JPH01228683A - 金属板材の圧着圧延方法 - Google Patents
金属板材の圧着圧延方法Info
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- JPH01228683A JPH01228683A JP5270488A JP5270488A JPH01228683A JP H01228683 A JPH01228683 A JP H01228683A JP 5270488 A JP5270488 A JP 5270488A JP 5270488 A JP5270488 A JP 5270488A JP H01228683 A JPH01228683 A JP H01228683A
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Landscapes
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- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、複数枚の金属板材を重ね合わせそれを圧着・
圧延してクラツド材にするときに発生し易い金属板材と
圧延ロールとの接触面における焼付き現象を防止する金
属板材の圧着圧延方法に関する。
圧延してクラツド材にするときに発生し易い金属板材と
圧延ロールとの接触面における焼付き現象を防止する金
属板材の圧着圧延方法に関する。
(従来の技術、)
従来からクラツド材を製造する方法の1つとして冷間圧
延法が知られている。この方法によって2枚の金属板材
をクラッドする場合を第2図に示した工程図で説明する
。
延法が知られている。この方法によって2枚の金属板材
をクラッドする場合を第2図に示した工程図で説明する
。
図において、互いにクラッドされる金属板材(または金
属薄帯)la、1bは、それぞれの巻出しり−ル2a、
2bからラインに供給される。
属薄帯)la、1bは、それぞれの巻出しり−ル2a、
2bからラインに供給される。
板材1a、lbの合せ面はいずれもワイヤブラシのよう
な研磨手段3a、3bによって研磨され清浄化される。
な研磨手段3a、3bによって研磨され清浄化される。
ついで板材1a、lbは合せ面で重ね合わされ、そのま
まの状態で通常はステンレス鋼で製造されている圧延ロ
ール4a、4bの間に送入される。板材1a、1bはこ
れら圧延ロール4a、4bによって板厚方向から圧着・
圧延されて機械的に一体化される。得られたクラツド材
5は巻取りリール6に巻取られたのち、所定の拡散加熱
処理が施されて製品となる。
まの状態で通常はステンレス鋼で製造されている圧延ロ
ール4a、4bの間に送入される。板材1a、1bはこ
れら圧延ロール4a、4bによって板厚方向から圧着・
圧延されて機械的に一体化される。得られたクラツド材
5は巻取りリール6に巻取られたのち、所定の拡散加熱
処理が施されて製品となる。
上記した一連の工程のうち、圧着・圧延工程においては
、板材を強固に一体化させるために、圧延圧下率は1バ
スで少なくとも40%、望ましくは50%以上に設定さ
れることが必要とされる。
、板材を強固に一体化させるために、圧延圧下率は1バ
スで少なくとも40%、望ましくは50%以上に設定さ
れることが必要とされる。
このように過酷な圧下率を設定する際には、板材と圧延
ロールとの接触面における焼付き現象を防止することが
必要となり、そのために上記接触面における両者間の潤
滑性を良好にすることが必要となる。
ロールとの接触面における焼付き現象を防止することが
必要となり、そのために上記接触面における両者間の潤
滑性を良好にすることが必要となる。
しかし、この場合は、従来から冷間圧延における潤滑性
を高めるために慣用されているような大量の流体潤滑油
を用いることはできない、その理由は、上記流体潤滑油
を再圧延ロールの間に供給すると、その潤滑油が合せ面
の間に侵入し、その結果、板材間の圧着・圧延が妨げら
れ板材間の強固な一体化を実現し得なくなるからである
。
を高めるために慣用されているような大量の流体潤滑油
を用いることはできない、その理由は、上記流体潤滑油
を再圧延ロールの間に供給すると、その潤滑油が合せ面
の間に侵入し、その結果、板材間の圧着・圧延が妨げら
れ板材間の強固な一体化を実現し得なくなるからである
。
このようなことから、上記圧着圧延工程においては、矢
