JPH01230701A - 金属紛 - Google Patents

金属紛

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JPH01230701A
JPH01230701A JP63057111A JP5711188A JPH01230701A JP H01230701 A JPH01230701 A JP H01230701A JP 63057111 A JP63057111 A JP 63057111A JP 5711188 A JP5711188 A JP 5711188A JP H01230701 A JPH01230701 A JP H01230701A
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metal powder
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Kozo Oike
尾池 耕三
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は金属粉に関する。さらに詳しくは、仏壇、仏具
、襖、漆器、陶器、扇子、造花、書簡などの高級装飾用
にあるいは菓子類、乳製品、その他の食品、薬品、化粧
品、たばこなどの包装の装飾印刷用に、さらに印刷回路
用、電磁シールド用などの導電性インキ、導電性塗料、
導電性接着剤などに用いられる金属蒸着膜と樹脂塗膜と
がらなる金属蒸着膜の関する。
[従来の技術] 従来より仏壇、仏具、襖、漆器、陶器、扇子、造花、書
箔などの高級装飾用にあるいは菓子類、乳製品、その他
の食品、薬品、化粧品、たばこなどの包装の装飾印刷用
に、さらに印刷回路用、電磁シール1〜川などの導電性
インキ、導゛IL性塗料、導電性接着剤などに機械的粉
砕法、アトマイズ法、電解法、化学還元法などによって
えられるリン片状、針状、樹枝状などの形状の金属粉か
用いられ、またその後発明された金属蒸着膜とその両面
に設けられた樹脂塗膜とがらなる金属蒸着粉が用いられ
るようになったか、この金属蒸着粉ではその透明な樹脂
塗膜と金属蒸着膜との相乗効果により従来法金属粉と比
べてきわめて多彩な色調を持ったものか得られるように
なった。
[発明か解決しようとする問題点] しかしなから、前記従来例における金属蒸着粉には次の
ごとき問題点かある。
(ト)金属蒸着粉では金属蒸着膜の両面か樹脂塗膜で被
覆されているため印刷回路用、電磁シールド用などの導
電性インキ、導電性塗料、導電性接着剤として使用する
にはその樹脂塗膜か電気的に非伝導性であるため充分な
伝導性を有する導電性インキ、導電性塗料、導電性接着
剤をえることが困難であるという問題点かあった。
(イ)生産性か悪いため高価であり今一つ需要か伸びな
いという問題点かあった。
本発明は、前記の点に鑑み、電気伝導性、袋層性に優れ
、その上に生産性か高くコストか低くしかも印刷インキ
、塗料、接着剤として使用する際にそれらを構成する樹
脂中に良く分散しえる金属粉を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 本発明の金属粉は少なくとも樹1指塗膜Aと金属蒸着l
l2Bとが互いに密着積層してなる金属粉において、樹
脂塗膜Aか溶媒に可溶な樹脂からなることを特徴として
いる。
[作 用] 本発明の金属粉は、少なくとも樹脂塗膜Aと金属蒸着膜
Bとが互いに密着積層してなり、樹脂塗膜Aか溶媒にi
r溶な性質を有している。このため未発IJノの金属粉
をインキ、塗料、接着剤などに使用するときに樹脂塗膜
