JPH01230559A - 5−置換メチリデンヒダントイン誘導体 - Google Patents

5−置換メチリデンヒダントイン誘導体

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JPH01230559A
JPH01230559A JP5615488A JP5615488A JPH01230559A JP H01230559 A JPH01230559 A JP H01230559A JP 5615488 A JP5615488 A JP 5615488A JP 5615488 A JP5615488 A JP 5615488A JP H01230559 A JPH01230559 A JP H01230559A
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JP
Japan
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reaction
acid
substituted
solution
catalyst
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JP5615488A
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Inventor
Kenji Hirai
憲次 平井
Atsuko Fujita
敦子 藤田
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Sagami Chemical Research Institute
Original Assignee
Sagami Chemical Research Institute
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な5−置換メチリデンヒダントイン誘導体
に関するものである0本発明の5−置換メチリデンヒダ
ントイン誘導体は、食品添加物や医薬として有用なα−
アミノ酸誘導体製造の為の重要な製造中間体となるもの
である。
〔従来の技術〕
従来より、ヒダントイン誘導体はアミノ酸合成の重要な
中間体として知られているが、3位窒素上に置換基を有
しかつ5位に二置換のメチリデン基を有する5−ヒダン
トイン誘導体はこれまで報告例はない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、食品添加物や医薬として有用なα−アミノ酸
製造の重要な中間体となる新規な5−置換メチリデンヒ
ダントイン誘導体を提供するものである。
本発明者らは、α−アミノ酸誘導体の工業的により有利
な製造方法について鋭意検討した結果、α−ケトカルボ
ンfl!誘導体と尿素誘導体から得られるN−カルバモ
イルデヒドロアミノ酸誘導体の環化反応によって製造す
ることのできる5−置換メチリデンヒダントイン誘導体
が、α−アミノ酸製造の為の重要な製造原料となること
を見出し本発明を完成した。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、−紋穴 〔式中、R1はフェニル基あるいは置換または無置換の
低級アルキル基を表す、Ra及びR3は互いに独立して
水素原子、置換または無置換の低級アルキル基またはア
リール基を表す、〕で示される5−置換メチリデンヒダ
ントイン誘導体に関する。
本明細書の記載において、本発明の範囲内に包含される
種々の定義の好適な例および説明を以下に詳細に述べる
「低級」とは、特に指示がなければ炭素原子1〜6個を
有する基を意味するものとする。従って「低級アルキル
基」としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基
、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、ヘキシル
基等を例示することができる。さらにrilfla低級
アルキル基」としては、ベンジル基、α−フェネチル基
、β−フェネチル基等のフェニル置換低級アルキル基で
あり、フェニル基はハロゲン原子、低級アルキル基、ア
ルコキシ基等の置換基によって1個以上置換されていて
もよい。
好適な「アリール基」は、フェニル基あるいは置換フェ
ニル基であり、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ
基等の置換基によって1個以上置換されていてもよい。
本発明化合物である5−置換メチリデンヒダントイン誘
導体(1)はN−カルバモイルデヒドロアミノ酸誘導体
(2)の分子内環化反応によって製iへすることができ
る。(下記反応式l)〔反応式1〕 〔式中、R1、R8及びR3は前記と同じ意味を表す 
