JPH0122896Y2 - - Google Patents

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JPH0122896Y2
JPH0122896Y2 JP1982074375U JP7437582U JPH0122896Y2 JP H0122896 Y2 JPH0122896 Y2 JP H0122896Y2 JP 1982074375 U JP1982074375 U JP 1982074375U JP 7437582 U JP7437582 U JP 7437582U JP H0122896 Y2 JPH0122896 Y2 JP H0122896Y2
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JP
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frame
pipe
exhaust
muffler
tube
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JP1982074375U
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JPS58176023U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動二輪車等の排気装置の関するもの
である。
自動二輪車には搭載したエンジンの排気を外部
に排出するための排気装置が設けられ、排気装置
は排気管及び消音器等からなり、一般に排気装置
は排気管、消音器が接合連続して一体化されて構
成されている。
ところで自動二輪車を前部車体と後部車体とで
分割形成し、夫々を着脱自在に結合するようにし
たものを本出願人は先に特願昭55−91085号(特
開昭57−15086号)として提案した。これによる
とフレーム製作の容易化、メンテナンス性向上、
軽量化等を図ることができる。
かかるフレーム構造を採用した場合、排気装置
を前部フレームに一体化せざるを得ず、後部フレ
ームを分離した場合、後部を支持しない消音器等
が前部フレーム後方に延出され、メンテナンス時
等に邪魔になり、又前後のフレーム結合時には後
部フレームに消音器等を取付支持する必要があ
り、分割、結合時には消音器等の後部フレームへ
の着脱を要し、作業が煩雑、面倒であり、一方、
これに対処すべく排気装置を後部フレームに後端
がかかる程度の長さに設定することも可能である
が、これによると排気通路長、トータルとしての
排気系のボリユームが得られ難い。
本考案は以上に鑑みなされたもので、その目的
とする処は、車体を前・後のフレームで着脱自在
に構成し、前部フレームには排気管を取付支持せ
しめ、後部フレームには排気管と分離された消音
器を取付支持せしめ、排気管と消音器とを夫々に
着脱自在な中間のジヨイントパイプで連結する如
くし、分割フレームにおいて分割、結合の容易
化、排気装置の分割、結合の容易化、結合時の漏
洩のない排気装置の構成、排気装置の長さ、ボリ
ユームの確保等を企図するようにした自動二輪車
等の排気装置を提供するにある。
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従つて
詳述する。
第1図は自動二輪車1の側面図、第2図は分割
時の側面図を示す。
フレーム2前端にはヘツドチユーブ3を備え、
これで前輪5を支持するフロントフオーク4を操
向自在に支持し、トツプブリツジ6上には操向用
のハンドル7を備える。前部フレーム2にはヘツ
ドチユーブ3上部から後下傾して後方に延出され
るメインフレーム2a、下部から後下方に垂下さ
れるダウンチユーブ2b、これの下端から後方に
延出されるダウンチユーブロア2c、これの後端
から前上傾されるセンターチユーブ2d等からな
り、センターチユーブ2dは上端をメインフレー
ム2a後端に接合し、ダウンチユーブロア2c、
センターチユーブ2dは左右二本平行に設けられ
ている。
メインフレーム2a上には燃料タンク8を搭載
し、ダウンチユーブ2b、ロア2c、センタンチ
ユーブ2dで囲まれるメインフレーム2aの下に
はエンジン9を搭載する。ロア2cとセンターチ
ユーブ2dの境界部である前部フレーム2の後下
部にはブラケツト10を固設し、これに後輪13
を後端で支持するリヤフオーク12の前端を枢支
11し、センターチユーブ2dの上方でメインフ
レーム2aの後端部には後方に上部ブラケツト1
4を突設し、これとリヤフオーク12に設けたプ
ログレシブ機構15との間にリヤクツシヨンユニ
ツト16を介装する。そしてリヤフオークブラケ
ツト10の後上方でセンターチユーブ2d後下部
には下部ブラケツト17が設けられる。
18は後部フレームで、後部フレーム18は側
面略横V型をなし、略水平なリヤステー19と、
これの後部に上端を接合し、斜め前下方に延出す
るサブステー20とからなり、リヤステー19、
サブステー20は左右同形状のものが一対備えら
れ、左右のリヤステー19は不図示のクロスメン
バで連結され、この上にシート21、後端部にリ
ヤフエンダ22、側部にサイドカバー23を取付
支持され、更にシートの下側にエアクリーナ24
が取付支持され、前後のフレーム結合時にエンジ
ン9側の気化器25と連結する。以上の後部フレ
ーム18はステー19,20及びこれに取り付け
られた部品で組着体Aをなし、リヤステー19の
前端を前記前部フレーム後上部の上部ブラケツト
14に、又サブステー20の前端を前記前部フレ
ーム後下部の下部ブラケツト17に夫々ボルト・
ナツトで着脱自在に結着し、前部フレーム2と後
部フレーム18とは第2図の如く分離することが
できる。
以上のエンジン9に付設される排気装置を次の
如く構成する。
第6図以降は単品図を示し、26は排気管を示
し、第8図の如く側面略逆L型をなし、前部26
aがU字型に折曲され、上流端26bをエンジン
9の排気口に接続し、中間部のブラケツト26c
を介して前フレーム2の一部に結着支持され、後
端部26dはこれの上流側26eに比して大径の
嵌合部が形成され、嵌合部26dは所定軸方向長
さを有する。
第9図及び第10図は消音器27で、これの大
径本体27aの中間部に上方に起立せる二股状ブ
ラケツト28を設け、これを後部フレーム18の
リヤステー19の一方の後部に垂下したブラケツ
ト29にボルト・ナツト30で結着し、これによ
り消音器27は後部フレーム18に取付支持され
ることとなり、これを第4図で示した。消音器2
7の上流端は小径の排気導入管31として構成
し、これが本体27a内の同内径の孔付管体27
bに接続し、管体27b周は吸音材27cで覆わ
