JPH01233634A - データ通信制御装置 - Google Patents

データ通信制御装置

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JPH01233634A
JPH01233634A JP63060970A JP6097088A JPH01233634A JP H01233634 A JPH01233634 A JP H01233634A JP 63060970 A JP63060970 A JP 63060970A JP 6097088 A JP6097088 A JP 6097088A JP H01233634 A JPH01233634 A JP H01233634A
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茂雄 久保木
Norihiko Sugimoto
杉本 則彦
Shunji Inada
俊司 稲田
Masahiro Ueno
雅弘 上野
Takeshi Harakawa
原川 竹氏
Kazuhisa Inada
和久 稲田
Toshihiko Tominaga
俊彦 富永
Yasushi Nakamura
靖 中村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、プログラム制御装置に関し、例えばLAN
 (ローカル・エリア・ネットワーク)のコントローラ
(プロセッサ)等のようなプログラム制御装置に利用し
て有効な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
LANの伝送媒体と各種端末装置のインターフェイスの
一般的構造は、電気的レベルと論理的レベルとの変換を
行うトランシーバと、データのバッファリング、パケッ
トなど伝送形態の組み立て/分解、ネットワークアクセ
ス制御などを行うコントローラからなる。このようなL
ANに関しては、例えば−オーム社昭和60年12月2
5日rマイクロコンピュータハンドブック」頁302、
頁336、頁780及び頁1027がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記LANのインターフェイスをマイクロプログラム方
式によるプロセッサで構成することが有効である。なぜ
なら、03I(オーブン システムズ インターコネク
ション)参照モデルにおけるデータリンク層までをサポ
ートするような場合、複雑なプロトコルをサポートする
必要があるからである。
このようなマイクロプログラム方式のプロセッサを開発
したり、LSI(大規模集積回路)全体の実機デパック
のためには、プログラムの流れを追跡するトレース機能
が必要である。すなわち、エミュレータやロジック・ア
ナライザなどでは、ブレーク・ポインタの前に実行され
た命令のアドレスを記憶するトレース・メモリを備えて
いる。
トレース・メモリの内容を調べることによって、ブレー
ク・ポイント以前のプログラムがどのような経過をたど
ったかが判る。しかしながら、このようなエミュレータ
やロジック・アナライザは、それ自体が高価であるばか
りか、それに合わせたLSIのシステム設計が必要であ
るという制約を受けるものとなる。
この発明の目的は、比較的筒車な構成でデバッグ機能を
持たせたプログラム制御装置を提供することにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は
、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔課題を解決しようとする手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、指示された設定条件に従い、それに対応した
各種制御動作を行うシーケンス制御信号を形成するプロ
グラムROMを持つプログラム制御装置に対して、特定
の動作モードのとき動作状態にされ、上記外部条件に対
応した情報及びその動作シーケンスに費やされた時間情
報を順次記憶する記憶回路を設ける。
〔作 用〕
上記した手段によれば、上記記憶回路の内容を調べるこ
とによって、ある条件下でのシーケンス制御動作がどの
ような経過をたどったかが判るから、その開発中のマイ