Aをインキ、塗料、接着剤などの溶媒に溶解せしめてイ
ンキ、塗料、接着剤などのビヒクルとして利用てきまた
金属蒸着IPJ Bか樹脂塗WJAに被覆された状態か
ら開放されるので金属粉同士の直接に電気的接触か可能
となる。
したがって本発明の金属粉は、装飾的用途はもとより、
電気伝導性、か要求される導電性インキ、導電性塗料、
導電性接着剤に使用することができる。さらに樹脂塗膜
Aか溶媒に可溶なものとしたから金属蒸着層Bと樹脂塗
膜Aとを何層にも繰り返し積層したものでもインキ、塗
料、接着剤などに使用するときに樹脂塗膜Aがインキ、
塗料、接着剤などの溶媒に溶解するのてインキ、塗料、
接着剤中では金属蒸着膜Bはそれぞれの単一膜になるの
で一枚のベースフィルム上に金属蒸着WJBと樹脂塗膜
AとをA/BまたはB/Aの順に密着積層したa成単位
を複数層繰り返して設けるか、あるいはA/Bの順に密
着積層した構成単位を複数層繰り返してなる最上部の金
属蒸着膜Bの上にさらに樹脂塗膜Aを密着積層して設け
ることができるのでコストダウンが可tFとなる。また
、インキ、塗料、接着剤として使用する際に樹脂塗膜A
がそれらを構成する樹脂の一部または全部を構成するの
で金属蒸着膜Bはインキ、塗料1.接着剤中に良く分散
することが可ス戯となる。また樹脂’1lliAと金属
蒸着膜Bのほかに樹脂塗膜Cか構成中に含まれ、樹脂塗
膜Cか溶媒に不溶性樹脂からなるたとえばA/B/C/
A/B/Cの鰻り返し構成とした場合には、樹脂塗膜C
か金属蒸着膜Bを保持する作用をし金属蒸着膜Bを極端
な微粉化を抑制し金属光沢の低下を防ぐ作用がある。
[実施例] つぎに図面にもとづき本発明の詳細な説明する。
第1図、第2図および第3図はいずれも本発明の金属粉
の実施例を示す概略部分拡大断面図である。
すなわち、本発明の金属粉には、金属蒸着膜Bの片面に
樹脂塗膜Aを設けたものを基本的構成とし、この基本構
成を繰り返し積層したもの、さらに金属蒸着膜に隣接し
て樹脂塗[Cを積層したものか含まれる。
本発明の金属粉の製造方法を制限するものではないか、
たとえば (1)ベースフィルム上に要すれば離型層を介して樹脂
をコーチインクし、ついてその上に金属を蒸着して樹脂
塗膜Aおよび金属蒸着膜Bとがらなる金属箔を形成した
後、該金属箔をベースフィルムから剥離して破砕するか
、または (2)ベースフィルム上に要すれば離型層を介して樹脂
をコーティングし、ついてその上に金属を蒸着し、その
金属蒸着膜上にさらに樹脂なコーチインクして金属蒸着
膜Bの上下両面に樹脂塗膜Aを有する金属箔を形成した
後、該金属箔をベースフィルムから剥離して破砕するか
、または (3)ベースフィルム上に要すれば薄型層を介して樹脂
をコーティングし、ついでその」二に金属を蒸着し、そ
の金属蒸着膜上にさらに樹脂をコーティングして金属蒸
着膜Bの下面に樹脂塗膜Aを上面に樹脂塗膜Cを有する
金属箔を形成した後、該金属箔をベースフィルムから剥
離して破砕するか、または (イ)ベースフィルム上に要すれば離型層を介して樹脂
のコーチインクと金属の蒸着とを複数回繰り返してして
樹脂塗膜Aおよび金属蒸着膜Bとが複数層積層された金
属箔を形成した後、該金属箔をベースフィルムから剥離
して破砕するか、または(5)ベースフィルム上に要す
れば離型層を介して樹脂のコーティングと金属の蒸着と
樹脂のコーティングとを複数回繰り返してして樹脂塗1
g!Aと金属蒸着膜Bと樹脂塗膜Cが複数層積層された
金属箔を形成した後、該金属箔をベースフィルムから剥
離して破砕することによってえられるものである。
しかしてベースフィルムは金属箔を形成するための支持
体としての役目をはたし、かつコテインクされる樹脂に
