JP2000286466A - Si−Ge半導体素子およびその製造方法ならびに熱電変換モジュール - Google Patents

Si−Ge半導体素子およびその製造方法ならびに熱電変換モジュール

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Kohei Taguchi
功平 田口
Takashi Kayamoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Si−Ge系半導体とカーボン電極との接
合、ならびにカーボン電極、ろう材および金属電極との
接合が良好であり、長期信頼性の高い熱電変換モジュー
ルを提供する。 【解決手段】 Si−Ge系半導体の粉末とSi−Ge
系半導体の熱膨張率の77〜150%の熱膨張率を有す
るカーボン電極とを接触させ、Si−Ge系半導体の固
相線温度+30[K]より低い温度に保持してSi−G
e系半導体粉末を焼結すると同時にSi−Ge系半導体
(1)とカーボン電極(2)とを接合したSi−Ge半
導体素子を複数個並べ、隣接するSi−Ge半導体素子
のカーボン電極(2)どうしをろう材(4)を介して金
属電極(5)により接続した熱電変換モジュール。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱電素子(熱電発電
素子、熱電冷却素子)に用いられるSi−Ge半導体素
子およびその製造方法、ならびにこのSi−Ge半導体
素子を用いた熱電変換モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】熱電発電、熱電冷却などを行う熱電素子
は、複数個のSi−Ge系半導体を金属電極で連結して
一体化したモジュール構造の形態で利用する場合が多
い。この場合、Si−Ge系半導体と金属電極とが低い
電気抵抗で接合し、使用時に抵抗が増加したり断線する
ことがないことが要求される。また、モジュール構造を
組み上げて使用する際には、モジュール内部の温度分布
やその変動によって電極接合部に機械的な力が作用する
ため、機械的な接合強度が高いことが望ましい。
【0003】ところが、Si−Ge系半導体と金属電極
とをろう付けや拡散接合により直接的に接合することは
極めて困難である。そこで、Si−Ge系半導体にカー
ボン電極を拡散接合し、さらにカーボン電極上にろう付
けにより金属電極を接合することが行われている。
【0004】従来、Si−Ge系半導体にカーボン電極
を拡散接合する際には、両者を接触させてSi−Ge系
半導体の固相線温度(T[K])の80%程度の温度域
(0.8T[K])に保持していた。しかし、このよう
な方法では、Si−Ge系半導体とカーボン電極とを良
好に接合させることは困難であった。
【0005】そこで、Si−Ge系半導体とカーボン電
極とを接合するために、両者の間にインサート材として
例えばTi箔を設ける方法が知られている。しかし、こ
の方法では、インサート材を製造し、これをSi−Ge
系半導体とカーボン電極との間に設置する作業に手間が
かかる。また、Si−Ge系半導体とカーボン電極との
界面に連続的な金属層が存在することに起因して、使用
中にインサート材が脆化して電気抵抗が増大するなどの
現象が生じ、素子としての使用の観点から長期信頼性に
問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、Si
−Ge系半導体とカーボン電極とが良好に接合したSi
−Ge半導体素子を提供することにある。本発明の他の
目的は、Si−Ge系半導体とカーボン電極とを拡散接
合により直接的に良好に接合できる方法を提供すること
にある。本発明のさらに他の目的は、良好な接合を有し
長期信頼性の高い熱電変換モジュールを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のSi−Ge半導
体素子は、Si−Ge系半導体と、該Si−Ge系半導
体の熱膨張率の77〜150%の熱膨張率を有するカー
ボン電極とを接合したことを特徴とする。
【0008】本発明においては用いられるカーボン電極
の空隙率は1〜15%であることが好ましく、Si−G
e系半導体とカーボン電極との界面の反応層の厚さは1
000μm以下であることが好ましい。
【0009】本発明のSi−Ge半導体素子の製造方法
は、Si−Ge系半導体と該Si−Ge系半導体の熱膨
張率の77〜150%の熱膨張率を有するカーボン電極
とを接触させてSi−Ge系半導体の固相線温度+30
[K]より低い温度に保持し、両者の界面に反応層を形
成させて接合することを特徴とする。
【0010】この方法では、Si−Ge系半導体の粉末
