JP2907475B2 - (1,2,3―チアジアゾール―4―イル)カルボアルデヒドの製造方法及び中間体 - Google Patents
(1,2,3―チアジアゾール―4―イル)カルボアルデヒドの製造方法及び中間体Info
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は下記式(1) で表される(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)カル
ボアルデヒドの製造方法及びその製造中間体である下記
一般式(2) (式中、Rはアリールスルホニル、アルコキシカルボニ
ル、又はカルバモイル基)で表される(1,2,3−チアジ
アゾール−4−イル)カルボアルデヒドヒドラゾン誘導
体に関する。さらに、本発明によって得られる(1,2,3
−チアジアゾール−4−イル)カルボアルデヒドはセフ
ァロスポリン誘導体の原料として有用な化合物である。
ボアルデヒドの製造方法及びその製造中間体である下記
一般式(2) (式中、Rはアリールスルホニル、アルコキシカルボニ
ル、又はカルバモイル基)で表される(1,2,3−チアジ
アゾール−4−イル)カルボアルデヒドヒドラゾン誘導
体に関する。さらに、本発明によって得られる(1,2,3
−チアジアゾール−4−イル)カルボアルデヒドはセフ
ァロスポリン誘導体の原料として有用な化合物である。
(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)カルボアルデ
ヒドの製造方法としては4−アミノイソチアゾールと亜
硝酸から調製したジアゾニウム塩とチオ尿素との反応に
よる方法(F.T.Lee and G.P.Valpp,J.Heterocyclic.Che
m.,7,415(1970))が知られている。
ヒドの製造方法としては4−アミノイソチアゾールと亜
硝酸から調製したジアゾニウム塩とチオ尿素との反応に
よる方法(F.T.Lee and G.P.Valpp,J.Heterocyclic.Che
m.,7,415(1970))が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記、従来法は、原料である4−アミ
ノイソチアゾールが入手困難なアクロレイン−3−チオ
シアネートから数工程を経て合成するものであり、その
収率も低いので(P.L.Caton,J.Chem.Soc.,446(196
4))工業的に採用し難い。
ノイソチアゾールが入手困難なアクロレイン−3−チオ
シアネートから数工程を経て合成するものであり、その
収率も低いので(P.L.Caton,J.Chem.Soc.,446(196
4))工業的に採用し難い。
本発明は(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)カル
ボアルデヒドの製造方法について前記問題点を解決し、
安全に且つ簡便に製造する方法を提供することを課題と
する。
ボアルデヒドの製造方法について前記問題点を解決し、
安全に且つ簡便に製造する方法を提供することを課題と
する。
前記、式(1)で表される(1,2,3−チアジアゾール
−4−イル)カルボアルデヒドは下記一般式(3) (式中、Rは前述と同様の意味を表す。)で表されるビ
スヒドラゾン化合物を塩化チオニルと反応させ下記一般
式(2) (式中、Rは前述と同様の意味を表す。)で表される
(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)カルボアルデヒ
ドヒドラゾン誘導体を得、ついで加水分解することによ
り製造することができる。
−4−イル)カルボアルデヒドは下記一般式(3) (式中、Rは前述と同様の意味を表す。)で表されるビ
スヒドラゾン化合物を塩化チオニルと反応させ下記一般
式(2) (式中、Rは前述と同様の意味を表す。)で表される
(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)カルボアルデヒ
ドヒドラゾン誘導体を得、ついで加水分解することによ
り製造することができる。
本発明において、Rとしてはアリールスルホニル基と
してベンゼンスルホニル、p−トルエンスルホニル基等
を挙げることが出来る。アルコキシカルボニル基として
はメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、フェノキ
シカルボニル基等を挙げることができる。又、カルバモ
イル基としてはカルバモイル、メチルカルバモイル、フ
ェニルカルバモイル基等を挙げることができる。
してベンゼンスルホニル、p−トルエンスルホニル基等
を挙げることが出来る。アルコキシカルボニル基として
はメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、フェノキ
シカルボニル基等を挙げることができる。又、カルバモ
イル基としてはカルバモイル、メチルカルバモイル、フ
ェニルカルバモイル基等を挙げることができる。
前記一般式(3)で表されるビスヒドラゾン化合物
は、例えば、メチルグリオキザールとヒドラジン化合物
から通常の方法により容易に製造できる(後記参考例参
照)。
は、例えば、メチルグリオキザールとヒドラジン化合物
から通常の方法により容易に製造できる(後記参考例参
照)。
前記一般式(2)の製造に際しては、塩化チオニルを
当モル以上用いることができるが、反応が円滑に進行す
る観点で1〜3モル当量が好ましい。反応温度は−50〜
150℃、好ましくは−10〜100℃である。反応に際し、無
溶媒中でも反応は進行するが、アセトニトリル、ジクロ
ロメタン、ジクロロエタン、酢酸エチル、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、アセトン、ベンゼン、トルエン等
反応に悪影響を及ぼさないものならばいずれの溶媒を用
いることができる。
当モル以上用いることができるが、反応が円滑に進行す
る観点で1〜3モル当量が好ましい。反応温度は−50〜
150℃、好ましくは−10〜100℃である。反応に際し、無
溶媒中でも反応は進行するが、アセトニトリル、ジクロ
ロメタン、ジクロロエタン、酢酸エチル、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、アセトン、ベンゼン、トルエン等
反応に悪影響を及ぼさないものならばいずれの溶媒を用
いることができる。
前記式(1)で表される(1,2,3−チアジアゾール−
4−イル)カルボアルデヒドの製造方法における加水分
解工程は適当な酸触媒を用いるのが好ましい。好適な酸
触媒としては、例えば硫酸、塩酸、リン酸、硝酸、ギ
酸、酢酸等を用いることができる。酸触媒の使用量は触
媒量から大過剰を用いることができるが、好ましくは0.
01〜10モル当量を用いることができる。加水分解は通
常、水、メタノール、エタノール、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、ベ
ンゼン、トルエン等本反応に悪影響を及ぼさない慣用の
溶媒又はそれらの混合溶媒中で行われ、さらに上記の酸
もそれらが液体であれば溶媒として使用することができ
る。この加水分解の反応温度は特に限定されないが、通
常は室温ないし60℃で行われる。
4−イル)カルボアルデヒドの製造方法における加水分
解工程は適当な酸触媒を用いるのが好ましい。好適な酸
触媒としては、例えば硫酸、塩酸、リン酸、硝酸、ギ
酸、酢酸等を用いることができる。酸触媒の使用量は触
媒量から大過剰を用いることができるが、好ましくは0.
01〜10モル当量を用いることができる。加水分解は通
常、水、メタノール、エタノール、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、ベ
ンゼン、トルエン等本反応に悪影響を及ぼさない慣用の
溶媒又はそれらの混合溶媒中で行われ、さらに上記の酸
もそれらが液体であれば溶媒として使用することができ
る。この加水分解の反応温度は特に限定されないが、通
常は室温ないし60℃で行われる。
本製造方法における加水分解工程において、(1,2,3
−チアジアゾール−4−イル)カルボアルデヒドの単離
を容易にするため、ホルマリン、アセトアルデヒド等等
のアルデヒド類の共存下で加水分解を行うこともでき
る。また、メタノール等のアルコール類と反応させ、
(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)カルボアルデヒ
ドのジメチルアセタールとして単離することもできる。
−チアジアゾール−4−イル)カルボアルデヒドの単離
を容易にするため、ホルマリン、アセトアルデヒド等等
のアルデヒド類の共存下で加水分解を行うこともでき
る。また、メタノール等のアルコール類と反応させ、
(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)カルボアルデヒ
ドのジメチルアセタールとして単離することもできる。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 (1) メチルグリオキザールビス(エトキシカルボニルヒド
ラゾン)(1.02g;4.2mmol)を1,2−ジクロロエタン(5m
l)に溶かし、塩化チオニル(0.91ml,12.5mmol)を加え
た。反応液を室温で45時間撹拌した。析出物を濾取し、
