JPH01226775A - セラミックスの電気接合方法および接合用発熱部材 - Google Patents

セラミックスの電気接合方法および接合用発熱部材

Info

Publication number
JPH01226775A
JPH01226775A JP5234588A JP5234588A JPH01226775A JP H01226775 A JPH01226775 A JP H01226775A JP 5234588 A JP5234588 A JP 5234588A JP 5234588 A JP5234588 A JP 5234588A JP H01226775 A JPH01226775 A JP H01226775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramics
ceramic plate
bonding
conductive ceramic
bonding agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5234588A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2745522B2 (ja
Inventor
Koji Okuda
浩司 奥田
Tokuzo Nishi
西 徳三
Hisakiyo Hoshino
星野 久清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihen Corp
Original Assignee
Daihen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihen Corp filed Critical Daihen Corp
Priority to JP63052345A priority Critical patent/JP2745522B2/ja
Publication of JPH01226775A publication Critical patent/JPH01226775A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2745522B2 publication Critical patent/JP2745522B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B37/00Joining burned ceramic articles with other burned ceramic articles or other articles by heating
    • C04B37/003Joining burned ceramic articles with other burned ceramic articles or other articles by heating by means of an interlayer consisting of a combination of materials selected from glass, or ceramic material with metals, metal oxides or metal salts
    • C04B37/005Joining burned ceramic articles with other burned ceramic articles or other articles by heating by means of an interlayer consisting of a combination of materials selected from glass, or ceramic material with metals, metal oxides or metal salts consisting of glass or ceramic material
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2235/00Aspects relating to ceramic starting mixtures or sintered ceramic products
    • C04B2235/65Aspects relating to heat treatments of ceramic bodies such as green ceramics or pre-sintered ceramics, e.g. burning, sintering or melting processes
    • C04B2235/66Specific sintering techniques, e.g. centrifugal sintering
    • C04B2235/666Applying a current during sintering, e.g. plasma sintering [SPS], electrical resistance heating or pulse electric current sintering [PECS]
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2237/00Aspects relating to ceramic laminates or to joining of ceramic articles with other articles by heating
    • C04B2237/02Aspects relating to interlayers, e.g. used to join ceramic articles with other articles by heating
