JPH01231364A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH01231364A
JPH01231364A JP63056083A JP5608388A JPH01231364A JP H01231364 A JPH01231364 A JP H01231364A JP 63056083 A JP63056083 A JP 63056083A JP 5608388 A JP5608388 A JP 5608388A JP H01231364 A JPH01231364 A JP H01231364A
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JP
Japan
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semiconductor region
film
ions
region
ion implantation
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JP63056083A
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English (en)
Inventor
Kenichi Kuroda
謙一 黒田
Junji Ogishima
淳史 荻島
Yoshimasa Shimizu
清水 善正
Yushi Arakawa
荒川 雄史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/31DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor

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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体集積回路装置に関し、特に、イオン打
込法で形成された半導体領域(拡散層)を有する半導体
集積回路装置に適用して有効な技術に関するものである
〔従来の技術〕
半導体基板にpn接合を形成する方法としてはイオン打
込法がある。例えば絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
(以下、MISFETと称する)の場合、イオン打込法
を用いて次のようにソース領域及びドレイン領域が形成
されている。
まず、厚い酸化珪素膜で形成されたフィールド絶縁膜で
囲まれた領域内の半導体基板の主面上に、ゲート絶縁膜
(酸化珪素膜)を介在させてゲート電極を形成する。ゲ
ート電極は多結晶珪素膜等の導電性材料で形成されてい
る。
次に、前記ゲート電極及びフィールド絶縁膜を不純物導
入用マスクとして用い、ヒ素、ボロン、リン等の不純物
イオンをイオン打込法により半導体基板の主面部に導入
する。この後、導入された不純物イオンを活性化するこ
とによって、ソース領域及びドレイン領域を形成するこ
とができる。
このイオン打込法は、不純物イオン量の制御性が良く、
浅いpn接合が形成できるという特徴がある。
前記フィールド絶縁1摸の端部のように、半導体基板の
主面上に形成された酸化珪素膜等の絶縁膜を通してイオ
ン打込法により不純物イオンを導入する場合、半導体基
板の主面部に導入される物質は所望の不純物イオンのみ
ではなく、不純物イオンが絶縁膜を構成する物質と衝突
し、衝突された物質も半導体基板中に導入される。これ
はノックオン(knock−on)現象として良く知ら
れている。この現象については、例えば、ジェイ・ジェ
イ・ニー・ピー、第18巻、第3号(1979年)、第
647頁乃至第656頁(JJAP、VoL、18.N
o、3.MARCI+ (1979)、pp、647−
656)において論じられている。ノックオン現象は不
純物イオンがヒ素、リン等の重いイオンであり、絶縁膜
が酸化珪素膜、窒化珪素膜であるときに顕著である。ノ
ックオン現象は、酸化珪素膜では酸素が、窒化珪素膜で
は窒素が半導体基板中に導入される。
このように導入された酸素或は窒素は、半導体基板中に
結晶欠陥を発生させると共に、エネルギバンドギャップ
中に不純物準位或は表面準位を生ずる。この現象につい
ては、例えば、ニー・ピー・エル、第29巻、第4号(