対して不活性なフィルムであればよく、たとχばポリエ
ステル、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリエチレン
、ポリプロピレン、セルロースアセチイト、ポリカーボ
ネート、ポリ塩化ビニル、フッ素樹脂などの樹脂類また
はセロハン紙、グラシン紙などのフィルム状物またはシ
ート状物、ステンレスまたはその他の金属のフィルム状
物またはシート状物などが適宜用いられる。また離型層
は金属箔の剥離処理をより容易ならしめるために要すれ
ばベースフィルム上に設けられるものであるから、剥離
性にすぐれかつコーティング樹脂に対して不活性な、た
とえば熱硬化性シリコーン樹脂などの塗布層か好ましい
これらベースフィルムまたは離型層上にコーティング形
成される樹脂塗膜Aに用いられる樹脂は、インキ、塗料
、接着剤などを調整する際に使用される溶媒に溶解して
該インキ、塗料、接着剤などの成分となりうる樹脂、す
なわち該インキ、塗料、接着剤を組成する樹脂と同一の
樹脂かまたはかかる樹脂と相溶性があり溶解して成分と
なっても該インキ、塗料、接着剤の諸特性を低下させな
いような樹脂か好ましく、たとえばポリ酢酸ビニル、塩
化ビニル、ニトロセルロース、酢酸セルロース、エチル
セルロース、ポリビニルアルコール、カゼイン、ゼラチ
ン、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合樹脂、ブチラール樹
脂、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂
、エポキシ樹脂などの水または有機溶剤に可溶な樹脂の
単独または混合物かあげられる。
かかる樹脂はロールコーティング法、グラビアコーティ
ング法、リバースコーティング法、スプレィコーチイン
ク法などの通常のコーティング法により塗布し、乾燥す
ることによって行われる。
本発明の金属粉において、樹脂塗膜Aの厚さは通常0.
1〜5μsの範囲、より好ましくは0.5〜3μsの範
囲から選ばれる。樹脂塗膜Aの厚さが0.11未満では
連続した樹脂塗119Aの塗布形成か困難で優雅な金属
光沢か得られず好ましくない。一方5趨をこえると金属
粉か全体として金属成分の占める割合か小さくなり、イ
ンキ、塗料、接着剤などに用いたばあいに金属光沢に欠
け、電気伝導性か要求される導電性インキ、導電性塗料
、導電性接着剤に使用する場合に充分な電気伝導性かえ
られず好ましくない。
金属蒸着膜Bに用いる金属としては、たとえば金、銀、
アルミニウム、銅、ニッケル、亜鉛、ガリウム、インジ
ウム、錫、珪素、クロム、白金、チタン、パラジウム、
ニッケルークロム、ステンレススチール、ハステロイな
どの単体または混合物あるいは合金などからなる金属お
よび一部であるか酸化錫、酸化インジウム等の金属酸化
物を蒸着したものかあげられる。特にアルミニウムおよ
び銅か金属光沢、電気伝導性、コストならびに蒸着か容
易な点から好ましく用いられる。
特に金属蒸着膜Bとしては前記金属を蒸着したもので、
その厚さには特に制限されるものてはないか0.02〜
51程度の範囲か好ましい。厚さか0 、02−未満て
は樹脂塗膜の量に比べて金属蒸着j漠の量が少なすぎる
ためにえられる金属粉を導電体として配合しても導電性
の良好な導電性インキ、導電性塗料、導電性接着剤など
かえられず、一方厚さか5趨を超えても多量の金属を用
いる割には金属光沢、導電性か向上しないので不経済で
あり、しかも厚すぎるためえられる金属粉を配合して導
電性インキ、導電性塗料、導電性接着剤などを調整する
際に混練するだけではさらに微粉砕されかたくなるなど