とカーボン電極とを接触させ、Si−Ge系半導体粉末
を焼結すると同時にSi−Ge系半導体とカーボン電極
とを接合することが好ましい。ここで、粉末とは球形な
どの等方的な形状でも、フレーク状、箔状、線状のよう
に異方的な形状でもよい。すなわち、少なくとも一方向
の長さが微小であればよい。具体的には、250μm以
下のサイズであることが好ましい。これよりサイズが大
きい場合には均一化の効果を得ることが困難であり、S
i−Ge半導体の強度や電気的特性を極端に低下させる
場合がある。
【0011】本発明の熱電変換モジュールは、上記のS
i−Ge半導体素子を複数個並べ、隣接するSi−Ge
半導体素子のカーボン電極どうしを電気的に接続したこ
とを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明をより詳細に説明す
る。
【0013】本発明のSi−Ge半導体素子は、Si−
Ge系半導体とSi−Ge系半導体の熱膨張率の77〜
150%の熱膨張率を有するカーボン電極とを接触させ
てSi−Ge系半導体の固相線温度+30[K]または
T+0.02×T[K]より低い温度に保持し、両者の
界面に反応層を形成させて直接的に拡散接合したもので
ある。
【0014】Si−Ge系半導体とカーボン電極とを接
触させてSi−Ge系半導体の固相線温度近傍に保持す
ると、接合界面において一部液相が形成され、Si−G
e系半導体とカーボンとの反応が起こるため、両者を直
接的に拡散接合することができる。Si−Ge系半導体
の固相線温度+30[K]を超える温度で熱処理する
と、Si−Ge系半導体とカーボンとの界面における反
応が過剰に進行するため好ましくない。拡散接合時の熱
処理温度は、Geの融点以上であることが望ましく、さ
らにSi−Ge系半導体の固相線温度−30[K]また
はT−0.02×T[K]以上であることが好ましい。
この温度より低い温度で熱処理すると、液相が十分に生
じないため、Si−Ge系半導体とカーボンとの界面に
おける反応が不十分になり、十分な接合強度が得られな
い場合がある。Si−Ge系半導体の固相線温度はSi
とGeとの組成比に依存して変化する。たとえばGeが
少ないほど固相線温度が上昇するため、拡散接合時の熱
処理温度も上昇する。具体的には、Si=80at%、
Ge=20at%の配合比を有するSi−Ge系半導体
を用いる場合、1250〜1320℃で拡散接合するこ
とが好ましい。
【0015】この方法では、Si−Ge系半導体の粉末
とカーボン電極とを接触させ、加圧しながら上記温度ま
で加熱し、Si−Ge系半導体粉末を焼結すると同時に
Si−Ge系半導体とカーボン電極とを接合することが
好ましい。このような方法を用いれば、Si−Ge系半
導体とカーボン電極との密着性が向上し、より均一な接
合が得られる。
【0016】本発明において、カーボン電極の熱膨張率
をSi−Ge系半導体の熱膨張率の77〜150%とし
たのは、両者の熱膨張率が近いほど、拡散接合による破
壊が減少するためである。カーボン電極の熱膨張率は、
Si−Ge系半導体の熱膨張率の84〜126%、さら
に91〜118%の範囲とすることが好ましい。
【0017】本発明において、カーボン電極の空隙率は
1〜15%、さらには2〜10%であることが好まし
い。空隙率が1%未満であると、Si−Ge系半導体と
カーボン電極との界面における反応が進行せず、強固な
接合が得られない。空隙率が15%を超えると、Si−
Ge系半導体とカーボン電極との界面における反応が進
行しすぎるため接合強度が弱くなりはがれが生じるうえ
に、反応層の厚さ制御が困難になる。
【0018】本発明において、Si−Ge系半導体とカ
ーボン電極との界面における反応層の厚さは10〜10
00μm、さらには10〜500μmが好ましい。反応
層の厚さが10μm未満であると接合強度が不十分にな
る。反応層の厚さが1000μmを超えると接合界面が
脆弱になりはがれが生じる場合がある。特に反応層の厚
さが500μm以下であると、はがれが生じる確率は非
常に小さくなる。
【0019】なお、反応層はSi−Ge/カーボン界面
からカーボン電極の反対側の面にまで達することがない
ように形成されていることが好ましい。この理由は、反
応層がカーボン電極の反対側の面にまで達して形成され
ていると、ろう材により金属電極をろう付けする際に反
応層とろう材とが反応して熱電変換モジュールの接続不
良が生じることがあるためである。
【0020】本発明の熱電変換モジュールは、上記のよ
うな条件を満たし、Si−Ge系半導体とカーボン電極
とが良好に接合されたSi−Ge半導体素子を複数個並
べ、隣接するSi−Ge半導体素子のカーボン電極どう
