JPH01232037A - 感光性両性高分子化合物の薄膜を含む複合物品 - Google Patents

感光性両性高分子化合物の薄膜を含む複合物品

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JPH01232037A
JPH01232037A JP63058921A JP5892188A JPH01232037A JP H01232037 A JPH01232037 A JP H01232037A JP 63058921 A JP63058921 A JP 63058921A JP 5892188 A JP5892188 A JP 5892188A JP H01232037 A JPH01232037 A JP H01232037A
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JP
Japan
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group
carbon atoms
general formula
thin film
groups
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Application number
JP63058921A
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English (en)
Inventor
Masakazu Kamikita
正和 上北
Hiroshi Awaji
弘 淡路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/549Organic PV cells

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 光ユ■肢玉光見 本発明は、高分子化合物の薄膜を含む複合物品に関する
ものであり、さらに詳しくは、ラングミュア・プロジェ
ット法(以下LBという)で製膜できるように修飾され
かつ、紫外線などの光またはX線や電子線などの照射に
より2量化または重合するか、あるいは分解する構造を
有する感光性両性高分子化合物をLB法で製膜すること
によって形成された薄膜を含む複合物品に関するもので
ある。
従漣J回り丘 すでに1930年代、炭素数16〜22くらいの脂肪酸
が水面上に単分子膜をつくり、それを基質上に累積でき
ることがラングミュアとプロジェットにより見出された
が、技術的応用についての検討が行われはじめたのは最
近のことである。
これまでの研究の概要については、固体物理17(12
) 45 (1982) Th1n 5olid Fi
lssJLNo、1 (1980) 。
1bid+ 99 No、 1.2.3 (1983)
 In5oluble monolayersat l
iquid−gas 1nterfaces (G、L
、 Ga1ns+ Inter−science Pu
blishers、 New York+ 1966)
などにまとめられているが、従来の直鎖飽和脂肪酸のラ
ングミュア・プロジェット膜(以下rLB膜」という)
は耐熱製、機械的強度に欠点があり実用的応用にはその
ままでは使えないという問題点がある。
これらを改善するものとして不飽和脂肪酸、例えばω−
トリコセン酸、ω−ペブタデセン酸やα−オクタデシル
アクリル酸や脂肪酸の不飽和エステル、例えばステアリ
ン酸ビニル、オクタデシルアクリレートのほか、ジアセ
チレン誘導体などの重合膜が検討されているが、耐熱性
は充分とはいえないし、電気的にもすぐれたものとはい
えない。
ポリマーについてもポリ酸、ポリアルコール、エチルア
クリレート、ポリペプチドなど親水性基をもつ高分子に
成膜性のあるものが知られているが、特にラングミュア
・プロジェット膜用の材料として、修飾された高分子は
これまで検討されていないし、すぐれたLB膜材料と言
えるものはなく、これを含む複合物品も耐熱性と機械的
強度などに問題があり、実用化が難しい。
一方、耐熱性フィルムとしてポリイミドがあるが、スピ
ンコードなどの方法によってはせいぜい1000Å以上
で通常は1μm以上で100OA以下のピンホールのな
い耐熱性薄膜を作成するのは非常に困難であり、また数
多く開発されている感光製ポリイミドにおいても、この
ような薄膜を得ることは非常に困難であり、このような
薄膜を含んだ複合物品は作成できない。
U <”° しよ゛と る口 占 本発明は、本来、ラングミュア・プロジェット法では製
膜が困難である感光性高分子化合物を修飾することによ
り同法による製膜を可能にすることであり、耐熱性、耐
薬品性、接着力などの機械的特性の改善された一般的に
は製膜が難しい厚みの感光性高分子薄膜を含む複合物品
を提供することである。
μ 占  2 るための 高分子化合物の繰返し単位中に疎水性を付与するための
置換基を導入することによってラングミュア・プロジェ
ット法で製膜できるように修飾し、この修飾された高分
子化合物と望むなら公知のラングミュア膜化合物と混合
してラングミュア・プロジェット法によって製膜した薄
膜を含む複合物品を作成することによってなされる。
韮豊久痕迫 本発明において使用するLB膜材料の1つは、少なくと
も21FMの炭素原子を有する少なくとも2価の第1の
有機基R1と、少なくとも2個の炭素原子を有する少な
くとも2価の第2の有機基R2とかへテロ原子を含む酸
性基Aとへテロ原子を含む塩基性基Bの反応によってで
きた2価の結合基にょって交互に連結されている線状の
繰返し単位を有し、かつ該繰返し単位へ共有結合または
イオン結合によって結合した、置換基を含むこともある
炭素数12〜30の炭化水素含有基を少なくとも一つ含
んでおり、かつ該繰返し単位の一部または全部に、2量
化または重合可能な不飽和結合を含むか、あるいは置換
基を含むこともあるオルトニトロベンジル基 化合物である。
さらに詳しく説明すれば、本発明は高分子化合物は基本
骨格となる環状の繰返し単位としてから構成される重合
体または共重合体である。
ここで、AB、BAは、0. N、 S、 P、 Bな
どのへテロ原子を含む酸性基Aと塩基性基Bの反応によ
ってできた2価の結合基である。さらに具体的には、−
COOR,(Rはアルキル基または水素原子、以下同じ
)−COX、  (XはαまたはBr、以下同じ)−N
GO,−NCS、 −CN、 −CONHR,−5Oz
NI(Rなどの酸性基Aと、−N)IR,−OR,−S
R,−X  等の塩基性基Bの反応によってできた基で
、 等であり、 0.0,0.U。
等である。
式(101”)〜(103)におけるR1は少なくとも
2個の炭素原子を含有する少なくとも2価の第1の有機
基であり、R2は少なくとも2個の炭素原子を含有する
少なくとも2価の第2の有機である。
R1,R2が3価以上であるときは、その価数に応じて
、線状の繰返し単位の形成に関与しないAおよび/また
はBが結合している。
次にR1,R2について説明する。R1,R2は少なく
とも2個の炭素原子を含有する、好ましくは5〜20個
の炭素原子を含有する少なくとも2価の基であり、脂肪
族の基であってもよく、環状脂肪族の基であってもよく
、芳香族の基であってもよく、これらの基が組合わさっ
た基であってもよく、さらにはこれらの基が脂肪族、環
状脂肪族あるいは芳香族(これらが相互に組合わさって
いてもよい)の炭素数1〜30の1価の基(これらの1
価の基がハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、シアノ基
、メトキシ基、アセトキシ基などの基で置換されていて
もよい)で置換された基であってもよく、あるいは−〇
 −、−coo −、−NHCO−、−CO−。
−S −、−CSS −、−Nl冒cs−、−cs−な
どを含んだ基であってもよい。しかし、R4,R2が少
なくとも6個の炭素原子を有するベンゼノイド構造によ
って特徴づけられた基である場合には、耐熱性、耐薬品
性や機械的特性などの点から好ましい。
本発明のベンゼノイド不飽和とは炭素環式化合物の構造
に関してキノイド構造と対比して用いられる術語で、普
通の芳香族化合物に含まれる炭素環と同じ形の構造をい
う。
p−キノイド構造   ペンゼノイド不飽和R1,R2
の価数については制限がないが、2価。
3価または4価であり、かつ、少なくとも一方が3価ま
たは4価であることが特に好ましい。
このような好ましいR1,R2の具体例を例示すれば以
下のとおりである。
〔4価の例〕 ノ ここでR111は、 −o−,−co−、−s−。
(31iiO例〕 (R111は前記に同じ) 〔2価の例〕 (R町ま前記に同じ) CH3 Ha −(C)12)P−(p  =  2〜10)  、 
 −(CH2)4−C(CH2)!−CH30 ■ −(C)+2)3−0 − (CH2)2−Q  =(
CHz)3− 。