の弊害を生じるので好ましくない。
本願III細書において蒸着とは、真空蒸着法、スパッ
タリング法、イオンブレーティング法などの通常の金属
など(合金および金属化合物も含む、以下同様)の薄膜
形成方法によって金属などの薄膜を形成することを意味
する。
なお、金属蒸着WiBは腐食防止、コストタウン、任意
の色調を得るなどのために1層に限らず、2層以上で構
成するようにしてもよい。
金属蒸着vBとはこれら金属の薄膜形成方法によって形
成された金属の薄膜の全てを含むものとする。
なお、金属蒸着膜Bの上にさらに前記樹脂塗膜Aを積層
形成してもよく、あるいは前記樹脂塗膜Aおよび前記金
属蒸着膜Bを複数層桔層してもよい。このばあいには金
属粉のコストにしめるベースフィルム代ならびにベース
フィルムからの金属箔の′A離代か軽減されるの経済的
に製造でき実用的価値か大きい。
また、金属蒸着膜Bの上または下に前記樹脂塗膜Aとは
異なる溶媒に不溶性の樹脂塗膜Cを積層形成してもよい
コーティング形成される樹脂塗膜Cに用いられる樹脂は
、インキ、塗料、接着剤などを調整する際に使用される
溶媒に溶解しないて該インキ、塗料、接着剤中で樹脂塗
膜Aの支えかなくなり金属蒸着膜Bが限なく微粉砕され
金属光輝性を失うのを防ぐ作用をする。
金属蒸着aHの上または下にコーティング形成される樹
脂塗膜Cに用いられる樹脂としては、インキ、塗料、接
着剤の諸特性を低下させないような樹脂か好ましく、た
とえば熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂
、紫外線硬化性樹脂のいずれもか用いられ、たとえばア
クリル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ
ビニルブチラール、ポリカーボネート、ニトロセルロー
ス、セルロースアセテート、ウレタン系樹脂、尿素系樹
脂、メラミン系樹脂、尿素−メラミン系樹脂、エポキシ
系樹脂、アルキッド系樹脂、アミノアルキッド系樹脂、
ロジン変性マレイン酸樹脂などの単独または混合物かあ
げられる。
かかる樹脂はロールコーティング法、グラビアコーティ
ング法、リバースコーティング法、スプレィコーティン
グ法などの通常のコーティング法により塗布し、乾燥す
ることによって行われる。
本発明の金属粉において、樹脂塗膜Cの厚さは通常0.
1〜5μsの範囲、より好ましくは0.5〜3趨の範囲
から選ばれる。樹脂塗膜Cの厚さか0.1−未満では連
続した樹脂塗膜Cの塗布形成か困難でインキ、塗料、接
着剤中で金属蒸着膜Bの形状を保持することができず金
属蒸着膜Bの金属光輝性を失うのを防ぐことがてきず設
けた意味がない。一方5μsを超えると金属粉か全体と
して金属成分の占める割合が小さくなり、インキ、塗料
、接着剤などに用いたばあいに金属光沢に欠け、電気伝
導性か要求される導電性インキ、導電性塗料、導電性接
着剤に使用する場合に充分な電気伝導性かえられず好ま
しくない。
このようにしてベースフィルム上に得られた金属箔は前
記の21藻方法によってベースフィルムか剥離された後
、たとえばハンマーミル、ボールミル、ニーターなどを
用いる機械的粉砕方法、凍結粉砕方法、手もみ方法など
の方法で適宜破砕して従来金属粉の使用されていた用途
に用いられる。
かかる金属粉は従来の金属粉に比べて金属光沢はもとよ
り電気伝導性にもきわめてすぐれたものかえられるから
、従来の金属粉と同様にあるいはそれ以上のあらゆる用
途に用いられる。
(υ 塗料用金属粉顔料として。塗料には通常一般の塗
料は勿論のこと、車両などの塗装用塗料、デイスプレィ