Haは低級アルキル基を表す、〕 本反応は塩基あるいは酸触媒存在下に行うものである。
触媒として塩基あるいは酸触媒いずれも使用することが
できる。好適な塩基触媒としては、炭酸ナトリウムや炭
酸カリウム等の炭酸金属塩、ナトリウムメトキシド、ナ
トリウムエトキシド、カリウム−t−ブトキシド等のア
ルカリ金属アルコキシド、酢酸ナトリウム、酢酸カリウ
ム、酢酸リチウム等の有機カルボン酸アルカリ金属塩等
を挙げることができる。また好適な酸触媒としては塩酸
、硫酸、リン酸等の鉱酸あるいはp−)ルエンスルホン
酸、ベンゼンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン
酸等のスルホン酸類、オキシ塩化リン、三塩化リン、五
塩化リン等のリン化合物等を用いることができるが、安
価に入手でき、取り扱いが容易なp−)ルエンスルホン
酸やベンゼンスルホン酸が収率がよい点に於いても好ま
しい触媒である。
触媒として塩基あるいは酸触媒いずれを使用した場合に
於いても反応は有機溶媒中で行うのが好ましい、好適な
有機溶媒としてはベンゼンやトルエン等の芳香族系溶媒
、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン
等のエーテル系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン等
のケトン類、ア七ト二トリル、イソブチロニトリル等の
ニトリル類、あるいは、酢酸エチル、N、N−ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の有機溶媒ある
いはそれらの混合溶媒を使用することができる。さらに
本反応は塩酸水溶液中で加熱下に実施することによって
もヒダントイン誘導体(1)を得ることができる。塩酸
の濃度は1〜IONから選ばれる。
反応温度は原料の置換基のIIIN、使用する塩基、酸
触媒あるいは溶媒によっても異なるが、特に限定される
ものではなく、通常加熱下に反応が行われ、80〜15
0℃で実施することが収率がよい点で好ましい。
反応終了後、通常の後処理によって生成物を得ることが
できるが、必要ならばカラムクロマトグラフィー、再結
晶等によって精製する。
本発明化合物製造のための原料であるN−カルバモイル
デヒドロアミノM誘導体(2)は新規な化合物であり、
−紋穴(3)で示される尿素誘導体と一般式(4)で示
されるα−ケトカルボン酸エステルとの脱水縮合により
製造されるものである。(下記反応式2) 〔反応式2〕 〔式中、R1、R8、R3及びR4は前記と同じ意味を
表す、〕 本反応は、塩基あるいは酸触媒存在下に行うものである
。触媒として塩基あるいは酸触媒いずれも使用すること
ができる。好適な塩基触媒としては、炭酸ナトリウムや
炭酸カリウム等の炭酸金属塩、ナトリウムメトキシド、
ナトリウムエトキシド、カリウム−t−ブトキシド等の
アルカリ金属アルコキシド、酢酸ナトリウムや酢酸カリ
ウム等の有機カルボン酸アルカリ金属塩等を挙げること
ができる。また好適な酸触媒としては硫酸、リンM等の
鉱酸あるいはp−)ルエンスルホン酸、ベンゼンスルホ
ン酸、トリフルオロメタンスルホン酸等のスルホン酸類
、オキシ塩化リン、三塩化リン、五塩化リン等のリン化
合物等を用いることができるが、安価に入手でき取り扱
いが容品なp−トルエンスルホン酸やベンゼンスルホン
酸が収率がよい点に於いて好ましい触媒である。
触媒として塩基あるいは酸触媒いずれを使用した場合に
於いても反応は有機溶媒中で行うのが好ましい、好適な
有機溶媒としてはベンゼンやトルエン等の芳香族系溶媒
、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン
等のエーテル系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン等
のケトン類、アセトニトリル、イソブチロニトリル等の
ニトリル類、あるいは、酢酸エチル、N、N−ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の有機溶媒ある
いはそれらの混合溶媒を使用することができる。
反応温度は使用する塩基、酸触媒あるいは溶媒によって
もことなるが、特に限定されるものではなく、通常加熱
下に反応が行われ、40〜100℃で実施することが収
率が良い点で好ましい、また本反応は本来脱水縮合反応
であることより酸触媒を用いる反応ではヘンゼンやクロ
ロホルム等の溶溶媒を用い、ディーンスターク等の脱水
装置を装備した反応装置で溶媒の還流温度で反応させる
ことがさらに好ましい。
反応終了後、通常の後処理によって生成物を得ることが
できるが、必要ならばカラムクロマトグラフィー、再結