クロプログラムのデバッグや実機でのシステムデバッグ
を容易に行うことができる。
〔実施例〕
第1図には、この発明が適用されたLAN用プロセッサ
と、それに結合される端末装置の一実施例のブロック図
が示されている。
LAN用プロセッサ(以下、単にプロセッサという)L
ANPCは、同図に一点鎖線で囲まれた回路ブロックか
らなり、公知の半導体集積回路の製造技術により、特に
制限されないが、単結晶シリコンのような1個の半導体
基板上において形成される。
このプロセッサは、コアプロセッサcpc、シリアル制
御部SC1内部レジスタとして作用するメモリRAMI
、レジスタ群(コントロール、ステータスレジスタ)R
EG、バス制御部DMA。
送信用メモリTxF I FO1受信用メモリRxFI
FO、タイミング発生回路TG及び自己診断回路STF
から構成される。上記コアプロセッサCPCは、コント
ローラC0NT、マイクロプロゲラ1.ROM(以下、
mROMという)及びアドレス制御部ACか、ら構成さ
れる。
このコアプロセッサCPCは、マイクロプログラム制御
方式のもとに、外部回路を制御するとともに、内部バス
BUSを介して種々の機能ブロックとデータの伝送を行
う。上記シリアル制御部SCは、受信データRDと受信
クロックRCを外部端子を介して通信回線より受は取り
、送信データTDを外部端子から通信回線上に送出する
送信要求があれば、M A C(Medium Acc
essControl)フレームの場合、コアプロセッ
サCPCから内部バスBUSを介して送信用メモリTx
FIFOへ伝送され(DMA転送)、LLC(Logi
cal  L ink Control)フレームの場
合は、上記バス制御部DMAの制御のもとに、システム
メモリRAM2から送信用メモリTxF I FOへD
MA (直接メモリアクセス)転送される。しかる後に
シリアル制御部SCにおいて、パラレル/シリアル変換
、F CS (Frame  Check  5equ
ence)生成、デリミタ生成などの制御、加工を受け
、送信データTDとして送出される。
受信フレームは、−旦受信用メモリRxFIFOヘロー
ドされ、MACフレームの場合は内部バスBUSを介し
てコアプロセッサCPCへ伝送され、LLCフレームの
場合は内部バスBus、バス制御部DMA、システムバ
スSBを介してシステムメモリRAM2へDMA転送さ
れる。このような送信、受信動作はホストプロセッサR
PCの制御によって行われる。
このようなプロセッサLANPCにおけるマイクロプロ
グラム(m ROM)の開発デバッグ等を簡単に行うた
め、自己診断回路STFが内蔵される。この自己診断回
路STFは、コントロールレジスタREG (又は汎用
レジスタとして作用するRAMI)に割り当てられた特
定のビット出力(STB)により、診断機能が有効にさ
れる。
第2図には、上記自己診断回路(ステートトレース回路
)STFとそれに関連する主要な回路のブロック図が示
されている。上記自己診断回路STFは、同図に示すよ
うにFIFOメモリが利用される。
例えば、上記プロセッサLANPCの内部データバスB
USは8ビツト構成とされ、ホストプロセッサHPCが
結合されるシステムバスSBは16ビツト構成とされる
場合、上記FTF○メモリは16ビツト構成とされ、そ
れが上位8ビツトFRHと下位8ビツトFRLとに2分
割される。上記内部データバスBUSの8ビツトの信号
は、マルチプレクサMPXを介して上記8ビツトつづ2
回に分けてFIFOメモリに書き込まれようにされる。
FIFOメモリは、上記16ビツト構成のレジスタが8
偏設けられ、対応する各ビットがシフトレジスタを構成
するように接続される。すなわち、同図において上段の
レジスタに書き込まれたデータが下段のレジスタに向か
ってパラレルに転送される。
デコーダ回路DEC1とDEC2は、コアプロセッサC
PCにより発生されるアドレス信号ADD1を受けて、
2つに分割された8ビア)つづのレジスタFRHとFR
Lの選択信号を形成し、ゲート回路GlとG2をそれぞ
れ制御する。ゲート回路G1と02は、上記選択信号に
従って上記レジスタFRHとFRLの書き込み/読み出
し制御信号WRを伝える。これにより、コアプロセッサ
CPCは、上記FIF○メモリに対して8ビツトつづの
