JPH0729629B2 - 車輌の排気装置 - Google Patents

車輌の排気装置

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JPH0729629B2
JPH0729629B2 JP61020147A JP2014786A JPH0729629B2 JP H0729629 B2 JPH0729629 B2 JP H0729629B2 JP 61020147 A JP61020147 A JP 61020147A JP 2014786 A JP2014786 A JP 2014786A JP H0729629 B2 JPH0729629 B2 JP H0729629B2
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JP
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vehicle
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expansion pipe
front wheels
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弘 中井
敏正 森田
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車体中央付近に車体幅方向に並設された2つ
の気筒を有する2サイクルエンジンを搭載し、車体上部
に跨座式運転シートを配設した前輪2個付きの3、4輪
の小型の車輛における排気装置に関するものである。
(発明の背景) 車体中央付近にエンジンを、また車体上部に跨座式運転
シートをそれぞれ配設した前輪2個付きの3、4輪の小
型の車輛が従来よりある。この種の車輛で、エンジンを
2つの気筒が車体幅方向に並設された2サイクルエンジ
ンとした場合には、エンジン性能を向上させるために各
気筒毎に独立に排気膨張管を設ける必要がある。この排
気膨張管はその径が大きく長いため、エンジンの前方か
ら下方付近を通したのでは、路面の障害物が排気膨張管
に当たり易くなる。またエンジン側方を通したのでは、
エンジン側方付近の車体幅が増大し、運転者の足が膨張
管に当たり易くなるという問題が生じる。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、車
体幅方向の2つの気筒を有する2サイクルエンジンを車
体中央付近に搭載したにもかかわらず、エンジン側方付
近の車体幅が過大にならず、しかも路面の障害物が当た
って排気膨張管を傷めるおそれが無く、排気膨張管の冷
却性も良い車輛の排気装置を提供することを目的とす
る。
(発明の構成) 本発明によればこの目的は、2つの前輪と、車体中央付
近に搭載され車体幅方向に並設された2つの気筒を有す
る2サイクルエンジンと、車体上部に配設された跨座式
運転シートとを備える車輛において、前記エンジンの前
方からエンジンの上側方を通って後方へのびる左右一対
の排気膨張管を備え、前記両排気膨張管を側面視前記両
前輪と重なるように両前輪間に進入させ前記各排気膨張
管の最大径部を前記エンジンの前方に位置させたことを
特徴とする車輛の排気装置、により達成される。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例である不整地走行用4輪車の
側面図、第2図はその要部の平面図、第3図は膨張管の
配置を示す正面図である。
これらの図で符号10は車体フレームであり、左右一対の
下チューブ12、12、と下チューブ12の前後端に結合され
上方へ凸となるように折曲された左右一対の上チューブ
14、14と、上チューブ14の上後部から後方へのびる左右
一対のシートレール16、16と、バックチューブ18、18
と、両下チューブ12、12をつなぐクロスチューブ20、2
2、24と、両上チューブ14、14をつなくクロスチューブ2
6、28、30、32と、上下クロスチューブ22、28をつなぐ
左右一対のダウンチューブ34、34と、クロスチューブ26
と下チューブ12とをつなぐ左右一対の前立チューブ36
(一方のみ図示)とを備える。ダウンチューブ34、34は
第3図に示すように上部でその間隔が狭くなっている。
38は左右一対の前緩衝器(一方のみ図示)であり、その
上端は上チューブ14に支持され、その下端はロアアーム
40により上下動自在に保持されている。各緩衝器38の下
端には左右一対の前輪42(一方のみ図示)が操舵可能に
取付けられ、ストラット式前輪独立懸架装置が形成され
る。44は操向軸、46は操向バーハンドルである。
48はリヤアームであり、その前端は車体フレーム10に上
下揺動自在に軸着され、その後端に回転自在に保持され
た後輪軸50の左右端にはそれぞれ後輪52(一方のみ図
示)が固定されている。このリヤアーム48はリンク54、
56を介して後緩衝器58により下方への復帰力が付与され
ている。これら前輪42および後輪52には幅広超低圧タイ
ヤ(いわゆるバルーンタイヤ)が装着されている。
60は車体の中央付近に搭載された水冷式2サイクル2気
筒エンジンである。このエンジン60は車体幅方向に並設
された2つの気筒を備え、各気筒を含むシリンダ62はク
ランクケース64から斜め上前方へ起立している。このシ
