JPS62178487A

JPS62178487A - 車輌の排気装置

Info

Publication number: JPS62178487A
Application number: JP2014786A
Authority: JP
Inventors: 弘中井; 敏正森田
Original assignee: Yamaha Motor Co Ltd
Current assignee: Yamaha Motor Co Ltd
Priority date: 1986-02-03
Filing date: 1986-02-03
Publication date: 1987-08-05
Anticipated expiration: 2010-04-05
Also published as: JPH0729629B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、車体中央付近に車体幅方向に並設された２つ
の気筒を有する２サイクルエンジンを搭載し、車体Ｌ？
Ｂに跨座式運転シートを配、１貧した２、３．４輪の小
型の車輛における排気装置に関するものである。

（発明の背景）車体中央付近にエンジンを、また車体上部に跨座式運転
シートをそれぞれ配設した２、３．４輪の小型の車輛が
従来よりある。この種の車輛で。

エンジンを２つの気筒が車体幅方向に並設された２サイ
クルエンジンとした場合には、エンジン性能を向上させ
るために各気筒毎に独立に排気膨張管を設ける必要があ
る。この排気膨張管はその径が大きいため、エンジンの
前方から下方付近を通したのでは、路面の障害物が排気
１膨張管にわたり易くなる。またエンジン側方を通した
のでは、エンジン側方付近の車体幅が増大し、運転者の
足が１膨張管に当たり易くなるという問題が生じる。

（発明の目的）本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、車
体幅方向の２つの気筒を有する２サイクルエンジンを車
体中央付近に搭・威したにもかかわらず、エンジン側力
付近の虫体幅が過大にならず、しかも路面の障害物がヨ
たって排気膨張管を傷めるおそれが無い車輛の排気装置
を提供することを目的とする。

（発明の構成）本発明によればこの目的は、車体中央付近に搭載され車
体幅方向に並設された２つの気筒を有する２サイクルエ
ンジンと、車体上部に配設された跨座式運転シートとを
備える車輛において、前記エンジンの前方からエンジン
の上側方を通って後方へのびる左右一対の排気１膨張管
を備え、前記各排気１膨張管の最大径部を前記エンジン
の前方に位置させたことを特徴とする【］Ｌ輛の排気装
置により達成される。

（実施例）第１図は本発明の一実施例である不整地走行用４輪車の
側面図、第２図はその要部の平面図、第３図は１彰張管
の配置を示す正面図である。

これらの図で符号１０は車体フレームであり、左右一対
の下チューブ１２．１２と、下チューブ１２０前後端に
結合され上方へ凸となるように折曲された左右一対のと
チューブ１４．１４と、上チユーブ１４の上後部から後
方へのびる左右一対のシートレール１６．１６と、バッ
クチューブ１８．１８と、両手°チューブ１２．１２を
つなぐクロスチューブ２０．２２．２４と、両Ｉニチュ
ーブ１４．１４をつなぐクロスチューブ２６．２８．３
０．３２と、Ｌドグロスチューブ２２．２８をつなぐ左
右一対のダウンチューブ３４．３４と、クロスチューブ
２６と下チューブ１２とをつなぐ左右一対の前立チュー
ブ３６（一方のみ図示）とを備える。ダウンチューブ３
４．３４は第３図に示すようにＬ部でその間隔が狭くな
っている。

３８は左右一対の前緩衝器（一方のみ図示）であり、そ
の上端は上チユーブ１４に支持され、その下端はロアア
ーム４０によりＦ−ド動自在に保持されている。各緩衝
器３８の下端には左右一対の前輪４２（一方のみ図示）
が操舵可能に取付けられ、ストラット式前輪独立懸架装
置行が形成される。４４は操向軸、４６は操向バーハン
ドルである。

４８はリヤアームであり、その前端は車体フレーム１０
に上下Ｊ、ｆ動自在に軸着され、その後端に回転自在に
保持された後輪軸５ｏの左右端にはそれぞれ後輪５２（
一方のみ図示）が固定されている。このリヤアーム４８
はリンク５４．５６を介して後緩衝器５８により下方へ
の復帰力が付ゲされている。これら前１陥４２および後
輪５２には幅広超低圧タイヤ（いわゆるバルーンタイヤ
）が装着されている。