HHHH R1,R2の価数に応じた結合手、すなわち線状の繰返
し単位を形成するための結合手と、線状の繰返し単位に
使われる以外の酸性基Aおよび/または塩基性基Bに結
合する結合手の位置については特に限定はないが、R1
および/またはR2が4価であるときは4個の結合手の
各2個が、また3価であるときは3個の結合手の21[
1が、R1および/またはR2を構成する隣接する2個
の炭素原子に存在する場合には、製膜後加熱、化学的キ
ュアなどにより、環化して5員環または6員環を形成し
て、耐熱性、機械的強度、耐薬品性などを向上させるの
に有利であるため、特に好ましい。
このような好ましい4価または3価のR1,R2の具体
例を以下に例示するが、これに限定されるものではない
(R”は前記に同じ) 次に、(101)〜(103)の繰返し単位を有する高
分子化合物がLB法で製膜可能にするための修飾につい
て説明する。このような修飾は、(101)〜(103
)の繰返し単位中に、共有結合またはイオン結合によっ
て置換基を有することもある炭素数10〜30.好まし
くは炭素数16〜22の炭化水素含有基(以下、疎水性
付与基という) RXを少なくとも一つ、好ましくは二
つを導入して疎水性を与えることによって達成される。
このような修飾を実現する方法には4つの方法が考えら
れる。
CI)  (101)〜(103)式の線状の繰返−し
単位中のAB、BAの基に含まれる原子にRXを置換す
る方法、 (II) R1,R2に直接R8を置換する方法、CI
I[) I?1. R2の線状の繰返し単位を作るのに
使われている以外のAおよび/またはBを通してRXを
置換する方法、 (rV) R1,!?2の未泉状の繰返し単位を作るの
に使われている以外のAおよび/またはBを通してイオ
ン結合によってRXを結合する方法、 である。
勿論(1)  (n)  (DI)あるいは(IV)を
併用しても差し支えない。また、RXが2つ以上のとき
は同一でも異なってもよい。
(1)  (n)  (III)および(IV)につい
て具体的に例示すれば、(1)は、 上表のように、AB、BAの窒素原子上の水素原子の代
わりに藺を置換する方法である(II)の方法は、R1
,R2に直接R×を置換する方法で、 はその具体例の一部である。
(III)の方法は、R1,R2として少なくとも一方
は少なくとも3価の有機基を用いる方法で、R1゜R2
を含む線状の繰返し単位を作るのに使われている以外の
Aおよび/またはBを通ってRXを置換する方法で、例
えば などの繰返し単位において線状の繰返し単位を作るのに
使われていないAおよび/またはBを通して藺を置換す
る方法である。例えばAであれば、−COOR3,−C
ONHR3,−NlIC0OR3,−NHC5OR3等
、Bであれば、−NOR3,−OR3,−SR3等によ
って置換することができる。
(IV)の方法は(I[[)の方法と同様の線状の繰返
し単位を作るのに使われていないAおよび/またはBを
通して、Aに対してはBに結合したRXを、Bに対して
はAに結合したRXを、イオン結合によって結合させる
方法であり、例えばAに対してはAが−COOHなら (R”、 R”、 R”は置換基を有することもある炭
素数1〜30の炭化水素含有基あるいは水素原子であり
、R”、 R”、 R”の少なくとも一つが肝である)
のようにイオン結合により結合され、 一方、Bに対してはBが−NH2、−NOR”、 (F
P、 FPは置換基を有することもある炭素数1〜30
の炭化水素含有基または水素原子であり、好ましくは炭
素数1〜4の炭化水素含有基または水素原子である)の
ようにイオン結合により結合される。
(n)の方法以外の方法で結合されたRXは、製膜後、
加熱、化学キュアなどの方法で環化反応を行わせ、耐熱
性などを向上させる場合には、環化反応の際、脱離して
除去される。一方(II)の方法で結合されたRX、す
なわち、R】またはR2に直接結合されたRXは環化反
応の際、脱離せず、LB模膜中残留する。RXの存在は
、耐熱性などには不利であるので、耐熱性などの面から
は、(1)、(I[[]、(IV)の方法を採用するこ
とが好ましい。
次に疎水性付与基♂について具体的に説明する。
獣は炭素数10〜30.好ましくは16〜22の炭化水
素含有基であるが、脂肪族、環状脂肪族。
芳香族、これらが相互に結合したもの、およびそれらの
置換体から選ばれた1価の基は好ましい具体的な例であ
り、列挙すれば (CH3)−(CHz)n−1゜ CH3 \ CH(CHz)n−3−。
/ CH3 ここでn=12〜30.好ましくは16〜22であり、
直鎖系脂肪族炭化水素基が特に好ましい例である。
これらに対する置換基としてはハロゲン原子。
ニトロ基、アミノ基、シアン基、メトキシ基、アセトキ
シ基等があるが必須ではない。しかしフッ素原子は水素
原子より疎水性を向上させるので場合により使われるこ
とが望ましい。
即ち、フッ素を含有させることによってアルキル鎖の長
さを短くできる。例えば−船釣には炭素数12以上が必
要であるが、Co FI7 (CHz )直−において
縄=2で充分であり、炭素数10で製膜が可能なように
できる。
さらに、本発明の高分子化合物は感光性を与えるために
、その繰返し単位の一部、少なくとも5%、好ましくは
30%以上が、繰返し単位中に紫外線などの光、または
X線や電子線などの照射により、2量化または重合する
不飽和結合を有する構造を含むか、あるいは紫外線など
の光またはX線や電子線などの照射により分解する構造
を含むものである。
光などにより、2量化または重合する構造を有する場合
はネガ型感光性化合物となり、分解する構造を有する場
合は、ポジ型感光性化合物となる。
まず、ネガ型感光性化合物について説明する。
本発明のネガ型感光性化合物は、その繰返し単位の少な
くとも5%、好ましくは30%以上がその繰返し単位中
に紫外線などの光またはX線や電子線などの照射により
、2量化または重合可能な不飽和構造を含む基(以下ネ
ガ型感光性基という)を有している。
このようなネガ型感光性基としては、例えば、次のよう
なものがある。
CH2=CH−、CH2=CH−CH2−。
CH2= C−C−0−CHz −C)!2−CHz CH2=CH−C−0−CH2−CH−CH2−。
警 H さらに前記の疎水性付与基R×に不飽和結合を有する構
造を結合させれば、疎水性と2量化性または重合性を共
に有する基(以、下、疎水性ネガ型感光性基という)と
することもできる。このような基としては、例えば次の
ようなものがある。
CH2=CH(CHz)n  。
CH3(CH2) I C=C−C=C(CHz) m
 +。
(IF十翔+1−〇) CHz=C)l−C−0(CHz)n  。
膠 CH3 CH2=C−C−0(CH2) n +。
C1l = CHCH20C(CH2) n +。
備 これらのネガ型感光性基を導入する方法は前記の疎水性
付与基R×を導入する4つの方法〔■〕。
(n)、  (III)および(IV)がいずれも利用
し得る。
このうち、(II)の方法によってR1またはR2に直
接接合された基は、前記のとおり製膜後の環化反応の際
、脱離しないで膜中に残るので耐熱性の面からはできる
だけ炭素数が小さい方が望ましい。
他の方法で結合したネガ型感光性基は、環化反応の際脱
離して除かれるので炭素数が大きな、疎水性ネガ型感光
性基を用いることが好ましい。また同じ理由により、耐
熱性などの面からは、〔I〕。
(I[[)または(mV)の方法を採用することが好ま
しい。
次にポジ型感光性化合物について説明する。
本発明のポジ型感光性化合物はその繰返し単位の少なく
とも5%、好ましくは30%以上がその繰返し単位中に
紫外線などの光または電子線やX線の照射により分解す
る構造を有する基、具体的には置換基を含むこともある
オルトニトロベンジル基(以下ポジ型感光性基という)
を少なくとも一つ有している。オルトニトロベンジル基
ノiti基を前記の疎水性付与基R×とすることによっ
て、疎水性と分解性を共に有する基(以下疎水性ポジ型
感光性基という)とすることもできる。
これらのポジ型感光性基を導入する方法はR1またはR
2に少なくとも一つのカルボキシル基を含む繰返し単位
を有する化合物を選び、このカルボキシル基の水素原子
をポジ型感光性基で置換することによって得られる。
本発明の高分子化合物の分子量については特に限定はな
い。しかし分子量が低くても、LB法によって製膜は可
能であるが、良好な耐熱性、機械的強度、耐薬品性を得
ることはできない。また−方分子量が大きすぎると、粘
度が高すぎて製膜がうまくいかない。
従って、数平均分子量が2,000〜300.000程
度のものが望ましい。さらに好ましくは10,000〜
150、000である。
本発明の感光性両性高分子化合物の好ましい具体例とし
ては、−船底(11,(2L (3)または(4):(
式中、R1は少なくとも2個の炭素原子を含有する4価
または3価の前記の基、R2は少な(とも2個の炭素原