用塗料、ガラス、プラスチック用塗料、捺染用塗料、熱
線反射用塗料、装飾糸用塗料、水引用塗料などが含まれ
る。
■ 印刷インクの金属粉顔料として。印刷インクには通
常の印刷インクのばかグラビア印刷インク、オフセット
印刷インクなどが含まれる。
■ 筆記用インクの金属粉顔料として。筆記用インクに
はボールペン用インク、サインベン用インク、万年筆用
インク、レターリング用インク、毛筆用インクなどが含
まれる。
■ 絵の具の金属粉顔料として。水彩絵の具および油絵
の具などか含まれる。
■ 固形絵画用媒材の金属粉顔料として。固形絵画用媒
材にはクレヨン、パス類、鉛筆の色芯、チョーク、チャ
コなどが含まれる。
■ メーキャプ化粧料の金属粉顔料として。メーキャプ
化粧料にはアイシャドー、ヘアクレヨン、マニキュア、
ファンデーション、粉おしろい、口紅、化粧水、ヘアロ
ーション、頭髪油などが含まれる。
■ 粉体塗装用塗料の金属粉顔料として。
■ 散布式印刷用の金属粉顔料として。
■ プラスチック成型品の料には通常一般着色用金属粉
顔料として。
[相] 導電性金属粉として。導電性金属粉はそのまま
プラスチック、ゴムなどに混入する静電気防止剤として
、あるいは導電性塗料または接着剤として電子工業にお
ける電気的シールド、無線周波数干渉シールド、プリン
ト回路用導電体。
低抗体などとして使用される。
つぎに実施例をあげて本発明を説明する。
実施例1 厚さ30μsのポリプロピレンフィルム上に、メチルメ
タアクリル酸樹脂15部(重量部、以下同様)をトルエ
ン75部と酢酸エチル10部とがらなる混合溶剤に溶解
させた塗液な用いて、グラビア印刷方式により塗布乾燥
して厚さ1μsの樹脂塗膜Aを形成した。つぎにこの樹
脂塗膜A上にアルミニウムを真空蒸着方式により蒸着し
て厚さ0−3μsの金属藩着膜Bを形成した。
かくしてえられたベースフィルム−樹脂塗1漠A−金属
蒸着膜Bからなる一体構造物を延伸して樹脂塗膜A−金
属蒸着膜Bとがらなる金属箔をベースフィルムから剥離
した後ハンマーミルで破砕して平均粒度51の金属粉を
製造した。
えられた金属粉30部を、トルエン70部と酢酸エチル
10部とがらなる混合溶剤に加えてボールミルて3時間
混練して導電性塗料液を調整した。この塗料液をアクリ
ル板に塗布乾燥して厚さ2IjJIの均一な塗膜を形成
した。該塗膜の比抵抗を測定したところう3 x 10
−Ω−cmの良好な測定結果がえらえれた。
実施例2 厚さ30趨のポリプロピレンフィルム上に、メチルメタ
アクリル酸樹脂15部(重量部、以下同様)をトルエン
75部と酢酸エチル10部とがらなる混合溶剤に溶解さ
せた塗液な用いて、グラビア印刷方式により塗布乾燥し
て厚さIQの樹脂塗膜Aを形成し、この樹脂塗膜A上に
アルミニウムを真空蒸着方式により蒸着してHさ0.3
1の金属蒸着膜Bを形成した。つぎにこの金属蒸着I8
1!B上にメチルメタアクリル酸樹脂15部をトルエン
75部と酢酸エチル10部とがらなる混合溶剤に溶解さ
せた塗液を用いて、グラビア印刷方式により塗布乾燥し
て厚さl趨の樹脂塗膜Aを形成し、この樹脂塗膜A上に
アルミニウムを真空蒸着方式により蒸着して厚さ0.3
趨の金属蒸M膜Bを形成した。さらにこの金属蒸着膜B
上にメチルメタアクリル酸樹脂15部をトルエン75部
と酢酸エチル10部とがらなる混合溶剤に溶解させた塗
液な用いて、グラビア印刷方式により塗布乾燥して厚さ
l−の樹脂塗j漠Aを形成し、この樹脂塗膜A上にアル
ミニウムを真空蒸着方式により蒸着して厚さ0.3μs
の金属蒸着膜Bを形成した。
かくしてえられたベースフィルム−樹脂塗膜A−金属蒸
着膜B−樹脂塗膜A−金属蒸着Ig!B−樹脂塗膜八−
