JPH01235763A - 建築物の壁構造 - Google Patents

建築物の壁構造

Info

Publication number
JPH01235763A
JPH01235763A JP6056788A JP6056788A JPH01235763A JP H01235763 A JPH01235763 A JP H01235763A JP 6056788 A JP6056788 A JP 6056788A JP 6056788 A JP6056788 A JP 6056788A JP H01235763 A JPH01235763 A JP H01235763A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall panel
wall
mounting piece
bolts
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6056788A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Sugai
菅井 慶一
Hidefumi Takei
秀文 武井
Moriteru Saitou
斉藤 守輝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawatetsu Metal Industry Co Ltd
Original Assignee
Kawatetsu Metal Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawatetsu Metal Industry Co Ltd filed Critical Kawatetsu Metal Industry Co Ltd
Priority to JP6056788A priority Critical patent/JPH01235763A/ja
Publication of JPH01235763A publication Critical patent/JPH01235763A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、壁パネルを建築物躯体の壁面に簡単で、し
かも精度良く取り付けることができるようにした建築物
の壁構造に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の壁構造としては、例えば第5図に示すよ
うに、建物躯体のコンクリート壁面101にアンカーボ
ルト102を介してアングル材を下地材103として水
平に固定しておき、下位の金属製壁パネル104の上縁
に設けた起立片105と、上位の金属製壁パネル104
の下縁に設けた垂下片106を重ね合わせて下地材10
3にビス107止めし、上下壁パネル104.104間
の目地に止水用のガスケット108を挿入し、防水コー
キング(第109を充填して目地処理するものが知られ
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記した従来技術では、下地材103に壁パ
ネル104を取り付けるに際して、横並びの壁パネル1
04同士の目地間隔を調整したり、形成された細い目地
を通してビス止めしなければならず、また壁パネル10
4を取付けた後に縦横の目地にガスケット108を挿入
したり、防水用のコーキング材109を充填して目地処
理しなければならない等、かなり施工に手間が掛かる問
題点があった。
この発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み、壁パネル
を順次敷設して行くだけで自動的に目地間隔が決定され
、また目地処理も同時に行える壁構造を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この発明の壁構造において
は、壁パネルに、後端部に挿通孔を設けた取付ピースを
壁パネル背面から後方に突設しておき、また、建物躯体
の壁面に固定する下地枠体にボルトとダボピンを交互に
立設し、壁パネルを下地枠体に敷設するに当たって壁パ
ネルの取付ピースの挿通孔にボルトとダボピンを挿通し
て順次壁パネルを敷設するものである。
上記壁パネルに突設する取付ピースは、壁パネルの上縁
側、下縁側に主取付ピースと下取付ピースを平面より見
て取付位置が交互になるように設けることが好ましく、
主取付ピースに下地枠体のボルトを、下取付ピースにダ
ボピンを対応させて主取付ピースのみをボルト、ナフト
で締結し、下取付ピースはダボピンで係止することが作
業上面単になり効果的である。
また、取付ピースの取付位置は上記したものに限らず、
壁バ♀ルの両キ(側に設けても良く、かかる場合は下地
枠体として縦枠材を用い、この縦枠材に取り付けた受は
ピースの一例にボルトを、また他側にダボピンを立設し
ておき、壁パネルの一例をボルト結合、他側をダボピン
で係止しても上記した例と同様に効果的である。
もちろん、上記2例を併用すれば壁パネルの取付けがよ
り確実になり、好ましいことは言うまでもない。
さらに、後処理でも良いが、壁パネルの上下面、左右側
面に必要に応じて予め止水材を装着しておくと、自動的
に目地の防水処理ができてよい。
〔作 用〕
上記のように構成された建築物の壁構造によれば、手順
通りに壁パネルを敷設して行くだけで、何ら目地幅の調
整をすることもなく、自動的に目地が形成でき、また、
狭い目地を通してビス止めする等の煩わしさはない。
また、止木材を予め装着しておくこともできるので、壁
パネルを敷設して行くだけで、目地部の止水処理もでき
る。
〔実施例〕
以下、この発明の構成を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
Aは、いわゆる金属サイデイングの壁パネル、Bは壁パ
ネルAを建物躯体の壁面Cに取り付ける下地枠体である
以下、順次詳細に説明すると、壁パネルAは、塩ビ鋼板
あるいはアルミ板等の金属板を長方形状の薄皿状に折曲
成形、又はプレス成形して、図示しないが、その背面凹
部に、例えば断熱材、遮音材、耐火材等を装着し、壁と
して必要な機能を付加しである。
この壁パネル(A)の上部には図面に示すとおり、その
後端縁より上方に垂片1aと水平片1bが倒し字状に連
なる下実部lが、下部にはその背面長手方向に沿って段
状に凹ませた上実部2がそれぞれ形成してあり、複数枚
の壁パネルAを敷設した場合に上下壁パネルA、Aの下
実部lと上実部2が重なり合うように形成しであると共
に、壁パネルAの両側後縁には、第4図に示すように薄
幅のフランジ3.3が外方に向けて設けである。
また、4.5は上記下実部1の水平片ib上と右側のフ
ランジ3に沿って予め装着したガスケット等の止水材で
ある。
6.7.8は薄い金属板で成形したそれぞれ、上部取付
ピース、下部取付ピース、側部取付ピースを示し、先ず
、上部取付ピース6は側面より見て倒し字状で、上記壁
パネルAの下実部l垂片1aの裏面に所定間隔毎に且つ
、下実部1から若干上方に突出させてスポット溶接しで
ある。下部取付ピース7は上実部2から後方に突出させ
てスポット溶接したもので、上部取付ピース6とは交互
になるように、つまり、例えば上部取付ピース6が壁パ
ネルAの右端から20cm、40cm、60cm、・・
・の位置に取り付けられているとすると、下部取付ピー
ス7は璧パネルAの右端から10cm、30cm、50
cm、・・・の位置に取り付けられている。最後に、側