単位で書き込み/読み出しを行うことができる。
特に制限されないが、上記FIFOメモリを構成する第
2段目以降のレジスタは、それぞれ1ビツトのポインタ
P2ないしP8を持つ。これに対して初段のレジスタは
、ポインタUP及びPlを持つ。ここで、ポインタとは
、FIFOメモリを構成する各段のレジスタにデータが
格納されていることを示すフラグで、“0”ならば有効
なデータが格納されていないことを示し、“1″ならば
有効なデータが格納されていることを示すものである。
コアプロセッサCPCは、初段レジスタに対応したポイ
ンタUP、PLをリードして、両ビットがともに“O”
のとき、上記初段のレジスタFRH,FRLに後述する
ようなトレース情報を2回に分けて書き込む。上記両ポ
インタUP、Piのいずれかのビットが“1”なら書き
込みを行わず、書き込み動作を待機させる。なお、第2
図において、上記ポインタUPやPlないしP8の読み
出し信号経路は図面が複雑になってしまうのを防ぐため
に省略されている。
初段レジスタに上記トレース情報が書き込まれると、そ
のデータは図示しないシフトクロックに同期して、ポイ
ンタが“1″になっている直前の段までシフトされる。
したがって、FIFOメモリの内容がオール“0”なら
最下段までシフトされることになる。このような一連の
動作は、当該段のポインタが“1”で次段のポインタが
0”のときには、次段にデータがシフトされるとともに
、当該段のポインタをクリアする論理動作によって実現
される。
タイマー回路TMは、例えば16ビットバイナリカウン
タ回路とカウンタ値を格納し、コアプロセッサCPCに
よって読み出し可能なレジスタから構成される。上記カ
ウンタ回路は、後述するような前状態の滞在時間を計測
する。コアプロセッサCPCは、上記レジスタから読み
出された16ビツトからなる計測時間情報を、演算処理
して例えば実数部が4ビツトで指数部が4ビツトの数値
フォーマットに変換して、上記FIFOメモリに格納す
るトレース情報とする。
この実施例では、デバッグのためのトレース情報として
、マイクロ命令そのものに代えて現状態番号、遷移イベ
ント番号及び前状態の滞在時間を用いる。このような情
報をトレース情報とすることによって、上記のような簡
単な自己診断回路STFによりデバッグが可能になる。
なお、上記現状態番号や遷移イベント番号及び滞在時間
については後に詳細に説明する。
前記コントロールレジスタREGに含まれる状態遷移ビ
ットSCBは、状態遷移が発生したときコアプロセッサ
からセットされ、ホストプロセッサHPCに割り込み信
号IRQを送出させ、ホストプロセッサRPCからのF
IFOメモリの読み出しアクセスを促す。ホストプロセ
ッサHPCは、前記コントロールレジスタREGの4f
fim)lz−スピットSTBをセットするか否かによ
り、状態トレース機能モードを有効にするか否かの指定
を行う。
第3図には、上記コアブ1コセッサCPCのアドレス生
成部AC及びマイクロプログラムROMの一実施例のブ
ロック図が示されている。
前記プロセッサLANPCの通信プロトコルは、状態テ
ーブル・リード・オンリー・メモリ (ステートROM
)SROMとマイクロプログラムROM(mROM)と
により構成される。上記ステーFROMには、イベント
番号レジスタERと、現状態番号レジスタSRとの各番
号がアドレスとして入力される。ステートROMは、上
記各番号を解読して、一方においてマイクロプログラム
ROMの読み出しアドレス信号を形成し、他方において
次状態番号を生成して次状態番号レジスタNSRにセン
トする。
命令実行の手順としては、イベント番号レジスタERに
イベント番号ENO〜EN6をセントし、現状11E、
番号レジスタSRに現状態番号5NO−3N4をセット
して、状態ナブル−チン・コール命令を実行すればよい
。ステーFROMは、次状態番号レジスタNSRに5ビ
ツトからなる次状態番号をセットするとともに、マイク
ロプログラムROMにアドレスを送出し、上記次状態に
移る前の処理が起動され、次状態の処理タスクが行われ
る。
特に制限されないが、マイクロROMのアドレス信号は
、14ビツトからなり、そのうちコアプロセッサCPC
における有効なアドレス空間は、800HからFFCH
(Hは16進表示を示す)までの約16にワードを持つ