リンダ62の後面には2つの気化器66、66が車体幅方向に
並設されている。
68、68は左右一対の排気膨張管である。エンジン60の各
気筒の排気口はシリンダ前面にあって、左右のダウンチ
ューブ34、34間から斜め下前方を指向して開口してい
る。膨張管68、68はこれら排気口に接続され、ダウンチ
ューブ34、34間から斜め下前方にのび、エンジン60の前
方で上方へ立上った後エンジン60の上部側方を通り後方
へのびている。これら両排気膨張管68、68は第1図から
明らかなように、両前輪42、42の間へ進入し、側面視両
前輪42、42と重ねるようにしてその長さを十分に確保し
ている。ここに両膨張管68、68の最大径路A、Aはエン
ジン60の前方に位置し、その下流側はエンジン60の側方
で次第に縮径し、上チューブ14、14の間を前後方向に通
る排気管70、70に接続されている。この排気管70、70の
下流側はマフラー72、72に接続されている。
第1、2図で74、74はシリンダ62の上面に取付けられた
点火栓、第1図で76は操向軸44の前方に配設されたラジ
エタであり、このラジエタ76はエンジン60の冷却液を冷
却するものである。78は前後方向に長い跨座式運転シー
トであり、車体の上部すなわちシートレール16の上方か
ら上チューブ14の後部上方にかけて位置する。80、80は
左右一対の足置台であり、エンジン60の下側方に位置す
るように下チューブ12、12に固定されている。また82は
前輪42を覆う前フェンダ、84は後輪52を覆う後フェン
ダ、86は燃料タンク(図示せず)を覆うタンクカバーで
ある。
運転者は第1図に示すように足置台80、80に両足を置い
て運転シート78に着座する。排気膨張管68の最大径部A
はエンジン60の前方に位置し、エンジン60の上部側方で
縮径している。このため最大径部Aは運転者の足より前
方に大きく離れることになり、またエンジン60の側方に
おける膨張管68の側方への突出量も小さくなる。
本実施例ではエンジン60は2気筒であるが、本発明は前
シリンダに2気筒を有するV型3、4気筒の2サイクル
エンジンや、2本のクランク軸を並設して4つ気筒を四
角に配置したいわゆるスクウェア型の2サイクルエンジ
ンの場合にも適用でき、このようなものも包含する。
また2つの前輪42、42の間を利用して排気膨張管を両前
輪間に入るようにエンジンから前方へ大きく膨出させる
ことができ、エンジン性能を最大限引き出し得る大容積
の膨張管とすることが可能となる。しかし本発明は3輪
車や2輪車にも適用でき、そのようなものも包含する。
(発明の効果) 本発明は以上のように、左右一対の排気膨張管をエンジ
ンの前方からエンジンの上側方を通って後方にのびるよ
うに配設し、これら排気膨張管の最大径路をエンジンの
前方に位置させたから、排気膨張管をエンジンの下方付
近に配置する場合のように路面の障害物が排気膨張管に
当たるおそれがなく、障害物により排気膨張管を傷める
心配がない。また最大径部はエンジンの前方に位置する
ので、エンジン側方付近での膨張管径を小さくしてエン
ジン付近での車体幅が過大になるのを抑制できる。従っ
て運転者の足が膨張管に触れにくくなり、楽な運転姿勢
をとることを可能にすることができる。
さらに排気膨張管を両前輪の間に進入させることにより
排気膨張管を十分に長くでき、エンジン性能を最限引き
出し得る大容量の膨張管とすることが可能である。さら
にまた両前輪間の空間を利用して走行風を排気膨張管に
導き、排気膨張管の冷却性を向上させることも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である不整地走行用4輪車の
側面図、第2図はその要部の平面図、第3図は膨張管の
配置を示す正面図である。 10…車体フレーム、60…エンジン、62…シリンダ、68…
排気膨張管、A…最大径部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの前輪と、車体中央付近に搭載され車
    体幅方向に並設された2つの気筒を有する2サイクルエ
    ンジンと、車体上部に配設された跨座式運転シートとを
    備える車輛において、 前記エンジンの前方からエンジンの上側方を通って後方
    へのびる左右一対の排気膨張管を備え、前記両排気膨張
    管を側面視前記両前輪と重なるように両前輪間に進入さ
    せ前記各排気膨張管の最大径部を前記エンジンの前方に
    位置させたことを特徴とする車輛の排気装置。
JP61020147A 1986-02-03 1986-02-03 車輌の排気装置 Expired - Fee Related JPH0729629B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58176023U (ja) * 1982-05-21 1983-11-25 本田技研工業株式会社 自動二輪車等の排気装置
JPS59104824U (ja) * 1982-12-29 1984-07-14 本田技研工業株式会社 自動二輪車のサイレンサ−支持構造
JPS60128927U (ja) * 1984-02-07 1985-08-29 スズキ株式会社 オ−トバイのマフラ壁音低減装置

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