子を含有する2価または3価または4価の前記の基であ
り、R2が3価のときはXが、4価のときはXとYがそ
れぞれR2に結合しており、XおよびYはいずれも置換
基を含むこともあるヘテロ原子を含む酸性基Aまたは置
換基を含むこともあるヘテロ原子を含む塩基性基Bであ
り、R3゜R4,R”、 R”、 R”、 R”、 R
’、 R”、 R5オヨヒR6ハ(、Nfれも置換基を
含むこともある炭素数1〜30の1価の炭化水素基また
は水素原子である。)で表される繰返し単位を有する重
合体または共重合体にオイテ、R3,R’、 R”、 
R”、 R”、 R”、 R’、 R”、 R’オよび
R6の少なくとも1個、好ましくは2個が炭素原子数l
θ〜30.好ましくは16〜22の前記の疎水性付与基
R×であり、かつ繰返し単位の少なくとも5%、好まし
くは30%以上がその繰返し単位中にネガ型またはポジ
型感光性基を含んでいるポリアミック酸およびそのエス
テルまたは塩である。
一般式(1)、 (2)、 (3)および(4)におけ
るR1.R2については、前記説明のとおりであり、特
にR1,R2の一方または両方が少なくとも6個の炭素
原子を有するベンゼノイド構造を有する基であることが
好ましい。
さらにR1に結合している結合手およびR2が3価また
は4価の場合のR2に結合している結合手が4価のとき
は4個の結合手の各2個が、3価のときは3個の結合手
の2個が、R1および/またはR2を構成する隣接する
2個の炭素原子に存在していて、5員環または6員環構
造の前駆体になっていることが特に好ましい。
R3,R4,IP、 R32,P、 R11,R42,
Ip、 R5およびR6はいずれも水素原子または炭素
原子数1〜30゜好ましくは1〜22の1価の基であり
、脂肪族の基であってもよく、環状脂肪族の基であって
もよく、芳香族の基であってもよく、これらの基が組合
わさった基であってもよく、°さらにはこれらの基が脂
肪族、環状脂肪族あるいは芳香族(これらが相互に組合
わさっていてもよい)の炭素数1〜30の1価の基(こ
れらの1価の基がハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、
シアノ基、メトキシ基、アセトキシ基などの基で置換さ
れていてもよい)で置換された基であってもよく、ある
いは−〇−1−COO+、 −NHCO−、−CO−、
−S −、−C5S −。
−NHC5−、−C3−などを含んだ基であってもよい
しかし、R3,R4,1%、 IP、 P、 R11,
R42,R43,R5およびR6の少なくとも1つ、好
ましくは2個が前記の疎水性付与基獣であることが必要
である。
さらに具体的に以下に説明する。
まず、−船底(1)で表される繰返し単位を有するネガ
型感光性両性高分子化合物について説明する。
R1,R2については、先に説明したとおりであり、R
1,R2の一方または両方がベンゼノイド構造を有する
基であり、かつ結合手の位置が5員環または6員環を構
成することのできる位置にある前駆体構造を有するもの
が特に好ましい。また、R3,R4゜R5,R6の少な
くとも一つ、好ましくは二つが前記の疎水性付与基であ
ることが好ましい。勿論疎水性付与基はこの他、R2に
直接、またはR2に結合しているXまたはYを介して結
合していてもよい。
さらにR3とR4,またはR5とR6のいずれかの1組
がいずれも水素原子である場合には製造が容易である、
コスト的にも安価であるなどの点から好ましい。
ネガ型感光性基については、繰返し単位の一部または全
部においてR3,R4,R5,Reの少なくとも1つが
ネガ型感光性基であるか、ネガ型感光性基の少な(とも
1つがR2に直接またはR2に結合しているXまたはY
を介して結合していればよい。
以上の一般式(1)で表される繰返し単位の好ましい前
駆体構造を有するポリアミック酸およびそのエステルの
うち、R2が2価である一般式(IA)  :(式中、
R1,R2,R3,R’l R5,R6は一般式(1)
に同)じ)の場合のポリイミド前駆体は本発明のポリア
ミック酸およびそのエステルの代表的な例である。
このような本発明の好ましい両性ポリアミド前駆体の具
体例としては、例えば (式中、R3,R4は前記の疎水性付与基R×であり、
かつ繰返し単位の一部または全部のR3,R4の少なく
とも一方が前記の疎水性ネガ型感光性基である)(式中
、R5,R6は前記の疎水性付与基R×であり、かつ繰
返し単位の一部または全部のR5,R6の少なくとも一
方が前記の疎水性ネガ型感光性基である)(式中、R3
,R4は前記の疎水性付与基R×であり、かつ繰返し単
位の一部または全部のR3,R4の少なくとも一方が前
記の疎水性ネガ型感光性基である)(式中、R3,R4
は前記の疎水性付与基R×である)などがあげられる。
さらに、一般式(IA)において、R3,R4,R11
゜R6のいずれも水素原子ではない場合の例としては(
式中、R3とR4は前記の疎水性付与基R×であり、R
5とR6は炭素数1〜6のアルキル基であり、かつ繰返
し単位の一部または全部のR3,R4の少なくとも一方
が前記の疎水性ネガ型感光性基である)などがあげられ
る。
さらに一般式(1)°において、R2が3価または4価
である場合の好ましい具体例としては、例えば、(式中
、R3,R4は前記の疎水性付与基R×である)(式中
、R3,R4は前記の疎水性付与基R×である)(式中
、R3,R4は前記(16)式のR3,R4と同じ)(
式中、R3,R4は前記(16)式のR3,R4と同じ
)などがあげられる。
次に一般式(2)で表される繰返し単位を有するネガ型
ポリアミック酸またはそのエステルの好ましい具体例を
あげれは、例えば (式中、R3は前記の疎水性付与基R×であり、かつ゛
繰返し単位の一部または全部のR3が前記の疎水性ネガ
型感光性基である)などである。
次に一般式(3)で表されるネガ型感光性ポリアミック
酸塩について説明する。
R1,R2については、既に説明したとおりであり、R
1,R2の一方または両方がベンゼノイド構造を有する
基であり、かつ結合手の位置が5員環または6員環を形
成することのできる位置にある前駆体構造を有するもの
が特に好ましい。
また、−F、 P、 R11,R42,FP、 R5,
R6の少なくとも1つ、好ましくは2つが、前記の疎水
性付与基であることが好ましい。もちろん、疎水性付与
基はこの他、R2に直接、またはR2に結合しているX
またはYを介して結合していてもよい。
さらに、R5,R6がいずれも水素原子である場合は、
製造が容易であり、コスト的にも安いので特に好ましい
ネガ型感光性基については、前記−船底(11,(2)
の場合と同様、繰返し単位の一部または全部において♂
+ R321R”l R11l R42+ R13,R
15,R6の少なくとも1つがネガ型感光性基であるか
、ネガ型感光性基の少なくとも1つがR2に直接、また
はR2に結合しているXまたはYを介して結合していれ
ばよい。
R”l R”、 R”、 R”、 R42,R”、 R
5,R”(7)1ツマタハ2つが疎水性付与基♂であり
、これらの1つをネガ型感光性基で置き換える場合は疎
水性ネガ型感光性基であることが好ましい。
以上の一般式(3)で表される繰返し単位を有する好ま
しい前駆体構造を有するポリアミック酸の塩のうち、R
2が2価である一般式(3A)  :(式中、R1,R
2,P、 R”、 R”l R’l、 R’l R’、
 R’IR6は一般式(3)に同じ)の場合のポリイミ
ド前駆体は、本発明のポリアミック酸の塩の代表的な例
である。
このような本発明の好ましいポリイミド前駆体の具体例
としては、例えば (式中、戸、R41は前記の疎水性付与基R×であり、
R”、 R”、 R42,R”は水素原子または炭素原
子数1〜6のアルキル基であり、繰返し単位の一部また
は全部の♂、R41が前記の疎水性感光性基である)(
式中、炉、 R32,R33,R41,R42,rは前
記式(26)の例と同じであり、かつ繰返し単位の一部
または全部の一9R41が前記の疎水性感光性基である
)(式中、p、R4t、は前記の疎水性付与基)2xで
あり、R”、 R”、 R’、 R’は水素原子または
炭素数1〜6のアルキル基である。) さらに、一般式(3A)において、R5,R6がいずれ
も水素原子ではない場合の例としては、(式中、r、R
4tは炭素数1〜11の炭化水素基、R”、 R”、 
R42,R”は水素原子または炭素数1〜6のアルキル
基、R5,R6は前記の疎水性付与基RXであり、かつ
繰返し単位の一部または全部の岬、R41の少なくとも
一方が前記の炭素数1〜11のネガ型感光性基である。
さらに、一般式(3)において、R2が3価または4価
の好ましい前駆体の具体例としては、例えば(式中、R
”、 R”、 R”、 R’l、 IF、茫3は前記式
(28)の例と同じ) (式中、R”、 R”、 R”、茫1. R42,R1
3は式(28)の例と同じ)などがあげられる。
次に、一般式(4)で表される繰返し単位を有するネガ