ヘキサンで洗浄し、(1,2,3−チアジアゾール−4−イ
ル)カルボアルデヒドエトキシカルボニルヒドラゾン
(0.60g,収率:72%)を無色結晶として得た。
ラゾン)(1.02g;4.2mmol)を1,2−ジクロロエタン(5m
l)に溶かし、塩化チオニル(0.91ml,12.5mmol)を加え
た。反応液を室温で45時間撹拌した。析出物を濾取し、
ヘキサンで洗浄し、(1,2,3−チアジアゾール−4−イ
ル)カルボアルデヒドエトキシカルボニルヒドラゾン
(0.60g,収率:72%)を無色結晶として得た。
融点:184〜185℃1 H−NMR(DMSO−d6)δ;1.27(t,J=7.2Hz,3H),4.20
(q,J=7.2Hz,2H),8.64(s,1H),9.50(s,1H),11.51
(s,1H). IR(KBr):3210,2980,2810,1700,1560,1470,1440,1360,
1340.1250,1110,1050,980,880,800cm-1. 元素分析値:C6H8N4SO2 計算値C:35.99 H:4.03 N:27.98 s:16.02. 実測値C:35.89 H:3.81 N:28.25 s:16.16. (2) (1,2,3−チアジアゾール−4−イル)カルボアルデ
ヒドエトキシカルボニルヒドラゾン(2.3g;11.4mmol)
に37%ホルマリン水溶液(3.8g,46.7mmol)を加え、次
いで濃硫酸(0.13ml)を水(6.7ml)に溶かし加えた
後、50℃で12時間撹拌した。反応液に濃硫酸(1.4ml)
を加えジクロロメタン(10mlで3回)で抽出した。ジク
ロロメタンを留去した後、残留物を冷却した。析出物を
濾過し、エーテルで洗浄し、(1,2,3−チアジアゾール
−4−イル)カルボアルデヒド(0.80g,収率:62%)を
無色結晶として得た。
(q,J=7.2Hz,2H),8.64(s,1H),9.50(s,1H),11.51
(s,1H). IR(KBr):3210,2980,2810,1700,1560,1470,1440,1360,
1340.1250,1110,1050,980,880,800cm-1. 元素分析値:C6H8N4SO2 計算値C:35.99 H:4.03 N:27.98 s:16.02. 実測値C:35.89 H:3.81 N:28.25 s:16.16. (2) (1,2,3−チアジアゾール−4−イル)カルボアルデ
ヒドエトキシカルボニルヒドラゾン(2.3g;11.4mmol)
に37%ホルマリン水溶液(3.8g,46.7mmol)を加え、次
いで濃硫酸(0.13ml)を水(6.7ml)に溶かし加えた
後、50℃で12時間撹拌した。反応液に濃硫酸(1.4ml)
を加えジクロロメタン(10mlで3回)で抽出した。ジク
ロロメタンを留去した後、残留物を冷却した。析出物を
濾過し、エーテルで洗浄し、(1,2,3−チアジアゾール
−4−イル)カルボアルデヒド(0.80g,収率:62%)を
無色結晶として得た。
融点:85〜87℃(文献値*:86〜87℃)1 H−NMR(CDCl3)δ;9.63(s:1H),10.63(s,1H). IR(KBr):3100,1690,1470,1405,1250,1110,985,815cm
-1. *F.T.Lee and G.P.Valpp,J.Heterocyclic Chem.,7,415
(1970). 実施例2 (1) メチルグリオキザールビス(p−トルエンスルホニル
ヒドラゾン)(1.03g,2.5mmol)をアセトニトリル(6m
l)に溶かし、塩化チオニル(0.55ml,7.60mmol)を加え
た。反応液は室温で7.5時間撹拌した後、さらに3時間
加熱還流した。反応液を濃縮後、残留物をカラムクロマ
トグラフィーで精製し、(1,2,3−チアジアゾール−4
−イル)カルボアルデヒド−(p−トルエンスルホニル
ヒドラゾン)(0.26g,収率;37%)を無色結晶として得
た。
-1. *F.T.Lee and G.P.Valpp,J.Heterocyclic Chem.,7,415
(1970). 実施例2 (1) メチルグリオキザールビス(p−トルエンスルホニル
ヒドラゾン)(1.03g,2.5mmol)をアセトニトリル(6m
l)に溶かし、塩化チオニル(0.55ml,7.60mmol)を加え
た。反応液は室温で7.5時間撹拌した後、さらに3時間
加熱還流した。反応液を濃縮後、残留物をカラムクロマ
トグラフィーで精製し、(1,2,3−チアジアゾール−4
−イル)カルボアルデヒド−(p−トルエンスルホニル
ヒドラゾン)(0.26g,収率;37%)を無色結晶として得
た。
融点:166〜167℃1 H−NMR(DMSO−d6)δ;2.35(s,3H),7.40(d,2H),7.