    • C04B2237/04Ceramic interlayers
    • C04B2237/06Oxidic interlayers
    • C04B2237/062Oxidic interlayers based on silica or silicates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2237/00Aspects relating to ceramic laminates or to joining of ceramic articles with other articles by heating
    • C04B2237/02Aspects relating to interlayers, e.g. used to join ceramic articles with other articles by heating
    • C04B2237/04Ceramic interlayers
    • C04B2237/08Non-oxidic interlayers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2237/00Aspects relating to ceramic laminates or to joining of ceramic articles with other articles by heating
    • C04B2237/30Composition of layers of ceramic laminates or of ceramic or metallic articles to be joined by heating, e.g. Si substrates
    • C04B2237/32Ceramic
    • C04B2237/36Non-oxidic
    • C04B2237/368Silicon nitride
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2237/00Aspects relating to ceramic laminates or to joining of ceramic articles with other articles by heating
    • C04B2237/50Processing aspects relating to ceramic laminates or to the joining of ceramic articles with other articles by heating
    • C04B2237/76Forming laminates or joined articles comprising at least one member in the form other than a sheet or disc, e.g. two tubes or a tube and a sheet or disc

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Ceramic Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はセラミックスの電気接合方法および接合用発熱
部材に関するものである。
[従来の技術と発明が解決しようとする問題点]セラミ
ックスの接合方法として、炉中接合法、電接法、ガラス
接合法などが知られている。炉中接合法においては、セ
ラミックス全体を高温炉の中に入れ、ヒーターからの輻
射や対流によりセラミックスを所定の温度まで加熱する
しかし、接合温度が高くなると、セラミックスの表面酸
化及び母材の劣化が全体に及ぶ虞れがあるという重大な
問題がある。またセラミックスが大型化すれば、それに
伴い高温炉の設備が高価になり、炉が大きくなれば、所
定の温度まで加熱する時間及び冷却時間も長くなり、ラ
ンニングコストも高価となる問題があった。
従来の電接法は一対の電極間に若干の間隙をあけて、接
合剤をはさみ込んだセラミックスの接合部を配置し、電
極間にアーク放電を生じさせ、接合剤中にアーク電流を
流すことにより接合剤を溶融し、セラミックスを接合す
るものである。従来の電接法においては高温において導
電性を有する接合剤が用いられ、接合剤を導電性を有す
る状態にするためガス炎で接合部を加熱しながら電極間
に高電圧を印加し通電することが一般に行われる。
しかし、従来の電接法においては、アークにより接合部
にくぼみなどを生じること、真空中や不活性ガス雰囲気
中での接合ができないこと、高電圧を要することにより
安全上特別の注意を要することなどの問題点があった。
ガラス接合法は特公昭53−29167に示されたもの
で、セラミックス同志をガラスろう材を被覆した金属薄
板を介して押つけ、この金属薄板に通電することにより
、金属薄板を発熱させてガラスろう材を溶融し、金属薄
板を介してセラミックス同志を接合するものである。
ガラス接合法においては、接合後においても数百μm以
」−の金属薄板がそのまま残存するため、耐熱性、耐薬
品性、耐摩耗性などが低下し、このためセラミックス本
来の特徴が発揮できないという問題点があった。
またセラミックスがSi3N4やサイアロンのように熱
膨脹率の極めて小さい材料の場合は残存金属とセラミッ
クスとの熱膨脹率の相違による残留応力のため接合強度
の低下を来たす問題点があった。
[問題点を解決するための手段] 上記の問題点を解決するために、本発明においては、両
面に接合剤を配した導電性セラミックス板を接合しよう
とするセラミックスの接合面間に介在させ、所定の圧力
を加えて前記セラミックス同志を突合せ、前記セラミッ
クスを介して対向する少くとも一対の電極を前記導電性