金属へ着膜Bからなる一体構造物を延伸して樹脂塗膜A
−金属蒸着膜B−樹脂塗膜八へ金属蒸着膜B−樹脂塗膜
A−金属蒸着膜Bとがらなる金属箔をベースフィルムか
ら剥離した後ハンマーミルて破砕して平均粒度5−の金
属粉を製造した。
えられた金属粉30部を、トルエン70部と酢酸エチル
10部とがらなる混合溶剤に加えてボールミルで3時間
混練して導電性塗料液を調整した。この塗料液をアクリ
ル板に塗布乾燥して厚さ2μsの均一な塗膜を形成した
。該塗膜の比抵抗を測定したところう3 x 10−3
Ω−C朧の良好な測定結果かえらえれた。
実施例1の物に比べて性能的には何等劣るところうはな
く同−h1のベースフィルムを用いて3倍の金属箔か製
造できた。
実施例3 厚さ30趨のポリプロピレンフィルム上に、メチルメタ
アクリル酸樹脂15部(重量部、以下同様)をトルエン
75部と酢酸エチル10部とがらなる混合溶剤に溶解さ
せた塗液な用いて、グラビア印刷方式により塗布乾燥し
て厚さInの樹脂塗膜Aを形成し、この樹脂塗膜A上に
アルミニウムを真空蒸着方式により蒸着して厚さ0.3
趨の金属蒸着膜Bを形成し、ついでこの金属蒸着膜B上
に熱硬化型アクリル樹脂20部、酢酸ビニル−マレイン
酸共重合樹脂5部をメチルエチルケトン25部とトルエ
ン25部と酢酸ブチル10部とがらなる混合溶剤に溶解
させた塗液な用いて塗布乾燥硬化して厚さ0.5μsの
樹脂塗膜Cを形成した。
かくしてえられたベースフィルム−樹脂塗膜A−金属蒸
着膜B−樹脂塗膜Cからなる一体構造物を延伸して樹脂
塗膜A−金属蒸着膜B−樹脂塗膜Cとがらなる金属箔を
ベースフィルムから剥離した後ハンマーミルで破砕して
平均粒度5−の金属粉を製造した。
えられた金属粉30部を、トルエン70部と酢酸エチル
10部とがらなる混合溶剤に加えてボールミルで3時間
混練して導電性塗料液を調整した。この塗料液をアクリ
ル板に塗布乾燥して厚さ2趨の均一な塗膜を形成した。
該塗膜の比抵抗を測定したところ5 x 10−:lΩ
−C飄の良好な測定結果がえらえれた。しかも塗膜は美
麗な金属光沢を呈していた。
[発明の効果] 実施例1.実施例2および実施例3でえられた本発明の
金属粉はいずれも優れた導電性を示し、実施例2の物は
きわめて経済的に製造か可能で、実施例3のものは優れ
た導電性のほか美麗な金属光沢を呈するもうであった。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図はいずれも本発明の金属粉
の概略部分拡大断面図である。 (図面の符号) 1:樹脂塗膜A 2、金属蒸着膜B 3:樹脂塗膜C

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも樹脂塗膜Aと金属蒸着膜Bとが互いに密
    着積層してなる金属粉において、樹脂塗膜Aが溶媒に可
    溶な樹脂からなることを特徴とする金属粉。 2 樹脂塗膜Aと金属蒸着膜Bとが少なくともA/Bま
    たはB/Aの順に密着積層した構成単位を複数層繰り返
    してなる請求の項1記載の金属粉。 3 樹脂塗膜Aと金属蒸着膜Bとが少なくともA/Bの
    順に密着積層した構成単位を複数層繰り返してなる金属
    粉において、さらに樹脂塗膜Aが最上部の金属蒸着膜B
    の上に密着積層されてなる請求の項1記載の金属粉。 4 樹脂塗膜Aと金属蒸着膜Bのほかに樹脂塗膜Cが構
    成中に含まれ、樹脂塗膜Cが溶媒に不溶性樹脂からなる
    請求の項1記載の金属 粉。
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