型ポリアミ7り酸塩の好ましい具体例としては、例えば (式中、戸は炭素原子数1〜11の炭化水素基、R”、
 R”、は水素原子または炭素数1〜6のアルキル基、
Rj R6は前記の疎水性付与基R×であり、かつ繰返
し単位の一部または全部の♂が炭素原子数1〜11のネ
ガ型感光性基である)などがあげられる。
次に一般式(1)、 (2)、 (3)または(4)で
表される繰返し単位で表されるポジ型感光性両性高分子
化合物について説明する。
このようなポジ型感光性両性高分子化合物は一般式TI
)、 (2)、 +31または(4)で表される繰返し
単位を有する両性高分子化合物の繰返し単位の一部また
は全部に前記のポジ型感光性基を導入することによって
得られるが、特に一般式+1)または(2)で表される
ポリアミック酸またはそのエステルの繰返し単位の一部
または全部が一般式+11または(2)のR3および/
またはR4が置換基を含むこともあるオルトニトロベン
ジル基である一般式(12)、  (12”)%式%)
: (式中、R1,R2,R3,R4,R5,χおよびYは
前記の一般式(3)に定義したとおりであり、R?l、
R?2はR3゜R4,R11,R6の定義と同じである
)で表される繰返し単位である場合は、製造が容易であ
り、コスト的にも安価であるので好ましい。
一般式(12)、  (12”)、(13)で表される
繰返し単位について、さらに具体的に説明する。
R1,R2については既に説明したとおりであり、R1
,R2の一方または両方がベンゼノイド構造を有する基
であり、かつ結合手の位置が5員環または6員環を形成
することのできる位置にある前駆体構造を有するものが
特に好ましい。
Rn、 F* タ!;13. RJ、 R6ノ少す< 
トモ1つ、 好ましくは2つが前記の疎水性付与基であ
ることが好ましいが、疎水性付与基はこの他、R2に直
接、またはR2に結合しているXまたはYを介して結合
していてもよい。
さらに、R?1. R?2マタハR3,オヨヒR5トR
’ノイfれか一方の1組のいずれもが水素原子である場
合には製造が容易であり、コスト的にも安価であるので
特に好ましい。
特に一般式(12)空表される前記の好ましい前駆体構
造のうち、R2が2価である一般式(12A ”)  
:(12A ) (式中、R’l R21,R”l R61R’ll R
?lバ一般式(12)に同じ)の場合のポリイミド前駆
体は、本発明の代表的なポリアミック酸エステルを与え
る繰返し単位である。
このようなポジ量感光性ボリイミ′ドを与える繰返し単
位の具体例としては、例えば、 (式中、Rn、R?2は前記の疎水性付与基R×である
)(式中、R5,R6は前記の疎水性付与基R×である
)(式中、Rn、R4は前記の疎水性付与基R×である
)(式中、R3は前記の疎水性付与基RX’である)、
  などがあげられる。
さらに一般式(12)においてRZが3価または4価の
好ましい前駆体の具体例としては、例えば、(式中、R
5,R8は前記の疎水性付与基RXである)(式中、R
n、R?2は炭素原子数1〜6のアルキル基、R’、 
FPは前記の疎水性付与基RXである)などがあげられ
る。
さらに一般式(13)で表される繰返し単位の好ましい
具体例としては、例えば (式中、R”、 R”は前記の疎水性付与基RXである
)などがあげられる。
さらに一般式(1)〜(4)以外の繰返し単位を有する
好ましい感光性両性高分子化合物の具体例として、は、
例えば (式中、R×は前記に定義した疎水性付与基であり、か
つ繰返し単位の一部または全部のR×の少な(とも1つ
が疎水性ネガ型感光性基である)などがあげられる。
前記(16)〜(40)式の式中 −は異性を表す。例
を次式 で説明すれば および を表す。
本発明は(a)、 (blが単独である場合、(al、
 (blが共存する場合を含んでいる。
以上に説明した感光性両性高分子化合物において、繰返
し単位の一部だけがネガ型またはポジ型感光性基を含む
場合は、ネガ型またはポジ型感光性基含む繰返し単位と
、含まない繰返し単位との共重合体となるが、このほか
にも、いろいろな共重合体が存在する。
一般式(11の場合を例にとれば、例えば2種のR1か
らなる共重合体、具体的には さらに例えば2種のR2からなる共重合体、具体的には
、 などが例示される。
式(41)〜(43)のR1,R2,I?311241
 R5,R6は前記一般式(1)に定義したとおりであ
り、X+ Vは比率を表し、Q<x<l、O<y<1.
x+y=1である。
またR3. R4,R5,R6が相互に異なる共重合体
も当然つくることができる。
このような共重合体は、一般式+21.13)、 (4
)においても同様につくることができ、さらに一般式(
1)。
!21. (31,(41およびその他の繰返し単位と
の相互の共重合体もつくることができる。
なお、繰返し単位の総数の30%以下の範囲であれば疎
水性付与基RXを含まない繰返し単位を含んだ共重合体
であってもよい。例えば (式中、R×は前記の疎水性付与基、Rは炭素数1〜1
1のアルキル基、または水素原子であり、X。
yは比率を表し、x+y=t、O<y≦0.3,0゜7
≦x〈1)などである。
このような本発明の感光性高分子化合物は一般にN、N
−ジメチルアセトアミド、N、N−ジメチルホルムアミ
ド、N、N−ジエチルホルムアミド、ヘキサメチルホス
ホルアミドなどの有機極性溶剤に易溶、上記有機極性溶
剤とクロロホルムなどの通常の有機溶剤などの混合溶剤
に溶ζ通常の有機溶剤、例エバベンゼン、エーテル、ク
ロロホルム、アセトン、メタノールなどに難溶〜不溶で
ある。
また赤外線スペクトル分析で前記へテロ原子を含む酸性
基Aとへテロ原子を含む塩基性基Bとの反応でできた2
価の結合基−AB−、酸性基Aまたは/および塩基性基
B(例えば前記一般式(IA)(3A)  (12A)
  (14^)などのポリイミド前駆体ではカルボン酸
く場合によってはカルボン酸エステル)、アミド)およ
び長鎖アルキル基の特徴的な吸収が存在する。
オルトニトロベンジル基を有するポジ型感光性両性化合
物の場合にはニトロ基の特徴的な吸収も存在する。
また前記のポリイミド前駆体のように、ヘテロ原子を含
む5員環または6員環となり得る前駆体構造を有するポ
リアミック酸またはそのエステルの場合、熱分析結果に
も特徴があり、約200℃で重量の急激な減少がはじま
り、約400℃で完結する。完結したのちには、例えば
ポリイミド前駆体の場合アミド、カルボン酸エステル、
ニトロ基および長鎖アルキル基の吸収が消失し、イミド
環の吸収が現れ、熱的に閉環反応が進むことを示す。
一方前駆体がポリアミック酸塩の場合は一般には熱的に
は閉環反応は進行しないが、氷酢酸、ピリジンのような
閉環化試剤に浸漬することによって閉環反応が完結する
。完結したのちには、例えばポリイミド前駆体の場合ア
ミド、カルボキシレートおよび長鎖アルキル基の吸収が
消失し、イミド環の吸収が表れる。
次に本発明に用いるLB膜の製法について説明する。
LB膜の製法としては、膜を形成する物質を水面上に展
開し、水面上に展開された物質を一定の表面圧で圧縮し
て単分子膜を形成し、その膜を横切って基板を上′下し
膜を基板上に移しとる垂直浸漬法のほか、水平付着法9
回転円筒法などの方法(新実験化学講座第18巻、界面
とコロイド、498〜508頁)などがあげられ、通常
行われている方法であれば特に限定されることなく使用
することができる。
ラングミュア・プロジェット法は配向した、しかも厚み
を数十人単位で制御できる方法で200θÅ以下さらに
は1000Å以下、数百人、数十人の薄膜を形成するの
にすぐれた方法であり、本発明の基板上の薄膜もこの特
徴をもつ。しかしlo、ooo人またはそれ以上の厚み
の膜もこの方法で製膜し得る。
LB法で膜を形成させる場合、一般にLB膜を形成させ
る物質を水面上に展開する際に、水には解けないで気相
中に蒸発してしまうベンゼン、クロロホルムなどの溶媒
が使用されるが、本発明の感光性両性高分子化合物の場
合には、溶解度をあげるために有機極性溶媒を併用する
ことが望ましい。このような有機極性溶媒としては、た
とえばN、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチ
ルアセトアミド、N、N−ジエチルホルムアミド、N、
N−ジエチルアセトアミド、N、N−ジメチルメトキシ
アセトアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチル−2
−ピロリドン、ピリジン、ジメチルスルホン、ヘキサメ
チルホスホルアミド、テトラメチレンスルホン、ジメチ
ルテトラメチレンスルホンなどがあげられる。
ベンゼン、クロロホルムなどと有機極性溶媒とを併用す
る場合には、水面上へ展開するとベンゼン、クロロホル
ムなどは気相中に蒸発し、有機極性溶媒は大量の水に溶
解すると考えられる。
本発明の感光性両性高分子化合物を水面上に展開する際