この実施例では、このようなマイクロROMのアドレス
(マイクロ命令)に代えて、ステーFROMの入力の遷
移情報をトレースすることにより、どの遷移の時点、あ
るいはどの状態処理タスク中にエラーが起こったかがわ
かり、デバッグを容易にする。また、上記のようなトレ
ース情報の圧縮化により、自己診断回路STFの回路規
模を上記のようなFTFOメモリ等のように小さくでき
るものごある。
第4図及び第5図は1、自己診断回路STFを用いた動
作の一例を説明するためのフローチャート図が示されて
いる。
パワー・オン・リセット直後は、イニシャル・ルーチン
(1)により、ポストプロセッサHPCから状態トレー
スビットSTBを“1″にセット(ライト)17て、上
記自己診断回路STFの機能を有効にする。
ステップ(2)において、ホストプロセッサHPCは、
現状態レジスタに現状態番号をセットし、それ以外のイ
ベントレジスタ、次状態レジスタ、FIF○レジスタ等
は全て′0”にクリアする(STフォーマット生成)。
なお、ステップ<17.18)のように通常モードにな
れば、コアプロセッサCPCは、遷移が発生する毎に、
現状態番号、遷移イベント番号、それに前状態経過時間
等の遷移トレース・フォーマットを生成する。
ステップ(3)では、コアプロセッサCPCは、上記自
己診断回路STFを構成するFIFOメモリにおける初
段レジスタに対応したポインタ(PIT)UPSP 1
をリードし、両方とも10″のときステップ(4)に移
り、コアプロセッサCPCは、FTFOメモリのライト
信号を生成する。
これにより、ステップ(5)において、上記FIFOメ
モリにデータライトが行われるとともに、ポインタUP
とPlが“1”にセットされる。ステップ(6)では、
コアプロセッサCPCは、状態遷移ビットSCBを“1
”にセットする。ステップ(7)では、コアプロセッサ
CPCは、割り込み信号IRQをセットしてホストプロ
セッサHPCに割り込みをかける。
これ以降のフローは、次の第5図に従う。
第5図のステップ(8)において、初段のレジスタにラ
イトされた遷移情報データは、次段のポインタが“1″
の時はそのままであるが、′0″の場合にはステップ(
9)により次段ヘシフトされた後ステップ(10)で前
段のポインタが“0″にリセットされる。
ステップ(11)において、最下段レジスタまでシフト
が終了すると、ステップ(12)より前記発生された割
り込み信号IRQによりホストプロセッサRPCに割り
込みがかけられる。
ステップ(13)では、ホストプロセッサHPCは、上
記割り込みによりFIF○最下段レジスタをリードする
。リードが終了すると上記最下段レジスタの全データは
自動的に0”にクリアされる。
ステップ(工4)において、再度上記最下段レジスタを
リードしたとき、ポインタP8が“0”ならばリード動
作は終了、“1”ならばリード動作を続行する。
次に、ステップ(15)において、状態遷移ビットSB
Cもリセットされる。この後、第4図のステップ(17
)に移行し、状態遷移が行われ、ステップ(18)にお
いて、そのフォーマント生成が行われる。表−1には、
そのフォーマットの一例が示されている。
表−1 2”   2”2”  2” 2’   2’  2”
    2゜1←−FR)T  −→1←−FRL  
−→1第6図には、上記プロセッサLANPCにおける
通信プロトコルの一例の状態遷移図が示されている。同
図を参照して、上記現状態番号や、遷移イベント等につ
いて説明する。
この実施例のLANプロトコルは、国際標準規格A N
 S T (American National 5
tandards In5t−ttute )/ I 
E E E  802.5及びI S O(Inter
na−tional Organization Fo
r 5tandardization) /T S  
880215として決められており、同図には、そのう
ち送信権管理の状態遷移図の一部を例示的に示している
以下、第6図に従って本発明が適用されるLANプロセ
ッサの背景について説明するが、細かな基本的用語(ト
ークンやフレームなど)の意味については、上記国際標
準規格の文献を参照されたい(例えば、I SO/TC
97/SC6N 4477.1987−02−12. 