セラミックス板の両側間に当接させ、前記電極間に通電
を行うことによりジュール熱を発生させて前記導電性セ
ラミックス板、前記接合剤および前記セラミックスの接
合面近傍を加熱し、高温において前記接合剤をこれと隣
接する前記セラミックスおよび前記導電性セラミックス
板とに反応させ、セラミックス同志を導電性セラミック
ス板を介して接合する。
[作用及び実施例コ 以下、本発明を図面を参照して説明する。第1図は、本
発明による接合の概要を示す要部断面図であって、例え
ば角柱状のセラミックス同志を上下に配置して接合する
場合を示している。
被接合体であるセラミックスIA、IBの接合面間に、
接合剤2A、2Bをそれぞれ導電性セラミックス板3の
両面に配して介在させる。導電性セラミックス板3はセ
ラミックスIA、IBの端面から左右に突出していて、
その突出した端部に電極4A、4Bが当接されている。
電極4A14Bにはそれぞれ通電用リード線5A、5B
が接続されている。
セラミックスIA、IBは所定の圧力Pで押し付けられ
ていて、セラミックスIAと接合剤2A間、接合剤2A
と導電性セラミックス板3間、導電性セラミックス板3
と接合剤2B間、及び接合剤2Bとセラミックス18間
は隙間なく密着している。通電用リード線5A、5Bは
図示しない電源に接続されていて、導電性セラミックス
3に通電されるようになっている。
セラミックスIA、IBとしてはAl2O3、Zr02
S102などの酸化物系セラミックスや、Si3N4、
SiC、AIN 、サイアロンなどの非酸化物系セラミ
ックスが適用できる。なお上記の例においてセラミック
スIA、IBは同種の組合せ、異種の組合せのいずれで
もよい。
導電性セラミックス板3としてはSiCやνCなどの炭
化物、TiNやTaNなどの窒化物、ZrO2やLaC
rO2などの酸化物、Mo512やMoS iなどの珪
化物、TiNやSICを含有するSi3N4 、TjN
やSiCを含有するサイアロンなどの導電性を付与され
た複合セラミックスを用ることかできる。
これらの複合セラミックスは導電性を付与する添加剤の
量を変えることにより機械的特性や熱的特性あまり劣化
させずに導電率を変化さすことができる。導電性セラミ
ックス板3の選定は接合すべきセラミックスIA、IB
と同種のものを選ぶのが好ましいが、接合体の使用目的
などにより異種のものであってもよい。異種のものであ
っても金属と比べるとはるかに接合すべきセラミックス
の特性に近いため接合後の特性劣化を少くすることがで
きる。
導電性セラミックス板3は原料混合後、接合面に応じた
適当な形状に成形し、ホットプレス法、反応焼結法、常
圧焼結法などにより焼結する。なお形状が複雑な接合面
の場合は焼結後放電加工により接合面形状に加工しても
よい。焼結した導電性セラミックス板3は接合すべき面
を研磨して平滑でかつ清浄な面とすることが望ましい。
接合剤2A、2BはセラミックスIA、IB及び導電性
セラミックス板3との両方に反応し強固な接合が得られ
るものを選ぶ。接合剤2A、2BとしてはT1、Ti−
Ni合金、Tl−Cu合金、AI、 Geなどの金属系
接合剤や、 CaO−3i02−Al 203−Mg0
1CaO−8i02−A1203−3i3N4、CaF
2−A1203−9i02などの無機物系接合剤などを
用いることができる。
上記の接合剤は溶融して反応する溶融接合であるが、反
応焼結を利用した接合剤(5fC−C−8f混合物)、
固相接合を利用した接合剤(Pt箔を用い高圧力下にお
いて反応さす)を用いることもできる。
導電性セラミックス板3の両面に接合剤2A、2Bとを
前もってサンドウィッチ状にコーティングし、一体化し
た構造のもの(接合用発熱部材)を作っておき、これを
用いてセラミックスIA、1Bの接合を行うと位置合せ
など接合作業が速く、接合品質も良好となる。接合剤2
A、2Bを導電性セラミックス板3にコーティングする
方法としてはスクリーン印刷による塗布、CVD、真空
蒸着、イオンブレーティング、スパッタリングなどの方
法があり、それらのうちから適当なものを選択する。
電極4A、4BはW%MO%Cなど耐熱性の高い導体を
用いる。通電電流が小さい場合は電極4A、4Bを導電
性セラミックス板3の端部側面に当接する方法(第1図
)をとる。通電電流が大きい場合は安定した通電を行う
ため電極4Aで導電性セラミックス板3の一方の突出し
た端部の上下面をはさみ込み、電極4Bで導電性セラミ
ックス板3の他方の突出した端部の上下面をはさみ込む
方法(第2図)をとる。
接合部の雰囲気は、大気、真空、雰囲気ガス(Ar 、
N2など)のうちから使用する接合剤や導電性セラミッ
クスの材質により適当なものを用いる。
圧力Pは接合過綽において通電開始前から通電終了後ま
で接合部が充分冷却されるまでの間印加する。圧力Pは
接合過程において必ずしも一定である必要はなく変化さ
してもよい。
電源装置(図示せず)により通電用リード線5A、5B
および電極4A、4Bを経由して導電性セラミックス板
3に通電し、導電性セラミックス板3に生じるジュール
熱により接合部の加熱を行う。
接合部の加熱は昇温、保持、降温の3過程よりなる略台
形状の温度時間特性とする。保持過程は、はぼ一定した
温度を保つ時間帯であって、このときの接合部の温度が
接合温度である。昇温過程及び降温過程は保持過程の前
後に必然的に生じるものであるが、これらの過程におい
て適当な時間的温度勾配をもつことは接合歪みを抑制す
る面で不可欠な要素である。
保持過程が終了したとき通電遮断を行えば当然降温過程
に入るが、これでは温度勾配が大き過ぎて接合歪みの問
題を生じる場合は保持過程の後低減電流を通じる時間帯
を設けることにより温度勾配を緩和する。接合温度にお
いてセラミックスIA、IBは溶融しないが、前述のよ
うに接合剤は溶融する場合(溶融接合のとき)と、熔融
せず固相状態のままの場合(反応焼結接合または固相接