晶等によって精製する。
さらに本発明化合物である5−置換メチリデンヒダント
イン誘導体(1)は、尿素誘導体(3)とα−ケトカル
ボン酸エステル(4)との脱水槽今により得られるN−
カルバモイルデヒドロアミノ酸誘導体(2)を単離する
ことなく、さらに酸あるいは塩基触媒存在下により高温
で長時間反応させることによっても製造することができ
る。
このようにして製造することのできる一般式(1)で示
される5−置換メチリデンヒダントイン誘導体として代
表的なものを第1表に示す。
本発明化合物のs−+laメチリデンヒダントイン誘導
体(1)は水素化触媒存在下に二重結合を水素化し、次
いでヒダントイン環を常法により開環することにより容
易にα−アミノ酸製造のためのti要な中間体であるN
−カルバモイル−α−アミノ酸誘導体へと変換すること
ができる。
水素化触媒としては、パラジウム−カーボン粉末、パラ
ジウム−アルミナ粉末、パラジウム石綿、パラジウムブ
ラック、白金−カーボン粉末、酸化白金等の不均一系接
触還元触媒、RhCl (PhsP) 5ONlkln
sont1体) 、 IrC1(CO)(PhsP)t
 (Vaskal1体) 、  RuCIg(PhsP
)3等の遷移金属錯体触媒を使用することができる。
反応は有機溶媒中で行い、溶媒は用いる触媒によっても
異なるが、メタノール、エタノール、イソプロパツール
、ヘキサン、テトラヒドロフラン、酢酸エチルや酢酸、
希塩酸等の溶媒およびこれらの混合溶媒を用いることが
できる。
以下、実施例及び参考例を挙げて本発明を更に詳しく説
明する。なお生成物の融点及び元素分析値を第2表に、
またスペクトル測定値を第3表に示す。
実施例1 Me 25m1のナス型フラスコに(Z)−α−N−(N’−
ベンジルカルバモイル)アミノ−β−フェニルクロトン
酸メチルエステル(324■、1.0mmo I)およ
び6N塩a(15ml)を入れ、加熱還流下2時間攪拌
した0反応終了後溶液を放フェネナリデンヒダントイン
の白色結晶(284■、97%)を濾取した。
実施例2 25m1のナス型フラスコに(E)−α−j’J−(N
’−ベンジルカルバモイル)アミノ−β−フェニルクロ
トン酸メチルエステル(324w。
1、Ommol)および(iN塩u (15m l )
を入れ加熱還流下2時間攪拌した0反応終了後溶液を放
冷し析出した(E)−3−ベンジル−5−α−フェネチ
リデンヒダントインの白色結晶(246■。
84%)を濾取した。
Me  Me Me 25 m lのナス型フラスコにN−(N’−ベンジル
カルバモイル)デヒドロバリンメチルエステル(262
w、 1.0mm o l )および6N塩酸(15m
l)を入れ、加熱還流下2時間撹拌した0反応終了後溶
液を放冷し析出した3−ベンジル−5−イソプロピリデ
ンヒダントインの白色結晶(226■、98%)を濾取
した。
実施例4 ルオロフェニルクロトン酸≠メチルエステル(342m
w、  1.ommo l)および6N塩酸(15ml
)を入れ、加熱還流下2時間撹拌した0反応終了後溶液
を放冷し析出した(E)−3−ベンジル−5−α−(p
−フルオロフェネチリデン)ヒダントインの白色結晶(
308■、99%)を濾実雄側5 オロフェニルクロトン#≠メチルエステル(342wt
、1.Ommol)および6N塩酸(15ml>を入れ
、加熱還流下2時間撹拌した0反応終了後溶液を放冷し
析出した(Z)−3−ベンジル−5−α−(p−フルオ
ロフェネチリデン)ヒダントインの白色結晶(296■
、95%)を濾取した。
実施例6 ねじ口試験管に(Z)−N−(N’−ベンジルカルバモ
イル)デヒドロフェニルアラニンメチルエステル(15
3m、0.49mmo l)および6N+3!酸(3m
 l)を入れ加熱還流下2時間撹拌した0反応終了後溶
液を放冷し析出した(Z)−3−ベンジル−5−ベンジ
リテ゛ンヒダントインの白色結晶(86■、63%)を
濾取した。
実施例7 v1e 25mlのナス型フラスコにN−(N’−(p−クロロ
フェニル)カルバモイル)デヒドロバリンメチルエステ
ル(283w、1.Omrno I)および6N塩酸(
15ml)を入れ、加熱還流下2時間攪拌した0反応終
了後溶液を放冷し析出した3−(p−クロロフェニル)
−5−イソプロピリデンヒダントインの白色結晶(22
8■、91%)を濾取した。
実施例8 25m1のナス型フラスコにN−(N’−ベンジルカル
バモイル)デヒドロバリンメチルエステル(261*、
1.0mmo l)およびオキシ塩化リン(50p l
)を入れ水溶液(20ml)中、加熱還流下2時間攪拌
した0反応終了後溶液を放冷し、析出した3−ヘンシル
−5−イソプロピリデンヒダントインの白色結晶(20
8■、収率90%)を濾取した。
実施例9 25m1のナス型フラスコにN−(N’−(p−クロロ