PP7〜13、T So/TC97/SC6N 198
7−03−03. PPI〜3)。
局(モニタ)は、アクティブ・モニタとスタンドバイ・
モニタがある。前者は、正常なフレーム又はトークンが
存在しない、優先レベルの高いトークンの無限周回、フ
レームの無限周回などのエラー状態からの回復を行う。
また、自己ステージジンの発振器を用いて符号の送信リ
ピートを行い、ラテンシイ・バッフy (Latenc
y Buffer)をリングに挿入する。ラテンシイ・
バッファは、下記の2つの機能を持つ。
fil最小遅延時間の保証 全てのステーションがリピート状態のとき、トークンが
リングを連続的に巡回するためには、す°フグ上に少な
くともトークンシーケンス分(24ビツト)の遅延が必
要である。このため、アクティブ・モニタは、24ビツ
トのラテンシイ・バフファを挿入する。
(2)位相ジッタの補償 リングのソースタイミング又はマスク発振器は、アクテ
ィブ・モニタが供給し、リング内の各ステーションは入
力信号を用いて同期をとる。したがって、リングを周回
するデータシグナリングトレースはアクティブ・モニタ
が制御する。リングセグメントは瞬間的には、マスタク
ロックより少し早く又は少し遅れた動作をすることがあ
る。それらの積み重ねにより多数のステーションを挿入
した場合には±3ビット以内のリングの遅延を生じる。
しかし、リングの遅延が一定していなければ、すなわち
、リングの遅延が減少すればビット落ち、リングの遅延
が増大すればと7)わきが発生する。
そのためリングでの遅延蓋合わせてバッファの量を変化
することのできるエラステイク・バッファ(elast
ic buffer)を6ビツト用いる。したがって、
アクティブ・モニタでは固定の24ビツトのバッファと
合わせて30ピツトから24ビツトまでの遅延が生じる
。なお、このバッファは全体で27ビツトに初期化され
る。
後者のスタンドバイ・モニタは、アクティブ・モニタの
通常動作を監視するもので、自局宛のフレームを受信し
たときはメモリにコピーして下流に出力し、他局宛フレ
ームを受信したときは単に下流に該フレームを送出(リ
ピート)する。また、トークンがきたとき、トークンの
プライオリティ・ビット値と比べて自局の送信待ちフレ
ームのプライオリティ・ビット値が等しいか大きければ
、送信権を獲得してフレームを送信する。
第6図において、縦線は状G(以下、ステートと称する
)を示し、矢印の遷移方間を示しており、矢印の上側に
は入力イベントが、矢印の下側には出力又はアクション
を示している。
最初、ステートTO1すなわち、リピート(REPEA
T)状態にあるものとする。この状態で送信待ちのPD
U (制御情報及びデータを同位エンティティ間で運ぶ
情報の単位、プライオリティPm)を待ち、かつ受信し
たトークンのプライオリティPがP≦Pmの場合(同図
の遷移TOIにおけるイベント発生に対応)、局はスタ
ート・フレーム・シーケンス(SFS)  ・フィール
ドにおけるピントを下記のように書き替える。
■プライオリティ・ビットP=Pm ■モニタビットM=予約ビットR=0 ■MA (マイ・アドレス)フラグ(FLAG)をリセ
ットする。
これは、同図の遷移TOIにおける出力又はアクション
である。この遷移により局はリピート状態(次状態;ス
テートTl)ヘシフトする。
各状態、イベント(入力)に予めコード患が付けられて
おり、局内の専用レジスタにコアプロセッサから設定さ
れる。これについては、後に説明する。
次に、遷移T12に示されているように、テス−)Tl
において、PDU送信が終わったとき(イベントに相当
)、エンド・フレーム・シーケンス(EFS)フィール
ド内のインターミーデイアット・ビット11エラー・ビ
ットE、アドレス・レコグナイズド・ビットA、コピー
・ビットCはいずれも“0”に設定され、TRRタイマ
ー。
エラーフラグはリセットされる。これらの処理によって
、フレーム・データ転送は終了し、ステー1−T2  
(TX  FILL  &  AWAIT  MA)に
遷移する。
