JPH01232118A - 自動二輪車用エンジン - Google Patents

自動二輪車用エンジン

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Publication number
JPH01232118A
JPH01232118A JP5499488A JP5499488A JPH01232118A JP H01232118 A JPH01232118 A JP H01232118A JP 5499488 A JP5499488 A JP 5499488A JP 5499488 A JP5499488 A JP 5499488A JP H01232118 A JPH01232118 A JP H01232118A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
clutch
mechanical supercharger
crankshaft
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5499488A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Jinyahara
伸夫 陣野原
Etsuhisa Matsuki
松木 閲央
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP5499488A priority Critical patent/JPH01232118A/ja
Publication of JPH01232118A publication Critical patent/JPH01232118A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は機械式過給機を備えた自動二輪車用エンジンに
関するものである。
〔従来の技術〕
機械式過給機はエンジンの動力を一部を利用して過給を
行うものであり、過給を必要としないアイドリング時に
エンジンに連結された状態にしておくと、過剰過給にな
るばかりでなく、エンジンの負荷となり燃料消費量も多
くなる。このため、従来、自動車用エンジンにおいては
、クランク軸と機械式過給機との間に電磁クラッチを介
装することによって、アンドリング時に機械式過給機を
切離すように構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、近年、自動二輪車においても出力を向上する
などの理由から機械式過給機を備えることが要請されて
おり、これに応えるために電磁クラッチを介してクラン
ク軸に連結された機械式過給機を備えることが考えられ
る。
しかし、このような構造では、電磁クラッチによってエ
ンジンが大型化する不具合が起き、延いては自動二輪車
のきわめて限られた搭載スペースへの収容が困難になる
。本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、アイ
ドリング時に機械式過給機を停止させる構造としても大
型化するのを可及的抑えることができる自動二輪車用エ
ンジンを提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る自動二輪車用エンジンは、クラッチとクラ
ンク軸の回転がクラッチを介して伝達される変速機との
間に機械式過給機に連結された動力取出部材を介装した
ものである。
〔作用〕
本発明においては、機械式過給機はクラッチが接続され
ると駆動され、クラッチが切離されると停止する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図により詳細に説明する。第
1図は本発明に係る自動二輪車用エンジンを示す断面図
、第2図はエンジンが搭載されたスクータ全体を示す右
側面図、第3図は同じ(左側面図である。第2図および
第3図において符号lで示すものはスクータを示し、操
向ハンドル2とシート3との間に乗員の脚を載せるフー
トボード4を備えている。5はシート下方に配設され車
体後部フレームで固定的に支持されたエンジンである。
6はこのエンジン5などの外側を覆う合成樹脂製の車体
カバー、7はエンジン5によって駆動される後輪であり
、上下に平行に配された左右各2本のスイングアーム8
によって上下に揺動自在に支持されている。
エンジン5は、エンジン本体11と、このエンジン本体
11の側方に備えられ動力を後方へ伝達する■ベルト式
無段変速機12などから構成され、これらエンジン本体
11、■ベルト式無段変速機12、駆動軸13を一体的
に保持するクランクケース14を有している。クランク
ケース14の下部はフートボード4の床面よりも下方へ
下げられている。前記エンジン本体11のクランク軸1
5は車幅方向に支持され右端部にはクランク軸15とV
ベルト式無段変速[12とを連結する遠心クラッチ16
が軸装されている。
■ベルト式無段変速機12はクランクケース14の右側
方および遠心クラッチ16を覆うケースカバー21と、
ケースカバー21の右側方を覆う変速機カバー22との
間に形成されたVベルト室23内に収容されており、遠
心力によってベルト溝幅が変化する駆動プーリ24と、
この駆動プーリ24のベルト溝幅に応じてベルト溝幅が
変化する従動ブーIJ25と、これらプーリ間に掛は渡
されたVベルト26などからなる。駆動プーリ24の外
側のプーリ半体には、外気を吸気通路27からベルト室
23内に吸込んでVベルト26を冷却する冷却ファン2
日が一体に設けられている。31は前記駆動プーリ24
が軸装された駆動プーリ軸、32は従動プーリ25が軸
装された従動プーリ軸である。駆動プーリ軸31はクラ
ンク軸15の直径方向−側方である前側に配設され、従
動プーリ軸32はクランク軸15の直径方向他側方であ
る後側に配設されており、これら軸はいずれもケースカ
バー21の軸受33.34、変速機カバー22の軸受3
5,36によって、クランク軸15と平行に回転自在に
支持され、左端部はケースカバー21内に臨んでいる。
本実施例においては駆動プーリ軸31がクランク軸15
よりも下方に配設され、従動プーリ軸32がクランク軸