81(d,2H),8.46(s,1H),9.40(s,1H),11.95(s,1
H). IR(KBr):3180,3110,1600,1500,1430,1350,1300,1240,
1190.1160,1090,1050,1010,940,830,750cm-1. 元素分析値:C10H10N4S2O2 計算値C:42.54 H:3.57 N:19.84 s:22.72. 実測値C:42.58 H:3.34 N:19.94 s:22.45. (2) (1,2,3−チアジアゾール−4−イル)カルボアルデ
ヒド(p−トルエンスルホニルヒドラゾン)(0.51g,1.
82mol)をTHF(2ml)に溶かし、37%ホルマリン(1.63
g,20.1mol)及び、硫酸(0.02ml)を加え、50℃で12時
間撹拌した。反応液を炭酸水素ナトリウム水溶液で中和
した後、ジクロロメタンで抽出した。抽出液は濃縮し、
残留物をカラムクロマトグラフィーで精製し、(1,2,3
−チアジアゾール−4−イル)カルボアルデヒド(0.16
g,収率:77%)を得た。
81(d,2H),8.46(s,1H),9.40(s,1H),11.95(s,1
H). IR(KBr):3180,3110,1600,1500,1430,1350,1300,1240,
1190.1160,1090,1050,1010,940,830,750cm-1. 元素分析値:C10H10N4S2O2 計算値C:42.54 H:3.57 N:19.84 s:22.72. 実測値C:42.58 H:3.34 N:19.94 s:22.45. (2) (1,2,3−チアジアゾール−4−イル)カルボアルデ
ヒド(p−トルエンスルホニルヒドラゾン)(0.51g,1.
82mol)をTHF(2ml)に溶かし、37%ホルマリン(1.63
g,20.1mol)及び、硫酸(0.02ml)を加え、50℃で12時
間撹拌した。反応液を炭酸水素ナトリウム水溶液で中和
した後、ジクロロメタンで抽出した。抽出液は濃縮し、
残留物をカラムクロマトグラフィーで精製し、(1,2,3
−チアジアゾール−4−イル)カルボアルデヒド(0.16
g,収率:77%)を得た。
参考例1 メチルグリオキザール(42.6%水溶液,10.2g,60.2mmo
l)にエトキシカルボニルヒドラジン(15.1g,145.5mmo
l)を水(10ml)に溶かし、加えた。室温で16時間撹拌
した。析出物を濾過し、水洗後、減圧下、五酸化二リン
上で乾燥し、メチルグリオキザールビス(エトキシカル
ボニルヒドラゾン)(14.9g,収率:100%)を無色結晶と
して得た。
l)にエトキシカルボニルヒドラジン(15.1g,145.5mmo
l)を水(10ml)に溶かし、加えた。室温で16時間撹拌
した。析出物を濾過し、水洗後、減圧下、五酸化二リン
上で乾燥し、メチルグリオキザールビス(エトキシカル
ボニルヒドラゾン)(14.9g,収率:100%)を無色結晶と
して得た。
融点:215〜217℃1 H−NMR(DMSO−d6)δ;1.27(t,J=7.2Hz,3H),4.20
(q,J=7.2Hz,2H),8.64(s,1H),9.50(s,1H),11.51
(s,1H). IR(KBr):3210,3080,2980,2810,1700,1560,1470,1440,
1360.1330,1250,1110,1050,980,830cm-1. 参考例2 メチルグリオキザール(42.6%水溶液,5.0g,30.0mmo
l)にp−トルエンスルホニルヒドラジン(13.4g,72.0m
mol)を水(30ml)に溶かし、加えた。室温で24時間撹
拌した。析出物を濾過し、水洗後、減圧下、五酸化二リ
ン上で乾燥し、メチルグリオキザールビス(p−トルエ
ンスルホニルヒドラゾン)(13.8g,収率:94%)を無色
結晶として得た。
(q,J=7.2Hz,2H),8.64(s,1H),9.50(s,1H),11.51
(s,1H). IR(KBr):3210,3080,2980,2810,1700,1560,1470,1440,
1360.1330,1250,1110,1050,980,830cm-1. 参考例2 メチルグリオキザール(42.6%水溶液,5.0g,30.0mmo
l)にp−トルエンスルホニルヒドラジン(13.4g,72.0m
mol)を水(30ml)に溶かし、加えた。室温で24時間撹
拌した。析出物を濾過し、水洗後、減圧下、五酸化二リ
ン上で乾燥し、メチルグリオキザールビス(p−トルエ
ンスルホニルヒドラゾン)(13.8g,収率:94%)を無色
結晶として得た。