ステートT2は、FILL(オール“0′のパターン)
を送り続け、MA (マイ アドレス)がセントされる
まで、すなわち、自局の送信フレームがリングを一巡し
て戻ってくるのを待っているモードである。このステー
トT2において、T21の遷移が起こる、すなわちMA
フラグがセットされ、かつ受信したフレームのプライオ
リティPがP>Pr  (予約ビット)の場合、図示の
トークンを送信し、ステートT3にシフトする。
ステートT3は、FILLを送信し続けるとともに、フ
レームをリングから消去するステートである。ステー)
T3においてMAフラグがセントされていて、かつIフ
ラグがセットされる(EDフィールド検出)か、TRR
タイマーがエクスバイアした時(イベントに相当)は、
送信フレームが−巡して完全に局内に取り込まれたこと
を示し、局はリピート状態のステートTOに戻る。
以上のような代表的な状態遷移は、コアプロセッサのマ
イクロプログラム制御のもとに行われる。
局は内部のコアプロセッサにより現状態(ステート)を
検知しており、ハードがイベント発生を割り込み等によ
りコアプロセッサに知らせると、前記ステーFROMに
よりアクション・ルーチンのマイクロプログラム・アド
レスと、次状態(コード)を発生する。アクションは、
マイクロプログラムの実行により行われる。
前記表−1において、現ステートのフィールド中のビッ
ト215は、それが“0”なら上記のようなスタンドバ
イ・モニタ(局)を示し、“1″ならアクティブ・モニ
タ(局)を示す。そして、残りの3ビツト214〜21
″により、ステート番号を示す。
遷移イベントは、上記のような前ステートから現ステー
トへ遷f多したときのイベントを示し、2目〜28の4
ビツトにより、例えばOは最終FTP0.1〜Bはモニ
タFSM遷移種別、Cは上位指定、Dはエルギーエラー
、Eはロベワイヤー・ブレークダウン、Fは周波数エラ
ーをそれぞれ意味する。上記O〜9.A−Fは、16進
数を示す。
経過時間は、例えば実数部が9で指数部が7のときには
、9x2’=1152〜1152+127 msを示し
ている。この場合の分解能は、27−128となり、誤
差は27−1=127となる。
このような経過時間の表示により、8ピントのようtc
少ないビットで経過時間のダイナミック・レンジが広く
とれる。
上記の実施例から得られる作用効果は、下記の通りであ
る。すなわち、 (1)指示された設定条件に従い、それに対応した各種
制御動作を行うシーケンス制御信号を形成するプログラ
ムROMを持つプログラム制御装置に対して、特定の動
作モードのとき動作状態にされ、上記外部条件に対応し
た情報及びその動作シーケンスに費やされた時間情報を
順次記憶する記憶回路を設けることにより、上記記憶回
路の内容を読み出すとこによって、ある条件下でのシー
ケンス制御動作がどのような状態をたどったかが判るか
ら、その開発中のマイクロプログラムのデバッグや実機
でのシステムデバッグを容易に行うことができるという
効果が得られる。
(2)状態遷移情報をトレース情報とすること及び経過
時間を実数部と指数部で表示させることによって情報の
圧縮化が図られるから、小規模のFI’FOメモリ等を
付加するだけで、マイクロプログラム等のデバッグ等を
行う自己診断回路を内蔵させることができるという効果
が得られる。
(3)上記(1)及び(2)により、格別なエミュレー
タやロジックアナライザが不用になるから、システム開
発や実機デバッグに要するコストを低減できるという効
果が得られる。
(4)実可動状態でも上記トレース機能を有効にするこ
とによって、エラーが発生したときの状態遷移を知るこ
とができるから、故障発見や保守が簡単に行えるという
効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。例えば、第2図におい
て、FIFOメモリは、上記シフトレジスタ構成とする
ものの他、複数のレジスタ又はRAMに対して選択回路
を付加し、書き込み/読み出しに応じてインクリメント