フェニル)カルバモイル)デヒドロバリンメチルエステ
ル(285g、1.0mmo I>およに2時間攪拌し
た0反応終了後溶液をIN塩酸を用いて酸性とし、酢酸
エチル(10mlx3)で抽出した。有機層を水(5m
 1x 3)で洗浄したのち、無水硫酸マグネシウムを
用いて乾燥した。
乾燥剤を除去し溶液を減圧下に濃縮して析出した3−(
p−クロロフェニル)−5−イソプロピリデンヒダント
インの白色結晶(201sIlr、80%)を得た。
実施例10 25m1のナス型フラスコに(Z)−α−N−(N’−
ベンジルカルバモイル)アミノ−β−フェニルクロトン
酸メチル(330崎、1.Ommol)および酢酸ナト
リウム(30■)を入れ、トルエン(25m l)溶媒
中加熱還流下に3時間撹拌した0反応終了後、熱時に水
(lomlx2)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。
−リデンヒダントインの白色結晶(172■。
収率62%)を濾過により単離した。
実施例11 25m1のナス型フラスコに(Z)−ff−N−(N’
−ベンジルカルバモイル)アミノ−β−フェニルクロト
ン酸メチル(327■、1.Ommol)およびナトリ
ウムメトキシド(20■)を入れ、トルエン(25rn
l)t8媒中加熱還流下に3時間攪拌した0反応終了後
、溶液を水(10m 1 x 2 )で洗浄した後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤を除去し溶液を
減圧下にttsmすることにより析出した(Z)−3−
ベンジル−5−(α−フェネチリデン)ヒダントインの
白色実施例12 ネジロ試験管に(Z)−α−N−(N’−ベンジルカル
バモイル)アミノ−γ−フェニルクロトン酸メチルエス
テル(l OOw、  0.31 mm o l )お
よび6N塩酸(3ml)を加え加熱還流下に2時間攪拌
した0反応終了後溶液を放冷し、析出した(Z)−3−
ベンジル−5−障β−フェネチリデンヒダントインの白
色結晶(26■、収率29%)を濾取した。
実施例13 25 m lのナス型フラスコに(Z)−N−(N’−
<p−クロロフェニル)カルバモイル)デヒドロロイシ
ンメチルエステル およびP−)ルエンスルホンfi(19■,0.1mm
ol)を入れ、トルエン(10ml)溶媒中加熱還流下
5時間攪拌した.反応終了後溶液を放冷し、析出した(
Z)−3−(p−クロロフェニル)−5−イソブチリデ
ンヒダントインの白色結晶(219■,収率83%)を
濾取した。
実施例14 25mlのナス型フラスコにN−(N’−メチルカルバ
モイル)デヒドロバリンメチルエステル(372■, 
 2mmo+)および酢酸ナトリウム(1 6m.0.
2mmo l)を入れ、トルエン(40ml)溶媒中加
熱還流下8時間攪拌した。
反応終了後溶液を放冷し、析出した3−メチル−5−イ
ソプロピリデンヒダントイン(2161IIr。
収率70%)を濾取した。
実施例15 25mlのナス型フラスコにN−(N’−エチルカルバ
モイル)デヒドロバリンメチルエステル(2.0g,1
 0mmo I)および酢酸ナトリウム(80曜)を入
れ、トルエン(3 0m l)溶媒中加熱還流下5時間
攪拌した.反応終了後、溶液を放冷し、析出した3−エ
チル−5−イソプロピリデンヒダントインの白色結晶(
47f)sw.収率28%)を濾取した。
参考例1 フェニル尿素(1,36g、10.0mmo I)と小
過剰の2−オキソイソ吉草酸メチル(1,43g。
11.0mmo l)のヘンゼン(SOml)i液に触
媒量のp−)ルエンスルホン酸l水和物(+ 30s、
0.7mmo +)を加え3時間加熱還流した0反応終
了後放淫し、析出した固体を濾別した。濾液に飽和塩化
アンモニウム水溶液を加えてエーテルで抽出した。有機
層を水で洗浄した後無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
乾燥剤を除去し溶液を減圧下に濃縮した。析出したN−
((N’−ヘンシル)カルバモイル)デヒドロバリンメ
チルエステルの白色固体(2,15g、収率87%)を
濾取した。
融点: 149〜152℃ 元素分析(計算値):C,62,62(62,89)i
H,6,50(6,50);N、11.22(11,2
8)%。
’H−NMR(CDCIs、  TMS、pp糟)  
: δ1.83 (3H,s)、2.04 (3H,a
)。
3.70 (3H,s)、6.80〜7.47(6H,
m)、8.20 (IH,br)。
IR(KBr、ell−”): 1715,1630゜
参考例2 フェニル尿素(1,36g+  10.0mmo l)
と小過剰の2−オキソイソ吉草酸メチル(1,43g。
11.0mmo l)のベンゼン(SOml)溶液に触
媒量の酢酸ナトリウム(57■、0.7mmo+)を加