部取付ピース8は壁パネルAの両側板より、やはり後方
に突出させたもので、図面においては、この側部取付ピ
ース8の基部に立設片8aを設け、この立設片8aを壁
パネルAの側板内面にスポット?容接することにより側
部取付ピース8自体を水平に取り付けている。また、6
′、7′、8′は上記した各取付ピース6.7.8の後
端寄りに穿設した穴で、壁パネルAの後縁から同じ距離
に設けである。
つぎに、下地枠体Bは断面り字状の横下地材9と、断面
Cチャンネル状の縦下地材10とからなり、この縦・横
の下地材9.10を、第2図に示すように丁度壁パネル
Aの大きさの掛目になるよう、格子状に組んで、建物躯
体のコンクリート壁面Cにコンクリート釘11、フィッ
シャーアンカーボルト等で固定しである。そして、横下
地材9にはボルト12とダボピン13が、l0CII+
毎に交互に立設しである。つまり、ボルト12は上記し
た壁パネルAの上部取付ピース6に、ダボピン13は下
部取付ピース7に対応するピッチで設けである。
また、縦下地材10には壁パネルAの側部取付ピース8
に見合う位置に、側面アングル状の受はピース10aが
取り付けてあり、この受はピース10aの上面右側には
ボルト12が、左側にはダボピン13が立設しである。
以上の構成からなる壁パネルAを、下地枠体Bに敷設す
る手順を以下説明すると、 実施例にあっては、壁面Cに向かって一番下の列の右側
から左側に、先ず複数枚の壁パネルA、A、・・・を敷
設し、順次、その上の列の右側から左側に向かって敷設
して行く。つまり、第一番目の壁パネルAの下部取付ピ
ース7の挿通孔7′に下位にある横下枠9のダボピン1
3を挿通して係止すると同時に、上部取付ピース6の挿
通孔6′に上位にある横下枠9のボルト12を挿通し、
同様に右側部取付ピース8にダボピン13、左側部取付
ピース8にボルト12を同時に挿通し、ボルト12にナ
ツト14を螺着することにより、壁パネルA自体を下地
枠体Bに締結する(第3.4図参照)。
次に、この第一番目の壁パネルAの左側に第二番目の壁
パネルAを同様に締結するが、第二番目の壁パネルAの
右側はダボピン13のみの係止となり、細い目地を通し
てビス止めするなどの煩わしさが一切無い。このように
、一番下の列に複数枚の壁パネルAを敷設したら、更に
その上の列に壁パネルAを敷設して行(が、常に壁パネ
ルA下部と右側とはダボピン13のみによる係止となる
ので、ナツト14締め作業は壁パネルA、A間の目地に
関係なくオープンの状態で簡単に行える。
また、予め下実部1の水平片lb上と右側のフランジ3
に沿ってガスケット等の止水材4.5を装着しておいた
ので、壁パネルAを敷設して行くだけで自動的に壁パネ
ルA、A間の防水処理が行えるが、さらにコーキング材
を充填して目地防水を確実にすることもできる。
この発明の建築物の壁構造は上述した通りであるが、こ
の実施例に限定されるものではなく、例えば壁パネルA
自体は金属製のものに限らず、無機材で一体的に形成し
たものを使用することもできる。また、壁パネルAが細
長い横羽目板である場合は下地枠体Bのうち、縦下地材
10及び壁パネルAの横取付ピース8は省略できるし、
同様に縦羽目板である場合は横下地材9及び上下の取付
ピース6.7は省略できる。また、壁パネルA上下に設
けた上・下実部1.2は壁パネルAを外壁に使用する場
合はあった方が防水性を高める意味で好ましいが、特に
内壁に使用する場合は省略してもよい。このように、壁
パネルAはその形状・大きさ、使用条件に応じて任意に
変更できるものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明は、壁パネルを下地枠体
に順次敷設して行くだけで目地幅、防水処理が正確に又
極めて簡単にできる効果を奏するもので、実用上、有益
な発明である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は壁パ
ネルの一部を切り欠いた斜視図、第2図は、下地枠体の
正面図、 第3図は、取付状態の要部を示す縦断面図、第4図は、
取付状態の要部を示す横断面図、第5図は、従来例の要
部を示す縦断面図である。 A・・・壁パネル、B・・・下地枠体、C・・・壁面、
6・・・上取付ピース、6′・・・挿通孔、7・・・下
取付ピース、7′・・・挿通孔、8・・・側部取付ピー
ス、8′・・・挿通孔、9・・・横下地材、10・・・
縦下地材、10a・・・受ピース、12・・・ボルト、
13・・・ダボピン、14・・・ナツト。 特許出願人 川鉄金属工業株式会社 代理人 弁理士  小 川 順 三 同  弁理士  中 村 盛 夫 第1図 第 2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、壁パネル(A)の上縁側、下縁側に、後端部に挿通
    孔(6′、7′)を設けた上取付ピース(6)と下取付
    ピース(7)を平面より見て取付位置が交互になるよう
    壁パネル(A)背面から後方に突設し、また建物躯体の
    壁面(C)に上記壁パネル(A)の縦幅と同間隔に横下
    地材(9)を配設して下地枠体(B)を形成し、その横
    下地材(9)上にボルト(12)とダボピン(13)を
    交互に立設し、下位壁パネル(A)の上取付ピース(6
    )の挿通孔(6′)にボルト(12)を挿通してナット
    (14)で締結すると共に、上位壁パネル(A)の下取
    付ピース(7)の挿通孔(7′)にダボピン(13)を
    挿通して係止することにより壁パネル(A)を下地枠体
    (B)に敷設する建築物の壁構造。 2、壁パネル(A)の左右両側に、後端部に挿通孔(8
    ′)を設けた側部取付ピース(8)を壁パネル(A)背
    面から後方に突設し、また建物躯体の壁面(C)に上記
    壁パネル(A)の横幅と同間隔に縦下地材(10)を配
    設して下地枠体(B)を形成し、その縦下地材(10)
    の上記側部取付ピース(8)に見合う位置に取付けた受
    ピース(10a)の上面左右の何れか一方にボルト(1
    2)を、他方にダボピン(13)を立設し、壁パネル(
    A)の左右何れか一方の側部取付けピース(8)の挿通
    孔(8′)にボルト(12)を挿通してナット(14)
    で締結すると共に、他方の側部取付ピース(8)の挿通
    孔(8′)にダボピン(13)を挿通して係止すること
    により壁パネル(A)を下地枠体(B)に敷設する建築
    物の壁構造。 3、壁パネル(A)の上下面の何れか一方又は両方、及
    び、左右側面の何れか一方又は両方に予め止水材(4、
    5)を装着した請求項1又は2記載の建築物の壁構造。
JP6056788A 1988-03-16 1988-03-16 建築物の壁構造 Pending JPH01235763A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6056788A JPH01235763A (ja) 1988-03-16 1988-03-16 建築物の壁構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6056788A JPH01235763A (ja) 1988-03-16 1988-03-16 建築物の壁構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01235763A true JPH01235763A (ja) 1989-09-20