に使用する溶液の濃度には特に限定はないが、通常2〜
5X10−3M程度が用いられ、良好な製映性を得るた
めに金属イオンの添加やp)l調整は必ずしも必要では
なく、金属イオンの排除はエレクトロニクス分野等で使
う際に有利な点となると考えられる。
本発明の感光性両性高分子化合物を用いたLB膜を形成
する基板には特に限定はなく、形成されたLB膜の用途
に応じて選択すればよいが、LB膜を加熱または化学キ
ュアしてポリイミドなどに環化して用いる場合には耐熱
性や耐薬品性が良好であることが必要である。
前記のごとき基板の具体例としては、ガラス、アルミナ
、石英などのような無機の基板のほか金属製やプラスチ
ック製の基板、さらにはSi、 GaAs。
ZnSのような■族、m−v族、n−vt族などの半導
体、PbTiO3、BaTiO3、LiNbO3、Li
TaO3のような強誘電体製の基板あるいは磁性体基板
などがあげられる。勿論、上記のような基板上の金属薄
膜が応用に適したようにパターン化されていてもよいし
、Si、 GaAs、 ZnSのような半導体や、強誘
電体製の基板が前もって加工され、素子が形成されてい
るものでもよい。これらの基板は通常行われるような表
面処理を施して用いてもよいことは勿論のことである。
本発明の感光性両性高分子化合物は一般に、ガラス、石
英、Si、 5iOzなどの表面には接着強度が弱い傾
向があり、シランカップリング剤、特にアミノ基やエポ
キシ基とアルコキシ基を有するシランカップリング剤(
例えばUCCの^−1100やA−187など)で処理
するか、アルミニウム金属を含むキレートで処理し酸化
アルミの層を形成させると製膜特性や接着強度が改善さ
れ、本発明の好ましい実施態様である。勿論、当業界で
行われるように基板が高級脂肪酸の金属で数層処理され
てもよい。
また、本発明の感光性両性高分子化合物を基板上に累積
する際に、公知のLB膜化合物との混合物を使用すると
製膜性能が向上し、本発明の望ましい実施態様である。
公知のLB膜化合物とは、先に引用された文献などにも
記載され、当業界で公知の化合物である。
特に炭素数が16から22くらいの炭化水素基と親水基
とからなる下式の化合物が好ましい。
CHz(CHz)n−I Z CHz=CH(CHz)n−zZ、   C)I=C−
(CHz)n−22C1(3(CH2) pc = C
−C= C(CH2) m Z 。
CHz=CI−C−0(CHz)nZ。
日 OH3 CH2= C−C−0(CH2) n Z。
肩 θ 等でn=16〜22.n+m=n−5゜Z =OH,N
l2 、 NHR’、 NR’R’、 C0OH,CO
NH2゜C0NHR’、 C0NR’R’、 C0OR
’ (R’は低級脂肪族炭化水素である。) 製膜性の改善のためにはCH3(CH2)n−t Zの
式で表されるものがコスト面ですぐれているが、不飽和
結合を含むものは光や放射線などを照射することによっ
て重合させることができる特徴を有し本発明の望ましい
実施態様である。
これらから選ばれた少なくとも1つの化合物と高分子化
合物との混合比率については特に限定はない、また先に
挙げたポリイミド前駆体あるいは共重合体から選ばれた
2種以上混合して製膜することもできる。
また、本発明では次のような増感剤およびその長鎖炭化
水素置換体を用いることも好ましい。好ましい増感剤と
しては、アントラキノン、ベンゾキノン、ナフトキノン
、ベンゾアントラキノン、ベンゾフェノン等、当業界で
公知の増感剤があるが、LB膜に好ましいように修飾さ
れた長鎖炭化水素置換体が挙げられる。
本発明の感光性両性高分子化合物を用いるとLB法で基
板に欠陥の少ない薄膜を形成することができるが、この
LB膜は通常の微細加工技術でパターン化できる。すな
わちLB膜にフォトマスクを介して紫外線、可視光線、
電子線、X線などを照射しネガ型感光性の場合は未露光
部を、ポジ型感光性の場合露光部を現像液で溶解除去す
ることによってレリーフ・パターンを得ることができる
前記に具体的に説明したオルトニトロベンジル基を有す
る本発明のポジ型感光性両性高分子化合物は照射により
オルトニトロベンジルエステルが分解してポリアミック
酸が生成する。例えば照射によって本発明の前駆体が分
解して生成するポリアミック酸がアルカリ水溶液に可溶
であるので、アルカリ水溶液を主体とした溶液を現像液
として使うことができる。
ネガ型感光性の場合の現像液は、当該ネガ型感光性化合
物の溶剤であればよいが、N、N−ジメチルアセトアミ
ド、N−N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジエチル
ホルムアミド、ヘキサメチルホスホルアミド、N−メチ
ル−2−ピロリドンなどとベンゼン、エーテル、クロロ
ホルム、アセトンなどとの混合溶剤が望ましい。
現像によって形成したレリーフ・パターンを洗浄し境像
溶媒を除去する液としては現像液と混和性の良い水、メ
タノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ベン
ゼン、トルエン、キシレンなどが好ましい。このように
パターン化された高分子化合物薄膜をそのまま使用する
こともできるが、さらにこの薄膜を部分的にあるいは完
全にイミド化あるいは閉環させることによってイミド環
や他の耐熱性の環構造をもつポリマーとすることができ
る。
イミド化あるいは閉環反応方法については、特に固定は
ないが、ポリアミック酸あるいはそのエステルの場合3
00〜400℃近辺の温度で加熱するのが一般的であり
、レーザー光などを用いて行ってもよい。例えば一般式
(1^)で表される繰返し単位の場合には、 なる反応がおこり、また一般式(14A)で表される繰
返し単位の場合には、 なる反応が起こり、また一般式(12A)で表される繰
返し単位の場合には なる反応がおこってポリイミド化物となる。
さらに、本発明の感光性両性高分子化合物が一般式(3
)または(4)で表される繰返し単位を有するポリアミ
ック酸塩である場合にはポリアミック酸のキュアの際に
用いられる化学キュア剤例えば無水酢酸、ピリジンなど
で行うのが望ましい。このとき、例えば−船底(3A)
で表される繰返し単位の場合には、 なる反応がおこり、イミド化物となる。
また、本発明の前駆体構造を有する感光性両性高分子化
合物は通常のLB膜より耐熱性、耐薬品性が改善されて
いるので、イミド化などの閉環反、  応を行わないで
、LB膜をそのままデバイスなどの用途に使用すること
もできる。
次に本発明の複合物品について延べる。
本発明に用いる感光性両性高分子化合物は、その感光性
を利用して、種々のパターン化された薄膜をつくること
ができる。
このパターン化された薄膜は導電性、光導電性、光学特
性、絶縁性、熱特性や化学反応性を生かしたエレクトロ
ニクス分野でそのまま電気電子デバイスの中に残して使
用することができる。
第1に重要な本発明の薄膜を含んだ電気・電子デバイス
は金属/絶縁膜/半導体構造(以下MISという)のデ
バイスであり、平面エレクトロニクスデバイスや集積回
路の基本となる構造である。
第1〜7図が代表的模式図である。第1図は半導体基板
に絶縁膜として本発明の薄膜を形成させ、その上に金属
電極を設けたものである。 St、 Geなどの■族半
導体、GaAs、 GaPなどのm−v族半導体、Cd
Te、 CdS、 ZnS、 Zn5e、 CdHgT
eなどのII−VI族半導体を使用することによって例
えば太陽電池のような光電変換素子、LEDSEL、フ
ィトダイオードのような発光素子、受光素子、光検出素
子その他ガスセンサー、温度センサーのような各種トラ
ンスジューサーを構成することができる。
勿論本発明の半導体としては単結晶、多結晶あるいはア
モルファスのいずれが選ばれてもよい。
第2図は第1図と同等であるが1つの基板上に2個以上
の素子を作る場合にこのような電極が付けられる。この
ような構成によってCOD (Charge−coup
led device)のような電荷移動型デバイスが
作られ興味ある応用である。
次に第3図は電極(透明電極であってもよく、勿論パタ
ーン化されていてもよい。)をもつ絶縁基板上に、半導
体が多くの場合は半導体薄膜が形成されその上に本発明
の薄膜電極が設けられた構造になっている。
第4図は薄膜が絶縁基板側電極と半導体′a膜との間に
設けられている点に第3図と違いがある。
半導体薄膜は分子線エピタキシ(MBE)有機金属気相
生長法(MOCVI))原子層エピタキシ(ALE)蒸
着法、スパッタ法、スプレーパイロリシス法、塗布法な
ど通常半導体薄膜を作製するのに使われる方法で作られ
限定されない。
半導体としては先に第1.2図で挙げたものを同様に使
うことができ、作られるデバイスも同様である。
第4図の構成では本発明の薄膜の上に半導体薄膜が形成
されるので形成時の熱が薄膜の耐熱性を越えると望まし
くないが、閉環後の薄膜ではアモルファスシリコン等は
十分累積できるし、その他の半導体も低温形成技術が進