1976年)、第259頁乃至第261頁(A 、P、
 L、 VoL、 29.No、 4 、15Augu
st (1976) 、 PP、 259−261 )
及び前記論文において論じられている。
このような結晶欠陥や不純物準位はpn接合の空乏層領
域に存在するとジェネレーションーリコンビネーション
センタ(以下、G−Rセンタと称する)となり、pn接
合に逆バイアスを印加したときのリーク電流の発生原因
となる。
第12図(概略断面図)を用いて、従来のイオン打込法
によるpn接合の形成方法について説明する。第12図
に示すように、単結晶珪素からなるp型半導体基板1の
主面上に、厚い酸化珪素膜からなるフィールド絶縁膜2
及び薄い酸化珪素膜からなるイオン打込時の汚染防止膜
3を形成する。
次に、フィールド絶縁膜2を不純物導入用マスクとして
用い、半導体基板1の主面部にイオン打込法でヒ素イオ
ンを導入する。ヒ素イオンの導入は汚染防止膜3を通し
て行われる。ヒ素イオンは同第12図中aに示す位置ま
で導入される。しかし、ノックオンされた酸素は図中す
に示すように。
ヒ素イオンよりも深い位置まで導入され、その表面濃度
が最も高くなる。さらに、ヒ素イオンの酸化珪素膜中の
飛程長の2倍乃至3倍の酸化珪素膜の厚さまでノックオ
ン現象が起こる。このため、フィールド絶縁膜2と汚染
防止膜3との境界部分において、フィールド絶縁膜2が
順次厚くなるのでヒ素イオンは導入されないが、酸素は
導入される領域が存在する。
次に、前記導入されたヒ素イオンを熱処理によって活性
化し、同第12図に示すように、n型半導体領域を形成
する。このn型半導体領域と半導体基板1とのpn接合
部はCで示す。n型半導体領域はノックオンされた酸素
の大部分を接合内に取り込むために、空乏層中のG−R
センタの密度は少なくリーク電流は少ない。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述のフィールド絶縁膜2の端部におい
ては、ヒ素イオンの横方向拡散が小さいので、空乏層中
に多斌のノックオンされた酸素が存在する。このため、
フィールド絶縁膜2の端部にG−Rセンタが存在するの
で、汚染防止膜3で覆われた活性化領域よりもリーク電
流が多くなる。
特に、DRAM (ダイナミック型ランダムアクセスメ
モリ)のようにpn接合部に電荷を蓄積させる素子にお
いては、フィールド絶縁膜2の端部でのリーク電流が問
題となるので、情報が反転するなどの誤動作を生じる。
本発明の目的は、イオン打込法で堆積膜を通して不純物
イオンを導入する半導体集積回路装置において、前記堆
積膜の端部でのリーク電流を低減することが可能な技術
を提供することにある。
本発明の他の目的は、DRAMにおいて、メモリセルの
情報の反転を防止し、誤動作を防止することが可能な技
術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
半導体集積回路装置において、イオン打込みによってノ
ックオンされた物質が、半導体基板と前記イオン打込み
で形成された半導体領域(拡散層)とのpn接合部に形
成される空乏層中に存在しないように構成する。
〔作  用〕
上述した手段によれば、ノックオンによって半導体基板
中に導入された物質で生ずる結晶欠陥、表面準位等のG
−Rセンタを一方のpn接合内に取り込むことができ、
pn接合に逆バイアスを印加したときに形成される空乏
層中にG−Rセンタが存在しないので、逆バイアス時の
リーク電流を低減することができる。
この結果、特にDRAMにおいて、メモリセルの情報の
反転が低減できるので、誤動作を防止することができる
以下、本発明の構成について、DRAMに本発明を適用
した一実施例とともに説明する。
なお、実施例を説明するための全回において、   ゛
同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返し
の説明は省略する。
〔発明の実施例〕
本発明の一実施例であるプレーナ構造のDRAMのメモ
リセルを第1図(平面図)及び第2図の左側(第1図の
A−A切断線で切った断面図)で示す。
第2図の右側には周辺回路のMISFETの断面を示す
第1図及び第2図で示すように、DRAMのメモリセル
は、情報蓄積用容量素子Cとメモリセル選択用M I 
S F E T Q sとの直列回路で構成されでいる
情報蓄積用容量素子Cは、単結晶珪素からなるp゛型半