しをろう材を介して金属電極により接続したものであ
る。この場合、ろう材の厚さを100μm以下、好まし
くは20〜80μmに調整することにより、モジュール
の破損を減少することができる。
【0021】以上のように本発明によれば、Si−Ge
系半導体とカーボン電極との接合、ならびにカーボン電
極、ろう材および金属電極との接合が良好であり、長期
信頼性の高い熱電変換モジュールを提供できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0023】以下のようにして、図1に示すSi−Ge
系半導体1の両端にカーボン電極2を有するC/Si−
Ge系半導体/Cサンドイッチ構造のSi−Ge半導体
素子を作製した。Si=80at%、Ge=20at%
の配合比を有し、p型不純物であるボロンまたはn型不
純物であるリンを0.5〜2.0E20mol/m3
濃度で含有するSi−Ge系半導体の粉末を用意した。
2枚のカーボン板の間にSi−Ge系半導体粉末をはさ
んで加圧しながら1250〜1320℃に加熱し、Si
−Ge系半導体粉末を焼結すると同時にSi−Ge系半
導体とカーボン板との接合を行った。焼結体の相対密度
は98%であった。その後、機械加工を行うことにより
3.5×3.5×10(mm)の寸法を有するSi−G
e半導体素子を作製した。
【0024】まず、表1に示すように熱膨張率の異なる
3種のカーボン−1〜3を用いた。なお、表1にはSi
−Ge半導体の熱膨張率も示す。熱膨張率は25℃から
表1に表記した各温度までの間の値である。そして、図
1の形状の素子を30個以上作製したときの素子の破壊
確率を調べた。ここで、素子の破壊とはSi−Ge半導
体に亀裂が発生したことを意味する。多くの亀裂はSi
−Ge半導体のカーボン近傍の部位に発生しており、そ
の発生原因は両者の熱膨張率の違いによると考えられ
る。表1の結果から、素子の破壊確率を抑えるために
は、カーボンの熱膨張率を制御することが有効であるこ
とがわかる。
【0025】
【表1】
【0026】素子の破壊確率と、500℃におけるカー
ボンの熱膨張率(およびカーボンの熱膨張率のSi−G
eの熱膨張率に対する比率)との関係をさらに詳細に調
べた結果を表2に示す。表2から、破壊確率を50%以
下にするためにはカーボンの熱膨張率を3.2〜6.2
[×10-7/K]の範囲に調整すればよいことがわか
る。この場合、カーボンの熱膨張率はSi−Geの熱膨
張率の77〜150%の範囲である。素子の破壊確率を
さらに低くするためには、カーボンの熱膨張率をSi−
Geの熱膨張率の84〜126%、さらに91〜118
%の範囲とすることが好ましい。
【0027】
【表2】
【0028】次に、500℃における熱膨張率が3.8
〜4.9の範囲のカーボンの空隙に気相反応または液相
反応によりカーボンを充填することにより空隙率を調整
したカーボン−A〜Cを用意した。そして、図1の形状
の素子を作製したときの素子の破壊状況、およびSi−
Ge/カーボン界面における両者の反応層の厚さを調べ
た。表3にカーボン−A〜Cの空隙率および反応層の厚
さを示す。カーボン−Aを用いた場合、加工後に全ての
素子で亀裂が発生した。多くの亀裂はSi−Ge半導体
とカーボンとの界面を起点として発生していた。この場
合、反応層の厚さが10μm以下であることから、カー
ボンの空隙率が1%未満であると両者の反応が十分に進
行せず、接合強度が弱いため亀裂が発生すると考えられ
る。カーボンBを用いた場合、素子での亀裂の発生は認
められなかった。カーボンCを用いた場合、反応層の厚
さが500μmを超えているもので接合部で破損するも
のがあった。この場合、反応層の厚さが厚いことから、
カーボンの空隙率が15%であると両者の反応が進行し
すぎるため、接合強度が弱くなり接合部でのはがれが生
じると考えられる。また、この場合、反応層の厚さ制御
が困難になる。表3の結果から、カーボンの空隙率は1
〜15%、さらには2〜10%が好ましく、反応層の厚
さは10〜1000μm、さらには10〜500μmが
好ましい。
【0029】
【表3】
【0030】図2に良好に接合されたSi−Geとカー
ボンとの接合界面近傍の電子顕微鏡写真を一例として示
す。この写真では下側がSi−Ge、上側がカーボンで
ある。上側のカーボン中で黒い斑点状に見える部分が空
隙である。Si−Ge/カーボン界面近傍のカーボン側
に、白い斑点状に見える部分が空隙に侵入したSi、G
eおよびCの反応層である。この場合、反応層の厚さは
約150μmである。
【0031】次に、上記の方法で良好に拡散接合したC
/Si−Ge系半導体/Cサンドイッチ構造を有し、S
i−Geの相対密度が98%、カーボン電極の厚みが