線7a、7bで示した各圧延ロール部分の面に、動物油
脂のようなグリス状潤滑剤や固形石けんのような固形潤
滑剤を少量づつ塗布して、板材と圧延ロールの接触面に
潤滑性を付与するという処理が採られている。
線7a、7bで示した各圧延ロール部分の面に、動物油
脂のようなグリス状潤滑剤や固形石けんのような固形潤
滑剤を少量づつ塗布して、板材と圧延ロールの接触面に
潤滑性を付与するという処理が採られている。
(発明が解決しようとする課B)
しかしながら、上記した潤滑方法の場合、板材と圧延ロ
ールとの接触面における潤滑性能は不足気味になる。そ
のため、板材がそれ自体潤滑性を備えていて圧延ロール
との焼付きを起さないような材料(w4または銅合金)
で構成されている場合はさほど問題は起こらないが、し
かし、例えば板材が鋼とくにニッケル系ステンレス鋼の
ようなニッケル系合金、純ニッケル、アルミニウムまた
はその合金等の焼付きを起し易すい材料で構成されてい
る場合は、頻繁に圧延ロールとの間に焼付き現象が発生
する。
ールとの接触面における潤滑性能は不足気味になる。そ
のため、板材がそれ自体潤滑性を備えていて圧延ロール
との焼付きを起さないような材料(w4または銅合金)
で構成されている場合はさほど問題は起こらないが、し
かし、例えば板材が鋼とくにニッケル系ステンレス鋼の
ようなニッケル系合金、純ニッケル、アルミニウムまた
はその合金等の焼付きを起し易すい材料で構成されてい
る場合は、頻繁に圧延ロールとの間に焼付き現象が発生
する。
こような焼付き現象が起ると、圧延ロールから導出され
てきたクラツド材の表面は粗面化し、場合によっては疵
が発生する。そのため、この粗面の平滑化または表面疵
の除去のために、クラツド材の表面を研削・研磨すると
いう後処理が必要になる。しかも、圧延ロールの側にも
同様の問題が発生するので、圧延ロールに対してもその
ロール面の研削・研磨処理が必要となる。
てきたクラツド材の表面は粗面化し、場合によっては疵
が発生する。そのため、この粗面の平滑化または表面疵
の除去のために、クラツド材の表面を研削・研磨すると
いう後処理が必要になる。しかも、圧延ロールの側にも
同様の問題が発生するので、圧延ロールに対してもその
ロール面の研削・研磨処理が必要となる。
しかしながら、この処理は、粗から平滑へと数段階に分
割された研削・研磨工程を順次経由して行なわれるため
、その工数は大となりまたクラツド材の表面研削量も多
くなって重量歩留りは低下する。そのため、得られたク
ラツド材の製造コストは著しく高くなる。
割された研削・研磨工程を順次経由して行なわれるため
、その工数は大となりまたクラツド材の表面研削量も多
くなって重量歩留りは低下する。そのため、得られたク
ラツド材の製造コストは著しく高くなる。
このような不都合をもたらす焼付きを防止するためには
、冷間圧延における圧延ロールの圧下率を低下せしめれ
ばよい、しかし、そのような処置は、板材間の圧着を不
充分にし、強固に一体化したクラツド材の製造を不可能
にする。
、冷間圧延における圧延ロールの圧下率を低下せしめれ
ばよい、しかし、そのような処置は、板材間の圧着を不
充分にし、強固に一体化したクラツド材の製造を不可能
にする。
本発明は上記した問題を解消し、圧延ロールと接触する
金属板材が焼付きを起し易い材料で構成されている場合
であっても、焼付きを起すことのない圧着圧延方法の提
供を目的とする。
金属板材が焼付きを起し易い材料で構成されている場合
であっても、焼付きを起すことのない圧着圧延方法の提
供を目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明の金属板材の圧着圧
延方法は、その構成を、複数枚の金属板材を重ね合せた
のち圧延ロールで冷間圧延して前記複数枚の金属板材を
一体化する金属板材の圧着圧延方法において、圧延ロー
ルと焼付きを起し易い金属板材の少なくとも前記圧延ロ
ールと接触する面には、あらかじめ酸化皮膜が形成され
ているようにしたことを特徴とする。
延方法は、その構成を、複数枚の金属板材を重ね合せた
のち圧延ロールで冷間圧延して前記複数枚の金属板材を
一体化する金属板材の圧着圧延方法において、圧延ロー
ルと焼付きを起し易い金属板材の少なくとも前記圧延ロ
ールと接触する面には、あらかじめ酸化皮膜が形成され
ているようにしたことを特徴とする。
本発明方法において、圧延ロールとの間で焼付きを起し