導体基板1の主面に選択酸化法によって形成された厚い
フィールド絶縁膜2に規定された領域内に構成されてい
る。情報蓄積用容量素子Cは。
一方の電極(下部電極)として使用される比較的高不純
物濃度のn゛型半導体領域3及びn型半導体領域4、薄
い誘電体膜5、他方の電極(上部電極)として使用され
るプレート電極6で構成されている。
この情報蓄積用容量素子Cは所謂プレーナ構造で構成さ
れている。前記一方の電極としてのn°型半導体領域3
はヒ素イオンで形成されている。n型半導体領域4はリ
ンイオンで形成され、前記n゛型半導体領域3の外周に
沿って形成されている。n・型半導体領域3、n型半導
体領域4の夫々を形成する不純物イオンはイオン打込み
によって導入されている。誘電体膜5は例えば酸化珪素
膜で形成されている。プレート電極6は例えば多結晶珪
素膜で形成されている。この多結晶珪素膜には抵抗値を
低減する不純物例えばリンイオン、ヒ素イオン又はボロ
ンイオンが導入されている。
このように構成されるDRAMのメモリセルの情報蓄積
用容量素子Cは、第3図(要部拡大断面図)に示すよう
に、一方の電極をn゛型半導体領域3とn型半導体領域
4との2重拡散構造で構成している。つまり、浅い接合
のn゛型半導体領域3は。
ヒ素イオンに比べて拡散係数が大きなリンイオンで形成
されたn型半導体領域4によって実質的なpn接合(半
導体基板1と半導体領域4とのpn接合)を深く構成し
ている。n型半導体領域4は。
フィールド絶縁膜2の端部において、フィールド絶縁I
I!J2の下部に充分に回り込むように、横方向の拡散
距離が大きくなるように構成されている。
つまり、n型半導体領域4は、フィールド絶縁膜2を不
純物導入用マスクとして用い、半導体基板1の主面部に
ヒ素イオン、リンイオンの夫々をイオン打込みで導入し
た際、フィールド絶縁膜2の端部において、ノックオン
された物質(酸素)がpn接合部に逆バイアスを印加し
て形成された空乏層中に存在しないように構成されてい
る。ノックオンされた物質は第3図に符号0を付けて示
すように形成される。半導体基板1とn°型半導体領域
4とのpn接合部の近傍に示す点線iは逆バイアスを印
加した状態において形成された空乏層である。
このように、半導体集積回路装置において、イオン打込
みによってノックオンされた物質0が。
半導体基板lとイオン打込みで形成された半導体領域(
拡散層)4との・pn接合部に形成される空乏層l中に
存在しないように構成することにより、ノックオンによ
って半導体基板1中に導入された物質Oで生ずる結晶欠
陥、表面準位等のG−Rセンタを一方のpn接合内(半
導体領域4内)に取り込むことができ、pn接合に逆バ
イアスを印加したときに形成される空乏層i・中にG−
Rセンタが存在しないので、逆バイアス時のリーク電流
を低減することができる。特に、DRAMは、情報蓄積
用容量素子Cの情報となる電荷のリークを低減すること
ができ、メモリセルの情報の反転を低減することができ
るので、誤動作を防止することができる。
メモリセル選択用M I S F E T Q sは、
半導体基板1、ゲート絶縁膜8、ゲート電極9、ソース
領域及びドレイン領域である一対の低不純物濃度のn型
半導体領域10及び一対の高不純物濃度のn゛型半導体
領域12で構成されている。このメモリセル選択用MI
SFETQsは所謂LDD構造で構成されている。前記
ゲート絶縁膜8は例えば酸化珪素膜で形成されている。
ゲート電極9は例えば多結晶珪素膜で形成されている。
ゲート電極9はゲート幅方向に延在するワード線(WL
)9と一体に構成(接続)されている。低不純物濃度の
n型半導体領域10はリンイオンで形成されている。高
不純物濃度のn“型半導体領域12はヒ素イオンで形成
されている。
前記フィールド絶縁膜2の下部の半導体基板1の主面部
にはp型チャネルストッパ領域17が設けられている。
チャネルストッパ領域17はフィールド絶縁膜2と共に
素子分離を行うように構成されている。前記情報蓄積用
容量素子Cのプレート電極6上には層間絶縁膜7が設け
られており、この層間絶縁膜7はワード線9とプレート
電極6とを電気的に分離するように構成されている。
データ線(DL)15は層間絶縁膜13に形成された接
続孔14を通してメモリセル選択用MISFETQsの
一方の半導体領域12に接続されている。層間絶縁膜1
3は、ワード線9とデータ線15とを電気的に分離する