15よりも上方に配設されている。37は駆動プーリ軸
31の左端部にスプライン嵌合された減速歯車であり、
遠心クラッチ16の出力側の歯車38に噛合し、遠心ク
ラッチ16の回転を減速して駆動プーリ軸31に伝達す
る。39は後述する機械式過給機を駆動する駆動歯車で
、減速歯車37の筒部に回転自在に嵌合され、減速歯車
37との摩擦力によって減速歯車37と一体的に回転す
るようにさらばね40で付勢されている。41はこの付
勢力を調整するナツトである。42は従動プーリ軸32
の左端部にスプライン嵌合された出力歯車であり、従動
プーリ軸32の回転を駆動軸13へ伝達するものである
51は機械式過給機で、フートボード4の下方であって
前記エンジン5の近接した位置に配設されエンジン5の
前部左側に取付けられている。52は機械式過給機51
の被駆動軸であり、駆動歯車39に噛合する歯車53を
介して駆動プーリ軸31に連結されている。ここで、駆
動歯車39は遠心クラッチ16と■ベルト式無段変速機
12との間に介装され機械式過給機51に連結された動
力取出部材を構成している。
55はフートボード4の左側下方に配設されたエンジン
エアクリーナであり、前玉がりに前輪の上方にまで延出
された吸気ダクト56を有し、出口は機械式過給機51
に接続されている。機械式過給m51の吐出側は吸気管
57を介してサージタンク58に連通され、サージタン
ク58は気化器59を介してエンジン本体11のシリン
ダに連通されている。61はフートボード4の右側下方
に配設された変速機エアクリーナであり、前玉がりに前
輪の上方にまで延出された吸気ダクト62を有し、出口
は吸気通路27を介してVベルト室23に連通されてい
る。
このように構成された自動二輪車用エンジンにおいては
、スクータ1が走行せずにエンジン5がアンドリング状
態にある時は、クランク軸15は回転するが遠心クラッ
チ16が接続されないために■ベルト式無段変速機12
および機械式過給機51は停止した状態にある。この状
態からエンジン5の回転速度が上昇すると、遠心クラッ
チ16が接続されスクータ1が走行するようになる。こ
のとき、クランク軸15の回転が歯車38を介して駆動
プーリ軸31および被駆動軸52へ伝達されるため、機
械式過給機51は駆動され過給が開始される。
したがって、エンジン回転速度を上げて遠心クラッチ1
6を接続することによって機械式過給機51を駆動し、
エンジン回転速度を下げて遠心クラッチ16を切り離す
ことによって機械式過給機51を停止させることができ
、エンジン5の動力を伝達する遠心クラッチ16を機械
式過給機51のクラッチとして利用しスクータが走行し
ないアイドリング時は機械式過給機51を停止させるこ
とができる。
また、クランク軸15の回転力を駆動歯車39と減速歯
車37との間に生ずる摩擦力によって機械式過給機51
に伝達しており、何らかの故障によって機械式過給機5
1の被駆動軸52が回転できない状態となっても、駆動
歯車39と減速歯車37とは互いに摺動することができ
るので、エンジン5が停止してしまうようなことがない
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、クラッチとクラン
ク軸の回転がクラッチを介して伝達される変速機との間
に機械式過給機に連結された動力取出部材を介装したか
ら、機械式過給機はクラッチが接続されると駆動され、
クラッチが切離されると停止するようになる。
したがって、エンジンのクラッチを利用して過給が必要
な走行時に機械式過給機を駆動し、過給が不必要なアイ
ドリング時に機械式過給機を停止することができる。そ
の結果、特別な装置を何ら必要としないから、エンジン
が大型化するのを可及的抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動二輪車用エンジンを示す断面
図、第2図はエンジンが搭載されたスクータ全体を示す
右側面図、第3図は同じく左側面図である。 11・・・・エンジン本体、12・・・・Vベルト式無
段変速機、16・・・・遠心クラッチ、15・・・・ク
ランク軸、24・・・・駆動プーリ、31・・・・駆動
プーリ軸、39・・・・駆動歯車、51・・・・機械式
過給機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クランク軸の回転がクラッチを介して伝達される変速機
    を備えたエンジンにおいて、クラッチと変速機との間に
    機械式過給機に連結された動力取出部材を介装してなる
    自動二輪車用エンジン。
JP5499488A 1988-03-10 1988-03-10 自動二輪車用エンジン Pending JPH01232118A (ja)

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JP5499488A JPH01232118A (ja) 1988-03-10 1988-03-10 自動二輪車用エンジン

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JPH01232118A true JPH01232118A (ja) 1989-09-18

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007177689A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Honda Motor Co Ltd パワーユニット
US8701636B2 (en) 2011-04-28 2014-04-22 Caterpillar Inc. Variable input driving system and method
WO2016093072A1 (ja) * 2014-12-11 2016-06-16 川崎重工業株式会社 過給機のインペラ
JP2016113902A (ja) * 2014-12-11 2016-06-23 川崎重工業株式会社 過給機のインペラ

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