え3時間加熱還流した6反応終了後放冷し析出した固体
を濾別した。濾液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え
てエーテルで抽出した。有機層を水で洗浄した後無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤を除去し溶液を減圧
下に濃縮した。Fr出したN−((N’−ヘンリlしン
カlレバモイlし)デヒドロバリンメチルエステルの白
色固体(568■、収率23%)を濾取した。スペクト
ル測定(Ii等は参考例1に記載した。
Me   〜1e フェニル尿素(1,36g+  10.0mmo +)
と小iM剰の2−オキソイソ吉草酸メチル(1,43g
11.0mmo I)のベンゼン(SOml)溶液に触
媒量のナトリウムメトキシド(37,8■、0.7mm
ol)を加え3時間加熱還流した0反応終了後放冷し析
出した固体を濾別した。濾液に飽和塩化アンモニウム水
溶液を加えてエーテルで抽出した。有機層を水で洗浄し
た後無水硫酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤を除去し
溶液を減圧下に濃縮した。析出したN−((N’−ベン
ジル)カルバモイル)デヒドロバリンメチルエステルの
白色固体(1,01g、収率41%)を濾取した。スペ
クトル測定値等は参考例1に記載した。
参考例4 .“、le Me p−クロロフェニル尿素(1,71g、10.0mmo
l)と小過剰の2−オキソイソ吉草酸メチル(1,43
g、11.Ommo l)のベンゼン(50ml)if
iに触媒量のp−)ルエンスルホン酸l水和物(190
mg、1.Ommo l)を加え3時間加熱還流した0
反応終了後放冷し析出した固体を濾別した。濾液に飽和
塩化アンモニウム水溶液を加えてエーテルで抽出した。
有機層を水で洗浄した後無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。乾燥剤を除去し溶液を減圧下に濃縮した。析出した
N−((N’−p−クロロフェニル)カルバモイル)デ
ヒドロバリンメチルエステルの白色固体(2,2g、収
率78%)を濾取した。
融点: 130〜136℃ 元素分析値(計算値)IC,55,09(55,23)
;H,5,25(5,35)。
N、9.85 (9,91)%。
’ HN M R(CD CI s 、T M S 、
 ppm):δ1.80 (3H,s)、2.05 (
3H,s)。
3.71  (3H,s)、6.73 (IH,br)
7.17 (4H,s)、7.56 (IH,br)。
IR(KBr、am−’): 1685,1650゜参
考例5 ベンジル尿素(1,50g、10.Ommo l)と小
過剰の2−オキソイソ吉草酸メチル(1,43g。
11、Ommo I)のベンゼン(50ml)fgI液
に触媒量のp−)ルエンスルホン酸1水和物(190g
、  1.Ommo りを加え3時間加熱還流した0反
応終了後放冷し析出した固体を濾別した。濾液に飽和塩
化アンモニウム水溶液を加えてエーテルで抽出した。有
機層を水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。乾燥剤を除去し溶液を減圧下に濃縮した。析出した
N−((N′−ベンジル)カルバモイル)デヒドロバリ
ンメチルエステルの白色固体(2,28g、収率87%
)を濾取した。
融点: 151〜153℃ 元素分析値(計算値、 1/10  水和物):0゜6
3.56 (63,67)、H,6,96i(6,95
)、N、10.59 (10,61)%。
’HNMR(CDCIs、TMS、 ppm )  :
δ1.8Q (3H,s)、2.05 (3H,s)。
3.64  (3H,s)、  4.29  (2H,
br)。
5.23  (IH,br)、6.03  (IH,b
r)。
7.23  (5H,’ s)。
IR(KBr、  cs−’)  :1720. 16
30゜参考例6 ベンジル尿素(1,41g+  9.43mmo l)
と小過剰の2−オキソ−3−フェニルブタン酸メチル(
2,5g、  13.Ommo l)のベンゼン(50
ml)溶液に触媒量のp−トルエンスルホン酸(20(
1g、1.1mmo I)を加え5時間加熱還流した0
反応終了後放冷し析出した固体を濾別した、濾液に飽和
塩化アンモニウム水溶液を加えてエーテルで抽出した。
有機層を水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。乾燥剤を除去し溶液を減圧下に濃縮した。析出し
たα−((N′−ベンジル)カルバモイル)アミノ−β
−フェニルクロトン酸メチルの白色固体(1,84g、
収率60%)を濾取した。さらにこのものをシリカゲル