ように構成されている。
前記データ線15はファイナルパッシベーション膜16
で覆っている。
周辺回路のM I S F E T Q nは、第2図
の右側に示すように、前記メモリセル選択用MISFE
T Q sと実質的に同一構造で構成されている。
次に、前記DRAMの製造方法について、第4図乃至第
7図(各製造工程毎に示す要部断面図)を用いて周辺回
路素子と共に簡単に説明する。
まず、(100)面を有する単結晶珪素からなるp−型
半導体基板1を用意する。
次に、半導体素子形成領域において、半導体基板1の主
面上に酸化珪素膜、窒化珪素膜の夫々を順次形成する。
この後、半導体素子形成領域間の前記窒化珪素膜を選択
的に除去し、この領域に選択酸化法により厚いフィール
ド絶縁膜2を形成する。この工程と実質的に同一製造工
程によって、p型チャネルトツパ領域17を形成する。
なお、周辺回路素子をCMO3(相補型MISFET)
で構成する場合には、フィールド絶縁1漠2の形成前、
又は形成後にpチャネルMISFET形成領域の半導体
基板1の主面部にn型ウェル領域を形成する。
次に、前記窒化珪素膜を選択的に除去した後、半導体素
子形成領域に清浄な酸化珪素膜5Aを形成する。
次に、情報蓄積用容量素子C形成領域において、例えば
フォトレジスト膜を不純物導入用マスクとして、イオン
打込法により、ヒ素イオン及びリンイオンを選択的に導
入し、第4図に示すようにヒ素イオンで形成されたn′
型半導体領域3及びリンイオンで形成されたn型半導体
領域4を形成する。
n゛型半導体領域3の形成に必要なヒ素イオンの打込み
量は、プレート電極6と半導体基板1との間に印加され
る電圧によって反転層を形成しない打込み量よりも多く
する。
次に、前記酸化珪素膜5Aを除去する。この後、情報蓄
積用容量素子C形成領域において、半導体基板1(実際
には半導体領域3)の主面上に誘電体膜5を形成する。
誘電体膜5は例えば半導体基板1の主面に熱酸化法によ
り形成した酸化珪素膜で形成する。誘電体膜5としては
、前述の熱酸化珪素膜以外に、窒化珪素膜、タンタルオ
キサイド膜、或はCVD法やスパッタ法等による熱酸化
法以外で形成した酸化珪素膜、或はそれらを組合せた複
合膜でもよい。
次に、情報蓄積用容量素子C形成領域において。
誘電体lll5上にプレート電極6を形成する。プレー
ト電極6は、多結晶珪素膜を堆積した後、不純物イオン
を導入し1選択的にエツチングすることによって形成す
ることができる。勿論、前記不純物イオンの導入は、多
結晶珪素膜の堆積時に同時に行ってもよい。プレート電
極6は、導電性があれば良く、多結晶珪素膜上にシリサ
イド膜或はタングステン等の金属膜を堆積した複合膜で
あってもよく、多結晶珪素膜以外の単層膜或は2層以外
の複合1摸であっても良い。このプレート電極6を形成
する工程によって、メモリセルの情報蓄積用容量素子C
は完成する。
次に、プレート電極6を覆う層間絶縁膜7を形成する。
この層間絶a膜7は例えば熱酸化法で形成する。
次に、第5図に示すように、メモリセル選択用MISF
ETQS、周辺回路素子のMISFETQnの夫々の形
成領域において、半導体基板1の主面上にゲート絶縁膜
8を形成する。ゲート絶縁膜8は例えば熱酸化法によっ
て形成する。また、ゲート絶縁膜8の形成前又は形成後
に所定のチャネルドープを行う。チャネルドープをイオ
ン打込法で行う場合、ゲート絶縁膜8の形成前に行う方
が望ましい。これはゲート絶縁膜8がイオン打込法によ
って劣化するのを防止するためである。
次に、メモリセルのメモリセル選択用MISFE T 
Q sのゲート電極9、ワード線9及び周辺回路素子の
MIsFETQnのゲート電極9を形成する。ゲート電
極9.ワード線9の夫々は、前記プレート電極6と同様
の方法により形成する。
次に、第6図に示すように、メモリセル選択用MISF
ETQs、MISFETQnの夫々の形成領域において
、半導体基板1の主面部にn型半導体領域10を形成す
る。n型半導体領域10は、例えばゲート電極9及びフ
ィールド絶縁膜2を不純物導入用マスクとして用い、リ
ンイオンをイオン打込法によって導入することよって形
成することができる。なお、図示していないが、前記n
型半導体領域10を形成した後には、pチャネルMIS
FET形成領域のウェル領域の主面部にn型半導体領域
(LDD部)が形成される。
次に、前記ゲート電極9の側壁に既知の手段によってサ