動作を行うポインタを設ける等により書き込みアドレス
と読み出しアドレスとを発生させて選択回路を制御して
先入れ、先出し動作を行われるもの等何であってもよい
。また、このようなFIFOに代えて、単なるメモリで
あってもよい。この場合、コアプロセンサCPCからは
予め決められて一定のアドレス順序で上記トレース情報
を書き込むものとし、ホトスプロセソリーはぞのアドレ
ス順序に従って読み出しを行うようにすればよい。
第3図において、マイクロプログラムROMのアドレス
発生回路としてのステートROMは、アドレスと次の状
態番号を生成するものであるから、これに代えてマイク
ロプログラムROMの処理ル−チンアドレスを生成する
論理ブロック、例えばシーケンサなどに置き換えること
ができる。
また、この発明におけるマイクロプログラムROMは、
マクロ命令に対するマイクロ命令が格納されているRO
Mという限定された意味のものではなく、前記説明から
明らかなように、情報処理やプロセス制御等の各種制御
動作等のシーケンス動作がその出力信号に従って行われ
る広義の意味に理解されたい。
この発明は、前記LANプロセンサの他、自動車エンジ
ン制御用やマイクロコンピュータを用いた各種シーケン
ス制御等のように外部設定条件に応じて動作するプログ
ラム制御装置に広く利用できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を節単に説明すれば、下記の通りである
。すなわち、指示された設定条件に従い、それに対応し
た各種制御動作を行うシーケンス制御信号を形成するプ
ログラムROMを持つプログラム制御装置に対して、特
定の動作モードのとき動作状態にされ、上記外部条件に
対応した1報及びその動作シーケンスに費やされた時間
情報を順次記憶する記憶回路を設けることにより、上記
記・19回路の内容を読み出すとこによって、ある条件
下でのシーケンス制御り1作がどのような状態をたどっ
たかが判るから、その開発中のマイクロプログラムのデ
バッグや実機でのシステムデバッグ・を容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明が適用されたL A N用プロセッ
サと、それに結合される端末装置の一実施例を示すブロ
ック図、 第2図は、上記自己診断回路(ステートトレース回路)
STFの具体的構成とそれに関連する主要な回路を示す
ブQ−tり図、 第3図は、マイクロプログラムROMとそのアドレス発
生部の一実施例を示すブロック図、第4図と第5図は、
この発明を説明するための動作の一例を説明するための
フローチャート図、第6図は、上記通信プロセッサにお
ける通信プロトコルの一例を説明する状態遷移図である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、指示された設定条件に従い、それに対応した各種制
    御動作を行うシーケンス制御信号を形成するプログラム
    ROMと、特定の動作モードの指定によって動作状態に
    され、上記設定条件に対応した情報及びその動作シーケ
    ンスに費やされた時間情報を順次記憶する記憶回路とを
    含むことを特徴とするプログラム制御装置。 2、上記プログラムROMは、指示された設定条件に対
    応した情報をデコードするROMと、このROMの出力
    信号により上記指定された設定条件に対応した一連のシ
    ーケンス制御信号を形成する先頭アドレスが指定される
    マイクロプログラムROMとから構成されるものである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のプログラ
    ム制御装置。 3、上記記憶回路はFIFOメモリであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1又は第2項記載のプログラム制
    御装置。
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