Family

ID=13145968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6056788A Pending JPH01235763A (ja) 1988-03-16 1988-03-16 建築物の壁構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01235763A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100721211B1 (ko) * 2006-09-06 2007-05-23 원병욱 내/외장재 패널 및 그 시공방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100721211B1 (ko) * 2006-09-06 2007-05-23 원병욱 내/외장재 패널 및 그 시공방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS59138643A (ja) 浴室ユニツト
JPH01235763A (ja) 建築物の壁構造
JP3791745B2 (ja) パラペットの防水構造
JP2699806B2 (ja) 壁面パネルおよび壁面
JP2553897Y2 (ja) 軒先面戸
KR0123864Y1 (ko) 건축용패널 고정구조립체
JP3085612U (ja) 梁下取付金具
JP3229022B2 (ja) 外壁構造
JPS5837470B2 (ja) 板状の建築材の取付構造
JP2002235396A (ja) 垂壁パネルの取付構造
JP3067521U (ja) 遮音壁
JP3304930B2 (ja) 垂木取付金具
JPH051537Y2 (ja)
JPS6037927Y2 (ja) パネル取り付け具
JPH0452345Y2 (ja)
JP2710650B2 (ja) 壁パネル取付構造
JP3895116B2 (ja) 鉄骨系住宅における出隅パネルの取付構造
JPS6037931Y2 (ja) パネル取り付け具
JP2022083547A (ja) ガスケット仮止めクリップとガスケットの取り付け方法
JPH0312903Y2 (ja)
JPH082259Y2 (ja) 間仕切等における水平接地体の固定装置
JPH0344172B2 (ja)
JPH04194145A (ja) 複合壁面の施工方法
JP2620021B2 (ja) 乾式タイルパネルユニット並びにその取付方法及び乾式タイルパネルの取付方法
JP2733668B2 (ja) 壁パネル取付工法及び該工法に用いるフックボルト並びにスペーサー