JPH01236321A - ポインティングデバイス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はポインティングデバイスに関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のポインティングデバイス（一般にメカニ
カルマウスと呼ばれる）は、第３図（ａ）。

（ｂ）のように可動球３の平面上での転動量をロータリ
エンコーダ１，２の□対により平面内の直交する２軸方
向への移動量に変換し、それをそのまま出力信号として
いるｏ　３ａは補助ローラである。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のポインティングデバイスは平面上での可
動球３の転勤量をそのまま平面上での移動量として出力
するため、可動球３の転動によりカーソルのデイスプレ
ィ画面上の移動を指示する指令を発する場合には、カー
ソルのデイスプレィ画面上での移動量に対応した大きさ
の可動球転勤用平面を確保する必要があり、この平面よ
り狭い場合にはカーソルをデイスプレィ画面上で十分に
移動させることができないという欠点があった。

本発明の目的は前記課題を解決したポインティングデバ
イスを提供することにある。

〔発明の従来技術に対する相違点〕

上述した従来のポインティングデバイスに対し、本発明
はポインティングデバイスを持つときのその本体の傾き
と移動量の出力信号を乗算回路により駈は合せることに
より、移動量をコントロールできるため、カーソルの高
速、かつ広範囲な移動を可能にするという相違点を有す
る。

〔８題を解決するための手段〕 上記目的を達成するため、本発明においては、平面上を
転動させてカーソルの移動やコマンドの選択等の指令を
入力させる可動域を備えたポインティングデバイスにお
いて、前記可動域に対して傾動するポインティングデバ
イス本体と、前記可動域の平面内での転勤量を直交する
２軸方向への移動量として検出するロータリエンコーダ
の対と、前記ポインティングデバイス本体の傾斜角を可
動域の平面内での移動量として検出するポテンションメ
ータと、該ポテンションメータが検出したポインティン
グデバイス本体の傾斜角に応じた移動量を前記ロータリ
エンコーダ対が検出した移動量に乗算して出力する乗算
回路とを有するものである。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図により説明する。

（実施例１） 第１図は本発明の実施例１を示す要部断面図である０図
において、ポインティングデバイス本体Ｍは上下に分割
された下部ケース４と上部ケース５とからなり、下部ケ
ース４に、平面上を転動させる可動域３を内蔵し、該可
動域３の一部を下部ケース４をスライドさせる平面に接
触する高さ位置に臨ませ、一方、上部ケース５に支柱６
を吊下する。さらに、下部ケース４にポテンションメー
タ７を設置し、該ポテンションメータ７の軸７ａに上部
ケース５の支柱６を軸支し、上部ケース５を下部ケース
４の可動域３に対し左右に傾斜可能に配置するとともに
、上部ケース５の傾斜角をポテンションメータ７により
検出する。

また、上部ケース５と下部ケース４との間には静止状態
において上部ケース５を水平に保つスプリング９，１０
を張設する。

また、可動域３の平面上での転勤量を直交する２軸（該
平面上に設定した直交するＸ軸とＹ軸）方向への移動量
として検出するロータリエンコーダの対と、ポテンショ
ンメータ７が検出したポインティングデバイス本体Ｍ（
本実施例では上部ケース５）の傾斜角に応じた移動量を
ロータリエンコーダ１，２が検出した移動量に乗算して
出力する乗算回路８とを装備する。

第１図において、上部ケース５は支柱６によって軸７ａ
に結合し、さらに軸７ａは下部ケース４に固定されたポ
テンションメータフに接続しであるため、上部ケース５
は軸７ａのまわりに回動させて可動域３に対して傾斜さ
せると、その回転角度がポテンションメータ７で検出さ
れる。上部ケース５の傾き量と本体Ｍの移動量を乗算回
路８により掛は合わせたものを出力信号と５して出力す
ることによって上部ケース５の傾き具合で、移動量をコ
ントロールすることができ、狭い操作領域でも必要に応
じて上部ケース５を傾けることにより、デイスプレィ画
面上のカーソルをスピーデイにコントロールできる。な
お静止時はスプリング９，１０により上部ケース５は水
平状態に戻る。

（実施例２） 第２図（ａ）、　（ｂ）は本発明の実施例２を示す図で
ある。ポテンションメータ７は、その軸７ａがおもり１
１に接続されており、ポインティングデバイス本体Ｍを
傾けることにより、ポテンションメータ７の軸７ａが回
転し、その回転角と可動域３の移動量の出力信号を乗算
回路８で掛は合わせて出力する。

この実施例では本体Ｍを急加速して動かすと、おもりが
振り子の原理により振動してポテンションメータ７の軸
７ａが回転するので、カーソルを遠くへ移動させたいと
きは急加速すれば実現できるという利点がある。尚、制
動スプリング１２によりおもり１１の不用な振動を防止
している。本実施例によれば、ポインティングデバイス
本体Ｍの傾斜に加えて該本体Ｍの急加速度移動により、
カーソルの移動量を増大させる指令を発することができ
る。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は狭い操作領域でもポインテ
ィングデバイス本体の傾きを変えることにより、ポイン
ティングデバイスの移動量の出力信号をコントロールで
きるので、デイスプレィ画面上のカーソルを遠くまでス
ピーデイに移動することができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例１の縦断面図、第２図（ａ）は
本発明の実施例２を示す構成図、第２図（ｂ）は同断面
図、第３図（ａ）は従来のポインティングデバイスの構
造図、第３図（ｂ）は同断面図である。 ■、２・・・ロータリエンコーダ　３・・・可動味４・
・下部ケース　　　　　５・・上部ケース６・・支柱　
　　　　　　７・・ポテンションメータ８・・・乗算回
路 Ｍ・ポインティングデバイス本体

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、平面上を転動させてカーソルの移動やコマンドの選
   択等の指令を入力させる可動球を備えたポインティング
   デバイスにおいて、前記可動球に対して傾動するポイン
   ティングデバイス本体と、前記可動球の平面内での転動
   量を直交する２軸方向への移動量として検出するロータ
   リエンコーダの対と、前記ポインティングデバイス本体
   の傾斜角を可動球の平面内での移動量として検出するポ
   テンションメータと、該ポテンションメータが検出した
   ポインティングデバイス本体の傾斜角に応じた移動量を
   前記ロータリエンコーダ対が検出した移動量に乗算して
   出力する乗算回路とを有することを特徴とするポインテ
   ィングデバイス。