カラムクロマトグラフィーを用い、E体と2体を分離し
た。
融点: 174〜176℃(E体)、151〜153℃
(2体)。
元素分析値(計算値)FC,69,93(70,35)
;H,6,18(6,21);N。
8.45 (8,64) 、 2体;70.10(70
,35)、H,6,18(6,21);N。
8.59 (8,64)%。
’ H−N M R(CD Cl  s、T M S 
、  pp醜 )  : E体 ;δ 1.93 (3
H,s)、3.33 (3H,s)。
4.23  (2H,d、  J−5,7Hz)、  
5.93(IH,br   t)、   6.97〜7
.30(11H,m) 、 2体; 2.22 (3H
,s)。
3.77  (3H,s)、  4.20  (2H,
brs)、  5.70  (IH,br   t)、
  7.00〜7.33  (11H,m)。
IR(KBr、 cm−’) :E、 2体;1710
゜1630゜ 参考例7 25m1のナス型フラスコにベンジル尿素(1,5mg
、  10mmo 1)と2−オキソ−4−フ、xニル
ブタン酸エチル(2,065w、10mrno l)を
入れ、触媒としてp−)ルエンスルホンMl水和物(1
50■)、溶媒としてベンゼン(40ml)を加え、3
時間加熱還流下に反応させた。
反応終了後析出した固体を除去し、濾液に飽和塩化アン
モニウム水溶液を加えてエーテルで抽出した。有機層を
水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。
乾燥剤を除去し溶液を減圧下に濃縮した。得られた混合
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて分離
精製し、(Z)−α−N−(N’−ベンジルカルバモイ
ル)アミノ−熾 T−フェルクロトン酸エチルエステル(1,98■。
収率59%)を得た。
融点:117〜119℃ 元素分析値(計算値)jc、70.51(70,99)
;H,6,56(6,55)+N、8.44 (8,2
8)%。
重H−NMR(CDCIs、TMS、pp−):δ1.
26  (3H,t、  J−6,9Hz)。
3.85  (2H,d、  J−7,5Hz)、  
4.08(2H,q、  J=6.9Hz)、  4.
32(IH,br)、  5.33  (IH,br)
6.66  (IH,br)、  6.70  (IH
t、  J−7,5Hz)、  7.23  (10H
s)。
IR(KBr、3−’)  :1710. 1630゜
ジル−5−α−フエネチリデンヒダントイン(31q、
0.11mmo I)およびカチオン性ロジウム錯体(
Rt、(S、5−PhCAPP)(COD))(CIO
a)(2,7■、4.2μmo l)を入れ、フラスコ
内を水素で充分置換した。エタノール(2,5m1)を
加え、水素雰囲気下に室温で8時間攪拌した0反応終了
後、溶媒を減圧下に留去した。得られた固体をクロロホ
ルムに熔解させ、シリカゲルカラムクロマトグラフィー
を用いて触媒を除去すると共に精製した。得られた白色
固体(27■)はスペクトル等より3−ベンジル−5−
α−フェネチルヒダントインであることを確認した。
’HNMR(CDCIs  CD!OD、TMS。
ppm)  :6 1.47  (31L、  d、 
 J−6,9Hz)、3.33 (IH,dq、J−4
,5゜6.9Hz) 、  4.16 <IH,d、 
J=4.5Hz)、4.41  (IH,s)、4.4
3(IH,s)、6.85〜6.95 (3H。
m)、  7.07〜7.28  (7H,m)。
このものはこのまま加水分解するか、3位のベンジル基
を還元的に脱離させてからヒダントイン環を加水分解す
ることによってβ−メチルフェニルアラニンへと誘導で
きるものである。
手続補正書(自発) 1.事件の表示 昭和63年特許願第 56154号 2、発明の名称 5−置換メチリデンヒダントイン誘導体3、補正をする
者 コン  トウ    キヨシ 4、補正の内容 5、補正の内容 +11  本願明細書第35頁第4行のrgJをr■」
に訂正する。
以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 〔式中、R^1はフェニル基あるいは置換または無置換
    の低級アルキル基を表す。R^2およびR^3は、互い
    に独立して水素原子、置換または無置換の低級アルキル
    基またはアリール基を表す。〕で示される5−置換メチ
    リデンヒダントイン誘導体。
JP5615488A 1988-03-11 1988-03-11 5−置換メチリデンヒダントイン誘導体 Pending JPH01230559A (ja)

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