易い材料から成る金属板材に対しては、その表面に予め
酸化皮膜を形成し、しかるのちに他の金属板材とともに
圧着圧延処理が施される。
易い材料から成る金属板材に対しては、その表面に予め
酸化皮膜を形成し、しかるのちに他の金属板材とともに
圧着圧延処理が施される。
この酸化皮膜は、少なくとも金属板材が圧延ロールと接
触する面に形成される。金属板材の両面に形成してもよ
いが、その場合は、他の板材との重ね合わせの前段でそ
の合せ面に形成されている酸化皮膜を除去することが必
要になる。酸化皮膜は潤滑性に冨むが、しかし圧着圧延
による板材間の一体化を妨害するからである。
触する面に形成される。金属板材の両面に形成してもよ
いが、その場合は、他の板材との重ね合わせの前段でそ
の合せ面に形成されている酸化皮膜を除去することが必
要になる。酸化皮膜は潤滑性に冨むが、しかし圧着圧延
による板材間の一体化を妨害するからである。
酸化皮膜の厚みは、その種類、圧下率のような圧延条件
によって異なってくるが、あまり薄くても潤滑性効果が
発揮されずまた厚くなりすぎると剥離等が生ずるので、
通常は0.1〜1.0μm程度にすることが好ましい。
によって異なってくるが、あまり薄くても潤滑性効果が
発揮されずまた厚くなりすぎると剥離等が生ずるので、
通常は0.1〜1.0μm程度にすることが好ましい。
この酸化皮膜を形成する際には、皮膜を形成すべき金属
板材を大気中で加熱すればよい。
板材を大気中で加熱すればよい。
このときの加熱温度、加熱時間は、金属板材の種類、形
成すべき酸化皮膜の厚みなどによって適宜変動させるこ
とが必要となり一義的に決めるわけにはいかない0例え
ば、金属板材がSO3304から成る場合、500°C
で10分間大気中で加熱すると約0.1μm程度の酸化
皮膜が形成される。
成すべき酸化皮膜の厚みなどによって適宜変動させるこ
とが必要となり一義的に決めるわけにはいかない0例え
ば、金属板材がSO3304から成る場合、500°C
で10分間大気中で加熱すると約0.1μm程度の酸化
皮膜が形成される。
このように酸化皮膜が形成されている金属板材の合せ面
を清浄化し、他の金属板材と重ね合せたのち圧延ロール
で圧着圧延する。得られたクラツド材は、その片面に上
記酸化皮膜が形成されているので、これが除去されて製
品となる。この酸化皮膜の除去作業は、通常のワイヤブ
ラシ研磨、通常の砥粒研磨のような軽度の研磨を行なえ
ばよく極めて簡単な作業である。
を清浄化し、他の金属板材と重ね合せたのち圧延ロール
で圧着圧延する。得られたクラツド材は、その片面に上
記酸化皮膜が形成されているので、これが除去されて製
品となる。この酸化皮膜の除去作業は、通常のワイヤブ
ラシ研磨、通常の砥粒研磨のような軽度の研磨を行なえ
ばよく極めて簡単な作業である。
(作用)
圧延ロールと焼付き易すい金属板材のその圧延ロール側
の面には潤滑性に富む酸化皮膜が形成されている。それ
ゆえ、この酸化皮膜の作用により、金属板材と圧延ロー
ルの接触面における焼付きは防止される。
の面には潤滑性に富む酸化皮膜が形成されている。それ
ゆえ、この酸化皮膜の作用により、金属板材と圧延ロー
ルの接触面における焼付きは防止される。
(発明の実施例)
幅100間厚み2.0鵬のニッケル系ステンレス綱(S
US 304)のコイル材に、幅100mm厚ミ0.
1μmの773キユプロニツケルのコイル材をクラッド
した。
US 304)のコイル材に、幅100mm厚ミ0.
1μmの773キユプロニツケルのコイル材をクラッド
した。
SUS 304コイル材は、圧着圧延に先立ち、大気
中において500°Cで10分間加熱して、両面に厚み
0.1μmの酸化皮膜を形成しである。
中において500°Cで10分間加熱して、両面に厚み
0.1μmの酸化皮膜を形成しである。
両コイル材の合せ面をワイヤーブラシで研磨して清浄化
し、2枚重ね合せて連続的に冷間圧延機に通した。圧延
ロールの圧下率を52.4%とした。
し、2枚重ね合せて連続的に冷間圧延機に通した。圧延
ロールの圧下率を52.4%とした。
厚みが1.0 asの圧着コイルが得られた。
得られた圧着コイル125mは、その全長に亘り圧延ロ
ールとの焼付きは認められず光沢面でありだ。得られた
面は、JIS BO601で規定するRmaxが0.
8〜1.0μmであった。
ールとの焼付きは認められず光沢面でありだ。得られた
面は、JIS BO601で規定するRmaxが0.