イドウオールスペーサ11を形成する。そして、第7図
に示すように、メモリセル選択用MISFETQs、M
ISFETQnの夫々の形成領域において、半導体基板
1の主面部にn゛型半導体領域12を形成する。n゛型
半導体領域12は、ヒ素イオンをイオン打込法で導入す
ることによって形成することができる。このn゛型半導
体領域12を形成する工程によって、メモリセル選択用
MISFETQs、nチャネルMISFETQnの夫々
が完成する。この後、図示していないが、pチャネルM
I 5FET形成領域において、ウェル領域の主面部に
p′型半導体領域を形成することによって、pチャネル
MISFETは完成する。
前記メモリセル選択用MISFETQs、nチャネルM
ISFETQn、pチャネルMISFETの夫々はLD
D構造で構成されている。
次に1層間絶縁膜13を形成する。層間絶縁II!13
は、例えばCVD法やスパッタ法による酸化珪素膜、窒
化珪素膜、或はこれらを含む2N以上の複合膜で形成す
る。
次に1層間絶縁膜13に接続孔工4を形成し、この後、
アルミニウム等のデータ線15を形成し、ファイナルパ
ッシベーション膜16を形成する二どによって、本実施
例のDRAMは完成する。ファイナルパッシベーション
膜16は、例えばPSG膜、窒化珪素膜或はこれらの複
合膜で形成する。
前述のように1本実施例によれば、DRAMのメモリセ
ルの情報蓄積用容量素子Cの一方の電極となるヒ素イオ
ンで形成されたn゛型半導体領域3が、リンイオンで形
成されたn゛型半導体領域4によって覆われている。リ
ンイオンはヒ素イオンに比べ熱拡散係数が大きく、又ノ
ックオンされた酸素はリンイオンよりも深く半導体基板
中に入らない。この結果、ヒ素イオン、リンイオン自身
のイオン打込みによって発生するノックオン層○をpn
接合内(半導体領域4内)に取り込むことができるので
、フィールド絶縁膜2の端部の空乏層中にできるG−R
センタを減少させ、リーク電流を減少させることができ
る。
次に1本発明の他の実施例について説明する。
本発明の他の実施例であるDRAMのメモリセル及び周
辺回路素子を第8図及至第11図(要部断面図)で示す
第8図に示すDRAMは、メモリセルのメモリセル選択
用M I S F E T Q sのソース領域及びド
レイン領域をリンイオンをイオン打込法で導入したn’
型半導体領域18のみで形成している。このメモリセル
選択用M I S F E T Q sのn゛型半導体
領域18は、周辺回路素子のnチャネルM I S F
ETQnのn型半導体領域10と同−製造工程及び同一
不純物導入量で形成されている。また、両者は別の製造
工程で形成してもよい。
第9図に示すDRAMは、メモリセルのメモリセル選択
用M I S F E T Q sのソース領域及びド
レイン領域を、周辺回路素子のnチャネルMISF E
 T Q nと同一1!ii工程で形成したn型半導体
領域10(リンイオンで形成)と、リンイオンをイオン
打込法で導入して形成したn゛型半導体領域19とで構
成されている。
前記第8図、第9図の夫々に示すDRAMは、メモリセ
ルの情報MIA用容量素子Cとメモリセル選択用M I
 S F E T Q sとの間に位置するフィールド
絶縁膜2の端部におけるリーク電流を低減することがで
きるので、前述の一実施例よりもさらに効果的である。
第10図に示すDRAMは、メモリセルの情報W積用容
量素子Cの一方の電極をリンイオンで形成したn型半導
体領域4のみで形成している。この第10図に示すDR
AMは前述のDRAMと同様の効果を得ることができる
第11図に示すDRAMは、メモリセルの情報蓄積用容
量素子Cをスタックド構造で構成している。スタックド
構造の情報蓄積用容量素子Cは。
メモリセル選択用M I S F E T Q sのソ
ース領域又はドレイン領域として使用される一方のn型
半導体領域20に接続された下層プレート電極21.誘
電体膜5及び上層プレート電t41!6を順次重ね合せ
て構成されている。下層プレート電極21は例えば上層
プレート電極6と同様に多結晶珪素膜で形成されている
。n型半導体領域20は、前述の実施例と同様に、リン
イオンをイオン打込法で導入することによって形成され
ている。n型半導体領域20は、少なくとも半導体基板
1とpn接合を形成する部分がリンイオンで形成されて
いればよい、第11図に示すDRAMは、前述の実施例