融点:119〜121℃1 H−NMR(DMSO−d6)δ;1.84(s,3H),2.35(s,6H),7.
32(s,1H),7.37(d,J=9.0Hz,4H),7.70(d,J=9.0Hz,
2H),7.71(d,J=9.0Hz;2H),11.01(bs,1H),11.68(b
s,1H). IR(KBr):3420,3280,1600,1500,1440,1350,1300,1190,
1090.1060,920,820cm-1.
32(s,1H),7.37(d,J=9.0Hz,4H),7.70(d,J=9.0Hz,
2H),7.71(d,J=9.0Hz;2H),11.01(bs,1H),11.68(b
s,1H). IR(KBr):3420,3280,1600,1500,1440,1350,1300,1190,
1090.1060,920,820cm-1.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−66170(JP,A) J.Chem.Soc.,Chem. Commun.(1983),(10),pa ges588−589 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07D 285/00 - 285/38 CA(STN) REGISTRY(STN)
Claims (2)
- 【請求項1】一般式 (式中、Rはアリールスルホニル、アルコキシカルボニ
ル、又はカルバモイル基である)で表される(1,2,3−
チアジアゾール−4−イル)カルボアルデヒドヒドラゾ
ン誘導体。 - 【請求項2】下記一般式; (式中、Rはアリールスルホニル、アルコキシカルボニ
ル、又はカルバモイル基である)で表されるビスヒドラ
ゾン化合物を塩化チオニルと反応させて、下記一般式 (式中、Rはアリールスルホニル、アルコキシカルボニ
ル、又はカルバモイル基である)で表される(1,2,3−
チアジアゾール−4−イル)カルボアルデヒドヒドラゾ
ンを得、ついで加水分解することからなる下記式 で表される(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)カル
ボアルデヒドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1175290A JP2907475B2 (ja) | 1990-01-23 | 1990-01-23 | (1,2,3―チアジアゾール―4―イル)カルボアルデヒドの製造方法及び中間体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1175290A JP2907475B2 (ja) | 1990-01-23 | 1990-01-23 | (1,2,3―チアジアゾール―4―イル)カルボアルデヒドの製造方法及び中間体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03220185A JPH03220185A (ja) | 1991-09-27 |
JP2907475B2 true JP2907475B2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=11786735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1175290A Expired - Lifetime JP2907475B2 (ja) | 1990-01-23 | 1990-01-23 | (1,2,3―チアジアゾール―4―イル)カルボアルデヒドの製造方法及び中間体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2907475B2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-23 JP JP1175290A patent/JP2907475B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
J.Chem.Soc.,Chem.Commun.(1983),(10),pages588−589 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03220185A (ja) | 1991-09-27 |
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