れ、外側を外被管27dで覆つている。導入管3
1の端部の上下には第9図で明らかな如く凹状の
位置決め凹欠32を設ける。
以上の排気管26及び消音器27の対向する端
部間を中間のジヨイントパイプ33で接続し、第
6図、第7図はこれを示す。ジヨイントパイプ3
3は第6図の平面図で示す如く前端部33aが車
体内側、後端部33bが車体外側となる如く斜め
に折曲され、前端部33aは排気管後端の嵌合部
26d内径に嵌合する外径とし、又後端部33b
は消音器27前端の導入管31の内径と嵌合する
外径を有する。そして後端部33b上流部外周に
は上下に二個の位置決め突起34を軸方向に備
え、導入管31への後端部33bの嵌合時凹突3
1,34を合せて係合し、これにより容易に位置
決め嵌合することができる。
以上の中間のジヨイントパイプ33の両端部3
3a,33bを排気管26の後端部及び消音器2
7の前端部の各内径部に嵌合し、嵌合に先立ち排
気管26の嵌合部26d外周及びこれに隣接する
パイプ33の前端部周にラバー等からなる第11
図で示される如きシールリング35を被冠嵌合
し、リング35は内径部に大径部35a、小径部
35bを備え、嵌合部26d外周を大径部35a
に、パイプ35の前端部周を小径部35bで嵌合
し、各内径部に環状突起35c…を備え、これで
シール性を高め、外周に設けた溝35d…にコイ
ルバネ状のバンド36…を嵌合してシールリング
を締着する。
一方、消音器27の導入管31外周には第12
図で示される如きシールリング37を被冠嵌合す
る。リング37の外周には前後に離間してフラン
ジ部37a,37aを上下に備え、シールリング
37をジヨイントパイプを嵌合した導入管31外
周に被冠嵌合し、これの外周を第13図に示す如
き鋼製等のリング状バンド38で包囲し、バンド
38はフランジ部37a,37a間に臨み、バン
ド38は撓曲性を高めるべく穿孔38a…を備
え、これの端部38b,38cを重ね合せ、リヤ
ステー19中間部に設けたボス部39にボルト4
0を以つて結着支持し、これを第4図、第5図で
示し、かくして消音器27とジヨイントパイプ3
3との結合部は後部フレーム側に着脱自在に取付
支持されることとなる。
以上において、ジヨイントパイプ33を排気
管、消音器から取り外すことにより排気装置は分
割され、第2図の如き排気管は前部フレーム側
に、消音器は後部フレーム側と夫々一体化されて
分れ、フレーム結合時にはジヨイントパイプで連
結される。
以上で明らかな如く本考案によれば、体後分割
フレームにおいて、排気装置を前後のフレーム毎
に一体化して分割したため、分割時に排気装置が
邪魔になることがなく、結合時にはジヨイントパ
イプで連結し、排気装置を一体化して構成するこ
とができ、結合も簡単な構成で結合、分割も容易
に行え、更に排気長、ボリユームも大きく採つて
効果的な排気を行い得る等多大の利点を有する。
以上実施例では自動二輪車を示したが、自動三
輪車等にも実施することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は自動二輪車の概略側面図、第2図は同分割状態
の図、第3図は排気管、消音器の連結部の平面図
で一部を破断した図、第4図は同側面図で一部を
破断した図、第5図は第4図5−5線断面図、第
6図はジヨイントパイプの平面図、第7図は同側
面図、第8図は排気管の側面図、第9図は消音器
の平面図、第10図は同側面図で要部を破断した
図、第11図、第12図はシール部材の縦断面
図、第13図はバンドの要部破断端面図である。 尚図面中2は前部フレーム、3はヘツドチユー
ブ、4,7は操向系、5は前輪、18は後部フレ
ーム、21はシート、26は排気管、27は消音
器、33はジヨイントパイプである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前端に前輪を支持する操向系を枢支するように
    したヘツドチユーブを固設し、エンジン等を支持
    する前部フレームと、上部にシートを配設する後
    部フレームとからなり、前部フレームに排気管を
    取付支持せしめ、後部フレームに消音器を取付支
    持せしめ、排気管と消音器の間に着脱自在なジヨ
    イントパイプを介装するとともに、排気管とジヨ
    イントパイプの接続部を前記前部フレームと後部
    フレームの接合部近傍に設けたことを特徴とする
    自動二輪車等の排気装置。
JP7437582U 1982-05-21 1982-05-21 自動二輪車等の排気装置 Granted JPS58176023U (ja)

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JP7437582U JPS58176023U (ja) 1982-05-21 1982-05-21 自動二輪車等の排気装置

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JP7437582U JPS58176023U (ja) 1982-05-21 1982-05-21 自動二輪車等の排気装置

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JPS58176023U JPS58176023U (ja) 1983-11-25
JPH0122896Y2 true JPH0122896Y2 (ja) 1989-07-12

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ID=30083807

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JPH0729629B2 (ja) * 1986-02-03 1995-04-05 ヤマハ発動機株式会社 車輌の排気装置
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JP2622548B2 (ja) * 1987-07-08 1997-06-18 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車
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JPS5715086A (en) * 1980-07-03 1982-01-26 Honda Motor Co Ltd Car body frame for autobicycle
JPS5720458U (ja) * 1980-07-10 1982-02-02

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