６０は車体の中央付近に搭載された水冷式２サイクル２
気筒ニンジンである。このエンジン６０は車体’１Ｉｉ
ｊｉ方向に並設された２つの気筒を備え、各気筒を含む
シリンダ６２はクランクケース６４から斜め下前方へ起
ケしている。このシリンダ６２の後面には２つの気化器
６６、ｄ６が車体幅方向に並設されている。

６８．６８は左右一対の排気＋Ｗ張管である。エンジン
６０の各気筒の排気口はシリンダ前面にあって、左右の
ダウンチューブ３４．３４間から斜め下前方を指向して
開１７１　している。膨張管６８．６８はこれら排気［
」に接続され、ダウンチューブ３４．３４間から斜め下
前方にのび、エンジン６０の前方で北方へ立辷った後エ
ンジン６０の上部側方を通り後方へのびている。ここに
両膨張管６８．６８の最大径部Ａ、Ａはエンジン６０の
前方に位置し、その下流側はエンジン６０の側方で次第
に縮径し、上チユーブ１４．１４の間を前後方向に通る
排気管７０．７０に接続されている。この排気管７０．
７０の下流側はマフラー７２．７２に接続されている。

第１，２図で７４．７４はシリンダ６２の上面に取付け
られた点火栓、第１図で７６は操向軸４４の前方に配設
されたラジエタであり、このラジエタ７６はエンジン６
０の冷却液を冷却するものである。７８は前後方向に長
い跨座式運転シートであり、車体のＦ：、部すなわちシ
ートレール１６の北方から北チューブ１４の後部上方に
かけて位置する。８０．８０は左右一対の足置台であり
、エンジン６０のＦ側方に位置するように丁チューブ１
２．１２に固定されているつまた８２は前輪４２を覆う
前フェンダ、８４は後輪５２を覆う後フェンダ、８６は
燃料タンク（図示せず）を覆うタンクカバーである。

運転者は第１図に示すように足置台８０．８０に両足を
置いて運転シート７８に前座する。

排気１膨張管６８の最大径部Ａはエンジン６０の前方に
位置し、エンジン６０のＪ：部側方で縮径している。こ
のため最大径部Ａは運転者の足より前方に大きく離れる
ことになり、またエンジン６０の側方における膨張管６
８の側方への突出量も小さくなる。

本実施例ではエンジン６０は２気筒であるが、本発明は
前シリンダに２気筒を有するＶ型３．４気筒の２サイク
ルエンジンや、２木のクランク軸を並設して４つ気筒を
四角に配置したいわゆるスフウェア型の２サイクルエン
ジンの場合にも適用でき、このようなものも包含する。

また本実施例のように２つの前輪を有する車輛では、排
気１彫張管を両前輪間に入るようにエンジンから前方へ
大きく膨出させることができ、エンジン性能を最大限引
き出し得る大容積の膨張管とすることが可能となる。し
かし本発明は３を論車や２輪１１（にも適用でき、その
ようなものも包含する。

（発明の効果）本発明は以北のように、左右一対の排気膨張管をエンジ
ンの前方からエンジンの上側方を通って後方にのびるよ
うに配設し、これら排気膨張管の最大径部をエンジンの
前方に位置させたから、排気膨張管をエンジンのＦ方付
近に配置する場合のように路面の障害物が排気膨張管に
出たるおそれがなく、障害物により排気膨張管を傷める
心配がない。また最大径部はエンジンの前方に位置する
ので、エンジン側方付近での膨張管径を小さくシ。

てエンジン付近での車体幅が過大になるのを抑制できる
。従って運転者の足が膨張管に触れにくくなり、楽な運
転姿勢をとることを可能にすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である不整地走行用４輪車の
側面図、第２図はその要部の上面図、第３図は膨張管の
配置を示す正面図である。１０・・・車体フレーム、６０・・・エンジン、６２・・・シリンダ、６８・・・排気膨張管、Ａ・・・最大径部。

Claims

【特許請求の範囲】車体中央付近に搭載され車体幅方向に並設された２つの
気筒を有する２サイクルエンジンと、車体上部に配設さ
れた跨座式運転シートとを備える車輛において、前記エンジンの前方からエンジンの上側方を通って後方
へのびる左右一対の排気膨張管を備え、前記各排気膨張
管の最大径部を前記エンジンの前方に位置させたことを
特徴とする車輛の排気装置。