と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施例に
基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは勿論である。
例えば、本発明は、スタチック型ランダムアクセスメモ
リ(SRAM)に適用することができる。
つまり1本発明は、SRAMのメモリセルのフィールド
絶縁膜で規定された領域内の転送用MISFETと駆動
用MISFETとの接続部(ノード)に情報となる電荷
を蓄積するので、少なくともこの部分にリンイオンで形
成した半導体領域を設ければよい。
さらに、本発明は、不純物イオンが絶縁1摸を通過した
場合に生じる前記ノックオン現象に限らず、不純物が金
属膜(例えばチタン膜)を通過した場合に生じるノック
オン現象に適用することができる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものによ
って得ることができる効果を簡単に説明すれば1次のと
おりである。
半導体集積回路装置において、ノックオン現象に起因す
るリーク電流を低減することができる。
また、DRAMにおいては誤動作を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の一実施例であるDRAMのメモリセ
ルの要部平面図。 第2図は、前記第1図のA−A切断線で切った部分及び
周辺回路素子を示す断面図、 第3図は、前記第2図の要部拡大断面図、第4図及至第
7図は、前記DRAMを各製造工程毎に示す要部平面図
。 第8図及至第11図は、本発明の他の実施例であるDR
AMのメモリセルの要部断面図、第12図は、従来の技
術を説明するための半導体集積回路装置の要部断面図で
ある。 図中、1・・・半導体基板、2・・・フィールド絶縁膜
、3、4.10.12.19.20・・・半導体領域、
O・・・ノックオン層、i・・・空乏層、C・・・情報
蓄積用容量素子、Qs・・・メモリセル選択用M I 
S FETである。 第3因 1)P) 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1導電型の第1半導体領域の主面にイオン打込法
    により不純物イオンを堆積膜を通して導入し、この不純
    物イオンにより第2導電型の第2半導体領域を形成する
    半導体集積回路装置において、前記不純物イオンと堆積
    膜を構成する物質との相互作用によって、前記第1半導
    体領域中に導入された前記堆積膜を構成する物質が、前
    記第2半導体領域内に形成される空乏層中に存在しない
    ように構成したことを特徴とする半導体集積回路装置。 2、前記堆積膜は酸化珪素膜又は窒化珪素膜であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の半導体集積
    回路装置。 3、前記第2半導体領域はダイナミック型ランダムアク
    セスメモリのメモリセルの情報蓄積用容量素子の一方の
    電極を構成していることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項又は第2項に記載の半導体集積回路装置。
JP63056083A 1988-03-11 1988-03-11 半導体集積回路装置 Pending JPH01231364A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2674373A1 (fr) * 1991-03-20 1992-09-25 Samsung Electronics Co Ltd Dispositif de memoire a semiconducteurs et procede pour fabriquer celui-ci.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2674373A1 (fr) * 1991-03-20 1992-09-25 Samsung Electronics Co Ltd Dispositif de memoire a semiconducteurs et procede pour fabriquer celui-ci.

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