んでいるので今後、多くの半導体が使えるようになるで
あろう。
MIS構造構造デイバイスっとも重要なデバイスの構造
は第5.6図で代表的に表されるゲート電極でチャンネ
ル電流を制御して駆動するタイプのいわゆる電界効果ト
ランジスター(FET)構造をもつものである。
第5図は半導体基板を使っているのに対し、第6図では
絶縁基板上に形成された半導体、多くの場合半導体薄膜
を使っている違いがある。
MISFETはデバイスの基本型の一つであり、これに
より種々のデバイスを作ることができる。
大面積基板上に作れば液晶デイスプレィを駆動させる薄
膜トランジスターや集積度を上げれば集積回路を構成で
きる。
他の興味ある応用は第5.6図でゲート電極をとりはず
した構造であり、絶縁膜あるいはそれと併用してイオン
、ガスや活性物質に感応する膜をつけることにより、イ
オン感応FET (ISFET)やガス感応EET (
Chell FET) 、免疫FET (IMFET)
 、酵素FET (ENFET)を構成できる。
動作原理はイオンやガス活性物質がゲート絶縁膜表面と
作用することによる電界効果によって説明できるが、本
発明の薄膜を用いる場合には、その上に種々の有機物で
さらに修飾する際に従来の無機物にくらべて有利となる
。特に長鎖アルキル基の残っている薄膜ではそのアルキ
ル基(疎水性)部分とタンパク質の疎水性部分との相互
作用を利用できる。
第7図はl5FETの例で石英基板上に半導体膜が図の
ように形成され、その上に絶縁膜とイオン感応膜を設け
た構造となっている。この絶縁膜として本発明の薄膜を
用いることができる。
MIS構造のデバイスを構成するときの半導体として通
常、良好な絶縁膜を酸化などの方法で形成するのが難し
いIII−V、  II−Vl族などの化合物半導体を
使う場合が本発明の好ましい実施態様であり、CaAs
の場合にはFETを形成する場合、上記の問題点からM
etal−SemiconductorF E T (
MESFET)の形で実用化されているが、MIS構造
にすることによって性情の向上が期待される。
GaAsを使ってMis集積回路を構成すると駆動電圧
を低げる効果のほか、GaAs半導体中でのキャリヤー
モビリティ−の大きさを利用した高速で動作する集積回
路(HEMT)を非常に簡単な方法で作ることができる
第2に重要な本発明の薄膜を含んだ電気・電子デバイス
は金属/絶紐I!1liI/金属(以下MIMという)
構造のデバイスである。
第8〜10図が模式図である。絶縁基板あるい・は半導
体基板を用いその上に金属、絶縁膜、金属の順に形成さ
れる。
第8図はキャパシターの構造であり、キャパシタンスの
湿度による変化を追跡すれば湿度センサーとなる。また
この構造によってMIM構造のトランジスターを作るこ
ともできる。
第9図のようにすれば、熱電子トランジスターを構成で
きる。
第10図のように半導体あるいは半導体デバイス上にキ
ャパシターを作ることによってVLSIのメモリセルの
キャパシターとして使うことができる。
第10図の構成で熱電子を半導体中に注入するようなタ
イプのデバイスも作製できる。さらに金属のかわりにN
bのような起電導体を使うことにより、ジョセフソンジ
ャンクション(J J)デバイスを作ることも可能であ
る。
第3の薄膜を含んだ電気・電子デバイスは、絶縁膜/金
属構造(1M構造)のデバイスであり、第11図で模式
的に表される。もっとも単純なもので、金属の上に絶縁
膜として本発明の薄膜を形成することにより得られる。
一つの応用は液晶配向膜であり、パターン化した電極、
通常はITOなどの透明電極の上に本発明の薄膜を形成
することによって得られる。
次の応用は図12.13の独立した二つの電極上に本発
明の薄膜を形成することにより湿度、ガスなどのセンサ
ーとして使うことができる。
以上本発明の薄膜を含んだ電気・電子デバイスについて
述べたが、他の応用例は前記に挙げた文献の中に特にP
、S、 Vincett、 G、G、 Roberts
の総説(Thin 5olid Films 68.1
35〜171 (1980) )に求めることができる
その他の半導体デバイス、化合物半導体デバイスについ
てはE、S、 Yang+ Fundamentals
 of Sem1−conductor Device
s MaGraw−旧11.1978.奇弁ら編著、化
合物半導体デバイス(1)  (I[)工業調査会(1
984)の底置を参考にすることができる。
次に電気・電子デバイス以外のデバイスについて述べる
色素を含む薄膜や、TeOxなど無機薄膜にビット形成
や相変化をさせることによりその変化を0.1で光学的
に読み出す記録方式の採用が進んでいる。
本発明の薄膜は光、熱特に通常光学記録に使われるレー
ザ′−光によって反応を起こし、薄膜の厚みの変化が生
じビットが形成されること、またこの、反応によって薄
膜の屈折率も変化するので、これを利用した光学記録が
可能であることが示唆される。
そのほか、ウニイブガイド用のクラツド材あるいは光学
回路成分としても応用が考えられる。
本発明の薄膜の場合、厚みの正確なコントロールと化合
物を変えることによって屈折率の調整ができる。このこ
とは光学回路成分としての重要な要件である。
あらゆる分野での保護用コーティング材料としても好適
であろうし、−船釣にLBliの分野で使われる機能性
のLB膜材料脂肪酸の混合膜、積層膜の手法を、本発明
の混合物を脂肪酸のかわりに使うことによって種々の機
能性を発現でき、これを使った用途が考えられる。例え
ば色素、酵素を含んだ膜を作成することによって、光電
変換素子やバイオセンサーを作ることができる。
また、この薄膜を使った物質分離の分野での用途も考え
られる。
最近、多孔質フィルム基板上に微細な孔をもつ薄膜を形
成して、それを物質分離に使用する試みがさかんになっ
ている。
本発明の薄膜を特に公知のラングミュア膜材料の存在す
る条件でつくり、そのあと閉環反応を行うことによって
微細な孔をもつ薄膜が形成できる。
例えばポリイミド多孔質フィルム上にポリイミド前駆体
構造をもつ化合物をステアリルアルコールの過剰存在す
る条件で製膜し、そのあと300〜400℃でイミド化
することによって微細な孔をもつポリイミド薄膜をポリ
イミド多孔質フィルム上に作ることができる。
次に本発明の薄膜およびそれを含む複合物品を実施例に
基づき説明する。
実施例1 2−ヒドロキシエチルメタクリレート29.6 gとピ
リジン18.1 gをテトラヒドロフラン200献に熔
かし、約5℃で3,5−ジニトロ安息香酸クロライド5
0gのテトラヒドロフラン溶液をゆっくりと滴下し、そ
の後10℃で1時間反応を続けた。析出したピリジン塩
酸塩を除いたのち、水に注ぎ析出した沈澱物を洗浄後、
乾燥して3.5−ジニトロ安息香酸エチルメタクリル酸
エステル58gを得た。
この3.5−ジニトロ安息香酸エチルメタクリル酸エス
テル25gを酢酸200rniに溶かして鉄粉135g
を水75蔵/酢酸175dに懸濁させた溶液中に、25
℃で少しづづ加え、添加終了後15分間攪拌した。鉄粉
を除いたのち、0℃に冷やし、アンモニア水でp)I=
8にし、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチルを留去して
得た粗生成物をシリカゲルカラムで精製し9gの3,5
−ジアミノ安息香酸エチルメタクリル酸エステル(m、
p、 88〜89℃、IR,プロトンNMRで同定)を
得た。
ピロノ■・・ト ジスーア1ルエスールのAピロメリッ
ト酸二無水物10.91gとステアリルアルコール27
.05gを120℃で3時間反応させ、生成物を200
dエタノールで再結晶して融点133〜37℃のピロメ
リット酸ジステアリルエステルを得た。IR,プロトン
NMRで同定された。
ピロメリット酸ジステアリルエステル3.79 gを5
 ccのへキサメチルホスホルアミドに溶かし、5℃に
冷却してチオニルクロライド1.19 gを約5℃で滴
下し、滴下後約1時間保持し反応を終了させた。その後
ジメチルアセトアミド30ccに溶解させた1、 32
 gの3.5−ジアミノ安息香酸エチルメタクリル酸エ
ステルを約10℃で滴下し、約20℃に反応温度を上げ
て2時間反応させた後、400 ccのエタノールに注
いで反応生成物を析出させた。析出物を口過、30℃で
減圧乾燥して約4gの淡黄色粉末を得た。IRスペクト
ル、プロトン−NMRで同定された。
上記の生成物を蒸留したクロロホルム/ジメチルアセト
アミド(8: 2)の混合液に熔かしてLB膜用の展開
液を調製した。再蒸留水上、20℃で表面圧と繰返し単
位あたりの面積との関係を測定したところ、良好な凝縮
相の形成を示し、極限面積は約55人/unitであっ
た。
アルミニウムを蒸着したガラス基板上への累積はY型で
あり、良好な累積膜が得られた。199層の累積膜にマ
スクを通して超高圧水銀灯を用いて、紫外線を照射し光
硬化させた。光硬化後、エタノール、ジメチルアセタミ
ド(1: l)で現像し、レリーフパターンを形成した
