
8がガイドカラー31に案内されながら本体上面
へ突出する。そして偏心ピン29が最上部位置に
達した時スライド用回転軸30の溝穴30aにボ
ール33がはまり込み、この状態が保持される。
この突出した位置決めピン28はベースプレート
3の予じめ設けられている位置決め穴に嵌合し、
これにより下型35の位置が決定される。
次に、六角つまみ18を不図示のT型レンチ
(又はボツクスハンドル)等で回す。すると軸1
6を介してウオームギヤ15が回転し始め、この
回転がウオームホイル23に伝達され、該ウオー
ムホイル23と一体的に形成された軸24が回転
する。軸24が回転するとセツトプレート25は
セツトプレート用ガイド21のガイド部21aに
よつて回転が阻止されるので、ガイド部21aに
案内されながら下方にスライドを始める。このよ
うにセツトプレート25が下がる時にベースプレ
ート3は固定される。また、金型(ベースプレー
ト3)を解放する場合には前述とは逆の方向に六
角つまみ18とつまみハンドル26を回すことに
より行うことができる。
また、上型34を上本体1にセツトする場合も
下型35をセツトする場合と同様にして行うこと
ができるが、この場合気を付けなければならない
事は安全性の面から、上本体1を下方にスライド
させ、上型34を下型35上に置いた状態で行う
必要がある。
本実施例によれば、金型締付固定機構26を、
ウオームホイル23(軸24)の回転によりセツ
トプレート25を上下にスライドさせ、金型を固
定するような構成としたから、該機構を上・下本
体の両端縁側に配設することができ、ダイセツト
を小型化することができる。また、前述のような
構成としたためベースプレート3の厚さ誤差があ
つたとしても確実に金型を固定することができ
る。更に、六角つまみ18を前面側に配置したた
め、操作をしやすい。
また、位置決めピン28を上下スライドさせる
ためのつまみハンドル27の軸部27aを六角つ
まみ18及び軸16に設けられている通し穴18
a,16aに配設するような構成にしたので、つ
まみハンドル27を配設するためのスペースを新
たに設ける必要がなくなる。
本実施例において、つまみハンドル27、偏心
ピン29、スライド用回転軸30、スプリング3
2及びボール33がピン操作部材に相当し、セツ
トプレート25が押圧部材に相当し、ウオームホ
イル23及び軸24が回転軸に相当し、六角つま
み18、軸16及びウオームギヤ25が回転操作
部材に相当し、セツトプレート用ガイド21が案
内部材に相当する。
以上説明したように、本考案によれば、金型締
付固定機構を、金型を押圧固定する押圧部材と、
垂直に配置され、押圧部材とねじ結合する回転軸
と、押圧部材の回転を阻止すると共に、その上下
動を案内する案内部材と、回転軸を回転させるた
めの回転操作部材とから構成し、ピン操作部材
を、回転操作部材と同心状に配置し、以て、位置
決めピンと金型締付固定機構とを、互いの操作の
邪魔にならずに、なるべく近ずけたから、小型化
することができると共に、小さなスペースにて位
置決め用及び固定用の操作部材を配設することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の金型交換用ダイセツトの一例を
示す斜視図、第2図a,bは第1図に示す金型締
付固定機構を示す断面図、第3図a,bは従来の
金型締付固定機構の他の例を示す金型交換用ダイ
セツトの正面図及び一部拡大図、第4図は本考案
の一実施例である金型交換用ダイセツトを示す正
面図、第5図は第4図に示す下本体側の平面図、
第6図は第4図に示す金型締付固定機構を示す一
部断面平面図、第7図は第6図に示すX方向から
見た一部断面側面図、第8図は第6図に示すY方
向から見た正面図、第9図は第6図に示すY方向
から見た断面図である。 1……上本体、2……下本体、3……ベースプ
レート、14……穴、15……ウオームギヤ、1
6……軸、18……六角つまみ、21……セツト
プレート用ガイド、21a……ガイド部、23…
…ウオームホイル、24……軸、25……セツト
プレート、26……金型締付固定機構、27……
つまみハンドル、27a……軸部、28……位置
決めピン、28a……すりわり溝、29……偏心
ピン、34……上型、35……下型。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上本体・下本体のそれぞれに、金型の位置決め
    をするための位置決めピンと、該位置決めピンを
    上下に動かすためのピン操作部材と、位置決めピ
    ンによつて位置決めされた金型を固定するための
    金型締付固定機構とを備えた金型交換用ダイセツ
    トにおいて、前記金型締付固定機構を、金型を押
    圧固定する押圧部材と、垂直に配置され、押圧部
    材とねじ結合する回転軸と、押圧部材の回転を阻
    止すると共に、その上下動を案内する案内部材
    と、回転軸を回転させるための回転操作部材とか
    ら構成し、前記ピン操作部材を、回転操作部材と
    同心状に配置したことを特徴とする金型交換用ダ
    イセツト。
JP19038183U 1983-12-12 1983-12-12 金型交換用ダイセツト Granted JPS6099026U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19038183U JPS6099026U (ja) 1983-12-12 1983-12-12 金型交換用ダイセツト

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JP19038183U JPS6099026U (ja) 1983-12-12 1983-12-12 金型交換用ダイセツト

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Publication Number Publication Date
JPS6099026U JPS6099026U (ja) 1985-07-05
JPH0123639Y2 true JPH0123639Y2 (ja) 1989-07-19

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JP19038183U Granted JPS6099026U (ja) 1983-12-12 1983-12-12 金型交換用ダイセツト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5055600B2 (ja) * 2007-03-26 2012-10-24 大同Dmソリューション株式会社 ダイセットおよびその金型実装方法

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JPS6099026U (ja) 1985-07-05

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