合のとき)とがある。しかしいずれの場合においても接
合剤2AはセラミックスIAと導電性セラミックス板3
とに反応し、接合剤2BはセラミックスIBと導電性セ
ラミックス板3とに反応して、セラミックスIA、IB
は導電性セラミックス板3を介して強固に接合される。
セラミックスの接合後に放電加工やレーザ加工により導
電性セラミックス板3の突出部を削除する。なお第1図
の方法においては導電性セラミックス板3の突出部をご
くわずかにでき、このようにすれば突出部の削除加工は
不要となる。
次に発明者等が行った実施例について、第3図及び第4
図を参照してその概要を述べる。6A。
6Bは熱伝導率の小さい断熱構造体であって内面に熱反
射板(モリブデン製)?A、7Bが加熱効率を高める目
的で取付けられている。8は加圧用ラムであって接合部
に所定の圧力を加えるためのものである。9は外箱であ
って図示しない雰囲気造成装置により外箱9内の空間を
大気、真空、雰囲気ガス(Ar 、N2など)のうちの
任意の状態下におくことができる。
図示していないが放射温度計により外箱9の外部から接
合部の温度を測定できる。なお、接合温度が低い場合は
断熱構造体6A、6Bや熱反射板7A、7Bは特に必要
でなく、雰囲気が大気のみでよい場合は外箱9は特に必
要とはしない。以下に述べる実施例1および実施例2に
用いたセラミックスIA、IBの形状は15X 15X
高さ20 m+eであり、導電性セラミックス板3の厚
さは2■としている。導電性セラミックス板3の平面形
状は第4図に示すように、電極4A、4Bに接する側3
a。
3b部の幅は広くなっていて、中央部3C部の幅はセラ
ミックスIA、IB部の幅(15部m)と同じで、30
部の長さはセラミックスIA、IBの厚さ(15mm)
より若干大きい。なお、第4図に示す導電性セラミック
ス板3の3C部における斜線部は接合剤2人、2Bが位
置する部分を表すもので、セラミックスIA、IBの幅
、厚さ(15X15+m)と同じ大きさである。
実施例 1 セラミックスIA、IBには高絶縁性の常圧焼結による
513N4を使用した。接合剤2A、2BにはCaO−
8102−A1203−8i3N4の混合粉体を成形用
バインダーと混練したものを用いた。
導電性セラミックス板3にはホットプレスによるSi3
N4  (TiNを添加)で抵抗率10−2Ω−cmオ
ーダのものを用いた。
そして導電性セラミックス板3の両面に接合剤を約10
0μm厚さに塗布し、接合用加熱部材とした。初期の加
圧力は0 、 I MPaとし外箱内雰囲気は大気状態
とした。
導電性セラミックス板3に約5OAの電流を通じること
により接合温度を約1,500℃としこれを約2分間保
持した後、加圧力を5MPaに増加すると同時に通電停
止した。接合部外面を成形後、曲げ試験用に3×4×長
さ40市の大きさに加工し4点曲げ試験を行った結果、
試料の4点曲げ強度は約400〜5QOMPaであった
実施例 2 セラミックスIA、IBには反応焼結によるsicを使
用した。接合剤2A、2Bには5IC−8j−C混合粉
末を成形用バインダーと混練し、導電性セラミックス板
3(セラミックスIA、IBと同じSIC)の両面に約
50μm厚さに塗布し、接合用加熱部材とした。
加圧力は10MPaとし外箱内雰囲気はArガスとした
。通電電流を約8OAにすることにより接合温度を約1
,700℃とし、これを約2分間保持した後、通電停止
した。接合部はSI十〇−8ICの反応が起り、母材と
同質に近い状態となり、強固な接合が行われた。試料の
4点曲げ強度は約200〜300MPaであった。(試
験試料サイズは実施例1に同じ。)[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、導電性セラミックス板
に電流を通じることによるジュール熱によって、接合部
近傍のみを直接加熱して接合するようにしたので、セラ
ミックス全体の表面酸化及び母材劣化を最小限にとどめ
ることができ、接合時間も短時間ですみ、設備費、ラン
ニングコストも安価にすることができる。
また、本発明によれば通電にアークを伴わず導電性セラ
ミックス板に電極を当接して直接通電を行うので、接合
部にくぼみを生じることもない。
また、本発明によれば、導電性セラミックス板は常温で
高い導電性を有しているため、ガスなどの予備加熱手段
が不要であり、高電圧も要しないので作業の安全性およ
び品質面で優れている。
なお、本発明においては接合しようとするセラミックス
と導電性セラミックス板の機械的特性、熱的特性および
化学的特性などが類似しているので、金属体がそのまま
の組成、形態で接合部に残留する従来の方法に比べては
るかに耐熱性、耐薬品性、耐摩耗性などに優れていて、
残留応力による問題点を減少することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるセラミックスの接合法の概要を
示す要部断面図、第2図は導電性セラミックス板3に対
する電極の当接法の異る例を示す部分断面図、第3図は
本発明によるセラミックスの実施例を示す要部断面図、
第4図は第3図における導電性セラミックス板の平面図
である。 IA、IB・・・セラミックス、2A、2B・・・接合
剤、3.3a、3b、3c・・・導電性セラミックス板
、4A、4B・・・電極、5A、5B・・・通電用リー
ド線、6A、6B・・・断熱構造体、?A、7B・・・
熱反射板、8・・・加圧ラム、9・・・外箱。 代理人 弁理士 中 井   宏

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)両面に接合剤を配した導電性セラミックス板を接
    合しようとするセラミックスの接合面間に介在させ、所
    定の圧力を加えて前記セラミックス同志を突合せ、前記
    セラミックスを介して対向する少くとも一対の電極を前