。その後窒素気流下、400℃1時間加熱処理したとこ
ろ、パターン膜中でイミド化が進行していることをFT
−IR−ATRスペクトルで確認した。
上記のパターン化されたポリイミド膜上に、下部のアル
ミニウム電極に直交するように上部型(極を形成し、電
気特性を測定したところ、比抵抗率は約10″Ω・国、
絶縁破壊強度はlX108V/cs以上であり、良好な
絶縁性を示した。
又シリコン半導体上に形成したレリーフパターンを使っ
て、シリコン半導体をドライエッチすることができた。
実施例2 200献4つロフラスコに、ピロメリット酸二無水物(
1,29g、 5.91ミリモル)とω−へブタデセニ
ルアルコール(同位化学製、3.0Og。
11.8ミリモル)をとり、窒素ガス流通下で、150
℃で2.5時間加熱しながら、メカニカルスターラーで
攪拌する。得られた白色固体をエタノールにより再結晶
し、4gの白色固体を得た。
構造はNMRおよびIRスペクトルより同定した。
ピロノ1−  ビスω−ヘプ −゛セニルエスールた感
  ポ1イミ゛1. のA メカニカルスターラーと温度計とを装着した200d4
つロフラスコにピロメリット酸ビスω−へブタデセニル
エステル(1,54g、2.12ミリモル)をとり、窒
素ガス流通下、20献のヘキサメチルホスホルアミド(
HMPA)に、溶解させる。これに塩化チオニル(0,
505g、  4.24ミリモル)を滴下し、室温で1
時間攪拌すると淡黄色の溶液となる。次に、これをアイ
スバスで約5℃に冷却し、ジアミノジフェニルエーテル
(0,424g、2.12ミリモル)のジメチルアセト
アミド(DMAc、  30−)溶液を約15分で滴下
し、5℃で1時間、その後温度をあげて1時間半反応を
続けた。これをエタノールに投入し、ポリマーを析出さ
せ、口過後、減圧乾燥することにより、0゜6gの淡黄
色粉末を得た。
構造はNMRおよびIRスペクトルにより決定した。
上記の前駆体のLB膜としての!!!膜特性を評価した
20℃の再蒸留水上で表面圧−面積曲線を測定すると7
5人2/unitぐらいから表面圧がややゆるやかであ
るが立ち上がり、凝縮膜を形成した。極限面積は64 
A2/unitで崩壊圧は約30dyne/cmであっ
た。
次に20℃の再蒸留水上、表面圧20 dyne / 
cI!1、累積速度10+sn+/minでLB法でア
ルミニウムを蒸着したガラス基板上に累積するとY型膜
が得られたが、製膜性が若干不安定であった。しかしス
テアリルアルコールを等モル添加すると、表面圧−面積
曲線の傾きも急になり崩壊圧も上昇した。
この混合膜は累積比1のY膜として累積できた。
さらに混合膜ではミヒラーケトンを前駆体:ステアリル
アルコー゛ル:ミヒラーケトン1:1:0.33の割合
に加えてもY膜として累積可能であった。
ミヒラーケトンを添加した21層の混合累積膜は超高圧
水銀灯で紫外線を照射し、エタノール:ジメチルアセタ
ミド混合溶媒(1:1)で現像することによってネガ型
のパターンが得られた。
さらに窒素気流下、400℃で1時間加熱することによ
ってパターンとして残った前駆体がイミド化してポリイ
ミドのパターンが形成されることが明らかになった。
このパターン化されたポリイミド膜に対して実施例1と
同様のM I M素子を作成して絶縁性を評価したとこ
ろ、実施例1と同様の電気絶縁性が得られた。
発凱■苅果 本発明によるとLB模膜法より製膜できるように修飾さ
れた高分子化合物をパターン化することができ、また部
分的あるいは完全に環化させることにより、同時に混合
した公知のLBIQ化合物を飛散させることにより、耐
熱性の極めて良好で、耐薬品性、機械的特性のよい一般
的には作成が難しい厚み、すなわち10,000Å以下
、望むなら10〜1000人の超薄膜を得ることができ
る。また、その薄膜を利用した種々の複合物品を作成す
ることができる。特に1000Å以下の良好な絶縁特性
をもった薄膜は電気・電子素子の絶縁膜として重要であ
り、デバイスの駆動電圧を低下させたり、デバイスの耐
圧を向上させたりする効果があり、特に化合物半導体と
の組合せで特に効果がある。また、特に薄い薄膜は高電
界の絶縁膜中で作られるホットエレクトロンやトンネル
効果などの特異な効果を利用したデバイスを作成するこ
とを可能にする。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は代表的なMIS構造デバイスの模式図
であり、第8図〜第10図はMIM構造、第11図〜第
13図はIM構造のそれである。 特許出願人  鐘淵化学工業株式会社 第1図            第2図第3図    
   第4図 第5図        第6図 第7図 第8図       第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも2個の炭素原子を有する少なくとも2価
    の第1の有機基R^1と、少なくとも2個の炭素原子を
    有する少なくとも2価の第2の有機基R^2とがヘテロ
    原子を含む酸性基Aと塩基性基Bの反応によってできた
    2価の結合基によって交互に連結されている線状の繰返
    し単位を有し、かつ該繰返し単位へ共有結合またはイオ
    ン結合によって結合した、置換基を含むこともある炭素
    数10〜30の炭化水素含有基を少なくとも1つ含んで
    おり、かつ該繰返し単位の一部または全部に、2量化ま
    たは重合可能な不飽和結合を含むか、あるいは置換基を
    含むこともあるオルトニトロベンジル基▲数式、化学式
    、表等があります▼を含む感光性両性高分子 化合物の薄膜を含む複合物品。 2、請求項1記載の感光性両性高分子、または該感光性
    両性高分子化合物と公知のラングミュア・プロジェット
    膜化合物との混合物をラングミュア・プロジェット法に
    よって累積し形成した薄膜を含む複合物品。 3、第1および第2の有機基R^1およびR^2の一方
    または両方が少なくとも6個の炭素を有するベンゼノイ
    ド構造の基である請求項1または2いずれかに薄膜を含
    む複合物品。 4、繰返し単位がヘテロ原子を含む5員環または6員環
    を生成する前駆体構造を備えている請求項1ないしは3
    のいずれかに記載の薄膜を含む複合物品。 5、第1の有機基R^1が4価または3価であり、第2
    の有機基R^2が4価または3価または2価であり、か
    つR^1、R^2の一方または両方が少なくとも6個の
    炭素原子を有するベンゼノイド構造である請求項1ない
    し4のいずれかに記載の薄膜を含む複合物品。 6、一般式(1): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は少なくとも2個の炭素原子を含有する
    4価の基、R^2は少なくとも2個の炭素原子を含有す
    る2価または3価または4価の基であり、R^2が3価
    のときはXが、4価のときはXとYがそれぞれR^2に
    結合しており、R^1、R^2の少なくとも一方が少な
    くとも6個の炭素原子を有するベンゼノイド構造の基で
    あり、XおよびYはいずれも置換基を含むこともあるヘ
    テロ原子を含む酸性基Aまたは、置換基を含むこともあ
    るヘテロ原子を含む塩基性基Bであり、R^3、R^4
    、R^5およびR^6はいずれも置換基を含むこともあ
    る炭素数1〜30の1価の炭化水素基または水素原子で
    あり、R^3、R^4、R^5およびR^6の少なくと
    も1個は炭素原子数10〜30の前記の基である)で表
    される繰返し単位を有し、かつ、該繰返し単位の一部ま
    たは全部が2量化または重合可能な不飽和結合あるいは
    置換基を含むこともあるオルトニトロベンジル基を含む
    両性ポリアミック酸またはそのエステルである請求項5
    記載の薄膜を含む複合物品。 7、一般式(1)においてR^3、R^4、R^6およ
    びR^6がいずれも炭素原子数1〜22の前記の1価の
    基または水素元素であり、R^3、R^4、R^5およ
    びR^6の少なくとも1個は炭素原子数16〜22の基
    であるポリアミック酸またはそのエステルである請求項
    6記載の薄膜を含む複合物品。 8、一般式(1)において、R^1に結合しているR^
    3OCO_−_1R^4OCO_−_1、 −NR^5
    −CO−および−CO−NR^6−R^2の4個の基の
    各2個づつが、それぞれ5員環を形成するようにR^1
    を構成する隣接する2個の炭素原子に結合し、および/
    またはR^2が3価のときはR^2に結合している−C
    ONR^5、−CONR^6、Xの3個の基の2個が、
    R^2が4個のときはR^2に結合している−CONR
    ^5、−CONR^6、X、Yの4個の基の各2個づつ