8〜1.0μmであった。
酸化皮膜側の面のみを粒度Nα500のフラップホイー
ルで約0.5μm深さの軽研削を行なったのち、105
0℃で2分間、連続光輝焼鈍を行ない、板厚0.5 m
まで冷間圧延して目的とするクラツド板に仕上げた。
ルで約0.5μm深さの軽研削を行なったのち、105
0℃で2分間、連続光輝焼鈍を行ない、板厚0.5 m
まで冷間圧延して目的とするクラツド板に仕上げた。
また、圧着圧延時の適用条件から、Bland−For
dの簡易式に基づいて摩擦計数(μ)を算出し、その結
果を、処理コイル長(m)の関係として第1図に実線で
示した。
dの簡易式に基づいて摩擦計数(μ)を算出し、その結
果を、処理コイル長(m)の関係として第1図に実線で
示した。
比較のために、酸化皮膜を形成しないSOS 304コ
イル材をクラッドした。得られた圧着コイルの圧延ロー
ルと接触する側の面は、約25m付近から焼付きが始ま
り、約75m付近から全面に亘って焼付きが広がり、以
後その焼付きの状態は変らなかった。このときのRwa
xは80〜100μmであった。
イル材をクラッドした。得られた圧着コイルの圧延ロー
ルと接触する側の面は、約25m付近から焼付きが始ま
り、約75m付近から全面に亘って焼付きが広がり、以
後その焼付きの状態は変らなかった。このときのRwa
xは80〜100μmであった。
この圧着コイルに対しては、粒度Nα80. N111
60゜Nα320. Nα500の各フラップホイール
を順次用いてそれぞれ1パスづつ研削し、合計約100
μm深さの重研削を行なって、R+ax O,8−1,
0pm程度に平滑化したのち、実施例と同様の処理を施
して目的とするクラツド板に仕上げた。
60゜Nα320. Nα500の各フラップホイール
を順次用いてそれぞれ1パスづつ研削し、合計約100
μm深さの重研削を行なって、R+ax O,8−1,
0pm程度に平滑化したのち、実施例と同様の処理を施
して目的とするクラツド板に仕上げた。
また、B 1and −Fordの簡易式から算出した
μを処理コイル長の関係として第1図に破線で示した。
μを処理コイル長の関係として第1図に破線で示した。
(発明の効果)
以上の説明で明らかなように、本発明の金属板材の圧着
圧延方法は、圧延ロールと焼付きを起こし易すい金属板
材の少なくとも前記圧延ロールと接触する面には、あら
かじめ酸化皮膜が形成されているようにしたので、この
潤滑性に富む酸化皮膜の作用により、金属板材と圧延ロ
ールとの接触面における焼付きが防止される。
圧延方法は、圧延ロールと焼付きを起こし易すい金属板
材の少なくとも前記圧延ロールと接触する面には、あら
かじめ酸化皮膜が形成されているようにしたので、この
潤滑性に富む酸化皮膜の作用により、金属板材と圧延ロ
ールとの接触面における焼付きが防止される。
その結果、易焼付性材料の板材をクラッドする場合でも
、その焼付きに伴う粗面化または疵の発生という事態は
防止されその面は平滑面になり、従来のような研削、研
磨処理が不要となる。それゆえ、製造コストは著しく低
減する。
、その焼付きに伴う粗面化または疵の発生という事態は
防止されその面は平滑面になり、従来のような研削、研
磨処理が不要となる。それゆえ、製造コストは著しく低
減する。
第1図は、圧着圧延工程における実施例と比較例の摩擦
係数と処理コイル長との関係図、第2図は冷間圧延法に
よりクラツド材を製造する際の工程を示す模式図である
。 !a、Ib・・・金属板材、2a、2b・・・巻出しす
−ル、3a、3b・・・研磨手段、4a、4b・・・圧
延ロール、5・・・クラツド材、6・・・巻取リリール
。
係数と処理コイル長との関係図、第2図は冷間圧延法に
よりクラツド材を製造する際の工程を示す模式図である
。 !a、Ib・・・金属板材、2a、2b・・・巻出しす
−ル、3a、3b・・・研磨手段、4a、4b・・・圧
延ロール、5・・・クラツド材、6・・・巻取リリール
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 複数枚の金属板材を重ね合せたのち圧延ロールで冷間圧
延して前記複数枚の金属板材を一体化する金属板材の圧
着圧延方法において、 圧延ロールと焼付きを起し易い金属板材の少なくとも前
記圧延ロールと接触する面には、あらかじめ酸化皮膜が
形成されていることを特徴とする金属板材の圧着圧延方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5270488A JPH01228683A (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | 金属板材の圧着圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5270488A JPH01228683A (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | 金属板材の圧着圧延方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01228683A true JPH01228683A (ja) | 1989-09-12 |
Family
ID=12922280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5270488A Pending JPH01228683A (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | 金属板材の圧着圧延方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01228683A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105195512A (zh) * | 2015-09-14 | 2015-12-30 | 山东钢铁股份有限公司 | 制备金属复合板的设备及其制备方法 |
JP7072198B1 (ja) * | 2021-02-04 | 2022-05-20 | 燕山大学 | 圧延前に酸化処理を経た鋼とアルミニウムとの両金属を圧延してラミネートする方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6044041A (ja) * | 1983-08-15 | 1985-03-08 | モビル オイル コ−ポレ−シヨン | 触媒の処理法 |
JPS6349383A (ja) * | 1986-08-13 | 1988-03-02 | Daido Steel Co Ltd | 易焼付性金属板材の圧延圧着方法 |
-
1988
- 1988-03-08 JP JP5270488A patent/JPH01228683A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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JP7072198B1 (ja) * | 2021-02-04 | 2022-05-20 | 燕山大学 | 圧延前に酸化処理を経た鋼とアルミニウムとの両金属を圧延してラミネートする方法 |
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