    記導電性セラミックス板の両側間に当接させ、前記電極
    間に通電を行うことによりジュール熱を発生させて前記
    導電性セラミックス板、前記接合剤および前記セラミッ
    クスの接合面近傍を加熱し、高温において前記接合剤を
    これと隣接する前記セラミックスおよび前記導電性セラ
    ミックス板とに反応させ、セラミックス同志を導電性セ
    ラミックス板を介して接合することを特徴とするセラミ
    ックスの電気接合方法。
  2. (2)高温において導電性セラミックス板および接合し
    ようとするセラミックスの双方とに反応する接合剤を、
    前記導電性セラミックス板の両面にコーティングするこ
    とにより、前記導電性セラミックス板と前記接合剤とを
    サンドウィッチ状に一体化したことを特徴とするセラミ
    ックス接合に用いる接合用発熱部材。
JP63052345A 1988-03-04 1988-03-04 セラミックスの電気接合方法および接合用発熱部材 Expired - Lifetime JP2745522B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63052345A JP2745522B2 (ja) 1988-03-04 1988-03-04 セラミックスの電気接合方法および接合用発熱部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63052345A JP2745522B2 (ja) 1988-03-04 1988-03-04 セラミックスの電気接合方法および接合用発熱部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01226775A true JPH01226775A (ja) 1989-09-11
JP2745522B2 JP2745522B2 (ja) 1998-04-28

Family

ID=12912220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63052345A Expired - Lifetime JP2745522B2 (ja) 1988-03-04 1988-03-04 セラミックスの電気接合方法および接合用発熱部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2745522B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60106662A (ja) * 1983-11-11 1985-06-12 Miyata Giken:Kk 部材の接合法
JPS6136180A (ja) * 1984-07-27 1986-02-20 第一高周波工業株式会社 セラミックスの加工方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60106662A (ja) * 1983-11-11 1985-06-12 Miyata Giken:Kk 部材の接合法
JPS6136180A (ja) * 1984-07-27 1986-02-20 第一高周波工業株式会社 セラミックスの加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2745522B2 (ja) 1998-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3256598A (en) Diffusion bonding
JPH10321921A (ja) 熱電気変換モジュールおよびその製造方法
JP4873544B2 (ja) 接合体の製造方法
JP6490296B2 (ja) 半導体製造装置用部品
JPH09243201A (ja) 熱電変換装置およびその製造方法
JP2000091649A (ja) 熱電素子、熱電変換モジュールコア、熱電変換モジュールおよびその製造方法
JP3567678B2 (ja) 通電発熱体
JPH01226775A (ja) セラミックスの電気接合方法および接合用発熱部材
JPH09172204A (ja) 熱電変換装置およびその製造方法
JP2706726B2 (ja) セラミックスの電気接合方法
JPH01176283A (ja) セラミックスの電気接合方法
JPH09172057A (ja) 静電チャック
US20020162878A1 (en) Method and means for rapid heat-sink soldering
JP2773257B2 (ja) Si含有炭化ケイ素セラミックス同士の電気接合方法
JP2745539B2 (ja) セラミックスと金属との電気接合方法及び接合用インサート材
JPH0383870A (ja) 金属Si含有炭化ケイ素セラミックスの電気接合方法
JP2745538B2 (ja) セラミックス同士の電気接合方法及び接合用インサート材
JP2000286466A (ja) Si−Ge半導体素子およびその製造方法ならびに熱電変換モジュール
JPH03193675A (ja) セラミックスの電気接合方法及び電気接合用インサート材
JP2841598B2 (ja) セラミックスの電気接合方法及び電気接合用インサート材
US3941971A (en) Resistance brazing of solid copper parts to stranded copper parts with phos-silver
JPH07300374A (ja) 遮熱部材の接合構造及びその接合方法
JP2010129290A (ja) 加熱装置
JPS6265986A (ja) セラミツクスの接着方法
JPH06107473A (ja) セラミック体の接合方法