    が、5員環または6員環を形成するようにR^2を構成
    する隣接する2個の炭素原子に結合している前駆体構造
    を有する請求項6または7記載の薄膜を含む複合物品。 9、一般式(1)の繰返し単位の一部または全部に一般
    式(1)のR^2、R^3、R^4、R^5、R^6の
    少なくとも1個が2量化または重合可能な不飽和結合を
    有する繰返し単位を含むポリアミック酸またはそのエス
    テルである請求項6ないし8のいずれかに記載の薄膜を
    含む複合物品。 10、一般式(1)の繰返し単位の一部または全部に一
    般式(1)のR^3および/またはR^4が▲数式、化
    学式、表等があります▼で表されるオルトニトロベンジ
    ル基(ただし、R^7は置換基を含むこともある炭素数
    1〜30の炭化水素基または水素である)である繰返し
    単位を含んでいるポリアミック酸またはそのエステルで
    ある請求項6ないし8のいずれかに記載の薄膜を含む複
    合物品。 11、一般式(2): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式において、R^1が3価であること以外R^1、R
    ^2、R^3、R^5、R^6、XおよびYは一般式(
    1)の定義と同じ基である)で表される繰返し単位を有
    し、かつ、該繰返し単位の一部または全部が2量化また
    は重合可能な不飽和結合、あるいは置換基を含むことも
    あるオルトニトロベンジル基を有するポリアミック酸ま
    たはそのエステルである請求項4記載の薄膜を含む複合
    物品。 12、一般式(2)において、R^3、R^5およびR
    ^6がいずれも炭素原子数1〜22の前記の1価の基ま
    たは水素原子であり、R^3、R^5およびR^6の少
    なくとも1個は炭素原子数16〜22の基であるポリア
    ミック酸またはそのエステルである請求項11記載の薄
    膜を含む複合物品。 13、一般式(2)において、R^1に結合しているR
    ^3OCO_−_1−NR^5−CO−および−CO−
    NR^6−R^2−の3個の基の2個が、5員環を形成
    するようにR^1を構成する隣接する2個の炭素原子に
    結合し、および/またはR^2が3価のときはR^2に
    結合している−CONR^5、−CONR^6、Xの3
    個の基の2個が、R^2が4価のときはR^2に結合し
    ている−CONR^5、−CONR^6、X、Yの4個
    の基の各2個づつが、5員環または6員環を形成するよ
    うにR^2を構成する隣接する21個の炭素原子に結合
    している前駆体構造を有する請求項11または12記載
    の薄膜を含む複合物品。 14、一般式(2)の繰返し単位の一部または全部に一
    般式(2)のR^2、R^3、R^5、R^6の少なく
    とも1個が2量化または重合可能な不飽和結合を有する
    繰返し単位を含むポリアミック酸またはそのエステルで
    ある請求項11ないし13のいずれかに記載の薄膜を含
    む複合物品。 15、一般式(2)の繰返し単位の一部に一般式(2)
    のR^3が▲数式、化学式、表等があります▼で表され
    るオルトニトロベンジ ル基(ただし、R^7は置換基を含むこともある炭素数
    1〜30の炭化水素基または水素である)である繰返し
    単位を含んでいるポリアミック酸またはそのエステルで
    ある請求項11ないし13のいずれかに記載の薄膜を含
    む複合物品。 16、一般式(3): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1、R^2、R^5、R^6、XおよびY
    は一般式(1)の定義と同じ基であり、R^3^1、R
    ^3^2、R^3^3、R^4^1、R^4^2および
    R^4^3は、R^5、R^6の定義と同じ基であり、
    R^3^1、R^3^2、jP、R^3^3、R^4^
    1、R^4^2、R^4^3、R^5、R^6の少なく
    とも1個は炭素原子数10〜30の基である)で表され
    る繰返し単位を有し、かつ、該繰返し単位の一部または
    全部が2量化または重合可能な不飽和結合を含む感光性
    ポリアミック酸塩である請求項5記載の薄膜を含む複合
    物品。 17、一般式(3)において、R^3^1、R^3^2
    、R^3^3、R^4^1、R^4^2、R^4^3、
    R^5およびR^6がいずれも炭素原子数1〜22の前
    記の1価の基または水素原子であり、R^3^1、R^
    3^2、R^3^3、R^4^1、R^4^2、R^4
    ^3、R^5およびR^6の少なくとも1個は炭素原子
    数16〜22の基であるポリアミック酸塩である請求項
    16記載の薄膜を含む複合物品。 18、一般式(3)において、R^1に結合している▲
    数式、化学式、表等があります▼ −NR^5−COおよび−CO−NR^6−R^2−の
    4個の基の各2個づつが、それぞれ5員環を形成するよ
    うにR^1を構成する隣接する2個の炭素原子に結合し
    、および/または、R^2が3価のときはR^2に結合
    している−CONR^5、−CONR^6、Xの3個の
    基の2個が、R^2が4価のときはR^2に結合してい
    る−CONR^5、−CONR^6、X、Yの4個の基
    の各2個づつが、5員環または6員環を形成するように
    R^2を構成する隣接する2個の炭素原子に結合してい
    る前駆体構造を有する請求項16または17記載の薄膜
    を含む複合物品。 19、一般式(3)の繰返し単位の一部または全部に一
    般式(3)のR^2、R^3^1、R^3^3、R^4
    ^1、R^4^2、R^4^3、R^5、R^6の少な
    くとも1個が2量化または重合可能な不飽和結合を有す
    る繰返し単位を含んでいるポリアミック酸塩である請求
    項16ないし18のいずれかに記載の薄膜を含む複合物
    品。 20、一般式(4): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式において、R^1が3価であること以外、R^1、
    R^2、R^3^1、R^3^2、R^3^3、R^5
    、R^6、XおよびYは一般式(3)の定義に同じ基で
    ある)で表される繰返し単位を有し、かつ、該繰返し単
    位の一部または全部が2量化または重合可能な不飽和結
    合を含むポリアミック酸塩である請求項5記載の薄膜を
    含む複合物品。 21、一般式(4)において、R^3^1、R^3^2
    、R^3^3、R^5およびR^6がいずれも炭素原子
    数1〜22の前記の1価の基または水素原子であり、R
    ^3^1、R^3^2、R^3^3、R^5およびR^
    6の少なくとも1個は炭素原子数16〜22の基である
    ポリアミック酸塩である請求項20記載の薄膜を含む複
    合物品。 22、一般式(4)において、R^1に結合している▲
    数式、化学式、表等があります▼ −NR^5−COおよび−CO−NR^6−R^2−の
    3個の基の2個が5員環を形成するようにR^1を構成
    する隣接する2個の炭素原子に結合し、および/または
    、R^2が3価のときはR^2に結合している−CON
    R^5、−CONR^6、Xの3個の基の2個が、R^
    2が4価のときはR^2に結合している−CONR^5
    、−CONR^6、X、Yの4個の基の各2個づつが、
    5員環または6員環を形成するようにR^2を構成する
    隣接する2個の炭素原子に結合している前駆体構造を有
    する請求項20または21記載の薄膜を含む複合物品。 23、一般式(4)の繰返し単位の一部または全部に一
    般式(4)のR^2、R^3^1、R^3^2、R^3
    ^3、R^5、R^6の少なくとも1個が2量化または
    重合可能な不飽和結合を有する繰返し単位を含んでいる
    ポリアミック酸塩である請求項20ないし22のいずれ
    かに記載の薄膜を含む複合物品。 24、一般式(1)、(2)、(3)および(4)にお
    いて、R^5、R^6がいずれも水素原子である請求項
    6ないし23のいずれかに記載の薄膜を含む複合物品。 25、累積膜を反応させてヘテロ原子を含む5員環また
    は6員環を生成させたことを特徴とする請求項7、8、
    9、12、13、14、17、18、21、22または
    23のいずれかに記載した薄膜を含む複合物品。
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