0.5mm、全体の寸法が3.5×3.5×9(mm)
であるp型およびn型のSi−Ge半導体素子を作製し
た。
【0032】次いで、図3および図4に示す1×18の
熱電発電用ライン型モジュールを作製した。図3(A)
はライン型モジュールの平面図、図3(B)はライン型
モジュールの側面図、図4は図3(B)のライン型モジ
ュールの高温端近傍を拡大して示す断面図である。図示
しないが、低温端側も高温端側と同じ構造をなす。ま
ず、9対(合計18個)のp型およびn型のSi−Ge
半導体素子を交互に一列に並べ、隣り合うSi−Ge半
導体1どうしの側面を酸化物ガラスで融着接合して絶縁
層3を形成した。その後、Si−Ge半導体素子を直列
接続するように、カーボン電極2上にニッケル系ろう4
によりMo電極5をろう付けした。なお、絶縁層3とニ
ッケル系ろう4との間には空隙が生じていた。
【0033】この際、表4に示すようにろう材の厚さが
異なる2種のライン型モジュール−1、2を作製した。
そして、製造時および使用時のライン型モジュールの破
損状況を調べた。ろう材厚さが20〜80μmであるモ
ジュール−1は、製造時、使用時に破損が生じることが
なく、良好な性能を示した。一方、ろう材厚さが100
〜150μmであるモジュール−2は、カーボン電極内
部、Si−Ge半導体内部またはSi−Ge/カーボン
界面で破損が生じ、熱電変換モジュールの回路が破断す
る場合があった。この結果から、良好な性能を有する熱
電変換モジュールを製造するには、ろう材の厚さを15
0μm以下、さらには100μm以下、さらには20〜
80μmに制御することが好ましいことがわかる。
【0034】ライン型モジュール−1は、高温端と低温
端との温度差が約400℃となる使用条件で、最大出力
0.9Wが得られる熱電発電モジュールとして使用でき
た。
【0035】
【表4】
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、S
i−Ge系半導体とカーボン電極とが良好に接合したS
i−Ge半導体素子、Si−Ge系半導体とカーボン電
極とを拡散接合により直接的に良好に接合できる方法、
および良好な接合を有し長期信頼性の高い熱電変換モジ
ュールを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るSi−Ge半導体素子の断面図。
【図2】本発明に係るSi−Ge半導体素子のSi−G
e/カーボン界面近傍の組織を示す電子顕微鏡写真。
【図3】本発明に係るライン型熱電変換モジュールの平
面図および側面図。
【図4】本発明に係るライン型熱電変換モジュールの高
温端近傍を拡大して示す断面図。
【符号の説明】
1…Si−Ge半導体 2…カーボン電極 3…絶縁層 4…ニッケル系ろう 5…Mo電極

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Si−Ge系半導体と、該Si−Ge系
    半導体の熱膨張率の77〜150%の熱膨張率を有する
    カーボン電極とを接合したことを特徴とするSi−Ge
    半導体素子。
  2. 【請求項2】 前記カーボン電極の空隙率が1〜15%
    であることを特徴とする請求項1記載のSi−Ge半導
    体素子。
  3. 【請求項3】 前記Si−Ge系半導体とカーボン電極
    との界面の反応層の厚さが1000μm以下であること
    を特徴とする請求項1または2記載のSi−Ge半導体
    素子。
  4. 【請求項4】 Si−Ge系半導体と該Si−Ge系半
    導体の熱膨張率の77〜150%の熱膨張率を有するカ
    ーボン電極とを接触させてSi−Ge系半導体の固相線
    温度+30[K]より低い温度に保持し、両者の界面に
    反応層を形成させて接合することを特徴とするSi−G
    e半導体素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 Si−Ge系半導体の粉末とカーボン電
    極とを接触させ、Si−Ge系半導体粉末を焼結すると
    同時にSi−Ge系半導体とカーボン電極とを接合する
    ことを特徴とする請求項4記載のSi−Ge半導体素子
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至3いずれか記載のSi−G
    e半導体素子を複数個並べ、隣接するSi−Ge半導体
    素子のカーボン電極どうしを電気的に接続したことを特
    徴とする熱電変換モジュール。
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